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つれづれ2006
冬のミュンヘン
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2006 Jan-Feb
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Feb.28 Fasching
今日はFasching(カーニバル)の最終日。ミュンヘンのある地域では今日だけお祭り騒ぎのようだ。出勤するときに乗るバスには子供づれの職員たちが。子供の学校は休みのようだ。会社ではパーティー。みんな家族連れでそれなりに仮装している。少し仕事をしているとバタバタと廊下で子供が走っている。夕方、街中に出たらゴミだらけだった。店も18時くらいで全部閉まってしまった。要するに公式ではないが祭日(ほんとに祭りだし)ということだったみたいだ。Staatsoperでの今日の演目は「こうもり」。Fasching最終日は毎年こうもり、そう、かつてはCarlos Kleiberが振り、第3幕では仮装して指揮台に上ったというFaschingのこうもりだ。今年はMehtaが振っていたみたいだったが、行かなかった。
Feb.26 Köln and Frunkfurt
Feb.25 Köln
あきらめて街をぶらつくことにする。カーニバルというと、ヴェネチアの中世風のマスクと衣装を着けた人たちが街中にいる華麗な雰囲気を想像してしまうが、ドイツでは各個人が勝手に仮装して、はしゃいでいるだけのように見える。統一感があまりなくてどちらかというと小汚い。ケルンの街はそれほど大きくなく、なんか雑然としている。ほんとにドイツ第4の都市なのかとちょっと疑う。ただ、ライン川は広くて雄大な景色だ。水の質は見てはいけない。売ってるソーセージが長いぞ。 2時間ばかりうろうろしたら飽きちゃったので、16時頃駅に戻り、デュッセルドルフへ行ってみることにする。ICEに乗り20分で到着。このBonn→Koeln→Dusseldorfはけっこう近くて交通も発達しており、神戸→大阪→京都のようなイメージか。Dusseldorfには日本人街がある。ImmermannStrという通りなのだが、日本語だらけ。外人からだと日本で言う新大久保みたいに見えるのだろうか。書店が2つあった。片方の店舗は小さいが、アニメコーナーがありドイツ人が物色していた。もう片方は大きめの店で、いろいろ見たが特に読みたい小説は置いてなかった。店の中も日本人でいっぱい。東京三菱UFJという銀行の看板を見て、合併したことを初めて知る。カーニバルとしてはあまり盛り上がっていないような気がする。月曜日から一気に盛り上がるのかな。街の雰囲気は、こちらの方が好み。2時間くらい観光して、またICEでケルンに戻る。Feb.24 Herbert Blomstedt , Michael martin Kofler (fl) , MPhil / Gasteig Philhaemonie
Feb.24 クリーニング
日本というのは街のいたるところにクリーニング屋があるような気がするが、ここミュンヘンではあまり見かけない。家の近所にクリーニング屋はないかと同居人に訊いてみるが、近所には知らなくてStachusの地下にあるのを使っているという。シャツ2枚を持っていってみる。いちいち電話番号や名前は訊いてこない。シャツを渡して、お金を払うと、レシートをくれる。日本のように名前や電話番号などの個人情報をやたらと訊いたりしない。取りに来なければ処分しちゃうのかもしれない。洗濯されたものを受け取るときはこのレシートを渡せばよいようだ。
Feb.23 Anne Sophie Mutter @ Gastig Philhaemonie
Feb.23 Mp3プレーヤ その後
1日寝かしてみたが、やっぱりmp3プレーヤは動かない。箱も保証書も日本だし、こっちで直してくれるとも思えない。しかし、プレーヤが無い生活も苦しい。そこで気持ちを切り替えて新しいのを購入することにする。CreativeのNanoというMp3プレーヤを109Euroで購入。軽いしいいか。
Feb.20 Mp3プレーヤ
1年以上使っているIriverのmp3プレーヤに間違えた電源アダプタを突っ込んでしまったようで、動かなくなってしまった。ほとんどのAC/DCアダプタが200Vでも100Vでも使える両用アダプタなのに、一つだけ100Vでしか使えないアダプタがあったのだ(それはP社の携帯CDプレーヤのもの)。電源アダプタはどれも形が同じなので間違えやすいわけだが…
Feb.20 夢の架け橋
Feb.18 Christian Thielemann , Claudia Barainsky (sop) , Muenchen Philharmoniker @ Gastig Philhaemonie
Feb.18 CD
Feb.17 David Zinman , Pierre-Laurent Aimard (p) , Symphonieorchestra des Bayerischen Rundfunks @ Herkulessaal
Feb.17 雨の影響
昨日の雨のせいか、今日は朝から晴れで暖かい。フェーン現象らしい。気温も10度近くまであがるし、最低気温も3度くらい。雪には強いこの地域だが、意外と大雨には打たれ弱いようで、街中でも雨漏りしているところが多かった。家に戻ると見知らぬおっさんが部屋にやってきて、部屋をチェックしていった。確かに1ヵ所雨漏りをしているところがあった。
Feb.16 アルプスでスキー
4時半という時間に起きて、6時頃家を出る。今日は会社のレクリエーションイベントの日。ミュンヘンもジュネーブと同じく大雨。バスで2時間ばかし走ると、そこはもうアルプスの山の中。Hoch Zillertal Kaltenbachというスキー場で、Innsbruckの近くらしい。参加者はみんなきっちり板とブーツを持参している。スキーを滑らないチームはソリを持参だ。僕は当然持っていないのでレンタル。レンタル代は15Euro、リフト券も1日で25Euroと安いような気がする。リフトで登った上で待ち合わせすることにするが、場所を勘違いしたのか、先に行ってしまったのか、いきなりはぐれる。まあ、そんな小さなことは気にせずに一人でゆっくりすべることにする。なんせ8年ぶりのスキーだ。意外と身体が覚えているもので、なかなかこけない。1回リフトに乗ると15分くらいかかり、降りるとそこは2500Mの山の上で、20分くらい滑りを楽しめる。日本と違って雪質はいいし、幅は広いし、こぶは少ないし気持ちいい。昼食時に無事合流。合流後は、みんな上手くて速いので追いつくのが大変。16時ころ、すべるのをやめて、夕食を食べて、バスに乗り、家に着いたら23時だった。過酷な毎日だ。Feb.15 Switzerland
![]() 1日仕事をして、1710発の飛行機に乗って帰ってきた。空港で写真のような看板を見つけた。路線バスに乗れば、国境を越えてフランスにいけるようだ。あと、スイスの紙幣に採用されている肖像画は、オネゲル(作曲家)とかコルビジェ(建築家)とか、面白いセレクションだ。ミュンヘンよりちょっとだけ暖かいが、雨が降ってて憂鬱な天候。そういえば、昨日はValentine Dayだったわけだが、ここドイツではさっぱり盛り上がっていなかった。デパートなどで申し訳なさそうにValentine Dayなので買って!みたいな物はあったが、習慣として存在していないのだろう。UKでは、日本のクリスマスのような盛り上がり方で、女性からだけではなく双方がプレゼントを交換したり、食事に行ったりするようだ。Feb.14 Switzerland
