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■塗る部位についてのご質問 |
木部・鉄部の上塗りは何を塗ればよいの? |
木部、鉄部の上塗り材は1液溶剤型、2液溶剤型の塗料を使用致します
1液溶剤型は専用のシンナー、2液溶剤型は専用のシンナーで希釈後に硬化材を適量混ぜ合せます。
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クロスの塗装は可能ですか? |
可能でありますが、既存の模様を替える事はできません。
既存の模様を変えたい場合はクロスの張替となります。
この場合は信頼のおけるクロス屋さんに依頼した方が良いと思います。
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屋根の塗装は必要なの? |
必要であります。
塗膜が劣化し防水性が無くなってくると雨水を吸収してしまい、やがて苔が発生します。
コロニアルの場合は反ってくる場合もあります。
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サイディングの塗装は必要なの? |
必要であります。
塗膜の劣化が進み防水性が無くなってくると雨水を吸収してしまいます。
日のあたる部分を手で擦ってみて下さい。手に白い粉(チョーキング)が付くようでしたら塗り替え時期です。
タイル調など模様があるサイディングの場合は、ウレタン系のクリアーという塗料を使用することにより、この模様を消さないく
防水性を与える事ができます。
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■工程・工法についてのご質問 |
木部の傷などは補修していただけるのでしょうか? |
軽度の傷ならば塗装する前にパテによる補修は必ず行っております。またベニヤなどの張替は可能であります。
しかしながら当店は塗装店ですので補修できる範囲はそれほど広くはありません。
パテによる補修:
ベニヤの張替:
また、釘が抜けかかっている状態などは釘打ちを行います。
釘打ち |
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ケレンとは? |
サンドペーパー、皮スキ、マジックロンなどで剥離部分の除去、塗面の汚れを取りきれいにします。
場合によっては電動工具(サンダーなど)を使用致します。
このケレン掛けが不十分だとすぐに剥がれたり、錆びが発生してしまします。
電動工具によるケレン |
マジックロン、皮スキによるケレン |
サンドペーパーによるケレン |
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※鉄部の場合は、塗面が綺麗でもケレンを行います。
これは表面に細かいキズを付ける事によって密着を良くする為です。 |
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養生ってなんですか? |
塗料が着いては困る部分にビニールなどを被せる事です。
きちんと養生をしていないと着いてはならない部分に塗料が着いてしまい
後々大変な事になります。
吹き付けの場合は、霧状になって飛んでいくため全体に養生が必要な場合があります。
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吹き付けとローラーどっちがいいの? |
一概にどちらが良いのか言えませんが、
仕上がりに凸凹などの模様をつけたい場合などは
吹き付け塗装となります。
吹き付け塗装の長所は仕上がりの模様・柄が豊富にある事ですが
短所は膜厚が薄くなる事です。
ローラー、吹き付け共に飛散防止用のシートで建物を囲みますが
ローラーの場合、吹き付けよりも飛散の心配はいりません。
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単層仕上げって? |
単層仕上げと聞いて一回しかぬらないと思いがちですが、そうではありません。
手順としては以下の工程になります。
工程1:下塗り(シーラー、またはフィーラー)
工程2:中塗り
工程3:上塗り
この2工程による3回塗りが単層仕上げとなります。
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高圧洗浄による効果 |
塗装を行う場合には塗面の汚れをとり密着を良くする事が必要です。
このため、高圧洗浄機による洗浄が必要となってきます。
高圧洗浄を行うことにより手では届かない場所の洗浄、弱い塗膜・紛化している塗膜の除去、
養生のテープがきちんとはれるなどの効果があります。
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タイルの色は変えないで防水性を持たせたい |
タイル調など模様があるサイディングの場合は、ウレタン系のクリアーという塗料を使用することにより、この模様を消さないく防水性を与える事ができます。
しかし塗膜の劣化が進み塗装が剥げているなどの場合には弱溶剤系のウレタン、シリコンを使用します。
この場合はタイル調の模様は無くなってしまいます。
現在の模様を保持したい場合には早めの対応をお勧め致します。
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建物の『ひび割れ』はどのように仕上げるのでしょうか? |
ひび割れの程度によりますが、ひび割れの程度が小さい場合は弾性塗料を用いる事により
ひび割れが埋まります。
ひび割れの程度が大きい場合は塗装だけでは埋める事が難しく以下の工程でひび割れの補修後、
塗装を行います。
ひび割れ対処:
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1.ひび割れに対し電動工具によりVカットを行い溝を掘ります。 |
