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 12モンキーズ/12MONKEYS 
[SF&SUSPENSE]
 1996 ゴールデングローブ賞[助演男優賞:ブラッド・ピット]
1995:アメリカ作品/1996.06日本公開(松竹富士)
監督:テリー・ギリアム
CAST-1:ブルース・ウィリスマデリーン・ストウブラッド・ピットクリストファー・プラマー
CAST-2:ジョン・セダH・マイケル・ウォールズボプ・エイドリアンサイモン・ジョーンズ
     キャロル・フローレンスフランク・ゴーシンデヴィッド・モースリサ・ゲイ・ハミルトン
     フェリックス・A・ヒアマシュー・ロスジョセフ・メリト
CAST-3:クリストフアー・メローニビル・レイモンド/他
あのテリー・ギリアム監督のSF映画です、私的にはこれで充分な説明なのですが…

STORYは…
’96年12月28日、人類はウィルスにより、その99%が滅亡した… 2035年、地下、原因を探る科学者グループ、過去にタイムトラベラーを送り込む、何ら脈絡の無い情報… 囚人コール(子供時代の強烈な思い出が悪夢として彼を悩ます)の地上調査、「猿のマーク」と「We Did it」の文字、買われた調査、過去へ…故障?目的の’96年ではなく’90年に到着、不審な言動、逮捕、精神病医学者キャサリンにより入院、彼の世話を指示された入院患者ジェフリー…父親を神と豪語するキレた男、コール脱走の手助け、失敗、独房に送られるコール…消失、2035年、調査内容の評価、再度過去へ、’17年第一次世界大戦に誤送、そして’96年、神経科医として成功しているキャサリン、彼女を待ち伏せするコール、フィラデルフィア行きを強要。抵抗していた彼女も次第とコールに理解。そして、ついに「猿のマーク」を発見する…


テリー・ギリアム監督&ハッピーエンドでない映画…こういうの大好きですが…世間ではあまり評価は上がりませんでした… まあご都合主義的な面もあり、今回のオイオイ!お前かよ!という展開はあまりテリー・ギリアムらしくないような気もする、できれば…もっともっとイカレタ野郎なんかを期待していたのですが…まあ“奴”でも特に問題はなし、全体から見れば些細なことかもしれない

※テリー・ギリアム→1969年から1974年まで、イギリスのBBC(国営放送)で放送された伝説的コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン(邦題)」を製作・自演したメンバーの1人(当初はアニメーターとして参加)「バンデッドQ」「未来世紀ブラジル」等の監督を経て、当作品監督…
※空飛ぶモンティ・パイソン→1976年から東京12チャンネル(現・テレビ東京)の深夜番組として放映される、私は目覚ましをかけ、深夜に起き出して見てました、吹替えをやったメンバーは凄い!
-1999format



 トゥルー・グリット/TRUE GRIT 
[WESTERN]
2010:アメリカ作品/2011.03日本公開(パラマウント ピクチャーズ ジャパン)
監督:ジョエル&イーサン・コーエン     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ヘイリー・スタインフェルドジェフ・ブリッジスマット・デイモンジョシュ・ブローリン
バリー・ペッパーブルース・グリーンマイク・ワトソンドーナル・グリーソン
エリザベス・マーヴェル/他
東北関東大震災から1週間が経過、営業を停止していた首都圏の映画館もボチボチと営業を再開!
私も活動を再開することといたしました
順番的には、妻と「SP 革命篇」を見に行く予定も…暗闇で地震があったら怖い、もう少ししてからと妻
当初計画どおり1人で「トゥルー・グリット」を見に行くこととしました
この映画、予告見て…是非とも見なければならない状態!になった1本(私としてはですが…)
西部劇、14歳の少女の復讐劇、「トゥルー・グリット〈真の勇気〉」のタイトル
なんかカッコよさがにじみ出ている映像
(ちなみにジョン・ウェインの「勇気ある追跡」のリメイク)
監督・脚色:コーエン兄弟、(製作総指揮がスピルバーグというの別にプラス・ポイントではない)
出演がジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン…なんて豪華な俳優陣!
そして主人公…14歳の少女マティ・ロスに抜擢された新人ヘイリー・スタインフェルドの面構え…良い!
楽しみに見ることとしよう…

STORYは…
牧場主の娘として生まれ…14歳となったマティ・ロス、責任感・信念共に強い少女
雪の降る夜、父親が雇い人チェイニーに射殺される
知らせを受けたマティ、1人で遺体を引き取りに来たオクラホマ州フォートスミス
大人社会の理不尽な仕打ち…1人対処、父親の遺品を受け取ったマティ…中には銃
逃亡中のチェイニーの情報…お尋ね者ネッド率いる悪党の仲間入り
凶悪犯逮捕優先!?チェイニーはホッタラカシ?自ら父の仇を討つことを決意!
トゥルー・グリットを持つとされる…大酒のみ&アイパッチの保安官ルースター・コグバーンに追跡を依頼
別件でチェイニーを追うテキサス・レンジャー(民兵組織)のラビーフも加わり
犯人追跡の過酷な旅の始まり
マティにとっては最も危険な領域へ足を踏み入れること…
やがて3人にとって各々のトゥルー・グリット〈真の勇気〉を試される壮絶な運命の時が訪れる!

あれ???面白いはずが???何がおきた???かすって…外した???か…???
マティ役のヘイリー・スタインフェルドは好演である
金!金!金!の大人社会に14歳の少女が一人立ち向い…大人を動かし、敵討ちに旅立つシーンなど
笑わせ、怒らせ、頑張れ!である
が…全体としては、なんか退屈で眠たいのである(辛うじて眠らなかった)
ジェフ・ブリッジスやマット・デイモン、ジョシュ・ブローリンら個人個人は味のある演技
だが、噛み合ってない?相殺している感あり
中盤からは単純、まあ西部劇ゆえ勧善懲悪であることは分かりきっているが…盛り上がりに欠ける
さらに各シーンの間が唐突である…ブツギリ!
肝心の戦闘シーン…クズとは接近戦、強敵とは遠距離戦…引きの映像、一瞬で決着!で迫力に欠ける
どんなにしょうもない西部劇でもラストの戦い(決闘だったり)は盛り上がるだろうに…
もっと演出のしようはなかったのだろうか…
最後は
ヘビ絡みで深夜の疾走で、いくらか盛り返すも…
四半世紀後
のマティ・ロスで再び沈没する…ヘイリー・スタインフェルドの好演があっただけに
あえて歳取ったマティを正面から見せなくて良かったのでは?
こここそ引きの映像だったり、後姿で良かったと思うのだが…
しかし世間では観覧後の評価が高いんだよね?本当に感動した?楽しかった?本当に?
非常に付け辛いんだけど…私は低評価にしました
ともかく期待してただけに残念な結果でした
公開2日目の初回(10:55〜)、265席の映画館は4割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 5)
2011.09format



 トゥルーマン・ショー/THE TRUMAN SHOW 
[COMEDY?SF?]
1999 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ドラマ部門):ジム・キャリー][助演男優賞]:エド・ハリス]
1998:アメリカ作品/1998.11日本公開(UIP)
監督:ピーター・ウィアー     脚本:アンドリュウ・ニコル
CAST-1:ジム・キャリー
CAST-2:エド・ハリスローラ・リニーナターシャ・マケルホーンノア・エメリッヒ
     フィリップ・ベイカー・ホールポール・ジアマッティ/他
コメディ?1人の人間の誕生からの生活をライブ放送する番組…全て演出、知らぬは本人のみ、周りは全て役者… 220カ国で放送される人気番組なのだが…

STORYは…
小島シーへブン。人の良いトゥルーマン。全く変わらない平凡な毎日…でも、何か変。これは本人が主人公のライブ・ドラマ、全てが演出。知らぬは本人のみ。父を海で亡くし?水恐怖症、島から出られない。でも夢はフィジーへ行き。ある朝、父に似た男に遭遇、あっという間に連れ去られる。父の写真、赤いセーター(彼に真実を告げようとしてドラマを降板させられた彼女のもの)。彼の周りに?な出来事、青空から落ちてくるライト、変なラジオ、突然STOPする人々、生CM?行動を起こすと現れる友人。妨害、誰かに見られている…220カ国で放映中…、何かを知っている彼女に逢いたい。全世界視聴者と番組スタッフを煙に巻いて、恐怖の海へ。番組の行方に熱狂する視聴者。果たして、この番組はどういう結末を向えるのか…


ストーリーは、バレバレですが、細かなとこで笑わせてくれます、また顔芸と変なアクションだけだと思っていたジム・キャリーが、やっぱり変な役を好演しております…なんか良いかもしれない
日本でも放送されているシーンの変な日本人、変な張り紙…あいも変わらず
(新宿ピカデリー1)
-1999format



 遠い夜明け/CRY FREEDOM 
[NON FICTION]
1987:アメリカ作品/1988.02日本公開(UIP)
監督:リチャード・アッテンボロー
CAST-1:ケヴィン・クラインデンゼル・ワシントンペネロープ・ウィルトン
CAST-2:ユアニタ・ウォーターマンジョゼット・シモンヴァベイ・ショロヴォジョン・マチキーザ
CAST-3:ジョン・ソーケイト・ハーディー
CAST-4:アレック・マッコーエンケヴィン・マクナリーイアン・マクニースイアン・リチャードソン
     ジュディ・コーンウェルニック・テイト/他
実話の映画化、南アフリカのアパルトヘイトに立ち向かった黒人指導者、彼の理解者で友人でもある白人男性(この映画の原作者)の命を掛けた戦いを描いた映画

STORYは…
■1975年11月24日、南アフリカ共和国ケーブ州、静寂のクロスロード黒人居留地、武装警官の襲撃、公衆衛生の見地、女性&子供も虫けら扱い、暴力的な警察、建物を破壊、絶叫、流血、逃げまどう黒人達… あたかもそれが平穏のうちにとり行われたかのようなニュース番組 ■デイリー・ディスパッチ新聞社、編集長ドナルド・ウッズ…白人の良識派と知られ、差別を忌み嫌う、黒人女医ランペーレの訪問、黒人運動家スティープ・ビコの行動を『白人差別の扇動』と批判した彼の記事に抗議、良心あるジャーナリストなら直接ビコを取材をすべきと主張 ■彼女の案内…ウイリアムズ・タウン、公権喪失宣言の拘束下にあるピコと対面、黒人による黒人のための病院を案内しながら…「白人の差別意識より、黒人の劣等感をなすくことが最大の問題だ」と語るビコ、黒人居留地に向かう…許可地を出るのは危険、何のためらいもなく、ウッズを案内、そこには…人種隔離政策が生んだ悲惨な現実、希望を失わず…絶望の淵から這い上がろうとするビコ達の姿、心をうたれるウッズ、新聞社に黒人のマペトラとテンジーを雇うことに ■自分の信じる道を進むビコ、多くの黒人が集まる場所、仲間に守られながらの集会…理想の社会を提唱、ビコの勇気ある行動を追い続けるウッズ ■監視する体制側…ビコを度々逮捕、警察側の暴力行為に耐え忍ぶビコ、裁判では堂々と自分の考えを主張、説得力、日々増えていく支持者&そして妨害、ビコが作りかけていた村を襲撃・破壊する覆面の男達、目撃者の証言…集団に警察署長がいた!良識家のクルーガー警視総監に事実を訴えるウッズ、不法行為は許さないと言う総監の言葉に帰宅 ■翌日、ウッズを訪ねてきた私服刑事、目撃者の名を明かせと脅迫、怒るウッズ…総監命令だと言う刑事 ■裁判を終えたビコ、精力的な活動、強まる弾圧、機転をきかせ窮地を脱するビコ、弾圧はウッズの周辺にも及ぶ…深夜、警察官の訪問、ウッズ家の黒人メイドの身分証明書を調べようと…激昂し警察宮を追い返すウッズ、危機感を持つ妻ウェンディ、ウッズの新聞社で働き始めたマペトラ達を逮捕、直後に独房で自殺したという、調査、看守が糸で吊ったマペトラの人形を囚人に見せたと判明、一連の動きに急き立てられる?周囲の反対を押しきり…ケープタウンの黒人学生集会に参加すべく旅立つビコ、不安的中、検問…隠さずに自分の名を告げたビコは逮捕、正気のさたとは思えない数々の拷問、耐え続けたビコだが…


