集合A,Bは 交わる が、AはBに含まれない。


・「集合A,Bは交わるが、AはBに含まれない」
      「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」
  とは、
                「A⊃B」であるが、 「A⊂B」ではないケース(このとき、A,Bはいつも交わって、交わりA∩BはB。)    「A含まれないB」かつ「A⊃B」 
                 または
               「A⊃B」でないと同時に「A⊂B」でもないケース - A,Bが交わる場合 「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」かつ「A含まれないB」 


[応用→近傍を用いた「境界点」定義]
  

→[交わる/互いに素]冒頭
→[トピック一覧:集合の基本概念−定義と記号]
→集合論目次

「集合A,Bは交わるが、AはBに含まれない」の同値条件一覧







【活用例】
 ・近傍を用いた「境界点」定義

【文献】



  
・全体集合Ωのなかで集合を考えているとき、
 「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」  … (表現A)
    つまり、
    「集合A,Bは交わるが、AはBに含まれない」という状況に
    集合A,Bが置かれているということ
 は、
 下記表現
  (1') 
  (2-1)(2-2)
  (3-1)(3-2)(3-3)
  (4)(4')
  (5)(5')
  (6)(6')
  (7)(7')
  (8)(8') 「 A左は右の部分集合ではないBc 」「 Ac 部分集合として含まないB 」
 のどれとでも、互いに言い換え可能。









【「交わる」(表現1)⇔(表現2-1)となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」 ⇔ (表現B) 『A含まれないB かつ A⊃B』または『A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ A含まれないB』 
    という風に、言い換えていいの?

 【A】・排中律[野矢p.175;前原p.56]より、「A⊃BまたはA含まれないB」は常に成立する。
    だから、「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」が成立するとき、「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ 『A⊃BまたはA含まれないB』」が成立する。
   ・分配律より、「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ 『A⊃BまたはA含まれないB』」は、
    「 『A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ A⊃B』または『A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ A含まれないB』」 
    に言い換えてよい。
   ・ 










【表現B】 


・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」 ⇔ (表現B) 『A含まれないB かつ A⊃B』または『A∩B ≠ φ かつ A含まれないB かつ A含まれないB』


       「A⊃B」であるが、 「A⊂B」ではないケース(このとき、A,Bはいつも交わって、交わりA∩BはB。)    「A含まれないB」かつ「A⊃B」 
                 または
       「A⊃B」でないと同時に「A⊂B」でもないケース - A,Bが交わる場合 「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」かつ「A含まれないB」 

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   















【「交わる」(表現1)⇔(表現C)となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」 ⇔ (表現C)「A∩B ≠ φ」かつ 「A∩Bc ≠ φ」 
    という風に、言い換えていいの?

 【A】 「交わる」言い換え表現8にしたがって、言い換えられるから。
 





 






【表現C】 「≠φ」を用いずに





・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」 ⇔ (表現C)「A∩B ≠ φ」かつ 「A∩Bc ≠ φ」


   「A⊃B」であるが、 「A⊂B」ではないケース(このとき、A,Bはいつも交わって、交わりA∩BはB。) または 「A⊃B」でないと同時に「A⊂B」でもないケース - A,Bが交わる場合 


【一覧】














【「交わる」(表現1)⇔(表現3-1)となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつω∈B 」 
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] 「≠φ」の同値条件にしたがっ て、 
         (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現2-1)「 ( ∃ω∈Ω ω∈A∩B ) 」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「ω∈A∩B」 ⇔「ω∈A かつ ω∈B」という同値条件にしたがって、
         (表現2-1)「 ( ∃ω∈Ω ω∈A∩B ) 」 ⇔ (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつx∈B 」 
        と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
          (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつx∈B 」 
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現3-1】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。   


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 Ωのなかには、少なくとも一個以上の  
    《集合Aに属し、かつ、集合Bにも属す元》
       すなわち《集合A,B両方に属す元》 
                が実在している」
 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現3-1) ∃ω∈Ω ω∈Aかつω∈B 
 (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」  ⇔ (表現3-1) ∃ω∈Ω ω∈Aかつω∈Bc   

【反意語】

 ・(表現3-1)の否定は、「互いに素」言い換え(表現3-1)。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   






    





【「交わる」(表現1)⇔(表現3-1')となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-1') ∃ω∈A ω∈B 
                   (表現3-1'') ∃ω∈B ω∈A  
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] (表現3-1)吹き出しコラムで述べた理由にしたがっ て、 
         (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつx∈B 」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「∃ω∈A P(ω)」 という記号が、「∃ω(ω∈A かつ P(ω) )」の省略形として定義されていて、
        さらに、「∃ω( )」の議論領域Ωを明示した表記が「∃ω∈Ω(  )」だから、
         (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつx∈B 」 ⇔ (表現3-1') ∃ω∈A ω∈B 
        と言い換えていい。
    [step3] 「∃ω∈B P(ω)」 という記号が、「∃ω(P(ω) かつ ω∈B )」の省略形として定義されていて、
        さらに、「∃ω( )」の議論領域Ωを明示した表記が「∃ω∈Ω(  )」だから、
         (表現3-1)「  ∃ω∈Ω ω∈Aかつx∈B 」 ⇔ (表現3-1'') ∃ω∈B ω∈A 
        と言い換えていい。