![]() 朝は時間があったので、軽く自由行動。空港駅から電車に乗る。10分ほどで街中のコルナヴァン駅へ。Petit Palecaというところで印象派以降の絵が見れるとガイドブックに書いてあったので行くことにする。というか、興味をひかれる場所が他にない。ところが、いざ着いてみると、一般公開してませんとの看板が。そんなの観光ガイドに載せるなよ。そこから最寄のバス停に向かう途中、1835年から1年間Lisztが住んだ家というのを偶然発見した。大通りを歩く。パンを買ったら3CHFもとられ、スターバックスでモカとマフィンを買ったら10.40CHFも取られた。1CHFは90円なので、1000円と日本の倍だ。町中ぼったくり。おとなしく仕事しとけということか。 会社に人にメールで紹介してもらった店で夕食をとることにする。Cathedral St.Pierreの近くにあるらしいのだが、なかなか見つからない。あきらめてCathedralを1周したころ、目印の大砲を見つけた。Les Armuresという、ホテルのレストラン。フォンデュで有名だそうだ。店に入ると、客層は様々でカジュアルでも可。チーズのにおいがかなりする。チーズフォンデュとワインを頼むが、きっちり一人分で出てきた。隣の人の食べているものを見ると、しゃぶしゃぶみたいにオイルに肉をつけて食べる料理もあるようだ。今日しか夕食を食べるチャンスがないのが残念。Feb.14 CD
Feb.13 Switzerland
Feb.13 CD
Feb.12 Alban Berg Quartett @ Herkulessaal
今日はAlban Berg SQのコンサート。Thomas Kakuskaが亡くなって、女の人が正式なメンバーとなっていた。Mozart2曲とBartokの2番。Bartokはちょっとつらかったが(できれば3番か4番が良かった)、ABQの音がそのまま目の前で再現されていたのはうれしかった。チェロが録音に比べると弱くなってるような気もするが、Pichlerは相変わらず。アンコールは現代作曲家の曲(誰の曲か不明)よりAdagioで、Thomasにささげるとのことだった。Herkulessaalはいいホールだ。
Feb.11 Christian Thielemann , Thomas Quasthoff (br) , MPhil @ Gastig Philhaemonie
土曜日の夜で、メインプログラムがエロイカということもあってか、当日券は売り切れでキャンセル待ちの状況。 面白いのは、ダフ屋はほとんどいないのだが、カウンターのそばで、定期会員で今日のを聴きたくなくなった人などがチケットを売っている。それもかなりの人が。ところが、窓口のキャンセル待ちの列も長い。連れがこれなくなったという理由で、1枚だけ売ってる人が多いので、2枚以上の連番が欲しい人は仕方が無いにしても、キャンセル待ちで並んでいる人は、この売ろうとしている人たちと交渉しようとしない。よく見ると、個人で処分したいと思っている人の方が良い席が多い。大体50Euro前後かそれ以上。すなわち、キャンセル待ちでがんばってる人は40Euro以下の席が欲しいということだ。日本ならあまり考えられない現象だと思うのだが、払う額に対する基準をきっちり持っているということか。僕はおばさんから56Euroの席を購入。プログラムはPfitznerとエロイカ。 さて、演奏会が始まり、プログラムを見ると前半のプログラムが変わり、Thomas QuasthoffがソロでWolfの歌曲を8曲。マネージャが出てきて、経緯らしきことを話すのですが、ドイツ語なので良くわからず。その後、Thielemannは振り始めようとするが、客が一人入ってきてモタモタ席を探している。そこで、Thielemannは中断してその客が座るまで待った後、何か声をかけ、Quasthoffも何か声をかけて客の笑いを誘うが、ドイツ語なのでこれもわからず。Thielemannは所作が若い。ステージに出てくるときも小走りだし、指揮台には大きな音を立てて飛び乗るし…佐渡裕のイメージと近い。さて、Quasthoffは生で聴いてもとても良い声だし、歌いまわしも非常にいいですが、問題は僕がWolfの曲になじみが無かったことですな。さすがに拍手も大きくて、定期演奏会なのにアンコール。後半のエロイカだが、これは先月聴いたNaganoとはまったく逆のアプローチ。Naganoが分析的で微分的な演奏だとすると、こっちは積分的。間の使い方が上手いというか、メロディ重視なのだが、バランス感覚が良いのか、響きもモダンだし、オケ全体の音もきっちり聞こえる。こういうアプローチがはまれば良い演奏になるんだろうけど、外れも多いのかもしれない。CDで繰り返し聴くと飽きるかもしれないが、ライブだとこういう演奏も楽しい。やっぱオペラ向きなのかね?こういう演奏を好む客がこちらでは多いようで、ファンも熱狂的。Feb.11 トリノ
トリノオリンピックが始まったが、街がそんなに騒いでいるようには見えない。もちろん日本と同じく、テレビでは1日中、ゲームの中継をやっている。サッカーに興味のある人、スキーに興味のある人はいっぱいいるわけだが、自分が普段興味のないことに時間を割くようなことは無駄だと考えている節がある。要するにマイペース。日本みたいに「にわかファン」が急増するような現象は、こちらではあまり見られない。おそらく、日本は無趣味な人が多くて、まわりと同じでないとはずかしいと考えている人が多いので、マスコミが騒ぎ立てると、右へならえで興味があまりなくても「にわかファン」になるのかもしれない。そういう僕は、スキーウェアを探すことで半日費やす。
Feb.10 Volodos @ Gasteig Philharmonie
CDデビューした際の渋谷タワレコでもインストアライブには行ったものの、来日コンサートには行っていないVolodos。僕が座ったのは、40Euroの席だったが、学生向けに安い年弾で売りさばいている雰囲気だった。雪のせいもあるのかもしれないが、客は4割程度しか入っていない。メインプログラムはSchubertとLiszt。彼のCDジャケットが横顔のものしかないのは仕方ないと思うほどデブになっていた。確かに指周りはいいし、パワーもあるのだが、Schubertがつまらない。Lisztはオーベルマンの谷などを弾いたが、最近CohenやHoughなどきれいで気持ちの良い録音が多いので、音の多いところで叩き始めるとつらくなる。音が重すぎるのか、技巧的なところで叩きすぎるのか。Horowitz編の19番も、確かにKuleshovなどよりパワーはあるのだが、だからどうなのよという気分になってしまった。アンコールはScriabin、Rachmaninov、Lisztなど。レパートリーが広がってないのではないのかという気もする。思ったより面白くなかった。こういう系に飽き気味なのかもしれません。
Feb.10 CD
Feb.9 Augustiner Keller
今日は会社の同僚と飲み会。Hauptbahnhofの北側にあるAugustiner Kellerで。ここはAugustinerの倉庫だったところで、地下の元々1ビール貯蔵庫だったところで飲める。久々にビール3杯も飲んでしまったのでちょっと眠い。もちろん同僚の人たちとは英語で話すわけだが、ちょっと酔っ払った方が話せてる気分になる。12時前に解散したのだが、外は雪が降り、けっこう最悪な天気。