アパルトヘイト(人種隔離政策)
  ※アパルトヘイトの概略を説明するため、「黒人」の表現を使用いたします(いろいろな考え方はあると思いますが)
1602年:ケープに「オランダ東インド会社」設立
1652年:オランダからの入植者の受入れ開始…黒人の奴隷労働の積極的な導入と入植地の拡大
1795年:イギリスがケープの支配権を奪取……4年後:オランダ東インド会社の解散、入植者移動(内陸部へ)
1895年:南アフリカ戦争
1910年:連邦国家の成立
1913年:「土地法」成立…農村地帯の一部を黒人居住区に指定(土地の購入と賃借の制限)
1936年:黒人の選挙権が剥奪(の始まり)
1948年:初の総選挙…「アパルトヘイト」を掲げる国民党の勝利
1950年:「人民登録法」の制定…「白人」「カラード(有色人種)」「インド人」「黒人」の人種分け
    以後:様々な差別法が成立…対して「黒人大衆運動」の始まり
   主要団体「アフリカ民族会議(ネルソン・マンデラ氏が所属)…[ANC]」等
1956年:ANC等による「自由憲章」の採択…対する政府は群衆を解散させ、中心的活動家を反逆罪で告訴
1961年:「シャープビル事件」発生…パス法[黒人の身分証明書携行を義務付ける)反対の集会
  数千人の民衆に警察が無差別発砲(背後から)…死者69名、負傷者多数
   (1966年より…事件の日が「国際人種差別撤廃の日」に…)
1961年:イギリス連邦からの離脱
1962年:ネルソン・マンデラ氏の逮捕
   (長い時間)
1977年:9月12日…黒人意識運動[BCM]指導者スティーヴ・ビコ…拘禁中の死亡
   (長い時間)…アパルトヘイト反対の世界的な動き
1989年:デクラーク大統領就任
1990年:ANCの活動を解禁、マンデラ氏を釈放…黒人の政治的権利復活を要求(マンデラ氏)
1991年:「土地法」「集団地域法」「人種登録法」の廃止…「アパルトヘイト」の廃止へ
1993年:マンデラ氏とデクラーク大統領に「ノーベル平和賞」
1994年:黒人が参政権(投票)を得た選挙…ANCが第一党…ネルソン・マンデラ氏が大統領に就任
  第一副大統領にANCのムベキ氏
  第二副大統領にデクラーク氏…国民党との連立政権
1996年:国民党は連立政権から離脱
1999年:マンデラ大統領引退、ムベキ大統領就任
-1999format



 TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー 
[HORROR]
2023:オーストラリア作品/2023.12:日本公開(GAGA)
監督:ダニー・フィリッポウマイケル・フィリッポウ   製作総指揮:ミランダ・オットー/他
出演:ソフィー・ワイルドアレクサンドラ・ジェンセンジョー・バードミランダ・オットーオーティス・ダンジ
アレクサンドリア・ステファンセンマーカス・ジョンソン
ゾーイ・テラキスクリス・アロシオアリ・マッカーシーサニー・ジョンソン/他
「A24ホラー史上最高興収を記録!」のコメント!気をつけろ!
「今 最も勢いのあるA24(映画製作・配給会社)が贈る・・・」だの「あの「●」「●」のA24が送る・・・」の常套句!
評論家や各種映画感想(SNSなど)も「A24にハズレなし!」などと両手〈もろ手〉を上げての大絶賛ぶり!
はっ???「A24って勢いだけで“粗製乱造”会社じゃない?」「低予算映画感丸だし?」「この監督・俳優って誰?」状態
まあこのご時世にコンテンツ量産してるのは凄い!&既成概念に囚われていないのもまま評価するが…
確かにヒット作はあるが
その後ろには、ただただ趣味の悪い(A24を褒めてる人も取り上げない駄作)映画・ドラマも何本か観てきたよ?」
まあ「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる?」なので 「あのA24…系」宣伝には要注意!
頭から信じないように!
で、今回は劇場予告映像を観る限り面白そうの自己判断が付いたので観る!
95分と年末の慌ただしい時期には手頃だし!ホラー好きなので当たりだと良いな!

STORYは…
パーティー会場、弟ダケットを探す兄、閉ざされた部屋に突入
何かに憑りつかれたようなダケットを連れ帰ろうとする兄、突然兄を刺して、自殺するダケット
(場面展開)
親友ジェイドの頼み…ジェイドの弟ライリー(15歳以下)を自動車で迎えに行くミア(17歳)
暗闇に鹿、車に轢かれたらしく虫の息、通報もできず、留めもさせず逃げるミア(&ライリー)
ライリーを連れ帰るミア、ジェイドは彼氏?ダニエルとの連絡に夢中
ジェイドのベッドに転がり込むミア、家に入り浸るミアをしょうがないわね…とジェイドの母

17歳のミア、母リアを亡くした痛みを抱え、父マックスとも気まずい日々に寂しさを感じていた…
そんな彼女が心許すのは親友ジェイドと彼女の弟ライリー、2人の母親スーだけ
ある時、高校の同級生達の間で降霊を楽しむ“憑依チャレンジ”が流行っていると知ったミアとジェイド
ジェイドの母に寝る時間を尋ねるジェイド…夜中に抜け出す気満々のジェイド&ミア
どうにか説得、実行段階、付いて来てしまうライリー
そこは酒やドラックではなく…SNSを騒がせるヘイリーの降霊会「#90秒憑依チャレンジ」会場
興味本位でその集まりに参加!降霊のルールは簡単
取り出される“手”、高名な降霊師の手(左手)を樹脂で固めたもの(友達に譲ってもらったもの、どこかに右手も?)
その“手”を握り「Talk to me」と唱えると見える悪霊!それに向かって「Let's me in」と言う!
90秒以内に終わらせれば無害の説明(蝋燭を消す、扉を閉めると手続きはあるが)
但し、90秒以内に手を離すことで霊を祓わなければ、自身の中に霊が居座り永久に支配されてしまうという
得も言われぬスリルと背徳感、更には体験したことのない高揚感
最初のチャレンジに名乗りを上げるミア、“手”を握り「Talk to me」と唱えると目の前に霊にビビる
急かす周囲、「Let's me in」!(カウントダウン開始)霊に憑りつかれる体験、その姿を楽しむ仲間
ちょっとしたトラブル、90秒越え、特に問題なく終了した模様
久しぶりに生への実感を味わったミア
たちまち“憑依チャレンジ”の虜になる
そんな中、ジェイドの家で再び友人達が集まって“憑依チャレンジ”パーティーが開催されることになる
ライリーが体験したがるがジェイドの反対!90秒がダメなら50秒は?食い下がるライリーとミア、ジェイドのダメだし
でもジェイドが会の終了を宣言して退室した隙をついてライリーがトライしてしまう
霊を憑依させた瞬間のライリーがミアの母親を名乗り始める…
母と繋がりたい一心で“50秒”どころか“90秒ルール”を破らせてしまうミア
するとライリーは邪悪な霊支配され、自らを激しく傷つけた後、気を失ってしまう!
病院に運ばれたライリーはなんとか一命をとりとめたものの昏睡状態のまま
ジェイドとスーに責められ、拒絶されるミア
恐怖と孤独感を募らせたミアは、次第に追い詰められていく…


流石に「A24ホラー史上最高興収を記録!」を銘打っただけのことはある!
低予算映画の大量製造の中で当たりが出た!
命を軽んじているやつは報いを受けるホラー映画の予定調和だけど
ホラーへのアクセスの仕方が新しかったかな!
コメディー的?悪ノリ的?な若者の自業自得のフォーマットはしょうがない…
でもたとえ母の死霊だとはいえ
それはそれを装った悪霊かもしれない訳で容易に信じてはいけないんだけど
信じたくなるのが人情?
まあラストは想定の範囲に落ち着いたが、まあそんなとこだよね?
ああ〜「Talk to me(私に話しかけて)」って、そういうことかと気付く仕掛け!
もっととんでもない世界があっても良かったと思うが…それではホラーマニア以外付いていけなくなるか!
結論「A24でも当たりはある」!
公開7日目の第1回(10:45)、157席の映画館で35人程の入り(新宿ピカデリー シアター5)
2011.09format



 トータル・リコール/TOTAL RECALL 
[SF]
1991 アカデミー賞[視覚効果賞]
1990:アメリカ作品/1990.12日本公開(東宝東和)
監督:ポール・ヴァーホーベン     脚本:ダン・オバノン
CAST-1:アーノルド・シュワルツェネッガーレイチェル・ティコティンシャロン・ストーン
     ロニー・コックスマイケル・アイアンサイドマーシャル・ベル
CAST-2:メル・ジョンソン・ジュニアディーン・ノリス/他
植民地と化した火星を舞台のSF映画、バカげたことを一生懸命に映像化して笑わせてくれます、但し、ラストは無理

STORYは…
2084年、火星…地球の植民星、貴重な鉱石タービニウムの採掘が主産業、空気供給の権利を持つ独裁者コーへーゲン、対するレジスタンスの破壊活動、実態の掴めない主導者クアトー。 地球…ダグ・クエイド、妻ローリーと平凡だが幸せな生活、だが…彼を火星に駆り立てる気持ち…、繰返し見続ける夢、火星の光景、宇宙服を着たクエイド、ブルネットの女性、炸裂する彼のバイザー、減圧…うなされる日々、決心して訪れたリコール社、希望する夢を実体験のように記憶に植えつけるマシーン、低予算・低リスク、クエイドの設定…火星で極秘任務につく諜報員、美しいブルネットの女性と恋に落ちながら、悪と戦う…、夢旅行の失敗、しかも火星にいた記憶が消されている…、戸惑うクエイドにローリーが銃を発射、コーヘーゲンの指示、クエイドの監視役?理解不能、逃亡…、謎の男、渡されたスーツケース、中身…火星の紙幣、偽IDカード、火星行きチケット、そしてビデオ・モニター…再生、自分の姿、「俺の名はハウザー…君は俺…」、かつてコーヘーゲンの片腕、諜報員、レジスタンスの女性メリナとの出会い、コーヘーゲンの圧制を知る…、レジスタンス側についた自分の記憶を消そうとするコーヘーゲン、先手、自分宛のビデオ・メッセージを残し、記憶を消した…、コーヘーゲンの息の根を止める極秘情報、火星へ行き、ハウザーの果たせなかったことをやり遂げる命令、戸惑い…本当の自分を求め火星へ向うクエイド…


映画としては面白い…が、あまりの荒唐無稽ぶり、現実無視に思わず失笑してしまう点も多々あり、エンターテインメントのためにココまで科学を無視してはSFというより、コメディに近いか?
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 トーマス・クラウン・アフェアー/THE THOMAS CROWN AFFAIR 
[SUSPENSE?]
1999:アメリカ作品/1999.11日本公開(UIP)
監督:ジョン・マクティアナン
CAST-1:ピアース・ブロスナンレネ・ルッソデニス・リアリー
CAST-2:フェイ・ダナウェイベン・ギャザラフランキー・R・ファイソンエスター・カニャーダス
CAST-3:リッチー・コスターポール・ジェフリーダニエル・オレスケス/他
ラグジュアリー・サスペンス?「ラグジュアリー」=豪華な、贅沢な(サスペンス)って何?「面白くないサスペンス」なら分かるんだけど…

