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つれづれ2006
春のミュンヘン
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2006 Mar-Apr
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Apr.30 CD
Apr.30 Hallo Japan
Apr.29 Auf Wiedersehen
コンサートは休憩がなかったこともあって1時半頃終わり、2時に帰宅できた。家主に鍵を返し、感謝の挨拶をして14時半頃、スーツケースとかばん一つを抱えて家を出る。しかも軽く雨が降っている。ところがこんな日に限って(雨のせいか?)、空港に向かうS-Bahnが途中で止まり、空港に着いたら16時を過ぎていた。さらばミュンヘン。日本に早く帰りたいとはちっとも思わないが、帰らなければならないんだから仕方がない。スーツケースは20.6kgと予想より軽めだった。17時45分発のFrankfurt行きに乗り、45分で到着。この空港は、Passport Controlを越えると急に店がつまらなくなる。時間をつぶすものがないもない。予定通り20時45分発の飛行機に乗り、ハリーポッターの最新作を見て、ご飯を食べて寝ていたら、日本の上空だった。
Apr.29 Zubin Mehta , Daniel Barenboim (p) , des Bayerischen Staatsorchesters @ National Theater Muenchen
![]() さあ、今日はミュンヘン滞在最後の日。飛行機が出るのは夕方なので、何をするかというと、コンサートに行くわけですね。手で持って帰る荷物をまとめて10時半にOperへ。オンラインでのチケットはすでに売り切れ、オペラハウスの前でチケットを売りに出している人は皆無。仕方がないので当日券のカウンター並ぶが、キャンセル待ちはほとんどない。今日に限って、感じの悪いオッサンが、関係のなさそうな4人分くらいのチケットをとろうとしている。マナーが悪いやつはどこにでもいるもんだが、ミュンヘンであんなにたちの悪いのは初めて見た。よりによって最後の日に出会わなくても良いのに。開始5分前にキャンセルがでて、85Euroのチケットが取れる。今日はMehta70歳記念コンサート。プログラムはレオノーレ3、Barenboimがソロで皇帝、運命。とオールBeethoven。MehtaのBeethovenは悪くない。Barenboimはやはり歳のようでパワーが足りない上に、サウンドのコントロールが効いていない所がある。3楽章の頭が、全く残念なことに弾けていなかった。さすがOperのオーケストラだけあって、レオノーレが良かった。皇帝の終わったあとに、しゃべり好きな支配人がまたもや登場し、今日の趣向をドイツ語と英語で解説した。休憩はまったく無し。運命が演奏された後、客席全員にスパークリングワインが振舞われ、BarenboimとMehtaが登場。メータの後ろからダニーが腕を掴んで人形のように指揮を始める。曲はStravinsky編のHappy Birthday。途中でBarenboimはMehtaを指揮台から突き落とし、自分で指揮をして曲が終了。そのあと、BarenboimとMehtaがスピーチをして、客がHappy Borthdayを合唱して終了。日本ではなかなかお目にかかれない雰囲気のコンサートで面白かった。飲んだProseccoのグラスには「Happy Birthday Zubin Metha」という字と今日の日付がプリントされているのだが、出口で紙袋を渡され、記念に持って帰れとのことだった。日本まで持って帰らなければならないが、割れるのを覚悟で持って帰ることにする。
Apr.28 Last Day
ミュンヘンで働く最後の日。仕事は、朝からバシバシ議論して、それなりに解決をした。最後の日まできっちり引きずってるあたり僕の性格が出ているな。午後は、あいさつ回りや、会社で使っているもののパッキング。夜は、こちらでお世話になってる人に、チャペルのある良いレストランに連れて行ってもらう。最後までお世話になりっぱなしでした。
Apr.26 delete
今朝は、住民登録局に行って、住民登録の抹消。登録するときと同じく、同じ役所で。違うのは、書類の色が違うこと(水色)。姓のイニシャルが表示してある扉の前に行き、日本の銀行のように番号の札をひき待つ。イースター休暇中だからか、今日はほとんど人がおらず、10分くらいしか待たなかった。手続き自体も5分くらいであっさりと終了。「次はどこに行くの?」だって。日本に戻るんだよ。日本領事館の在留届の抹消は、役所に行かずに電話でOK。
Apr.25 Move
昨晩家に帰ってからガンガンパッキングして、今朝は郵便局との往復。10数kgある荷物を持ってバスに乗って郵便局へピストン輸送。6往復して無事に終了。部屋が「こんなに広い部屋だっけ」と思うくらい広く見える。引越だけじゃなくて、会社に行って仕事の方もガンガン進めてなければ。でも、イースター休暇で会社の中にあまり人がいなくて困る。子供の学校が休みなので、それにあわせて2週間くらい休んでいるのだ。こっちはラストスパートなのに…
Apr.24 Tugan Sokhiev , Nikolai Lugansky (p) , Muenchen Philharmoniker @ Philhaemonie im Gastig
Apr.24 Where is Post
引越業者に運送を頼むと、荷物を取りに来てくれるので、1回で事がすむ。しかし、引越業者を使うと、許されている予算をオーヴァーしてしまう。そこで、郵便を使うことにした。Deutsche Postに出せば、海外へはDHLで運送されることになる。一番安い方法でも、船便になることはなく、飛行機の空いたスペースを使って送ってくれるとの事。だいたい2週間くらいでつくらしい。値段は20kgまでで82Euro。税関のために、Invoice(内容物申告書)を添付しなければならないのはめんどくさい。書面は、特に貴重なものでなければ、ほとんどが使い古されたものなので、だいたいの見積もり値段を書いておけば問題ない。表に別送便(Unaccompanied Baggage)と書くのも忘れないように。大きな問題は、郵便局まで荷物を運ばなければならないことだ。8時に家を出て、一つ目の荷物をPostに持っていく。バスとトラムを乗り継いで郵便局を目指す。ところが、以前にあった郵便局が見つからない。工事中の更地があるが、どうやらここにあったような気がする。移転先がどこかわからないので、あきらめて違う郵便局に持っていく。本日は計3つ。腰が痛い。しかも暑い。気温は25度。ちゃんと今週中に引越が完了するのだろうか。
Apr.23 Last Weekend
Apr.22 Last Weekend
さて、ミュンヘンで過ごす最後の週末である。先月くらいまで、どこかこの週末は旅行しようかなぁなどと考えていたのだが、とても現実的でない考えだった。引越しの荷造りは全くしていないし、やらなければいけないことがたんまりある。今日は店が開いている土曜日なので、おみやげの収集。
Apr.21 Claudio Abbado , Juliane Banse, Gustav Mahler Jugendorchestra @ Herkulessaal
Abbado。ネットで調べてみたら100Euro以上の席しか残っていなかったでの、当日券で並んでいたら、品のいいおじいさんが35Euroの席を譲ってくれた。2回の一番うしろの席だったが、ど真ん中。今回のミュンヘン滞在でHerkulessaalに来るのはこれで最後だろう。プログラムはSchoenbergのPelleas und MelisandeとMahlerの4番。ロマンティックな解釈で演奏されているものをあまり聴いたことがなかったせいなのかもしれないが、Pelleasが非常に良かった。たしかに、歌い回しがくさくなりすぎるところもあったのだが、初めて曲の全体像をつかめたのは大きな収穫だったかも。後半のマラ4は、録音と同じくわかりやすい演奏。ソロはJuliane BanseというRattleのフィデリオでも歌っていた人だが、この曲にはあってなかったと思う。感情込めてコブシまわしすぎだ。オーケストラは学生ということもあり、Abbadoの指示通りに丁寧に演奏していました。問題は客層。なんかオケメンバーの家族・知人が多かったようで、「ペレアスのあとはPauseを取って拍手しないでください」と掲示があったのに、ぱちぱちするし、マラ4も1楽章の後で拍手があったし、飴を食べる人も多かったし…Abbadoは特に好きではない指揮者で、以前なら絶対コンサートになんて行こうと思わなかっただろう。しかし、彼が病気をしてからの演奏をテレビの収録や録音で聴くと、ときどき良いものがあったので、最近チェックをしているわけだが、今日のも聴きに来て良かったと思わされるコンサートだった。Apr.21 Friday
