2002年の年越し」(2002.12.31記)万月堂の桃カステラ
 30日から長崎に小旅行。学生時代の友達に5年ぶりに会って、グラバー邸をぶらぶらして、長崎の夜景を見た。31日には平和公園へ。一時に7万人の死者、目の前の狭い市街地を眺めれば、それがどんなに膨大な数なのか、思い知らされる。

 中華やちゃんぽんやいろいろ食べたけど、一番ビックリしたのは、長崎市愛宕の小さな菓子舗「万月堂」のカステラ。ほとんど売り切れていたから買えたのは「切れ端」と「桃カステラ」。切れ端だけれど、濃い味、「いい卵を使ってる、いい小麦を使っている!」。カステラの底のがさがさとしたザラメも美味しい。

 それよりビックリしたのは、「桃カステラ」。なんて可愛い、15センチぐらいのぼってりとした桃の形。色とりどりに砂糖がけをして桃を描いている。しっとりとした砂糖が口の中でさわーっと溶けてゆき、甘さを抑えたカステラと美味しく交わる。

 31日の夕食は知り合いのふるさと料理屋さんからいただいた「おせち」。おいしかった!


これまでの「美味しかった記」

実家の飯寿司(いずし) 待望の「おせち」 2002年の年越し Jacques(ジャック)のモンブラン
ピラフのおいしい店“ダンケ” エツ 白魚・珈琲美美・ジャミンカー たいめいけん
枉駕亭の一夜 洋々閣のあら


トップへ