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ダーク系ヒーリング 08/26/05
ちょっと時間があって、リフレッシュのために散歩にでも行こうという時、普通のイメージだと良いのは緑の多い公園とか川や海の見えるところとか、あるいは博物館や美術館を挙げる人もいるかもしれない。私もそう思っていたのだが、実際のところ私にとってはそうではなかった。
人は自分と反対の要素を求めるという説があり、そうするとこれは私が暗くて田舎者のためということになりますが(ううう)私が一番落ち着くのは都会を歩いている時なのだ。
フィトンチッド満載の林を1時間歩くよりも赤坂から渋谷まで青山通り沿いに歩く方が楽しくて元気が出るのである。
店に入って買い物をしたりウィンドウを眺めて楽しむというわけでもなく、新しくて綺麗で大きなビルやマンションや、ショップの建物を眺めながら歩くのが楽しい。
だから都会と言っても新宿や渋谷駅前のような繁華街ではなく、銀座や表参道あたりの、メインストリートの道幅に余裕があって、横道は細くて趣があって多少の緑も楽しめる、みたいなのがいい。
特に最近のビルは単純な形ではなく、エントランスが凝っていたり、中庭があったり、また横道に入ると裏通りが一つのショッピングセンターのようになってつながっていて、それも単に平坦な道でなく、中心部はちょっとした広場になっていて木やベンチがあったり、少し段差があるテラスの奥にカフェがあったり、とか、そういうのを見ると和むのだ。
洒落たカフェでお茶してみるか、と思うこともあるが大抵は「まあ誰か友達と来た時にでも使えばいいし」とか思って、喉が渇いたりお腹が空くと昔からあって慣れている店に入ってしまう(暗い)。
昔、特に用事はなくてもなんとなくニューヨークに行ってうろうろしたくなったのはこのせいか、と今になって思い当たる。当時の東京はまだそういう「見て歩いて楽しい街」という部分が少なかったのだ。高度成長とバブルで経済的な余裕が出来て、その経済は一旦ぽしゃったりもしたけれど、余裕のある間に多少の趣味の良さも育っていたのかなという気がする。ニューヨークに行かないとならなかった分が東京で済めば大層安上がりで有難いことである。
ビルとビルの隙間に取り残されたような廃墟とか、古くから残っているアールデコ風の建物とか、そういう方面の趣味もあるようだが、私にはレトロ趣味というのがあまり無いらしくて、原宿の同潤会アパートがなくなったのはちょっと淋しいが、その後に出来るヒルズがどんな複合ビルになるのか楽しみにしている方だ。あちこちにかっこいいビルダンジョンが出来て、次のメガテンの舞台になったりすればいいなあ…などと思う今日この頃である。

季節ソフト 10/10/04
誰でも大体そうだと思うが、暑くて湿気のある季節というのは何もやる気がしない。と言って本当に何もしないでいると死んでしまうので仕方なく最低限の活動はするわけだが、それ以上のことは何も出来ない。エアコンを付ければいいだろうと言われるかもしれないが、私は昔の人間なのでエアコンの「冷房」が駄目なのだ。その時は「涼しいな、気持ちいいな」と思っていても体の方は汗が出せずに疲労していて、後で死に体になってしまう。
それが自然に涼しくなって湿気もなくなるとやっと私の残り少ない脳細胞も多少働くようになって、ソフトで遊んだり絵を描いてみたくなったりするわけである。
そうして思えば去年も大体今頃の時期にphotoshopをバージョンアップしてみ(て失敗し)たり、illustratorをいじってみたりしたようだ。
illustratorは体験版の期限終了後購入を考えてはいたものの、まあよくある話でなんだかんだしている間に去るものは日々に疎くなってしまいそのままになっていた。そしてまたよくある話で、さてソフト欲も出て来たことだし思い切って買いましょうかねと思ったら店にはバージョン10は影も形もなく、CSというバージョンだかなんだかわからない物ばかりが幅を利かせている。
私はなんとなくCS(クリエーティブスイート)という企画が好きでないし、いろいろと調べてみると過去のバージョンとデータ互換性などに少々問題があるらしい。まあ私はそれでデザインの仕事をするわけではないからそこいら辺は目をつむるとして、後は操作系の方だが、こちらにしてもphotoshopほど「変わってムカツく」というほどやり込んでいるわけでもないので、大丈夫だろう。
で、しばらくは10も探しながらCSもいじってみようということで、また体験版を落としている。6時間ほど頑張ってくれ、マシンとルータくん。あ、終わったらphotoshop CSもね:-)

