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<< これより昔の日記 | この後の日記>>

PSN復活の後に、ゲーム機についてつれづれ。

 パスワード変更してログインしてみて(ちなみに機器認証はPSP3000であります)、おわびと感謝のパッケージ、と称して、色んな無料コンテンツがバラまかれているのを見て、とりあえず「勇者のくせになまいきだor2」と「パタポン2ドンチャカ」もらって来てしまいました。
 アクション苦手なのに、つい、出来心で(なんのだ)。
 実はまだ起動すらしていない体たらくだったりしますが、そのうちやるかも。

 その時に、今まで全く見ていなかった週トロを見始めました。
 一緒についている庭機能(?)もなんとなく始めてみたのですが、最近はスキ間時間にソーシャルゲームやるくらいでゲーム性のあるゲームからはすごい遠ざかっていたせいか、何をどうしていいのか全く分からないまんまでどーしようって感じです。
 ゲーム脳、錆びつきまくりです。最近ゲームらしいゲームは本当にやってないからなあ。
 お世話しろと言われても、どのボタンを押しても何も起こりませんようわあん。どうすりゃいいのさ。

 DSが出た時、画面にタッチしたり息を吹いたり、今までのゲーマー偏重だったゲームの世界に違うデバイスを持ち込む任天堂の発想は相変わらず凄いなあ、と思ってはいた。いたのだけれど、最近の任天堂はどういうわけか妙に迷走している感じがするのは気のせいかしらん。
 今は何となく、ソニーのPS系の進化の、変に頑固なメディア戦略の方が、奇妙な安定感を感じるというかなんというか。
 ゲームのフィールドはゲーマーに走らせればいいじゃん、というのが基本的にはソニーのゲーム系戦略のような気がします。で、今となってはなんとなく、そっちの方がゲームとしては「正しい」進化だったような気がしてしまう。DSの方向性は、DSだけでなく、スマフォやフィーチャーホンのソーシャルゲームと真っ向から戦わざるを得なくなっている気がして、ちょっともったいないような気がしている。

 ちょっと話題は変わりますが。

 他地域で地デジが終わる際になって(ウチの周辺は震災特例の延長地域でございます)、今、FMラジオでテレビの音声だけを受信して聞いていた視覚障がい者の人たちが困っている、という話が新聞などで報道されていました。
 私は該当するわけではないのですが、それでも、ちょっと思うところがあって。
 というのも。スマフォ使っていると、当然ですが、この機械にはボタンの「クリック感」ってものがない。画面の変化を目で認識しないと使えない、というマシンは、やっぱり人に優しくない。
 私はワンセグ+ラジオの専用機を使ってラジオとテレビ音声の両方を通勤中に楽しんでいたりするのですが、それでも、昔のラジオだったらわざわざ画面を見て操作する必要がなく、でっぱったボタンを、ポケットの中なんかで探って、音量やチューナー切り替えが出来ていた。というか、そもそも、画面表示自体がなかったし(笑)。
 でも今のやつは、ワンセグだから当然画面があり、画面があるから、機械の操作設計も画面に頼ったものになってしまう。
 操作するのにいちいち本体を「見ないと」いけないというのが超めんどくさい。本当にめんどくさい。それでも、現行機器の中では、物理的なボタンが多いやつを選んではいるんだけど。それでも100%、視覚なしで操作はやっぱり出来てない。
 私ならそれは不便で済む話だけど、視覚障がいのある人は不便で済む問題じゃないわけで。

 フィーチャーフォンで遊んでいた無料ゲームのいくつかをスマフォに落として遊んでみたりしているのですが、この、クリック感がないっていうのが本当にもう、うんざりするほど使いにくい、と感じるものがある。画面は綺麗になったけど、何かしながらとか、片手間にちょこちょこ出来ていたことが、スマフォだと、操作の確認に「目を取られて」しまうのが不便過ぎて、フィーチャーフォンで最後まで遊べていたゲームがスマフォでは序盤でもう投げ出した。
 サイト閲覧する分には圧倒的にスマフォが楽なので、webゲーはスマフォの方が断然いいですけどね…。

 で、翻って。

 PSPでトロステを見てみた時に、私にはやっぱりこっちの方が楽、とすごく思った。クリック感のあるボタンを押すことで動く機器はやっぱり操作し易いです…。操作するために視覚を使わないで済むってなんて楽なのでしょう。
 振り回したり息吹いたり(クリック感のない画面を)触ったりしなくても使える、というのが、今の時代では旧態依然に見えるかもしれない。けど、そうでなければそもそも使えない、という人たちもいる。その方が嬉しい、という私みたいなのもいる。
 スマフォはいろいろと多機能過ぎて「ボタン」の時代にはもう戻れないのでしょうし、だとすると、この手の「クリック感のあるIT機器」の最後の砦は、実はコンシューマ携帯ゲーム機の世界なのかもしれない。そんなことをなんとなく思ったりした。

固定リンク / 2011.7.23


幾原邦彦さんが帰って来た……

 輪るピングドラム、ちょっとクラクラする。ゼロ年代アニメで育った若いもんにはどう映ってるんだろう。かつてウテナに魂持ってかれたおじさんおばさんにとっては、1話だけで既に変な涙が出る……。そこだけ無料だったAT-XとBS11で2回見てしまってる時点でどうかしてる。うわあん。

 ウテナはTVシリーズ全部の上に、劇場版は映画館でリアルタイムに金払って見てたりします。劇場版パンフレットまだ持ってる(ケータイで撮ってみた。表紙とか中身とか)。というか、震災で停電していた時、やることないので、床中にぶちまけられた本棚の中身から拾ったこれを懐中電灯でぼんやり見ながら過ごしていたりしたですよつい4ケ月前のあの夜に。

 ウテナ当時はこの映像作家なんなんだ、と呆然としていたのですが、今見ると違和感ないのもなんだかなあ。幾原さんはいろいろと早過ぎた人だったのかもですね。やっと追いついた、のかも知れない。
 (しかし、どうして必ず近親相姦が入るんでしょうね。……たまたまデスカ?)

