地学（地球科学や天文学）が学べる高校
(地学が学べる中学・中等教育学校 を含む)

　将来、地球社会で活躍する高校生・中学生の皆さんに必要な教養の一つとして「地学」があります。毎日の天気や海、地震や火山噴火の防災、恐竜のいた過去の環境、エネルギー源の太陽、宇宙の果て・・・と私たちの過去と現在から未来を科学的に学ぶ科目（理科の分野）です。地球環境に生かされた市民として、また夢とロマンをもった探求者としてこれを多くの方に学んでほしいと思います。

　2011年３月11日の東日本大震災、それは私たちが自然の中で生かされていることをあらためて思い知らされました。特に漁業や農業、観光といった自然から直接の恵みとともに生活をしていた方々の被害は大きいものです。大切な人を失い、財産を壊され、地域から引き離され、それでも立ち直るために今まさに歩み続けている多くの方がいます。そういう方々とともにすべての人が、この自然を見つめる科学的な方法や態度を身につけて、日本の自然の中で一緒に歩まなければならないでしょう。だからこそ若い皆さんには高等学校でぜひ「地学」を学んでもらって、自然のもたらす恵みと災害を良く理解してほしいと思います。

　ただ、残念なことに中・高校でこの科目を専門に教えられる（教えている）教員は多くありません。そこで、このページでは、しっかり「地学」を学べる学校や生徒と一緒に地球と宇宙を考えてくれる教員を紹介します。なお、そのすべてをここで網羅しているわけではありません。もし、皆さんの知っている学校や先生が当てはまるようでしたら本学会にお知らせください。

＜東京都＞
　 以下の表において学校名だけの掲載は、本学会関係者からの情報に基づいて地学に関心を持つ教員がいらっしゃることをご紹介しているところです。ただいま詳しい情報の提供を呼びかけています。その他の項目が示されている場合は、該当学校やその現職教員から情報と承認をいただいて本学会が作成、あるいはリンクさせていただいたものです（未更新の古いデータやミスもあるかと思いますので必要に応じて直接各学校にお問い合わせください）。

２３区東部・・・江戸川・葛飾・足立・荒川・台東・墨田・江東

２３区西部・・・北・板橋・練馬・中央・千代田・文京・豊島・新宿・中野・杉並・港・渋谷・品川・目黒・太田・世田谷

多摩北部・・・西東京・東久留米・清瀬・小平・東村山・東大和・武蔵村山・武蔵野・三鷹・調布・狛江・小金井・府中・国分寺・国立・立川・昭島

多摩南部・・・稲城・多摩・町田・日野・八王子

多摩西部・・・瑞穂町・福生市・羽村市・青梅市・あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町

伊豆諸島及び小笠原諸島