STORYは…
N.Y.投資会社社長トーマス・クラウン、やり手、精神分析医「女性との信頼関係が今の課題」。夏の暑い日、美術館でモネの絵を鑑賞してから出社。美術館に賊、切られるエアコン?館員に変装、モネのブースを閉鎖…異変に気付く支配人、非常シャッター作動、混乱する館内、捕まる賊4人、閉まりかけるシャッター、ブリーフケース、モネの絵を持ち去った男…賊の逮捕も絵が消えた?悩むマッキャン警部。絵に掛けられていた保険、保険会社調査員キャサリン、協力関係…彼女の独壇場、手口の解明、真犯人はクラウン? 美術館のパーティー、盗まれた絵の変わりにピサロの絵を貸し出すクラウン。キャサリンの接触、クラウンが犯人と指摘、挑発。受けて立つ?スリル、彼女への関心。デート中に鍵を抜き取りコピーするキャサリン。クラウン邸侵入…モネの絵を発見…証拠品?…贋作…クラウンを追いかけ社交パーティーの会場、クラウンと踊る女アンナ、2人に割って入るキャサリン、情熱的ダンス、抱合う2人…、好きな絵の話、言葉の駆引き、グライダーでのフライト、カリブの別荘…豪華な恋物語へ。警部から渡された写真、クラウンとアンナの2人…裏切られた気持ち、一転クラウンを追い始める、贋作ルートに展開が…そんな中「明日の午後、美術館にモネの絵を返す」との予告と、その後に一緒に逃げようとの誘い、仕事か?クラウンか? 警察への挑戦とキャサリンの愛と信頼に対するクラウン自身の賭け…


「華麗なる賭け」のリメイク、ラグジュアリー・サスペンス?は上にも書いたが「豪華(贅沢)なサイペンス」とは言うが、どちらかと言えばコメディーっぽくもあり…ラグジュアリー・サスペンス映画でソレなりに笑った
007役者のピアース・ブロスナン…こういう内容の映画だと、やはり007が頭をよぎるので…見てて変!
そして…レネ・ルッソは本当に綺麗か?疑問だな…少なくとも私の趣味じゃない、また年齢によるものか?撮影技術の問題か?シーン毎のイメージが変わりすぎで見ていてナンダカナ状態、SFX技術を駆使して修正して欲しい感じ
(新宿アカデミー)
-1999format



ドクター・ストレンジ     は、別ページとなります



 ドッグヴィル/DOGVILLE 
[SUSPENSE???]
2003:デンマーク作品/2003.02日本公開(GAGA)
監督:ラース・フォン・トリアー
CAST-1:ニコール・キッドマン
CAST-2:ポール・ベタニーフィリップ・ベイカー・ホールステラン・スカルスガルド
     パトリシア・クラークソンマイルス・ピューリントンベン・ギャザラクロエ・セヴィニー
     ジェレミー・デイヴィスブレア・ブラウンビル・レイモンドローレン・バコール
     ハリエット・アンデルソンゼルイコ・イヴァネクシオバン・ファロンクレオ・キング
     シャウナ・シム
CAST-3:ジェームズ・カーンジャン・マルク・バールウド・キアジョン・ハート/他
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「キングダム」のラース・フォン・トリアーが仕掛ける摩訶不思議な映画、村に立ち並ぶ家々の壁が取り払われた状況…同時進行・全部丸見え状態?一体どうなるのコノ映画

STORYは…
◆PROLOGUE:ロッキー山脈の麓、孤立した貧しい村…ドッグヴィル、村人22人…自称小説家(哲学者?)トム…元医者の父と2人暮し、リンゴ農園を営む気難屋チャックと妻ヴェラと7人の子供&番犬モーゼス、村一軒の雑貨店(高い値段)のジンジャー夫人とグロリア、ガラス工場のヘンソン夫妻&(トムが思いを寄せる)娘リズ&息子ビル(気弱、猜疑心の固まり)、目が見えないことを隠し続ける老人ジャック、牧師のいない教会の管理人マーサ、家事手伝いで生計を立てるオリヴィアと体の不自由な娘ジューン、運送業を営むベン(風俗通い)… ◆CHAPTER 1:[トムが銃声を聞き、グレースと会う]:チェス対戦中のトムとピル、ジョージタウン方向で銃声、外に出るトム、暗闇に人の気配、助けを求める美女グレース…廃坑に匿う、黒塗りの車…女を追ってきたギャング、名刺、上手くヤリ過ごすトム ■翌日の教会、村人集合、グレースの紹介&彼女を匿いたいとトム、条件付きの同意…2週間で彼女が村人全員に気に入られること ◆CHAPTER 2:[グレースはトムの計画に従い肉体労働を始める]:トムの計画…無償で肉体労働の提供、申し出を受けない村人達、作戦の修正…やらなくても良いがやってくれると言うなら的仕事を!熱心に足を運ぶグレース、グーズベリー畑の手入れ、ジャックの話し相手、ガラス工場&リンゴ農園の手伝い、ジューンの介護… ◆CHAPTER 3:[グレースが挑発的な試みに喜びを見出す]:グレースの努力…親密な関係、既に村の一員のよう、心を開かないチャック…ヴェラに好かれるべきとトム、講演会に行きたいヴェラのために子供達の世話 ■約束の2週間後、教会、彼女を匿まい続けるか話合い、賛成者の数だけ鐘を鳴らして!…外に出るグレース、15回鳴る鐘…全員一致、これからも村に匿うことで同意 ◆CHAPTER 4:[ドッグヴィルの幸せな日々]:平穏で幸せな日々、僅かながら報酬、ジンジャーの店で陶製人形を購入…グレースの唯一の楽しみ、面倒を見てくれるトムとの間に恋愛感情 ■ある日…めったに来ない警官が来村、教会の壁に貼られたグレースの手配書、一時的な動揺 ◆CHAPTER 5:[とにか<独立記念日]:7月4日…独立記念日、華やいだ雰囲気、2枚目の手配書で一変…2週間前に銀行強盗の容疑?時期的に無理な話と知りながら…不安がる村人達、「ギャングの圧カ」と訴えるトム、匿う代償…2倍の労働を提供する約束、さらに報酬減額を継げるジンジャー夫人 ◆CHAPTER 6:[ドッグヴィルが牙をむ<]:グレースを奴隷扱いする村人達、グーズベリー畑の近道を通ったと叱責するジンジャー夫人、体を触りまくるジャック、介護の手を抜いたと怒るオリヴィア、チャックの子ジェイソン…ワガママ&罰を与えろと…お尻を叩かなかったら暴力を受けたと言う!脅迫、已む無く…、そしてリンゴ農園では…グレースを脅迫してレイプするチャック、抵抗する力を失っていくグレース…


撮影方法というか表現方法・手段の斬新(?)さゆえに期待していた映画だったのですが、狙いは分かるが上手く生かしきれず、結局…“企画倒れ”に終わったような感がある (いつものお店で…今度こんな映画をやるので楽しみだと言ったのだが…早く訂正に行かねば、またはこのページを読んでいてくれることを願うしだい)
何が普通の映画と違うのかと言えば…「ギャングに追われ、逃げ込んできた1人の美しい女性を匿うこととなった村人、彼女を受け入れるか?どう付き合っていくのか?問題が発生するごとに変化していく村人の対応・反応、彼女の運命は?」というストーリーを以下のような特殊状況下で描いているということ… ●「ドッグビル」の村が一つの小さなスタジオ内に収まる規模であること (例外…果物畑(会話にある…果物畑を見渡せる道路を含む)) ●家々の壁が無いこと…同時進行で人々の動きが見渡せる状態であること (例外…店のショーウィンドと教会の壁の一部など) ●家々の壁と玄関の位置が「床に線引き」で表されていること(上記に付随)、セットがセットゆえ…通り名までもが床に文字書き、ついでに…人間以外も床にペイント(犬、グーズベリー畑) (例外…主人公グレースの家と坑道等) ●自然現象も人工的に表現(昼夜のライティング、壁に映される月 …等々)、当初の…グレースという異分子に興味津々、覗き見るシーン…、まずは、なるほどこういう展開で進むのだなと理解、主人公の行方を決めるため、イチイチ教会に集まる村人…1(2?)対15(14?)の構図、彼女に対する興味、回避行動、チャックの汚いケツのシーン等…、権力と弱者の関係…等々、あえて語らずにして、観客に理解をさせることができるので便利かもしれない

まあ上記の…「権力と弱者」については…権力者と統治される者、権力と弱者と思わされている者&思っている愚者(不平と不満と嫉妬、自分より弱い者を攻撃、自ら何もできず、群れ集まり、結局はただただ従うだけの者)とも言える、生き延びるため…出る杭は打たれることを知り、異分子は平気な顔で村八分、それを治める権力者の力と責任、一方的(独りヨガり)な考え方、報奨と罰、自分の考えを行使するためには慈悲の心ではなく、力が必要だと… やりたい、見せたいことも理解できるが…映画自体がつまらんのだ、恐らく役者の理解が得られないまま(または半信半疑状態で)突入したためと考えられる、“演技上のオドオドしている”とは別のモノが見えてしまうのだ、見る側としては、カラクリを承知で見ている以上…演者がこれでは話にならない、ドアのノック&開閉のラフさなどイチイチ気にかかり、見ている方が世界に入りきれないジレンマ、村社会の構図を一発で見られる利点はあるが、それ以外に動きが無さ過ぎでもったいない(まあ動かないものを撮っているのだが)、また、全部見られると思わせておいて…いくつかの見えないシーンは疑問、壁は全てないとしながら、部分的にあるのが邪魔(紙を貼る教会の壁はいらない、貼った紙が空中に浮いているべき…アクリル板でもOKなのに、またストーリー上、鐘も浮かすべきで尖塔は影のみで十分である)、それから、ラスト近辺での閉鎖空間、外から見る場合は良いが、主人公が中に入った瞬間にOPENとなるべきだが…これは権力の特権か?見せたいものと、見せる手段に間違いはないのに、中途半端で気持ちが悪いったらありゃしない、一回限りの「飛び道具」の使用に失敗した感じ…もったいない、チャレンジしたことはカウが…評価としてはナンダかな〜今一歩状態、暫くは使えない手かもしれないが…もっと生かせるストーリーで見たいものだ
公開8日目、第2回12:45〜、303席の映画館に3割程度の入り(シネマライズ:渋谷)
2000-2009format



 DOGMAN/ドッグマン 
[COMEDY & ACTION]
2023:フランス作品/2024.03:日本公開(クロックワークス)
監督:リュック・ベッソン
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズジョージョー・T・ギッブス
リンカーン・パウエルクレーメンス・シックイリス・ブリーアレクサンダー・セッティネーリ
ジョン・チャールズ・アギュラークリストファー・デナムマリサ・ベレンソン
グレイス・パルママイケル・ガーザ/他
リュック・ベッソン監督、お久しぶりです!
宣伝文句は「レオンの衝撃から30年」「規格外のダークヒーロー爆誕」であるが…
日本公開直前まで全くのノーマーク状態!
おかしいな?定期的に映画館・配給会社・ムビチケサイト等々を巡回してるんだが突然現れた感!
リュック・ベッソンって「レオン」当てた時に「自分は10本映画作ったら引退する」と豪語してた方
いきなり「(あと残り何作)カウントダウン」が始まったが、早々に「製作総指揮・製作」に逃げた!
時たま「監督」をしたのが「20作を越えてる」のは知っているんだけどね!
まあいいか! 面白そうなので久しぶりに観に行きましょう!

STORYは…
アメリカ、ニュージャージー州ニューアーク…ある夜
警察の検問に止められた1台のトラック!運転席には負傷した女装男性、荷台には十数匹の犬!

