Web-Suopei  生きているうちに 謝罪と賠償を!

すおぺいネットとは?

 中国人戦争被害者の要求を実現するネットワーク(略称「すおぺいネット」)は、日本に対して戦後補償を求めている中国人戦争被害者を支援している市民団体の緩やかな連合体です。

構成

 下表の「支援団体」とその支援者によって構成されています。

対応する裁判

支援団体

すべて

 弁護団

731・南京・無差別爆撃

731部隊

 731部隊被害者遺族を支える会

南京大虐殺

南京への道・史実を守る会

無差別爆撃

 

慰安婦

1次・2次

 中国人「慰安婦」裁判を支援する会

海南島

中国海南島戦時性暴力被害者の謝罪と賠償を求めるネットワーク

強制連行

すべて

 中国人強制連行事件の解決をめざす全国連絡会

東京(1次=劉連仁・2次)

 劉連仁勝利実行委員会

北海道

 

山形

酒田港中国人強制連行を考える会
中国人戦争被害者の要求を支える宮城の会

新潟

 「支える会」新潟支部

群馬

中国人強制連行薮塚・月夜野事件群馬訴訟を支援する県民の会

長野

 

愛知

愛知・大府飛行場中国人強制連行被害者を支援する会

京都

中国人戦争被害者の要求を支える会京都支部

福岡(1陣・2陣)

 「支える会」福岡支部

宮崎

 槙峰強制連行裁判を支援する会

平頂山事件

撫順から未来を語る実行委員会

毒ガス

すべて

遺棄毒ガス問題ポータルサイト

1次・2次

 化学兵器被害解決ネットワーク

チチハル

 チチハル8・4被害者を支援する会

敦化

 周くん劉くんを応援する会

名誉毀損

李秀英

南京への道・史実を守る会

百人斬り

夏淑琴

中国判決執行

活動

 上記の団体のそれぞれの運動に関する情報をまとめたニュースレターを年間1〜2回発行しています。

前史

 2013年8月に、中国人戦争被害者の要求を支える会(略称「支える会」)が発展的に解消して生まれました。

 

 前身の中国人戦争被害者の要求を支える会(略称「支える会」)は、最初に裁判が提訴された1995年の夏に、多数の個人や団体が集まって、東京で設立されました (このとき提訴された裁判は、南京大虐殺・無差別爆撃・731部隊 ・慰安婦の被害者が東京地方裁判所に損害賠償を求めた裁判でした)

 当初、裁判は東京地方裁判所だけで争われていましたが、1997年以後、地方での強制連行訴訟が始まるようになり、それを背景に地方支部が結成されていきました (強制連行訴訟が地方で起こされるようになった理由は、強制連行の被害者たちは、自分が働かされた企業を相手に裁判を起こすために、その場所を管轄する裁判所に提訴したからです)。また当初は、すべての裁判を「支える会」が直接に支援していましたが、裁判の進行と共に次第に事件ごとの支援グループが結成されるようになりました。そしてこれらの個別の支援グループは やがて「実行委員会」として「支える会」から分離・独立し、「支える会」と連携して支援に取り組む団体に成長しました。

 

 発足して10年を越えた2006年ごろからは、最高裁で判決が出されて終結する裁判が現れるようになりました。それを背景に「支える会」は、それまでの「裁判支援団体」としての性格から、「最終解決に向けて政府や企業に提言をすることや、歴史の真実を伝えることも含めて、幅広く戦後補償問題を解決するために活動する団体」としての性格を強めるようになっていきました。

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