Feb.8 Mozart "Le Nozze di Figaro" / Zubin Mehta @ Bayerische Staatsoper
当日券は120Euroのものしか残っていなかったが、入り口近辺をうろうろしていると、おばさんが72Euroのチケットを譲ってくれるという。手元に60Euroしかなかったので交渉してみると、すぐに60Euroで譲ってくれた。指揮はIvor BoltonかPeter Schneiderだろうと、勝手に思っていたのだが、入ってきたのはMehtaだった。演奏はそれほど悪くなかった。生で見て解ったのだが、このオペラ、場面が多いために演出が難しいと思われる。Figaroは ベームのDVDを良く見る。これは映画仕立てになっていて、カメラアングルもかなり凝ったいい作品なのだが、カメラワークで演出することができないのが舞台。最後の場面は森なのだが、木は出てこず、床に敷かれたシーツに隠れたりと、見ているほうの想像力に依存する部分がかなり多い。スザンナがイマイチだったのだが、伯爵と伯爵夫人がとてもよかった。伯爵は背も高く、存在感が良い感じ。性格が悪い男爵という感じではなく、俺様って行けてるだろ?なんでスザンナも婦人も俺になついてこないんだよ!というルー大柴のようなキャラの演出。Feb.7 Temirkanov , Arabella Steinbacher (vn) + St.Petersburger Philharmoniker @ Gasteig Philharmonie
St.Petersburg POのコンサート。いわゆるレニングラードフィルってやつ。指揮はTemirkanov。まず、プログラムがProkoviefのSymphonie Classique、MenderssohnのViolin Concerto、MenderssohnのSymphony No.4、RavelのDaphnis et Chloe第2組曲と、統一性がない。みんながロシア物を期待してるからあえてやらないよってことか。まず、プロコの古典交響曲。SzellやMarkevitchの録音でよく聴くのだが、やはり小気味良く進んで欲しいこの曲。ところが、レニングラードフィル、おそろしく下手なのですよ。弦はノコギリ波の多い、あのウィンドマシンのような音。最近、南ドイツの甘い弦ばっかり聴いてるので、違和感があるのは仕方がないにしても、実は音程が合っていない。チェロはまだいいほうだが、Violinがひどい。Menderssohnでソロを取ったArabella Steinbacherは、ミュンヘン生まれで日本人とのハーフだそうだが、パワーがちょっと足りないかなと感じた以外は良かった。アンコールもYsayeの2番とBachの無伴奏を弾いてくれて、これもよかった。
後半になるにしたがって、編成が大きくなるわけだが、2番フルートの下手さが耳について仕方がない。金管はパワーがあるがそろってない。弦も16型な割に音が小さい。そして、一番問題だと感じたのは、なんかでてくる音が古臭いのである。演奏史、解釈の歴史が一巡し、録音があふれる現代で、そんな中途半端にポルタメントやヴィヴラートをかける演奏をしていていいのかね。なんか懐メロとか、リチャード・クレーダーマンのコピーを聴いている気分になるのだ。解説書など見ると、Temirkanovはキーロフのゲルギエフと並んで書かれることが多いが(ここで買ったプログラムでもそうだった)、センスは全然違うんじゃないのか。そして、最後のダフニスはやたら力が入っていて、熱い演奏なのだが、このオケではきれいに決まるわけもなく…30Euroだからいいです、もう。
Feb.6 Residenz
休みを取る。今日はResidenzを見学する。いつも横を通っているし、中にあるHerkulessaalは何度も行っているが、中は、他に劇場や博物館に分かれている。今日のお目当てはStaatsoperに面している博物館と宝物館。宝物館のほうは、こっちの会社の同僚もやたら勧める。しかぁし、宝物館は閉まってるとのこと。メインの博物館だけを見ることにする。入場料は6Euro。見るべきところは豪華な広間とかホールとか、王室歴代の肖像画など。日本人の女の子4人組が同じくらいで周っていたが、オーディオガイドも聞かず説明も読んでなかった。たしかに英語とドイツ語しかないんだけど、ちょっともったいないよと思った。全部見るのに2時間くらいかかった。Feb.5 Ooi
テレビをぼっと見ていると、見たことのあるオカッパ頭のピアニストが、ガシガシとピアノを弾いていた。やはり大井浩明。Musica VivaというBRの番組で、昨年の2月でのバイエルン放送響とのコンサートでの、Xenakisのシナファイ。Musica Vivaはバイエルン放送響の現代音楽シリーズですが、このテレビ番組とコンサートがセットになっている。日曜日の10時というちょっとしたゴールデンタイムに、現代音楽をがしがし紹介するのは公共放送の強みか。大井氏のBlogはとても面白く、頭脳の明晰さと関西人らしいノリの文章なのだが、かつてピアノマニアなら抱腹絶倒の記事があった。これは、このクセナキスのためにミュンヘンを訪れているときの話だったのですね。
Feb.5 Schwangau
Schwangauへ城を見に行くことにする。8時52分Muenchen HBF発の電車に乗る。週末なので往復で30Euro。寝ているうちに、10時55分にFussenにつく。電車の中は明らかに城を見たい観光客で占められており、なぜか中国人の学生が多かった。Fussenの駅からお城までは距離があるが、駅前から78番のHohenschwangau行きのバスに乗ればいい。バスの表示にはHohenschwangauの下にわかりやすく大きく英語で(Castle)と出ていた。往復料金3.10Euroを払わされる。15分くらいでHohenschwangauにつき、バス停から歩いて5分くらいのところにあるチケットセンターを目指す。入場料は2つの城の見学料セットで17Euro。2つの城を一日で見て回れることができるのか確認したところ、Schloss Hohenschwangauを11時50分に入場で、Schloss Neuschwansteinを13時50分に入場するので問題ないと言われる。このチケットを買った時点で、城内部の見学ツアーの時間が決められてしまうわけだ。 まず、チケットセンターから見えているSchloss Hohenschwangauに行くことになる。坂と階段を上って10分くらい。今日は寒い。見学は20人くらいのグループごとに分けられるが(おそらく言語別だと思われる)、説明員が説明するわけではなく、説明員が各部屋でボタンを押すと、見学者が持っているオーディオガイドの説明がリモートコントロールでスタートする仕組み。差別するわけではないが、中国人の態度が悪い。貴重なお城の柱にもたれかかったりするな。40分くらいでコースは終了。次のお城に行くまでの隙に昼食を取る。しかし、開いている店が限られている。![]() 昼食後、山道を駆け上がりSchloss Neuschwansteinを目指す。普段はバスがあるらしいが、今日は雪のためバスが無い。40分の道程と書いてあったが、急な雪道を20分程度で登ったため久々に息が切れる。さすがに名観光地とあって、きれいな眺めの城だ。でも、絵葉書やガイドに載ってる写真は航空写真なので、あんなに壮大な景色を一般人は眺めることができない。城のゲートにつくと、Schloss Hohenschwangauで同じ見学グループだった人が多くいる。おそらく同じ頃にチケットを買ったのだろう。こちらのコースも40分くらい。結局、Wagnerヲタクの王様が、趣味で作ったWagner城なわけです。Wagnerに詳しければ魅力倍増だけど、普通の人なら「ふ〜ん、そなんだ」程度ですね。17時すぎFussen発の電車に乗り、19時過ぎにMuenchen HBFに到着。日帰り旅行の場所としてはとてもいい感じだ。Feb.4 Bruggen + MPhil @ Gasteig Philharmonie