 完結したら追記の形でまた何か書こうと思います。
 あ、あと、個人的には、メイン3人の声優さんのハマり方がステキと思ったであります。声優さん個人のファンというわけではなくてな。ハマり方が。
 てゆーかジャイアンの人なのか! すげえ。スゴ過ぎる。今ググってちょっとびっくりした(笑)。というか、声優ってこーじゃなきゃいかんよナ。うん。役柄によって別人にならないとナ。

2011.1.5追記
 参りました。完敗。こーいうアニメはまだ日本でしか作れないんとちゃうかー、という世界に仕上がってましたですね。
 解釈とかそういうのは置いておこう。演出は感性的で適当みたいな気がするから。
 それにしてもひやひやです。ひやひや。あの宗教団体の事件を彷彿とさせるようなことを持って来られた時には、最後まで放送出来るのか、大丈夫なのかと心配したのです。最近、本当にちょっとしたことで、ありもしない世論を感じ取るセンサーが鋭過ぎる方々が多いようなので。
 無事に放送しちゃいましたね。出頭した某容疑者の件が端的に示しているように、あの事件は既に日本人の中でここまで風化してしまっていたせいなのか。うーん。
 この世界観はもしかしてあの当時から既に幾原さんの中にはあったのかな。だからこの長い年月沈黙せざるを得なかったんだろうか。もしかして。風化しないと、作れなかった世界だったのかなぁ。
 あと、全体的にダウナーでしたですね。というか前半の苹果ちゃんパートがあまりに(今振り返ると)アッパー回過ぎて、ちょっとバランスが悪かったよーな。ウテナは割と、最後までスパイスのような笑いも混じりつつ進んでったような感じがあったのです。ここまでダウナー進行ぶっちぎりじゃなかったような気がした。うっすらな記憶によればですけれども。
 眞悧さんちょっと可哀想でしたね。あそこまで解説キャラになってしまうとは(笑)。やだなぁもう。でも彼が解説キャラにならなかったらゼロ年代以降の実況世代にはもしかしてついて来られなかったのかも知れないけど。
 しかし苹果ちゃんすげーな。結局最後は彼女が救うのか。あと、近親相姦じゃなかったですねごめんなさい。いやそれは見てみないと判らなかった部分ではありますが。
 解釈を拒絶する涙が何故かほろほろ流れてしまうラストだった。ああもう。自分で言うのも何ですがこの涙の意味は謎だチクショー。

 さてここから下はただの妄想。忙しい人は回れ右。

 物語の中で(果物の)リンゴが象徴するのは愛よりも寧ろ呪いみたいな気がしていた。
 というか、本当に「出発点」が眞悧なのか、っていうのがそもそも疑問で。想像でしかないけど、桃果は多分、ゆりの件以前からの運命の乗り換えをやっていた。少なくともその効果と対価を知り尽くす程度には。ただ、それはどう考えても世界にとっちゃ「歪み」な訳で、ティーンにも至っていなかった桃果が考える「より良い世界」が、本当に誰に対しても公平に良い世界である訳はないんだよな。とすると、なんつーか、もしかして眞悧があんなことまでし(ようとし)て「世界」の破壊を望まないとならなかったのは、桃果という少女が、小さい乗り換えで積み重ねた歪みを一掃するにはそうするしかなかったせい、なのかなと。
 世界をあるべき姿に引き戻すためのヒーローだったのかも知れない。彼は。だから何度でも世界を「歪ませる」ことが出来る呪文がある限り彼は勝てない。
 あの呪文、言葉単体だけで効くようなチャチなものじゃないと思いたいので(笑)、前半のストーカー苹果ちゃんワールドは多分、日記と彼女に何らかの関係性を生むために必要な部分だったのかなと想像してます。その上で唱えないと多分効かない、みたいな。だから結局冠葉でも晶馬でもだめだったんだぜきっと。てへ。
 結局その歪みはいずれ誰かが矯正しなきゃならないんだろう。と思う。呪いは続く。彼らの中で渡される(果物の)リンゴは、その歪みを背負うってことなのかも知れないって何となく。冠葉・晶馬・苹果ちゃんの3人がかりでどうにか1つのリンゴ(呪い)を食べることは出来たんだけど、結局ダブルHはトリプルHにならないし、剣山・千江美夫妻も帰って来ないし。

 ネットをちらって見てたら銀河鉄道の夜説を見つけておおおーと思ったし、えーと、愛の象徴説も綺麗で良いなぁという感じ。ただ、うーん、世界が誰か1人の都合がいいように改変され続ける(被害はあるとしても)、というのは、それはそれで、私の中では落ち着かないのですよね……何となく。そんな「魔法」が世界のバランスを崩すものでしかない気がする。という意味では。私は多分、あの世界の中にいたら眞悧サイドなのかも知れないと。

固定リンク / 2011.7.16


auの策がいろいろと貧乏性だ

 だがそこがいい。
 ドコモのやることは金持ち発想だなあ、と常日頃考えていたりしたのです。

 ドコモがmovaからFOMAに方式を変えた時も、ユーザー側は端末ごと買い替えねばなりませんでしたが、auはCDMA 1XからCDMA WINに変わった時は端末の買い替えが必要ありませんでしたですね。
 ただ1Xはもう終わっちゃいますけど、それでも、ドコモがmova→FOMAで激変していたのを横目で見ていたので(※当時は代理店勤務だった)、1X→WINの断絶のなさは結構凄いなあとは思っていました。
 で、ドコモは今LTE(クロッシィ)押しで来ていますが、auのLTEはまだもうちょっと先のようです。
 で、そこまでのつなぎで出して来た策がEV-DO Advancedau Wi-Fi spotなわけで、これもやっぱり、新しい端末に買い替えとかは全然必要のない話だったりする。
 au Wi-Fi spotに至っては、大容量データ通信するヤツは3G回線やめろ宣言なわけで、キャリアとしては自己否定じゃんそれ。
 EV-DO Advancedも結局、混んでる道路に別な迂回路作るってのに近いし。ただ、コストパフォーマンス的にどうなんでしょうねこれ。あくまでLTEまでと考えるとなあ。そりゃまあ、他の方法よりは安いんだろうけど。

 ただね。なんかそういう貧乏くささが愛おしいです。別にauの回し者じゃないんだけど。Wi-Fi含めて、今ある技術で、今ある端末を変に殺さないで、最大限何とかしようみたいな涙ぐましさを感じます。超かわゆいです。ドコモは規格変えまくってそのたびにユーザーに新端末購入を平然と迫るキャリア、というイメージが。あくまでイメージですが(笑)。

 Wi-Fiの活用はドコモも以前から公衆無線LANサービスをいろいろやっていますが、いずれも別途契約/別料金が必要だったりします。それに比べたら、料金プランでIS選んでいる人だけとはいえ、au Wi-Fi spotは無料なのが凄過ぎる(現時点では田舎では全然ご利益ないけど)。
 ドコモの公衆無線LANは契約さえすれば非ドコモユーザーでも使えるので(高いけどね…)、その点ではau Wi-Fi spotの制約はものすごくきついです。が、多分、auとしてそれを(非auには有料でも解放)しないのは、自前基地局の混雑対策のため、というのが本音だから、なんだろうなー、と思ったりするわけで。
 他事業者ローミングもしているのにローミング料金も取らない辺りが(ドコモのサービスは取る)、au必死過ぎて可愛い(※褒めてます)。
 ただ欠点もあって、3GとWi-Fiをツールで自動切換えしちゃうらしいのが…。私みたいに、どっちを使うかを意識的に選びたい人間にはちょっと邪魔かもしれん。IS06みたいに、Wi-Fi接続がすぐにスネちゃう端末はますます(再起動で復活しますけれども)。3G遅過ぎて既にイヤで仕方ないです…。

