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Apple Storeが私に物を売ってくれない

 今まで私がApple Storeに足を運んだ回数はまあ10回は超えていると思います。そのうち、本気で何かを買うつもりで財布握りしめて向かったのは4回か5回くらいですが、ほとんどの場合、買えないまま店舗を出ることになる。
 いやまあ、そのことでApple Storeを恨んだりはしてないんだよ、全然。ただ、常にタイミングが悪いのかなぁと思うだけで。

●Case 1

 そもそもはiPod touch 5thを買おうと決意したのが最初。まあ11月くらいに買おうかなと思ってお店へ。ダークホースとの評判で人気爆発してたから、即入手は最初から期待はしていなかったのです。
 でも色によっては在庫があると聞いてちょっとびっくり。でも自分は黒一択だったので、それなら入荷待とうかなーと思っていたら、にこやかーに言われた。「予約は受け付けてないんです」
 人生初Apple。流儀を知らないこちらが悪いのだ。そうか。あまりに品薄過ぎて入荷時期確定出来ないとかそんな感じなのか、そもそもApple Storeというお店自体、予約は受けてはならぬというポリシーなのか、受け答えしてくれた女性店員が私を気に入らなくて使わせたくないと思ったのか(←「Appleならやりかねない」と思っている)、えーと、まあ、とにかくそういうことなら、何度も来店して「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」「入荷してます?」としつこく尋ねればいいのかなと思って店を出る。その方が迷惑じゃないのか、とうっすら思いつつ。
 その足で某量販店。やっぱり在庫なし。まあ予想通り。だけどその店員さんは言ったのだ。「予約なさいますか? 全額前金になりますが、それでもよろしければ…」
 ……あれー? じゃ出荷制限してます的なアレではないのか。即断。店のポイントカードの会員Noと連動して、入荷したら、オンラインショップの会員専用ページで知らせてくれるそうだ。入荷連絡電話にそわそわしなくて済むこの仕組みもいいね。仕事中とかどうせケータイには出られないんだし。

 Apple Storeがどういうスタンスで予約を蹴っているのかは事情が判らないんだけど、でも、メーカー直営店より量販店の方が入手し易いってどうなんだろう。値段は(当時)どっちも定価だったのに。何のための直営店なのかなぁ、とちょっと思う。
 あ、予約を蹴られたのが自分だけなら問題はない。きっと私は彼女に嫌われたのだ。なんでこんなヤツが私たちのステキなApple製品を使おうなんて考えたの、やだーもう! ということなら何だか納得する。……自分でも似合わないことくらい判ってるようわーん。

●Case 2

 入手して次に求めたのはケース。ファーストインプレッションで書いたけど、何しろ薄過ぎて持ちにくい。で、最初にやっぱりApple Storeに行く訳ですが、並んでる中にはない。何度か足を運んで、なかなか並ばないので、試しに店員さんに尋ねてみると「5th用はまだ出てないんですよう。実物計測してから製造が始まりますので、もう少ししたらサードパーティさんから発売されて来ると思うんですけどー」とまた満面のスマイルで蹴られて退散。まだ作られてないの? そんなに遅いのか。まあ、Appleだから事前情報リークに敏感で、実物手に入るまではどのメーカーも作れないのかなーでも遅いなーとか思ってた。
 とぼとぼ某量販店。オーディオコーナーに手書きのポスター「第5世代用アクセサリ入荷しました!」当然ケースも飽きるほどずらずら並んでる。
 ……あれー?
 Apple Storeのお姉さんに嘘つかれた! てかそこまでして私に使うなと!? 使うなっつんですね!?
 こ、こうなりゃ使い倒してやるんだから!(何と戦っているのか自分でも不明)

●Case 3

 次に電源。PCと接続する使い方をほとんどしないので(音楽プレイヤーとして使っていないので)、ACアダプタはとりあえず買う。
 でも、商品包装を見ても対応機種的な記述がなくて。まあUSB給電アダプタなんかどれ使っても同じだよな、とは思うんだけど、何種類か置いてあったのですよね。純正でも2種類ある。
 何せ人生初Apple。対応しているのかなと店員さんに聞いてしまいました。今度はお兄さん。
 びっくりされた。どうしてそんなことわざわざ聞くの!? 的な反応だった。
 ごめんなさい……(しょんぼり)。
 これはAppleの流儀のような気がする。使えないと書いてないものは使えると思った方が良かったのだ。きっと。多分。恐らく。……そういうことにしておこう。
 ところで、付属のLightingケーブル、私にとっては短いのですけれど、長いの、ありませんか? と尋ねると「もう少ししたらサードパーティさんから発売されて来ると思うんですけどー」ていうデジャブ反応が返って来た。
 お兄さんあなたもか。だ、だ、騙されません今度こそ。
 とりあえず退散して某量販店。あ。お兄さんは騙してなかった。まだありません。
 そして、しばらくしてからネットのニュースサイトで、サードパーティ製Lightingケーブルの発売が始まった、という記事を見つけた。
 おおお。お兄さんの方は私に使わせまいと意地悪をした訳ではなかったのか。そうか。Apple Storeの店員全員に嫌われた訳ではなさそうだ。本当になかったのか。
 まあ買えなかったことには変わりないんだけどね。

●そんな訳で

 Apple Storeってもしかして物を売るための店じゃないのかも知れないと今になって考えたりしてる。皮肉とかじゃなくて大真面目に。
 色んな実物に触るための環境は充実してる。商品自体の力を信じてるってことでもあると思う。あと、Appleの商品ってのは、消費者マーケティングとかを「しない」印象があって(…だから何だかiPad miniは「らしくない」気がするんですよね…Appleが世間に迎合するのは微妙に気持ち悪い)、自分たちの信じる道を行くと言えば聞こえがいいけどよーするに「一般消費者」のことなんかどーでもいいっつーことで。
 Apple Storeのこの接客(というか客として扱ってもらえたことないけど)の態度ってーのはある意味では「Appleらしい」のであって、物の良さを知らせはするけど物理的な「販売」には興味がない、というのが運営方針なのかも知れないと(「経営」方針ではない所がミソね♪)。

 重ねて申し上げますが、Apple Storeを恨んだりはしてないんだよ、全然。ただ、すごく異質な「店」だなぁ、と感慨深く思っただけで。
 iPod touch自体は酷使と呼べる使い方をしているので、次世代が出たらきっとまた使いますよ。今度は最初から予約については触れずに、毎日Apple Storeに押しかけて在庫を確認してみましょうか(※もちろん冗談です)。