Bruggen2回目。前半がRameauの"Les Indes Galantes"、後半はBeethovenのEgmont全曲。前半は編成の配置も古楽風。いつものオケからこういうサウンドが聞けるというのは新鮮だ。代わって、後半は普通にEgmont。序曲だけが有名で、全曲は録音も余りない(SzellのDecca録音が有名か)が、コンサートで聴くのは実は2回目。あんまりBruggenらしさというか奇抜さは感じなかった。曲がせいか、曲が悪いのか…
Feb.4
Feb.4 安全保障
トラムに乗るが、Isartorから向こうへいけないらしい。どうやら、安全保障会議を市内のどこかで開催しており、警備体制になってるようだ。家の近所の病院にヘリコプターがやたら発着するのも、昨日のパトカーの大群も、この会議が理由のようだ。Marienplatzでは、ステージができており、Against the Warとかいってデモを行っていた。左翼旗やゲリラ旗が目立つ。
Feb.4
Feb.3 街中
Staatsoperのチケットセンターに行くので、Odeonsplatzから、Herkulessaalの前を通って行こうと思ったら、大量のパトカーが並んでいた。なにかあるんだろうか。街中をぶらぶらしていたら、Zaraの店からミンクの帽子とブーツ以外はビキニという出で立ちの女性が数人走って出て行ったので驚いた。
Jan.31 同居人
夕方早めに家に戻ると、最近、隣の部屋に住んでいる若い同居人から、AKGのヘッドフォンはいいかどうかと唐突に訊かれる。こんな質問、普通の人には答えられないと思うのだが、なぜ僕に訊いてきたのか。まあ、理由はわからないが、Senheiserとの音響やヘッドホン自体の強度について比較して、説明してあげたら満足したようだ。
Jan.30 Jordi Savall and Ensemble @ Prinzrengententheater
Jan.29 Bruggen + MPhil @ Gasteig Philharmonie
Muenchen Philのコンサート。指揮はブリュッヘン。彼の写真ではけっこう気迫あふれるものが多いが、ステージに出てくると、もうよぼよぼで、座って指揮していた。プログラムはオールMozartで、Symphony K.16、Sinfonia Concertante K.297b 、Symphony No.41の3曲。編成はもちろん小規模で、弦は、前半2曲では8-6-4-4-2、ジュピターでも10-8-6-4-4。おどろいたことに、使っている楽器は現代楽器なのだが、演奏が完全に古楽奏法。ジュピターではほんの少しだけビブラートをかけていたが。普段経験できない響きを聴くことができ、とてもおもしろいコンサートだった。特にジュピターの4楽章のフーガなどは堪らない出来。おもしろいことに、客の多くは、思っていたようなMozartを楽しめなかったようで、拍手が普段より少なめ。Jan.29 運河と道の名前4
Jan.28 Happy Birthday Mozart (Klavierduo Tal and Groethuysen @ Dachauer Schloss)
今日はMozartの誕生日で、250周年記念ということで、関連のある地域では盛り上がっている。写真はLudwig Beckのショーウィンドー。まあ、極東ではこんな(「モーツァルト生誕250年 クラシック危機鮮明」)トンチンカンなコラムもあるようですが。百科事典などを読まなくても全部そろえるだけで安心する日本人に対して、バブルの1991年に40万のMozart全集がバカ売れしたからといって、それと今を比較してクラシックが衰退しているという論理がおかしい。クラシックの新譜を録音しなくなった大手レーベルの経営状況、当時と比べて輸入盤が街中やネットで簡単に手に入れられること(日本での売上げに反映されない)などを考えず、しかも日本からのみの視点で50年後にはMozartを誰も聴かなくなってるなんて言い切るのはどうか。まあ、50年後なんて生きてるかどうかわからないから適当なことを書いても責任を取らなくてもいいということか。![]() 会社の人に、ダッハウ城のコンサートに連れて行ってもらう。コンサートの話はおいておいて(?)、この人から面白い話を聞いた。この方は、この2週間休暇をとって、ミュンヘンから車で2時間半、ザルツブルク州の山の中に行き、スキーをしていた。買い物とかガソリン入れとかのためには、ちょっと街中に車ででなければならない。それはMittersillという人口1000人くらの街だそうだ。そこで、Cafeに入り、とてもケーキが美味しい店だったのだが、そこには、「Anton-Webern-Stube」と書いてあり、Cafeの中にはWebernの写真が飾ってあったそうだ。彼は、こんな超イナカになんでWebernなんだよと思い、「なんでWebernの名前とか写真とか使ってるの?」と訊いたら、店の人が「この店の前で撃たれて死んだんだよ」と教えてくれたそうだ(店の名前はKonditorei Pletzer)。店の外でタバコを吸おうと思い、扉の外で火をつけたとたんアメリカ兵に撃たれたそうだ。Webernが戦後、アメリカ兵に撃たれて死んだのは知っていたが、WienとかBerlinの話だと思っていた(Berlinで撃たれたのはボルヒャルトか)。ここにはWebernの娘が住んでいて、疎開していたようだ。ベランダで撃たれたとか、家で撃たれたとか書かれてる資料は全部間違いか?この店では、店の名前の入ったタバコ型チョコをお土産として売っているそうです。夏にはWebernを記念して、現代音楽祭が開かれ、若手作曲家の作品ばかり演奏するらしい。夏は涼しいだろうし、いい休暇がすごせるかも。コンサートはアンコール2曲目、Busoni編曲のConcerto No.19がよかった。Jan.28 散髪
海外に住んでいて避けられない最後の課題に今日は挑戦。それは散髪。英語が通じるかどうか、というのもあるが、基本的に英語が通じたとしても細かい髪型のニュアンスが通じるとは思えない。「3ヶ月伸びてて、真ん中で自然に分けて……」…勢いのみです。日本だとシャンプー台は壁側にあるが、こちらでは座席のすぐ後ろについていて、座席を寝かせずにシャンプーをする。日本だとシャンプー→カット→すすぐ→マッサージ→ブローとセットといった手順が一般的だと思うが、マッサージをしながらシャンプー→カット→ブローとセットという順番だった。ドイツではあんまり梳きながら切るというテクは無いようだ。テクノカットが生まれたのも必然かも。
Jan.27 道の名前 3
会社の人にFeinkost Spinaというイタリアンマーケットにまた連れて行ってもらう。ワインコーナーをウロウロしていると、日本人の二人組みがいた。ワインの商売をしている人のようにも見えたが、単なるミュンヘン在住のワイン好きかもしれない。さて、この近辺には新興住宅地と大型マーケットが集まっており、そこら中に作曲家や指揮者の名前がつけられていることに気がついた。仕事の後に、もう一度歩いて来てみることにする。旧市街地から離れており、あからさまに新興住宅地なのだが、半ばヤケクソ気味に道の名前がつけられている気がする。命名時の役人の趣味なのかなぁ?
