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アンチエイジング

1. アンチエイジングについて

 日本抗加齢医学会(アンチエイジング医学会)定義によると

 元気を享受するというのは、単に寿命を延長し高齢生存者のカーブの右肩を引き上げることを目的にしているのではないことを意味している。長寿の質が重要なのである。

 人間としての寿命の質を問題にしている。

 また、元気でというのは、たとえ何かの病気を持っていても、元気で長寿を享受できる状態を意味している。このためには、たとえ齢をとることによって何らかの病的状態が出現して いても、肉体的にも精神的にも、個人として全体的に“元気であり”バランスのとれた状態に保たれていることが重要と考えるのである。
 とある。

  まあ能書きはどうであれ "元気であること" が根幹であることに異論は無い。そこで順調に加齢で齢を重ねて久しい、かつ自由時間のたっぷりある我が人生に於いて、心がけ次第で"アンチエイジング"たりうる所業に付き纏めて、その段階で健康のもろもろを再認識しながら余裕を持って今後の生活を過して行きたい。

 なお、本稿において 仙台やすらぎの杜整体院院長 上川名 修 先生の情報を最大限活用させて戴いたことを付記しておきます。 


2. アンチエイジング実績



 なお、アンチエイジングのこれまでの実績把握として、目に見える数字で表現するために、体組成を2021年10月より測定している。
 このなかで "体年齢" は、基礎代謝* を基に算出した体の年齢で、オムロン独自の指標です。 基礎代謝は体重、体脂肪率、骨格筋率などを総合して算出しているので、体年齢は自分の体を総合判定する目安になります。
 すなわち、体脂肪が低く、基礎代謝が高ければ、体年齢は若くなり、反対に体脂肪が高く、基礎代謝が低ければ、体年齢は高齢になります。
 この測定データでこれまでのアンチエイジング実績を見て、小生81才だが、この数年トータルで 体年齢60才と ”20才以上の若返り”(歳を摂ってない) の効果 が出ている。
                        (Feb.03,2025:撮影)
 今後この推移を報告して行く。

 *基礎代謝;人間は体を安静にしている状態でも、心臓を動かす、体温を保つ、息をするなどの生命維持のためのエネルギーを消費しています。この、何もしていない状態で生命活動のために使われるエネルギーのことを基礎代謝量と呼んでいます。


3. アンチエイジングの考え方

私の考え方は 

(1) 自然治癒力 をあげて、その結果"元気"を保つこと
(2) 活動 (運動)  を通じて筋肉・骨格の体力の劣化を抑えること

である。
 あとは使わないに越したことはないけど薬などの力で元気を取り戻すことである。


 ここで "元気"を損なう大きな要因である血流では図1のように血管が原因のこれらのものが考えられる。


 我々はこれらの要因を如何にして 自然治癒力と活動でガードしてゆくかが 元気を保つための最重要課題である。

4. アンチエイジングの実践
4.1. 自然治癒力の向上  ~ 自然治癒力をあげよう ~


 身体を健康な状態に維持するためには、
(1)身体の機能のバランスや秩序を正常に保つ。(恒常性維持)
(2)病原菌など異物の侵入、変質した自己細胞を殺傷して
  体を守る。(自己防衛=生体防御)
(3)傷ついたり古くなった細胞を修復したり新しいものに交換
  する。(自己再生=修復・再生)

  の仕組みを十分に働かすことです。
 本来、これらの自然治癒力の3本柱は、私たちの身体に自然に備わっているものです。

自然治癒力の向上方法
 この自然治癒力をアップできると期待されるのが次の5項で詳細に述べる平田式心療法 熱鍼快療術である。

 この方法は、皮膚に直接温熱刺激を与えることで、血行がその部分に集まり、赤血球が酸素を運び、白血球が増加し疲労物質を退治してくれるのです。それと同時に自律神経の調節が図られるわけです。

 もともと人間の体には自分で治そうとする力があり、
それに加えて、温めて血行を良くして機能の回復を図ってゆくのです。 このような刺激を与えることにより更に自然治癒力が高まってきます。

4.2. 活動(運動)を通じて体力の劣化を抑える  ~血管老化の予防~  

 動脈硬化は、血管の一番内側にある内皮細胞の機能低下によって始まる。内皮細胞は、血流が速くなると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を産生して放出する。
すると、一酸化窒素は中膜にある平滑筋に作用して、その結果、平滑筋の緊張がゆるんで血管が広がる。

 血管を広げる働きは、放出される一酸化窒素の量に左右され、一酸化窒素が不足すると血管は硬くなり、逆に十分に出ていると血管をやわらかい状態に保つことができます。
☆血管拡張物質 一酸化窒素(NO)を増やす方法
~ 血管老化の予防 ~

 一酸化窒素は運動によって比較的簡単に出すことができる。
運動によって内皮細胞の機能が高まり、一酸化窒素がよく出るようになる。

 内皮細胞の機能を改善させる運動は、少し汗ばむ、中程度のいわゆる有酸素運動が効果的であると言われている。速歩やスロージョギングなどである。

 運動は、1日30分以上、できるだけ毎日続けよう。まとめて運動するのが大変なときは、朝、昼、夜と分けて行ってもよい。週3回以上、合計で180分以上を目標としよう。

 日常の生活について 積極的に身体を動かすことを心掛ける。すなわち、ゴルフ、テニス、ウォーキングなどの実践と その事前・事後のサポート

4.3. 薬などの活用
  これは言わずもがな、通風、高血圧等の症状低減用に定期適用する。
さらには 漢方薬で 耳鳴り、めまいの改善なども必要に応じて適用する。



そこで これらを踏まえて 毎日の生活習慣の基礎を次のように定め、常日頃の生活を営むこととする。
 
生活習慣の基礎
  ここで 正中心 とは「腰を反り、腹を突き出し、脊髄を真っ直ぐ立てる。重心を両足裏支撑(突っ張るの意)底面の中央に落とす。上体の力を抜く。みぞおちを伸ばす。」

