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ストレッチ

〜 自然治癒力をあげよう 〜

*本稿において 仙台やすらぎの杜整体院 院長 上川名 修 先生の情報を最大限活用させていただきました。

 体の痛みやコリなど、なんらかの肉体症状を抱えている方は、たいていある部分の筋肉の柔軟性が失われています。硬くなって縮んでしまった筋肉を、元の健康な状態に戻す方法がストレッチです。
 筋肉が縮んだままで元の長さに戻らないと疲労の回復が起こりにくいのです。
ストレッチをすると筋肉が伸びて筋肉の疲労が速やかに解消します。

1. ストレッチの目的
筋緊張の低下
 ストレッチを行なうことにより、筋肉の緊張を和らげるのに効果的なことが証明されています。
柔軟性の改善
 筋肉の柔軟性を取り戻し、関節の動く範囲(可動域)が広がります。
血液循環の改善
 ストレッチ後には筋肉の血流量が増加します。
筋肉の疲労物質も排出されやすくなります。
筋痛の緩和
 血液の循環が良くなり、発痛物質の生成を抑え、筋肉の痛みをやわらげます。
傷害の予防
 筋肉の柔軟性が増し、関節の動きが良くなるので、怪我の予防にもつながります。

 特に運動をしている方は必要です

2. ストレッチのコツ
(1) ゆっくりとストレッチを行なう いろいろなストレッチの方法がありますが、ここで言うストレッチは静的ストレッチのことです。
動きを止めて(20秒〜数分間)ゆっくりと行ないます。
反動をつけて行なうラジオ体操などは動的ストレッチです。
硬くなっている筋肉を反動をつけて無理に伸ばそうとすると、かえって筋肉を痛めてしまうこともあります。
首や肩をくるくる回すだけではあまり、ストレッチ効果は望めません。
また、首をゆっくりと回すにしても、気持ちよく筋肉が伸ばされるところで、数十秒ずつ動きを止めながらやると効果が高まります。
(2) 筋肉が伸びている感覚を味わう ストレッチの方法の図や、写真を見ながら行なう場合でも、形にとらわれずに、自分の感覚を大切にします。
形だけ真似をするのではなく、ストレッチを行なっている最中に、どの筋肉が伸ばされているのかしっかりと意識することが大切です。
人によって筋肉の状態はまったく異なります。筋肉が硬い人と柔らかい人では、同じ筋肉をストレッチしていたとしても、第3者から見たらまったく違うポーズに見えるかもしれません。
筋肉をしっかり伸ばすことが大切ですので、形にとらわれる必要はありません。筋肉が伸びていることをしっかり意識して行ないます。
(3) ストレッチの気持ちよさを味わう ストレッチは痛い、面倒くさい、つらいというイメージがつきものです。
痛いだけのストレッチは長続きしません。ストレッチは長期間続けることで、より高い効果が得られます。
痛い中にも気持ちよさがあると(イタ気持ちよい感じ)、ストレッチをすることが楽しくなります。 無理して痛い所まで伸ばしてガマンするのではなく、ちょっと痛いけど気持ちよい感じを味わうようにするとよいです。
(4) ストレッチする筋肉の伸ばし方 ストレッチをするときに、筋肉を伸ばす方向や角度を少し変えるだけで、伸ばされる筋肉の部位も変わります。
同じポーズに見えても、体をひねる向きを少し変えるだけで、すごく「効いてる〜」という感じになります。

ストレッチのポーズをとったら、その体勢からちょっとだけもぞもぞ動いてみると、もっとも気持ちよく筋肉がストレッチされる体勢が見つかります。
この微調整をやるかやらないかで、ストレッチの効果は全く違うものになります。
(5) 気持ちよさに従うストレッチ 同じ人でも、上半身と下半身の筋肉の状態は違います。
ほとんどの人は右半身と左半身の状態も違います。
ですから、左右同じようにストレッチする必要はありません。気持ちよい方を好きなだけ(時間、回数)やるとよいです。

右を30秒やったから、左も30秒やらなくちゃということはありません。
体の感覚に従い、ストレッチして気持ちのよい部位を好きなだけ行ないます。
体は、体がなんらかの刺激を受けたときに、それが治癒の方向へ向かうものならば気持ちよさを感じます。

自分の体に対して、必要な部位に必要なストレッチをすることが出来たときに、体がとても喜ぶのがわかります。

3. ストレッチは体との対話
 ある人が肩こりを訴えていたとしても、実際に筋肉が緊張しているのは、首だったり、背中だったり、肩甲骨の周りだったり、鎖骨付近だったり、人それぞれです。
本人は肩がこると言っていても、一般的な肩こりの筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)などは柔らかいというケースもあります。

 ストレッチを念入りに行なうと、自分の体のどの部分の筋肉が緊張しているのかよくわかります。
自分では首の後ろが苦しかったつもりでも、首の横や前の筋肉も、ものすごく緊張していたりします。
緊張している筋肉を、ゆっくり時間をかけて、伸びていく感じを味わいながらストレッチをすると、とても気持ちがよく、ストレッチが終わった後は非常に軽くなります。

 体の痛みやコリを感じている人のほとんどが、筋肉が緊張して硬くなっています。自分の体と対話しながら、症状を改善できるストレッチは、セルフケアにはもってこいの方法です。

4. 実践と効果
(1) 実践
平成22年12月16日より開始、およそ15〜30分かけて1〜2回/日、行っている。
(2) 効果
その日の疲れが改善される。特にゴルフ後、やらないと 筋肉痛が数日続くが、ストレッチ後は殆ど痛みを引きずらない。
ゴルフにおいて 筋肉が柔軟性をもってきて、関節の動く範囲(可動域)が広がり、スイングそのものが大きくなり、開始後3日目で、かつ気温が10℃未満の寒い日であったが、飛距離も心なしか伸びてきている。


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