 個人的には、田んぼや山野が何処までも続く系の田舎は3Gじゃないとどうしようもないけど、ビルや家が立ち並んでいる区域では、全ての建物がWi-Fi AP立てちゃえばいいのになぁなんて考えなくもないです。ハンドオーバー出来ないから完全に移動通信の代わりにはなれないですが、止まっている限りは、ちっちゃいエリアでいいから、無数のAPがあって、何処に留まっていてもそれなりに電波捕まえられたらなーと。3G回線の開発競争もいいのですけれど、Wi-Fiという「枯れた」技術を目いっぱい使っちゃうのも悪くないと思うのですけれどね。
 モバイルは、以前は移動するのが前提の端末でしたが、今では自宅でPC代わりに使ったりする、移動しない使い方の層も確実に厚くなって来ているわけですし。タブレットなんかますますそうでしょう。
 Wi-Fiによる公衆無線LANサービスが始まってもうかなり経ちますが、それにしても田舎にはなかなか広がりませんですね。いろんなサービス見てみても、未だにネカフェとマクドナルドとスターバックスくらいしか出て来ない。FONは別として(というかFONはマップが全くアテにならないしな…)。FREESPOTは宿泊施設中心だし。
 田舎はまだまだこれからですなあ。
 そういう意味では、自前基地局代わりという本音が透けて見えるau Wi-Fi spotは結構期待しちゃってるんですけどねー。

 (……あ、基本的に素人の言ってることなのでいろいろ間違ってたらごめんなさいですよ。)

固定リンク / 2011.7.9


とりあえず落ち着いた気がします(?)

 IS06、一週間いろいろいじり回した。ああもう本当にガラケー捨てたいなーチクショウ。

 root化とかはするつもりはないので、まったり普通に使ってます。
 あまりごちゃごちゃ入れないようにしようと思ったのに、結局いろいろ入れてもーた。うーむ。まあしょうがない。

 中に入れたもの。

●Flash Player
 まあ必須だわな。

●QuickMark
 これはショップで買った時に店員さんが入れてくれた。バーコードリーダー。

●Antivirus Free
 気休め。

●Calendar & Launcher
 画面に3ケ月分のカレンダーが出て、ダブルタップに好きなアプリを割り当てられる。超便利。

●Andoll
 カヤックさんが出してるデスクトップマスコット。ドロイド君が画面に常駐していろいろ呟いてくれるやつです。
 というか、こういうの好きなのはむしろ女子の方では。「ヒゲが当たる」を始めとする、性差のある類のことはあまり呟いて欲しくないかも。というか、そもそも電話として使ったこと、ないですけどねー。
 RSSなど、登録していると更新チェックとかもしてくれます。が、チェック系はあまり使っておらず。外出先のWi-Fiで変な野良AP掴みそうになった時は重宝してはいますが、おおむね、役立たずです。いや本当は便利機能いろいろなんですけど、私は、全部切ってるので。
 ドロイド君かわいいデス。別に、役に立てたくて入れてるわけじゃないデス。

●青空読手
 青空文庫読書アプリ。動作確認兼ねて真っ先にダウンロードしたのがドグラマグラだったりする。

●jota text editor
 エデター。

●アストロファイルマネージャー
 まあ消したりするのに必要なので。ファイルビュアーという意味でも便利かも。

 カレンダーはCalendar & LauncherのダブルタップにPantechプランナーを割り当ててます。何故かと言うとgoogleカレンダーと同期しないからだ。Wi-Fiメインだしオフラインの時間の方が長いので、自動同期系は全てOFFにしてあるのさー。
 あと、スケジュール管理気にするほどの予定があるわけでもないというのもあるしね。祝日が赤い月カレンダーが見られればあまり不便はないであります。
 実は紙のシステム手帳持ち歩き派。震災以降、紙の信頼度が上がっちゃってることは間違いないです。やっぱりこの手のものは紙(というか物理メディア)の方が強いデス。電気なくなると、ねえ……。

 現在、ホーム画面常駐なのは、
・Calendar & Launcher
・アストロファイルマネージャー
・Andoll
・標準の設定アイコン
 だけでーす。

 外側。
 ray-outのラバーコーティング・シェルジャケットです。
 IS06のストラップ穴は、あるにはあるけどものすごく通しにくくて、割と気分でストラップをちまちま変える自分にはちょっと辛かった。……ので、半分はストラップ交換を楽にするためのジャケット選択でございました。あまり重くない感じで。

 さて、しばらくこれで行きまーす。

2011.9.1追記
 標準ブラウザはスタートページ(起動直後のページ)をブランクにすることが出来ないことで悩んでいる人がいるっぽい。
 googleでそれっぽいの探しても出て来ないのはなんでだろう…。あまりに単純過ぎるから却って誰も書かないのか。そうかも。
 私は、SDカードの中に、「blank」と表示するだけの超単純htmlファイルを置いて、そいつをスタートページに設定しています。
 何が何でも真っ白にしたいというより、起動直後に必ずネット接続しに行くのがうざい、というというニーズであれば、これで充分じゃございません? だめ?
 ちなみに、設定時は自分でファイルパス直接打たないといけませんが、最初の1回だけだしがんばりましょうなのですよ。
 ちなみに、開発者ならお馴染みですが、androidのSDカードパスは、
  /mnt/sdcard/
  /sdcard/

 のどちらかみたいです。なので、SDカードルートに「blank.html」でファイルを置いたら、スタートページエリアに
  file://mnt/sdcard/blank.html
  file://sdcard/blank.html

のどっちかを書いてあげればOKなのです。

固定リンク / 2011.7.2


結局IS06(SIRIUSα)にしたであります

 今のガラケーとSIM差し替えで使えないのだったね。EVOは。気づいて良かったのです。
 店員さんが研修中の名札つけていたのですが、何回も先輩に質問しに行っていたであります。変な客に当たっちゃって大変でしたねえ。しかも今後の仕事に役に立ちそうもない感じの。すみません……。

 フリック入力まだ慣れませんが、いわゆるケータイ打ち(?)も出来るのでまあそれで凌いでます。いずれはすらすらフリック出来るようになりたいなあ。
 これからいろいろアプリを選んで行かねばなりませんね。
 とりあえずFlashと、jota text editorは入れた。何が何でもテキストエディタだけはないと始まらないので。次にやったことはホームアブリからのアイコン削除。adwはどうしようかな。Pantechの元々のホームアプリも横スライドだし、今のところ不便はないです。Windows3.1くらいの頃はPCでもランチャーマニアだったことがあるので、そのうち変えるかもしれないけど。
 で、GREEとかモバゲとかのスマフォ移行手続きをやってIS06から入れるようにしておきました。もちろんWiFiで。これで、家の中にして無線LANもあるのに3Gという無駄状態からやっと解放されてちょっと嬉しい。GREEもモバゲもソーシャルゲームちらっとやっている程度なのですけれどね。
 買った次の瞬間から、SIMは抜きっぱなしです。3G回線使うつもりはしばらくなし。
 月額380円とかの、プロバイダが仲介している公衆無線LANサービスを検討中。職場近辺で掴める波があれば即決なんだけどな。月曜日に確認してみよう。