コンサートの帰りに、ロウソクを持った人々の行列に遭遇。文学館の近くにあるSt.Salvatorkircheに向かっていた。先頭には神輿があり、なにかの儀式のようだ。ここはギリシャ正教の教会らしい。過越の祭りに関するなにか儀式なのだろうか。
Apr.20 Mariss Jansons , John Daszak , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks , Chor des Bayerischen Rundfunks @ Philhaemonie im Gastig
Apr.19 Biegarten
仕事が終わった後、会社の同僚と、会社の近くにあるAumeisterというビヤガーデンに行く。ミュンヘンではビヤガーデンでは、基本的に1リットルのジョッキしかない。これは他の地域のドイツ人でも驚くらしい。しかし、このビヤガーデンには0.5リットルの普通のジョッキもあった。今日は、同じグループの人が今月で転職するので、そのお別れパーティーの意味もあるのだが、仕事の後に飲みに行くのは珍しい。しかし、みんな飲み方がきれいで、1時間半ほどいて、1リットル飲むとおしまい。さっと帰る。日本ではビヤガーデンは、ガーデンになくてビルの上にあると教えてあげたら、みんな半笑いだった。
Apr.17 Easter Monday
今日はEaster Mondayで休日。しかし、休日なので店は開いていない。4連休で1日しか店が開いてないなんて。仕方ないので、夕方Neue PinakothekとLenbachをハシゴして見学。
Apr.16 Wagner "Parsifal" / Adam Fischer , Bayerische Staatsoper @ National Theater Muenchen
荷物を置いてすぐに家を出てOperに向かう。ハードスケジュールだ。16時よりParsifal。イースターは、どこのオペラハウスもこの演目をやるようだ。ミュンヘンでも、この1週間で3回上演されている。Adam Fischerはオランダ人のときも良かったが、今回も明晰な音作りだった。クリアに響くParsifalがいい。Semper Operと比較して、僕の耳のせいなのか、オーケストラの音のキャラクターはCelloやFagottなどの低い音の楽器で決まってくるように感じた。ベースもピチカートなんかが全然違う。バイエルンはボールが跳ね返るようなやわらかいポンという音だが、Dresdenの方は方形波に近いようなガツンと言う音がしていた。KundryはWaltraud Meierだったのだが、彼女の絶叫はやはりすごい。演出は、僕ではまだ理解できない。2幕でParsifalが怒ってKundryからマリア像をひったくって叩き壊すシーンがあったのだが、ここで割れた像の破片がベース奏者に直撃するアクシデントがあった。詳しくは、Adam Fischerの追っかけをされている方のサイト(クラシックおっかけ日記)で。Apr.16 Dresden 3日目
10時にチェックアウト。もう一度、トラムに乗ってResidenz近辺の風景を記憶に焼き付ける。Dresden Mitte駅からDBに乗って空港へ。空港はとても小さいのに閑散としている。5都市にしかアクセスしないらしい。予定通り12時50分に飛び、40分でミュンヘンに到着。15時前に家に着いた。
Apr.15 Dresden 2日目
ホテルの朝食に温かいスクランブルエッグとソーセージがあった。ドイツ語圏のホテルの朝食で、このような温かいメニューがあったのは初めてかもしれない。パテソーセージがあって、食べてみると、昔、祖父の家の近くにあったドイツ風ハムの店のものと同じ味がした。
![]() 今日は天気がいい。土曜日なので店も開いていて人通りが多い。Altmarkt Galleryという、名前とは反して現代的なショッピングモールをのぞく。Altmarkt Galleryのそばに本家Kreutzkammを発見。ミュンヘンのものとラインナップが少し違うようだ。その西側のWall strにあるOpus61というCDショップを見つけたので、とりあえず習慣的に入る。クラシックが中心で在庫数も多い。JazzやRockも少しだけある。地下は楽譜売り場になってるようだ。Altmarkt Galleryの前にある、Kulturpalastの壁画が共産主義時代のものなのか、ソビエトっぽくて面白い。![]() Zwinger(ツヴィンガー宮殿)の中にあるAlte Meister Galleryに入る。これも、Dresdenに来た大きな理由の一つだ。Vermeerの「やり手婆」と「手紙を読む女」、それからRafaelのシスティーナのマドンナ。システィーナのマドンナは、下に描かれている天使の絵はいろんなところで剽窃されているが、全体像はあまり見ることがない。この絵自体、戦後ソ連に持っていかれたとか、いろいろ歴史があるみたいだ。他には、レンブラントやグレコもあり充実している。
さて、最後に見るべきところはFrauenkircheであるが、いざ行ってみると、数100mもありそうな行列ができている。ここの教会は掲示板にスケジュールが張り出されており、礼拝やコンサートで中を見学できない時間が多い。特にこの時期はイースターなので、関連イベントが多く、中に入れない時間がほとんど。17時半から1時間だけ見学可能と書いてあったため、このような行列ができているのだろう。ところが、クーポラに登るほうの受付には行列ができていない。入場料が高いからか?8Euro払って上から見学することにする。途中まではエレベータで登る。上はガラス張りになっていて、中がのぞけるようになっていた。これでもけっこう満足。もちろん外の景色も最高だ。特に世界遺産であるエルベ川方面は。Frauenkirchは、日本のガイドブックを読むと「東ドイツ時代は戦争の悲惨さを忘れないためにそのまま放置されていた」とキレイゴトを書いているが、現地の説明を読むと「ドレスデン市にはお金がなく、旧GDRは再建しようとしなかった」と書いてあった。宗教を否定している共産主義の政府が、おおっぴらに教会にお金を使うとは思えない。再建まで、バラで敷地を囲んで跡地を保存するということをなんとか博士が考え付いたとも書いてあった。
Apr.14 Wagner "Triatan und Isolde" / Asher Fisch @ Semperoper Dresden
多くのオペラハウスは、各階にクロークがあるが、ここはGrand floorのみしかない。中に入ってみると、中にもチケットカウンターはあった。2階が豪華なテラスになっている。地下にレストランがあるがバイエルンのものほど大きくない。さて、今日の演目はTristan。Carlos Kleiberの録音がここのオーケストラStaatskapelle Dresdenとのものだったため、とても感慨深い。昨日の指揮者はAsher Fischという初めて名前をきいた指揮者だったが、締まった演奏でとても気持ちよく聴けた。そして、オケはあの独特の木製細工のようなサウンドがする。ここのオーケストラのサウンドをさして「いぶし銀のような音」という表現が定型句のように使われるが、その「いぶし銀」の意味は良くわからない。ここは、ピットが他のオペラハウスより広めなせいか、オケの音の抜けがよく、歌手の声まで飲み込んでしまうような気がする。46Euroで買った席だが、3階左で結構いい。休憩中に、Operの中をうろうろする。Wagner、R.Strauss、Karl Böhmの胸像があった。バイエルンと同じやん。キャラクターが全く異なる東と南のオペラハウスの両方に、彼らが関わっているのは面白い。こういうのは現地で足を使って、体験しないとイメージがつかみにくい。Apr.14 Dresden 1日目