【表現3-1'】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。   


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 集合Aのなかに、
  少なくとも一個以上の
《集合Bに属す元》
  が実在している」

 ないし
  
 「 集合Bのなかに、
   少なくとも一個以上の
《集合Aに属す元》
  が実在している」

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現3-1') ∃ω∈A ω∈B 
              (表現3-1'') ∃ω∈B ω∈A 

 (表現A)「A∩B ≠ φ」かつ「A含まれないB」  ⇔ (表現3-1') ∃ω∈A ω∈Bc 
 

【反意語】

 ・(表現3-1)の否定は、「互いに素」言い換え(表現3-1')。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   













【「交わる」(表現1)⇔(表現3-2)となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-2)「 ¬∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B) 」 
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] 「≠φ」の同値条件にしたがっ て、 
         (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現2-2)「 ¬ ∀ω∈Ω  ¬(ω∈A∩B)」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「ω∈A∩B」 ⇔「ω∈A かつ ω∈B」という同値条件にしたがって、
         (表現2-2)「 ¬ ∀ω∈Ω  ¬(ω∈A∩B)」 ⇔ (表現3-2)「 ¬∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B) 」    
        と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
          (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-2)「 ¬∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B) 」 
        という言い換えも、やっていいことになる。





      





【表現3-2】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。   


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『すべての《Ωの元》が、
     《集合Aに属していて、かつ、集合Bにも属している》  
     つまり《同時に集合A,B両方に属している》
   という行為をおかしてない』
   …ってことはない 」

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現3-2) ¬ ∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B)  
 [竹内『集合とはなにか』1章-「空集合」(p.54)]   

【反意語】

 ・(表現3-2)の否定は、「互いに素」言い換え(表現3-2)。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   





  
 






【「交わる」(表現1)⇔(表現3-3)となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] (表現3-2)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-2)「 ¬∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B) 」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「〜かつ─」の否定の性質にしたがって、「¬(ω∈Aかつω∈B)」と「ωの元ではないA または ωの元ではないB」 とを言い換えてよいから、
           (表現3-2)「 ¬∀ω∈Ω (¬ ω∈Aかつω∈B) 」 ⇔ (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現3-3】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。  


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「集合A,Bが置かれている状況は、

  『 すべての《Ωの元》は、
    集合Aに属してないか、
    集合Bに属してないか、
    (あるいはその両方にに属してないか)
   のいずれか 』

  という状況ではないということ」

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現3-3) ¬ ∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 
    [竹内『集合とはなにか』1章-「空集 合」(p.54) 

【反意語】

 ・(表現3-3)の否定は、「互いに素」言い換え(表現3-3)。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   





      





【「交わる」(表現1)⇔(表現4)となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」   
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現3-3)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
            (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 
         と言い換えていい。
    [step2] ωの元ではないAの 定義から、「ωの元ではないA」と「¬(ω∈A)」 とを言い換えてよいので、
            (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 ⇔ 「¬ ∀ω∈Ω ( ¬(ω∈A) または ωの元ではないB  ) 」
         と言い換えていい。
    [step3] 「( ¬P )またはQ」と「P⇒Q」 とを言い換えてよいという論理の性質にしたがって、
           「¬ ∀ω∈Ω ( ¬(ω∈A) または ωの元ではないB ) 」 ⇔ (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 
         と言い換えていい。
    [step4] だから、上記step1, step2, step3 を引き続き行うことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 
        という言い換えも、やっていいことになる。











【表現4】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。  


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『Ωのすべての元は、集合Aに属すならば、集合Bに属さない』
  …ってことはない 」 

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現4) ¬ ∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  ) 
     [竹内『集合とはなにか』1章-「空集 合」(p.54)

【反意語】

 ・(表現4)の否定は、「互いに素」言い換え(表現4)。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   





  