固定リンク / 2013.3.30


PSYCHO-PASS

 地方地上波は最終回まだですが、着地点は見えた気がするので。

 正直、何その布陣、と思ったんだ。
 虚淵さんが担ぎ出されるのは、まあ、まどかマギカの話題性からしてある意味必然かなとは思ったけど、本広克行さんが出て来た時に、正直、第一印象ではちょっと引きましたスミマセン。
 なんかね。実写畑の人がこっち来ちゃうんだー、という感想だった。
 ……ただ、踊る大捜査線シリーズの例のティンパニとか、考えてみれば元から「こっち側」の素養がある人だったのか、というのを知ったのは後になってからの話。

 アニメでしたが、セリフ回しが物凄く実写っぽいと思ったのは自分だけでしょうか(笑)。なんかえらい説明くさいと感じることが多くて。世界観に導くための手段として、何となくとか共同幻想とか解釈任せとかじゃなく「ちゃんと解説しよう」とするのが凄く実写ドラマ手法な気がした。というか、正確には、21時台の民放ドラマくさいというか。一歩間違えるとPTAからクレームつくのヤだからちゃんとしとこうぜ的発想というか。
 いやまあ、その丁寧さは悪くはないんだけど。虚淵さんプロだなぁ。多分この辺の「言葉回し」は本広さんの個性だと思うので。
 ただほら、SNSとか掲示板とかであーだこーだ書かせる「余白」が薄い気がするのねん。この余裕のなさは、最近UGCを俯瞰する作品が増えて来ただけにちょっと異色ではあると感じた。いい悪いじゃなくてね。というかそれもきっと「実写っぽさ」の一部なんだろうな。付け入る隙を与えたがらない雰囲気というか。

 なんていうか、アニメである必要はあったのかな、という感覚はなんか抜けなくて。実写でもやれたような気がする。少なくともバブルの頃なら確実に。もちろん、それをアニメでやってみたかった、と言われてしまうと、良かったですねって拍手するしかないんだけれど。
 うーん、いや、これは私が毒され過ぎてるんだろう。多分な。
 相対的に、今の日本で実写でこういうのをやる余力がなくなってるんだと考えると、イヤな汗と一緒に腑に落ちてしまうのがまた。

 話自体はね、えーと、
 ハイパーオーツの話が具体的に出て来るのが遅過ぎると思うんだよ!? むむむ。見逃していたらごめんなさいなんだよ……。こんなん前提で成立してるのはそもそも微妙だなぁ。世界観の中でこの違和感はちょっと大きかった。むう。それやるほど人間ってバカになれるものなのか? いくらディストピアとはいえ。そうは思いたくないんだがなあ。免罪体質者の存在が、機密事項とはいえ知られていることを考えると、そういう人間が存在することが発覚した時点で、放置していい問題じゃない気がするんだよなぁこれ。

 文句はこのくらいにしましょう!
 話自体は楽しみましたよ思いっきりねー。SFに寄りかかり過ぎないで、ちゃんと「人間が主役」な感じがするのはいいですねー。凄く良いです。あと個人的には恋愛っぽい要素がほとんどないのが大変に快適で快適で快適で(中略)快適で。というかこれで最終回にそんなん来やがったら蹴ります(心の中で)。

 朱ちゃんの色んなもがきぶりがこの物語ではやっぱり核ですね。システムに闇雲に反発するより危うい共存を選ぶ姿勢も、ラストにかけてしたたかに利用する姿勢もカッコいい。いい、けど、「急にカッコよくなった」気がしちゃうのがちょっと難点か(笑)。
 サイコパスが濁りにくい、と表現されているけど、実は彼女も免罪体質なんだとずっと思ってました。ずっと低いままの人(槙島みたいな)もいるけど、上下しても結局上がったまま落ち着くことがない人もいるのかなと。

 ストーリーが、いい意味で泥臭くて、今時だと却って新鮮で。うーん、きっとそれが狙いね。まんまとはめられちゃったかもです。ま、こーいうのが存在出来るのがアニメの世界の度量の広さでもあるかなー。
 ただ、ぶっちゃけ今のアニメファンにはウケるテイストではなかったような気はちょっとする。

固定リンク / 2013.3.23


うわわん今まで知らなくてすみませんー!!

●暗殺教室 / 松井優征

 たーのしーねー(しみじみ)
 本当すみません、ネウロもそのうち読んでみよう。この人の黒さ気に入っちゃったですよ。
 というか、少年マンガの世界ってこういう黒さは絶滅危惧種なんだと思ってたのですよ。永遠に続く勇気と夢と冒険の世界ばっかりかと(どういう誤解だ)。
 お手入れするとか、人には効果がない武器とか、色々頑張ってPTAの批判をかわそうとしているのがちょっと涙ぐましいけど。え? 違うの?

 基本的にギャグにはしているけど、スクールカーストを制度化するとかハンパない黒さですなー。E組対本校舎だけでなく、E組の中でも存在するのがリアル。うきうきするわー(一読者としては)。
 あと表紙デザインも秀逸だ! てゆーかあんまり長く続くと色のバリエイションが切れますね!?(余計な心配)

 ちょっとマジメに。
 少年マンガの宿命ではあるけど、この作品については「延長戦」をしないで欲しいなぁと切に願います。(作品の中の)1年でちゃんと終わって欲しいかなと(現実の連載期間は別として)。作品って、完結してこそ綺麗な箱庭タイプと、ぐだぐだ続くことが魅力になるロングラン型があると思うんですけど、暗殺教室は明らかに前者だと感じたので。どういう結末だとしても「綺麗に」終わってくれたらいいな。

 さて、誰かアニメ化する猛者はいませんかー(にやにやにや)。VOMICの小野坂さん素晴らしい! もっと聴いてみたいですよ、ええ。うふふ。

固定リンク / 2013.3.16


作品ではなく商品にしかなれないのかなあ

 ゲームは。

 飯野賢治さんがお亡くなりになって、坂元裕二さんが脚本を公開した「風のリグレット」。有志が編集したepub版をNW-F805に突っ込んで通勤中にちょっとずつ読んでました。
 坂元さんの名前を最初に意識したのはニュールーマニアの1/永遠。えーと、何というか、めろめろロマンチストなライターさん、というイメージが何故か付きまとっているのは私だけです、きっと。ただ「再会」した彼の脚本はやっぱりめろめろロマンチストな気がしました(笑)。
 ほぼ初対面の見知らぬ女の子と出会って旅に出ちゃうとか、名前が「な」並びとか、後に明らかになるその女の子と主人公の関係性とか、「1/永遠」と根幹が一緒なのはどうしてだろう…(笑)。いやまあ偶然でしょうけれども。
 せっかくepubになったのに選択肢は再現しなかったんだねえ。あ、いや、坂元さんの手元にある(元々彼が書いた)脚本には選択肢がなかったってだけのことか。
 てことはゲームに起こして分岐を投入したのは飯野さんだったのか。
 うーん。どういう風に分かれてたんだろうなぁ。今となっては知る手段がない訳だけれども。