今日はSt.Fridayで休日。来週の月曜もEaster Mondayで休日。よってこのイースターをはさんで、4連休となる。ここは旅行にチャンスということで、2泊でDresdenに行くことにする。休みだと気がついたのが、今週の火曜日くらい。旅行しようと決めたのがほぼ同時。Berlinにするか、Amsterdamにするか、Praghにするか迷ったのだが、DresdenにいけばTristanが見れることに気づいて、Dresdenにした。
8時半頃家を出て、10時前に空港に着く。この前、こちらの会社の同僚と出張に行ったとき、彼が持っていたLufthansaの旅行用カバンが非常によさそうだったのだが、空港にしか売っていないので、このチャンスに買うことにする。もちろん、日本に帰るときに必要だと感じているからだ。このカバンは飛行機に持ち込むには3cmほど大きいとか店の人に言われたのだが、購入する。49Euro。11時10分発のLufthansa。たった55分でDresdenに着く。これまでドイツの国内はほとんど、電車で行っていたし、ICEが快適でとても便利なので飛行機は使わなかったのだが、ミュンヘンからドレスデンは電車で行くと、とても時間がかかる。これも元東側というのが原因なのか。
16時にSemper Operに行って、当日券でチケットを買おうと10分前から扉の前に並ぶ。ダフ屋もいる。ところが、扉の近くにある掲示板を見て、Operの中ではなく、Operに向かって左後ろ、Theatreplatzにある別の建物でチケットが買えることに気づき、そちらの方に行く。簡単に当日券が買えた。待っていた十数分損した。Operに入るまでCafeでお茶したが、Eierscheckeというチーズケーキがドレスデン名物らしい。
Apr.13 Spring has Come
Apr.11 Haxenbauer
Apr.9 Würzburg
![]() 今日はヴュルツブルクに行く。Muenchen HBFから、10時55分発ICEにのる。乗り換えなしで13時半にWürzburg着。駅前からトラムが走っているが、街中まで歩ける距離で、10分くらいで着く。まず、Marienkapelleのマルクトを散策。その後、Residenzへ。ここは街一番の見所で、世界遺産になっているらしい。入場料は5Euro。階段の間は修復中で、シートがかかっていた。皇帝の間など、すばらしいが、ちょっと広すぎかな。横に併設されているHofkirchという教会をのぞいてから庭へ。この庭がいい。天気がいいのも幸いしている。とても整備されたヨーロッパ風の庭。こういうのは現地に来ないと楽しめないものだ。そこから歩いてDom(大聖堂)へ。ドイツで4番目に大きなロマネスク様式の大聖堂だとか。地下に聖キリアンという、アイルランドからやってきてこの地で布教をした宣教師の墓がある。
Apr.8 Spagel
小さい頃アスパラガスが嫌いだった。あの缶詰に入った白くてドロドロした野菜らしきものが美味しいとは思えなかった。少し大きくなって、日本で緑色のアスパラガスが普通に手に入るようになった。これは普通の野菜なので食べることができた。ドイツでは、この季節になると、Spagel、すなわち白いアスパラガスとイチゴがいたるところに出回る。さすがに今では年中食べられるらしいが、季節を楽しむためにも今である。今週に入って、街中のいたるところに屋台ができて売られている。デパートやスーパーでも並んでいる。あの嫌いだった缶詰の元になるものである。レストランでも、白アスパラメニューが並び始めていた。とりあえず熊ネギとアスパラのスープを食べてみた。シャキシャキして美味い。一番ポピュラーな食べ方は、ホランデーズソースというマヨネーズ+クリームみたいなソースをかけて食べる。世界のKnorrは、このホランデーズソースまで売っている。暖かくなって日差しが出てきたせいか、街中に人が増えてきた。春休みなのか、観光客も多い。Alt Peterの前で革製品の屋台が出てたので、ベルトを買った。変なやつも出てくるもので「アキバ系」とプリントされたシャツを着ている西洋人も。
Apr.7 Yakov Kreizberg , Julia Fischer (vn) , Muenchen Philharmoniker @ Philhaemonie im Gastig
MPhilのコンサート。Julia Fischerが地元出身なせいか、客席はほぼ満席。指揮はBychkovの弟、Yakov Kreizberg。彼は、Julia Fischerの録音でもよく共演している。前半がAdams Harmonielehre、Rattleも録音している曲だが、生で聴いても厳しいミニマル系。指揮はけっこういいのだが、曲が眠い。オケトレーニングのための曲かと…後半がBrahmsのViolin Concerto。今週はこの曲を2回も聴く羽目になったわけだが、演奏は断然こっちの方が良かった。Fischerはピッチの点では安定してよいが、ちょっと線が細い。あとツルツル走ってしまうところがあった。が、楽しんで聴くことができた。Bychkov弟のつけ方もオケの鳴り方もNice。なぜかアンコールにPaganiniのカプリスから。
Apr.6 Mariss Jansons , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks @ Herkulessaal
何回聴いてもよくわからないのが、このJansonsという指揮者。バイエルン放送響とコンセルトヘボウという、2つの有名オケの首席にあり、人気もそれなりにあるらしい。ところが、何がいいのかわからないのです。すばらしいオーケストラビルダーというわけではなく、得意な曲があるわけでもなく、解釈に特徴があるわけでもなく、そして感心することも感動することもない。New Year Concertoのリハを聴いたときの感想にも書いたが、大きく鳴らすところは大きく鳴らし、盛り上がるところでのテンポは少し速めて、リニアに音量を上げるという、ワンパターンな演奏にしか聴こえない。しかし、これだけ人気があるのだから、おかしいのは僕の耳の方なのかもしれない。これは、何度も聴いてみないとわからないのではないか。ということで、バイエルン放送響のコンサートに行く。会場はHerkulessaal。曲はVerdi Requiem。KarajanとかAbbadoとか、オペラも良く振る指揮者が演奏すると盛り上がる、オペラ曲である(宗教曲ではない…)。合唱はすごかったのだが、オケの方がちょっと…あやしい。大編成になるとトラを入れるからか、そりゃないぜべいべーな音を出してくれる人が出てくる。今日はフルートの3人目と、トランペットの半分。今まで聴いたようなバイエルン放送響ではありえない外し方をする、フレーズの頭も合わない。そしてやっぱり指揮者の良さが解らないのだぁ!!Jansonsは、やはり声入りの曲は苦手なのか、オーケストラと声が全然あわない。というか、音の出だしでさえ合わない。どっちのタイミングを取るかで図りそこなっているようにも見える。そういやオペラを振ったことないんですよね、この指揮者。
Apr.5 日本の四季、ミュンヘンの春
日も伸びて、4月にはいってから、コートも要らずジャケットで日中過ごせるくらいの暖かさだったのに、一昨日は大雨で、今日はまた寒い。ころころ天気が変わる。4月は1日で1年の季節を楽しめるらしい。昼過ぎから雨が降っていたが、軽く雪に変わっている。夜は、イギリスで買ってきたSainsburyの缶詰のカレーを食べてみるが悪くない。日本のインスタントカレーと同じ味がした。
Apr.3 Paul Daniel , Sarah Chang (vn) , des Bayerischen Staatsorchesters @ Bayerische Staats Oper