【「交わる」(表現1)⇔(表現4')となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」  
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現3-3)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
            (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 
         と言い換えていい。
    [step2] ωの元ではないBの 定義から、「ωの元ではないB」と「¬(ω∈B)」 とを言い換えてよいので、 
            (表現3-3)「 ¬∀ω∈Ω (ωの元ではないA または ωの元ではないB) 」 ⇔ 「¬ ∀ω∈Ω ( ωの元ではないA または ¬(ω∈B) ) 」 
         と言い換えていい。
    [step3] 「( ¬P )またはQ」と「P⇒Q」 とを言い換えてよいという論理の性質にしたがって、
            「¬ ∀ω∈Ω ( ωの元ではないA または ¬(ω∈B) ) 」 ⇔ (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 
         と言い換えていい。
    [step4] だから、上記step1, step2, step3 を引き続き行うことで達成される 
           (表現1)「A∩B = φ」 ⇔ (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 
        という言い換えも、やっていいことになる。











【表現4'】 「≠φ」「∩」など、「∈」以外の集合概念 を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『 Ωのすべての元は、集合Bに属すならば、集合Aに属さない 』
  ・・・ってことはない 」 

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現4') ¬  ∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )  

【反意語】

 ・(表現4')の否定は、「互いに素」言い換え(表現4')。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   








          





【「交わる」(表現1)⇔(表現5)となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現5)「¬∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )」 
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] (表現4)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「補集合に属す」の同値条件にしたがっ て、ω属さないBとω∈Bc とを、互いに言い換えてよいから、
           (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 ⇔ (表現5)「¬∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )」 
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現5)「¬∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )」  
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現5】 「∈」「補集合」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「『Ωの すべての元は、
      集合Aに属すならば、
        《Ωにおける集合Bの補集合》に属す』
  …ってことはない 」

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現5) ¬ ∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )  
     [竹内『集合とはなにか』 1章-「空集合」(p.54)]   

【反意語】

 ・(表現5)の否定は、「互いに素」言い換え(表現5)。      

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   





    






【「交わる」(表現1)⇔(表現5')となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現5')「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac )」 
    という風に、言い換えていいの?
 【A】
    [step1] (表現4')吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「補集合に属す」の同値条件にしたがっ て、ω属さないAとω∈Ac とを、互いに言い換えてよいから、
           (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 ⇔ (表現5')「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac )」  
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現5')「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac )」  
        という言い換えも、やっていいことになる。




      





【表現5'】 「∈」「補集合」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「『Ωのすべての元は、
     集合Bに属すならば、
      《Ωにおける集合Aの補集合》に属す』
   …ってことはない 」 

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現5') ¬ ∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac  )  

【反意語】

 ・(表現5')の否定は、「互いに素」言い換え(表現5')。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   





   






【交わる(表現1)⇔(表現6)となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現6) 「¬∀ω∈A (ω属さないB )」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現4)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「∀ω∈A P(ω)」 という記号は、「∀ω(ω∈A⇒P(ω) )」の省略形として定義されていて、
        さらに、「∀ω( )」のΩの議論領域を明示した表記が「∀ω∈Ω(  )」だから、
           (表現4)「¬∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω属さないB  )」 ⇔ (表現6)「¬∀ω∈A (ω属さないB )」  
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現6) 「¬∀ω∈A (ω属さないB )」  
        という言い換えも、やっていいことになる。









【表現6】 「∈」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『すべての《集合Aに属す元》が、 集合Bに属してない 』
  …ってことはない 」
 

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。
 

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現6) ¬ ∀ω∈A  (ω属さないB  )  

【反意語】

 ・(表現6)の否定は、「互いに素」言い換え(表現6)。

【深化】

 →述語論理への還元

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   













【交わる(表現1)⇔(表現6')となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」  ⇔ (表現6') 「¬∀ω∈B (ω属さないA )」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現4')吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 
         と言い換えていい。
    [step2] 「∀ω∈B P(ω)」 という記号は、「∀ω(ω∈B⇒P(ω) )」の省略形として定義されていて、 
         さらに、「∀ω( )」のΩの議論領域を明示した表記が「∀ω∈Ω(  )」だから、
           (表現4') 「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω属さないA  )」 ⇔ (表現6') 「¬∀ω∈B (ω属さないA )」    
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B = φ」 ⇔ (表現6') 「¬∀ω∈B (ω属さないA )」 
        という言い換えも、やっていいことになる。











【表現6'】 「∈」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『すべての《集合Bに属す元》が、集合Aに属してない 』ってことはない」 

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現6') ¬  ∀ω∈B  (ω属さないA  )  

【反意語】

 ・(表現6')の否定は、「互いに素」言い換え(表現6')。
    

【深化】

 →述語論理への還元
  

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   











【交わる(表現1)⇔(表現7)となる根拠】




 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」  ⇔ (表現7)「 ¬∀ω∈A (ω∈Bc ) 」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現6)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現6)「¬∀ω∈A (ω属さないB )」  
         と言い換えていい。
    [step2] 「補集合に属す」の 同値条件にしたがっ て、ω属さないBとω∈Bc とを、互いに言い換えてよいから、
           (表現6)「¬∀ω∈A (ω属さないB )」 ⇔ (表 現7)「 ¬∀ω∈A (ω∈Bc ) 」 
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現7)「 ¬∀ω∈A (ω∈Bc ) 」  
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現7】  「∈」「補集合」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」  は、