 しばらく遊ぶつもりです。
 慣れて来たらe850の嫁入り先を探してみよう。さすがに今さら現役で使いたいという人はいないだろうから、ガジェット好きな人のおもちゃになるか展示される(笑)か、くらいだとは思うのですけれどねー。

2011.6.30追記
 職場近辺では掴める波が見つからず。残念。昼間は使おうとするとやっぱり3Gしかなさそう。これだから田舎はなあ。まあ覚悟はしてたけど。au Wi-Fi spotも始まったけど、当然のようにかすりもしない。
 とゆーかね。既にガラケー捨てたいです。ああもうやだ。ガラケーやだー!! でもガラケーしか対応してないものがいろいろあって捨てられない。ぎぁぁぁぁ。IS061本にしたいよぉぉぉぉ。

固定リンク / 2011.6.25


そろそろスマフォ

 未だにe850が現役だったりするIT老人な自分ですが、いろいろとやりにくくなって来たのでこの際スマフォかなあと考えていたり。
 携帯電話として、ではなくて、PDAの代替なので、最近のガラケー色に染まって行くスマフォを見ているのはちょっと苦々しいです(苦笑)。スマフォというものが初めて登場した頃にも書いたことだけどね。
 ただ、今の流れでは仕方ないのかなあと思ったり。あくまで携帯電話であるというのが前提ですからねえ。今のスマフォは。
 当時は、携帯電話というより、通信メインで通話も出来る機械、という立ち位置だったと思う。そして、自分の頭の中のスマートフォンってやつも、その印象からあまり動いていなかったりする。
 何故ここまでケータイデンワであろうとするのよ、と。
 電話の世界はフィーチャーフォンに任せて、スマートフォンはもっとPC側に寄ってもいいんじゃないのかなあなんて。あの時、PDAに対して言ってたことと変わらない。我ながら進歩がなくてスミマセン。

 普段はほぼWiFiで、災害等でWiFiが死んだ時に3Gを使う、みたいな感じを想定してて、今はhtc EVOかSIRIUSαかでちょっと揺れてます。何故その2台なのかって、要するにガラケー機能がないやつってことです。ガラケー機能に歪まされてメインの動作が遅くなるなんてのは、私の使い方からすると本末転倒でありますからして。
 本当はandroid2.3機種にしたい気持ちもあるけれども。まあ枯れてるってことで2.2でもいいのかななんて。今の状況だと、Flashなしはちょっと考えられないから2.1までは戻りたくない。てゆーか、iOSがFlashに積極的じゃないのは何故なんだろう。ガジェットは割と何でも面白がる方なんだけど、iPhoneは全く食指が動かんのですよね……。

 店頭でフラフラと両方触る機会が増えてます。もちろんホットモックで。EVOは重いよねえ……。あれは片手難しい(出来ないことはないけど)。でも、キビキビ感は体感ではEVOに軍配かも知れないと思います。触ったモックにPDFの災害道路情報とか入ってて、地図つきだから画像テンコ盛なわけですが、予想したほどカクカクしない。すんなり。ちょっときゅんとした。
 ただ、タッチパネルの反応はよろしくない。何このバカな子は、と思いました。思った通りに動かねーこと動かねーこと……ただ、タッチ角度調整みたいなことは多分可能なはずだから(大昔のe850でさえあるんだし)、片手向きチューンにすると違うのかなとは思います。展示品だし、多分正面チューンだったのだなアレは。
 CPUの数字だけ見てると夏モデルにしたくなるんだけど(←これだからスペックヲタは)、でもガラケー機能はだいぶ足引っ張るみたいだしなあ。うーん。数字よりも体感だとは思うけど、数字を見てると「やれば出来る子」みたいな気がして妙に惹かれてしまうのだなあ(←これだからスペックヲタは)。
 迷い中。
 ちょっと前に書いたけどINFOBARハァハァでもあるので、INFOBARスマフォもね……かなりクラクラするんですけどね……でもなー。ガラケー機能いらねー。ホントいらねー。それがなあ……。

固定リンク / 2011.6.18


オルフェの方舟 / 上遠野浩平

 うお、なんすかこの原点回帰は。
 久々に主役大活躍ですね。
 元々ブギーポップが持っていた空気を久し振りに吸った、という感じがしてます。

 でもやっぱり終わりに近づいてる感はすごくするなあ。竹田くんは別格として、ブギー=宮下をここまで簡単に看破しちゃった子は初めてのような気が。
 あと蒼井くん大活躍になってしまうのですね、これからは。やっぱり第二章突入なんでしょうか。謎の組織は謎の組織のままで終わるのがセカイ系だと思っていたのですが、統和機構の姿が小出しとはいえ洩れ出しているみたいな気がして来ましたね。そろそろ謎が謎ではなくなるのかしら。
 ただMPLSも世界の敵も、決して終わりというものが見える事象ではないから、続けられるって言えば続けられるんだけどねー。

 それにしても六嶺さんの設定はここで殺すにはもったいないよーな気がしたんだけどなあ。誰かが引き継ぐ(貞夫くん?)のかなと思ってたら呆気なく舞台から降りてしまうし。えええー。クレイムクラブって使い捨てなのか…。モチーフとしては面白いと思ったんだけど。
 敵か味方か、みたいなはっきりした関係ではなく、敵であろうと自分に益があるなら利用するって、いい発想だと思ったんだけどね。

固定リンク / 2011.6.11


IWGP

 たまーに思い出したように池袋ウェストゲートパークシリーズを追いかけております。やっと非正規レジスタンスまで来たところ。

 ええと、ごめんなさい、石田さんはアキバ系を書いて欲しくないをそろそろ撤回してもいいかも知れない。この手のシリーズもので、後になればなるほどどんどん良く感じるようになって来るって珍しいなあ。非正規レジスタンスは久々に来ました。なんかだんだん、いい意味でザラザラして来た気がする。崇と誠があまりにスーパーマン過ぎるのはまあ仕方ないとして。
 で、別の形の映像化を見てみたくて見てみたくてしょーがなくなってます。

 と言いますか。
 宮藤官九郎さんも堤幸彦さんも、素材にぴったりハマってると物凄く面白い作家さんだと思うのですが、ことIWGPについては、ああいう形で映像化されてしまったことはちょっぴり残念に思う部分も、あるのです。というか当時、正直ほとんど見てられなかったりしたわけですが。違和感過ぎて。
 奥田英朗さんと並んで、なんというか、メディアミックスにあまり恵まれていない原作者のような気がしないでもないです。