数ヶ月前
廃校の中を歩く青年フアン、扉前に陣取る番犬“ドアマン”、“ドッグマン”に会いたいと告げる
迎え入れられたフアン(2〜3ヶ月前に配線工事で訪れた者だと自己紹介
クリーニング屋のマーサが道で拾ったというオーストラリアン・ラブラドゥードルの子犬を“ドッグマン”に渡す
ゴージャスと名付け、子犬を救ったマーサに感謝し「何かあればいつでも力になる」と話す“ドッグマン”
最近3番街にBARをオープンしたエル・ヴェルドゥゴの一味(通称“死刑執行人”)が「みかじめ料」を徴収を開始
限界にきているマーサを助けて欲しいと相談する!
数日後、エル・ヴェルドゥゴの一味がBARに入ると、ボスのディエゴのもとに携帯を咥えた犬がやってくる
鳴り出す電話!「危ないから 席を立たないで!将来家族を作りたいならなおさらに!」と伝えた瞬間
もう一匹の犬がディエゴの股間に噛みつく…食い千切られたくなければ「マーサから手を引いて!」
痛みで声を上げるディエゴ、マーサから手を引くと約束する…

現在、夜中の2時
緊急事態で呼び出された精神科医のデッカー、9ヵ月の息子を母に預けて向かった先は…拘置所
女装した被疑者を“どちら側”に入れるべきか判断が付かず、デッカーへの依頼
“ドッグマン”と呼ばれるその男、人間よりも犬を愛していると話
「((犬は)美しいけど虚栄心がなく、強くて勇敢だけど驕らない、人間の美徳は全て持っている」
「でも1つだけ欠点がある…それは人への忠誠心」
デッカーに促され、そこに至る彼の半生が語り始められる…
男の名は“ダグラス”、父は暴力が全ての人、闘犬で生計を立てていたが犬を愛してはいなかった
(典型的で都合の良いキリスト教の父系社会の象徴だった父)
ダグラスの持つ唯一の幸せな記憶は、ヨーロッパのレコードを聞きながら料理をする母の姿だけ
9歳の頃、飢えた犬達に食べ物をあげようとしたダグラス(ポケットに肉を隠し持っているという兄の告げ口)
父の逆鱗に触れ、犬小屋に放り込まれた(お前の家族は犬だ!犬小屋生活)
暫くして、母は少しの缶詰をダグラスに渡し、家を出ていく
ダグラスはそのせいで、更に激しく父に責められることになった…
犬小屋に「IN THE NAME OF GOD(神のみ名の下に)」の横断幕を掲げる兄
裏側から読み取れる逆さ文字「DOG」(柱で隠れた文字)「MAN」(柱で隠れた文字)
犬小屋脇の納屋に隠された母の雑誌が人生の教科書
ある日
大小屋で子犬が産まれたことを知った父(隠していたダグラス、またも兄の告げ口)がそれを奪おうとする!
銃を持ち出した父、子犬を渡したくないと抵抗するダグラスに発砲…左手小指が吹き飛ぶ!
流石にマズいと思った兄が父を止める
ダグラスは、件の雑誌に掲載されたパトカーの絵を犬のモビーに見せ…(ビニル袋に入れた)小指を渡すよう指示
モビーは犬小屋を抜け、街角に止まるパトカーに飛び乗ると警官に「証拠物」提示、パトカーを先導するモビー
こうして父と兄は捕まり、自由の身になったダグラスだったが…艦の中で跳ね返った銃弾により脊髄損傷
弾は体内の危険な位置に留まり、医師達はその摘出をためらった
立ち上がって歩くと(髄)液が漏れるかもしれないという爆弾(歩く=死へ近付く)を抱えた身体になったダグラス
その日から両足に装具を付け車椅子&養護施設での生活が始まる
懲役20年を言い渡された父…自殺!兄は12年のところを模範囚で8年後に出所!
(兄の釈放された日、ダグラスに忠実なポリーが兄の後をつけ、仲間の犬と共に襲撃)
施設を転々とし、友達もできず孤独なダグラスだったが、1度だけ恋をしたことがあった!
演劇クラスで芝居を教えている(太陽のように明るい)サルマという年上のその女性
ダグラスにシェークスピアの素晴らしさや、メイク(どんな自分にでもなれる!)を教えてくれた!
舞台の上で演じている時には、生きている実感があり、自分自身を表現することができた…
しかし、楽しく幸せな日々もすぐに去る…サルマはボストンの劇団に参加するため目の前からいなくなってしまう
再び独りになったダグラスは、通信コースで大学に進学、生物学の学位を取得

ドッグシェルターで働くようになって数年後…
大きな劇団に所属しながらブロードウェイで活躍しているサルマを新聞記事で見つける
勇気をかき集めて会いに行くと、彼女は演出家のブラッドリーと結婚していた
車椅子姿の自分が同情以上のものを期待していたことの愚かしさに絶望し、自暴自棄になるダグラス
だがそんな時も犬達のダグラスへの愛は変わらなかった
ある日、シェルターに現れた役人!州政府予算の赤字削減策の一環で施設への支援を打ち切り(閉鎖)を告げる
しかし閉鎖の朝、シェルターにはダグラスの姿も犬達の姿も見当たらなかった…

ダグラスと犬達は、廃校となったコーンウェル高校で新たな生活をスタートさせていた!
犬達を食べさせるため、仕事を探し回るダグラスだが、大学の学位など何の役にも立たなかった…
そんな時、キャバレーに貼られたバーの求人広告が目に入る!
(支配人はショーの確認中…ステージに見惚れるダグラス)
求人広告は古いもので仕事は既になかったが、ダグラスはアーティストとして雇ってほしいと懇願する!
車椅子のアーティスト?笑ってしまう支配人!立つことはできるを立証
ドラッグクイーン達は彼にチャンスを!と言ってくれる!
金曜日のステージで歌ってみろ!と支配人
ドラッグクイーン達の協力の下、女装してステージに立ったダグラス、必死に立って…エディット・ピアフを熱唱!
拍手と歓声に包まれてショーは大成功(涙する支配人)
毎週金曜のステージが決定、居場所も見つけたダグラスだったが…ショーだけでは食べていけない!
(普段の生活は犬達が全てを支えてくれている)
彼等(犬達は)はどうすれば良いかを判っていた!大富豪の邸宅近くで犬達を放ち…宝飾品を盗んでいた!
(盗んでいたのではなく、富の再配分とのダグラスの理屈)
しかし被害者が雇った保険会社の調査員アッカーマンの執拗な調査でバレ…家にまで乗り込まれてしまう!
盗んだ宝石類を渡したうえで、食事を食べていくようにアッカーマンに提案した直後!犬達は彼に襲い掛かる!
ある夜
ディエゴは(ボコボコにしたフアンを先導に)手下を引き連れて“ドッグマン”に襲いかかって来る…


これは楽しい!「中」くらいにヒット!
何処かで見たような…「JOKER」…気もするが、まあ切り口というか設定変更で成立!
「犬好き」?「ワンちゃん好き」?にはたまらないか?ああ「バイオレンス好き」が前提だけどね!
これだけ「犬(ワンちゃん)」に愛された男
「犬(ワンちゃん)」との信頼関係構築!ほぼ意思疎通ができる関係!
彼が求めていたもの!「神による救済」すら「犬(ワンちゃん)」は共有している!
「多神教」の日本人にはどれだけこれが伝わるかが疑問だが…
まあ深く考えなきゃそれはそれで楽しいか?でも理由が判らないジレンマに陥るか?
「一神教の世界感」が判ると、面白みが増すかな?
まあ単純に「犬好きの方」もどうぞ!

笑う
売店でパンフ購入時に「ビニール袋10円ですが?」と言われるもお断りして清算
手渡されたパンフは「ビニール袋」パッケージ済だった!
袋いらなくない?
公開2日目の第1回(10:35)、253席の映画館で50人程度の入り(新宿バルト9 シアター8)
2011.09format



 トッツィー/Tootsie 
[COMEDY]
1983 アカデミー賞[助演女優賞:ジェシカ・ラング]
1983 ゴールデングローブ賞[作品賞(ミュージカル・コメディ部門)]
[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):ダスティン・ホフマン][助演女優賞:ジェシカ・ラング]
1982:アメリカ作品/1983.04日本公開(松竹)
監督:シドニー・ポラック
CAST-1:ダスティン・ホフマンジェシカ・ラングテリー・ガー
CAST-2:ビル・マーレイダブニー・コールマンチャールズ・ダーニングシドニー・ポラック
     ジョージ・ゲインズドリス・べラックジーナ・デイヴィス/他

STORYは…
■マイケル・ドーシー、39歳、N.Y.で20年間も役者暮し、優れた俳優&厳しい演技コーチとして…若い仲間の間では尊敬の的、演技にかける情熱なら誰にも引けをとらぬ自信も…“一般受け”せず、オーディションの度に苦い目、またプロデューサー達は…うるさく注文をつける“トラブル・メーカー”として敬遠されがち、職場もねぐらも同じくする売れない脚本家ジェフと共にウェイターで食いつなぐ日々、2人で芝居を企画しても、とにかく先立つものなし ■マイケルが演技指導中のサンディ、テレビの昼メロ・シリーズ『病院物語』のオーディションを受けることに、気の弱い彼女に付き添っていった日、マイケルの運命が大きく変わる、番組では、もっとしたたかな女を探しているとかでサンディはあっさり落選、俳優としては軽蔑している昔の友達が同じ番組の主役の一人!コネを頼ろうとするマイケル、何とその“だいこん”…ブロードウェイの芝居のリハーサル中と、その役はマイケルが長い間狙っていたもの、頭に血がのぼりエージェントのジョージ・フィールズのところへ怒鳴り込む、口論の果て…おまえなんかだれも雇わん!の言葉、更に熱くなったマイケル…女装して昼メロ・スタジオに乗り込む、演出家のロンは断ろうとするが、食い下がって見せる、この勢いの猛烈さが女プロデューサー、リタの目に適い…採用となってしまった! ■女優ドロシー・マイケルズとしての毎日がスタート、昼メロ・シリーズの作り方は役者泣かせのいい加減なもの、だが『病院物語』の管財人エミリー・キンバリー役のドロシーは、ふんだんにアドリブをきかせて女性の権利を主張、自立した強い女を打ち出して初日から演出家や共演者の度肝を抜く、更に女たらしの憎まれ演出家ロンが“可愛いこちゃん〈トッツイー〉”と呼ぶのを許さず!女優達には母親のように親われ始め、このドラマのスター…看護婦役のジュリー・ニコルズも素直な尊敬のまなざし、その爽やかな魅力で一目会った時から胸をときめかすマイケル ■ある日、憧れのジュリーのアパートへ招待、精一杯おしゃれして出かけていくと…ジュリーには14ヶ月の女の赤ちゃん!未婚の母、終始笑顔でワインを飲むジェリーに心を痛めたマイケル、ロンとの関係を尋ねると…あの人とは“夜のメロ・ドラマ”との返事 ■その夜はサンディからも夕食に招待、慌てて女装を解いて駆けつける、3時間も待たされていたサンディ、怒っていたのに…やがて謝り始める、34才にもなって、こう自信がなくては女優として成功しないのももっともだと… ■ドロシー・マイケルズ、女達の熱い視線を集めて売れに売れ、タイム、ライフ、ミズ、ピープル、コスモポリタン…名だたる雑誌のカバーを飾る、マイケルも乗りに乗って、ジョージにスペシャル番組をとってくれるようせっつく ■その夜、とあるパーティでジュリーを見たマイケルは、ジュリー本人が言っていた口説き文句“ずばり、君と寝たいな”を口にして酒をひっかけられる、見知らぬ小男がドロシーとは夢にも思わないジュリー、変身、ジュリーから週末に父親レスの農場に行かないかとの誘い、妻の死後…他の女には見向きもしなかった父、今はすっかりドロシー・ファンであるとのこと ■その夜、幸か不幸か、ジュリーと同じベッドに眠ることになったドロシー、体を横たえるとジュリーは“ママの想い出”を語り、思わず手をばし頭をなでてやると“ママもよくそうしてくれたわ”と言って眠りに落ちる… ■高視聴率を稼ぐドロシー・マイケルズ、来シーズンの出演も決定、ジュリーへの恋心が苦しいまでに昂まってきたマイケルは、ジョージに番組を降ろさせてくれと頼む、このままずっと女でいられない… ■その夜、ジュリーの呼び出し、ロンと別れることにしたから、そばにいて心の支えになっていて欲しいと、ドロシーの影響…ジュリーは怠け者で憶病な自分を捨てる覚悟、ロンとの最後のデートから帰ってきたジュリーに“さびしい”と泣かれ、マイケルは女装していることも忘れキスしようとする、はねのいたジュリー、ドロシーをすっかりレズと思い込む、この夜はさんざん、そのあとレスに呼び出されて出かけると、ダイヤの指輪とプロポーズ…回避、家に帰ると、今度は『病院物語』での相手役ジョンが外で待ち構えており、またもや口説かれる、往来で放歌高吟、しかたなく部屋に上げれば襲われそうになる、危ないところにジェフが帰ってきてどうにか助かるも…お次は何度もすっぽかされたサンディの襲来、ジェフが時間稼ぎ、女装を解いて会い、ごきげんをとろうとレスに贈られたキャンディをやるがカードを読まれてしまい、今度はホモに間違われる、ついに“他の女が好きなんだ”と告白、捨てゼリフを残して去っていくサンディ ■とにかく番組を降りて本来の自分に戻るしかない、ジュリーに“あなたという人が見えなくなった”と言われた日、マイケルはとうとう思い切った行動に出る…


