A-016
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The Nursery Frieze (1964)
Fantod
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横長の冊子。表表紙の「15」は、ゴーリーの15番目の作品であることを、裏表紙の「TWO」はゴーリー自身の
出版社Fantod Press からの2作目の出版であることを示す。バクの様な動物が何やら呟きながら行進する様子が延々と描かれる。
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A-017
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The Sinking Spell (1964)
Ivan Obolensky
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「あ、空から何か降りて来るよ!」最初に気付いたのは、その家の小さな娘さん。「それ」は、徐々に降下を続け、
屋根の上、寝室、居間と進む。そして地下室の床の更に下へと行ってしまい、見えなくなってしまいました。結局「それ」
自体は1回も描かれず、どんな物なのかも語られない。全ては読者の想像力次第。
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A-018
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The Giftskapet (1965)
Bo Cavefors
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A-11,14,15の3冊をスウェーデン語に翻訳し、特製のスリップケースに入れたセット。「Goreyography」
に記述が無いが、1,000部のみの発行だったらしい。スウェーデンのコレクターから譲ってもらったもの。Thanks Jens!!
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A-019
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The Remembered Visit
: A Story Taken from Life (1965) Simon & Schuster
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11歳の夏、Drusilla は両親と外国旅行に出かける。やがてと知り合い、奇妙な形の植木が並ぶ
場所で MissSkrim-Pshaw と一人の老人とで楽しくお喋り。いつの日か色々な人から貰った手紙を見せることを約束する。
帰国したDrusilla は、その約束を忘れてしまい・・・。「時の流れ」を主題にした、ちょっと
センチメンタルなお話。
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A-020
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The Evil Garden (1966) by Eduard Blutig
Fantod
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Eduard Blutig のドイツ語作品をRegera Dowdy が翻訳、とタイトル・ページに記されているが、勿論全て嘘。
両方ともゴーリーの変名。植物園に入った家族を、奇怪な植物や動物・昆虫が襲うというストーリーは、後の
"The Dwindling Party"(A-083)と類似。奥付に記述は無いが、500部限定出版。
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