 ちょっと賑やか過ぎましたよね……ドラマ版IWGP。
 特に最近、若者サブカルチャーというよりマイノリティ社会問題に突っ込むストーリーが増えて来てるから、続きが映像化されるとしてもあのノリはもう勘弁して欲しい、という気持ちなのです。
 えーと、重ねて言っちゃいますけど、宮藤さんのせいでも堤さんのせいでもないです。あえて言うならIWGPに彼らをアサインしたプロデューサーのセンスと私の感性が合いませんでした、てことですかね。食べ合わせが悪いんす。私にとっては。

 もうちょっとヘビィセンスな映像チームに撮らせて欲しいなあ。ちゃんとクラシックの曲も使って、というか重要視して。もう少しドキュメンタリィタッチな撮り方とかされると結構、軽いけどシリアス、判り易く重たい、というような感じの映像にならないかな。
 そういうIWGPを見てみたいなあと。

 反自殺クラブ、灰色のピーターパン、要町テレフォンマン、詐欺師のヴィーナス、あと(単行本の)非正規レジスタンスは4本とも、映像で見てみたいと思う。本当に。
 (単行本の)反自殺クラブあたりから、私の頭の中で、真島誠は忍成修吾さんで動いてます。必要以上のことはあまり喋らない、ちょい寡黙気味の誠。物語では語り手だからよく「喋って」いるように感じるけど、原作にもう少し忠実に映像化すると、誠はあまり口開いてないと思うんですよ。必要以上のことは言わない。と私は思うなあ。

固定リンク / 2011.6.4


編成責任者がきっと猫マニア

 某ローカル地上波放送局。異様に猫番組多い。
 ちょっと前まで「くるねこ(1期)」「ねこばん」「ネコナデ」が同時に放送してて、こないだ「ネコナデ」が終わったと思ったら、次に来たのが「ねこタクシー」だった。そんなわけで今は「くるねこ(1期)」「ねこばん」「ねこタクシー」3本立てである。
 しかも「ネコナデ」「ねこタクシー」は1週間に2本とかやるし。「くるねこ」に至っては、いったい週に何本流してるやら数えたことがないけど、週3くらいは普通に番組表に出て来ている気がする。しかも時間バラバラ神出鬼没。そんなトコまで猫っぽくしなくったって。
 どんだけ猫好きやねん。
 いやまあ、そんな私も、猫好きだから「ネコ」で番組表を検索しちゃったりして気づいたんですけどね。ええ。そりゃもう。

 しかし、震災後に突然猫成分が増えちゃったのはどういうわけだろう。これも1つのテレビの使命だと思ったのかしら。手っ取り早い癒し、みたいな。
 番組本体もだけど、当然ながら、提供企業がペット関係であることが多くて、そのCMに登場する猫たちもまた癒されます。猫好きはCMを飛ばすことすらも出来ない(ほぼ録画組)。
 いやまあ、嬉しいのですけれどもね。地上波で動物メイン番組といえば、こっちで放送しているのは志村動物園と(数ケ月遅れの)ポチたまくらいで、両方とも、犬猫で比較すると犬成分の方が多いし(あ、でも和犬は好きです割に。柴も、秋田や北海道や甲斐なんかの地名犬も)。
 飼えない猫好きはありがたく拝見していますが、一気に大放出されてしまうのは何だかもったいないような気もするの。資産が多いのは嬉しいけど、ちょっとずつ小出しにして、長く楽しませていただいても良かった気がします。

追記 : 番組サイト軒並みなくなっていたのでリンク削除。

固定リンク / 2011.5.28


沙粧妙子リターンズ

 もうだいぶ前のことになっちゃって申し訳ないすけど、DVD、出ましたねえ。本当に、関係者の執念の賜物と言うべきか。当時を知らない方でも、まあ、連続殺人者香取慎吾だけでも見る価値あるかもよ。というのはアオリ文句と言いますか。しかし中居くんもだけど。SMAPの人たちは知的犯罪者やるとカッコいいなあ。某木村さんは除いて(あの人は何をやっても木村さんなんだよな。役柄のキャラクターに全く染まれない人に見える。使う方も見る方もそれを期待してるんでしょうから、需要と供給は一致してるし、本人も「そう振る舞ってる」だけかも知れませんけれども)。
 あ、あと私が柏原崇という俳優にやられちゃったきっかけの1つでもあります(かつてこの辺とかこの辺とかでちらちらと名前は出てますが)。と言っても出てりゃ何でもいいわけじゃないですけどねっ。
 ちょい前、デスノ実写の時藤原くんじゃ違和感だと書いてましたが、年齢を無視していいなら私の中で月は柏原崇さん一択なんだなっ。
 ……我ながらキモイので三次元萌えはこのくらいにしときます。

 あの頃あたりの飯田譲治さんのストーリーテリングは元々大好物で(Night Headも)、一時期は私にしてはかなり珍しい脚本家買いというか、この人が書いてるなら見てみたいかもという気持ちにさせられた方でもありました。人の悪意とか、犯罪心理とか、そういうものに対して興味津々なお年頃でもあったからなのかも知れません。
 今見ても古びないとかいう感想をちらほら見かけますけど、それはまぁ当時見ていた人の意見ですよね。最近のドラマを見慣れた人であればまた感想は違うんじゃないのかなあ。

 Twitterで飯田さんが裏話をツイートして話題になっていましたけど、脚本段階では沙粧が「声を張る」イメージの女性だったというのはなんとなく納得。セリフの言葉面は割と元気がいい感じは確かにしていました。当時から、沙粧の役作りがあまりに「病的」に過ぎることは実は微妙に引っかかってはいました。もう判らないことですが、浅野さん側の思惑(トレンディ女優なんて持ち上げられて、似たような役柄ばかりが来ることに対する嫌悪というか)があったんじゃないかなあなんて少し。穿ち過ぎってヤツかしら。
 でもあの頃、というか今もですけれど、主人公サイドがあそこまで病的なキャラクターというのはなかなかいなかったから非常に面白かったことだけは確かです。

 飯田さんがサイトの日記やツイートでぼやいていましたが、確かに、最近のドラマは「保身」に走り過ぎている感がありますね。テレビ放送というのが、時間を埋めて(カネのある事務所の)タレントを露出するためのルーティン・ワークになってないかなと。視聴者批判を必要以上に怖がってても仕方ないと思うんだけど、ま、テレビ産業の「客」は視聴者じゃなくてスポンサーだから仕方ないのかな。というか、異常さとかエキセントリックさとかは、今の日本では、アニメの方が既にお家芸なのかもね…。

固定リンク / 2011.5.21


FireFox 4.01を入れてみた

 このPC買って入れた時からプラグイン系は何も入れていないまっさらなので、速くなったとおっしゃるんでしたらその効果が体感出来るかなぁと思っていたのですが。
 ぶっちゃけ、あまり変わりません……。というかむしろ起動は遅くなった……。

 元々3.6系の頃から、動作がそんなに遅いという不満がなかったのですよね。よくChromeが早いと言われてたので入れてみたのですが、火狐に比べて特別に速いという気がしなかった(ので、今もメインは火狐さんのまま)。