四半世紀以上前に見た作品のためコメントの書きようがなくて…スイマセン (2009.04)
(新宿ピカデリー)
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トップガン                         は、別ページとなります
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 ドニー・ダーコ/DONNIE DARKO 
[SUSPENSE]
2001:アメリカ作品/2002.08日本公開(アスミック・エース/ポニーキャニオン)
監督:リチャード・ケリー     製作総指揮:ドリュー・バリモア/他
CAST-1:ジェイク・ギレンホールジェナ・マローン
CAST-2:ホームズ・オズボーンメアリー・マクドネルマギー・ギレンホールデイヴィ・チェイス
CAST-3:ドリュー・バリモアベス・グラントノア・ワイリーパトリック・スウェイジ
     ペイシェンス・クリーヴランドキャサリン・ロス
CAST-4:ジェームズ・デュヴァルスチュアート・ストーンゲイリー・ランディジョリーン・パーディ
     アレックス・グリーンウォルド
CAST-5:セス・ローゲン/他
宣伝コピー:生きているのか?死んでいるのか?…衝撃的リバース・ムービー!目を閉じた瞬間、答えは反転(リバース)する…うーん?欧米では人気らしい、日本ではリピーター割引等で多少は煽ってるけど…イマイチ

STORYは…
[早朝の山道]道路の中央、眠りから覚めるドニー・ダーコ、朝日、自転車で道を下るドニー、ダーコ家(父エディ、母ローズ、姉のエリザベス、妹のサマンサ)、家に潜り込んだドニー、冷蔵庫の貼紙「ドニーはどこ?」… 夕食時、大統領選の話題〜たわいない会話、エリザベスの浪人・結婚の話、ちゃかすドニー、1時間200ドルの精神科医の話…姉弟喧嘩、母の「毎晩、どこへ行っているのか」の質問、反抗的な答え、鏡の前で精神安定剤を服用、TVの討論番組を見ている父… 【1988/10/02】深夜、ドニーの部屋、『起きろ』の声、階下、『お前を見ていた』 『こっちへ来い』という声、外…着ぐるみのウサギが出現、『あと28日と6時間42分12秒…世界の終末までの残り時間』と告げる… 遊びから帰宅したエリザベス、突然の大音響、激しい揺れ? 朝、ゴルフ場のグリーンで目覚めたドニー、腕に書かれた『28:06:42:12』の数字、自宅前に人垣、運び出される航空機のエンジン…ドニーの部屋を直撃、連邦航空局が提示した書類、サイン…修理期間中のホテルを用意、TVは「落下元の航空機は判明せず」と報じる…


青春映画兼世紀末映画で、何か小難しい内容との情報、チケットの半券でリピーター割引!?そんなに何度も見ないといけない深い謎!?それなら見に行きましょう!ということで行って来ました…で、見た結果ですが、分かり易い映画でした
まあ、そこそこ展開は面白いので良しとしておきます、ストーリーを書いていたら、おそらくこのへんが謎とされている部分なんだろうな…と、ともかく、種々雑多な要素をオモチャ箱をひっくり返したようにバラまいているので(↑細々と書いていたらA4用紙2枚分になってしまった、但し軸部分はストレートだと思います)、引っかかると、アッチコッチで引っかかり、つまづき、コケまくる…結果何が何だか状態に突入=作戦に引っ掛る!ということか、突き抜けてしまえばコッチの勝ち(ん?勝負じゃないか?)、まあ楽しもうという気ならば…わざと引っかかるのも手か?
公開22日目、第3回、定員224名のところに2割程度の入りでした(シネマスクエアとうきゅう:新宿)
ちなみにこの日3本目の映画、前の「DRIVE」上映終了後、「新宿3丁目」から「歌舞伎町」に走りました、実は終了時間と次の映画の始まりが同時刻、予告編上映中の映画館に滑りこみセーフ、綱渡りでした…
2000-2009format



 飛べ、バージル/プロジェクトX/PROJECT X 
[???]
1987:アメリカ作品/1987.08日本公開(東宝)
監督:ジョナサン・カプラン
CAST-1:マシュー・ブロデリックヘレン・ハント/ウィリー(チンパンジー)
CAST-2:ビル・サドラージョニー・レイ・マクギージョナサン・スタークロビン・ギャメル
     スティーブン・ラングジーン・スマートチャック・ベネットダニエル・ローバック
     マーク・ハーデン/他
トム・クルーズ出演の「レジェンド/光と闇の伝説」との2本立ての映画、全く期待していなかったのだが「レジェンド」よりは多少マシ?まあどっちにしてもたいした内容ではないが…

STORYは…
■アフリカ、大規模なチンパンジー狩り、買取る政府、全米の動物研究所や大学に輸送されるチンパンジー ■ウイスコンシン大学・心理学研究所、テリーのもとにやってきたチンパンジー「バージル」、手話を教えるテリー、1年後には人間と動物の間で手話を通したコミュニケーションが可能なことを実証、だが研究費の打ち切りを通告してきた財団、15,000ドルでヒューストンの動物園に売られるというバージル、引き止めたかったテリー、エサ代が年間 10,000ドルでは個人で飼う事もできず、泣く泣くバージルと別れ ■バージルが搬送された先…動物園ではなくロックリッジ空軍基地の戦略兵器研究センター、チンバンジーを使った極秘実験“ブロジエクトX”が進行中 ■若いパイロット、ジミー・ギャレット、恋人を飛行機に乗せたことがバレ…上官の呼出し、飛行停止処分&地上勤務を命じられ…ロックリッジ空軍墓地へ、そこでの仕事…チンパンジーの飼育係!キャロル博士の指示のもと…飛行シミュレーターにチンパンジーを乗せ&飛行機の操縦法を教えるトレーナー役、ジミーが担当したバージルが…オリから出たり、食べ物が欲しいの意志を表示、メスのジンジャーに恋しているのを知り…デートさせてやったり… ■ある夜、TVを見ていたジミー、画面に登場した女性の手話が…バージルの意志表示と同じと知って驚く、誰がバージルに手話を教えた?チンパンジーと人間のコミュニケーションが可能と知ったジミー、チンパンジーに深い愛情、研究センターにいる多数のチンパンジー(ゴライアス、青ひげ、グーフィ、エセル、他)との接し方に変化、トレーナーぶりを高く評価されるジミー、昇進 ■研究所の実験を見学にやってきた政府調査団、チンパンジーの長老“青ひげ”を使ったテストに立会うジミー、“ブロジェクトX”の実体を知りショック!核戦争勃発時…飛行中のパイロットが放射能を浴ぴたと仮定、何時間&何処まで操縦可能か?チンパンジーを使ってのテスト、実験室で放射能を浴びた青ひげ…死体となり帰還、仲間の黒人兵…チンパンジーに愛情は持つなとの忠告、今では人間以上の心のつながりと愛情を彼らに持つジミー…悩み ■体重測定の時…“青ひげ”の死体を目撃したバージル、仲間に向けた叫び声…緊急事態発生!チンパンジー達に動揺 ■バージルに手話を教えたのは誰か?調べるジミー、テリー?深夜…身元を明かさず電話確認、バージルを心配するテリー…電話が空軍基地からだったことを頼りに…基地のクラブへ、聞き覚えある…ポーカーに興じるジミーの声、彼をバーに誘い…バージルのおかれた運命を知る…


いきなり違う映画の話ですが…1986年に「トップガン」のヒットでスターの仲間入りを果したトム・クルーズ、日本でも人気、まあ流行り物の便乗?1987年に彼の過去作品「レジェンド/光と闇の伝説」が公開された…見なければよかった内容、で…実は「レジェンド」と2本立てで上映されたのが…コノ映画、全く内容を知らずに見てしまったのですが…
パンフには、「アメリカ空軍の極秘計画を暴露し、全世界が震えあがった!事実だけが持つ衝撃の問題作!!」、そして…「許せない!こんなかわいいチンパンジーたちが…」、うーん?で…「ウィリー君、人間顔負けの名演技!」だとさ…脱力である、さらにはそのバンフ自体の表紙も…脱力の切り張り、米空軍マークにチンパンジーのイラスト、焦点の合わない目と半開き口のマシュー・ブロデリック、ワイシャツ1枚のセクシー姿(?)で微笑むヘレン・ハント、もう その程度の内容だと想像できるでしょ!?まあ若き日のマシュー・ブロデリック&ヘレン・ハントが出演している…子供騙し映画、それでも「レジェンド」よりは多少マシか?どっちにしても低次元の争い…最悪の1日と記憶してます (2006/02)
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 ドライビング・ミス・デイジー/DRIVING MISS DAISY 
[HUMAN DRAMA]
1990 アカデミー賞[作品賞]・[脚色賞]・[メイクアップ&ヘアスタイリング賞]
1990 ゴールデングローブ賞[作品賞(ミュージカル・コメディ部門)]
1990 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):ジェシカ・タンディ]
1990 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):モーガン・フリーマン]
1989:アメリカ作品/1990.05日本公開(東宝東和)
監督:ブルース・ベレスフォード
CAST-1:ジェシカ・タンディモーガン・フリーマンダン・エイクロイドパティ・ルポーン
     エスター・ローレ/他
すーごく!のんびりとしたドラマです、72歳にして外出に車を使用、事故をもとに息子が送り込んだ黒人運転手、老いを認めたくないために拒絶、地道に付き合うつもりの運転手との日常をタンタンと…

STORYは…
1948年アトランタ、 ミス・デイジー、未亡人、72歳、ユダヤ人、元教師、大きな屋敷、黒人メイドのアデラとの生活、外出は自動車…ギアの入違い、事故、隣家に突入…心配した息子ブーリー、新車ハドソンの購入、そして運転手ホーク(60歳、男やもめ、黒人)…運転手付きの車!?老いを認める?乗車拒否、やむなくホークは掃除に庭いじり…デイジーの難癖、受け流すホーク、ある日、買物に出たデイジーを車で併走するホーク、近所の目に乗車、でもスピードが速い、道が違うの口煩い… ある朝、デイジーからブーリーへの緊急電話、運転手が鮭缶を盗んだと…デイジーの許しを得て食べた缶詰の補充を持って現れたホーク、騒ぎ立てたことを恥じる、キッカケ?ホークを受入れたデイジー、日課の墓参り、知合いの墓参りを勧められるホーク…字が読めないと告白、読み方を教える元教師のデイジー、知人の墓を発見して喜ぶホーク… ブーリーの妻フロライン主催のX’masパーティー(ユダヤ教徒のデイジーは面白くないけど)、ホークへ”読書き本”をプレゼント… 古くなったハドソンの変わりにキャデラックを買い与えるブーリー、古いハドソンを購入するホーク(デイジーのため)、 伯父の90歳の誕生日に向う2人、検問、「黒人にユダヤ人か」という警官、心を痛めるデイジー、大幅に遅れる中、用足しに行ったホーク、1人取り残されたことに恐怖するデイジー、ホークを頼りにしていたと気付く… メイドの死、ホークと2人きりにの生活…、大雪の日、いつもどおりに現れたホーク、「役に立つ男」の誉め言葉、拡大するブーリーの事業、商工会議所の名誉賞、黒人解放運動を進めるキング牧師との夕食会への誘い…仕事関係上、出席を回避、ホークと一緒に行ってくれるよう頼まれるデイジー、街の上流階級の集い、拒否するホーク、車の中で演説を聞く… 時は流れ…デイジーにボケが始まる…