 ってことで、要は身体を健康な状態に維持するために、以下に示すことを楽しみながら行うことである。

5. 私の実践内容
 アンチエイジングとして、今までの経験則により、現在、次のような施策を行っている。
もちろん、単なる遊びとして行ってるものもあるが、これらも立派なアンチエイジングと認識してやっている。

 その詳細については個々のページをご覧ください。


まずは大枠として 次の4つの主なアンチエイジング方法がある。
項 目 内            容
1 睡 眠

睡眠中には、成長ホルモンのほか、アンチエイジングと深い関わりのあるホルモン「メラトニン」が分泌されます。メラトニンは、ビタミン類を上回る強い抗酸化力を持ち、酸化によって組織や細胞が傷つくことを防ぎます。

 また、メラトニンによって、成長ホルモンの分泌も促進されるため、ダブルのアンチエイジング効果を得られます。メラトニンが多く分泌されるのは、深夜13時頃の深い眠りに入った、ノンレム睡眠中であるといわれています。そのため、21時までには就寝し、最低でも7時間は眠るように心掛けることが大切です。
2 美 容

見た目の若さを保つために、最も重要なのが美容です。肌にシミやシワ、たるみなどがあると、実年齢よりも老けて見られてしまうため、毎日の正しいスキンケアが欠かせません。

若々しい肌を保つためには、サプリの摂取や保湿ケアなど、体の内側と外側、両方からのケアが大切です。肌のバリア機能を高めてくれるセラミド配合のクリームを塗ったり、コラーゲン配合のサプリを摂取したり、肌の潤いを逃さないように心掛けましょう。

 また、外出する際は、日傘を差したり日焼け止めを塗ったりして、肌へのダメージを最小限に抑えるなど、紫外線対策も抜かりなく行います。紫外線を浴びると、メラニン色素が生成されて、シミやシワ、たるみなどが発生する「光老化」を引き起こします。
3 食 事

アンチエイジングを目指すためには、まず抗酸化作用のある食材を、積極的に摂取するのがおすすめです。抗酸化作用のある食材を食べることで、動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下などを引き起こす活性酸素の働きが抑制され、若く健康な体を維持できると考えられています。

抗酸化作用のある栄養素は、主にビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ミネラル類・ポリフェノール・カロテノイドなどです。緑黄色野菜や果物、植物油、ナッツ類、海藻類、ブルーベリー、プルーン、お茶(緑茶・紅茶・烏龍茶など)、豆類(大豆製品や納豆など)といった、さまざまな食材から抗酸化物質が摂れます。

 また、食事をする際は、血糖値が急激に上昇しないよう、食べる順番にも気をつけることがポイントです。野菜タンパク質炭水化物の順で食べ、血糖値の上昇がゆるやかになるよう心掛けましょう。
4 運 動

アンチエイジングを目的とした運動には、ストレッチやヨガ、ウォーキングなど、ゆっくりとしたペースで行う「スロートレーニング」がぴったりです。

深い呼吸を意識しながら体を動かすことで、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは、通称「若返りホルモン」と呼ばれ、代謝機能や免疫機能を正常に保つ役割を担っています。少し息が上がる程度の運動を毎日続けることで、成長ホルモンの分泌が促進されます。

 反対に、息が切れるほどの激しい運動をすると、体内で活性酸素が作られてしまいます。活性酸素が増えると、組織や細胞の老化現象が起こりやすくなるため、ジョギングや激しいスポーツなど、ハードな運動には注意が必要です。


分類 方 法 等 内             容
1 自然治癒力の向上 平田式心療法 熱鍼快療術 先端が皮膚を傷付けない程度に鋭利になっていて、鍼と灸の刺激を同時に与えることのできる温熱刺激器具=熱鍼を使って行う刺激療法。 約30分~1時間/日の熱鍼マッサージ。
半身浴 胸より下の下半身だけお湯に浸かる入浴法。 疲労回復に一役。
活動
(運動)
を通じて体力劣化を防ぐ
実施
内容
健康ステッパーで足腰増強 健康ステッパー"ナイスデイで"踏み台運動 (有酸素運動)
ウォーキング 歩くことによって健康増進をはかる。
ゴルフ 歩くことの一手段。1ラウンド約7Kmを歩いて楽しくプレーする。 コースに出ない日は近くのゴルフ練習場で1~2時間の練習を心掛ける。
テニス 近場で簡単に出来る、短時間での運動。
事前
/
事後
ストレッチ 硬くなって縮んでしまった筋肉を、元の健康な状態に戻し、身体の活性化を促進。
テレビ体操 NHK「テレビ体操」毎朝6:25から10分間でリフレッシュ。
テニスボールとバイブレータでのマッサージ 肩や腰のコリ解消にテニスボールを使ってマッサージ。
めまい予防体操 自宅で簡単に予防する方法。寝返りで耳石を粉砕!
薬などの活用 キネシオテーピング 皮膚に貼ることで人間本来の生体反応を引き起こし、それで障害を治す方法で、適宜痛みや不具合が生じたときに 該当部署に貼り付ける。
サプリメントの飲用
(飛蚊症軽減
サプリメント ルテインの飲用。
カスピ海ヨーグルトの食用 2005年より朝/夕、食後に美味しく戴いている。
野菜ジュースの飲用 2015年より「野菜一日これ一本」を起床後飲用している。
 これらの実践結果の集大成が 2. アンチエイジング実績  である。 


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