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(ウェブリログでぼやいていた残骸)
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ヒットしているものを好きになる負け感と「こんどうさんちのたいそう」

 今の職場がBGMでFMラジオ流してるので、久々に1日中音楽漬けなのは結構嬉しいです。で、たまたま聞いたJamiroquai「Feels Just Like It Should」がカッコ良くて頭上にアンテナ立っちゃいましたよ。ピコンと。
 なんとなく、売れてるものを好きになるのが気恥ずかしいお年頃なので微妙な負け感です。ファンの方には申し訳なし。
 音楽って凄いすね。メロディの組み合わせなんて、あらゆるパターンがもう試されている気がするのに、未だに思いもよらない飛躍的なつながりが現れてびっくりする。
 「Feels Just Like It Should」もそうだし、「にほんごであそぼ」に出て来る「こんどうさんちのたいそう」も、半音階聞いた瞬間に悶えました。未だに聞くたび悶えます。永遠に慣れそうにないあの違和感が最高。傑作。

c.f.
 「こんどうさんちのたいそう」歌詞を書き取った方のblog
 (※「体の奥の神秘のボタン」って歌詞からすれば、私はそもそもそれしか思い当たらなかったんだけど、意外と世間では謎だったんだね……。)

固定リンク / 2005.6.29


略語と岡野と4コマ受難

 今、仕事で扱っているものの略語で「MH」というのが頻発します。どうしても「モーターヘッド」と読んでしまってはFSSを思い出してしまって困る。
 新刊、いつ出るんですかねえ。コミック派の私は連載派の方のWebサイトを見て身悶えるしか出来ません。うわぁん。

 で、こっちもコミックonly派だった岡野版陰陽師はあと1ケ月ほどで新刊。でも11巻すらアレだったのに、今度はどうなっちゃってるのか怖い。楽しみ(どっちやねん)。

 まんが話題もひとつ。
 auのEZWebで提供されていたWebベースの4コママンガサイトがこの7月に一斉閉鎖する。まるで示し合わせたように。
 BREW政策から見てもKDDIって携帯コンテンツを自分で操作したい感がアリアリなので、なんかこー、お上からのご意向だろうかなんて邪推したくなります。
 単なる邪推ですけど。ええ。
 林雄司さんの4コマが定期的に見られなくなるのはさびしいなあ。やぎの目絵日記買うしかないのか。個人的には、彼の作品は電子ベースで見るのが一番しっくり来るんだけどな。何となく。

固定リンク / 2005.6.28


地雷踏んじゃったよ……

 蛙とか蛇とか蜘蛛とか一般的な昆虫とかは、田舎暮らしが長いせいかそんなに嫌悪感はない。もちろん、こちらにとって害のあるものは大嫌いですが、それはいわゆる生理的に嫌いって奴じゃなくて、身を守りたいから避けたいってだけ。
 ……でも寄生虫だけはどうもダメらしい。身の危険という怖さ以前にこれぞ生理的嫌悪感って奴だろう、と思う。
 真柴幸子「孤虫症」を読んじゃってから自覚していたので、ソレっぽいものは避けて通っていたつもりだったのだけれど。

 知ってる人だけ察して下さい。
 読んじゃったんですよ貴志祐介「天使の囀り」。
 ……っつーか(「孤虫症」もそうだけど)、ミステリーのトリックに関わっちゃうと、ネタばらしになっちゃうからその存在さえ事前には隠されちゃうんだよな。ああもう。

 バイオホラー系は最近克服しつつあったのに。
 細胞レベルは平気、人間の奇形描写とか、以前は泣くくらいダメだったけど今は大丈夫。でもこれは地雷。めいっぱい踏みましたとも。ええ。
 描写が緻密な割に乾き切ってるのが救いですが。

 話自体はかなり好きな部類なので余計に困った……。
 そんなことないよなあと思いながらも、今はこの手の唯脳論っぽい思考回路に溺れさせてくれる話が楽しくてしょうがない。
 あと天使が丘ハイスクールがグレイト(笑)。最後まで主題歌が(しかも「人間らしさ」の象徴として)ついて回るなんて、あまりに現代的で素敵過ぎる。モデルはToHeart(元祖)かなー、なんて思ったりしますが、どうですかねぇ。

固定リンク / 2005.6.27


ど、どこまでが素で何処までが本気なんだ……

 今の仕事の同僚さんが名取住まいなので、結構見かけるらしいローカルアイドル・仙台ローリーことYUJI。
 地元ではTVや新聞に露出し始めたので、仙台限定だけどだいぶ知名度上がってる感じはしますね。
 最初にその存在を知った時は、絶対キャラ作ってるんだと思ったけど、
 ……日記やBBSを見てくらくらした。どっかネジが取れちゃってるのか? ジェンダーや年齢の壁を力ずくでブチ破る女子高生な思考回路の30男。ある意味凄い。誰も追随出来ないと思う……突っ走ってるなあ……。
 っつぅか公式サイト(を名乗るトコ)がケータイのみってのが既にアレっすよ。blogやろうよYUJI。このキャラのままトンチンカンなトラバを乱れ打ちしてあちこちにヒンシュク買われつつ、もう誰も何も言う気になれなくて結局憎まれない、そういうコト出来そうな可能性をこのヒトには感じます(笑)。

 ……でも絶対キャラ作ってると思うなあ……多分、社会生活送ってる時には死ぬほど目立たないフツーの人なような気がする。というか、そーであって欲しいような。

追記:あら。ポケスペから撤退しちゃったんだね。リンク削除。今は何処でがんばってるの?

