うっかり天使にはまった年末w
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◆懐かし読書
12/12/17 20:06

久々に街中のブックオフに行ったら懐かしい本が並んでいました。
森村桂さんの文庫が、角川と講談社のと合わせて10冊くらい。
1970年代の物が多く、ブックオフってあんまりこういう古い本は置いてないんですが、まとまって入ってきたので出してみたとかなのかな、とか思ったり。

懐かしいと言っても私が読んだのは文庫ではなく、その前のソフトカバーの時代でした。
母親がファンでずっと買っていたので私もなんとなく読んでいたのです。お子様でも読みやすいし。
後期になるとむしろ私が自分で買って後から母親が読むようになったりしていました。
(そういえばそれと同じ形だったのがサザエさんでした)

学生時代の青春物も結婚後の若い女性へのアドバイスみたいな物も「お姉さんの体験記」みたいな感じで興味深く読んでいましたが、どちらかといえばお菓子の話や旅行記が好きでした。
まだまだ外国が本当に遠いところだった頃の未知のお菓子や食べ物や、風物の話。
感激屋の著者の文章で読むとまた一段と憧れをかき立てられたものです。

並んでいる文庫の中からパリとアメリカの旅行記を買って読みました。
食べ物に関しては日本でももう本国とそう変わりない物が食べられる時代ですが、人や風土はやっぱり違うし、またこの時代からは随分変わっていたりするんだろうなあ。

しかし森村さんはほんと食べることが好きなんだなあと感心します。
大体、パリもアメリカもとにかく「その地の美味しい物を食べてみたい」っていう思いだけで行ってるんですものね。名所も美術館もブランド品(という感覚はこの当時は無かったようですが)も興味なくて見たがるのは人の家の台所、買い物したいのはスーパー。そして日本に無いからとケーキミックス400個買うという子供のままの純粋な行動は、今思うとやっぱすごい人だなあと思わされます。

◆はまりの過程
12/11/14 15:52

同人誌関係で時々見に行っているブログで管理人さんが最近TVドラマの「スーパーナチュラル」にはまったと書いておられました。
このドラマは801方面では兄弟萌えで割と有名みたいなのでタイトルは知っていたのですが、私はそういう萌えにはあまり興味が無かったので特に見ようとも思っていませんでした(そんな理由で…)が、
その管理人さんは「天使や悪魔が出てくる」ところにはまったというので(それもおっさん姿で)ちょっと気になってきました(そんな理由…)。

幸い有名ドラマですので近所のレンタル屋でもちゃんとシーズン1から揃っています。
ネットでエピソードガイドをちらっと読むと、悪魔は敵として色々早くから出てくるけど、おっさん天使が本格的に出てくるのはシーズン4からのようです。
まずシーズン1の最初の数話を見ると、X-ファイルのように、1話ごとにアメリカのあちこちで起こるオカルトやホラーな事件を兄弟が解決しながら、それと共に全体のストーリーも進んでいくという構成です。事件自体は都市伝説みたいなのとか幽霊話とか、まあ見ればそれはそれで面白いですがそれほど興味がない方面なので以降は大胆にすっ飛ばしていくことにしました。

シーズン4になるとこの兄弟死んで地獄から蘇ってたり悪魔の血が入ってたり(?)色々と盛られていましたが、ストーリー自体もアポカリプスがテーマになって、ルシファーとミカエルが兄弟という設定がそのまま彼らに象徴される感じで諍いになりつつもとにかく人類のために共闘していく、という風に、なるほど萌えとしても大変美味しいね的状況になっております。
時々決裂しそうになっても結局は「(血の繋がった)兄弟だから」ということで一応の和解をしたりするのを見ると、アメリカではもうそれ以外の他人を信頼するのが難しくなっているのかな?などと思います。プリズンブレイクでもそうだったし…
こういうパートナーサスペンスって昔は他人同士の男二人というのが基本だった気がするのですが。
あるいはまた、現在では赤の他人の男がそこまで信頼しあっていたら同性愛に思われて危険、という見方もあったりするのかなあ、などという考えも浮かんだり。
兄弟萌えの無い私としては他人の方が嬉しいんだけど…(もしもし。

私が楽しみにしていた天使(カスティエル、通称キャス)は元からおっさん姿なのではなく、人間界に顕現するために憑いているだけというのでちょっとがっかりでしたが(…なんとなくw)、それでもイケメンや美女でなくわざわざおっさんに?と思うとそれはそれでまた楽しいですし、天使だと証明する、羽根を広げるシーンは「おお」という感じで、無精髭にトレンチコートとよれよれのネクタイのおっさんが異様ににかっこよく見えました。

それがシーズン4の1話で、その後は店頭でパッケージを見ても簡単な粗筋しか書いてないのでとりあえず最終話まで飛ばして、現在はシーズン5を飛び石状態で見ているのですが、いつのまにかキャスさんてば堕天して以前の上司や同僚と敵対関係になって兄弟の味方してますよ。
もちろん悪魔の味方をするわけでもなく、上級天使達のやり方に肯けず自分なりの正義を通したいという気持ちのようです。
人間の世界に慣れていないのでほとんど無表情で不器用っぽく(誰かみたいだなw)いつもぼーっと立ってるイメージのキャスさんですがバトルになるとこれがえらく強くてアクションが鋭いところがギャップ萌えです。
元は同僚であろう天使達をバシバシ専用の武器でやっつけるのですが、このドラマの天使達ってメガテンのLAWイメージから作られたんじゃないかと思えるような嫌なやつらなので視聴者的にはOKですw

