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■VIII.提言にあたって |
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この提言は、1年半におよぶ協議会活動の成果としてまとめたものです。
我々は、月1回の協議会活動に加え、頻繁に開いた勉強会、地域の方へのアンケート調査の実施、報告書の作成にあたっての合宿を行うなど、自主的な活動もしてきました。
これからのまちづくりは、今回の協議会のような住民参加型のものが主流になると思われます。そのためには、協議会の運営と提言の取り扱いについて、行政としての対応と方針を明確にしておくことが必要だと思います。
協議会としては、今後のまちづくりにおいて、この提言が反映されることを願ってやみませんが、住民参加によるまちづくりの観点からすると、これが始まりであり、今後具体化していくであろう個別のまちづくりにおいて、その経過から完成まで引き続き注視していきたいと思いますし、練馬区としても、そのための環境を整えてほしいと思います。
そこで、今回の提言及び今後のまちづくりを進めるのに際し、練馬区に対して以下の内容について要望します。
- 練馬区がまちづくり計画を策定するにあたっては、この提言を可能な限り反映するとともに、個別事業を実施する場合には、地域住民との協議の場を設置し、積極的に意見を反映すること。
- 国や都などの関係機関との協議に関しては、この提言内容について周知に務めること。
- 現在策定中の「練馬区都市計画マスタープラン」において、この提言内容を最大限反映すること。
- この提言に盛り込まれた各項目については、練馬区が策定する計画への反映状況について、本協議会委員を始めとした地域住民に対し、報告すること。
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また、今後練馬区が「まちづくり条例」を策定し、住民が主体的に関わるまちづくりを進めていくためには、この協議会での経験を充分に生かし、以下の項目について留意して取り組みを進めてほしいと思います。
- 協議会ならびに協議会からの提言の位置づけの明確化
協議会運営のあり方(区と住民の役割分担)
提言に対する区の取り扱い・対応の明確化
- 住民による自律的な協議会運営に必要な資源の支援
活動に必要な資源(通信経費、移動費、会場費、事務用品)
情報を発信するための資源(コンピューター、ホームページ運営、広報誌の発行、掲示板設置)
活動拠点
- 協議会の活動を促進するための技術支援
コンサルタント、ファシリテーターによる支援(派遣):協議を円滑化するためや協議会の活動を技術的に支援する専門家の派遣
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2002年(平成14年)3月
石神井公園駅周辺地区まちづくり協議会
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