 まあ、つまり、64bit Win7はそもそもOS側の動作そのものが早いんだろう。きっと。アプリケーション側のちまちました高速化なんて意味がなくなる程度には。
 32bit OSから64bit OSになった時、すげー爆速! って衝撃を受けたのですが、あの衝撃ほどには速くなってないなーという印象。
 なんとなくですが、今、ブラウザの描画スピードのネックって、ブラウザ自体の動作というより、回線スピードとJavaScriptエンジンなんじゃないのかしら。違うのかしらん。だから、なんかとんでもなく凝ったことをしているページとか、HTML5.0バリバリじゃないと早さは実感出来ないのかも知れない。逆に言うと、私が日常的に見ているサイトはそんな重いことしているページがそもそもないし、回線は未だADSLだし、今回のスピードアップはあまり恩恵がない、ということなのかも。

 ツールバー系がデフォルトでは何もなくなっちゃって、アプリケーション描画領域が広がったのは単純に嬉しいであります。というか、どんなアプリでも、極力描画領域を広げる方向にカスタマイズして使うので(MS系アプリのリボンインターフェイスは大嫌いです…。ペイントとかのOS付属ツールが全部アレなのはホント勘弁して欲しい)、カスタマイズの手間が省けた、という感じか。どっちにしてもあまり有難みはない。

 唯一の影響は、Flashのページ見てるとディスプレイドライバがよくコケるようになりました(涙)。
 ああ私のPCにもついに来てしまったのか…そりゃNVIDIA GeForce GT 220ですけどね…まさかFireFoxが引き金とは。やれやれ。
 ディスプレイドライバのアップデートはちょっと覚悟が要るので考え中。NVIDIAのサイトから最新版を落としては来たんだけど。そんなに頻繁でもない(1日1回くらい)しなあ…。うーん。

2011.5.28追記
 ディスプレイドライバ、今年4月の最新版入れました。今のところ、超安定してます。てかドライバで解決して良かったのです…。

固定リンク / 2011.5.14


ガンバッペ魂(旧ゲラゲラ60)

 私は関東圏ではないので、radikoはエリア外だと弾かれて聞くことは出来ないです。震災特例の一時期だけ、サイトの本当の(?)トップページを見られました。
 ただ、この辺、ニッポン放送・文化放送・TBSラジオなど、自力でアンテナをどうにかして「普通に」受信しようと頑張ることは、出来る地域でもあります。もちろん深夜に限られますが。中学生の時に私自身もトライしたことあります。
 なので。正直、radikoのやっている地域制限という施策はよく判らないものだったり。まあ、無制限にネットで流してしまうと海外も対象になっちゃうから、何らかの制限はあってもいいのかなと思いますが、問題が送信可能化権の話なんだったら、少なくともこの辺は地域制限される謂れはないんだけどな。だって通常電波でも聞こえるのにさ。深夜だけだけど。

 なんてことを書いてるのは。逆もまた真なのだ、ということを思い知らされた番組があったからです。

 TBC東北放送ラジオでやっている「お笑い地賛地笑バラエティ ガンバッペ魂」という番組があります。URLがこんななのは、震災前は「ゲラゲラ60」というタイトルだったから。
 で、金曜日21時からだったのですが(震災後は月曜1時と18時に変更)、会社帰りの通勤中に偶然ラジオを合わせたら聞こえて来た、というような出会いで、聞ける時間があればなんとなく流していました。
 内容は、簡単に言ってしまえば読者投稿による大喜利。テーマが毎週出されて、メールで答えを受け付けて、面白いものが採用されて読まれる、という形です。
 ローカル番組(今は宮城と岩手)です。が、日曜深夜25時(月曜1時)という時間帯にもやっているので、関東圏からも投稿があったんですよね。
 で、日曜25時って機器点検とかでさっくり放送中止になりがちな時間なので、関東圏メンバーはよく頭を抱えていたようです。

 逆パターンもありなんだ、とちょっと新鮮だったのを覚えています。
 東北の人間がトーキョーの放送を何とかして受信しようと頑張っちゃってるように、関東圏の人が東北の放送を必死で受信しようとする、というパターンもあるんだ、ということに気づかされた。

 ところで。この番組ちょっといろいろ変わっています。
 まず、民放ラジオ番組なんですが、番組中に1度もCMが入りません。
 どういう契約になっているのか素人にはよく判りませんが、最後にスタジオSTJという会社のコールが入ってたので、もしかしてここの一社提供なのかも知れません。その割に全くCMはやっていませんけれども。あ、あと芸能プロダクションのティーライズ絡みのイベント告知とかも結構やってましたが、やっぱりCMではないです。まあティーライズ所属の芸人さんとかもよく出てたんですけれども。
 そして。放送直後にほぼ番組そのままをUstreamで公開しちゃってるんですよね(ちなみに旧番組時代の動画もこっちにまだ残ってます。番組の本来の雰囲気を知るにはこっちの方がいいかも)。
 ラジオ番組なのに映像つきで公開してるし。本放送より豪華じゃないですか(笑)。
 日曜25時が中止になると泣くしかなかった関東圏メンバーは今はUstreamに流れているようです。まあ当然ですな。
 この手の投稿参加型番組は、その結果が確認出来る手段が確保されているのは何気に大切ですね。なんとなく、そう思います。というか、Ustreamがあると、別に地域に限らなくても良くなっちゃうので、「地賛地笑バラエティ」がちょっと嘘になっちゃうのかも知れない。
 あ、ちなみに私は投稿はしていないす。本放送にせよUstreamにせよ、通勤中とか作業中とかに聞き流してることが多いので。

 今、ラジオ番組は割と、期間限定ですが、放送後に一定期間放送を聞けるようにしているのが多くなって来ました。私はリトルチャロについては、夜の放送に間に合わない時はストリームにお世話になっていたりしてました。あ、この4月からは23時になったので、リアルタイムで聴けることが多いですが。
 でも、当然ながら、そういう事後ストリームは音声onlyなわけで。収録光景を映像込みで流しているっていうのはちょっと珍しい気がします。なんかフリーダム過ぎる気もする。大丈夫なんでしょうか。
 テレビはその辺かなりガッチガチなのに、ラジオっていうメディアはいろいろ緩い。そこがまあ、いいところなんですけれども。

 しかし。
 震災後の時間だと、可能ならリアルタイム組だった私もUstream組になるしかなく。この時間だと普通に無理だしなあ。Ustreamは音楽や効果音が全部カットなので、お題によっては音がないとそもそもよく判らないってのも多いのに。うーん、まあ、音楽については、著作権うるさいから仕方ないのかも知れないけど、お題が擬音系だった時はせめてどうにかならないすかね。ustを本放送の補完だけで終わらせる必要なんかないと思うんだがなあ。いいじゃん、全国ネットの一種だと思えばさ。ダメなんすかね。
 まあ、期間限定でTBCラジオがradikoに乗ることにはなったのですが。でもこの時間だと社会人はどっちにしても無理。関東組で時間が合う方はこの機会に放送バージョンも試せるのはいいことですけどね。