この辺まで来るとオタクのはまり方で絵を描いたり(難しい)、人様の描いた絵を見たくなったりします。
でピクシブというお絵描きSNSでタグサーチをしてみると、あるわあるわ兄弟の絵やらキャスさんとお兄さんやら。今でも結構栄えているようでなるほどです。
中で順を追ってドラマの解説プラス感想を描いていらっしゃる方がいらしたので有り難く見せていただくと、シーズン4の私が飛ばしていた中にも結構楽しいキャスさんが見られる回があるようです。
抜け目無くメモして、次からは先に進む前にこれらを借りてこようと思っています。
この先も、どんどん天使や魔王さんやらが出てくるようなのでそれもまた楽しみです。
そしてとりあえず今出ているレンタルを見終わったら薄い本でも探しに行ってみるか…とか、どうもオタクのはまり方はやっぱりこっち方面に向かってしまうんですねヽ(^o^)丿
まあ一番楽しみにしているのは最初に書いたブログ管理人さんが冬にはその本を出して下さるかも、というところなわけですが…w

◆物の価値とか
12/11/01 02:49

活字中毒なので特に読みたい本が無い時でもブックオフに行って適当な本を探してしまいます。
で、そういう時探すのはまず文庫の105円コーナー。
時間つぶしに軽く楽しめればいいというのが主な目的なので、ミステリーとかで面白そうなのを2冊選ぶというのがよくあるパターン。
なんで2冊かというと、半端なお釣りが出るのが嫌なのと、外した時の保険と、あと1冊だと大抵すぐ読み終わっちゃうからです(軽いミステリーだと1時間くらいで読んじゃったりするし)。
あるいは漫画文庫で厚めのとか。
普通のコミックスだと2〜30分で読んでしまうのでなんかお得感が無くて…

そんな風に普通の本に関しては倹約を心がけているのですが、これが「薄くて高い本」…まあそのいわゆる同人誌になりますと、価値観がころっと変わってしまうんですよね。
時々行く中古同人誌のお店は210円というのが基本パターンになっているようで、キズ物とかあまりにも薄い本などは105円、新しかったり人気作家さんの本だったり、再録集で厚い本だと420円、630円、更には840円とか、そういう値付けになっています。
で、好き作家さんの本が210円だったりすると「うわ!お得!ラッキー」と即、手に取ってしまうんです。
ブックオフで2冊を選ぶ時はその何倍も時間をかけるのに…
そして薄い本はその何分の一かの時間で読み終わってしまうのに…
それでも決して後悔しない…それが萌えの恐ろしさなんでしょうねw

◆読書感想続き
12/10/14 20:58

前回の日記を書いた後過去の日記を見てみたらなんと「The Monster of Florence」、読み始めたのが去年の夏なんですね。
1年以上かかって読破とはお得にも程がある。
そういえば「ハンニバル」のトマス・ハリスがこの連続殺人に興味を持って裁判を見に来たりしていて、後に「ハンニバル・ライジング」でフィレンツェの町を舞台にしたそうですね。全然知らなかったです^^;
あと、映画化された時に大学の教室として使われた貴族の館の当主の話などが書かれていてそれも面白かった。

読みかけだったカイエ・ソバージュはさすがに全巻読み終わりました。
中沢さんの本はどれも気持ちのいい浮遊感がある気がします。

散歩のお供本によさげなのが、
・「江戸東京《奇想》徘徊記」(種村李弘)
・「不思議の町 根津」(森まゆみ)

種村さんの本は2001年に雑誌の連載で東京のあちこちを歩いた記録なのですが、既にもう「懐かしい」という感じがしてしまいます。博覧強記の方なので土地にまつわる江戸時代の話などが多いせいなのでしょうが、今世紀に入ってからの時代の変化の速さというのもある気がします。

森さんは地域雑誌「谷根千」を発行なさっている方で、普段から親しくつきあっていらっしゃる方々から昔の根津の話をじかに聞いて書かれているので、描写が生き生きしていて面白いです。
つい先日今度は近所の本屋で「鴎外の坂」という私の今の興味のツボにビンゴな本を見つけてしまい買うしかありませんでした…

・「暁の予知夢」「真夜中の密会」「黄昏の迷路」(ビバリー・バートン、ミラ文庫)
ミラ文庫はハーレクインでちょっと長めでミステリ風味の強い作品を出しているところ。
この3作は「チェロキー・ポワント・トリロジー」という連作になっています。
チェロキー・ポワントというアメリカの架空の町を舞台に、ジェニー(ケルトとチェロキーの血を引き霊能があり、町から少し離れた山の上でハーブ栽培をしている)、その幼なじみのジャジー(町でダイナーとジャズバーを経営)、ジェニーの従兄弟でやはり赤ん坊の頃からのなじみのジェイコブという3人のメインキャラクターを中心に話が進みます。
3冊それぞれ連続殺人が起きて解決され、3人には順々にそれぞれ生涯の伴侶が出来、(読者の)女性が反感を持つようなキャラクターはちゃんと殺されるという予定調和の世界で、こういうの好きですね^^
あと、アメリカのダイナーの食べ物ってどうも美味しそうで読んでるとお腹が空きますw
(今年の初夏あたりにサンデーブランチで出してたポークソテー、マッシュポテトが付いてたりしてダイナーっぽくて良かったのに、夏はお腹が空かないから食べられずにいたら、先日行った時にはもう無かった…しくしく^^;)

読書感想文
12/09/26 21:50

夏休み(違う)に読むには読んだけど暑さで感想など書けなかったので今頃。
(去年も同じことしてたなw

・「The Monster of Florence」 Douglas Preston & Mario Spezi

歯医者の待ち時間とか外出時電車で座れた時とかのたらたら読書でやっと読み終わりました。
アメリカのミステリ作家Prestonは少年時代に訪れたイタリアを気に入っていて、後年イタリアを舞台にしたミステリを現地で書こうと家族でフィレンツェに住み、まずイタリアの警察機構などを学ぼうとしますが、そこで紹介されたのが有能ジャーナリストのSpezi。
やがて親しくなるとSpeziは彼が追っている未解決の「フィレンツェ連続殺人」についてPrestonに語り始める…