鈍いひと 09/01/04
以前他のところでも書いたことがあるが、音楽的に鈍いひとというのがいるもので、そういうひとはYMOが流行り出した頃には「ヴォコーダー使うとヴォーカルいまいちでもまともに聞こえるねー(プ」とか言い、ヴェルディのレクイエムには「モーツァルトと比べると最後の盛り上がりに欠けるよねえ」などと言うのである。
それだけだったら趣味の問題で終わるのだが、鈍いひとというのはその後ちょっとするとYMOファンになっていたり、「モーツァルトの構成美もいいけどヴェルディのあの詠唱的なエンディングはかっこいいよね」などと見事に手の平を返しているのだ。
まあその鈍いひとというのはわたくしなのですが、とにかく最初はわからないのだが何度か聴いているうちに突然閾値を越えて好みスイッチが入るという感じなのです。
わからないのだったら黙っておけと思うのですが、結局最初に感じたとおり好みでなく終わることも多いのでつい言ってしまうわけですね。
そして途中の段階ではその曲が、聴いているうちにスイッチが入るものなのか、それとも結局聴き続けてもエンジンの空吹かしで終わってしまうものなのか判断が出来ないのです。そこが鈍さのゆえんということなのですが、困ったものです。
今回CDをまとめてiTunesに取り込んでいるうちに以前あまり聴かなかった曲を再度耳にしてみたらいきなりスイッチが入った曲やアルバムが多く、「あれー」と驚きつつ、ほんとに我ながら鈍いものだと改めて思ったことでした。ただ、PCでオーディオファイルとして聴くのと、CDをそのまま聴くのではちょっと音質が違うような気もする(うちの場合は若干ピッチが高く聞こえるような気が…)のでそこらへんもちょっと関係あるのかもしれないとか鈍さの言い訳にしてみたり^^;

数字の謎 03/12/04
携帯の機種変更のことは下に書いたが、実は変更手続きの際に個人認識のための書類がいるということを知らなかった。知らなくても大抵の人は学生証とか免許などでなんとかなるのだろうが、学生でもなく、免許も持っていない身だとその手の認識のためには保険証とかパスポートが必要になる。だがこんなものは普段から持ち歩くようなものではない。それではと暗証番号を聞かれたのだが、なにしろ4、5年前である。初期値から変えた記憶はあるのだが、誕生日関係や、思いつく数字を言ってみても全然当たらない。
結局その時はクレジットカードなどを見せ、住所や電話番号などを口頭で確認するという形でなんとかしてもらったのだが、暗証番号は教えてもらえなかった。それはやはり認識書類がないと…という。初期値に戻してもらうよう頼めばよかったのかもしれないが、その時はそこまで頭が回らなかったし、自分の考えた数字ならいろいろ試しているうちに当たるだろうとも思った。
ところがこれが当たらないのである。自分の誕生日関係では駄目だったので友人、好きな人関係の数字、単なる数字の4つ並び、など思いつくものは大概試したのだが全滅である。全ての組み合わせを試していればいつかは当たるだろうが、コードブレーカーでもあるまいしそんな虚しいことはしていられない。最初に申し込みをした時の書類には書かれているはずとも思ったが、うちでそんな昔の書類がすぐ見つかるわけもない。
結局普段使う分には別に暗証など知らなくても問題ないので(実際、初期値を変えただけで全く使っていないから覚えていないわけである)そのまま放っておいた。だが先日友人と会うことになり、そこの近所に使っている携帯のショップがあったのでついでにパスポートでも持っていって暗証番号を教えてもらうことにした。今回は前の機種と違ってメモリーカードのフォーマットという用途があるので、一応知っておく方が便利ではあるのだ。
めでたく教えてもらったその番号は、聞いてみても「なにそれ?」という数字の並びだった。どう考えてもまったく記憶にないような数字なのである。自分の記憶が怪しいことには自信があるので、知り合いにも聞いてみたりしたのだがやっぱり「わからん」と言う。その後、なんとなく「あれかな…」と思うものはあったのだが、それを確認出来るものは先日壊れたHDDの中なのだった。まあとりあえず今はもう覚えやすい番号に変更したので安心である。どう安心かというと「永遠の憧れの番号」と言っておけば例え私が忘れても、回りの人が教えてくれるという点が安心なのである。