南部の景色の中…人種も性格も、育った環境も全く違う2人、当初は拒否したデイジー、主従関係を頑なに守るホーク、南部の時間に包まれて2人をゆっくりと近づいて行く… 見ていて本当にジレッタイほどゆっくりと…1時間39分の映画とは思えないほど長く感じられるのだが… でも見終えると何か良いのだ…
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 ドラキュラ ZERO/DRACULA UNTOLD 
[DARK HERO]
2014:アメリカ作品/2014.10日本公開(東宝東和)
監督:ゲイリー・ショア
出演:ルーク・エヴァンスサラ・ガドンアート・パーキンソンドミニク・クーパーチャールズ・ダンス
 ダイアメイド・ムルタポール・ケイ
ディアミッド・マルタ/他
ドラキュラもの好きでしてね…
今回の映画の予告CMが流れるやいなや、そのカッコ良さに観ること決定
ムビチケ販売と共に購入いたしました

STORYは…
15世紀、民衆から慕われ、臣下からは尊敬される君主、誇り高きその男…ヴラド3世
トランシルヴァニア地方を治めるヴラド、最愛の妻ミレナと一人息子インゲラスと共に幸せに暮らしていた
平穏に見えた日々の突然の終焉、ヨーロッパ侵略を狙う大国オスマン帝国の存在
川に兜、国内に斥候が入っている証拠、上流を探索、この世のものと思われぬ者との遭遇
やがて現れたオスマン帝国の使者、貢納金の増額とヴラドの息子を含む1000人の少年を差し出せ…過酷な要求
両親と引き離された少年達は軍隊に入れられ、殺人兵器として育てられる
かつてのヴラドもオスマン帝国の人質生活…戦いしか知らない時代を生き抜いてきたのだった
(そのころの逸話からつけられた名が手…“串刺し公”だと)
従うしかないと言う臣下、息子と我が民にあれほど辛い思いをさせはしない…そう決意したヴラド
メフメトに少年達の身代わりに自ら兵となることを申し出る、しかし冷徹なメフメトは耳を貸さず
嘆き悲しむミレナ、従わなければ戦争になると言い聞かせるヴラド
しかし、気丈に振る舞う息子への愛に突き動かされたヴラド、少年達を引き取りに来た使者を切り捨てる
オスマン帝国の大軍に立ち向かうため…再び山に分け入るヴラド
古くから伝わる強大な闇の力との契約、力と引き換えに想像を絶する代償を支払わねばならなかった
恐るべき悪と化したヴラド、愛する家族と国を守ることが出来るのか?


今回の「ドラキュラZERO」は、恐怖ものの映画ではなく、ヒーローとしてのドラキュラなのである
愛する家族、家臣、そして民を守るべく…強大なオスマン帝国に匹敵する闇の力を得るべく…
苦渋の決断をするヴラド3世が描かれれているのです
そのパワーをコウモリの大軍で表現、叩き、ねじ伏せる様はなかなか迫力ありです
またドラキュラとなるヴラドを演ずるルーク・エヴァンスが憎らしいほどカッコ良いじゃないですか
それに相対するメフメト2世のドミニク・クーパーの嫌らしさも良い良い
だが…諸手を上げて面白かったというには、ちょっとばかり物足りない
もっと大迫力の戦闘、闇の力との葛藤など描いて欲しかったなと思う次第
なにせ 92分は短いよな…あと30min分が足りない感じ
もっと分厚くして欲しかったな…
ちなみに原題は「DORACULA UNTOLD」…
直訳すれば「ドラキュラについて語られていない事」?てなくらいかな!?
ちなみに公開9日目の第1回(12:40)、201席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN2)
2011.09format



 トラフィック/TRAFFIC 
[HUMAN DRAMA]
2001 アカデミー賞[監督賞]・[脚色賞]・[編集賞]・[助演男優賞:ベニチオ・デル・トロ]
2001 ゴールデングローブ賞[脚本賞]・[助演男優賞:ベニチオ・デル・トロ]
2000:アメリカ作品/2001.05日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
CAST-1:ベニチオ・デル・トロジェイコブ・ヴァルガストーマス・ミリアン
     クリフトン・コリンズ・Jr.マリソル・パディーヤ・サンチェスベンジャミン・ブラット
     ジョエル・トアーズ/他
CAST-2:ドン・チードルルイス・ガスマンキャサリン・ゼタ=ジョーンズミゲル・フェラー
     デニス・クエイドスティーヴン・バウアーステイシー・トラヴィス/他
CAST-3:マイケル・ダグラスエリカ・クリステンセンエイミー・アーヴィングトファー・グレイス
     アルバート・フィニージェームズ・ブローリン/他
CAST-4:ヴィオラ・デイヴィスデヴィッド・ジェンセン/他
アメリカとメキシコを結ぶ巨大麻薬コネクション”トラフィック”を巡る正義と陰謀、そして人間ドラマ… メキシコ、サンディエゴ、オハイオの三元中継(3つのストーリー)、主役はマイケル・ダグラスなの?ナンカ変…

STORYは…
メキシコの州警察、ハビエールとマノーロ、国境周辺警備、トラックから麻薬押収…突然、現れた犯罪取締官サラサール将軍、ここから先は連邦警察が引継ぐと… 数日後、将軍から召還されるハビエール、内密の依頼、麻薬カルテルの暗殺者フランシスコを捕らえて来いと…心配するマノーロ、弱みを突いて連行に成功、将軍の部下による拷問、弱った所で優しく対応する将軍の手法、情報…麻薬カルテルのボス、ホアン・オブレゴンの居場所…逮捕のニュース、更に対立組織のボス、ポルフィリオも手術中に死亡したと発表、2大カルテル崩壊…?


サンディエゴ、麻薬取締局DEA、囮捜査官のモンテルとレイ、オブレゴン・カルテル壊滅のための作戦、地元警察の乱入も中間売人ルイス逮捕…麻薬王カルロス・アヤラの情報、そして逮捕、ショックを受ける妻ヘレーナ(妊)、夫が麻薬王?、裕福な生活はどうなる?弁護士アーニーに相談、DEAに尾行される妻、夫の借金?300万ドル支払わねば子供を誘拐・殺すという男、DEAに監視強化を自ら依頼… 拘置所の夫に相談、自宅の絵の裏に封筒…麻薬ルートを牛耳る男の名前、隠し口座、そして暗殺者フランシスコ…ルイス暗殺を依頼する…


オハイオ州最高裁判事ロバート・ウェークフィールド、優等生の娘キャロライン、何不自由ない生活こそ不満?彼女達にとってドラッグは珍しい物ではない、ボーイフレンドのセスから勧められたヘロイン、たった1回のトリップで深みに… 一方、大統領命令で麻薬取締連邦最高責任者に就任したロバート、精力的(家庭も顧みず)に情報収集、自らメキシコまで赴く(対応する州警察)… ある晩のドラッグ・パーティ、仲間が中毒症状、病院の玄関先に置き去りに…パトカーと鉢合せ、留置場拘留、やっていないと主張する娘、夫婦喧嘩、バスルームでヘロインを吸う娘を発見、麻薬更正プログラムに押し込むロバート、脱走したキャロライン…


アメリカとメキシコを結ぶ巨大麻薬コネクション”トラフィック”を巡る正義と陰謀、欲望の事件の数々、そして人間ドラマ…主要な3つのストーリーが入れ替わり立ち代り、それぞれが枝葉のように分かれ、また複雑に絡み付く…登場人物も滅茶苦茶多く、最初は、混乱しそうになるが…映像等に特徴があるのでコレを頼りに… “メキシコ”…「ざらつくセピア調、ハンディカメラ?の画面、ドキュメンタリー風」 “サンディエゴ゙”麻薬王達と麻薬捜査官の攻防…「この手の映画そのまま、サスペンス&アクション」 “オハイオ”麻薬取締最高責任者とその家族…「青みがかった画面、ホームドラマ風」
主役は「麻薬」!と思われる、それぞれのストーリーの中心人物はいるが、全体としては「麻薬」に対する脇役、見せ場を含めあえて「50〜60%のテンション」でタンタンと…盛上ると思っても押さえてしまう演技、それがまた妙にリアルっぽい…が、映画として面白くする演出ではなく…シーン毎ではもしかして“肩すかし”の欲求不満状態かもしれない、でも全体を通して見ると“なるほど”…麻薬を取り巻く状況も良く分かる、そのためのもの?
アカデミー賞の「監督賞」「脚色賞」「助演男優賞」「編集賞」を受賞…ん?助演男優賞が“ベニチオ・デル・トロ”?彼が出演者の中では「主役」だったのでは?もしかしてマイケル・ダグラスがあれで主役?3つのストーリー中(映画としては)最もつまらないパートなのに?でも…家族再生、麻薬と戦う家族がアメリカ人には重要な部分ゆえかな
(渋谷東急2)
2000-2009format



 TRANCE/トランス 
[SUSPENSE]
2013:アメリカ/イギリス作品/2013.08日本公開(20世紀フォックス)
監督:ダニー・ボイル
出演:ジェームズ・マカヴォイヴァンサン・カッセルロザリオ・ドーソン
ダニー・スパーニマット・クロスワハブ・シークタペンス・ミドルトン/他
ダニー・ボイル監督の新作が公開されるとの情報、なかなか面白そうじゃないですか!
これは観るしかないですね!ということで、早速ムビチケ購入!
公開速攻、観に行ってまいりました!

STORYは…
その日のオークション会場は興奮に満ちていた…ゴヤの傑作「魔女たちの飛翔」が出品されるのだ
熾烈な競売の末、2750万ポンド(約40億円)という高値で落札!その瞬間、会場にガス弾が投げ込まれる
競売人のサイモン、緊急時のマニュアルどおり…絵画をバッグに入れて金庫へと向かう!
そこに待っていたのはギャングのリーダであるフランク、実はサイモンも彼の仲間
その場でフランクに絵画を奪われたフリをする計画が…突然フランクの首にスタンガンを押し付けるサイモン
怒ったフランクが銃で、頭を殴りつける!意識を失い、血まみれで倒れるサイモン
フランクが鮮やかな手口で外へ持ち出したバッグ、しかし…中身は額縁だけ!
病院で目覚めたサイモン、記憶の一部が消えた…絵画の隠し場所、そもそも何故に隠したのかも!
フランクは「催眠療法」で、記憶を取り戻すことを思いつく
ネットの検索結果を提示、エリザベス・ラムを選ぶサイモン…名前が気に入ったから!
普段は肥満やパニック障害を治療している療法士
フランクの指示、失くした車のキーを見つけたいと偽り…治療を受けるサイモン
一部始終は胸に着けた隠しマイクからフランクに筒抜け
30秒で本名を話させ、瞬く間に車のキーの在り処を聞き出すエリザベス
2度目の治療、サイモンにカードを見せるエリザベス、“面倒な事態に?”の文字
頷くサイモンの傍らにより…マイクに向かい 「聞いている人と話がしたい」と告げる
事の次第を知ったエリザベス、フランクに自らパートナーになることを志願する
彼女の条件…金ではなく、“同等の立場”を得ること
その日から、彼女の本格的な催眠療法が始まった
だかサイモンの記憶への旅には、本人さえも予想がつかない秘密と危険が待ち受けていた!