ということで単なる犯罪ドキュメントかと思って読んでいたんですが(そこの部分だけでも十分面白かったですが)、事態はだんだんおかしな方向へ進んでいったのです。
1950年代から始まっているのかもしれないその一連(と言えるのかどうかは不明だが)の事件は80年代に集中した「週末のカップル殺人」によって連続殺人とみなされ、その猟奇的なやり口から同一犯と目されるようになります。
ジャーナリストとして事件を追い続けたSpeziはある回答に辿り着くのですが、司法はそれとはまったく違う推理を描き、その思い込みに従って動き、物的証拠はまったくないのにそれを正しいとし、違う結論に導かれそうな証拠は無視して放置という状況でした。
そんな当局に苛立ったSpeziは色々な手段で捜査を正しい方向へ向けようとするのですが、警察の方ではそういうSpeziに苛立ち、盗聴や資料の押収などに始まって、Prestonは「よからぬ外国人」としてイタリアにいられなくなり、遂にはSpeziは連続殺人の犯人として逮捕されてしまいます(実行犯ではなく教唆した人物として)。
物的証拠などはまるでないとはいえ、こうして一旦逮捕されてしまうと裁判が始まるまでにまず何年か拘束されることが確実。
幸いSpeziはPrestonを通してアメリカやヨーロッパのジャーナリストの権利を守る団体などの協力を得られ、このままでは世界中の笑い者になると当局も気づいて無罪放免になるのですが、事情通の話ではそれもたまたま上の立場の人間が逮捕にあたった州の長官を気に入っていなかったから彼のメンツが潰れることも構わずに放免させた、というだけのことらしい。「それがイタリアだ」と。

シリアルキラーよりそっちの方がよほど怖い話かもしれません。そして他の国の話だ、と呑気に聞いているだけでは済まない気もするところがまた怖いです。
まあその前に日本にここまで戦えるジャーナリズム精神があるのかな?という話にもなりますねw

・「ヨーロッパ退屈日記」 伊丹十三

むかーしにも読んだのですが、新装版を見つけてなんとなく再読。私がイギリスやヨーロッパを親しみやすく感じ、アメリカはなんとなくうーむだったのは、24年組の少女漫画だけじゃなくてこの本のせいもあったんだなあ、と気づきましたw
少し前に読んだ「若き数学者のアメリカ」「遥かなるケンブリッジ」で作者の藤原正彦さんがアメリカにはあこがれも含めて色々な思い入れがあるのにイギリスにはそれほどの思いがないようだったのが不思議だったのですが、普通はそういう方が多いのかな。

・「劇画 近藤勇 星をつかみそこねる男」 水木しげる

甲州街道の車載動画で近藤勇の銅像を見たりしてなんとなく興味を持ったりしていたので読んでみましたが、さすがの水木先生節という感じで面白かったです。
特に最初の方の、勇の父親の描写「ママゴト遊びで楽しむ子供のように剣術を習うことで武士のような気持ちになれた」そして「人間が満ち足りた気持ちになるにはなによりもこの勘違いが必要なのかもしれない」というクールな考察がツボでしたヽ(^o^)丿

後、テルマエ効果か近所の本屋に「ローマ人の物語」の文庫が揃っていたりするので、前に止まっていたところを思い出して(出るのが年に一度とかになって買いそびれていたらどこまで読んだのか忘れてしまってそのままになっていたw)読んだりしております。
ちょっと前に「わが友マキャベリ」も、こちらは再読ですが読んだりしていたのですが、なんか両方とも国が終わっていく期間の話で…色々微妙な気がします。
「1年に5人の皇帝」とか…
「もはやフィレンツェは高度成長期にはないのだから、他の面で浪費すれば、どこかで節約するしかない。そして政治上の無能は、しばしば節約を強いる部門の選択を誤ることにつながる」…
うーむw

◆夏休み
12/08/01 16:09

と言っても現在の私にはあまり関係ありませんが…

ネットでサマーキャンプの話題を見ました。
親元を離れ、子供たちと引率の人たちだけの二泊三日。
写真も載っていて嬉しそうな子供たちの姿が微笑ましかったですが、たぶんこれ、親の人たちも嬉しいんですよね。
もちろん心配もあるでしょうが、子供を持つ親の方々が長期の休みによくこぼされる愚痴、「子供が一日中家にいて大変」。
自分が子供の頃はもちろんそんなことはわかっていませんでしたし、今でも実感はありませんが、さすがにこの年になると想像でもなんとなく大変そうだと思います。
で、「ああ、それでか…」

思い出してみると子供の頃の休みには、親と一緒の旅行も多かったけどそれと共に子供だけ親戚やら知り合いの家に数日間残されて、後日あらためて迎えに来てもらって帰ったりとかいうことも多かったのですが、つまり親の方も息抜きをしていたんですな…
しかし、預ける方はよかっただろうけど預かる方は大変だったのでは…うちは東京の田舎で観光地でもないし家も狭いしで、親戚の方が、遊びに来ることくらいはあっても子供が泊まっていったりはあまり無かった気がするのですが、何か別の形でお返しがあったのだろうか?などと今更気にしてみても手遅れだっつーの^^;
まあ子供が増えればその分子供だけで遊んだりして、多少は親の負担は減ったのかもしれませんが…