固定リンク / 2005.6.24


自殺防止チャリティと熊谷和徳

 さて、彼をこの体で体験してしまった(※誤解を招く言い方だが、そーとしか言えんですぜアレは)訳ですが、どう言葉にすべきか少々迷っています。

 彼が「奏でている」時は心が底上げされる。ダンスというものはある種、宗教体験に近いと思っているのですが、その感触をひさびさに思い出しました。目の前に広がるコレに言葉を与えるとしたら「スピリチュアル」それしかないです。激しいという言葉ではあまりにカル過ぎる。
 ……まあ、彼のダンス自体についての話は小鳥さん(※現いちるさん)のエントリの方が的確だと思うので、そちらを参照下さいということで。

 ただねえ。
 なんていうのかなあ。ショウ全体の底辺に、ふわっとした風船みたいなあったかさを、何故か、感じたんだ。絶対ブログに書こうとは思ってたけどそれをどう表現していいのか、かなり迷ってました。

 KAZのタップを語る人達の言葉は、たいてい物凄くパワフルでとんがってる。そんなテキストたちを読んで、その印象のまま行ってしまったけど、実際はそれほどとんがってる感じはしなかったです(笑)。
 もちろん踊っている瞬間はスゴいんだけど、全体的には本当に和やかな雰囲気だった気がする。

 帰りの電車の中で答えに思い当たりました。このあったかさは「おかえりなさい」だ。
 この街に育つ彼が思い出話をはにかみながらぽつぽつ話している。その言葉の隙間に流れる空気は「すげぇダンサーが来てるゼ」というより、「まぁあの熊谷さんとこのカズちゃんったら立派になっちゃったわねぇ」と目を細める隣のおばちゃん的和やかさ(?)に通じるモンがある気がしました。
 タオルやペットボトルを手にしながら、時々わざと(だと思うんだけど)息切れしたようにヘタって見せたり、客席に飛び降りて来て観客掻き分けてタップしてみせたり。
 ネットで事前情報を色々仕入れて思い描いていた姿よりも、リラックスして見えたし、楽しそうに見えた。研ぎ澄まされた表現者というより、解き放された表現者と呼びたいイメージ。
 なんていうか。
 プロとしてショウを見せに来てるというのはもちろんだけど、故郷の人たち(特に佐藤勝先生?)に成長を定例報告しに来ているみたいだなあって(いや、そんなこと実際にはないと思いますけど)。

 KAZ、仙台の思い出話とか(言葉少なながらも)たくさんしてくれたんで、その辺の言葉に引っ張られてる可能性もありますね。
 お客さんの年齢層もバカみたいに幅広くて(父親に肩車される3歳くらいの子供から白髪の紳士まで)、タップを見に来た人以外に「熊谷さんとこのカズちゃん」を見に来た人もいるのかも知れないなんてちょっと思ったりしたし(笑)。

 えぇーと。
 KAZは今年あと3度ほど仙台(及び近郊)に凱旋する予定があるみたいです。
 仕事の予定が立たないので見に行けるか今は不確定だけど、一応メモ。

●2005/9/9 電力ホール 6,000円
 東芝Jazz Style 2005 仙台公演
 定禅寺ジャズフェスティバルの前夜祭でもある

●2005/9/24 岩沼市民会館大ホール 2,000円(予定)
 に、にせんえん……。本屋さんや手芸屋さんでにせんえんでこの体験を売っちゃうのか……(プレイガイドと一緒に地元のそういう店が並んでる) ありがたいようなもったいないような、興行的に大丈夫なんですかと心配なような。

●2005/11/11 電力ホール 値段未定
 自殺防止電話相談を行っている社会福祉法人「仙台いのちの電話」のチャリティ公演。収益金は寄付されます。
 ↑本日のタイトルの由来はコレです。心理学系タップダンサーKAZ、って感じでしょうか(?)。

固定リンク / 2005.6.11


どんな体験が待っているのか想像もつかない

 仙台に住んでいながら、熊谷和徳さんの存在に気付けなかった私の目は節穴ですね。
 最初に名前をはっきり認識したのは小鳥さん(※現いちるさん)とこのblogから。
 しかし今年になってイヤにあちこちで宣伝してくれるようになった。新聞にせよフリーペーパーにせよ。そのお蔭でこの手の情報に鈍い私でもチケット買えたんで、もちろんいいことなんすけど。

 彼は結構故郷にちょくちょく戻って来てくれてたんだなあと、プロフィール見ながら不思議な感慨。バカだなあ自分。9daysやった時にどーして見に行かなかったんだ。今頃になって面白そうとか思っても遅いっつの。
「結局、踊る事と心理学を勉強するという事は同じだったなと実感するんです。」
 ……なんてこう。もう。スパァンと来てしまった。表現することに苦しみ、表現することに挑む人間にしか言えねぇ言葉だ。

 実はこの手のショウにはまるで免疫がないので、どういう舞台になるのは事前に全く想像がつきません。ただ、だからこそ、とりあえず見てみないと、体験してみないと、語るならそれからでないとならない、そういう気だけはひしひしとしています。
 仙台公演は6月9日にメディアテークにて。

固定リンク / 2005.5.31


バックグラウンド・ノベル

 BGMという言葉がありますね。お店とかでバックに流れてる音楽。それを聴くことを主目的にしていないけど、そこに流されてる音楽。
 現在、日常の中で、そんなBGMみたいに、主目的とはならないままなんとなく流れている小説、というのがある。
 携帯の電子書籍として提供されている「儚き島」がそれ。
 気が向いた時だけ、ぽっかり時間の空いた時だけ、ちみちみと1〜2話目を通す(ちなみに1話に費やす時間はせいぜい5分)。そんな付き合い方。
 小説を読むと言えば、腰を据えて集中して読むものと思われがちですが、コレは明らかにある意味バックグラウンド・ノベルであることを意図されているはずです。全てを通して集中して読んで欲しいとは、作者も望んでいない。そんな匂いがする。

 小説の主舞台は「トランス・アイランド」という架空の島。そこに住む真名哲也という男性(この人も「ヴァーチャル作家」であり現存しないことになっている)が、日々思うことや活動していることを淡々と書き綴っている。
 小説、なんだけど(内容に「嘘」が含まれるから)、形式的にはエッセイに近い。今なら言い切れるけど、これはむしろブログ向きの作品かも。