アクシデンタル・アーティスト 03/01/04
新しい機種の携帯を入手して私がまず励んだことは待受画面の作成だった。以前買い替えを考えていた時には着メロ作成に燃えていたのだが、ほとんどの時間電源を切ったまま充電器に設置されている置物のためにそんなものを一所懸命作ってみても、あまりにも空しいことに気がついたのである。その点待受画面は使う時には(月に一度だとしても)必ず目に入るものだし、なにより作るのが着メロに比べて相当に簡単である。携帯に付いているカメラで適当に撮ってそれを設定すれば済む。凝ろうと思えばパソコンでフォトショップ等で画像を作り、それを携帯に移して設定してもいい。実はそのためにメモリーカードが使える機種を選んだのである。メモリーカードを読むアダプタは持っていなかったので人に借りることにして、とりあえずそれまでのつなぎと、操作への慣れも兼ねて、モニタに適当な画像を出したのを携帯カメラで撮り、それに適当なフレームを付けて設定してみた。ところが、これがなかなかいいのである。いや、当初は単に「まあ結構綺麗に撮れたかな」と思っただけで、あくまで一時しのぎのものとしてまあまあ、と思っていたのだ。ところがついにアダプタが来て、選んだ画像にフォトショップの多彩なフィルタや効果をかけてみたのだが、どれも作った時はいいと思っても、設定してみるとどうもわざとらしさが気になってしまう。120×160という画像の小ささもあるのだろうが、最初にひょいと作ったなんのてらいもない画像が一番落ち着くのだ。芸術というのはあからさまに稚拙なものは論外だが、技巧が人目につくようでもまた駄目で、修練によって偶然に出来上がったような物を作れるのが最上なのだろうか、などということをふと考えた私だった。

不精者again 01/27/04
ついに(と、知っている人は思うだろうが)携帯の機種を買い替えた。月に一度使うかどうかという携帯でも長年保持しているとさすがにバッテリーが上がってきて、この古い機種(自番号を表示させると010で始まるというような…)に今更お金を使うくらいなら買い替えたほうがよろしいだろうという判断になったわけだ。
一度、着メロ4和音作成可!などという機種が出た頃、知人が自分でドラクエの曲などを作って入れているのに刺激されて買い替えを考えたことがあったのだが、欲しかった機種がその場で手に入らなかったので「じゃあ今度にします」となり、そのまま熱が冷めてしまった。今回の買い替えはそういう一瞬の盛り上がりでなく、必要に迫られて買うのだから、機種にそれほどこだわりもないし、無ければないで一週間でも二週間でも待とうと思っていたのだが、今度はあれあれと思っている間に手続きが済んでその場で手渡されてしまった。なんとなくこういうものかと思う。
さて、ファクス同様ウラシマなので(と言っても、もう現行の変更可能機種の中ではぎりぎりの物)、またまた前の物より機能が相当複雑になっている。一生使わないような機能は置いておくとしても、とにかくメモリ登録くらいはしないとならない。今までの、ただ電話番号を入れるだけの物でも「ふりがな」を入れるのが面倒でめったに登録しなかったというのに(スキップ出来ることはだいぶん後になってわかった)、今度はそれどころか、一件につき電話番号3つ、メルアド2つまで登録出来るようになっているのだ(しようと思えばそれだけでなく住所や誕生日や似顔絵まで入れられる…)。こうなると、いっぺんにまとめて登録してしまわないと、不精な私は後から項目を追加するなどという面倒なことは絶対しないから、かえって不便になってしまう。それを避けるためには、まず登録する相手全員の携帯の番号と自宅の番号、Eメールのメルアドと携帯のメルアドを全部書き出し、準備万端整った上でマニュアルを見ながら登録、というようにしないと出来ない。その書き出すのが、日頃住所録のようなものを作っていないので、その場その場でしのぐには問題はないのだが、こういう場合は、古い手書きのメモ帳やらメールソフトで検索するやら昔の年賀状を探すやらと、一人の項目を埋めるたけでも、考えただけで面倒になってくる作業が必須なのである。というわけで、こんな物を書いたりカメラで遊んでみたりして逃避している私なのであった。

***test***携帯で撮った写真。画像編集で様々なフレームや効果も使える:-)***








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