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外壁の防水性がなくなってくると艶がくなり劣化が進むことによりやがて塗膜が粉状になり手で触れると白い粉(チョーキング)がつく。 |
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外壁の伸縮に耐え切れずひび割れが発生している。 |
この様な症状が発生している場合には塗替えのサインです。
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(ひび割れ) |
(塗膜の剥がれ) |
(塗膜の膨れ) |
(コーキングの老化) |
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■ひび割れの対処 |
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ひび割れの程度により電動工具によりVカットを行います。
Vカットした部分にプライマーを塗りその上へコーキング、モルタルを埋め平らにします。
Vカットしていない部分と同じ模様をつけます。 |
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(電動工具にてVカット) |
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(プライマー) |
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(Vカット部を埋める) |
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(Vカット部以外と同様の模様付け) |
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■塗膜の剥がれ |
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皮スキなどの手動工具により剥がれ部分を取り除きます。
剥がれていない模様と同様の模様を付けます。 |
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(塗膜の剥がれ) |
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(施工後) |
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■塗膜の膨れ |
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膨れ部を皮スキなどの手動工具により剥がします。
剥がし後は上記の『■塗膜の剥がれ』と同様です。 |
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■コーキングの老化 |
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サイディング面の外壁塗装に付き物なのがコーキングの老化による補修であります。
劣化の程度が軽度の場合には既存コーキングの上から重ねて充填する「増し打ち」を行います。
重度の場合(ひび割れ)などは既存コーキングを撤去して新しくコーキングを充填する「打ち替え」を行います。
この時、使用するコーキングは「変性シリコン」、「ウレタン」コーキング」を使用いたします。
※「シリコン」コーキングは塗料を弾いてしまうため使用致しません。 |
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(コーキングの老化) |
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(コーキングをVカットによる撤去後) |
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(コーキングの充填後) |
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(塗装後) |
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■カビ |
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カビの発生が重度の場合は『カビ落とし漂白・カビ防止剤』を塗布し、ブラシなどで擦った後に高圧洗浄を行います。 |
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(株式会社みやき カビ防止剤カビシラズ) |
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外壁塗装の役割は以下の2点があります。
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1.美観 |
建物の色彩により見栄えを良くする。 |
2.保護 |
建物の塗膜を保護し腐食から守る。 |
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この『保護』を行う為に上記の様は症状がある場合には、適切な対処が必要になります。
外壁塗装といっても塗料を塗るだけではなく、それに付随する様々な作業が発生致します。
外壁材がサイディングボードの場合には注意して頂きたい点があります。
サイディングがタイル調などの模様が付いている場合にはウレタン系などのクリアーという塗料を使用することにより、その模様を消さないく防水性を与える事ができます。
クリアー塗装は透明の膜をつくるので今の状態のままになりますが劣化が進み塗膜が剥がれている状態でクリアーを塗ってもタイル調の模様は戻りません。
その場合は、弱溶剤型のウレタン・シリコンをお勧め致します。 |
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