 この小説(?)の内容自体は、私には理解出来ている訳じゃないと思う。でも、それこそ喫茶店に流れるBGMと同じで、そこに流れている空気が何だか気持ちいい。そういう作品です。

固定リンク / 2005.5.26


The Plug Life

 超有名な(?)ギボシ端子改造をしようと思ったら交通費の方が高くつきそうになってしまった(公共交通機関で行ける場所に部品屋さんとかカー用品屋さんとかホームセンターとかがないんだ……車持ってないんだ……)ので、シロートらしく大人しく三協特殊無線さんのパーツキットを使うことにしました。
 今まで耳に突っ込むタイプはことごとく耳が痛くなっちゃってダメだったけど、さすがに平気です。街歩き回りながらずーっと聴きっ放しでしたが、耐えられないほど痛くはならなかった。ホッとしました。それだけが心配だったのだ……。

 今までと同じボリウムで聞いてると、電車のアナウンスとか全く聞こえなくなるのは遮音性の高さから言って当然なのですが、ここまで聞こえないのは日常生活では少々困る。今までより音量控えめにして聴いてます。
 でも音量控えると低音の迫力も当然落ちますわね。
 ……ああ。ジレンマ。
 でもまあ、ただですら吐き気がするほど重低音なので、これはこれでいいのかも知れません。たまに気が向いた時にちょっと音量上げて楽しんだりはしてます(笑)。

固定リンク / 2005.5.25


女の子だって気持ち良く挿入されたいのん

 いつもながらタイトルが本編と全然無関係です。すいません。
 というか私女の子って年じゃないです。すいません。

 ヘッドフォンは今まで無差別に買っては当たり外れを楽しむのが最早クセになってしまっていたのですが、これだけは狙って買いました。KOSS The Plug。
 で、やっぱり付属のヤツは耳に入りませんでした。予想通りだけどなー。

 だからこそ改造。Plugといえば改造。改造といえばPlug。
とはいうものの、今までヘッドフォン・イヤフォンに対して、ここまで「改造」という言葉が乱舞する製品ってなかったですよね。そのまま使うの前提だったし。
逆に言えば、改造してまであえて使うことを選ばせるだけの魅力がコレにはあるのか、ということになるわけですが。

 最初はとりあえず挿入することは出来なかったので、指でギュと押さえて、ちゃんと装着されたらこんなもんかな深度で聞いてみました。
 吐き気がした。低音で。
 元々そこら辺で売ってる開放型ばっかり使ってたので、再生機器側で異様に低音強調のイコライジングをしていた。それをPlugで聴いちゃダメだった。
 これでは凶器だ。というかPlugの音の作り方ってここまで偏屈な音作りしているとは思いもよらなんだ。予想以上です。
 しかし、低音のエグさというか悪い面も露骨に出る音作りですね。潔いと言えば潔いけど。

 これ、確かに国内でこんな音するメーカーは何処にもないかも。だからこそ低音好きはPlugを求めたんだなあと身に染みました。今は輸入代理店がちゃんとついてますが(だからこそ田舎の量販店でも手に入るんですが)、自分で輸入するしかなかった時には大変だったろうなあ(KOSSはアメリカのメーカーです)。

 そのうち改造するつもりです。今までインナーイヤー型はことごとく苦手だったんですが、コレはどうかな。耳痛くならなきゃいいんだけど。

固定リンク / 2005.5.15


最近ローカルTV局キャラが

 プチ流行中らしいですが。

 私は基本的にキャラクターものとかお金出して買ったりしないんですが(好きな作品であっても)、JUNIだけは売ってるのを見るとムズムズして来ます。
 好き。表情がひねくれ系なのが弱いのかも知れない。
 でも未だに実際に買ったことないですが(キャラクター自体は好きなんすけど、グッズなんかのモノになると、そのモノ自体のデザインが可愛過ぎてイヤ)。
 街で着ぐるみ見かけると駆け寄りたくなります。いい年したおばちゃんのやることじゃないです。うわーん。

固定リンク / 2005.5.1


とりあえず最後の無職特権のつもりだったんだけど

 瀬名秀明「BRAIN VALLEY」読了。
 この方はパラサイトイブをお書きの頃に東北大学にいらしたので、地元の新聞でちょこちょこ取り上げられてたり、私自身も街中で遠くから一度お見かけしたことがあったりで、いつも心の隅に引っかかり続ける作家第一位でしたの。
 特にこのBRAIN VALLEYの頃は(考えてみたら当たり前なんだけど)新聞なんかには脳科学系の話題と常にセットになって登場することが多かった。
 だから、多分BRAIN VALLEYは科学用語バリバリで、根っからの文系人間には到底読めねぇ世界が展開してるんじゃないかと思ってた。
 長編小説、という感じはしなかったんですが(いやもちろん長編なんですけど、屍鬼のあのボリュームに比べたら、ねえ)、自分に読む頭がないんじゃないかと心配してた。

 偏見でした。
 今ならきっぱり言えますともええ偏見でしたわ。ばりばり偏見でしたわ。
 つかむしろあまりにエンターテインメントなのが淋しいくらいだった。
 やべぇ。小説で「気付くと夜が明けてた」のは久し振りだ。
 すごい悔しい。人生のうちで「生まれる時期がズレてたら」なんて本気で悔しがったの初めてかも。
 これ16歳くらいの時に出会いたかった。読みたかった。あの頃の自分がこれに出会ってたら、自分が目指していたもやもやしてたものに答えをくれるのは脳科学だったのかも知れないって思えたのに。もしかして進路変わってたかも知れない(ちなみに現実の自分は心理学に進んだわけですが)。
 この話は色んな科学分野の話が出て来るのですが、私が同じフィールドで面白いと思っていることが、全部平面に並んじゃってることがまず嬉しくて仕方ない。上巻なんて読みながら意味も判らずニヤニヤしてしまう怪しいおばちゃん状態。脳のデジタライズとか動物行動学とか宗教(的)体験とか異常心理とか。さすがにUFO誘拐経験と臨死体験は私の中では結びついてなかったけど。

