ガリレオと望遠鏡

1564年 イタリアのピサに生まれる。父親は音楽家で、息子に数学、音楽を教えたと言われている。

1582～84年 ピサ大学に入学。ただし主にオステリオ・リッチの建築専門アカデミーに通い、大学は中退。

1589年 ピサ大学の数学教師に。

1592年 ヴェネツィア共和国内のパドヴァ大学の数学教師に。

1597年 ケプラーに手紙を書き、「コペルニクス説（地動説）をとる」と表明。
1604年 新星あらわれる。このことで論争が起きる。
1609年 世界ではじめての天体望遠鏡を制作。さまざまな天文学上の発見（木星の衛星、銀河は星の集まり、月の凹凸など）。

1610年 『星界の報告』出版。有名人になる。

1610年 フィレンツェのトスカーナ大公付首席数学者・哲学者になる（給与が上がる）。

1613年 『太陽黒点論』出版。
1615年 『クリスチーナ大公妃あての手紙』によるトラブルから、ガリレオに無断で第１次宗教裁判が行われた。

1623年 数学に造詣の深いウルバヌス８世がローマ法王となる。ガリレオは『天文対話』を書き始める。

1633年 ガリレオ、法皇庁に屈服。失意のアルチェトリ引退（強制蟄居）。

1638年 アルチェトリで秘かに書きためた『新科学論議』をオランダで出版。

1642年 ガリレオ、アルチェトリで死去。