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カスピ海ヨーグルトの食用


 カスピ海ヨーグルトとの出会いは 今を去ること20年余り前の2005年に元上司F氏の奈良市・富雄の実家で紹介され、「種カスピ海ヨーグルト」を頂いたことによる。

 「カスピ海ヨーグルト」のルーツは、ヨーロッパ東部の黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地方の「ジョージア(旧グルジア)」。四季があり気候も温暖なため、耕作や牧畜にも最適な地域。また、100歳を超えるお年寄りが元気に暮らしていることから、世界でも屈指の長寿地域として知られています。

 コーカサス地方では、ヨーグルトをそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にも使われています。一般家庭には手作りのヨーグルトがあり、朝晩、どんぶり1杯分のヨーグルトを食べるそうです。
 
 どうして日本にやって来たかというと
長寿食文化の研究が専門の武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森幸男博士が、1986年に研究のためにジョージアの自家製ヨーグルトを日本に持ち帰りました。当時、家森博士は、WHO(世界保健機構)の協力を得て、食と長寿の関係を調べるために世界中を行脚。コーカサス地方で村人の食事のサンプルを集めたところ、いくつものヨーグルトが集まりました。家森博士は分析の残りを自家製で食べ続け、ごく身近な人に分けたそうです。

 この絡みで 我が上司のF氏も実家を含め自家製の「カスピ海ヨーグルト」を食しており、それを分けて頂き、自宅でそれ以後、我が家の自家製を作製し、食し続け、本日に至ってます。

ヨーグルトの効果は?

★整腸作用(便秘解消・下痢の抑制)
 ヨーグルトでもっとも有名な効果はこの「整腸作用」でしょう。実際、ヨーグルトには、以下のメカニズムを通して腸内環境を整える効果があります。

★善玉菌の増加:
 ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内で善玉菌として働きます。善玉菌が増えることで、悪玉菌の増殖が抑制され、腸内環境が整います。

★有害物質の排出:
  乳酸菌は、腸内で乳酸を生成します。この乳酸は、悪玉菌の活動を抑え、有害物質の排出を促進します。

★ 便通の改善:
 ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸の蠕動運動を活性化し、便通を改善する効果があります。

カスピ海ヨーグルトと普通のヨーグルトの違いは?
☆乳酸菌も違った!
 一般的なヨーグルトにはお馴染みのビフィズス菌が含まれますが、カスピ海ヨーグルトには、「クレモリス菌FC株」という乳酸菌が含まれているそうです。
 この乳酸菌は生きて大腸まで届くということが研究により明らかにされていて、腸活のためにヨーグルトを食べたい方にぴったりなのだとか。

☆1番の違いは、その「ねばり」
 カスピ海ヨーグルトが普通のヨーグルトと違うところは、なんと言ってもその、独特の「ねばり」!
 先述の乳酸菌「クレモリス菌FC株」が生み出した「ねばり成分」と乳タンパク質が絡みつくことで「カスピ海ヨーグルト」独特のねばりが生み出されるそうです。

我が家の「カスピ海ヨーグルト」

 この「カスピ海ヨーグルト」は「種ヨーグルト」を残し、毎回、牛乳を補填し、半日ほど培養し朝・晩2回食用している。
 食用時、きな粉やスリゴマ、梅干、ブルーベリーなど好みに応じて付加して美味しく頂いている。

 お陰様でこの20年ほど 便通での悩みは皆無である。


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