そういう中で夏らしくて楽しかった思い出といえば、大磯で朝早く地引網のお手伝いをしたことで、もちろん子供ですから「混ぜてもらった」という方が正しいのですが、それでも網にかかった鯵を何匹か分けてもらって得意になって帰ってきました。
今では絶対起きられない時刻(下手したらこれから寝る時刻…)ですが、あの新鮮な鯵は美味しかったなあ…とそんなことだけ覚えているクズでございます^^

そういえば今年はまだ蝉の声を聞いていないのがちょっと淋しいです。
都内でも木の茂ったお寺さんなんかではもう聞こえているらしいのですが。

◆TVドラマとか
12/07/04 13:51

TVドラマと言ってもうちにはTVは無いので見るのはレンタルDVDですが。

ちょっと勧められたり、近所のレンタル屋に最初から揃っていたりしたので「デスパレートな妻たち」というのを見始めました。
何の知識もなく見始めたので、タイトルだけのイメージでドメスティックコメディかと思っていましたら、そういう面もありますが結構サスペンスっぽい側面もあって、美しい住宅地にしてはやたら人死にが出るのでした。
そこら辺、昔見ていた「メルローズ・プレイス」にも通じるものがあるかも。

「メルローズ」の方は舞台がLAの一つのアパートで住人達は恋人同士が多かったですが、「デス妻」の方はちょうどその世代が年を取って郊外の住宅地に家庭を作って落ち着いてからの話、とも見ることが出来そうです。
両方に出演しているメインの俳優さんもいたりしますので余計にそんな感じです。
「メルローズ」の頃は恋人関係が多かったので次々に相手が変わっていく、そういうところがドラマでしたが、「デス妻」では夫婦が多いので仕事や子供のトラブル話が多いです。後は嫁姑もあるし、親は毒親ばかりw
華やかなロマンスが終わったら現実がやって来た、というのが時代的にも世代的にも合っているのでしょうか^^;

それと関連してなのか、不倫への厳しさも強くなっている気がします。
「メルローズ」の時は若夫婦もいてそのどちらかと不倫を続けるキャラや、ダブル不倫の話などもありましたが「デス妻」では視聴者層の違いや、時代もあるのか、一回浮気してバレたらもう離婚です。
お互い愛情はある筈なんだからあれくらい見逃してやったらいいじゃん…しかも別れてからも友人としてつきあったりするんなら別に別れなくても、とかクズな私などは思ったりしますが、そこら辺アメリカさんのピューリタン的なとこなんでしょうかね?

それでも、トラブルの解決がシリアス一辺倒にならずにスマートにユーモアを含んで切り抜けるやり方が多いのがアメリカのドラマの面白いところだと思います。
日本のドラマだとトラブルに追い詰められた主人公が最後に爆発したり(女性なら)泣いて、回りが反省するみたいな情緒だけに訴える話が多い気がしてつまらないんですよね。やたら怒鳴るし(ああいう声って耐えられないっす)。よう知らんけどw

ついでに(コラ)レンタルでやっとハリポタ最後まで見ました。
うんうん、やっぱりあの人は…うん、ハッピーエンドで良かった、見た見たおしまいおしまい、って感じですw

デス妻はまだシーズン3を見終わったところですがちょっとだれてきました(見る方が)。シーズン2からちょっと飽き気味だったのがツイン・ピークスのカイルさん(クーパー捜査官の人)が出てきたので彼につられて見てたようなものなので…(まだ出るとは思いますが)
一つには話のテンポが速すぎて謎とかトラブルがあっという間に解決しすぎって気がするのですが、これはレンタルで続けて見るせいで(一回で2巻借りるので4話分見ることになります)、TVで毎週一回とかだったらちょうどいい物なのかもしれませんね。
なるべくそれに合わせてゆっくり見るのがいいのかもしれません。

◆読書いろいろ
12/06/19 14:46

最近はちょっと古めの作品をなんとなく読みちらしていました。
川端康成とか三島由紀夫とか谷崎(細雪だけ)とか。
で、思ったことは、
「文章って人によって違うねえ」
…おい。
おまえは何を言っているんだという感じですね。

ノンフィクションとかミステリーとか翻訳SFとかがメインの好みなので、そういうのだと文章は大体平明を心がけて書かれていますから、まあ際立った個性というのは表れません。
(ジャンルによる傾向というのはそれぞれあると思いますが。)
エッセイも好きですがそれだって多少は個性が出るにしろ、まずはとにかく誰にでも読みやすくということを念頭に置いて書かれていると思います。
しかしこと文学となると、結構フリーダムというか、そう、「違うなあ」という感想が出てくるのでした。
細雪は読みやすくて、舞台が関西なのもあってマンガの「大阪豆ゴハン」のシリアス版みたいな感じでしたが、戦前はこれが禁止されたとかでびっくり。
時代は変わるものですねえ(この辺は変わってよかったと思う…)。

で、ちょっと調子こいて鴎外全集なんか読み始めてみました。
第一作が「舞姫」。
うわ文語体!これは英語とどっちが読むの速いかという感じです。
さすがにこっちの方がちょっと速いと思うけどつい「新訳欲しい」などと思ってしまうクズでございます^^

◆なんとなく予定がずれた話
2012/06/05 15:22

相変わらずどうでもいい事ですが。

去年の冬に15年ほど使っていた(うちに来た時点で人のお下がり…)コーヒーメーカーが壊れました。
フィリップス製でシンプルな作りで沢山入って好きだったのですが(不精な私は家では味より楽さ追求で、まとめて入れておいて飲むごとにレンジでチンする方式なので、容量が多いのは助かるのです。この、使っていたタイプは最高15杯分w)、量販店に行ってみるともうフィリップスさんこっち方面からは撤収してますか?みたいな…