「トレインスポッティング」「普通じゃない」「28日後…」「スラムドッグ…」のダニー・ボイル監督の新作!
「トランス」と言うタイトル、一体何をしてくるんだろう?今度もやってくれそう?期待させますね!
まあ内容が内容だけに、展開が展開だけに…事前情報の少ないこと
現実と夢の世界が錯綜!どこからが真実で、どこからが操作されている世界か?
必死に記憶と想像力を働かせて観るのだが、最後の最後まで混乱をきたしたな…楽しいけどね!
あーでもない、こーでもない?じゃー何?解けていく謎…あああ、そういう展開?
でも、また騙された!分かったつもりだったのに…
うんうん、そういうことなのか!えっ、それも操作されてるの!真実は何処に?絵画は何処に?
ラスト3分…あっ、終わった!凄いスカッと吹っ切ったようなラスト!いいかも!
あんな選択を迫られるような立場になってみたい!思わず顔が笑ってしまった!
現実と夢を行き来…クルクルと変わるシーン、カット割りも気持ち良い!
映像も綺麗だったな!音楽もスタイリッシュでカッコ良かった!
登場人物も最初と最後でイメージが逆転…エリザベスが美人に見えてきたりね!?フランクも…
流石にダニー・ボイル!って感じかな?
もっとあれこれ書きたいけど…バラシテしまっては面白くないので…!
ああー、この気持ちを分かってもらえる人、いないかな!?

公開2日目の第2回(15:50)、156席の映画館で満員(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN1)
2011.09format



トランスフォーマー                        は、別ページとなります
トランスフォーマー/リベンジ               は、別ページとなります
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン    は、別ページとなります



トランスポーター     は、別ページとなります
トランスポーター2   は、別ページとなります



 トランセンデンス/TRANSCENDENCE 
[SF]
2014:アメリカ作品/2014.06日本公開(エンタテインメント)
監督:ウォーリー・フィスター   製作総指揮:クリストファー・ノーラン
出演:ジョニー・デップレベッカ・ホール
モーガン・フリーマンポール・ベタニーキリアン・マーフィケイト・マーラ
コリー・ハードリクトルーカス・ハース/他
意図的に情報が操作されているのかな?全体像が良く見えないSF映画だけど…観たい映画欄に置いときました
が、流石に公開間近になり情報がチョビットずつ…公開されてきて!
科学者1人の頭脳をコンピュータに全インストールしたら何が起きるかと言う…壮大な内容だったではないですか
更にクリストファー・ノーラン組による撮影!これだけでドキドキだったたりして…
ムビチケ購入しておいたんだけど…
6月末…夏だけに、流石に「アナと雪の女王」もいよいよ撤収か?
観たい映画が堰を切ったように…怒涛の映画公開!この映画も結局1日公開繰上げ!
ほとんど開き直り…1日2本観ることとしました、3本目も同じシネコンで公開してますが…流石に次週に…
ということで…この映画からスタートです!

STORYは…
用語の説明が字幕では不可能だったのか?最初に用語説明のナレーション付き(笑)!
【トランセンデンス】:人工知能が人間の知性を超える現象のこと、一般的には“シンギュラリティ”とも呼ばれる
遅くとも40年以内に実現すると言われる技術

ウィル・キャスター、人間の知性を超越する人工知能の研究を行う天才科学者
公私にわたるパートナーの妻エヴリン、飢えも貧困もない良い未来のための研究に勤しんでいる
その想いは…夫妻の大学時代からの親友の科学者マックス・ウォーターズも同じ
しかし…突然の悲劇、カリフォルニア大学バークレー校での講演会、テロリストの銃弾に倒れるウィル
彼等を襲ったのは反テクノロジーのRIFTというテロ集団(彼等は時を同じ人工知能を研究施設を襲撃)
幸いにも傷の浅かったウィル、FBI捜査官ブキャナン、ウィルの恩師ジョセフ・タガーを研究室に案内
が、夜になって容態が急変、銃弾に塗られていた放射性物質
「他機能不全に陥るまで4週間」!医師の宣告…命の期限
「愛する人を失いたくない」…死の淵を彷徨う夫に寄り添い…想いに囚われるエヴリン
電極移植に最後の望みに託そうと決心
コンピュータにウィルの頭脳をインストールする試み、成功すれば…肉体が滅びても、サイバー空間で生きられる
エヴリンは、研究室からスーパー・コンピューター「PINN」のコアユニットを持ち出し…実験開始
当初マックスは否定的な態度も…、ウィルを思うエヴリンの思う愛の強さに根負け、協力者!
かくしてスタートした実験、ウィルが息を引き取った後も連日連夜続けられる
困難を極める作業、モニターには解読不能の記号が並ぶだけ
さすがのエヴリンも失敗だと諦め電源OFFにする作業中…モニターに「誰かいるのか?」の文字
慌てて再起動、狂喜するエヴリン、マイクを使っての会話を開始
一方のマックスにはは「金融市場にアクセスしたい」と言い出すウィル、ウィルらしくない違和感、疑惑
そんなマックスを…ウィルの復活を信じて疑わないエヴリンが追い出す!
このままでは研究が危うい?何もないだだっ広い田舎の土地を購入するエヴリン
2年後…
巨大なソーラーパネルが何千枚と並ぶハイテク施設、その中心に位置するデータセンターで研究を続けるウィル
彼はネットで繋がることで世界中の情報を取り込み、果てしなく進化していた
彼の研究成果…ナノマシンによる再生治療、多くの障害者が奇跡的復活を成し遂げていた…
「これこそ未来!」とウィル、戸惑うエヴリン、2人の目指した未来は目の前なのに…神の領域に踏み込んだ気分
ブキャナン捜査官と共に訪れた恩師ジョセフ…「ここから逃げ出せ!」のメモを渡される…
かつての親友マックスは「ウィルは人類の脅威」とみなす
仇敵RITFと手を組み…共にテクノロジーの怪物達を抹殺する方法を模索する
進化も野望も無限大に膨れ上がっていくウィル、今や世界を完全に支配するほどの力
さらに彼自身の施設のスタッフの異常な身体能力!
それを垣間見たブキャナン捜査官、軍に協力を要請、施設攻撃の作戦に着手!
圧倒的な軍隊の火力攻撃、立ち向かう不死身の兵士達、ウィルに不信と恐怖が湧き上がるエヴリン
他者の生命までその手でコントロールし始めた“それ”は…かつて愛したウィルなのか?
果てしなく進化を遂げる“知”は、もはや誰も止めることはできないのか…


一度、全部投入したのに…一瞬の間にデータが全部消えてました…
それなりに一生懸命打ち直しましたが、脳内リセットしちゃったもので、抜けがあるかもしれません…うううっ
ということで…だいぶ短くなっちゃいましたが…
「SF映画」で「クリストファー・ノーラン組」が作製する「ジョニー・デップ」主演作品とくれば…
面白いに決まっていると思うじゃありませんか!?「SF造形美」などは及第点なのですが…
エネルギー源がソーラー発電と言うスパコンって…何!?不安定極まりない
外部はソーラー発電所の風景が中心、掘立小屋のような入口エレベータ、なんか…雑
まさか、よくある内容?何か新しいものがあるのかと思えば…なんと何もない!凄くない!
ラストもお約束的行為による決着…なんか策はないのか?雑だな…
TV改編期の…よくある「2時間特番」のドラマってな感じ…まあDVDで充分ってとこかな?
期待度UPしてただけに、評価は落ちてしまいますね!
ジョニー・デップのファンという理由で観に行かれる方がおられるとしたら…
彼が動いているのは最初と最後だけ、あとは上半身の固定映像だけですので、ご注意を!
しかしアメリカと言う国は、意見の相違に対して、に「銃」は当然、ミサイルなんて当たり前!?
議論の余地なしの国なんだな…、敵にしちゃ怖いね!取り込まれるのも怖いけど…

ところで…6月まで引っ張った「アナと雪の女王」のおかげで?
ずーっとスクリーンが占領されていたからか?流石に7月突入を目前に、映画が一斉に入れ代わりました
おかけで観たい映画が重なりに重なりまくってます
本日も2本一挙観なのです、観るのはOKなのですが、映画HP投入が大変なんですよね!
この映画の10分後に次のスクリーンへ移動です!来週も2本は観たいとこなんですよ…
ちなみに公開初日の第1回(10:35)、182席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN6)
2011.09format



 ドリーム・チーム/THE DREAM TEAM 
[COMEDY]
1989:アメリカ作品/1990.01日本公開(UIP)
監督:ハワード・ジーフ
CAST-1:マイケル・キートンクリストファー・ロイドピーター・ボイルスティーブン・ファースト
     デニス・ブッチーカリスロレイン・ブラッコ
CAST-2:ジェームズ・レマーフィリップ・ボスコマイケル・レムベック/他
突発性凶暴症、自閉症、誇大妄想症、潔癖症…の患者を抱える医師、治療のために向かったNYヤンキースの試合、事件に巻き込まれたメンバー、犯人扱い、掴まった仲間を助けるべく…、そして各人の病気との戦い

STORYは…
現代病療養施設シーダーブルック・センター ”突発性凶暴症”のビリー、”自閉症”のアルバート、キリストを妄信しすぐに裸になりたがる”誇大妄想症”のジャック、治療の一環で医師の助手を勤める”潔癖症”ヘンリー、彼等のグループ治療を行うワイツマン博士、効果が出ない…反対を押しきり外出療法を決断、5人の行き先はNYヤンキースの試合、野球場の近く、トイレに行きたがるアルバート、GSは休み、路地裏で用をたすよう指示、いつまでも戻ってこない、様子を見に行くワイツマン、銃声、2人組の男が誰かを射殺した現場を目撃…襲われるワイツマン、住人達の姿に逃げる2人組、意識不明の重傷、救急車で搬送されるワイツマン、恐怖で口を閉ざしたアルバート、事情を知らない3人、ワイツマンは?夜、街へ繰出して行く3人…ビリーはレストランへ、ウェイトレスに絡む男を叩きのめす…ウェイトレスはビリーの恋人リリー、再会を喜ぶ2人だったが…リリーの告白、新しい恋人(金持ち男と同棲)の話、そしてビリーが治療の途中で抜出したと知ると叱責、姿を消す… ジャックはヘンリーと教会へ、壇上で演説をしながら服を脱ぎだす、教会を叩き出される2人… 戻ってきた3人、車はレッカー移動中!しかも土砂降りの雨、アルバートを含む4人は段ボールを被って街へ、下着姿のジャックに軍用古着を購入、警察へ、消えたワイツマンの情報なし、通り掛った救急車、突然走り出したアルバート、何か知っている?問い質すも…、病院を調べまわる4人、身元不明の急患情報、収容先の病院へ…彼等以外にもワイツマンを探す男達、刑事ジャネリーとオマリー、同僚に汚職を見抜かれ射殺、現場を見たワイツマンを消すために…そんな2人を見掛けたアルバート、必死の思いでビリーに急を知らせる… ワイツマンを窒息死させようとしていた現場、間に合った4人、逃げる2人組に駐車場で逃げ切られる、ワイツマンを助けるためセンターへ電話、事情を説明するが…逆探知、連れ戻されそうに、そして警官の死体発見現場近くにいたビリー達は指名手配へ…八方塞り、ビリー達はリリーへ助けを求めるが…彼女の恋人エドが通報、ビリー達は逮捕されてしまう…


今の日本に、こんな病院があったとしたら管理体制のズサンさを問われかねないだろうな…などと思いつつ、当時は結構面白がって見てました、確かマイケル・キートンとクリストファー・ロイドが出ているという事で見に行ったと記憶しています
※この映画自体とは全く関係ないネタですが…これで90年代の映画データ投入完了です!
-1999format



 ドリヴン/DRIVEN 
[CAR ACTION]
2001:アメリカ作品/2001.08日本公開(日本ヘラルド映画/松竹)
監督:レニー・ハーリン
CAST-1:シルベスター・スタローンキップ・パルデューティル・シュヴァイガーエステラ・ウォーレン
CAST-2:バート・レイノルズクリスチャン・デ・ラ・フュエンテジーナ・ガーション
     ロバート・ショーン・レナードステイシー・エドワーズ/他
(よくあるレースもの+ロッキー)*SFX映像+(ハッピー)&スタローン脚本、上手く行き過ぎのラスト、世間的には随分と酷評を受けてまして評価は最悪なのですが…?そんなに酷いか?私は楽しかったけど…