2011.5.14追記
 …と思ったらUstreamパスワードかかっちゃった。あらら。何このタイミング(笑)。番組を聴いてない人には公開しないポリシーになったのかしら。リアルタイムで聴けない組の救済策としての側面もあると思ってたのに。番組聴いてない人にはパスワードが判らないんだとしたら、意味ないなあ。深夜1時は寝てるし、18時は仕事中だし。

2011.5.21追記
 …と思ったらまた全公開に戻ってた。えー(苦笑)。何だったのか説明して欲しいなあ…。

追記 : サイトがなくっている番組のリンク削除・URL変更に対応しました。

固定リンク / 2011.5.7


まどマギ

 ふむ。てっきりシャフトがまたスケジュールを守れなかっただけかと思ってたのですが(←偏見)、あの「避難所シーン」があったから自粛に回っちゃったのかしら。
 東北、どの放送局でもリアルタイムで流してないんだから、少なくとも被災地では誰も文句を言いようがないのだし、ちょっと過剰反応のような気も…しないでもない…かな。まあ、不謹慎マニア(?)の人たちの餌食になりそうっていうので安全を取った、ってことなのかしら。
 あ、でも、私自身はネット配信でしか見ていないので、スケジュールが遅れてくれたのはとてもありがたいことでした。この時期だったら何とか、落ち着いて見られるし。

 というわけで。
 アニメ文法に慣れていてゲーム文法に慣れていない人にとっては結構衝撃だったのかも知れない、けど、シナリオ自体は私は…すげぇゲームっぽい!! と思いました。こういうのある。うん。非常にゲームっぽい。いやシナリオライターさんがそっちの畑の人なんだから当たり前っちゃー当たり前なんだけれども。
 ただ、ゲーム畑の人だから、という意識で見てしまうせいなのか、これ、ものすごいバッドエンドに見えるのは気のせいか…。後で、ちょっと続きを妄想してしまっているので、暇な人は付き合って下さい(笑)。
 その前に。

 最終話まで見て、まどマギの勝利の鍵はキャラデザ(とのギャップ)だったんじゃないかとなんとなく。うめさんのキャラデザで魔法少女、というギミックだけで、事前に想像されうるものがどういうものか、というのがまず第一の計算だったのかなあと。
 で、それを裏切るのがシナリオライター虚淵玄さんのお役目、と。

 プロジェクトの中で一番最初に形が決まっていたのがシナリオで、その世界観の描き手としてシャフト+新井チーム(及びイヌカレーさん)が引っ張られて、最後に、その中身を事前情報で裏切らせるためにうめさんが引っ張られた、ような……(笑)。
 うーん、うまく言えないけど、このアニメはギャップとバランスの勝利だと。うん。それに尽きますね。

 もちろん、映像表現は完璧。きゅんきゅんであります。とはいえ、今回、映像については劇団イヌカレーの皆様さんが凄かった、というべきか。
 いずれにしても。
 この作品に関しては、ここがどうもねえ、とあげつらいたくなるマイナスポイントというのがあんまり存在しないのが素敵。
 3話辺りまでだと、どーしても、キャラデザがどうしてこれなんだろうという違和感はずっと消えなかったのですが。それも10話まで来れば、ああそうか、と。人の弱さや呪いや理不尽な狂気なんかが溢れている物語だけど、この絵でやられるとそれが「尖らない」のが狙いなのかも知れないと。心理戦としてかなり異常さや汚さがあれど、全部あの絵のお陰でリアリティがそぎ落とされてファンタジーに昇華されてる感じがして。
 視聴者を騙すためのツールであると同時に、えげつなさに対する中和剤でもあったのだなと。

 あと、ちょっと物語のパーツを色々見てくと、さりげない所で悪意の塊なのもなんか。調べれば調べるほど鬱になる罠。
 特に3話の例のお菓子の魔女さん、シャルロッテの「大好物のチーズだけは自分で作ることができない」とアレから、あの魔女のオリジナルは恐らく……という考察を見つけた時は呆然と。ネタバレOKな人は2chのまとめWiki内各話考察の3話に引用されています。これは最初見た時内心悲鳴が。うわあああ。同じ状況の人じゃないと判らないような伏線。
 ほむらの抱えた悲劇もだけど、魔女1人1人がそれぞれ抱えているものがあって、物語上、それが線として語られることはなくても、「在る」んだなあというのが感じられてどんより。
 それがあったからこそ、あのラストで、自分の周りだけじゃなくて「1人残らず」をまどかが選ぶ理由になるのだなあと。
 (あ、願わくばシャルロッテのオリジナルが救われるシーンはちょっと見たかったかも。なんとなく。個人的には一番衝撃的だったので。)

 このアニメ、キャラに対する萌えが物語と離れた所で1人歩きしていないものもちょっと好感。物語それ自体に対する思いをいろいろ語ってる人が多いのがなんか嬉しい。それをちゃんと「狙って」作ったものだと思うからますます。

 はい、というわけでここから先は暇な人だけどうぞ。

 どうもキュゥべえの立ち位置が中途半端過ぎてもやもやします。因果がまどかに集中していて、まどかがあーいう性格なのは知ってるわけで、必然的に、キュゥべえがやっていることの因果律をぶち壊しに来るかも知れないことくらい、何故想定出来ないのよ、と。
 と思った時。もしかしてこれも想定していた1つの形なのかなあ、とふと。
 彼らにとっては家畜みたいなものだから、どの個体がどういう働きをするかなんてことは実は本当にどーうでもいいこと。魔女システムが魔獣システムにクラスチェンジする程度のことは実は「どうでもいい」ことなのかなと。彼らは多分、辻褄が何らかの形で合ってさえいればいいんだから、魔女が魔獣になろうが、魔法少女が消えようが消えまいが、そんなこたぁいい、のかも知れない。

 あんまり描写されてないけど、まどかはもっとかなり「ぶっ飛んだ」因果律を抱えていると思われるのに、その割に随分妥協しちゃってる気がするんだよね…。ほむらが永遠の檻に閉じ込められていることはやっぱり変わらない訳だし、魔法少女は魔女化しなくても、魔法少女として契約した時点で、いずれ理不尽な「死」を受け容れさせられるのは変わらないし。「死ぬ」時に誰にも迷惑をかけなくなったってだけで。
 もちろん、契約をする時に人智を超えた奇跡を望んでいて、新キュゥべえ(?)はきちんと説明責任を果たした上で契約しているようですけれども。

 続き、というか、これがゲームだったら、杏子ループが発生したら面白いなと思ってました。もちろん、救いたいと願うのはさやか。ほむらループでは魔女化し、魔獣システム配下でもやっぱり「死んでしまう」さやかは、まるで時報だなあと(ひぐらしに於ける富竹ってことですね)。
 で、杏子ループ側でもまどかが何かの理由で因果律をひっくり返し、また別のエントロピー処理システムが立ち上がる。