 ああどうしよう。巻末の参考文献を片っ端から読破してみたい衝動と戦い中です。でも無理ですって。もうすっかり脳細胞死にまくりの今になって。若い時ならまだしも、今は絶対読み解くだけのアタマないと思うし。どうすりゃいいんだか。とりあえず研究序説ですか?
 ……どっから手をつけていいのかわからん。
 ただ、BRAIN VALLEYから入れた自分が幸運だったとは言えるかも。

固定リンク / 2005.4.30


万博見て来たよ

 1日半しかいられませんでしたが、平日だったせいか、事前情報で見たいと思ってた所は全部回れて満足ですのよ。時間があれば行きたい所はもっとあったんだけどね(特にグローバルコモン)。
 ちなみに日立1回と三井東芝は事前予約、トヨタは15時頃並んで18:00の整理券ゲット、他は全部一般(その場で並んだ)。
 んで。心に残ったパビリオン。

○三菱@EARTH もしも月がなかったら(企業A)
 お勉強度 ★★★★☆
 もしも月がなかったらっというテーマに重点を置いた、まさにお勉強パビリオン。大スクリーンとかはみんなやっているけど、ここまで縦に長いのは初めてかも。ロボットわかまるくんがかわゆい。

○日立グループ館(企業B)
 遊園地度 ★★★★★
 ライド系の楽しさをこれでもかとばかり詰め込んでます。揺れるわ風が出るわ飛び出すわ。ハンドセンサーは素敵。ポインティングデバイスがあれになったら、パソコンはもっと面白くなりそう。すいません2回も入ってしまった(すっかりお子様モード)。

〇三井東芝館(企業B)
 ドンデン返し度 ★★★★★
 自分の顔CGが映画に出る館。偶然なのか、出番の多い役がお子様に配役され、きゃあきゃあ言ってたのが微笑ましかった。もしかして狙ってやってるのかな。
 ラスト1シーンで客席が(ネタバレ削除)した時は「そう来たか!」と思いました。顔CGギミックはTVとかで事前に知ってたから驚きはしなかったけど、この演出は知らなかっただけにちょっとやられた。

〇トヨタ館(企業B)
 新車発表会度 ★★★★☆
 最近のトヨタは車会社というより、縦型で動く何かを作りたいだけなのではないか、ひょっとして。i-unit及びi-footのモーターショウって感じ。ロボットたちは相変わらずかわゆい。っつーかi-unitとi-footも無人で走り回りやがるのでロボットみたいだった。かわゆい(そればっか)。

〇韓国館(グローバル1)
 ほのぼのほろり度 ★★★★☆
 ア二メ、えがったです。途中ストーリーのつながりちょっと悪いとこもあったけど、ホロッと来ます。問題は韓国とはあんまり関係ないんじゃないかということだな。万博のテーマとはばっちり合ってるんだけど。

〇国際赤十字館(グローバル2)
 しみ入る度 ★★★★★
 シアター、しみます。ミスチルの音楽と映像だけのシンプルなものですが、いろいろ考えさせられます。ゆったり寝そべる体勢なのも気持ち良い〜。
 見てる時にTV取材クルーが一緒に入って来て(一応ことわりを入れてはくれたんだけど)、上映中にへらへら喋ってやがったのがちょっとせつなかった。ちゃんと見てあげたらどーなのよ。7分くらい黙ってられんのかい。

〇長久手日本館(長久手/日本)
 空中散歩度 ★★★★★
 360度ドームスクリーンの地球の部屋、高所恐怖症のない方はぜひ、はしっこの、床が透明な所で体験してみるべし。この臨場感は凄かった。体が傾きます。うひょーです。
 逆に言うと、高所恐怖症の方は、床が透明じゃない所がちゃんとあるので、そこで手すりにしがみついていること。

〇瀬戸日本館(瀬戸)
 にほんごであそぼ度 ★★★★★
 NHK教育「にほんごであそぼ」好きならきっと楽しいです。宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」とか一緒に群読しまった私はええそりゃ筋金入りに大好きですともさ。
 他がみんな映像やCGばかりなのでなおさら、生身の人間の動きと言葉・声自体の迫カに圧倒されまくった。人間ってすばらしい。
 役者さんたち、期間中ずっと休みなしでこれ演じ続けるのか? すごいなあ。

固定リンク / 2005.4.24


モバイルインターネットの選択肢

 この旅は一泊だからネット環境一切持っていかなかったのですが、やっぱりないとそれなりに不便だった……。
 musea手に入れる前はNECのモバギIIとPHS(ドコモ)とTriplex Nだった。でもGENIOにしちゃったから、PHSとつなぐ手段がない。PHS、CFカード型じゃなくて普通の端末なもので。
 ドコモがPHSのPIAFSサービス止めちゃったし、契約も新規契約ストップしちゃってるし、Triplex Nみたいな接続カードのCF版を新発売することはまず期待出来ない。かと言って他のドコモ系サービスに乗り換えるには無理。維持費が違い過ぎる。

 で、旅に出た時くらいしか使わないので、発信箇所3ケ所限定・PIAFS限定サービスを使うことにした。WILLCOM CH-S203C/TD(月額1,029円)。
 万博行く前に届いてくれたらいいなー。そしたら意気揚々と持って行くのに。

固定リンク / 2005.4.15


黒磯駅の夜とEZナビウォーク

 那須行って来ました。車持ってないので、黒磯駅を拠点に路線バスとシャトルバス・キューピー号(と徒歩)に頼る旅でした。
 しかしキューピー号って、私みたいな車なし旅人にこそ頼りになると思ったけど、コースの何処もJRとかの電車に接触してなくて、コースに辿り着くまでがえらい大変だったよ。便利さ半減。

