・夏アニメは
とりあえずひぐらし卒とはめふらXは前から見る気でした。
NIGHT HEAD 2041…一応飯田譲治さん本人の手によるものだからこっちで受信出来たら見る。NIGHT HEADは当時ドラマも映画もがっつり追ってた人間なので(映画は劇場で見たしサントラも持ってるしノベライズも買ったし、ノベライズのイラストCLAMPさんだったよ懐かしいのぉ)、期待値高くし過ぎないようにしないと。自重。当時はドラマだったけど飯田さん前ちらっと嘆いてた通り、実写捨ててアニメ来ちゃったですね…お気持ちはワカリマス…。いやそれ以前にこっちにそもそも来るかどうかだな。こっちのフジ系地上波、+Ultraの枠ないし。
そろそろWi-Fiルータ買い替えたいなーと思い始めていたのです。こいつも6年くらい頑張ってるので。
…ただ、どーせ買うならWi-Fi6は別に要らん(端末側が対応してない)けど、IPv4 over IPv6はね。やりたいなーと。思っていたのですが。
asahi-netはちょっと前に「VNE事業者にオレはなる!」って言ってたのは横目で見てたので、他社提供の…サービス名称としては「v6プラス」とか「transix」とか「OCNバーチャルコネクト」とか…を採用しないで独自で自分でやる気でいるらしいのは知ってた。で実際v6コネクトを自前で始めた。ちなみにbiglobeも自前(IPv6オプション)。
それ自体は悪いことじゃねーが、いかんせん対応するWi-Fiルータが少ないのなんのって。最後発のv6コネクトは、昨年よーやく、NTTのホームゲートウェイへの対応が始まった…けど他のサービスに比べてやっぱりだいぶ少ない(とゆーかそもそもDS-Lite系自体が対応機種少ないんですけどね)。ホームゲートウェイ使ってない人(私もそう)がやろうとすると、今現在で国内で選択出来るルータが4機種しかない。IO-DATAとバッファローが1機種、NECのAtermが2機種。
…ただね。うふ。自前のいい所はね。本当に混雑してないってことなのよね。うふ。
そう。「本当に」。
…って無駄に1行空けしてみましたが。そりゃ固定回線サポートのお姉さ…いえ、おばちゃんですからネ。その辺りの事情は詳しくなっちゃうのですよ。自然と。
プロバイダ毎に、「あのプロバイダならIPv4 over IPv6サービス名はアレ」って対応表が頭に入っちゃってます。ハイ。もちろん変化があって時々アップデートはされますけれども。
ですがしかし。ここ最近はどのプロバイダもIPv4 over IPv6は勝手に組み込まれるようになって来ました。それだけに、別に使おうと意識しなくても勝手にIPv4 over IPv6で接続されているパターンのお客様も増えました。
IPv4 over IPv6と言えばネット設定要らずで配線すればつながる…から楽だろう、と思いきや、現在サポート窓口リアルタイム勤務中のオイラたち、それほど楽になってないです。
問い合わせ受ける側でツラいのは、IPv4 over IPv6で接続している人のトラブルは「つながんない」なのですよね。従来の(PPPoEの)人は遅いとか不安定とか、つながることもあるけれど、っていうパターンもあるけど、IPv4 over IPv6だと潔くすっぱり切れちゃって復活しない。で、IDやパスワードで設定をそもそもしていないので、切れちゃってもPPPoEに落としてみようかって案内もほぼ出来ない(書類みんな保存してない。使ってないから当然なんだけれど)。ので、プロバイダさんから信号再送信して貰えるのを指をくわえて待つことしか出来ない(逆に、特にテレワーク絡み、「ユーザー側に選択権がないままつながってしまう」ことで目的が果たせなかったり必要な設定が出来なくなってしまったりといった被害もある)。
…のに、この所IPv4 over IPv6での接続が激増しているので、一般的には「IPv4 over IPv6使うと混雑しませんよ」と宣伝されているけどそれは正確ではないと感じる。道路自体は混んでないのは確かだけれどインターチェンジで弾かれる(入場制限がかかってる)というか。IPv4 over IPv6の場合、混雑すると、遅くなるんじゃなくて、そもそもつながらない、なので割とタチ悪い。
…ので。PPPoEの場合は、とりあえずスピードに不満はあれどつながるはつながる、という状態にだけはせめて持って行ける、のですけれど、IPv4 over IPv6だとゼロかイチか、つながるかつながんないか、になっちゃうのでやっぱりオイラたちが怒鳴られちゃう。
以前、一斉にみんながテレワークテレワーク言い始めた頃、niftyは「ごめんv6混んどる、設備増強するお」って正直にお知らせ出してくれていたので、niftyの人の問い合わせには比較的答え易かったのですけれど(とゆーか「niftyがそう言ってます」一択だった、ごめんnifty)、このお知らせが出たことから当たり前に判ることですけど、IPv4 over IPv6は混雑しない、は、嘘です。サポート現場に言わせれば。正確を期すなら、「接続出来たら混まない」です。イメージ的には広々した道路で悠々と走れるんだけど、その広々した道路にそもそも入れて貰えない人がいる、それが現在のIPv4 over IPv6…のような感じ。
でこういう皆様はネット接続は機器に線さえ挿せばつながるという解釈でいるので設定変えてみませんか(PPPoEね)という提案に耳を貸してくれない。たまには、じゃ変えてみようと言って下さるお客様もいるけど必要書類がない。
ただ、笑っちゃうことに、書類ちゃんと保存してくれている律儀なお客様については、IPv4 over IPv6で蹴られちゃってPPPoEに落として接続するとするっと安定しちゃうんですよね…PPPoEが混雑するからIPv4 over IPv6、のはずだったのに、今や猫も杓子もIPv4 over IPv6になってるせいなのかむしろPPPoEの方が空いて来ちゃってる気配がする。少なくともサポート現場から見ると。
特に一部ネット動画サービス系は……ウチの会社では、現場で対応して来たノウハウで「こういう時はこう対応してみて」を集めたFAQがあるのですけれど、ネット環境に原因がありそうな時に試してみましょうの筆頭が今や、「IPv4 over IPv6やめてPPPoEに落とせ」なのです…マジです。ほんとです。で実際の対応でもよくやります(可能なら、ですが)。であっさりするっと通ったりするの。ローディング時間多少延びることはあっても。でもお客様としては「つながんない」よりは、多少待ち時間あっても最終的にちゃんと動画再生始まる方がいい訳なのでね…。
だから、IPv4 over IPv6サービスの宣伝として、動画とかの重いデータもサクサク♪みたいに書かれてると苦笑しか出て来ない。道路は広くでもね? そこに入れて貰えないんじゃ話になんねーのですよ?