 しかし今見ても凄いキャストなんだよな。声優さんたちが。
 epub版におまけ収録されていたエピソードから透けて見える菅野美穂さんのプロ意識とか、凄いね。凄過ぎる。
 言葉と物語は、対応ハードが死んだ今でもこうして辛うじて残ることは出来た。けど、出演者たちの熱演や音楽など、その全てを統合した「作品」としては失われたままだ。
 結局ゲームは「商品」の域を出ることはまだ出来ないんだなぁと。マンガという商品は長い時間を経てようやく「作品」に昇華しつつあるような気がちょっとするけど、ゲームはまだ作品になれずにいる気がする。

 もちろん、作品ではなく商品としての価値の方が最初から大きいゲームもあるんだけれど(ソーシャルゲームはその代表)、いわゆるノベルゲームはやっぱり「作品」だと思いたい気持ちが何処かにある。物語でありたい、というか。ゲームだというだけで物語ごと切り捨てられることは寂しいというか。
 何だか割り切れませんねえ。
 この作品も、セガ組ではなくSCEI組で出発していたら、飯野さんの訃報に際してPlayStation Storeが黙ってなかったんじゃないかなぁ、なんて想像してしまうからますます。
 本なんかと違っておいそれと復刻出来るものじゃないし。切ないねえ。

固定リンク / 2013.3.9


一生縁がないものだと思っていました

 小さい頃からアレルギー性鼻炎で、鼻声が当たり前でした。ただ、早くから減感作療法に通わされていて(小学校〜中学校と9年近く続けていたと思う)、今はだいぶ症状が軽いです。まぁ、季節の変わり目とか年に数日くらい劇症化して、鼻をかむ隙間に仕事してるような状態になる時期がありますが。

 まあそんなだったから、「香り」を楽しむ系の文化にはまるで縁がありませんでした。子供の間では匂いつき消しゴムとか突発的に流行することがありましたけれども、私にはその魅力が理解出来なかった訳で。
 もちろん、日常で使っているものでも、香りつきと無香料タイプがあれば、無香料のものばかりを選んでました。どーせ判らんのだし。
 ……と思っていたのですが。

 ちょっとインテリア系の探し物があってfrancfrancの某店に立ち寄った時、アロマ・ディフューザーのコーナーで突然気づいてしまったのです。
 なんか匂いがする、と。
 当たり前じゃないのかと思いますでしょーけど、それまで、自分の鼻が、匂いを検知するという目的に於いて機能しているという自覚がなかったもので、ちょっとびっくりしてしまった。とゆーか、そもそも近づいたことなかったんですよ、この手の商品には。だって判んないと思ってたんだもの。

 で、今ちょっとプチ香りブームが勃発しています。自分の中で。
 劇症化していない時には、自分でもそれなりに香りを感じられるんだということに今になって気づいた。
 ただ、francfrancに並んでいたルームアロマ系のグッズは止めときました。匂いの快不快って体調にかなり左右されるものだと思うので、常に同じ香りが部屋にある、というのは想像するだけで何となく嫌だなと。いくらいい香りでも。

 で、持続時間短くて、気分が悪い時にすぐ止められるのは何だろうと考えて、……いきなり色んな香水をうろうろ見て回ってしまった。何処で売ってるものなのかすら把握したことがないので、ブランドショップとか入ってる大きい百貨店の案内板に張り付く、という、何処のおのぼりさんですか、みたいなことを久々にやってしまいました。
 全く知識のない状態で香りだけ楽しんでたら、気に入るのがことごとく「オム」つくのばっかりでどうしよう、というド素人です。……気に入ったら使っちゃってもいいものなのかしらうーんうーん(その辺の流儀もよく知らない)。というかどーして性別で分かれてるんだめんどくさいなぁもう。

 香りって不思議と気分が変わりますねえ。少なくとも頭の中を軽くお洗濯されている感じに。結局まだ常用してみたいと思えるものには出会ってないですが、気が向いたらまたいろいろと試して探してみようかなと。
 ただ、出会えたとしても仕事とかの日常で使うつもりはあまりないですが。あくまで自分が楽しみたいんであって、周りに嗅がせたい訳じゃないので。

 で、結局、その日手に入れたのは何故か花王のリセッシュアロマチャージ(携帯用の小さいやつ)。今まで、広告とか店頭で見かけていても、このシリーズの商品の存在価値が全く理解出来ないでいたのですが、今なら理解出来るんじゃないかと。携帯用にしたのは、お試ししてみたかったので(通常サイズ、デカ過ぎる……)。
 これはこれでいいかも知れないです。ちょっとした気分転換に。除菌とか消臭とかの効果は特に期待してないであります。すみません花王さん。

固定リンク / 2013.3.2


何故か冬に冷たいデザートの話

 東北では冷たい板の上でアイスをこねてはいけない条例が出た模様です(嘘)。コールドストーン・クリーマリーとマーベラス・クリーム(※現在は倒産してしまいました、リンク削除)が一気に撤退しててちょっとびっくりした。
 そんな一緒にいなくなるこたーないじゃないか。どんな仲良しさんだよ。ライバルいなくなってこれからは俺の天下だーとか思わなかったんだろうか。

 ただまあ、東北は確かにアイスが弱い地域だとは思うの。アイスクリームのチェーン店(とクレープのチェーン店)はなかなか長続きしないイメージがある。頑張ってるのは31(baskin robbins)とディッパーダンくらいでしょうか。
 しかし…あえてリンクしないでおくけどディッパーダンのWebサイトがステキなのは気のせいか。懐かしいとも言う。軽さに泣ける。FLASHがない(←これについては今となっては流行の最先端かもだけど)。回線に優しい。コンテンツがことごとく画像ベタ貼り状態なのが逆に可愛いというか予算がなさげというかアクセシビリティ最悪というか。何とかしてあげたくなる。Webエンジニアの母性本能がくすぐられて困る。

 アイスが弱くて何が強いのかと言えば、仙台はゼリー購入額日本1なのだ。というか、住んでる方はあまりにゼリーが日常なので、多いと言われても全くピンと来ないのですが、そう言われれば確かにゼリーなのよね。プリンとか年に数回しか食べないけど、ゼリーは既に冷蔵庫に常備されている品目。
 我が家はコーヒーゼリーが定番です。世に出ている(入手可能な)コーヒーゼリーは大抵食べたことあるんじゃないかと思うほど、メーカー問わずです。何か入ってます。時々フルーツゼリー系も。いずれにしても、買う時は単体で買うことはまずありません。最低でも3個パック系。あとドロリッチ全種制覇は当たり前。

 ゼリーの街って地元にいても面白い試みだったけど、ゼリーで町興しプロジェクト的なものが震災で飛んじゃったままなのが切ないです。まあこのドメインがまだ生きてるってことは希望はあるのかな。しばらくは見守りますかね。