 何となく1日中歩いてばっかりだったような気がする。でも普段1日1時間は歩いているせいか、平らな所歩く分にはいくら歩いても平気みたい。美術館とか見て回るのも立って歩き回ってたし(当然)。

 で、夜。
 地方来たからにはその土地のもの食べようとか、そういう方面にあまり食指が動かない性格なので、ファミレスでもファーストフードでもいいやと思ってた。が、駅前の通りを歩いてても、全国チェーン系の店があんまり見つからない。コンビ二とかカフェとかファミレスとか。ヨークベニマルはあったけど。
 お夕飯食べる店に迷ってEZナビウォークに頼ってみたら、出て来る店のうち、歩いて行けそうな許容範囲(10分以内くらい)はみんな、辿り着くと閉店してた(笑)。NAVITIMEの地図が古いのか、黒磯の変遷が激し過ぎるのか……。結局足で探した定食屋さんでご飯。
 実はナビウォーク、とりっくあーとぴあとか3D宇宙・恐竜館とかのありがちな観光スポットが掲載されてなかった……。美術館関係はほぼ全勝(テディベア〜エミール・ガレまで歩いてみたりした(笑))。この差は何なんだろう?

 定食屋さんでは、独りだからカウンタでもいいかなと思ったけど、座ると先客の野球観戦を邪魔する位置だったのでテーブルに。
 先客たちは大学生で常連らしく、おやじさんと話に花が咲いてる。聞こえて来る話題は野球と近所の噂話と車。ベンツの型番の話とか、素人には判らない話が飛んでる……というか、今まであまり身近に聞かないタイプの会話。ちょっと新鮮。

 夕飯の後にヨークベニマル行くと、高校生がうじゃうじゃいた。
うーん。そうか、この年頃の子たちが溜まれるようなファーストフード系もこの辺全くないよなあ、とささやかな感慨。
 スーパーのイートインコーナーに制服がたむろってる光景は、こっちでは日常なんだろうけど、やっぱり仙台では見ない光景なんで妙に新鮮。
 旅先に来てまでスーパーうろうろする変な奴。でも見知らぬ土地の日常に触れるのって何となく好き。

固定リンク / 2005.4.14


お買い物とネットフリマと旅準備

 旅に出る準備をちまちましているうちに、museaで物足りなくなって来ちゃって、ついGENIO e830購入してしまった。周りの付属品とか色々揃えてしまった。USBホスト機能はいいねえ(うっとり)。
 で、それと同時にmuseaをamazonで売りに出したり(すぐに買い手がついて下さってありがたや)。
 ついでだから楽天フリマでその他のエレクトロ製品を色々とオークション出してみたり。
 某製品、せっかく150円スタートにしたのに、20倍以上にはね上がっちゃって微妙な気持ち。ホントにタダで誰かにあげるくらいの気持ちでいたんだが……うーむ。

 で、新しきGENIOくんに、那須高原の行きたい美術館関係のデータをメモでちまりちまり入れてみたり、買って以来初めて使ったHPプリンタのスキャナ機能でもって、買って数日眺め倒したガイドブックの地図をスキャンして入れてみたりしてます。
 でも美術館のweb見たら名前変わってたり面白そうなスポットがまた増えてたり……ああ。紙の本の限界が如実に。
 まあでも、紙でじっくり眺める方がプランニングはし易いけど。寝転がっても出来るし。
 絞り込んで一泊二日コース決定。形に残らない散財しつつ(入館料、どれも高過ぎだっつーの……)のんびりして来よう。

 au歴長いのに使ったことなかったEZナビウォーク、今回は役に立ちそうな予感。方向音痴にだけは自信があるんで、実は見知らぬ場所を歩くのはちょっと戦々恐々なんだな(笑)。

固定リンク / 2005.4.10


無職特権その3

 夢枕獏さんの陰陽師シリーズ読破してみたりしている片隅で、プロットだけあってほぼ白紙だった小説を1本、無職の間に完成までさせてしまう気でいます。400字詰めに換算すると200枚超くらいになるのかなあ。目標は250枚くらい。今とりあえずもう100枚くらいは出来た……けど書く速度鈍って来た(のでこんな息抜きしてたりして)。
 で、どっかのティーンズノベル系の公募に送りつけてみようかなと。
 プロ的な意味で人様に見せるために書いたことがないので、一次審査でさえ通らないだろうなあとは思いますが。何せもう年も年だし。若いモンの感性とは折り合わないかも知れないしねえ(遠い目)。

 Webに出す作品と出さない作品というのは、自分の中ではかなりきっちり分かれてたりします。ファンフィクションはWeb出すの前提で書きますが(ファンフィクションは共有してこそだと思うから)、オリジナルは9割方、Webに載せる気がしない。
 何となく、紙で出力されて読者の手に渡らないと「完成した」気がしないからなのかも。未だに紙の同人誌を主宰することに固執し続けるのもその辺に理由があるのか。
 公募してみるってのも、最終的に誰かに見せるために紙にしてみる作業を経験してみたいからなのかも。
 だいたい、自分の作品が原稿用紙換算で何枚になるのかだって、今まで考えたこともなかった。梗概書くのなんて公募に出しでもしない限り絶対やらないだろうし(笑)。

 枚数意識しながら書いてみて初めて判ったこと。やっぱり自分は短編は書けない。最低でも200枚くらいは費やしてしまうようだ。で、その枚数ってライトノベル世界では長編なんだね……。文庫本1冊くらいにはなっちゃうんだ。
 実は携帯小説の公募(1000字)とか電撃hpで公募してるショートショート(2000字)とかもトライしてみたけど全然書けないでやんの。書き始めてやっと導入部かなと思ったらそれだけで半分埋まってたする。
 長いの書くのはそれなりに大変っす。物理的に時間がそれだけかかるから。でも短いのはもっと書けない。ああどうしましょう。