Jan.25
Jan.24 Hamelin
Ludwig Beckという店は、ミュンヘンの旧市街地のど真ん中にあり、ほとんどファッション関係のものを売っているが、最上階だけCDショップである。時々、インストアコンサートなども開かれ、ミュンヘンでクラシックのCDを買うならここというイメージが多いようである。この店の片隅で面白いものを見つけた。おそらくHamelinがここでインストアライブを行った際に取ったものだろう。1999年の2月ということは、2回目の来日の直後ですね。Jan.23 最低気温
むちゃくちゃ寒い。マイナス20度くらいだそうだ。バイエルンの西と北ではマイナス30度だったらしい。古い車に乗ってる人は、窓の外だけでなく窓の中も凍ってたとか。いやあ、マイナス20度でもバナナで釘は打てません(このCMを知ってるのはかなり年齢を重ねてる人だな)。昨日はマイナス37度を記録したところがあって、50年ぶりの寒さだとか。しかし服を着て、コートを着てれば普通にすごせるもんです。日本で寒いと、顔が凍るような感覚があるが、あれは湿度が高いからなのではないだろうか。こっちは空気が乾燥しているので、寒くてもそういう感覚があまりない。骨身にしみる寒さというのはあるが。あと肌が弱いと、乾燥肌にやられます。
Jan.22 日曜のすごし方
Jan.21 CD
Jan.21 ミノルタ
ミノルタがカメラ事業から撤退するらしい。ミノルタといっても、今の社名はコニカミノルタらしいが。小学校の頃初めて買ってもらったカメラがミノルタだったのを思い出した。
Jan.20 Colin Davis + Bayerischer Rundfunk SO @ Gasteig Philharmonie
プログラムはV-Williamsの3番と、Dvorakの6番という、どっちもメインになりきれない割には、テクニックがいるという、挑戦的なプログラム。こんなプログラムで客が来るのかよと思ったのだが、金曜の晩ということもあってか、ほぼ満席。Davisの人気もあるのだろう。ミュンヘンに来て、初めて行ったコンサートがHaitinkのバイエルン放送響だった。この2ヵ月半、いろいろなオーケストラを聴いてみて、再びこのオケに接して思ったのは「このオケ上手い」。何でもこなさなければならない「放送局のオーケストラ」として理想的なのかもしれない。そして、Sir Colin。初めて動くところを見たが、その堅実で安定した音作りとはうらはらに、動きが大げさなので、面白い。
Jan.19 Carlos Nunez @ Muffathalle
Carlos Nunezのコンサート。ミュンヘンに来てからライブに行くのは初めて。スタジアム級のライブならオリンピック会場でやるようだが、今日の会場であるMuffathalleも比較的大き目のホール。Gasteigの近くにあり、Volksbadという古代ローマの浴場のような建物を持つプール兼サウナの裏側にある。脇を固めるメンバーはPaloma Trigas (vn,bandeiro, vo) , Xurxo Nunez (dr,perc,k) , Pancho Alvarez (bouzouki)。ホールは前半分が座りで後ろが立ち見。26Euro払って座り席に。Carlosは、やたらノリがよく、はじめから飛ばしていた。MCは、挨拶をドイツ語でした後は英語。しかもかなり訛っている。曲がどこの土地に由来するのかなどを丁寧に説明。曲順は違うが、演奏した曲はおそらく次の通り。Dawn / Brotherhood of Stars // Jigs and Bulls // Marcha do entrelazado de Allariz / Pasacorredoiras / Aires de Pontevedra // Tro Breizh / Polka de Karnoed // Concierto De Aranjuez Adagio / Borelo / Titulos Finales Mar Adrento / Bach's Prelude / Sailor's Hornpipe // Santiago de Cuba (Chieftains)。Paloma Trigasというお姉さんが歌ってフィドル弾いて、bandeiro叩いてと大活躍だった。やっぱり、このノリのよさはCarlosの技巧があってこそかな。
Jan.18 ドイツの飲み会
会社で、同僚の送別会。若手2人が会社を変わる。けっこうドイツは生涯雇用が多いみたいなんだけど、短期雇用もあって、会社を転々としてい人もいる。一人は何回か飲みに行ったことがあり、2年前に日本に旅行に行ったことがある。カッパエビセンも知っていた。もう一人は趣味で音楽をやっているので、趣味話を時々した。帰り際、彼が参加してるCDをくれた。こっちのパーティーは、周りが企画するのではなく、送られる方、祝われる方が自分でパーティーを開く。そして昼間やる。勤務時間が終わればプライベート優先なのだ。昼食時間中、オフィスでパーティー。参加の強制は一切しない。自分の都合のいい時間に、ナイフとフォークと皿とグラスを持って、パーティーの部屋(大概はホストの居室)に行く。仕事があったり飽きたりしたなら、ホストにありがとうといって帰る。途中で帰っても誰も文句言わないし、それに対して日本みたいに「付き合いが悪い」とか言わない。さばさなしていて合理的。
Jan.17 Visa
とても早起きをする。そして会社へはむかわずに、PocciStrasseへ。そう、11月初頭に迷った役所へ再び向かう。今回の目的は滞在許可を得ること。簡単に言えばヴィザの取得だ。日本人に関しては、ドイツは3ヶ月までの滞在なら、滞在目的がなんであれヴィザはいらない。しかし、3ヶ月を超える場合には住民登録と滞在許可の取得が必要なのだ。住民登録は滞在してすぐに行わなければならない。しかしヴィザはすぐでなくてもいい。取得する場所はミュンヘン市行政管理局外国人課(Auslaenderangelegenheiten)。住民登録を行うのと同じ役所。外国人課は2階(1stFloor)にある。ServicePointがイニシャル別にあり、そこで水色の申請書をもらう。用紙がやっぱりドイツ語だったので、苦労して書き込んでいると、しばらくしてから「ああ、そういえば英語版があるよ」と渡された。初めから……20分くらいかけて記入し、ServicePointの人にチェックを受けてから、順番待ち。前と同じく掲示板に渡された番号とオフィスの部屋番号が出る。20分くらい待って番号のオフィスに入る。さて、いきなり、役所のオバちゃん、英語が話せないという。ヴィザ取得に必要な書類は、パスポート、住民登録のときにもらった居住地登録証、会社の勤務証明など収入があることを示すもの、こちらの滞在先からの招待状、家の賃貸契約書、健康保険の加入証明、写真である。