固定リンク / 2013.2.23


NHKがサブカル撤退に動き始めたようです

 MAGネット(TV)、エレうた、渋谷アニメランド(ラジオ)がいっぺんに終了はちょっと凄いなぁ。
 ただ私自身の興味としては、サブカル系の切り口としてはジャパコンTVの方が面白くなりつつあったので、まあ仕方ないのかなぁという感じ。

 MAGネットの内容はちょっと「ネット寄り」過ぎて、テレビ番組として焼き付ける意味のある機軸が出せていなかったんじゃないかとよく思います。
 ネットでぱらぱらに動いている情報を、包括的にまとめて「データ」にする、みたいな、そんな形を取れればマスコミ的になれたのかも知れないですが。いい意味での上から目線が足りない感じが凄くする。

 あと、現在の日本サブカル界って残念ながらもう「オタク」のものだけじゃないような気がするんだ。ぽつねん。
 MAGネットがフォーカスする辺りの「オタク」たちは実はもう少数派(でしかも年齢層高め)だと思うんだよな。もしこの番組の続投をプレゼンするのに「若者向け」をキーワードに使おうとしていたんだとしたらそれは嘘だと思う(笑)。企画視点の年齢が高過ぎる。明らかに。

 というか、「ネット」もテーマの1つなのに、モバイル周りのコンテンツがごっそり抜けてるのはどうも違和感あって。パズドラを始めとするソーシャルゲームの世界とか、LINEを始めとするモバイルSNSの話とか、ぴくりとも掠らないで「ネットのゲンバ」を標榜するのはどーなのよ、と。
 ……まあそれを言うなら、たとえコンシューマであろうとゲーム成分も少なかったですけれどもね。キャラと関連づいてるものを取り上げることはありましたけれども。アニメとマンガ(とラノベ)だけに極端に寄っちゃってる感じ。

 知らないことを新しく発見する楽しさみたいなものが終期MAGネットにはちょっとなくてねえ。ネットを周回遅れで実況されてもなぁと。知ってることを内輪で楽しむだけなら地上波電波使わなくてもいいじゃんとは感じる。
 NHKの上の人にサブカル嫌いがいるとかじゃない気がするのよね(苦笑)。私もサブカル好きの1人だけど、好きだからこそ「それはもういいんじゃないかな」と思うことが増えてた気がするの。私が上の人だったとしても、このまま続行には難色だと思うよ。も1回言うけど「好きだからこそ」ね。

 ただ、うーん、NHKさん的にはありかどうか判らないけど、ネットに専門チャンネル開くとかはアリな気がしますよ。ニコ動とかに。
 携帯電話会社も、電波を売る世界からコンテンツを売る世界にシフトしてる。テレビだってそれはあっていい世界と思うのよさ。
 まあぶっちゃけ民放はやってる訳で(ドラマのネット専用の番外編みたいなものとかね)。
 この辺のサブカル精神(?)をまんま捨てていいかっつーとそーでもない気がするし。
 まあ、エレうたと渋谷アニメランドがどういう形になるのか、ちょっと行く末を見てみましょうか。ラジオ組は特集番組の形で続く予定はあるらしいので。

固定リンク / 2013.2.16


たとえ無料放送にされたって

 最近、スカパーが年に数回レベルで1週間近い無料放送期間を作る、ということをやってる気がします。
 気になった番組はとりあえず録画予約入れてみたりはしてる。ノイタミナ枠の「モノノ怪」とか久々に見てまたきゅんきゅんしてる(大好物なのだよ、泣けるほどにナ)。
 あと前も書いたけどフィニアスとファーブとかぶっ続けで。というか、プレゼントキャンペーンを無料放送期間にぶつけるとかなんでよ?(笑) 有料で見てる人だけの特権にすりゃいいのに。

 ただ、見境なくなんとなーく録画はしてみるものの、見ている時間が全く取れてない。HDDレコと、地デジテレビにつないだ外付けHDDがどんどん埋まって行くだけで。というか、外付けHDD、時間かぶった時の予備のつもりだったのに、何この活躍ぶり。

 …で、思った。
 私は有料放送の契約は出来ない。コンテンツに魅力がない訳ではなくて、物理的に見る時間がないからだ。
 というか、そもそも、普通に働いている人間だと誰でもそうじゃないのか、と思ったりする。
 無料でお試し16日間、みたいな宣伝を盛んにやってますが、16日もやってたら少なくしも私は逆に困りそうな気がした(笑)。
 アラサー・アラフォーが、テレビというメディアへの好感度と可処分所得のバランスが一番いい世代だとは思うのですが、同時に一番時間がない世代でもありますね。
 ネットメディアは時間を短縮する手段があるけど、テレビってきっちりその時間拘束されちゃうからどうしようもないよなぁ。
 …ということが判ったのは逆に良かったのかも知れない無料放送期間。逆販促キャンペーンだけど良かったんでしょうかねえ。

 今は細々と、寝る前30分フィニアスとファーブ1枠眺めながら寝るみたいな生活してます。減りません(録画が)。しかし手塚祐介さん(ジェレミー)は歌うと美声ですなー。ジェレミーが歌う回は滅多にないけど。

固定リンク / 2013.2.9


対応ハードの死はメディアの死だ

 MDコンポを探していた時に候補の1つだったソニーCMT-M35WMがとうとう生産終了、そしてソニーがMD機器から撤退、だそうです。

 X-N7NXのお蔭で、既に私の手元にはMD音源はなくなっています。たまに深夜ラジオをタイマー録音するためにメディアとして使ってはいますが、タイムシフト再生後に即消しなので残してはいません。
 この方法もやがては使えなくなる日が来るんですね。エアチェックなんて行動自体が既にある意味死語なのかも知れないけど。テレビはタイムシフト機能を持つものが出てるけど、ラジオについては永遠にそんな機能はつきそうにないし、タイマー録音の需要は死なないと思うのだがなー。
 ……てゆーか、MD作った「本人」であるソニーが最後ではなかった、というのはちょっと意外です(ONKYOのがまだ残ってる)。

 メディアが死ぬ瞬間に立ち会ってしまった気分。
 アナログレコードはまだ死んでいませんし、カセットテープも結構生きていることを考えると、MDの死はひどく短命なものに感じます。
 今残っている機器は据え置き型のみで、持ち運べるポータブル機器は全部販売終了してしまっているようなので、今ONKYOが作り続ける意図は「移行措置」なんだろうなぁ、って気がします。私がそうだったように、MDの音源を他のデジタル音源に変換するというニーズ「だけ」見てる。
 あの大きさから、音楽を持ち運ぶためのディスクとして出たはずのものが、据え置きを最後に世を去るっていうのも何だか不思議。