各社から色々出てはいるもののなんか似たりよったりで好みのものがない…
とにかく、容量が少ない。
それに水を入れる部分やフィルター部分が本体と一体化しているのがどうも好きになれません。
フィリップスさんのはそのどちらも取り外せて、水を入れたり洗ったりするのが楽だったのもいいポイントだったのです。
結局ネットで探して、一番容量が多くて(10杯)シンプルな物を買いました。
これもポット以外は一体型ですが、セパレートタイプは業務用の高いのくらいしか無いので妥協です。

…で、そのコーヒーメーカー探しの話は本題とはあまり関係なくて…
その、コーヒーメーカーが壊れた時、上の、何と言ったらいいか、とにかくお湯が出てくる部分が傾いた形になって回りにお湯が溢れ出してしまいました。
敷いてあったランチョンマットなどが濡れたり、置いてあった棚の下の引き出しの中なども漏れが伝わって多少中が湿ったりしましたが、その中で人知れず被害を受けていたものがありました。

私がずっと気が付かなかったというだけなのですが、それはエアコンのリモコン。
冬の一番寒い時の暖房はヒーターで、エアコンは使わないのでつい最近まで気づいていなかったのです。
最近湿度が上がってきたのでちょっと試運転代わりにドライを入れてみようかとリモコンを取り出すと、あれ、液晶画面が何も出てませんよ。
電池切れかと電池を変えてみてもダメ。
そこでようやくこのリモコン君の今までいたところを考えて「あ、あれか…」と。

暑くて我慢出来ん、みたいな時期になる前に気が付いてよかったー、と早速メーカーさんのHPを探して別売り品のページから注文。
「これは楽でいい」と思ったのですが、ちょっとうーんなのは「代引きしかない」というところでした。
送料入れても2千円足らずの物なので、端数部分はしょうがないにしても、1万円でお釣りをもらうのはちょっと悪いなあとか思います。
で、気をつけておこうと思ったのですが、前日ちょうど千円札が切れた状態になっていました。
でも注文したのが昨日だし、到着までにビジネスデー5日は見て欲しいみたいなことが書いてあったので、それまでには買い物で崩れてるよね、と思ってたら。

翌日早速襲来されました。
万札でお釣りもらいました…
「あ、1万円ですか」と言われ、嫌そうではなかったけどなんかすいませんという気持ちになるる。
だって、注文した時「注文確定は注文受付メール発送にて」みたいなこと書いてあったと思うけど、そういうの来てなかったし…こっちがメルアド間違えたかもしれないけど、それにしても昨日の今日で…
いや、速いのはほんと有り難いんですが!
(後で考えたら、初めてのサイトからなのでメールがスパムの方に行ってて気が付かないまま捨ててしまったという可能性が高そうです。でも更に言い訳するとその確定メールも他と違って折り返しすぐ自動で、みたいな感じに取れなかったのでチェック油断したんですよ…)

などと、アバウトな予定のくせにちょっと狂うとなんか落ち着かなくなる習性のクズでございました。

◆逆効果?
12/05/11 21:52

あるまとめサイトである日あるブログを転載していました。
内容は「今の子供達はスポイルされていて、健全な成長、自立が出来にくい、とにかく甘やかしすぎるのはよくない」ということで、それはお説ごもっともなのですが、そのマクラとして、徳川家康の幼少時代のことを持ってきていました。

家康は八歳の時に今川義元に人質に取られたのですが、この時義元が、家康の世話をする家来たちに「何不自由なく過ごさせてやれ。暑いときは涼しくしてやり、寒いときは暖をとってやれ。決してひもじい思いをさせないで、欲しいものは何でも与えよ。願いは必ず聞いてやれ」と命じたんだそうです。
義元はこうすると子供というものは堕落する、これが子供にとっては「惨い仕打ち」だと知っていたからこそこうしたのだ、という話で…

それはそれでまたなるほど、と肯ける話ですが、しかし結局家康はそんな惨い仕打ちをされてもあんななってますよね。
本人が余程しっかりしていたとか、家来たちが手抜き(?)だったとか他の要因はもちろん色々あったんでしょうが、これだけ並べられると「なんだ、結局甘やかしてあげた方がいいんじゃね?」みたいにも思ってしまうクズでございますw

◆読書ちょこちょこ
12/04/19 20:55

駅ビルに入った書店、懸念どおり(?)なかなか楽しい品揃えをしています。
もちろん普通の新刊や雑誌も置いていますが、既刊の文庫など在来店の2つと微妙に毛色が違うところがあるのが憎いですw
で、ウロウロしていたら引っかかりました。

・「ダンナ様はFBI」(田中ミエ、幻冬舎文庫)
ワーカホリックで生真面目で一徹なFBI捜査官が職務で日本に来た際にたまたま会った著者に一目惚れし、その一徹ぶりを生かして計画的に著者の心をつかんでいき、やがて結婚。しかしその絶対的な正義感や危機管理の鋭さに、のんびり生きてきた日本人女性の著者は戸惑いばかりで…
と、ドタバタの生活体験が綴られていくのですが、子供も生まれ、さてこれからが彼が結婚前から著者に語っていた日本でのビジネス(セキュリティコンサルタントのようなこと)の本番になるのかな、というあたりで途切れていたのはちょっと物足りなく、残念でした。
理由はあとがきでなんとなく推測できますが、80〜90年代のまだまだのんびりしていた日本に危機管理が必要になると予測していたのはさすがという感じでした。
著者の仕事(インタビュアー)へのアドバイスなどもアメリカ的なマーケティング心理学のような物をベースにしていて的を射ていて合理的で面白かったです。