これらの書類を一瞥して、開口一番、ヒステリックに「なんでドイツ語じゃないのよ!英語じゃないのよ!」。日本から持ってきた会社の勤務証明や収入の証明が英語。おまけにこっちの滞在先の招待状も英語だった。おばちゃん、健康保険の紙や住民登録証なんて見もしない。うちの会社にはドイツ語で公式文書を書ける人なんていやしないし、今から送ってもらってもねぇ、とごねていると、英語ができる兄ちゃんを呼んできた。安心していると次の難関が。日本のドイツ領事館に以前確認したとき、研究職で滞在する場合は労働許可が要らないと、言われたのに、法令集らしきものを見ながら「労働許可が要るんじゃないのか」と言い出す。もちろん「日本の領事館では研究職は要らないといっていた」と伝えるが、聞いてくれない。労働局で労働許可書を取れとか言ってくるが、最後は労働局に電話してくれた。電話一本で住むなら始めからそうしてくれたらいいのに。結局1時間近く面接してたことになる。別のところにあるお金を払う専用窓口に行き、書類を見せて、50Euro払って、10分ほど待つと、パスポートにヴィザが押されていた。よくわからなかったので、オフィスにもう一度行き、おばちゃんに確認すると、労働局から労働許可が2週間くらいで来るという話だった。
Jan.15 R.Strauss "Arabella" / Schneider @ Bayerische Staatsoper
日本で書かれているR.Straussの経歴は大抵、父がバイエルン宮廷歌劇場のホルン奏者で、母がビール屋の娘、となっている。初めにこう書いた人は、半分冗談で、そして気の利いた書きまわしだと思って書いたと思うのでかまわないが、後の人は、どうせよく調べもせずにコピーしてるだけなんだろう。R.Straussの母の実家はPschorrという、ミュンヘンの6大ビール醸造業者のひとつである。確かに「ビール屋の娘」にマチガイはない。でも、こういう書き方をする人に、キリンビールの社長令嬢のことを「ビール屋の娘」と書いたり、銀行頭取の娘を金貸しの娘と書くほどの度胸と器量があるのかね?
Jan.15 同居人
Jan.14 CD
Jan.14 年賀状とネオナチ
日本の住居に届いている郵便物が手元に届くプロセスは複雑だ。まず、実家に転送されて、親が私に送ってくれる。年賀状がやっと届いた。私が日本に居ないことを知ってる人たちも、なぜか日本の住所に年賀状を出してきている。どういうつもりなのか?
今日はネオナチが集会とデモをしているらしい。日本の領事館サイトにも警告されていた。しかも、ネオナチに反対する人々も集会するらしい。そんなことも気にかけずに街中に出たら、警察がかなりいて、ヘリまで飛んでいた。
Jan.11 Thielemann + MPhil @ Gasteig Philharmonie
今日もMPhil、指揮はThielemann。プログラムはMenderssohn Symphony No.3、Schubert Symphony No.8となってた。このプログラムだったら、普通は未完成のほうを先に演奏するよね、と思っていたら、No.8とはグレイトのことだった。Menderssohnは響きもよく、いい演奏だったと思う。ところが、Greatはちょっとロマンティックに演奏しすぎ。Oboe、Clarinetの女性は良かったのだが(この人たちはいつもお気に入り)、Fluteが装飾をつけすぎて演奏していた。個人的な好みとして、Greatはもっとガシガシ硬めに進んで欲しいのだ。不完全燃焼ぎみ。
先週Deutsches Symphonie Orchestra Berlinを聴いて、今週MPhilを聴いた。思ったのは、やっぱり南側のオケはチェロの音が甘くて、ホルンがアルペンホルン。MPhilやVPOは、どんなに技術が完璧になってもBerlin POみたいな音にはならないんでしょう。もちろんどっちがいいとか悪いとかではない。これは日本で言えば関西と関東の芸の違いみたいなもので、風土的というよりも、言語的なものに起因しているような気もする。
ところで、GasteigのPhilharmonieではコンサートの始まる前、休憩後には、写真のような文字が照明で壁に描かれる。それなりに効果的なのか、コンサート中にベルの音が聞こえることはあまりない。WienのStaatsoperでは、ステージが始まる前に、携帯電話の音自体がなる(今年のNew Year ConcertでJansonsが鳴らしたのと同じ音だ)。日本でも、アナウンスで携帯の電源を落とすように促すのことは多いが、アナウンスなんて大概聞きおとしているものなので、このような効果的な方法を考えるべきなのかもしれない。あと、日本はクロークに物を預ける習慣があまりないように思われる。理由はクロークが小さくて狭くて対応が遅いからだ。しかし、傘の倒れる音や、スーパーの袋の音がコンサート中にするのはいただけない。こちらのクロークはとにかく半端じゃなく大きい。フロントのほとんどがクロークなんじゃないかと思うほど多い。対応してるオバサンも、ヲサレで丁寧というのとは程遠く、とにかく預かる預かる渡す渡すで必死な感じだが、この方が客の方がスマートにコンサートを楽しめると思う。これはホール自体の設計にも関わってくる話なので、日本で急に変えることはできないとも思うが。Jan.8 Berlin 2日目
9時半頃チェックアウト。荷物をZoo駅のロッカーに入れ、観光。日曜日ということもあって街は静か。気温はミュンヘンと余り変わらないのかもしれないが、体感温度はこちらの方が高いかな。ベルリンの印象は、大きいし都会だが、ちょっと密度が薄い。道などのサイズが大きすぎるのかもしれない。ソニーセンターとか博物館島などはベルリンならでだと思うが、街にある店や機能はドイツの他の都市と変わらないかもしれない。東京の地下鉄は皇居と新宿御苑を避けて通ってるせいで、不便になっ
ている点が多いが、ここ、ベルリンでは、旧西ドイツと東ドイツの路線を無理やりつないでいるようで、スポットに近い駅がなかったり、元ベルリンの壁のあった近辺を越えるあたりで、一旦地上に出たりする。博物館島も、フィルハーモニーも最寄の駅が遠いです。そして、旧東ドイツ領域は、寒々しい。壁の付近の旧西ドイツ領も含めて、至る所が再開発中。これから10年くらい定期的に見に行くと、その変化が楽しめるかもしれない。余裕を見て4時のバスに乗ろうと思っていたので、Zoo駅に向かう。Zooの横からX9という空港行きの急行バスに乗る。たったの20分でTegel空港に到着。とても小さい空港だ。まだ、チェックインカウンターも開いていない。ミュンヘンまでは
DBA。今回の旅行は飛行機はフライトごと違う航空会社になってしまったが、これが一番安かったのだ(バルセロナの単純往復よりも!)。飛行機の出発が20分ばかし遅れたが、21時半頃家にたどり着く。
Jan.7 Kent Nagano + Deutsches Symphonie Orchestra Berlin @ Berlin Philharmonie