 音楽がパッケージで流通しなくなるというのはちょっと考えられないので、CDは恐らくなくならないだろう…と思いたい。
 ただ、パッケージで映像や音楽が売られる際に使われるのが、みんな直径12cmの丸いディスク、っていうのはちょっとだけ味気ない感じがしなくもないですね。カセット、MD、(VHS/βの)ビデオテープ、アナログレコード、こうやって「メディア」を並べてみると、全部「形」だけでメディアの判別がつくのに、今は全部同じ形で、DVDなのかCDなのかは一見しただけだと判らない。…まあこれは年寄りの感傷なのでしょうけれども(笑)。

 余談ですが、諸事情によりMDのブランクディスクがまだ10枚ほど家で寝ています。X-N7NX(と自分)が生きてる限りはこれで間に合うといいなー。

固定リンク / 2013.2.2


毎週無料放送なのかまおゆう@ANIMAX

 初回だけなのかと思ってました。いつものパターンで。

 まおゆうは、以前書いたことありますが、物語としては大変に面白いなーと思ってはいた。ので、アニメ化していただいてかなり嬉しいです。というか、元が会話劇風なせいもありましょうが、割と原作に忠実ですなぁ、今の所は。

 ただ、アニメ化される、という一報を聞いた時には、どうせ田舎では(放送波では)リアルタイムで見ることは出来ないんだろう、と思ってました。まあ、ネット発の物語だから、最新話無料の形で動画サイト展開はありかも知れないとは考えていたのですが。
 ANIMAXに乗ると聞いた時も、ああ有料放送なのかーじゃー無理っすよねー、と思ってました。
 が、蓋開けてみたら、一番遅いリピート放送(土曜22時)が毎週無料放送化してた。
 とーきょーのテレビ番組は1ケ月以上遅れてやって来るのが当たり前の田舎にとって、数日の遅れなんざ誤差の範囲です(笑)。
 これはほぼリアルタイムですわね。しみじみ。
 いい時代になったのかも知れない。地方のアニメファンにとっては。

 地方のアニメファン、という言葉でいつも思い出すのはロケフリ及びまねきTVの例の事件。正直言うと、あれが「事件」にされたことで、テレビ番組に「県境」が存在する意味をちょっと考えさせられた、というか。
 もちろんローカライズした方がいいコンテンツはあるんだけど、少なくともテレビアニメのような世界はそうじゃない、はずなんだけど、それでも、自分の住む地域のテレビ局がその番組を買わなければ見ることが出来ない、というのは、制作者とファン、両方にとって理不尽だよなと。
 制作者側は地域を区切って放送したい訳じゃないだろうに。もっと見てもらいたいはずなのに、ねえ。

 地デジ化した時、大抵のテレビがBS/CSチューナー内蔵で、むしろ積んでないのを探すのが大変なくらいの状況になってた。実は、地デジ化の一番の恩恵はむしろそっち(日本中にBS/CSチューナーが行き渡る)だったのかも知れないとこうなると思えたりします。
 見て欲しい、と考える制作者は、有料BSチャンネルの枠を自分で「買う」ことが出来るようになりませんかね、この仕組みだと。
 (……ちなみに同じくANIMAXの「ゲームマニアックス」は多分、ゲーム会社の広報番組的スタンスで無料化されてるんだろうとは思ってます。間違ってるかな。ある意味、番組全体がCMであり、CM料取ってるのかなーと。)

 いやまあ、まおゆうは別に制作者側が買った訳じゃないとは思います。多分。……もしかして買ったのかな。いや判りませんけど。
 まあとにかく。
 今のまおゆう(あとさくら荘のペットな彼女もかな?)の形はもっと増えてもいい気がする。もちろん、有料局自身の懐が痛まない程度でいいんだけれど。
 アニメというジャンルは、なんだかんだ言ってやっぱり異端なのですよね。特に日本のそれは。だから、全国に流せて地上放送に迷惑かけない、っていうやり方が取れるのはいいことじゃないかと。BSチューナーの普及あっての策だけれど。
 前までは、テレビが多チャンネル化することに対して何の感慨もなかったんですが(どうせ増えた分はほぼ有料なんだし、と思ってたせいもある)、このやり方は多チャンネル化の恩恵ですね。ちょっと見方変わったかもなのです。

固定リンク / 2013.1.26


デザインあ

 正直、最近の番組でグッドデザイン賞を全面に押し出す姿勢はどうなんだとちょっと思ったりする訳ですが(理由はこの辺りで)。

 初年度は見ていなくて、しばらくしてから見始めてハマってる番組の1つです。一応子供向け番組なのですが、この番組ほど「大人が見ても面白い」を恥ずかしくなく言える番組は珍しいかも知れないとちょっと思います。
 最初に見てハマるきっかけになったのは実は「はせる」(ちなみに電話編)。それ以降も、「うごきのデザイン」「ない世界」とか、ミズヒロさんコーナー(?)はどれもツボなんですよねえ。どうしたことでしょう(笑)。
 そういや、あれです。コーナー名がちゃんと字で出て来るのもちょっと珍しいですね。Eテレの、この手の、ショートフィルム積み重ね系番組は、コーナーを指し示す表現に微妙に困ることがたまにあります。ほらあの色んな機械が連鎖でぱたぱた動くやつ、とか表現せざるを得ない。

 「ヘッド博士の世界塔」がヘビロテの1枚だったりする(けど周りには何となく言えない変な気恥ずかしさがあるねえ…)自分にとって、そもそもの番組認知の第一歩は実は音楽だったのさ。コーネリアスが教育番組の音楽担当してるって何事すか!? という。
 そのためか、音楽自体も大変に大好きです。どの曲も仕事中に頭の中にぐるぐる回ってたり致します。
 今年になって始まった「やじるしソング」は初めて聴いた時から強烈に残りました。やくしまるえつこさん! 合い過ぎて悶える! 元々やくしまるえつこさんの声はあれだけ「個性的」な割に背景を選ばないというか、どんなジャンルに乗っても似合ってしまう不思議な多様性がありますが、こんなところにまで。素敵です。今のところ買える音源がないから、ひたすら脳内ヘビロテです。

固定リンク / 2013.1.19


Tizen、まあいいんじゃないのかな

 googleでもAppleでもない、というか、単一企業じゃないOSっていうのがあってもいいんじゃないかというのが1つ。ここでも過去に散々言ってるけど、一企業にネットワーク・ライフログを全部握られかねない、という今の状況はあんまり健全じゃないよなと。少なくとも私は嫌だなあとしか思えない訳で。
 あと、Appleみたいに、一社独占ブラックボックスでは、複数の目がないから、地図アプリみたいな「失敗」が発売まで露呈しない。それもマイナスだと思ってる。Tizenは複数企業が参加しているので、少なくともあんなアホな独善はやらんだろう、という期待は持てる。

 もう1つは、携帯電話会社独自のサービス提供についての敷居が低い点ですね。
 もちろんこれはあくまで予想でしかないですが、スマホのような各種アプリによる機能拡張性はそれなりに維持しつつ、ガラケー並に「堅牢」な(セキュリティリスクが低く、不具合の少ない)端末が出て来てくれるんじゃないかなぁ、と思っていたりする。