結構長いこと積んであったのを「そろそろクリアしとくか」と読んだのが、
・「ビル・ゲイツの面接試験」
ゲイツさんはまあ代表として名前が出ているだけで、MSなどの「頭で儲ける企業」の人たちがどんな人間を欲しがっているか、試験問題から読み取れるという内容ですね。
いくつか実際に出た問題と答えも載っています。
私は初めから無理とわかっているので問題と答えを続けて流し見しただけですが、意外に、純粋な理論だけで解く問題だけでなく、社会的常識も必要とする問題が多かったです。

たとえば「富士山を動かすにはどうするか」「LAにガソリンスタンドは何軒あるか」というような問題で求められているのはSFっぽい飛躍したアイデアや完璧な正解ではなく、まずは富士山の大体の形や大きさを知っていて、その体積の土砂を移動させるのにどんな方法を用いることが出来るかを考えたり、LAの大体の広さや人口を知っていて、そこから必要と思われる数を弾き出すという筋道を考え出せるか、ということなのでした。
そういうことを面接でいきなり聞かれて、慌てず考えて行けるかというのがポイントみたいですね。

純粋理論の方は昔「頭の体操」であったような、天秤を何回使ったら一個だけ違う重さのものを抽出出来るかとか、そういうやつ。
こちらは「ああそういうやつ」とうなずいて終わるだけの私ですヽ(^o^)丿

◆今頃ドラクエ9
12/03/24 01:00

やりましたヽ(^o^)丿
発売した頃は「ドラクエやりたいけどねえ、画面小さいしヒッキーだからすれ違いとか出来ないしね」などと逡巡していてそのうちライドウさんにはまって意識からなくなっていたという感じです。
で、先日近所のレンタル屋でウロウロしてて隣のコーナーにあった中古品をなんとなく見ていて「キャラクターが作れる」というところに魅かれて始めてみました。
主人公の体型、髪型や色、肌の色、顔のタイプ、目の色なんかを10種類の中から選んでいって作れるんです。
あ、もちろん性別も選べます。
これは楽しいヽ(^o^)丿
ピンクのはねっ毛で緑の目の幼女で名前をショボーにしてみたら、天使で羽付いてるので結構ライドウさんとこのモー・ショボーたんに似てて(気のせいです)満足w

とにかく「なんかよくわからないけどすれ違いというのがある(出来ないけど)」ということしか知らないので何もかも楽しく新鮮でしたw
最初はなんか天使(自分)があちこちで人助けをしてポイント貯めてく作業ゲーみたいなのかと思っていたらちゃんとロープレの展開になってびっくり(ドラクエなめてるだろ)したり。

ストーリーも面白かったですがそれ以上によかったというかはまったのが、キャラの見栄えです。
8の時のように進めて行けば適当に仲間が入ってくるものだと思っていたらどうもそうではないようで、パーティメンバーは全部ルイーダさんところで雇わないとならないらしい。
最初から用意されてる人もいますが、こういう場合はやっぱり自分で作りたいですよね。
で、その仲間も主人公と同じように名前も含めて全部エディット出来る。
そして装備を変えるとすぐにグラフィックに反映される。

これは確か8でもそうだった気がするんですが、元の土台が人の作ったキャラなので別にそんなに見た目を気にすることもなく、新しい町に着いたらとにかく最強の武器防具で揃えてました。
しかし今回は自分でエディットしたキャラ絵なので、なんかどうしてもグラフィック的に愛着が湧いてしまう。

更に戦闘シーンがオンラインゲームみたいにカメラワークが移り変わってかっこよく見せる作りになっているので、キャラが走って行ってモンスターを叩いたり魔法をかけたりする。で、それに伴ってドレスやローブなんかが綺麗に動いたりするので、「これは見た目にこだわりたい」という気分になってしまうんです。
パラメーターにも「おしゃれさ」なんていう項目あるし、これとか「魅力」がある程度高いと戦闘中モンスターが勝手に見とれて1ターン儲けたり、とかあるんです(中ボスでもある。こういう楽しいヌルさがドラクエのいいとこですね)。

ラスボスだけは「ここで負けたらまたここ来るの面倒」と最強(出来る範囲でw)装備にして頑張りましたが、クリア後もクエストやらなんやらで続きを楽しめる仕様になっているので、また見た目重視に戻ってあちこちうろついています。
まあこの仕様はマルチプレイとかする人用なんでしょうが、「ぼっち」プレイでも十分楽しめますw
アイテムとかコンプしたいとかは最初から思ってないいい加減なゲーマーですし…
いやー、DS買ったのが無駄にならなくてよかった^^;

◆終わる季節
12/03/10 13:38

今月は年度末ということで、それに合わせてなのかお店などの閉店の話をよく聞きます。
かなり「えー」だったのがジュンク堂新宿店。
そんなに本が売れないのか、と思いましたが(それもあるのかもしれないが)店舗の入っている三越アルコット自体がなくなるそうなので、なんとなくそれなら仕方ないな、とは思えますが、後に出来るのがビックカメラだそうで、なんか「うへえ」です。
別にビックカメラに恨みがあるわけじゃないけど、本屋の後が安売り家電屋という図は文化の衰退というイメージになってしまうんですね。
あの静かで豊かな空間だった場所が喧騒と煩雑さに取ってかわられるんだなあ、とかね。

もう一つはフルーツパーラー万惣神田本店。
そんなに何度も行っているわけではないけれど、こういう「いい感じのお店」で、いつまでもあるのが当然という気がしているものも、なくなってしまうということがあるんだよなあ、とあらためて気づかされました。
神田精養軒も知らないうちになくなっていたし。
「あの」マドレーヌの味、引き継いで作ってらっしゃる方はいらっしゃるそうですが、これも「その気になればいつも食べられる」と思っていたら決してそうではなかったという物なんですね。