ミュンヘンの滞在もあと1ヶ月を切り、仕事も加速しなければならないのだが、懲りずにコンサートにも行く。Masur指揮のStaats Orchester。前売りは全て売り切れで、立見しか残ってなかった。Operに行くと、入り口ではけっこうな数の人がチケットを売りさばいていたのだが、何も考えずラッキーと思い、チケットを譲ってもらう。さて、コンサートが始まって、入ってきたのはMasurじゃないよ。誰だあれ。BrittenのSimple Symphonyから曲が始まる。先ほど買ったプログラムを見ると、Paul Danielとある。でも指揮は悪くない。身長が190cmくらいあって、ギクシャクとJohn Cleeseのように動くという点を除けば。次が、Sarah ChangのソロでBrahms。これはびっくりするくらい良くなかった。調律してるか?と思うほど音は外すし、フレーズも不安定。パワーが足りないのか、足を踏ん張ることが多く、ヒールがカツカツ音を立てる。アクションが大きいだけに、曲に力で負けてる印象。かわいそうなのは指揮者とオケ。インテンポ気味に、非常に丁寧に鳴らす指揮者なので、ソロじゃない場面では、気持ちよく鳴るのだが、ソロが入ってくるとあわせづらそうに小さい音になる。最後の方はあきらめたのか、付けるのを放棄。最近録音が出たRattleとのSchostakovichとProkofievの協奏曲も、けっこうデタラメなヴァイオリンの音が鳴っているが、あれよりひどかった。人気はあるようで、休憩中、OparのCD売り場のブースの中に入ってサイン会をしていた。メインはDvorakの新世界だったが、これはまあ不可ではない演奏。
Apr.2 Mannhaim
![]() 17時52分のECに乗る。Baden-BadenとMuenchenの間の運賃は34.50Euro。乗換えが多い。Mannheimに18時39分につく。接続が悪く、ここで1時間近く待つことになる。もったいないのでMannheim観光することにした。ここはバーデン=ヴュルテンベルク州では2番目の都市らしい。駅は近代的で、地下街もありショッピングセンターがある。駅前にトラムの駅があり、そこからトラムで2駅行き、有名らしいWasserturm(給水塔)を見る。周りは公園でパンジーが咲いていた。街並みは落ち着いていて、住むにはよさそうな街だ。トラムで駅を越えて、反対側に行き、Kurfuerstliches Residenzschloss(選帝侯宮殿)を眺める。これで有名な観光名所はおさえたようだ。街中が碁盤の目のようになっていて、住所は「ストリートの名前+番号」という欧米方式ではなく、地図のようにA2とか日本方式で名づけられているらしい。どこまでも奥が見えそうな街の景観だ。電車の出発時間ギリギリに駅に戻る。朝日新聞を購入。19時33分発のICEに乗り、22時半に無事ミュンヘン到着。Apr.2 Baden-Baden Part2
Festspielhausからバスに乗って2駅、Leopoldsplatzで降りる。ここが町の中心部。温泉町といわれればそんな雰囲気かな。こじんまりとして、ブランド店もそこそこ並び、レストランや飲み屋がある。噴水などもあって、きれいに街が作られている。カラカラ浴場や、市庁舎なんかを見て、Friedrichsbad(フリードリヒス浴場)へ。マッサージ「なし」と「あり」のコースがあったので、29Euro払って「あり」のほうにする。水着もタオルも持って行く必要がない。カラカラ浴場の方はこの2つを持参しなければいけないそうなので、フリードリヒス浴場の方にした。入場して、裸になって、番号順に様々なシャワーやサウナに入っていく。それぞれの場所で何分利用するか表示が出ている。途中で、マッサージがあって、こわもてのおっさんにひたすらマッサージされる。コースの最後の方は、大きな浴槽につかる。38度とぬるい。しかし(?)混浴。表示どおり進めば3時間くらいかかる行程だが、今日中に家に帰らないといけないので、1時間半で終わらせる。一番最後は、風呂ではなく、部屋で、暖めたタオルの中に砂風呂のように眠るというものだった。30分寝てくださいとのことだったが、もう4時だったので、15分くらい寝て帰ろうと思った。ところが、ぐっすり寝てしまい5時になっていた。外は雨。バスに乗って駅に向かう。日曜だが、バスはそれなりに走っていた。Apr.2 Christian Thielemann + VPO @ Festspielhaus , Baden-Baden
Festspiel-hausは比較的新しい建物で、実は昔の駅はここにあったらしい。設備はきれいでハコがとても大きく、天井も高い。設備が新しいせいか、ここで録音されたものが多く、Kent NaganoのParsifalの映像などがここで収録されている。ステージの上には字幕用の電光掲示板まである。安い席だったせいか、普通のホールなら6階くらいの高さにある席だった。 チケットは、3日前にネットで予約。ウィーン・フィルを3日前にネットで予約して45Euroの席が取れるのである。日本ではありえない。開演は11時半。プログラムはSchumannのGenoveva、Beethovenの田園、Schumannの1番。コンマスは、番長キュッヒル。楽団員がステージにそろい、チューニングを始めたが、オーボエが音を出す前に、コンマスが音を出して、みんなそれに合わせていた。番長おそるべし。ティーレマンはSchumannの全集をPhilharmoniaと作っており、この序曲も録音しているが、印象がちょっと違う。もちろん録音から時間が経っているので、Thielemann自身の解釈も変わってきてるだろうし録音とステージは違う。それは田園を聴きながら気がついた。なんとウィーン・フィルが本気だったのだ。キュッヒルがニヤニヤうれしそうに笑ってる。怖いよ。どうやらThielemannがお気に入りのようだ。そしてオケがThielemannの棒にきっちり反応して、ノリノリでついていく。まあ、本気を出しても弦がきっちりそろわないのが、ウィーン・フィルなんだけど。オケの精度で言えば、彼らを越えるオケはいくつもあるが、そうではない彼ら特有のサウンドというのはやはりある。ThielemannのBeethovenはMPhilとのエロイカとのときにも感じたが、気持ちよく聴こえることが前面に出ているような気がする。ライブで聴くと楽しいのだが、彼のデビュー盤のように録音で残ってしまうと、20世紀前半の指揮者のエピゴーネンのように聴こえてしまうのかもしれない。後半のSchumannだが、個人的に1番があまり好きではないのだが、それなりに楽しめた。Thielemannはこういう曲の方があってるかもしれない。最後もやはりうれしそうに指揮者と握手をするハゲ番長。アンコールは1曲。ほんとうにVPOが好きな人って、今日みたいな状態のコンサートが忘れられないんだろうな、と思うくらい感銘を受けた。2時過ぎにコンサートが終了。コンサート後、ホール前にVPO用のバスが停まっていたが、こっちがバスを待ってる間に、楽団員はみんな乗り込んで、あっという間に行ってしまった。実は、VPOとThielemannは、昨日の晩にここで、違うプログラムで演奏してる。とても過密なスケジュールだ。そりゃとっとと帰りたいだろう。Apr.2 Baden-Baden
ホテルを8時半にチェックアウトし、9時11分発のECに乗る。時刻表どおり10時22分Baden-Baden着。運賃は11Euro。駅前は閑散としており、広いロータリーとバス停があるだけの、首都圏近郊のベッドタウンの駅前のようだ。バーデン・バーデンは、ドイツの南西部、有名なシュバルツバルトの近くにある温泉街である。保養地として有名である。左のリンクには日本語での解説もあるので参考にしてもらいたい。保養地でコンサートを聴く、しかもウィーン・フィル。なんだか字面だけでも楽しくなってくる。天気はいい。目的地はFestspielhaus。Baden-BadenはDBの駅から街の中心部が離れているようで、Festspielhausは街の中心部までの道の、中心部寄りにある。201番のバスに乗って12分でFestspielhaus前についた。バスは同じところへ向かう人で混雑していた。
Apr.1 "Die Zauberflote" / Robin Engelen @ Stuttgart Oper
