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Page-06

A-051
The Disrespectful Summons  (1973)
Fantod 
 Miss Squill は悪魔に襲われた。翌日、小さな怪物が訪ねて来てから、彼女に不思議な力が宿り始める。 大きな牛をひっくり返したり、隣人に呪いをかけたり思いのまま。しかし、ある日悪魔が戻って来て、 彼女を連れ去ってしまうのでした。題名を直訳すると「無礼な召還」。 「召還」されたのは、彼女か、それとも悪魔の方か? 526部限定。
A-052
Fantod IV, Three Books from the Fantod
Press (1973)  Fantod 
 A-048,051,055 はセットで526部限定販売された。A〜Zの文字が書かれた版にはGorey のサインがあり、スリップケース入り。 残りの500部はサイン無しで、オリジナル封筒入り。私が所有する版は、サインは無いものの、スリップケースに入っている。 恐らく、予備として保管されていたものが流出したのでしょう。
A-053
The Lavender Leotard  ; or, Going a Lot to the
New York City Ballet (1973)  Gotham Book Mart 
 ゴーリーがNew Tork City Ballet の50周年の記念に描いた作品集。子供達を主人公にした、バレエの様々なシーンが描かれており、 大変可愛らしい。珍しいことに、子供たちは、それほど不幸な目には合わない(笑)。初版はハードカバーで126部限定・通し番号 ・サイン入り。その後出たペーパー版でも1,000部限定。
A-054
A Limerick (1973)
Salt-works 
 様々な作家の16册の本、写真等で構成されたセットの中の1册。わずか4ページの小冊子ながら、なかなか入手困難な作品。 小さな子供が、おおきなゴム・パチンコのようなもので飛ばされて池に落ちるまでが描かれている。
A-055
The Lost Lions  (1973)
Fantod 
 Hamish は、間違って届けられた封筒が縁で、映画俳優の道へ。たちまち彼は人気者。大きな家を買って、ライオンを育て始める。 やがて彼は引退し、日記の出版の件でアメリカへ。ニュー・ジャージー に預けてあったライオン達に会いに行ったが、越冬の為にオハイオへ送られた後だった ・・・。526部限定。
A-056
Triogia  (1973)
Milano Libri Edizoni 
  "The Other Statue"(A-029)、"The Gilded Bat"(A-021)、"The Doubtful Guest"(A-003)の3作を集めた、 イタリアで出版された作品集。当然、全てイタリア語。
A-057
Der Zweifelhafte Gast Elf Merkwuridge
Bildergeschicheten  (1973)  Diogenes 
  過去に出版された10作品を集め、スイスの出版社から出されたアンソロジー。全編ドイツ語に翻訳されている。 初版はハードカバー。掲載した書影は大判のペーパーバック。
A-058
Amphigorey Too  (1975)
Putnam 
 Amphigorey"(A-044)同様の過去に出版された作品集。今度は20作品が収められている。最初はハードカバーで出版。 続いて同じ版元からペーパーカバー版が出された。現在新刊本として流通しているのは、別の出版社から出された別の版。
A-059
The Glorious Nosebleed  /Fifth Alphabet (1975)
Dodd, Mead 
  ジャケットの折り返しに記された紹介文を直訳すると「統語論・意味論・難解の鑑識家の為の懲罰的アルファベット」 (なんのこっちゃ?)。柴田元幸氏によると「副詞というものにかつてない最大級の栄光を与えた」作品とのこと。 初版は276部限定・通し番号・サイン入り。邦題「華々しき鼻血」(河出書房新社)
A-060
L'Heure Bleue  (1975)
Fantod 
  旅行嫌いのゴーリーが唯一経験した海外旅行を基に書かれた作品。 この2匹の犬(?)が哲学的な会話を展開し、読者を迷宮へと誘う。527部限定・通し番号・サイン入り。 レタード・エディションの「T」に2種類あり。他に38部限定の白黒版がある。邦題「蒼い時」(河出書房新社)
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