逆に4月になれば始まるものもあるということで、去年の終わり頃一度店を閉めた知人のカフェが場所を移して再開するようで、今度こそもう少し応援したいものだと思っています。
(以前のお店はなかなか用事のない駅が最寄りでしたが、今回はもうちょっと用事のありそうな場所なので。ここのコーヒーは本当に美味しいのです。あ、もちろん食べ物も^^)

◆増やす私
12/02/27 13:25

先日夜食にうどんでも食べようとしたら生麺が切れていました。
コンビニ(歩いて1分)に行けば買えますけど冬の夜中に外出たくない。
乾燥庫(本来カメラのフィルムなんかを入れる物のようですがうちでは塩とか胡椒とか豆とかの乾物が入ってるよ)を探ると乾麺がありました。
よしよし、と約10分茹でてから普通にうどん作成して無事お腹いっぱい。
しかし若干いっぱい過ぎな感がありました。

茹でている時から思ったのですが、生麺より量が多い感じ。
「普通の人はこのくらいなのかな、まあ私は小食だからな」と思っていたのですが。
翌日、まだ残りがあったのでまた夜食をうどんにしてしまおうと袋を出して、よく見ると。
「六人分(600g)」となっている。
しかし(?)その袋は3束パックなのです。
ありゃ、と一束を秤に乗せてみるとなんということでしょう。
200gなのです。
つまり前夜は二人分を食べてしまったので、そりゃあお腹も膨れる筈、というかどこが小食なんだよ。

暖かい季節にはお腹が縮んでインスタントラーメンを半分に割って十分満腹したりしている私ですが寒い季節にはこのようなことも起こるのでございます。
まあ間抜けなのは通年のことですが…
で、要らん脂肪を増やしてしまうわけですが、「冬」の語源は「増ゆ」だという説が素晴らしく納得できてしまうのでした。

しかし節気は立春を過ぎもう雨水だというのにまだ増やし気味なのはそろそろなんとかしたいものです。
いやこの季節桜モチーフのお菓子とか和洋問わず目にも鮮やかで美味しくて…w

◆悔しさをバネに
2012/02/16 14:28

「(子供の頃)モンキーズの主題歌をカタカナで歌っていた」というほぼ同年代の方のツィートを見ていて思い出したのですが、モンキーズのTVショウは私も大体毎日見ていてファンになり、レコードを買ってカタカナであまり意味もわからずに歌っていました。
しかしある日親に「今歌った○○ってどういう意味だ」とからかい気味に聞かれ、答える事が出来なかったのが悔しく、それからは歌詞でわからない単語は全部辞書で意味を引いて内容を理解してから歌うようにしました。
その後「今度聞かれたらきっちり説明してやる」と内心待ち望んで毎日下手な歌を歌っていたのですが、あれ以降親が意味を聞いてくることはありませんでした。それはなんとなくまた別の悔しさを覚えたのですが、お陰で学生時代の英語の成績が多少よかったのは僥倖というものでしょうか。

また、これはもう仕事をしている時の話ですが、検事や裁判の出てくる話のプロットを作って見せた時に「こういう難しいのはやめておいた方がいいのでは」というようなことを言われ、それは確かに肯けるアドバイスだったので別の話を作ったのですが、なんとなく悔しさが残って、後日六法とか刑事訴訟法とかの本を読みまくったりしました。
法律本は実生活にはそれほど役に立ちませんでしたが(もし冤罪で捕まったらとにかく48時間は頑張って、それでも出してくれなかったら後は21日だ、とかいらん知識?だけ覚えましたw)伝記などの関連本は読んでも面白く、話作りに多少は役立ってくれました。

こう書くと小さな頃から悔しさをバネに成長してきた偉い人間のようですが(そんな勘違いをする人がいるとはあまり思えないが)、こうやって書き出せるというのはそういう場面が少なかったからです。

英語は多少得意科目になりましたが、私の行った高校は「教科はどれも一通り出来ないと駄目です、これは人並み以上によく出来るけどあれは全然出来ない、というのは駄目」という方針のところだったので(なので理系文系でクラスを分けるなどしません)成績順位はいつも中の下でした。
でもずっと「理系苦手だしー」という頭で悔しいとか感じることも無くのほほんと過ごしていました。

またテレビゲームやファミコンが流行った時、友人が器用にアクションゲームをやっていて自分は1面で死んでしまう、みたいなことがあってもやはり「運動音痴だからなー」で済ませてまったく上達しようという考えは浮かびませんでした。
この時にちょっと鍛えておけばライドウさんのゲームであんなに泣かなくて(アクション面で)済んだのかもしれませんが、これも過去だからしょうがないよな、で終わってしまいます。

結局悔しさがバネになるのは根本にそれが好きという気持ちがある時だけのようだという言わずもがなの結論でございますw

◆信頼
12/01/31 00:39

「ビル・ゲイツが学生時代プリンというあだ名つけられたのが嫌だったからという理由でWindowsではprnという名前のフォルダが作れない」という風説が一部で流布しているらしいです。
「プリン」は日本語だからアメリカ人がそういうことを考えるわけないと思うとネタ元は日本なんでしょうかね。
prnはシステムの予約語だからとかDOS時代のお約束が通じない時代なのもあれですが、基本的にはゲイツさんがいかにもそういうことやりそうなキャラなのがそんな話の広まる原因ですよね。
うん、信頼されているw