 それはとにかく。
 どこに応募するかすらまだ未定ですが、玉砕することを楽しみに挑戦してみようと思ってます。
 たまたま下読みに当たってしまった方、くだらんもの読ませてしまってホントすいません。今から謝っときます。審査員の皆様までは多分、届かないでしょうから、今はまだ謝らないでおきます(笑)。

固定リンク / 2005.4.8


日本野球の何が嫌いなのか判った

 野球は別に今でも好きじゃないんですが、大リーグは乾いていてあっけらかんと突き抜けた感触があるのに、日本野球は変に閉じてて不透明でそれでいてトゲトゲしくて、純粋に「楽しむ」という感覚とは別次元の何かが混じってる感じがして気持ち悪かった。うまく言えないけど。

 でも、その一端がどうやら鳴り物のあの音にあったことが発覚した。言わずと知れた(知れてないか)フルキャストスタジアムのせい(おかげ?)だ。

 鳴り物一切禁止のフルキャストスタジアム宮城の楽天試合、他地方ではTV中継されたのかな。地元では連日中継してたけど、そりゃ地元だからね。
 いいすよ、何となく。人の声とメガホン拍手しか聞こえて来ない試合。Take Me Out To The Ball Gameが似合うな、これ、と思った。
 鳴り物ないだけで野球への嫌悪感ががくんと落ちた。TV中継見てただけですが。その後に別の試合で従来通りのブラスバンド応援聞こえるとやっぱりイヤ。野暮ったい気がする。

 サッカーは、試合自体がハイスピードだからまああれでもいいかと思えるけど、野球ってどちらかと言うと緩急のくっきりしたスポーツだと思うんです。その「急」の部分だけぼわっと盛り上がって一体化して、「緩」の時は試合進行6割で他のことを楽しんだり、そういう雰囲気で行けるからこそ野球ファンの年齢層って幅広いんじゃないだろか。

 残るは手弁当解禁だ、愛知万博に続け! 手弁当で食中毒起こしてフルキャスト訴えるバカはいないってば。
 小泉首相に発言して貰うのは無理だろうから、浅野宮城県知事辺りどうすか。何か言ってくんないすか(無理)。

固定リンク / 2005.4.5


無職になった途端に

 ぶ厚い小説を読むことにためらわなくなる。

 という訳で10時間ブッ続けで読書(まあトイレ・食事休憩はありましたが)。
 ああもう。こんな時じゃないと読めないと思っていた小野不由美「屍鬼」やっと読了。なんかもう、そういう時間の使い方が出来るだけで既に嬉しい。
 ゲームは働きながらでも出来るのに、読書は作品によってはどっぷり漬かっちゃって日常に脱出出来なくなるタチなんです。ハイ(ちなみに創竜伝はヨユーで日常に戻れる本だったなあ)。

 もう。長過ぎだって小野先生。ここまで描きたくなる気持ちはすっごく判るんだけど、でも長過ぎ。参った。ただ、長いことも登場人物が多いことも、全部必要だったんだろうなあと。それは判る。
 集団であること、社会を作っていること、実はそれが物語の中でのキーになってるから、人は多くなきゃならない。行政であれコミュニティであれ、人間が集団として在ることによるシステムはこの話に必要だった。だからこその書き込みなんだろうけど。
 でも。文体自体は難しくはないのに、その長さや人の多さのおかげで物凄く取っつきにくいっすな、この作品。

 村にはびこる謎の死の正体、そしてそうしてしまった『真犯人』の意図、判った時は思わずずるっと……推理モノとかミステリーとかでは、絶対最後まで犯人が判らないぐらい鈍感な私でさえ「まさか……アレ?」と思った通りだったのでそこはちょっと拍子抜け。
 ただまあ、そのWho done itがこの小説の本筋じゃない……けど、その謎の正体をかなり引っ張るから、大抵の読者の人は、前半のスピードに比べて結末が呆気なさ過ぎるように見えないかなあ……?

 何が問題なんだろう。敏夫さんが謎解きに必死になり過ぎてて、そこにどうしても読者が感情移入し易い構成になっているせいなのかな。小野先生がメインテーマとして据えていたものはむしろ静信側にあるような気がしたんだけど。
 静信の世界は果てしなく広がる荒野の割に視界が悪い。どっちを見ても、何があるのかさっぱり判らない。ただ漠然と、どっちを向いても進むべきはそっちじゃないような気がする。
 敏夫の世界はあくまで1本道で、引き返すことの出来ない(というか、本人に引き返す気がない?)世界だから判り易い。ただ、本人は周りに人がいることを忘れてて、自分1人で全部の荷物を背負って、自分1人だけで勝手に苦しんでる。ただ、彼が全部背負ってる分だけ、彼を追えばストーリーは見えるんだよね…ストーリーは。

 敏夫と静信、それはこの物語に於ける、人間対屍鬼、という対立だけじゃなくて、骨格と心、ストーリーとテーマ、そんな役割も担わされていたのかなあと。そんな気もしたり。

 夏野の役割が微妙でした。読了直後は「いなくてもいいんじゃないか?」と思ったけど、しばらく経ってみると、多分、彼は十二国記で海客が主役になるのと同じ原理を背負って出て来た立場なんでしょうね(極端に閉じた特異な環境である外場を、外の人間として描写する語り部)。だから必要がなくなればいなくなるしかなかったのだな、と。