 今、スマホの時代になって来ているけど、誰もがスマホを使いたいと思っている訳じゃない。いくらこれが便利あれが便利と言っても、そんな機能要らないから「基本機能」がしっかりしてればそれで良し、という層はいる。
 Androidは堅牢さを求めるには肥大化し過ぎてしまった印象。あと、ネットサービスを使わせたい企業が作ってるものだから、回線負担とかのハード的な部分についての配慮がまるでない。もう少し、出来ることを減らしてでもいいから、「堅牢な」OSが出て来てもいいんじゃないかなと。

 Tizen自体が本当に堅牢かというのは今の段階では判らないけど、少なくとも登場してしばらくはマイナーOSであり続けることは間違いない。その間はね、ウィルスとか不正アプリのリスクは、少なくとも、格段に低いだろうと思われる訳で(笑)。
 というか、アプリストアの話が全く出てないトコ見ると、BlackBerryみたいな形になるのかな。それはそれでいいんじゃないかな逆に。

 あまりあれこれいじって楽しみって訳じゃなく、あくまで電話・メール・カメラぐらいしかケータイの使い道がない層に対してはいい選択肢になるんじゃないかなと。
 少なくともAndroidは、高機能アプリ部分はやたらに大騒ぎだけど、基本的な部分、端末の再起動だったり、電波の掴みにくさだったり、メールの遅延だったり、そういう「宣伝されてない部分」が地味にどんどんダメになってる印象。
 その意味でも、ハードを作るメーカーがOS側に突っ込んで来る、っていうのは、悪いことじゃないと思う訳なんですよ。ただし一社独占は論外だけどな。色んな意味で。

 そして、回線(インフラ)側が参戦するのも。
 ガラケー時代に通信障害が少なかったのは、回線側と端末側がより密接だったから、負担をかけないための設計とか、口出ししようと思えば出来たんだろうと思う(想像)。その「インフラとのバランスを考えられる」という意味での「ガラケー文化」を、回線側が参戦することで、Tizenには持ち込めるかも知れない。
 たとえば、近年よく大規模通信障害の原因になってるスマホの制御信号の多さ。リアルタイム性を崩さずに制御信号をいかに減らすかなんてのを、OSレベルから対応策を考えたりしてはどうでしょう。googleはネット使ってもらってナンボだから、そういうインフラ周りのことに気を遣う文化がないんだと思うんだよな。クリエイター目線過ぎて実用目線が欠けてるというか。多分ガラケーにはあるはずなんだよ、そういう部分。

 てな訳で、ちょっと期待はします。
 私自身が使いたい端末にはならないかも知れないけど、リテラリシィの高くない層に、今スマホとして与えられる選択肢がAndroidかiOSの二択しかないのは物凄く嫌だ。らくらくスマホも、ジュニア向けスマホなる分野もありますけど、そのどっちも年齢的にヒットしていない層だって、堅牢・シンプル・低機能を求める人たちはいるのになぁと。
 Tizenはその辺りの隙間を埋められるOSにはならないかな。問題点が色々と出尽くした後にやって来る端末なんだから、そうなってくれるといいんだけどな。

 少なくとも、回線側参加企業の多さは期待要因だと思うのよ。そんなことされると通信障害起きるからやだー! を言える開発メンバーがちゃんといる、っていうのは(笑)。今のモバイルOS開発にはその視点があんまりないんじゃないか、と思われるので。

固定リンク / 2013.1.12


なんでこれをアニメ化するのよみたいな

 いや楽しみ過ぎて泣けます。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! / 谷川ニコ

 好き過ぎて毎回更新されるたびに泣いてます(真顔)。
 毎回、読みながら動いてるもこっち見たい動いてるもこっち見たい動いてるもこっち見たい動いてるもこっち見たいと呪いをかけた甲斐があったというものです(真顔)。
 続報来てないけど楽しみだにゃあ。まあ地方ではリアルタイムに放送なんて期待してませんけどねしょんぼり。何年かかっても動いてるもこっちを眺めてやるんだうひょーい(真顔)。

 このコミックって、勝手に英訳されて国内より4chanの方から先に火が点いてるっていうのがかなり不思議かつ面白いんですよね。日本のオタクなんて日本にしか生息してないもんだと思ってたんだけど、意外にこの感覚ってグローバルなの!? っていう。
 ただ、追うようになって思ったのは、現実の日本の女子オタクとはだいぶズレがあるよなと。あちこちのインタビュー見ていて、作者の方もそこまでこの手のヲタについて事前に知ってた訳でもなかったことに気づいて、ああ、そうなのかーと。
 書いてる側も「外側」の人だから、逆に汎用性が高く(?)なっちゃったのかも知れないなぁと。これはなんていうか怪我の功名?「知りもしないで書いてる」がいい方向に客観性を獲得してるんだと思う。
 あと、もこっちが(基本的には)腐じゃないのも(海外ウケの)かなりデカい勝因だと思う(乙女ゲーはやってる)。何だかんだ言ってやっぱりBLの感性は「日本的」だと思うので、腐だったらここまで4chanでの共感は呼べなかった予感。

 しかし「It's not my fault I'm not popular」って訳されてるんだ(4chan非公式の、だけど)。日本のモテると英語のpopularって全然ニュアンス違うのが悔しいけど。他に当てはまる言葉、ないもんねえ。「どう考えてもお前らが悪い」がちょっと表せてなくて、他人に責任おっかぶせてる感がなく、控えめに感じるのは残念。むしろ「It's YOUR fault I'm not popular」の方が直訳じゃないだろうか。どうだろうか。「どう考えても」をどうしよう。ぶつぶつ(※お前が考えなくてもいい)。

あいまいみー / ちょぼらうにょぽみ

 これはマジでびびった。
 どうして!?
 なぜ!?
 どういう経緯で!?
 ……まんがライフWINでの連載中も、なんというのか、意味が判らん展開の方が「平常運転」で、意味が判るストーリーになると心配される、という(笑)、破壊的スラップスティックなコミックだと思ってたので、どどど、どーなんだろう、だだだだ大丈夫かなあ(笑いながら心配)、という感覚。
 ああ心配。凄く心配。アニメだからって「判り易く」なっちゃうのが心配(えー)。まとまっちゃうの? こじんまりしちゃうの? それはそれでなんか違わないか!?(←心配する方向が斜め45度)

 余談だけど、まんがライフWINからアニメ化出るとしたら、最初は「タベルナ」だと思ってた…。自分の好き嫌いは別として、キャラアニメとして一番安定すると思われますが。なんでまたこんな不安定なのに手を出したのでしょうか(※褒め言葉)。