プログラムはShostakovich Violin Concert No.1と、エロイカ。ソロはVadim Repin。レーピンは、単純に上手く、そして安定している。3楽章のPassacagliaなどすばらしい出来だった。4楽章は、Oistrakh + Mravinsky(55年録音)並みのテンポでで進み、かつCodaからテンポアップしたが、破綻無し。ついていってるオケもすばらしい。Beethovenは、基本的にはテンポも速め。古楽器演奏も消化した、今風の演奏です。AbbadoのBPOとの新録音は、解釈を前面に押し出したために、弦の響きが犠牲になったり、メロディが無表情に演奏されたりしているように感じたが、この演奏はそういうことにはない。歌うべきところは清潔に歌っていく- 2楽章や4楽章のTuttiの後など、きれいな歌になっていた。このバランス感覚がいい。ちなみに弦は14-14-10-8-6。オケは、機能面から言うとかなりレベルが高いです。指揮者の指示にぴったりとついていき、フェーダーでいじったように音量が変わっていきます。これは現在のシェフの成果だと言えるだろう(前任者も前々任者もねぇ…)。Beethovenでも木管の音色はとても気に入った。Kent Naganoですが、彼のバランス感覚、オケの色彩感覚はすばらしい。Shostakoでは指揮棒ありで、テンポ指示基本に振ってましたが、エロイカでは、合わせて当たり前だといわんばかりに、指揮棒なし、指示も表情づけがほとんど(というより踊ってただけに見えた)だった。音響に関して。サントリーホールの手本と言われているが、若干違う印象を受けた。ホール自体が響いている感じがあまりしない。ステージ上に半円状のバリアがあって、そこに凝縮された音が存在しているようなイメージを受けた。真ん中にサイヤ人がいる感じ。客席には、そのバリアから発散される音がバランスよく伝わってきているかのようでした。フィルハーモニーにはCD+Bookショップがあり、コンサートの後、すなわち10時以降でも買い物ができた。歴代BPOシェフのCDの主だったもののほとんどが並んでいた。NaganoとRepinが入れたShstakovichとProkoのConcertoのCDが並んでいたので早速購入。Deutsche Welleにより、昨年の9月くらいからドキュメントの収録が行われているようで、コンサートもすべて録画されていた。いつの日にか、DVDで出るかもしれない。今日はとても満足な日だった。
Jan.7 Barcelona 5日目 → Berlin
昨夜から引き続き大雨。ホテルのすぐそばにあって、地下鉄の駅名にもなっているHospital de San Pauの佇まいが、ずっと気になっていたので、見学。これは遠くから眺めたときの直感どおり、なかなか良い建物だった。ここは、今も病院として普通に機能しているようで、とても静か。観光をしても騒がない方がいい。そういう配慮もあってガイドなどには掲載されてないのかな? それからSagrada Familiaに向かうが、誰も並んでいない。8時半だからか、大雨だからか。中国人観光バスが前を通り過ぎたくらい(この集団、バスから降りて、1ヶ所から10分くらい眺めて終わりだった。ひどい)。しかたがないので、近くのCafeでコーヒー。門が開く9時半きっかりに入ったが、日本人がちょろっと、その後も日本人団体がほとんど。入場料は8Euro。聖堂の中(といっても未完成で工事中なわけだが)を見てから、受難のファザードを上る。途中までがエレベータ(2Euro)。下りは有名な巻貝風の階段だが、暗いし目が回りそう。地下の博物館を見て、外から眺めて、西端のファザードを上る。なぜかエレベータが動いておらず、歩いて上る。雨が横から入り込んできて寒い。が、75mの高さの一番上まで上る。景色は雨なのでイマイチ。しかし、窓から見えるファザードの装飾はなかなか。ドイツやイタリアの大聖堂を見慣れていたせいか、思ったより壮大に感じなかった。たしかに、Gaudiの思想とか歴史とかには感動するんだけど、やっぱり未完成な建物だ。10時半過ぎ、ホテルで荷物を受け取り、Placa de Catalunyaへ。15分おきに空港行きのバスが来るはずのに、なかなか来ない。バスは来ないのかと周りの外人に質問されるが、しらんちゅうの。バスに乗り40分くらいで空港に着く。ここで12時半。飛行機が1340発で、EasyJetのチェックインは30分前まで。ところが、カウンターに行くと、長蛇の列。おまけに、飛行機別にカウンターが違うことに途中まで気づかず、並びなおし。結局10分前に、直前チェックイン用のカウンターに並びなおせとアナウンスがあり、やっとのことでチェックイン。バルセロナ空港は、出国カウンターを通った後も店が多い。
Berlin Schoenefeldに定刻どおりにつく。税関のところで、なぜか質問されるが、ミュンヘンに住んでると答えるとすんなりパス。DBの駅まで歩くが、10分くらいかかった。Zoo駅まで行き、そこから歩いてホテルへ。予約したときに打ちだした地図とまったく違う場所にあった。宿は、Kurfurstendammのすぐ近くにあるHotel-Pension SAVOY nahe Kurfurstendammというペンション(Meinekestrase 4 ,10719 Berlin)。1泊65Euro。今夜の目的はBerlin Philharmonieでのコンサート。
Jan.6 Barcelona 4日目
夕食はスペイン広場辺りまで出て、Picassoがたむろしていたことで有名らしい4Gatsという店に入る。カフェのほうは観光客で混んでいたが、食事をするほうはそれほど人がいなかった。サービスはちゃんとしている。Cavaを2杯飲んで、サーモンのステーキを食べる。やはり魚ですね。食事の後、JaumeIからSt. Maria del marの辺りをぶらぶらしていたらダリ博物館というのを発見。22時までやっていたので入るが、それほど面白いものでもなかった。2回目のクリスマスみたいな祝日なので、レストランですら閉まってるところが多い。大雨が降り出したので、ホテルに戻った。ドイツだと、街中で、背と花の高い美人が目に付くが、ここは浅黒い人と黒い人が目につく。ちょっと海を越えるとそこはアラブとアフリカだ。
Jan.5 Barcelona 3日目