固定リンク / 2005.4.4


シュールな光景だったろうな……

 会社で送別会開いてくれたらしいんですが、送られる主役(つまり私)は、仕事が忙しくてのんびり飲み会出てる暇なんかなかったです。

 ……いいのか? それで。

固定リンク / 2005.3.26


今見ても細部がかなり恥ずかしい

 「もう誰も愛さない」本放送当時はまだ学生だったんですが、もう21世紀になってから「そーいえば」と思い出してレビュー書いたりしてたら……
 出てたんだねDVD。嬉しい。
 もう時間出来た途端にどっぷり漬かってるし。しっかりダメ人間化してるよ。うわぁい。
 この手のドラマでは先駆けだったから、何かしら記録して欲しかった。うん。嬉しいなあ。

 しかしね。
 主役の悪女2人はいいんだけど吉田栄作ほんっとに恥ずかしい。
 実は当時見てても「微妙に演技下手……」とか思ってたり「やたらうぉーうぉー言うのやめれー」とか思ってたけど、今見てもやっぱり嫌だなあ。
 山口智子さんの演技は本当に傑作中の傑作だと思う。
 あとキャステング。どう考えてもバブル絶頂期にしか出来ない組み合わせ。当時旬だった人達が平気で脇役で出て来る。それ以前に登場人物多過ぎ。人物関係図書こうとしても書けない(毎回各人の立場がコロコロ変わるから)。

 これ、制作するスタッフが好きなように遊びまくっているという意味でも先駆けだったかも知れないですね。制作者の色みたいなものは、今の映像作家達ほど強くはないんだけど。
 昔に1度書いたことだけど、視聴者に媚びてないし、見てる側も作り手の造った世界で濁流に流されてることを楽しんでた感じがする。
 色んな意味でバブリーでハイテンションなドラマでしたな……。

 あと、登場人物がやたらと大病患ったり親子問題で悩んだりする辺りって、今の韓流ドラマに通じるものがあるかも……ほ、ほんの1%程度ほどですが(弱気)。

固定リンク / 2005.3.21


リアル伊良部は誰か

 映画版(イン・ザ・プール)は松尾スズキ。
 ドラマ版(空中ブランコ)は阿部寛。

 単なる読者の1人として想像する時には「太ってる」ことは絶対条件だったのに、フツー体型の人ばっかりなんだ……。
 あと思考回路が小学生並に無邪気で天真爛漫、というのも必須条件と思ってたのに。みんなしてオトナなキャスティングをするんだなあ。うーん。

 最初に浮かんだのは田口浩正さんだった。
 どっかのブログで見つけた。ホンジャマカの石塚さんってのもいいかも。
 ってかそーいうイメージ。邪気のない笑顔でにっこりと笑った顔に対して「ああ子供にゃ勝てねえよなあ」とゲンナリ諦めざるをえなくなっちゃうような。そういう雰囲気の出せる人でないと。あと、

 色白でないと!

 それにしてもケータイ中毒の話は映像化されねぇのか。むー。あの話のラストシーン、すごく好きなんだけどなあ。

2011.1.30追記
 そして次は徳重聡ですか…。だからなんでみんな痩せてるんだよううう。しょんぼり。

2011.6.4追記
 大震災を挟んで結局全話目を通しはしたのですが、やっぱり「なんで??」になってしまったことは否めませんでしたのです。何がしたくて作ったドラマなんだろう、という。それこそ、最終話じゃないけど、役者にせよ車にせよ、資産を使うための場を無理に用意しただけなんじゃないかしらなんて変な勘ぐりが出てしまうほどに。
 本当にもう。いろいろ勿体ないなあ、伊良部シリーズは。

固定リンク / 2005.3.20


5年くらいのサイクルで

 転職欲に見舞われます。
 勢いに乗って辞職願を提出してしまった。

 転職欲というより……まあなんてーか……ここも5ケ月放置せざるを得ないようなハードワークにそろそろうんざり。家帰ってPCの電源入れられるのが最近は月に2回程度。メール受信したらそれ以外何も出来ない(スパムも多いしね……)。
 元サイトのメインコンテンツ(?)はゲーム系だったはずなんですけど、ゲーム機なんてここ4〜5ケ月ばかし電源入ってないっスよ。錆びてないだろうか。おろおろ。

 辞める宣言したら仕事が減って(当然だ)、それでやっと定時に帰れるようになった。
 辞めるっつってんのに仕事自体は全然暇にはならない。「いなくなる人間に残業させないで下さい」ってつっ返して無理矢理帰ってるだけだ。

 既に今の段階で、残されるであろう負の遺産が山積みです。
 ……けど何とかしようなんて気には全然なれないんだな。

 何処の会社もそうだけど、人件費節約のために人を減らしても仕事は減ってなくて、残る人達にだけどんどん負担がのしかかって累積してく。
 私の職場でも、5年以上のベテラン(私も含めて)が、そんな風に一方的に仕事を増やされる状況にカチンと来てスパンスパン辞めまくる。でその仕事が、残された次に長い人にドサッとのしかかって、その人がまた産業医にうつ病疑惑をかけられながら長時間労働を強いられる(この、うつ病疑惑かけられて無理矢理カウンセリング受けさせられるのがまたうんざりなんスよ。ただでさえ、毎日残業が普通状態で期限つきの仕事が積まれてる中で受けろと言われても集中出来なかった)。
 産業医雇ったって聞いた時は「ウチの会社も色々考えてるんだなあ」と思ったりもしたけれど、当事者になってみるとなんかもう(笑)。根掘り葉掘り生活習慣聞かれまくるのもいい気分じゃないしねえ……。
 である時点でキレて辞職願を以下同文。

 きっと産業医のセンセは今頃気付いてるはずです。
 辞職してやると決意し実行するだけの気力はあります。多分うつ病じゃないと思います。
 辞めた後なら旅行が出来そうなので(休日? 何それ。ケータイで呼び出されるのもフツーだし、今までのは単に「自宅待機日」)心が地についてません。多分うつ病じゃないと思います。
 ちゃんとゴハン食べられてます(お昼休み15時とか16時とかですけど)。多分うつ病じゃないと思います。