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2.Vカットにより掘った部分にプライマーと呼ばれる下塗り剤を塗ります。 |
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3.埋めた溝が平らになるようにVカット部分にコーキング、モルタルを埋め平らにします。 |
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4.Vカットしていない模様と同様の模様を付けます |
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応急処置としてはホームセンターなどで『ウレタン』・『変性シリコン』のコーキングを購入し、
それをひび割れの部分に注入してください。
ただし、これはあくまで応急処置ですので、その後はお近くの塗装屋さんに一度見てもらいましょう。
※シリコンコーキングは塗料をはじくため使用しないで下さい。
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塗装工事では、仮設足場はどうしても必要なの? |
下から上へ何回も行き来します。
このため、作業の効率化と適切な安定した作業を行う為に必要になります。
また、足場を組立てるにより、工事現場の安全性、飛散防止の為に足場に飛散防止ネットを取り付けます。
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■塗料についてのご質問 |
遮熱塗料ってなんですか? |
建物内部の温度の上昇を和らげる為に開発された塗料です。
この遮熱塗料は屋根の表面温度を『15〜20%』低減することで熱暑を防ぎ、冷房費の節約に役立ちます。
この遮熱塗料は特に一定以上の塗膜の確保がなければ十分な効果が得ることができない様で
必要量が塗られたかのチェックが必要であります。
当店でよく使用するのがエスケー化研の遮熱塗料 クールタイトsiであります。
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水性塗料はよくないの? |
希釈材が水ですので雨に弱く、耐久性が落ちるイメージがありますが、そういった事はなく
最近の外壁塗装はほとんどが水性塗料になってきています。
また、塗料技術の発達により、水性であっても乾燥してしまうと
従来の溶剤系塗料と変わらない強い膜になります。
水性塗料の利点としては、希釈材としてシンナーを使用しないためにおいが気にならなく環境に
良い事が上げられます。
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壁に塗る塗料のグレード |
塗料メーカーによりグレードはさまざまでありますが、
一般的には塗料のグレードは塗料に含まれる樹脂により変わります。
アクリル⇒ウレタン⇒シリコン⇒フッ素となり、
さらに各グレードには防水力のグレードが存在します。
水性⇒1液溶剤型⇒2液溶剤型となります。
2液溶剤型では人体に有害なキシレンやトルエンを除去したターペンNAD型が
現在主流になっております。
ターペンNAD型は弱溶剤塗料用シンナーを用い希釈するために
強溶剤塗料より臭気が少なく健康面でも配慮されている弱溶剤塗料です。
ただ現在では塗料メーカーによる研究・開発により水性塗料の性能が向上しており
溶剤系のと差が少ない塗料も発売されております。
水性ですと希釈材が専用シンナーとは違い水道水で希釈するために
工事中の臭気も少ないです。
現在は水性塗料を使用しての外壁塗装が主流となっております。
新築時のモルタル壁には低グレード、低価格のアクリルを使用した
材料が吹き付けられます。
塗り替え時期の目安と塗料の種類を説明しています。【こちら】もご覧下さい。
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無機系塗料と有機系塗料の違いってあるの? |
一般的な分類としては無機系:通気性、浸湿性に優れており、外観は艶がありません。
有機系:防水力が優れており、外観に艶があります。
有機系は防水性が優れている事から外気温度を遮断・断熱し内部結露を防止する事からもっともお勧め致します。
一般的には艶がでますが、塗料メーカーにより有機系の塗料でも艶消し塗料が開発されております。
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壁面にかびや藻が出てしまいます。発生しにくい塗料はありますか? |
現在、どの塗料も防カビ・防藻、防汚性の機能があります。
塗膜の耐久性ですとフッソ樹脂塗料なのですが、カビ・防藻、防汚性の機能を考えますとシリコン樹脂塗料をお勧めします。
当店では主に日本ペイント、エスケー化研の塗料を使用しております。エスケー化研ですと『水性セラミシリコン』になります。
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水性セラミシリコンは超耐久性コーティング材として注目されているシリコン系樹脂にセラミック成分を複合化したセラミックシリコン樹脂をバインダーとしているため、シロキサン結合による強靭な架橋塗膜を形成します。
従来の水性塗料を比べ格段に優れた耐久性と低汚染性機能いより、長期に亘って壁面を美しく維持することができます。
耐久性は『耐候形1種』にあたります。 |
塗り替え時期の目安と塗料の種類を説明しています。【こちら】もご覧下さい。
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シーラーとフィーラーの違い |
シーラーとは水にたいなシャブシャブなものであります。