今回の旅の大きな目的の一つはStuttgart Operを見ることだ。チケットはネットで予約したのだが、昨日のことなのできっちり取れている確証はない。カウンターで尋ねてみると、やはり取れてないようだが、一人なら64Euroの席からあるという。Staats theatreは、とてもきれいで、けっこう新しくできた建物のようだ。開演は19時なので、建物などを見て回る。席は1階左後ろ。オケピットが高めのようで、指揮者が丸見えだ。演出は話題のPeter Konwitchny。ここは彼が本拠にしているOper Hausの一つで、Wagnerの指環の演出なども行っている。Stuttgatt Operはこの2月に日本公演を行っており、演目はこの魔笛のみだった。 指揮はRobin Engelenという人で、オケは格段上手いわけではないが悪くはない。歌手も有名な人はいない。演出だが、噂に違わぬハチャメチャぶり。1幕でタミーノは、蛇に襲われてオケピットに落ち。この後、タミーノは、オケメンバーに語りかけるわ、オケメンバーはタミーノに野次を飛ばすわ、指揮者にまで訴えかけるわ、指揮者の隣で歌うわ、プロンプターに抱きつくわ…パパゲーノは黄色いTシャツに黒いパンツ。映画版ののびたや碇シンジのように内向的現代っ子の風情。魔法のオルゴールはドラえもんにもらったのかと思うようなはしゃぎぶりだし。タミーナは黒いシャツにGパンでライダー風。3人の侍女は飛行機のアテンダントの衣装。ムーア人もムキムキで黒人ではない。なぜかパミーナとあった後、パミーナといちゃいちゃしはじめる。こんな話だっけ?夜の女王はアル中で、ワンボトル片手。夜の女王の一つ目のアリアの時に、そのVTRに喉のアップが映し出され、そのままアップになって、アソコの映像になる。エロで猥雑な面がやたら強調されていた。子供も多く見に来ていたんだが、親たちはどう説明するんだろうか。詳しい演出については日本公演の評や、ネットを参考にしてください。しかし、これはスタンダードな演出になりえないが、最後まで飽きずに見れるという点ではバツグンだった。Apr.1 Stuttgart
本日の目的地Stuttgartに14時47分に到着。バーデン=ヴュルテンベルク州の州都であるが、ダイムラー城下町だそうで、駅の建物の上には大きなベンツのマークがある。メインストリートであるKonigstrを歩く。とても人が多い。Schlossplatz(宮殿広場)のあたりはステージがあり、生バンドが演奏している。なんか、お祭りの日のようだ。ぶらぶらしてから、Zum Paulanerというビアレストランで昼食。外を見るとなぜか大雨。Slavatorがあったので軽く1杯飲む。 Staatsgalarie(州立絵画館)へ行く。入場料は4.50Euro。想像以上に広く、宗教画から現代まで幅広くコレクションされている。半分くらいは現代芸術で、オブジェなんかが多い。印象派やMarcなども何枚かあったが、一部屋まるまるPiccasoのコレクションに充てられている部屋があり、これがなかなかよかった。その後、ホテルにチェックイン。ネットで予約したHotel Riekerというホテルで、駅のすぐ前にある。少し古いホテルのようだが、部屋も広く問題ない。1泊85Euro。18時前に、Operに向かう。Apr.1 Ulm
ドイツ滞在も残り1ヶ月。仕事以外も充実させねばということで1泊旅行をすることにする。メインはコンサートを2つ聴くこと。今日は暖かいのでコートを着ずに家を出る。MuenchenHBFから10時26分発のICEに乗る。Muenchen-Stuttgart間は23Euro。Ulmに時間通り11時51分につく。せっかくなので途中下車。ウルムからの連想といえば、大聖堂、アインシュタイン、Karajanが初めて定職についたオペラハウスである。 駅前からBahnhofstrというのがMuenster(大聖堂)まで続く。この大聖堂は、聖堂としては世界一高いものらしい。まず内部を見る。ステンドグラスがなかなか凝っている。展望台に登れるらしく4Euro払う。階段は768段あるらしい。ペース速めに上ったので途中へたる。広い場所があり周りの景色が望めるのでそこが頂上かと思いきや、最後に狭い塔を登らなければならない。天気がいいこともあって、景色はなかなかよい。目下にドナウ川が見える。結局1時間くらいかかる。Mar.31 Riccardo Muti , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks @ Philhaemonie im Gastig
やっぱり朝はしゃっきり起きれず、午前中は二日酔いだったにもかかわらず、夜はコンサートに行く。Muti指揮のバイエルン放送響。オールMozartプログラム。まず、DivertimentK136。とてもよくコントロールされていてすばらしい。次が、Symphony No.40。弦が左から1st vn、2nd vn、va、vcの順でVcの後ろにBassがいる変則配置。Mutiの指揮は姿がとても美しく計算されており、バトンテクニックも相当なものだ。Mutiの頭の中には確固としたイメージがあるようで、オケにそれを要求し、オケがそれにぴったりついていく。演奏スタイルは現代的だが、響きは室内楽的で、全体の音として特別な音が突出せず、かつどの楽器の音も埋もれないように構築されていた。2楽章では、Mutiがしきりに頭を横に振っており、オケに厳しい要求を出していた。終楽章の最後、フルートが駆け上がるフレーズを出すところでは、弦全体の音量を下げさせるなど、面白い処理をしていた。後半はJupitor。これも、前半と同じようなアプローチだが、オケも上手いし、Mutiの解釈もおもしろい。15年前のフィラデルフィアの頃のイメージのままだったので、あまり好きな指揮者ではなかったのだが、今日ので考えが変わった。やっぱり聴き手も演奏者も時間とともに変わっていくということが良くわかった。Mar.30 Salvator
仕事の後、同僚2人と飲みにに行く。S-Bahn U2のGiesingで降りて、トラム2駅分くらい歩く。Paulaner(ビール会社)の工場近くにあるビヤホールで、イースター前のこの時期(2週間ほど)に限定して発売されるビールを飲むのが目的。同僚たちも、年に1回この時期にしか、このビヤホールには来ないと言っていた。入場料とビール一杯分がセットになっている8.50Euroの券を購入して中に入る。ビヤガーデンもあり、魚など焼いた屋台がある。ホールの中はとても大きく(100m四方くらい?)、バンドステージもある。とても混雑しており、席を見つけるのが難しい。ビールは1リットル。Salvatorというビールで、イースター前の坊さんが断食中にカロリーを取るため、アルコール度の高いビールをこの時期に作ったのが始まりだそうだ。黒くて、とても濃い。ステージでは、飲むための音楽(ポルカ?)がかかっており、みんな合唱したり椅子の上で踊り狂っている。結局3杯飲んだ。その後、1月に転職した同僚の家が近いということで、襲撃することになる。Gasteigの南あたりにあるワンルームマンション。部屋の広さは日本に比べて大きめで、12畳くらい。1時半ころお開きになるが、外は雨。Max-Weber-plまで歩いて、U-Bahnに乗ろうとするが、すでに閉まっていた。しかたがないので、HofbrauKellerの前でタクシーを拾って帰る。家まで8.50Euroだった。Mar.29 季節感
今週に入ったとたん、サマータイムに浮かれるかのように気温が急激に上がった。日中は20度くらいあった日もある。かといって、夜は5℃くらいまで下がるのでコートは家に置いていけない。しかし、こちらの人は3週間前の雪のことなど忘れて、自転車で爆走し始める。日本だとそろそろ春分なわけだが、こちらでも日が伸びており、サマータイムになる前も、朝6時頃には明るくなり始め、夜は19時過ぎまで真っ暗にならなかった。これで1時間ずれるのだ。朝は6時半くらいに白み始め、夜は20時半くらいまで真っ暗にならない。日本の夏より日が長い。だが、夏ではないので、この時間になるとちょっと寒い。長年身体に染み付いた季節に対する感覚というのは大きいようで、少し気持ちが悪い。北の国では夏に白夜になるとか知識としては知っていても、実際にこの移り変わりを体験するのとは違う。なんでも経験することが重要だ。こちらの人は、仕事とプライベートの切替が早いので、日が伸びたのをいいことに、とっとと帰って家の仕事などをするわけだが、日本でサマータイムは導入してはいけない気がする。「まだ明るいから仕事できるよね」といって残業が増えるだけのような気がするからだ。ちなみに写真は「19時」のミュンヘンです。Mar.26 Wagner "Götterdämmerung" / Zubin Mehta @ Bayerische Staatsoper
Mar.26 Summertime Blues
本日よりサマータイム。昨晩の1時が2時に変わる。日本との時差は7時間になる。起きていろいろチェックしてやろうかと思っていたのだが、寝てしまった。コンピュータはさすがに自動的に切り替わっていた。手動で目覚まし時計だけ1時間針を進める。面白いのは、街中の時計がすべて1時間変わってることだ。電波時計なのだろうか。朝10時に目が覚めたつもりだが、11時なわけで、1時間損した気分。最近は日が伸びて、19時すぎても明るかったのだが、これで20時をすぎても明るくなっているわけである。日本だと夏でもありえない日の長さ!