 そんな訳でちょっと復活。
 これからはもちょっと書けると思いたい。

固定リンク / 2005.3.19


電車に乗る時は携帯の電源を切る

 機種変更からそろそろ1年。電池が持たなくなって来た。これに機種変更した去年の12月の直前辺りと同じく、朝はフル充電を示していても、1日終わらないうちに尽きてしまう。だからもう、携帯を触れない時には電源を切っておくことにした。
 仕事場も個人携帯を持ち込めないので、私の携帯に電源が入っているのは、昼休みと帰り道(歩いてる時限定)だけです。…それでも家帰る頃には電池切れてますが。

 W21SAブラックが出た時は、今の機種が1年経ったら機種変更する気満々だったのに、あっさり在庫切れになってしまってただ今ちょっともの寂しい気分です。
 黒っぽくてBREWなWIN端末ってのがいいなーと思ってたのに…冬WIN、あれだけラインナップがあるのに、暗色系が1台も見当たらないってどーいうことなんでしょう。ドコモはラインナップが多いから別格としても、ボーダフォンはそれなりに暗色系揃えてくれてるのになあ。
 ……辛うじて、W21CAブラウンがもしかしたらという感じ?(背中がどんな色なのか判る写真をまだ見たことがない……)
 店頭にモック出てから考えてみよう。自分が機種変更する時までどっかで在庫残ってたら嬉しいんだけどなあ、W21SA。

固定リンク / 2004.11.6


いやそれ商品だから

 激しく仕事忙しくてロクにネットも見てないうちに、電車男、出版しちゃったんですね。
 それで久し振りにちょっとあちこち歩いてみたですが、後日談系の話が色々出て来てちょっと苦笑。
 一般の人がアレを見てどう思うのかはともかく、商品価値のあるモノを商品化する余力があるトコが仕入れて販売したってだけのことだし、まあ、放っとけば。と何となく思えて来た。
 本という形でパッケージされた瞬間から、ソレは実話とか掲示板のログとかじゃなくて商品でしょう。
 どなたか川口浩探検隊を引き合いに出しておられた方がいたな。懐かしい。もちょっと近いトコでは電波少年かしら。

 映画やドキュメンタリーだと、映像化された段階で、事実とは違う1つの「作品」って意識で見る人は結構いると思うんだけど、ナゼかネット掲示板ログの世界では真剣な真贋論争しちゃう人がいるんだよねえ…。
 ナマの現場を目の前で見てる訳じゃないんだから、どんなに事実を書いたって、それは事実なんかではありえないのに。

固定リンク / 2004.11.5


musea

 前々から何かPDA欲しいなーとは思っていたのだが(この辺とかこの辺とかこの辺とか)、大きな声で言い辛い事情により、新古品レベルのmuseaが激安で手に入ったのだ。ちょっとラッキーなのだ。中古でも15,000円とかしてますよね、今でも。うひょー。

 もう生産終了商品だし、色んなソフトのダウンロードはことごとくなくなっちゃってるし、もう世間的には過去の遺物扱いなんだろうなあと思ってはいたけど、これより前に触っていたCE系がWindows CE 3.0(白黒のモバイルギアMC/R320)だったわけで、もうその進化にただ驚きっぱなし。

 っていうか、手書き文字認識ってこんなに精度高いんだ。ちょっと意外。自分の字、決して綺麗な字ではないと思っていたんですが、漢字混じりで書いてても変な認識することってほとんどない。
 ここまでの精度なんてPDAに期待してなかったんで、今までザウルスしか眼中になかったんだけど(リナザウか、あるいはスライドするとキーボード出て来るタイプね)、これだけやってくれるなら充分実用に足りるよなあ。ふむー。

 通信手段をどうしようか思考中。この際641PをP-in系に機種変更するかなあ。そろそろ電池がダメになって来たし(定額分までは使わないと思うんで、何処かに在庫が転がってればP-in memoryが理想なんだが、今更何処にもないだろうな……多分……)。

固定リンク / 2004.10.21


そして韓流と母、その後

 こちらの地域の土曜日は韓流の日。昼間に「愛の群像」、夕方「天国への階段」、夜はNHK地上波「美しき日々」。全部録画して見ている上に、レンタル屋通って「初恋」(ヨン様出演作)を一気に2巻も3巻も借りて「明日までに返すのー」言いながら見てる母。

 ちょっとヤバくないですか。韓流がじゃなくて、そーいうライフスタイルが。
 体動かさないとだるいって、バレーボールだのエアロビだの肉体系な趣味しかなかった人が、1日中TVに張りついてる……。超インドア派を自認する私ですら、そんな生活絶対出来ねぇよと思う。根が生えてる。

 で食卓に並ぶコンビニ弁当をもそもそ食べる父の姿。
 だんだんお約束の域に入って来た。

固定リンク / 2004.10.20


実はXP SP2導入記念

 絶対に何か起こると思って、SP2導入トラブルシューティングの類を片っ端から検索してみたり、ありそうと思ったトラブル解決法を紙に残してPCの横に並べてみたり(PC起動しなくなったらWebで対策検索なんて出来ないから紙最強)、自分で作ったデータやメールをバックアップしまくったり、そんな遠足前の小学生みたいなどきどきわくわくパナナはおやつに入りますか気分は導入した途端にしぼみました。

 何も起きなかったです。ぽっかりと平和に再起動。

 HP(ヒューレットパッカードです念のため)さんったら、SP1の時は「導入すると復元機能が使えなくなるかも知れないからパッチ当てれ」って言ってたのに、今回は何もなし?
 えええー?

 ほんとに何もなしー?

 ……何もなし?(なんとなく何もないと却って落ち着かないらしいPC歴13年の秋)

固定リンク / 2004.10.19


さて

 世間がすなるぶろぐといふものを我もしてみんとてするなり、でございます。

 不定期にタラタラと行くつもり。

追記 : なのですが、結局staticに戻って来ました。

固定リンク / 2004.10.18


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