![]() バルセロナの鳥はPeace Peaceとは鳴いていなかった。天気はぐずついている。地下鉄でEspanyaに行く。歩いてMuseu Nacional d'art de Catalunya (カタルーニャ美術館)へ。特別展がキュービズムとカラヴァッジオ。キュービズムは有名な絵はなく、カラヴァッジオはフィレンツェでいっぱいみったっつーの。悪くはないし、Miroとかの絵もあるんだけど、常設展も展示数が多くて疲れた。その後、Fundacio Joan Milo (Milo美術館)へ。タペストリーをはじめとして、大きな作品が多い。1時間ほどで見てから、バスで移動。 どこの街でも電車よりバスの方が便利なことが多く、また地下鉄よりバスの方が景色を楽しめるので、バスマップは必ず入手するようにしているのだが、どこに向かってるのか見失うことはよくある。しばらく乗っていたらPlaca de Catalunyaまで行ってくれた。写真は途中で見つけた看板。 明日が祝日なので、買い物は今日しかできない。しかし、スペインはサンタクロースが明日来るので、街中は買い物客でいっぱいだ。SagardiというBarで遅めの昼食。シードルが美味い。タパスは自分で勝手にとって、爪楊枝の数で後から勘定を払う。タパスが一つ1.5Euro、シードラが1杯1.50Euro。あまり購買意欲がわかなかったのだが、Yankoの靴を発見し、いろいろ履いてみた結果、茶色のを買うことに決定。値段も日本の半分くらいか?Jan.4 Barcelona 2日目
![]() まず、今日はランブラス通りの方へ向かう。サンジュセップ市場(Mercat de Sant Josep)を見て周り、市場の中にあるカウンタのみ店で昼食。アスパラ、トルティーリャ、タコなどを食べる。ミュンヘンでは魚があまりないので、魚介類が食べれるのがいい。Placa Reial(レイアール広場)、Cathedralと見て回る。Cathedralは入場料が4Euro。Cathedralの正面には何気ない落書きのようにPicassoの壁画がある。Cathedralから南へ入ったところに、王の広場(Placa del Rei)という、コロンブスが王に謁見した場所があるが、ストリートミュージシャンがいただけだった。その後、Museu Picasso (ピカソ美術館)へ向かう。1時間くらいかけて見るが、初期から晩年までの作品が一様にあり面白かった。![]() Esglesia de Sta Maria del Mar(サンタマリアデルマル教会)を横目で見ながら、絵はがきを出しに中央郵便局に行くが、ここの建物がすごい。こういう観光ガイドにも取り上げられないような建物まで、すばらしい作りになってるので油断できない。ここから海はもうすぐだ。Barcelonetaを通って、港の先からロープウェーに乗ろうと思い、しばらく並ぶが、16時半を過ぎたら終わりと突然言われ乗れずじまい。 ここで計画を変更し、地下鉄でMaria Cristinaまで行き、グエル別邸(Finca Guell)を見学。中には入れない。中国人の集団が、眼で眺めようともせずに、写真ばっかりとっている。地下鉄でPasseig de Graciaまで戻り、Casa Batlloを見学(サイトも美しい)。17.50Euro払って、2階のフロアと屋上と両方見学。この建物は外からの眺めも強烈だが、中のつくりも見るべきところが多い。ドアノブの一つからして面白いのだ。ここの建物はかなり気に入った。夕食にTapatapaという店に入る。味はイマイチだったが、チョリソーとか、焼きマッシュルーム、タラのコロッケとか食べる。横に日本人の親子が座っていて、会計を払う方法や言葉を知らなかったらしく、「出て行こうとしたら会計してくれるよ」とか言っていた…言葉を知らないのは仕方ない。しかし、「右手で左手に何か書くようなまねをすればお勘定を示す」というのは先進国ならほとんどの店で通用する常識なんですよね。日本では誰も教えてくれないし、普通に食事するところでは通じない。日本でも教育されたウェイターのいる店だと理解してくれるので、これを使うと、大声で「お勘定!」なんて叫ばすにスマートに支払いができます。
バルセロナは、スペインなんだけど、マドリーに行った時に感じた強烈なスペインらしさを感じない。マドリーに行ったとき、ヨーロッパでありながら、洗練されていない、中世風やアラブ風の入り混じった雑多な雰囲気を感じた。それはゴヤやエルグレコの絵なんかからもにじみ出てる気がする。そういう雑多な感じはあまりなく、もっと洗練されていて、明るい青いのイメージがした。街の表示もカタロニア語とスペイン語を併記しているし、新聞も二つの言語でかかれたものが並んで売っている。スペインではなく、フランスの影響も受けている独自の地域なんですよという心意気を感じた。
Jan.3 Spain Barcelona
本日よりバルセロナへ。目的は暖かい気候、魚を食べること、ピカソ、ミロ、ガウディ。寝坊したので、あきらめて予定より遅く10時に家を出ることにする。行きはAir Berlinというネット予約の格安航空会社で行くのだが、プリントアウトしておいた紙を電車の中でよく見ると60分前にチェックインのことと書いてある。飛行機は1150発なので、ちょっと間に合わない。仕方が無いので英語で電話するが要領を得ないが、遅刻しても問題ないとのこと。なあんだ。格安飛行機なのに機内食が出て驚いた。14時にPalma de Mallorca、すなわちマヨルカ島に到着。ここでトランジット。1455にマヨルカ島を出て1550にBarcelona到着。暖かい。 空港の外にはMiloの描いた壁画がある。空港を左に出て、しばらく歩くと国鉄の駅。市内への直通電車は無く、一駅目で乗り換えるのだが、ここで20分ほど待たされた。市内に入りEstacio Sants駅というところで降り、地下鉄L5に乗りHospital de San Pauという駅へ。駅を降りるとSagrada Familiaが見える。予約した宿は歩いて5分程度だった。ビルのワンフロアだけで経営しているペンションではなく、ビル全体が施設になってる、すなわちホテル。Hotel Medicis (Castillejos 340,Barcelona)というところで、1泊48Euro。部屋は少し狭いが、バスタブもついていた。 少し休んだ後、早速街中へ。まず歩いてSagrada Familiaまで行き、外から眺める。そこからL5に乗り、Diagonal駅へ。Casa Milaが開いており、20時まで見学できるようなので入る。Casa Milaという名前ではなく、Caixa Catalunyaという名前になっていた。最上階がGaudiの建築の説明展示となっており、あとは有名な煙突のある屋上と、途中のワンフロアが見学できる。1時間ばかし堪能する。Jan.1 新年
昨年の戦績総括。クラシックのCD387枚、そうではないCDが418枚で計805枚。DVD46枚。ライブ22回、クラシックコンサート18回。今年こそはCD購入枚数をもっと減らす。
さて街中であるが、クリスマスとは違い、人出もそれなりにある。日曜なので店は開いていないが、レストランは開いている。クリスマスと元旦の感覚が日本と逆のようだ。
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