Mar.25 DVD
Mar.23 Hofbräukeller
Rathausの北側にサッカーボールが出現した。World Cupがらみなんだろうけど、なんなんだろう。しばらくドイツ料理を食べてないので、なぜか恋しくなり、Hofbräukellerに行こうと思い立つ。このビアレストランは、Wienerstrasseというところにあり、Max-Weber-Platzからトラムで一駅、歩いて5分程度のところにある。あのHofbräuの貯蔵庫をレストランにしたものである。偶然にも料理がすべて5Euroというサービスをやっていて、とてもラッキー。このレストランは、他のKellerと同じく、とても広い。街中から少しだけ外れているせいか観光客は少なめのようだ。Hofbräuhausのように騒がしくないし、ビールも1リットルではなく、ちゃんと500mlで出てくる。子供が遊ぶための部屋まであった。Mar.22 London最終日
![]() また中華街に行ってしまう。今日は龍軒という店。大根もち、蝦餃子、にら饅頭とお茶で£6と、安めだが、店員の愛想はかなり悪かった。イギリスがちょっと変わったなと思ったのは、Oxford Streetに面して、大きなアダルトショップができていたことだ。普通のブティックのように見えて、女性でも入れますよ、みたいな雰囲気に作ってある。こういう面に関しては保守的だと思っていたのに。夕方空港へ。空港のレストランで食べたインドカレーが美味しかった。ドイツではタイカレーの店しか見当たらないので、インド風のカレーを食べたのは久しぶりだ。中華、インドカレー、パブでのイギリス料理と、世界を制覇した国だけあって、食事は美味しい。値段(物価)は高いけど。下手なラーメン食べてうまいとか言ってる日本人が、偏見で「イギリス料理はまずい」とか言ってはいけない。家にたどり着いたら1時前だった。時差が1時間あるんだった。Mar.21 Fawlty Towers
仕事のことを書くのはなんだが、とあるイギリスの公共放送のTV Centreを訪れた。仕事の内容は当然書かないが、打合せ相手が開口一番「ここでFawlty Towersの撮影をしてたんですよ」。え?…ドイツ人の英語は解りやすいけど、Nativeは早口だったり訛ってたりするから聞きづらかったらめんどうだよな…なんて考えていたので、聞き間違ったのかと思った。「ここでFawlty TowersとかMonty Pythonとか撮影したんですよ。」は、はぁそうですかと相槌を打っていると「ぼくも70年代にここで働いてるとき、食堂で僕の前にFawlty Towersの衣装を来たJohn Cleeseが座ってね興奮したよ……」。あんた、僕がファンなのを知っているのか?Basylの衣装を着た生Cleese…うらやましい。
夕方、昼食代わりにPubで食事。Steak Pieを食べる。イギリスの食事は不味いなんていってるやつは、物を知らなさすぎる。National Portrait Galleryは入ったことがなかったので、1時間以上かけて鑑賞する。なかなか面白いところだ。そのあと、隣のNational Galleryへ行き、GrecoのあるSpainの部屋、Vermeerのある部屋、印象派の部屋だけを見て30分くらいで出る。![]() White Hallあたりもあまり観光した記憶がないなぁと地図を見ながら思ったので、Horse Guards、首相官邸のそばとウロウロ。そういえば、2階建てのバス(Rootmaster)がなくなったのですね。前から乗っる自動ドアの2階建てバスはいっぱい走っているが、後ろから乗り降りするタイプがない。廃止になった理由の一つは、Oyster Cardではないだろうか。これはSuicaみたいなプリペイドカードで、London Transoportならバスでも地下鉄でも使える。旧式のバスだと、カードリーダを設置しにくかったのではないだろうか。このCardがやたらと普及しており、みんな使っている。そしてSuicaと違うところは、このカードを使って乗ると圧倒的に安いのだ。Londonの地下鉄は初乗りが£3(600円)と、やたら高い。しかし、このCardを使うと£1なのだ。そして、他のヨーロッパの都市と同じく、同じ料金体系でバスも地下鉄も乗れる。都営とか営団とかJRとか小田急とかあれだけ乗り入れてるんだから、統一した料金体系にしてもらえないだろうか。18時半ころQueen Elizabeth Hallにつく。今日のPhilharmonia Orchestra+ Sarasteを聴こうと思っていた。しかし、チケットが1枚35Poundsのしかあまってないという。これはなんだか高い気がした。ちょっと迷ってる間に売切れてしまった。すぐに、キャンセル待ちの行列ができている。結局あきらめて、おいしい夕食を食べることにした。
Mar.21 CD
Mar.20 Surrey
Mar.19 Kenwood House
Hampstedにある、Kenwood Houseというところに行く。ArchwayというTubeの駅から210番のバスに乗り、ComptonAveというバス停で降りる。大きな庭と、ちょっと小さめの邸宅。邸宅にはいくつか絵が展示してあり、Vermeerの「ギターを弾く女」がある。これを見るのが目的だったのだが、同じ部屋に飾ってあるRembrantの自画像もかなりいい絵だった。あとは、肖像画が多く展示してあった。気持ちいい庭があり、かなり犬が多い。近所の金持ちが犬連れで来ているようだ。夕方、街でウィンドウショッピング。Londonはたいていのところを観光してしまってるので、ショッピングに重点が置かれる。服、靴、CD、どれもいいものが多い。夕方、小腹が減ったのでまたまた中華。Chuen Cheng Ku(泉本石)という店で点心を食べる。Mar.18 CD
Mar.18 RichmondとCD
Mar.17 London
仕事した後、Londonへ。S-Bahnに乗って空港に向かうわけだが、途中気がつくと様子がなんか変だ。乗ってる乗客のカバンに「MUC」のマークが多い。どうやら寝ている間に逆向きになってしまったらしい。あわてて引き返すが、チェックインには無事間に合う。今日の飛行機会社はBritish Airline。London行きのチケットは、格安航空会社のEasyjetが同じルートで飛んでいるせいなのか、元国営の大手会社なのにかなり安い。飛ぶ時間によって違うが、安いものだと片道5000円くらい(税抜き)。機内食にサンドイッチも出た。隣に座った年配のおじさんが、SUDOKUをブツブツ言いながら解いている。「ふだんなら15分くらいで終わるんだけど、今日は調子悪いなぁ」と言い訳がましい。土建屋さんで日本の熊○組と付き合いがあっったらしく、日本のことにも詳しくて、やたら話しかけてきた。
さて、難関で有名なImmigrationだが、今回もけっこう質問を受けた。ちゃんと答えると質問も増えていくような気がする。「Sight Seeing、5Days」とか言って英語が不自由なフリをしたほうが簡単に通れる気もする。夕食は、中華街で中華(店の名前はLoon Tao(龍島))。ここの中華は、ドイツのものとは違って、日本で食べる中華と同じ味がする。
Mar.16 Maxim Vengerov , Mariss Jansons , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks @ Herkulessaal
Herkulessaalでバイエルン放送響のコンサート。今日はテレビ収録もあり。前半がVengerovソロでBeethovenのConcerto。後半がBrahmsの2番。指揮はJansons。一番驚いたのはVengerov。この人恐ろしい。1月に聴いたLepinもかなりのものだったが、それより1段上に思える。実は彼は日本で一度聴いたことがあるのですが、曲がShostakovichのPiano Trioということもあって、普通に上手いとしか思わなかったのだ。ところが、今回は圧倒された。個人的な好みのBeethovenからすれば、歌いすぎのようにも感じるが、彼が持っているダイナミックレンジの広さといい、音色といい、歌わせ方といい、悪魔のようだ。若い頃のHeifetzはあんなのだったのだろうか。アンコールでBachの無伴奏を弾いたが、録音が欲しい!Jansonsの方だが、やっぱりよくわからん。フォルテの部分やコーダで、テンポをデジタルに上げていくというワンパターンな処理が多いと感じる。アクセントのつけ方が単調なのだ。あと前回のPolliniとのConcertoやMahlerでも感じたことだが、各楽器のバランスをほとんど取ろうとはせずに、鳴らしっぱなしにさせる。朝比奈に近いのかも。それで、Brahamsなどだと違和感を感じる、というよりバカっぽく聴こえる部分が多かったと思う。ただ、彼が振るときは、オケの状態はかなりよく、各プレーヤーの音は非常に良いのは事実。これが謎。
