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ozmagazine 1993 april
定食感覚であっさりヘルシーに食べる
スリランカディナーは以外や以外のあっさり味
トモカ 四谷
メニューはなんと、スリランカ郷土料理ディナー4200円のみ!という通好みの店。ご飯に肉or魚そしてスパイスを使用した煮物中心の野菜料理など7種のおかずにアーッパが並び、まさにスリランカの一般家庭で食べる味が日本で楽しめてしまう。年1回、自ら買出しに行くというオーナーが、スリランカに興味を持ったのが11年前。一番おいしいカレーを求めて現地に行ったら、一般のスリランカ人はこんな素朴な料理を食べていたという。白飯と一緒に食べるため、エスニックなのに定食感覚が!
【解題】 ozのリポーターの方と話しているうちに、いろいろ聴かれるものだから、スリランカ料理の説明をしているのだけど聴かれることに即して応えようとするとなかなかうまく説明できない、応えられない。
そんな体験を何回も繰り返していたら、スリランカ料理のこと、なんだかずいぶん知っているはずの私が、あれやこれや分からずにいることを逆に教えられたりしました。
「通好み」といわれてしまうと、ああそうだったのか、そう言えば、通好みになってしまってフロアの客席もずいぶんと減らして、料理の原点に没頭して、雑誌にはあちこち載るけど、お客様を限定しているなんて閉じたイメージが生まれたのかしら、とこの記事を読んで改めて感じてしまう。写真下のスパイスとハーブの写真、レモングラスとカレーリーブスはozの人と話しているうちに話題になったものをベランダ菜園から取ってきて皿に並べた。このスパイスとハーブの皿を見るだけで、おいしい料理が形になって浮かんできます。
「一番おいしい料理」、「素朴な料理」、そして、「エスニック」。ozが並べるキーワード。ここから『南の島のカレーライス』が生まれてきたんだと思う。ありがとうございます、みなさん。
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