 ……みたいなのが事前の心配で。
 ニコ動のページ見て納得。テレビで取り上げられたのか……へえぇ……(遠い目)。
 で予想通りこじんまりしちゃった。コメントでも書かれてるけど意味が判っちゃうようになっちゃったよ!?(そこが不安ポイントになるのが恐ろしいところ)
 テンポ悪いね。嫌な予感はしてたけど。もっとすっ飛ばしてくれた方がいいなぁ。ギャグマンガ日和のアニメみたいな「あからさまな早送り感」があってもいいと思うけど、この作品は。見ている側に意味を解釈させる隙間とか与えちゃダメじゃなくないですか?(←無茶振り)
 まあ見ちゃいますようふふ。もっとスピードをはぁはぁ。そんな気分だけどこの調子なのかなあ。むー。密かにトーナメントは期待してます(何をだ)。

2013.10.14追記
 わたモテ一期終わりましたですニコ動組デス!
 原作者は二期以降もやる気満々みたいですね(c.f.単行本)。ただ、ニコ動のコメントでも書いてる人多かったですが、円盤が売れる類の話じゃないからどうなんだろう…(遠い目)。
 アニメ始まった直後くらいに、NHK worldのimagine-nationだと思いましたけど、特集されてた。やっぱり日本より海外でモテているもこっち(笑)。よりによってアニメ班渾身の(?)もこっち顔芸がやたらに流れてるとか、アニメ班も容赦ないけどNHK worldも容赦ないなぁ(笑)。
 友達がいないとかモテないとか、主人公の属性でそういうのがくっついてるとしても、結局ストーリーが続くについて「仲間」が出来て来る、というご都合主義が一切ないのがわたモテの気持ちいい所ですね。ええ。現実逃避を許さない物語ですから。むふー。
 原作より相当マイルドになってはいたと思います。コミックよりも周りの人の優しさがさらに際立っちゃってる気もする。ただ、絵として目立つ部分については、動くことで迫力が増してしまっている部分も多々。さっき出した顔芸のこととか。一番アニメ班のひどい(※褒め言葉)ところは、例の今江先輩ハグを最終回にしなかったことだよね! ほんとひどいね!(※褒め言葉) あれ絶対最終回だと思ってたのにね!(笑)
 冬の話の多くが夏に持って来られてるのも、二期ありませんフラグに見えなくもなくてねー。話が進むにつれてもこっちはますますひどい人間になって来るの見えてるしねー。どーかなー。
 しかし橘さんお疲れ様でした本当に。独白多いからセリフ量半端なかったと思うし。アニメがマイルドになったのは橘さんの声が可愛過ぎたせいもあるな、絶対。

固定リンク / 2013.1.5


iTunes 12 DAYS プレゼント

 ダウンロードしてみた。26日から始まったけど1日逃したかも知れない。起動するの忘れたかも。
 ただ、初日にやって来たのがGlayのシングルって所で実はかなり絶望しました(笑)。面白い試みだと思ったのにそれか。そーいう世界すか。
 なんかなぁ。私、Appleっていう企業の製品を、使ったことがないのに神格化し過ぎていたのかしらんと思い始めてたり。Glayって……どういうことですか。
 いやGlayが悪いんじゃなくてね。なんかこうもっと、そんなメジャーじゃないけど聞いてみてよ、イイものだよっ、気に入ったらStore来てねっ、とか、そういう意図でやってるんじゃないかと思ってた訳で。
 クリープハイプとかやくしまるえつことか、ちょっとふつーじゃ出会えない人も多いんとちゃいますかー的なラインナップが来てくれても良かったのよ? わぁこの人知らなかった、でも聴いてみたら好みかもーみたいな。そーいうサプライズな感じの何かを期待してたんだけどにゃあ。
 てかAppleってそういう、ほら俺たちこんなの知ってんの凄くないすか? 知らなかったっしょ? でも良くないすか? みたいな押しつけは大得意なんじゃないかと思ってた。我が国日本にパチンコガンダム駅を設置したフロンティアスピリットは何処へ行ったのだー!!(※Appleをかなり誤解しているようです)

 以降はアプリが来てるので、一応ダウンロードはしてみるんですが、いやまあ…別にこれというほど面白いと思うものは未だに。まぁこんなもんか、と。
 とりあえず起動出来るだけは起動してゲットしてみようと思います。auスマートパスもそうだけど、無料で「おためし」が出来る仕組み自体は嫌いじゃないのでありますよ。何か良い出会いがあることを祈ります。

固定リンク / 2012.12.29


四畳半神話大系

 今さらちらっとアニメを見てしまい、そしてちらっとじゃ終わらなくなってしまいました。やばい。好き過ぎるどうしよう。監督さんの名前を見て、マインドゲームの人かー! と気づいたのは後になってから。そりゃ好きだよ、好きになるよな、ならざるをえないよ! ならなかったらモグリだよ!(錯乱)
 ただこの作品については、セリフ回しにもだいぶうっとりしたので、多分、原作も大好物の予感です。絶対読むリスト追加(そんなものいつ出来たんだ)。
 あああ言葉いいなぁ。久々の文体萌えですよこんちくしょー。小津が妖怪だの半魚人だのにたとえられるそのたびにきゅんとするとか重症過ぎる文体萌え。

 ……えーと。
 残念ながらというか、幸運なのか、話そのものが好きという訳ではどうもないような気がします。1人1人のキャラクターの立ち方も大変に素敵で、明石さんも物凄くかわゆくて仕方ないのですけれど、だからどうなんだと言われるとちょっとだけ言葉に詰まる。
 大変にめんどくさいハマり方をしてしまいました。
 映像が好きなんです。言葉も好きなんです。で話自体については、ああそうなのね、で、すーっと終わってしまう感じ。ただ、このお話の手触りも実は嫌いじゃないです。少なくともそのお蔭で絵や言葉にずぶずぶ存分にハマってられたことは確かなので。
 (その逆で微妙に悲しい思いをしたのが「Lupin the Third 峰不二子という女」でした。映像は好きなんだけどねえ。原作準拠な世界観もいいんだけどねえ。ストーリー展開が私にはちょっと違和感で今一歩ハマれなかった……。)

 久し振りにいいもの見させてもらってしまった。これは誰のセンスなんだろう。湯浅政明さん(監督)ってことでいいんだろうか。しばらくちょっと名前で追いかけてしまいたくなる。……ただアニメ界隈ではそれでよく失敗するのでちょっとドキドキなのですが。アニメって1人の人間の感性だけで出来てるもんじゃないのよね。うん。

固定リンク / 2012.12.22


auスマートパスを継続する理由が出来てしまった

 ソニーのAndroidウォーマン、Fシリーズがauスマートパスに対応している、という暴挙(※褒め言葉)。
 IS06だとOSが2.2だし、使えるアプリ自体が少なくなりつつあったので、まあ何もダウンロード出来なくなったら解約だよなと思っていたら。
 えーと。

