BAR
Primary
Tertiary
Calendar
Ephemera
Links
Page-09

A-081
Le Melange Funeste  (1981)
Gotham Book Mart 
 人物画の頭部・胴体・脚の部分でページが3分割されており、<1頁目の頭部+5頁目の胴体+8頁目の脚> という具合に組み合わせて楽しむ作品。 ページがバラバラになりやくす、良好な状態で残っているのは貴重。526部限定・通し番号・サイン入り。
A-082
Die Wahnsinnigen Werke des Edward Gorey
 in 33 Diogenes Kunst Taschenbuchern (1981) Diogenes 
 過去の44作品をドイツ語に翻訳し、33冊のペーパーバックのセットにした作品。 古書市場では、個々のペーパーバックが別々に売られることは多いが、ボックスで揃っているものは非常に貴重。 このサイトを見た海外のコレクターが譲ってくれたので入手できた。
A-083
The Dwindling Party (1982)
Random House 
 いわゆる「飛び出す絵本」。"Evil Garden"(A-020)と同様、ある公園に入った家族が、様々な怪物に襲われ、 無事出口から出られたのは男の子一人だけでした、というストーリー。 池から顔を出す怪獣や、連れ去られる家族を手で動かすことが出来たり、精巧な四阿が立ち上がったりと、本当に楽しい作品。
A-084
The Water Flowers  (1982)
Congdon & Weed 
  Janeは夕食の買い物に行こうとしたが、外は大雪。そこで、夕飯はクラッカーと、あり合わせの材料で ホワイトソースを作ることに。やがて家族が帰って来て、味見を始める。 濃すぎると言っては水を足し、今度は薄いと材料を足す。出来上がったのは大量のソース。 ソースばかりを食べ続ける家族だが・・・。
A-085
Amphigorey Also  (1983)
Congdon & Weed 
  作品集"Amphigorey"シリーズの第3弾。過去出版された17作品が収録されている。 初版は276部限定・通し番号・サイン入りで、スリップケースに入っていた。
A-086
The Eclectic Abecedarium  (1983)
Ann & David Bromer 
  アルファベット・ブックの豆本。 初版には2種類あり、100部限定版は、通し番号・サインが入っている他、全ての絵をゴーリー自身が彩色。 スリップ・ケース付き。300部限定版は、通し番号・サイン入りだが、彩色とスリップ・ケース無し。 邦題「雑多なアルファベット」(河出書房新社)
A-087
E.D.Ward a Mercurial Bear  (1983)
by Dogear Wryde  Gotham Book Mart 
  昔、雑誌の「小学○年生」に付いていた付録の様に、絵に描かれた人形と、その衣装を切り抜いて遊ぶ、「二次元着せ替え人形」。 肩や腰の辺りに、のりしろの様な出っ張りがあり、そこを折って人形(この作品では熊)に固定して遊ぶようになっている。
A-088
The Prune People  (1983)
Albondocani 
 頭部が果物の「プルーン」になっている一族が描かれた作品集。ストーリーは特にありません。 全く表情が無い(何せプルーンなもので・・・)ので、ボートに乗っていても、お祈りしていても、なんとも不気味。 426部限定・通し番号・サイン入り。"Prune People II"(A-091)へ続く。
A-089
The Tunnel Calamity  (1984)
Putnam 
  蛇腹の様になっていて、表紙に穿たれた穴から覗き込むと、立体的なGorey Worldが楽しめるという作品。 英語ではAccordion Book と言うらしい。これが果たして「本」と呼べるのか?   "The Dwindling Party"(A-083)同様、とても楽しい作品。
A-090
Les Echanges Malandreux  (1985)
Metacom 
  表紙を左右に開くと、真ん中でタテに分割された本文が現れる。左右には人物が1人づつ描かれ、短い文章が添えられている。 左右のページを各々めくり、左右の様々な人物が色々な会話を繰り広げる、という趣向。 特殊な形態の作品だけに残存数が少なく、非常に入手困難。526部限定・通し番号・サイン入り。
All Rights about Illustrations are Reserved by Edward Gorey