東京都立富士森高等学校地学教育

  

地学分野担当教員

平澤正規 主幹教諭
 長野県の入笠山天体観測所にて教材用の天体写真撮影 を撮影するかたわら、新小惑星を52個発見し、それらに高尾天狗・立川・ダイタラボッチなど命名した。

地学分野の特徴
 学校の前を流れる南浅川や高尾山での地質観察の他、年2回のバスで行く野外実習(三浦半島・秩父・富士山・神流町・上高地など)を実施してお り、 3学年地学・地学基礎演習履修者は1回は参加しなくてはなりません。1学年地学基礎履修者は希望者はバスの座席に余裕があれば参加することができます。毎回満員でキャンセル待ちもでます。

写真@ 富士山野外実習は宝永火口でのものです。火山地形や火山岩、植物、高度と気圧・気温の変化等を調べました。
写真A 恐竜センター野外実習は群馬県神流町の恐竜センターでのものです。センターを見学後、瀬林の漣岩を観察し、近くの瀬林層で化石採集をしました。
写真B 秩父野外実習は長瀞で結晶片岩を観察し、自然の博物館を見学後、大野原で化石採集をしているようすです。

  全校・近隣中学校向け天体観測会を年間数回実施しています。また、中学生向けのふれあい講座というものを学校として10講座ほど年2回午前中3時間で開いてい るのですが、その1つで「地球と宇宙の探検」という講座を担当しています。これまで化石採集や天体望遠鏡作り、宝石研磨、化石でつくるアクセサリー、火山の立体模型作り、立体写真などやって好評でした。