 「 『すべての《集合Aに属す元》が、《Ωにおける集合Bの補集合》に属してる』  
  …というふうにはなっていない」


 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・論理記号・集 合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現7) ¬  ∀ω∈A  (ω∈Bc  )  

【反意語】

 ・(表現7)の否定は、「互いに素」言い換え(表現7)。

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   












【交わる(表現1)⇔(表現7')となる根拠】





 【Q】 どうして、
      (表現1)「A∩B ≠ φ」  ⇔ (表現 7')「 ¬∀ω∈B(ω∈Ac ) 」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現6')吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現6') 「¬∀ω∈B (ω属さないA )」  
         と言い換えていい。
    [step2] 「補集合に属す」の 同値条件にしたがっ て、ω属さないAとω∈Ac とを、互いに言い換えてよいから、
           (表現6') 「¬∀ω∈B (ω属さないA )」 ⇔ (表 現7')「 ¬∀ω∈B(ω∈Ac ) 」 
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現7')「 ¬∀ω∈B(ω∈Ac ) 」  
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現7'】  「∈」「補集合」以外の集合概念を用いずに。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 『すべての《集合Bに属す元》が、《Ωにおける集合Aの補集合》に属してる』  
  …というふうにはなっていない 」

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。
 

・論理記号・集合の記号で表すと、

 (表現1) A∩B ≠ φ  ⇔ (表現7') ¬  ∀ω∈B  ( ω∈Ac )  

【反意語】

 ・(表現7')の否定は、「互いに素」言い換え(表現7')。

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   






 
  







【交わる(表現1)⇔(表現8)となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現8) 「A左は右の部分集合ではないBc 」「¬(A⊂Bc)」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現5)吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔  (表現5)「¬∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )」  
         と言い換えていい。
    [step2] 部分集合「⊂」の定義より、「∀ω∈Ω(ω∈A⇒ω∈Bc )」 が 「A⊂Bc 」の語義に他ならないから、
           (表現5)「¬∀ω∈Ω (ω∈A⇒ω∈Bc  )」 ⇔ (表現8)「¬(A⊂Bc)」  
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B = φ」 ⇔ (表現8)「¬(A⊂Bc)  
        という言い換えも、やっていいことになる。




      





【表現8】  部分集合・補集合のみを用いて。


・「集合A,Bは交わる」 は、

 「 集合Aは、《Ωにおける集合Bの補集合》の部分集合になってない」  

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。

・集合の記号で表すと、

    (表現1) A∩B ≠ φ 
  ⇔ (表現8) A左は右の部分集合ではないBc すなわち ¬(A⊂Bc) 

【反意語】


 ・(表現8)の否定は、「互いに素」言い換え(表現8)。

【文献】

 ・竹内1章-(p.54):互いに素のケース。
 ・松坂1章§2問題2(p.21):証明なし:互いに素のケース。
 ・黒崎1章�W(2) (p.26): 証明なし:互いに素のケース。

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧   











【交わる(表現1)⇔(表現8')となる根拠】




 【Q】 どうして、
     (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現8')「Ac 部分集合として含まないB」「¬(Ac ⊃B)」 
    は、言い換えられるの?
 【A】
    [step1] (表現5')吹き出しコラムで述べた根拠にしたがっ て、 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現5')「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac )」  
         と言い換えていい。
    [step2] 部分集合「⊃」の定義より、「∀ω∈Ω(ω∈B⇒ω∈Ac )」 が 「Ac ⊃B」 の語義に 他ならないから、
           (表現5')「¬∀ω∈Ω (ω∈B⇒ω∈Ac )」 ⇔ (表現8')「¬(Ac ⊃B)」   
         と言い換えていい。
    [step3] だから、上記step1に引き続きstep2をおこなうことで達成される 
           (表現1)「A∩B ≠ φ」 ⇔ (表現8')「¬(Ac ⊃B)」 
        という言い換えも、やっていいことになる。










【表現8'】  部分集合・補集合のみを用いて。


・「 集合A,Bは交わる 」 は、

 「 集合Bは、《Ωにおける集合Aの補集合》の部分集合になってない 」  

 と同じこと。

 互いに言い換えてよい。
 
・集合の記号で表すと、

    (表現1) A∩B ≠ φ 
  ⇔ (表現8') Ac 部分集合として含まないB すなわち ¬(Ac ⊃B)   

【反意語】

 ・(表現8')の否定は、「互いに素」言い換え(表現8')。
  

【一覧】

 →「集合A,Bは交わる」同値条件一覧