 ほむらはまどかが別世界の存在になってしまった段階で、もうそれ以上の変化は望まない雰囲気だから、あのままだらだらと思い出を抱えてただ戦い続ける以上のことはしないんだろう。そして杏子がさやかのために足掻いて、何かの結果を出したとしても、やっぱりそこで「止まる」のかも知れない。結局人間って、「個体」に囚われて全体を見ない生き物だから、ほむらはまどかのためにしか動かないし、杏子はさやかのためにしか動かない。でもそれじゃ恐らく根本は変わらないし、キュゥべえたちが望むのはそこじゃないんじゃなかろか、と。

 ゲームだったら、ここで2人のループで得た情報、というかフラグ、を俯瞰できる「プレイヤー」という存在が発生する。プレイヤーはそれぞれのループの情報を、お互いに伝え合えるような媒介者になれる。2つのループは、やがてある地点でフラグが揃って融合し、異層に存在するまどかの力を使って、もっともっと別の「解決」を導くことになるのかも知れない。
 ……そこで活躍するのがマギカちゃんなのかも知れません(笑)。異層にいるまどかのアバターとして世界に降りて来る魔法少女。

 で、実のところキュゥべえは最後の最後で味方になる、という展開が熱いかも。本当は全部、ボクがこんな干渉なんかしなくて済む最善の方法を探すためのステップだったんだよ。とかなんとか。というか、そういう方向のような気がするんだよな。キュゥべえは、本編の中でも、自分のやっていることをわざわざ破壊されに行っている感じがするんだ……。

 そう考えると、この「ゲーム」に於いては、アニメ本編終了時点では、まだ1/4くらいじゃないのかなと。やっと1つ大きなフラグが立った、ってだけ。
 実はキュゥべえたちの「介入」を許した歪みを生み出したのは魔法少女たちが願った奇跡そのもので、そもそもそれがなかったことにするためにはほむらの時間跳躍自体を阻止しなきゃだめ、とかさ。最大の敵は自分。自分の願いが自分を不幸にする。絶望スパイラルが本質。むしろキュゥべえはそれを止めるために来てる、とか。だから、ほむらの願いが世界を不幸にするとしてもそれを止めない。必要なステップだから。

 …………いやまあ、妄想ですから。はい。

固定リンク / 2011.4.30


PHILIPS SHE9700/97

 震災で家は倒れませんでしたが、物損はちょこちょこありました(両親が使ってた37型地デジテレビ、電子レンジ、などなど)。
 中でも。ケーブルや電源コードの類が思う存分破壊れまくっております。切れたものもあり、端子が曲がったり折れたりもあり、一見外傷がなくても中で断線しているのもあり。バラエティ豊かです。ケーブルの壊れ方博物館みたいな状態。
 本体の無事とトレードオフだと考えると、ここで壊れるケーブル類は逆に優秀なのだと思います。丈夫過ぎて本体道連れにされるよりはこの方がずーっといいわけなので。
 そんなわけで。最近は、専らケーブル系の買い直しを主に進めているところです。

 で。ヘッドフォンで初めてPHILIPSを買ってみた。
 以前からKOSSの下品な音(※褒め言葉)が大好物だった私にとっては、この音はちょっとキレイ過ぎるかも。バランスがいいのはその通りなんだけど、良過ぎる感じ。ただ、この価格帯でここまでクリアランスの高い音が出るもんなのかーとちょっと驚き。聴きやすくはある。まだ通勤中に使ってないので、長時間の使用でどうなるか。疲れにくい感じはする。

 最近、ヘタリアのアニメ見てから、なんかKOSSのヘッドフォンが物凄く(キャラとしての)アメリカっぽいような気がしていたりする。雑で荒っぽくて唯我独尊、平均から見ると随分外れている気はするけど、本人は自分が一番と思ってる、そんな感じ(笑)。PHILIPSは別に(キャラとしての)オランダさんっぽくはないです。
 KOSSのこの価格帯は、価格も安いなりにすぐ断線しちゃうのが悩みの種なのですよね。雨で動かなくなるアメリカ車のようだ(※都市伝説)。音は好きなんですけどね。はい。本当に本当に長時間だとぐったりするクセの強い音なのも確かですが。でも好きなんです。はい。
 ただしplug(or spark plug)以外のKOSSの音はそこまで下品でもない気がする。やっぱplugはキョーレツです。発売が1999年だからもう12年目。この手の製品であまりモデルチェンジなく12年も続いている商品は珍しい。それだけ、代替品が存在しない、という証でもあると思う。
 最近、ことヘッドフォンに関しては全く国内メーカー使ってない…。す、すみません。J-POPチューニングなんじゃないだろかという妙な偏見が邪魔してるんです。たぶん。きっと。

固定リンク / 2011.4.23


こだまでしょうか いいえ、誰でも。

 ライフラインが戻ったので、私の被災記録はそろそろ収束させようと思います。もちろん、色んな所に影響は残っているので、完全に日常から震災を追い出すことなんか出来ないのですけれど……ね。てゆーか震度5以上の余震が日課みたいに起こってる。慣れてしまった。恐ろしいことに。震源が何故か南下の一途を辿っているので、関東の方、いろいろ備えて下さい。少しでも東北の被害が参考資料になるとしたら、それは震災の、もの凄く希少なプラスの一面ですから。

 ま、それはそれとして。
 最後に。
 ある公園で見た、震災直後の風景。

 若い青年は真新しいリュックに真新しいジャージ姿。
 年老いた男は恐らくホームレスのような立場なのだろう、かなり年期の入った汚れた服と大きな袋。

 青年は震災前、ホームレスの支援のためのボランティア活動をしていたらしい。
 年老いた男はその時、炊き出しなどを受ける立場で青年と会っていたようだ。

 肩を落とした青年は、この震災で家と仕事を失ってしまったと。

 年老いた男は青年の肩を叩く。
 会えて良かったなあ。何にせよあんたが生きていて良かったよ。
 なぁに、仕事なんて選ばなきゃあるもんさ。
 日雇いの仕事、いつでも紹介するから。必要ならいつでも声をかけなよ。

 青年がどう応えたのかは聞こえなかった。肩を落としたまま公園を出て行った。
 年老いた男はそれがいつもの生活だという感じで、大きな薄汚れた袋を担いで、とぼとぼと公園の中を歩く。

 今、ACの広告で話題になってしまっている金子みすゞの詩が頭に浮かぶ。
 これも、ある種の「こだまでしょうか」。

 余談。
 海沿いに住んで内陸に通勤していた人は、仕事中に家を失って帰れなくなったので、手元のお金で急遽着替えを揃えて(内陸の)避難所に駆け込むしかなく。
 だから、ジャージなどの動きやすい服装で妙にキレイな新品、ってことが多かった。
 職場でも、仕事で使う作業着しか服がない人が、まだいます。

固定リンク / 2011.4.16


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