Mar.15 CeBit最終日
またも台湾人と朝食が一緒になる。日本で外来語の発音がカタカナ化してしまってるため、外国語での発音が通じにくいことがある。また、日本はほとんどの場合、土地の名前は現地発音に近い表記を採用するが、外国語では歴史的に自国語になってる表現を使う。そのため、固有名詞が通じないことが起こりうる。たとえば日本はNihonではなくJapanだし、ミュンヘンもドイツ語ではMünchenだが、英語ではMunichで、イタリア語にいたってはMonacoだ。モナコって違う国だろ。ドイツ人は律儀なのか、英語で会話するとき自分の街を「ミューニック」と英語発音する。これが台湾人たちには通じなかったようで、「君らの街は有名か」とか「どのへんにあるのだ」とか訊いてくる。こっちはミュンヘンはそれなりに有名だと思い込んでるので、不思議だねぇという気分なわけ。ところが、とつぜん「ドイツにはビールで有名なOktoberFestとかいうのがあるんでしょ」と訊いてくる。「それだよそれ、その場所がMunich!」と声を合わせて言うと「あああxxxxか(中国的ミュンヘンの発音)」と理解したようだ。なんかMから始まる漢字っぽい難しい発音で言っていた(Wikipediaで調べたら「慕尼黒」)。彼らは電車でAmsterdamに向かうらしいので、Amsterdamの話をいろいろ教えてあげる。「コーヒーショップに入ってもコーヒーは飲めないよ」とか。ここでも「有名な花は今咲いているのか。ええと、と、と、つxxx?」とか言っていたので「Tulip」と教えてあげた。
今日も歩き回るが、新たな発見は少ない。14時半ころに出るICEに乗って、19時半くらいに家に着いた。
Mar.14 CeBitと台湾人
イギリスで言えばB&B(Bed and Brekfast)のような宿に泊まっている。このCeBitの時期はHannover中のホテルの料金が高騰し、1泊300Euroくらい取られる。BremenやBerlinからだとICEで1時間くらいなので、そちらに宿を取る人も多いらしい。この宿は、こちらの会社の人の紹介で非常に安い。朝食の席で台湾人3人組と一緒になる。中国人かと訊くと「タイワニーズ」と怒られた。でも「コレアか?」と訊かれたので、ムッとして「ジャパニーズ」と答えてあげた。女性2人と男1人だが、女性の一人が英語が話せる。こちらも英語が話せると解ると、今まで鬱積していたようで、山のような質問を投げかけてくる。明日タクシーに乗りたいのだが、英語が通じないでなんとかしてくれ、とか、ドイツ料理が食べたいのでレストランが知りたいとか。タクシーは同僚のドイツ人が、タクシー会社に電話するが、普段なら30分のところが、1時間半かかるといわれて諦めたようだ。彼女らはCebitの台湾ブースのアートコーディナーターみたいな仕事をしているようだ。ドイツ人2人といる日本人が奇妙だったようで「こちらで生まれたのか」とか「何の仕事をしているのか」とかも訊かれた。ドイツ語がまったくわからないようで、「CeBitの会場の表示には英語ともう一つ奇妙な言語で表記してあるが、あれはイタリア語?何語?」という質問もあった。後ほど会場で確認したらドイツ語だった。
宿にはネット環境がないので会場で無線LANのチケットを購入して、メールチェック。1時間10Euroと、ちょっと高い。1日中、歩き回る。
Mar.13 CeBit (Hannover)
世界最大のコンシューマエレクトロニクスの展示会であるCeBitに出張。8時55分発のICEに乗り、Messeに着いたのは13時半。あまりに広すぎて、どこから見ればいいのか困るくらいだ。PC関連のホールはほとんどが中国・台湾・韓国で占められており、どこの国のメッセかわからない雰囲気だ。話題は、小型WindowsマシンのOrigamiだが、Panasonic製のノートPC(Let's Note)を見て「小さい」だの「キーボードはうちにくくないのか」だの言ってる白人が、あんな画面上のタッチパネルでキーボード打つとは思えない。PDA文化が浸透しなかった日本で流行ればラッキーってところだろうか。 驚いたのはMotherboardで有名なASUSが携帯電話を作っていたり、メモリ会社のTranscendがMp3プレーヤを作ってたりすることだ。こちらの展示会で面白いのは、展示時間が終了した後に、いくつかのブースでダンスパーティーが開かれることだ。ビールが無料で提供される。誰でも参加できるが、展示やデモに疲れたお姉ちゃんやオッサンが一心不乱に踊っていたりする。時には、何の会社かわからないけど、期間中毎日Partyを開くことででは有名なんて会社もある。周りを見渡したら、僕以外アジア人は一人もいなかった。Mar.12 Wagner "Der Fliegende Hollander" @ Adam Fischer / Bayerische Staatsoper
Mar.11 Strawberryfields Forever
Mar.10 Wagner "Die Walkure" / Zubin Mehta @ Bayerische Staatsoper
毎日コンサートに行ってるのではないか?というツッコミは無視して、今日は指輪の第2弾。33Euroの席。17時にスタート。今日は3幕ものなので、幕間に30分づつの休憩があった。第1幕は安っぽい家のセットとピンクの冷蔵庫。出演者がやたらと少ない第1幕、昔からBohm + バイロイトの録音でよく聴いていたのだが、この幕は音だけで聴いているとつまらないのだ。しかし、舞台つきで見るとそれなりに面白い。第2幕では、Siegmundは拳銃でHandingに簡単に殺されるし、Handingも拳銃であっけなく自殺させられる。Frickaを歌っていたのは日本人の歌手で拍手が多かったが、個人的にはHundingを歌ったMatti Salminenがやはりすばらしい。第3幕は有名なワルキューレの騎行で始まるわけだが、Walkure8人がなぜかドイツ兵の格好をしており、信号灯で手旗信号を振りながら歌う。だめだ、これはMonty Pythonの「手旗信号版嵐が丘」を思い出してしまう。Sieglindeが来ると、みんな赤十字マークのエプロンをつけて看護兵になるという演出。なんかおかしい。4時間半座ってるのはつらかったが、22時半に終了。Mar.9 Maurizio Pollini , Mariss Jansons , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks @ Gasteig Philharmonie
今日は楽しみにしていたコンサート。Jansons指揮のバイエルン放送響、PolliniのピアノでBrahmsの協奏曲2番。メインはMahlerの5番。楽しみにしていたのだが、Pollini関して言えば、聴くのがかなりつらかった。はっきり言って、弾けていない。どうしてPolliniはこんなに衰えてしまったのだろうか。昨年、日本でPolliniのHammerklavierを聴いた後輩が、つらかったと言っていたが、同じような状況だろう。悲しい。会場はBravoの連続だったが、個人的には疑問だ。Polliniはもっと凄かったはずだ。オケは非常にうまいのだが、音の出方、バランスが悪いように感じる。どの楽器の音も全部の音が均等になりすぎていてまとまりが無いように聴こえるのだ。Concertoでもホルンが鳴りっぱなしになっているように聴こえるところがいくつかあった。後半のMahler5番も、小ぎれいにはまとめているが、何を狙っているのかわからない演奏だった。なんでそのテンポ設定になってるのかが、イマイチつかめない。日本で聴いたBoulez + LSOの方がスリリングでいい演奏だった。Jansonsって人気があるみたいなんですけど、何がいいのかよくわからない。僕にセンスがないのか。80年代のAbbadoみたいなものなのかな。重量プログラムなだけに、終わったのは22時半。