機能としては下地と上塗り剤の密着を向上させる接着剤の様なものであります。
フィーラーはシーラーとは違いドロっとしており圧膜になり、細かい穴・ひび割れを埋める事ができます。
詳しくは【こちら】へ
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バイオ抗菌塗料って何? |
バイオ抗菌は上塗り塗料の中に特殊薬剤を配合することにより防カビ・藻性を
強めたものです。
セラミック塗料というのも、上記と同じ様に上塗り塗料にセラミック成分を
配合することで、塗膜の静電気を抑え、低汚染性を強めたものです。
現在では、上記のような機能を持たせている塗料が多く出回っております
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■業者・見積りについてのご質問 |
見積りは無料ですか? どのくらい時間が掛かりますか? |
お見積りは無料で行っております。
また見積りはお住まいを拝見し現状の下地の確認、建物の寸法をメジャーなどで計測致しますので1時間〜1時間30分程度の時間が掛かる場合があります。
(屋上など上がらせて頂く場合もあります)
お住まい拝見後、1週間程度のお時間を頂きお見積り書を作成しご説明にお伺いさせて頂いております。
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日曜、祭日でも見積りしていただけますか? |
個人店ですので日曜・祭日は休みなどの取り決めはありません。
ただ、工事中の現場の関係もあり日にちをずらして頂く場合もありますが
できる限りご希望の日時に合わせてお伺い致します。
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見積りは直ぐに来て頂けるのか? |
営業主体の会社であれば、ご連絡後直ぐにお伺いすることができますが
当店は営業専門職は無いため、現在入っている現場の状況により数日後に
お伺いさせていただく場合があります。
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塗装業者は何を基準に選べばよろしいですか? |
塗装工事を依頼する業者の選び方は非常に難しく重要な事だと思います。
まず、塗装工事を扱っている業種は以下が挙げられます。
1.建築会社
2.工務店
3.リフォーム会社
4.塗装専門店
業種も様々あるように、営業主体の業者も存在します。
営業主体の業者ですと塗装店に丸投げする形が多いため、実際に施工する塗装店と
お客様が実際にお会いになり工程・塗料などのお話をする事ができません。
この為に、実際出来上がってみると仕上がり、色が違うなどのトラブルが発生する可能性があります。
また、価格についても高くなるケースが多いです。
この様なトラブル回避の安心度、価格を見た場合には地元の塗装専門店に依頼するのが
一番良いかと思います。
ただ、地元の塗装店がだからといって安易には決められません。
最終的には、複数の業者と実際に会い、価格・信頼度をを判断する必要があります。
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A社とB社の見積り金額が違うのはなぜですか? |
これは二つの要因があると考えられます。
1.塗り替え対象部位、工程、塗料が違う可能性があります。
2.A社とB社の会社の体質が違うと思われます。
A社はリフォーム会社で実際施工を行う業者は下請けの塗装業者、
B社では自社で施工を行う。
この両者を比較した場合、B社と比べA社の見積りが高いのは必然的な事で、
仕上がりの状態はB社の方が良い事が予測されます。
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複数の業者から見積りを取ったほうがよいのですか? |
『合見積り』といって2〜3の業者から見積りを出してもらう必要があります。
経費のかかる体質にもよりますが、見積り金額は○○万円の差が生じる場合があります。
住宅メーカ、リフォーム会社、塗装店などから別々に見積りをとる方法でしたら、
格業者の体質、金額の差もわかるので良いかと思います。
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『相見積り』の注意点は? |
同じ塗り替え部位、工程で行わなければ金額の差が見えてきません。
一番良い方法としては、A社から提出された見積り書に金額の部分と会社名の部分
を塗りつぶし、これと同じ塗り替え部位、工程で見積りを依頼するのが良い方法です。
合見積りは2〜4社から見積りを取り、これにより2社に絞込みこんでから
この2社と実際に会い、価格・信頼度をから業者を選ぶ方法が良いと思います。
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防水工事を依頼したいのですが、どの点について注意すればよいのでしょうか? |
防水工事の見積りを依頼する場合には、材料の種類、工程はもちろんの事
使用する材料の量も提出してもらう事が必要です。
この使用する材料の量により防水層の厚さが決定してしまいます。
メーカーが推奨する防水層の厚さ、uあたりの材料使用量がありますので、
使用量でこの厚さになるか確かめなければなりません。
防水層の厚さが薄ければピンホールが発生する確率が高くなる事はもちろん
ひび割れが発生してしまう可能性もあります。
防水の見積りを依頼する場合には、材料の使用量は必ず提示してもらう様
依頼しましょう。
また、雨水がたまる場合にはきちんと勾配がついていなく排水溝に雨水が流れていきません。
排水溝に雨水が流れるように勾配を付けてもらえるかを必ず確認しましょう。
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