◆読書
12/01/22 08:26

うちの近所には互いに近いところに本屋さんが2軒あります。
規模も似た感じなのですが片方はレンタル屋付きチェーン店で漫画や雑誌中心、片方はちょい「通」な店で漫画でもサブカル系を置いてたり、ハヤカワのポケットミステリーやら岩波文庫なども置いているという傾向の違いで両立しているようで、客にとってはありがたいことです。
どちらも駅前にあるというのも経営上良いのでしょう。
しかし去年の年末小さな駅ビルが出来、そこにその私鉄が経営母体の本屋さんが入りました。
この店も店舗によってはなかなか凝った本を揃えているので客としては有難いですが、それで今までの店のどちらかが無くなってしまうのは困ります。
うまいこと住み分けして欲しいものです。

客としての私の使い方は、街のターミナル駅まで出なくても買える新刊コミックなどはレンタル兼の店で買い(田舎なので発売日から一月くらい待たないと入らない本とか、部数が少なくて回ってこない新刊とかもあります…^^;)、もうちょいディープ(?)な本を読みたかったり、「本屋浴」をしたい気分の時は「通」な方に行きます。
で、特に何か買おうと思っていたわけじゃないのに時折罠にはまるのは、まあこちらですねw

最近は過去の日本をあらためて見直すような本が増えている気がしますが(実際には自分がそういう方に興味が向いているので目に付きやすいというだけかもしれませんw)、そういう本が並んでいる中に「日本奥地紀行」(平凡社ライブラリー)というのが平積みになっていました。
著者はイザベラ・バードというイギリス人女性で、ぱらぱら見てみると明治時代の東北から北海道を旅、というより探検した記録のようです。
車載動画でなんとなく親近感を持っていた街道あたりを通るようなのでつい罠にかかって読んでみました。

外国人女性が日本に滞在して書いた本では「東京に暮らす」(キャサリン・サンソム)というのも面白かったですが、こちらが都会の中で見られる割合に豊かな生活が多かったのと比べると、「奥地紀行」の方は文字通り奥地で、ろくに地図のない場所を踏破していった記録です。
ちょっと車載動画の「押し歩き」や「人載、藪こぎ」部分を思い出しますが、読み進んでいくとあれを遥かに超える過酷さでした。
車載動画の中では「かつてはこの川がよく氾濫して大被害が起きたけれど治水工事でこうなっている」と語られている部分が、まだその「よく氾濫する」時代で、しかもバードが旅した年(1878、明治11年)の夏は未曾有の豪雨が降ったらしいのです。
夏とはいえほとんど毎日雨が降る中、尾根道を馬に揺られ川では水に浸かり、夜は蚊やダニに悩まされ、更に同じ宿の日本人たちの大騒ぎでろくに眠れなかったりしながら、それでもきっちりと進み続けるバイタリティにはつい「白人てつえー…」と感心してしまいました。
後に解説を読むとこのバードさん脊椎に病気があって十代の頃はほとんど寝たきり、健康のために世界のあちこちを旅するようになったそうなのですが、ちょっと健康になり過ぎだろwという感じです。
もっとも長く歩いたりは出来ないらしく、それでずっと馬上の旅ということになり、イギリスと違ってまともに調教できていない日本の貧弱な馬で苦労することになったのでした。

貧弱なのは馬だけでなく、この旅行で出会った日本の農村の人々も同じで、貧富の差は激しく、体格や気力に影響を及ぼしているようでした。そんな人間たちをよそに北の夏は豊かな木々の緑で彩られ、山々は威厳を持ってそびえています。
そういう美しさの描写や、苦労したこともイギリス人っぽい(?)ユーモアで書かれているのが楽しいところです。また、探検家として植物や動物もきちんと見分けて記録されているし、村から村への距離や各村の人口、大きさなどもきちんと記してあるのがさすがと思わされます。

この旅行には土地土地で雇う馬子や荷物運びの他に、ずっとお供をして通訳をする日本人青年が付いているのですが、その伊藤という18歳の青年、調子がよく抜け目がなく、いつもなんとか楽をしたり上前をかすめることを考えている「町の人間」で、立身出世のために英語も勉強して外国人に雇われようとしているのですが、それでいて日本人の優秀さに自信を持っていて、西欧人は日本人を見習うべきだと思っているというのがなんとも面白かったです。
著者も、西欧的キリスト教の見地からは伊藤を「よい人間」とは思わないのですが、とにかく多少ピンハネはしてもやることはやり、誠実であることは信用し、時々は困らされながらもなんとかやっていった体験を面白く感じているようでした。

雨続きの道中で日本に水を感じ、過去に旅したハワイの火と対応させる部分があり、ハワイの旅の様子も読んでみたくなりました。いずれ探してみようと思います。

◆また今更なこと
12/01/18 06:30

Youtubeって「チャンネル」を作らないとfavouriteやplaylistに追加できなくなってたのかー。
面倒だなー^^;
動画うpとかはまったくする予定なくて(出来ませんw)見るだけなんだから手軽にやらせて欲しいものです。
まあ一回作っちゃえばいいんだろうけどとにかく「チャンネルって何」っていうとこからなので、ぐぐってみましたらなんかサイトというかマイページみたいな…?
別に交流とかもしないし一人でたまに気に入ったのを見るだけだからいらないんだけどなあ…w

ぐぐるもデフォをcomの方にしてるのにちょいちょい勝手にco.jpの方にされちゃうのがすげーウザイです。
大抵日本語の単語でしか検索しないんですが、co.jpだと日本語のCMが見えるのがうっとおしいのと後ほんのちょっと英語版の方が字間が狭くて読みやすいんです(日本語でも)。
つか左カラムまったく要らないっつーのにそこに意味として認識できる日本語が見えるとイライラが増すんですよねw

…今年最初の日記がグチだらけとかいやもうまったくヽ(^o^)丿






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