Mar.9 Snow cats and dogs
気温が上がってしまったので、今日は朝から雨。久々に傘を使った。気温が上がったといっても最高気温が6、最低気温が0。会社の同僚によると、この季節外れの大雪は60年ぶりだそうだ。そういうのに遭遇できてラッキーかもねと言われた。雨で雪が解けていきドロドロ。
Mar.8 Artemis Quartett @ Herkulessaal
雪の混乱は続いている。今日はArtemis String Quartet。ほぼMozartプログラム。Mozart3曲と、師匠譲り(Alban Berg Qが師匠)で、現代曲が加えられており、Ligetiの2番。この曲を生で聴ける方が価値が高いのでは。Mozart、Ligeti、休憩、Mozart2曲という順番だった。Ligetiの曲をやる前に、チェロのEckart Rungeによる10分ほどの解説があった。しかも重要なフレーズはカルテットによる実演つきで説明。惜しいのはドイツ語だったことだ…テクニックもあり、非常に楽しめた。まだ録音もそんなにないようだが、追っかけてみたい。
Mar.7 Riccardo Chailly + Gewandhausorchestra Leipzig @ Gasteig Philharmonie
Chaillyは大学1年の頃、大宮ソニックにConcertgebouwを聴きに行ったが、そのときの印象はあまりいいものではなかった。JochumやHaitinkの60〜70年代の録音を聴いて、心に勝手に描いていた音がしなかったからだと思う。なんて生ぬるい音を出すんだと、落胆した記憶がある。Gasteigに行くが、当日券を求める列が長い。66Euroでチケットを入手。ドイツ国内とはいえ、他所の地域のオケだと値段が高いな。曲はMahler7番のみ。客の入りは4割くらいととても少ない。ところが、演奏はとても良かったのだ。、オケの状態はとてもいい。弦の音は、やはり南ドイツ系と違って固めの木のような音。トランペットの抜けもよく音色も明るめ。ホルンも安定しており音量もある。Chaillyの解釈は多少クサいだが、丁寧に音を積み上げていっている印象で、気持ちよく音が流れていく。違和感を感じるようなところが全く、単純に感動してしまった。ConcertgebouwとのMahlerの録音を買わないといけないのだろうか…
帰りに、またおばさんが階段ですっころんでいた。ここのホールは、シンメトリックな構成ではないので、階段も平行ではなく、少し斜めになっている。僕のように乱視だったりすると、ちょっと怖いときがある。
Mar.6 雪雪雪とテクノに関する考察
雪でバスもろくに動いていない。トラムも止まっているようだ。駅から会社に向かうバスも来ない。歩いていくと、細い道でトラックのタイヤが雪に埋もれ、動かなくなっていた。これではバスも来ない。1時間おきに吹雪いたり、快晴になったり、非常に気持ちの悪い天気。もしかしたらここらでは「にわか雪」という言葉があるのだろうか。天気予報では「Etwas Schnee(時々雪)」という表現が使われているが。夜、11月に予定されていたが延期になったArgerichとZilbersteinのコンサートを聴こうとHerkulessaalに行くが、またしても延期(中止?)。Argerichはまたしても体調が良くないのだろうか。雪が積もると、雪で光が反射して夜でも明るい。雪が降る中、ケモノ道のようになっている雪の中を、Manuel Goettingとか聴きながら歩いていると頭がおかしくなりそうになった。目の前は真っ白、耳は無機質。南ドイツではテクノは生まれない気がする。テクノは北部ドイツの音楽に違いない。
Mar.5 Wagner "Der Fliegende Hollander" @ Adam Fischer / Bayerische Staatsoper
ラインの黄金を見たあたりから、ふつふつと湧いてきたWagnerブーム。今日はオランダ人。プレミア以降、新聞などでけっこう取り上げられているようで、満席。Operの前で、運良く立見のチケットを、おばあさんから原価9Euroで譲ってもらう。演出はうわさのPeter Konwitchny。もはや指揮者の父親Franz Konwitchnyよりも有名ですね。今日も2時間半休憩なし。オペラでこれほどまでに作りこんだ演出をするものなのかと感心するくらい、演出・演技が細かいものだった。非常に演劇的な演出。演出家の解釈が音楽家よりも前面にでてきていた。動きが多いし、シンクロさせないといけないモーションも多いので、歌いながらこなさないといけない歌手にとっては苦痛だとは思うが。問題は第2幕で、舞台はフィットネスクラブで、糸つむぎではなく、サイクリングをしている。いまどき女性がダンナのグチや噂話をするのはこういうところでしょうが、視覚的効果のほうを重視してる気もする。ゼンタの乳母、マリーはフィットネスの先生で、そこにオランダ人の絵を持ったゼンタが、まるでジャニーズのアイドルについて語るかのように歌う。そして、恋人のエリックが、サウナからバスローブ姿で登場。違和感あり、というより、何を歌っても説得力ないやろ(Staatsoperの公式サイトで動画が見れます)。第3幕は、1930年代のアメリカ酒場風。まるでWest Side Storyみたいな雰囲気。そこで、無言のオランダ人水夫とノルウェー水夫がやりあう。最後は飛込みではなく、ゼンタがろうそくでガソリンの樽に火をつけ自爆。みんな死んじゃうのかよ…救われないな。爆発音のあと、暗転で、その場面以降は音楽がテープで流れて終わるという演出。あの華々しいエンディングはオーケストラで演奏されない。終わったあと、ベースの人が、ウザそうに楽器に付いた火薬の後を拭いていた。ダーランドはMatti Salminen。生で聴けてよかった。加えて、ゼンタ役のAnja Kampeという歌手がすばらしかった。
Mar.5 Schneechaos と温泉
あまりに寒いので、昨日ネットサーフィンしているときに見つけた温泉に行こうと思い立つ。Erdingにあるらしい。S-Bahnに乗れば30分程度でつくようだ。周りは雪だらけで、バスは走っていない。Ostbahnhofまで出る。電光掲示板には、車両を短くして運転していますとか表示が出ているが、それ以前に雪でダイヤが乱れまくっている。ホームに出ると、隣のホームにイタリアのInterCityが停まっている。Roma Termine駅まで向かう列車らしい。Romaまで半日はかかるだろうが楽しいかもしれない。あれに乗ってやろうか。さて、10分くらい待つと、Erding行きが来る。15分くらい乗っていると、Markt Schwabenという駅で停まる。どうやらここから先には行かないらしい。無駄足。Mar.4 大雪
朝から大雪。外に出たくなくなるほど大雪。夜は1mくらい積もっている。
Mar.3 Mark Eldar + MPhil @ Gasteig Philhaemonie
今日はMark Eldar指揮のMPhil。MatthewsによるDebussyのPreludeの編曲、BrittenのSinfonia da Requiem、惑星とRattleが振りそうなプログラム。オケか指揮者が意識しているのだろうか。メインは惑星。これはなかなか生で聴けない。ホルンはちょっと危なげなところがあったが、あとは問題なく楽しめた。管楽器がきっちり鳴っていれば気持ちよく聴くことのできる曲だ。正当なプログラムではないせいか、客の入りは半分程度だった。
Mar.1 Wagner "Das Rheingold" / Zubin Mehta @ Bayerische Staatsoper
今日より、Mehtaによる指輪チクルスが始まる。数ヶ月前にスケジュールを見たときは、こんなの行かないだろうなと思っていたのだが、こういうものを見る機会はそうそうないのではないかと考えを改めて行くことにした。38Euroだし。ステージは椅子が並べられているだけで、神様は全員タキシードを着て登場。イマドキの演出ですね。ラインの黄金は、ほとんど説明みたいなものなので動きが少ない。2時間半休憩なしでちょっとダレルが、やはり生で見ると面白い。残り3つ、どれだけ見ることができるか。
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