 買っちゃいました(NW-F805/16GB/黒)。

 正直、auとドコモの戦略の違いを見た気がする。ステマに聞こえたらスミマセンけどau愛してる(笑)。
 ドコモは自社サービス使わせるのに自社端末がほぼ必須なのに対して、auどうした何この暴挙(※褒め言葉)。
 電話はガラケー。AndroidアプリはAndroidウォーマン。他にWi-Fi回線持ってればそれでOKになる。つまり今の私。てゆーか既にNW-F805でauスマートパス使ってる。吊革組にはこの小ささはむしろ最強。片手で余裕! 吊革が持てるのよ奥さん!
 一番いいのは、Androidウォークマンには維持費がかからないことだ。スマホと違って。端末自体も安いし。最新スマホの1/3以下。「2年縛り」もないから別に今の時点でスペックや最新OSを求めようとも思わないし。

 という訳で完全に蝶々買う気失せました。モックやっと出たので触って来たけど、やっぱデカくてだめ。無理。吊革持てないこれじゃ。その足でNW-F805買って来ちゃった。

 ドコモさーん。土管になるの嫌だから、と言ってサービスを次々に打ち出すのはいい。アプリも優秀。サービス自体も迷走はしてるけど面白いのもある。でも、自社端末のみという縛りがある限り、結局は「サービス企業」じゃなくない? 縛り入れてる時点で。回線入りの端末を買わされてる時点で「サービス」それのみを売ることにはならないんだよなぁ。あと回線自体はガラケー契約(iモード)で(Wi-Fi経由で)白ロムスマホでサービスを使う、ってことは出来ないんだよな。ドコモの「サービス」はspモード要求されるから。auは出来る訳ですけど(自分が実例。ガラケー用プラン+auスマートパスで使ってる)。

 別にいいじゃん、端末無理に買わせようとしなくたって。アプリ開発班が端末との癒着ナシに儲けてはダメなのか? 自キャリア無料で他キャリア有料でも行けるだけのポテンシャルあるじゃないのさ。売ればいーじゃん。アプリだけで開発費ちょっとでも回収しても構わないと思いますけど? 何故そこで稼ぎたがらないの? dショッピングで「らでぃっしゅぼーや」の野菜売るよりもアプリ売る方が技術も生かせるし、他社端末の研究にもなるかもだし、迷走感も少ないのですけれどねえ。
 ……でもやっぱりこれって開発者目線なのかな。結局いつの時代も開発と営業は対立する運命なのよね。営業はダイコン背負って有機野菜を売りたがり、開発者はスマホ掲げて自分の作ったものをもっと使って欲しいと願う。何の会社なのよアナタ。はああ(※ただの個人の妄想です)。

 auスマートパスを自社の(回線入りの)端末縛りから解放するって、なんて美しいのよau。微妙に捨て鉢にも見えるけど私は好きよ。「あたらしい自由。」ってキャッチフレーズがちょっと現実的に感じた。
 つい先日、やりたいことはiPod touchで出来るから回線いらねーとか言ってた自分にとっては、取り得る限り最強の解です、これ。解約思い留まりました。いやまあまんまと策に嵌ったとも言う?(笑) いいよハマってあげますともさ。というか、未だにガラケーから抜け出せないでいる人たちの「Android入門編」としても最強ですわねえこれ。スマホ使いたいってゴネてる中学生とか宥めるのにもいいと思うよ全国の奥さん。どーすか。

固定リンク / 2012.12.15


週刊トロ・ステーション終了

 画面に出て来る終了カウントダウンがうざいことこの上ない。

 無料会員のままでしたが地味ーに続けてました。終了後はPSP起動する理由がマジでなくなるんですけれども。
 正直、Vitaのみんいつには全く魅力を感じられないのでありまして。世の中何でもかんでもソーシャル化してますが、別に一方通行メディアがあってもいいじゃないかって思う。たまには。
 普通に暮らしていたらきっと目にすることもなかったちょっとした雑学やゲーム紹介なんかが、たらたらと一方的に流れてきて、それを眺めるのは割と楽しかったのですよ。本当に。
 トロも可愛いし。個人的にはニャバター(自分を表すアバター代わり)も好きだったので、それもみんいつに行きたくない理由の1つ。みんいつのあれは個人的にはあまり好きじゃない……動きは可愛いと思うけど。でも猫には勝てませんのよ(ただの猫好き)。

 ただ、ネット上でも今や動画配信が難しくなくなっちゃったこんな世の中だから、今のトロステの作り込み方だと逆に経費かかり過ぎるのかなぁ、と何となく想像します。
 それでも、あのポケピたちの「ごっこ紹介」はなかなか楽しかったから、動画配信という形ででも続けてくれたら見るかもと思うことはある。やるとすればniconicoのとろちゃかしらやっぱり。
 うーん。
 でもやっぱり(PSPで)たらたら寝っ転がって見るのが一番好きだったかもなぁ。スマホとか論外なのよボタンがないから
 もし月刊トロ・ステーションが始まるなら今度こそ課金を考えるですよ。続いて欲しいと思っちゃったから(笑)。失ってから気づくのは世の常だわねえ。しみじみ。

固定リンク / 2012.12.8


レンタネコ(とハナシネコ)

 ネコが自由な感じがして(映像のために無理させていない感じがして)それはとても好印象なのさ。

 ただ、これドラマの方が良くありませんかー。
 大きく分けて4エピソードくらいの、「ネコをレンタルする」話のオムニバス版的展開な訳ですけど、これだけで終わらせるのはなんかもったいない感じね。8〜13話くらいのワンシーズンで構成しても良かったような。
 隣の謎のオバサン(小林克也さんをこう使うって凄いね、大ウケ!)といい、レンタル料金説明の際の会話、そして「本職」の辺り、これは連続ドラマとして(水戸黄門の印籠や遠山の金さんの桜吹雪みたいに)ある種の「お約束」としてパターン化している面白さがある。これ、連ドラとして1週間毎に十数回繰り返されるとますますおかしくてたまらん気がするんだよ(笑)。こういうマンネリは見てみたい。とても。

 あと、多分この映画の宣伝用(?)だったと思われるBS日テレの番組「ハナシネコ」も大変に好みでした。例によって録画組なのですけれど、0時過ぎて寝る前にぼんやり眺めるのに最適で。猫たちの映像もいいのですが、市川さんと歌丸師匠(←猫の名前)の会話パートが実は大好き。のんびーりしてて。
 映画の公開時の後、DVDの発売前に再放送されたのですが、その再放送もやっぱり全部見てしまった(笑)。まったりしますなぁ。

 それにしても市川実日子さんステキー。久し振りに「好き」と言い切れる女優さんなのです。お姉さんの市川実和子さんも実は以前からお気に入り。市川姉妹両方好きー。

固定リンク / 2012.12.1


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