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Page-08

A-071
The Green Beads  (1978)
Albondocani 
 幼いTancred はおつかいに行く途中、性別も定かでないみすぼらしい老人に出会う。 その人物が尋ねる「おぉ、お前はクラリンダ かい?」 「ううん、それは僕の妹で、去年の夏に死んじゃったんだ」。老人は嘆き悲しみ、 口にくわえていた緑の首飾りが弾け飛んだ・・・。426部限定・通し番号・サイン入り。
A-072
The Catafalque Works  (1979)
Diogenes 
 過去の8作品を別々のソフトカバーにして、オリジナルのスリップケースに入れた作品集。 個々の本は英語だが、他に1冊「翻訳本」が付いて来る。各作品は、オリジナル版と判型とジャケット画が少し異なる。
A-073
Dracula  : a Toy Theatre (1979)
Charles Scriber's Sons 
 有名なB.ストーカーの物語をブロードウェイで上演する際に、ゴーリーが描いた舞台セットと衣装デザイン画が描かれている。 絵の周りに「のりしろ」が付いていて、切り抜いて組み立てると、舞台のミニチュアを作ることが出来る。 後年、ボックス入りの組み立てキットが再販されている。
A-074
Gorey Posters  (1979)
Abrams 
 大判のペーパー版。タイトルの通り、ゴーリーが描いたポスター(ポスター用でない作品を拡大しただけのものも含まれる)の作品集。 あるディーラーが、この本にゴーリーのサインを貰い、勝手にAからZの通し番号を入れて販売してしまった「偽限定版」が26部存在するらしい。
A-075
Interpretive Series  : Dogear Wryde Postcards (1979)
- 
  靴と手袋をつけた愛嬌のあるワニの様な動物が様々なポーズをとる、13枚のポストカード集。 ワニの他に、色々な字体の<I>が大きく描かれ、同じく<I>で始まる単語が1語添えられている。 初版は76部限定で、ゴーリー自身による彩色が施されている。
A-076
Die Katafalk-Werke  (1979)
Diogenes 
  A-72のセットの中の1冊。含まれている作品をドイツ語に訳したもの。中にはゴーリーのイラストは用いられていない。
A-077
Dancing Cats and Neglected Murderesses
 (1980) Workman 
  前半は愛嬌タップリの"Gorey Cats" が次々と登場。読者の頬をほころばせ、後半は一転、 陰鬱な雰囲気の「女殺人者」のポートレート風の作品が並ぶ。このコントラストがなんとも魅力的。 出版社と作者の術中にハマッてしまうのも心地よい。初版は326部限定・通し番号・サイン入り。後半の「女殺人者」編はA-079と同じもの
A-078
F.M.R.A.  (1980)
Andrew Alpern 
 形も大きさも異なる33枚のイラスト・プリントが箱に納められている。白黒の線画やカラフルなものまでタッチも様々。 「うろんな客」の<うろん>君が黄昏ながらお茶を飲んでいる有名な絵もこの中にある。限定426部・通し番号・サイン入り。
A-079
Neglected Murderesses Series
 Dogear Wryde Postcards (1980) - 
  女性殺人者の殺人方法をポートレート風のスタイルで紹介した12枚のポストカード集。 最初は「Murderess Ink」(C-20)という本に掲載された。250部限定。
A-080
Les Urnes Utiles  (1980)
Halty-Ferguson 
  様々な「壺」の絵を14枚集めた作品。ストーリーも何も無い。壺には一語だけ言葉が刻まれている。 (その一つが漢字の「茶」)これに何かの意味を見出すか、それとも、ただジッと見つめて楽しむか・・・。 ゴーリーの作品の中でも最も不可思議なものの一つ。限定426部・通し番号・サイン入り。
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