STORYは…
時速400kmの世界…カートレース、シーズン開幕、昨年度チャンピオンのボー・ブランデンバーグの好発進、しかし続くレースで新人ジミー・ブライが(連続)優勝、人気急上昇…マスコミ&熱血プロモーター・兄デミルの猛烈なプレッシャーから連続リタイア、一方のブランデンバーグ…レースに集中、恋人ソフィアを邪険にし振られる始末… [シカゴ]命令無視でブランデンバーグを抜きにかかるブライ、接触、大破、怒り狂うオーナーのカール・ヘンリー、かつての相棒ジョー・タント(事故でリタイア)へ連絡…「今でも限界に挑めると思うのなら、すぐに来い!」…サーキットに戻ったタント、旧友達との再会、サポートに降ろされたメモ・モレノ(タントを崇拝、ブライ中心のオーナーに不信感)、カートを取材に来ていた女性ジャーナリストのルクレシア、そしてオーナーのカール…ブライの教育係?過去の自分との訣別?コースを疾走、ゲーム…投げられた3枚のコインの回収、天才的テクニックに感動するブライ、話したくても邪魔に入るデミル…話しは俺を通せ!命懸けでスピードに挑む男達をイマイチ理解できないルクレシア、サポートに回る決心をしたタントに不思議な魅力を感じ始める… 兄から逃げたいブライ、酒場で一人佇むソフィアに惹かれる、喪失感からブライと付合い始めるソフィア…ただ付きまとうデミルがウザイ [第10レース・トロント]タントの前に現れたキャシー(タントと離婚、現メモの妻)、夫の立場を脅かす前夫への嫌味…、レース開始、ブランデンバーグ、ブライ、タントの熾烈な争い、カールの非情な命令、ピットイン、図った様なOUT!作為的ブロック、久しぶりにブライ優勝、敗戦&ソフィアがブライに走ったことで失意のブランデンバーグ…、今だ兄の邪魔でタントと会話できないブライ、[第11レース・日本(茂木)]束の間の休息、プール、クラブ、ブランデンバーグへの未練がつのるソフィア、未練を断ち切ろうと練習に励むブランデンバーグ、タントの(経験からの)忠告、愛しているなら這ってでも謝るべきだ…、レース、ブランデンバーグとブライの接戦、またも同じミス、壁に激突、マシン大破、奇跡的に無傷だったブライ… スポンサーとのパーティ、ルクレシアと楽しい時間を過ごすタント、毒づくキャシー、ブライとソフィアの前に現れたブランデンバーグ、素直な気持ちを伝える、ヨリを戻したい… ブライと一触即発状態、ブランデンバーグを選んだソフィア… ディスプレイ・マシンで公道へ飛び出すブライ、追うタント、カーチェイス、テクニックで上回るタント、制止、「純粋に走れる歓びを忘れるな!」、そしてデミルを排除してのミーティングが始まる…


時速400kmで踊り、駆け巡るマシン!今までのレース映画とは迫力が違うゾ!ってチョット大袈裟かな?かなり前からチラシが出ていたので見に行こうと思いながら、やっと公開っという感じ、内容は…(よくあるレースもの+ロッキー)*SFX映像+(ハッピー)&スタローン脚本、上手く行き過ぎのラストではありますが…楽しめます、顔が微笑んでしまう…某雑誌の松本人志氏の評価は「10点中0点」で、コメントは“レースのルールが分からないからツマラナイ”って、そんな…でか、カートレースがどの様におこなわれているかをあまり知らなくても、ケッコウ面白いと思いますよ!前記のとおり、全員がハッピーになるってのはやり過ぎですが…
あと、ジーナ・ガーションが出演しているのですが…「バウンド(97)」はカッコ良かった、今回は役柄が敵役…できればもっとカッコイイ役を見たい…、それから元シンクロナイズド・スイミングのカナダ代表にして、現役モデルのエステラ・ウォーレンが…一人シンクロをやってます、STORYとは関係ないけど…
(新宿東急)
2000-2009format



トレインスポッティング は、別ページとなります
T2/Trainspotting  は、別ページとなります



 トレマーズ/TREMORS 
[MONSTER&COMEDY]
1989:アメリカ作品/1990.06日本公開(UIP)
監督:ロン・アンダーウッド
CAST-1:ケヴィン・ベーコンフレッド・フォードフィン・カーター
CAST-2:マイケル・グロスリバ・マッケンタイアヴィクター・ウォンボビー・ジャコビー
     アリアナ・リチャーズシャーロット・スチュワートサンシャイン・パーカー
     マイケル・ダン・ワーグナーコンラッド・バックマンビビ・ベッシュ/他
超B級のモンスター映画だけど、私の大のお気に入り映画の一つ、設定がメチャクチャでバカバカしいくらいの化け物だけど、なんか好きだ、TVでやれば必ず見てしまい、笑ってしまうのです

STORYは…
ネバダ州、人口14人の街パーフェクション(理想郷)、便利屋アール・バセットとバル・マッキー、仕事帰りに見かけた女性ロンダ・ルベック…地震学を学ぶ大学院生、観測中、異常な振動を記録…、彼女が気になるバル、次の仕事はトイレの汲取り、噴出した糞尿、全身…、こんな仕事辞めてやる!引越す決意の2人、ビクスビーに向う途中、高圧鉄塔上にエドガーの死体、検死結果、死後3〜4日、死因は脱水症状、何故?フレッド家の前?飼っていた羊の死体、地中から首だけ出したフレッドの死体…何かが起きている、パーフェクションの街へUターン、道路工事をしていた男2人の死体、進まないトラック、見たことない生物の破片が巻き付いていた…、そして医師のジム夫妻、家の新築現場、土中に引込まれるジム、車に逃げ込んだミーガンは車ごと…、何故か電話が不通、道路には怪物、孤立した街、住民の相談、アールとバルに依頼、馬で50km先の街へ…ジムの家の前、地中に埋まった車?突然、怪物(グラボイス)の急襲、馬で逃走、コンクリート塀を飛び越えたとき…地中の基礎に激突したもの…巨大で異様な怪物の死体、ロンダと合流、絶望的ニュース、移動する振動源があと3つあることを…


GOお薦めの超B級作品、怪物(土の中を高速移動する怪物?&容姿)もマヌケなら住人達もまあ能天気…しかも、日中の追いかけっこ、走るやつも全力疾走、よくこんな映画を撮ったものだと思いつつ、TVでやれば必ず見てしまう…たぶん今後も…見てしまうんでしょう
ちなみに「トレマーズ2」があったのですが見てません(知りませんでした)、先日ビデオ予告を見ましたが…つまらなさそうでした

※トレマーズ2以降はDVDのみで劇場公開なし
   ・トレマーズ2/グライボイズの逆襲(1997)
   ・トレマーズ3(2002)
   ・トレマーズ4(2004)
公開初日(土)の第2回(12:40)、646席の映画館は満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7)
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 トロイ/TROY 
[HISTORY]
2004:アメリカ作品/2004.05日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
CAST-1:ブラッド・ピット
CAST-2:エリック・バナオーランド・ブルームピーター・オトゥールローズ・バーン
     サフロン・バロウズ
CAST-3:ダイアン・クルーガーブライアン・コックスブレンダン・グリーソンショーン・ビーン
CAST-4:ジュリー・クリスティーギャレット・ヘドランドヴィンセント・リーガン
CAST-5:ジュリアン・グローヴァー/他
3000年余前のギリシャ軍と トロイの戦いを描いた物語「イリアス」より、ギリシャ神話が息づく世界、ミュケナイ王族のヘレン(人妻)とトロイの王子の恋が招いた戦い、不死身と称される伝説の戦士アキレス、難攻不落のトロイ攻略に送り込まれる巨大木馬、描くネタには困らないハズが…、うーん

STORYは…
■3000余年の昔、古代ギリシャ、最大の実力者ミュケナイ王のアガメムノン、その弟…スパルタ王のメネラウス、兄の命令により半島内の国々を武力制圧 ■無駄な殺戮を好まない国、代表者の一騎打ちの提案、呼ばれるアキレス!一瞬で勝利、アキレス…母親は女神であり、彼は不死の力を与えられていると噂する人々 ■戦いに疲れたメネラウス、エーゲ海の対岸の国…宿敵トロイとの和平を選択 ■和解の宴、トロイ代表…王子ヘクトル(トロイ軍総指揮官)と弟のパリス(美男子)、宴席を抜け出るパリス、メネラウスの妻へレンの寝室へ、2人は出会った瞬間から禁断の恋に落ち…逢瀬を重ねていた、悲しげなへレン…メネラウスが戦場から帰ってくる&パリスは帰っていく、一緒に逃げようと言うパリス、抱き合う2人 ■洋上、トロイに帰還する船、ヘレンを奪ってきたことを打明けるパリス、驚き怒るヘクトル…ギリシャ軍が攻めてくる!彼女を帰すなら死ぬとパリス、恋のためにトロイを危機に陥れた弟…本人は無自覚&自己陶酔、それでも(?)弟、トロイへ帰還、歓迎するプリアモス王、賢者達の言葉&夢のお告げ…王の反応に決心するヘクトル、ギリシャ軍を迎え撃つ準備! ■ヘレン奪還を主張するメネラウス、アガメムノンの許可、従う諸侯、イタケ王のオデッセウス…アキレスの参戦が必要と主張、主を持たず&命令に従わないアキレスを良く思わないアガメムノン、アキレスを訪ねるオデッセウス(アキレスの理解者&友)、従兄弟パトロクロスを訓練中のアキレス…不参戦を表明 ■出発の準備が進むギリシャ軍 ■アキレスの運命を予見する母テティス、2つの選択…このまま平和に一生を終えるか?生きて帰れないが永遠不朽の名声を勝ち取るか? ■千艘ものギリシャ軍、先頭に躍り出る黒い船…アキレスの船、トロイの海岸に上陸、アキレスの部隊、超人的な攻勢、海岸の一角(神殿)を短時間で占拠、勢い…海岸を占領するギリシャ軍、神殿内の宝物を奪う(戦利品)アキレス配下、彼のテントに生残りの巫女ブリセウス(ヘクトルの従姉妹)を差出す配下・エウドロス、自分の力に屈しようとしない彼女に興味を持つアキレス ■アガメムノンに先勝の祝いの品を届ける諸侯、オデッセウスの誘い…アガメムノンに挨拶、自分自身のために戦うアキレス、個人的な利得のためだけに行動するアガメムノンに対する軽蔑の態度、アガメムノンの怒り…ブリセウスを奪って兵に与える、激怒するアキレス、王のために戦うことを拒否、ブリセウスを奪還、天幕の中…ブリセウスを抱くアキレス ■翌日、帰り支度を命令するアキレス、彼を欠いたギリシャ軍に立ちはだかるヘクトル、両国の運命はふたたび変転する…


制作費110億円を掛けて…この程度?(多分2割はブラピの出演料)、エキストラ数1000〜2000人(諸説あり)も動員して…盛り上がらず、宣伝コピー「愛のための戦争」「史上最大の愛の戦い」「3000年に一度の恋」は、なんか引く状態
内容的には、解説するほどのことではないが…3000年余前のミュケナイ(ギリシャ軍)と トロイ(エーゲ海の対岸)の戦い(あったことは事実)、それを伝えたのは…2800年余前にホメロスによって語られた物語「イリアス」他、ギリシャ神話の神々と人間達が住む世界、ミュケナイ王族のヘレン(人妻)とトロイの王子の恋が招いた戦い、不死身と称される伝説の戦士アキレス、難攻不落のトロイ攻略に送り込まれる巨大木馬…所謂「トロイの木馬」、多くの物語から選ばれたストーリー、見どころはいくらでもあるはずなのに…単調なストーリーはアクビもの
オープンセットは見事なのに…引きの映像(トロイの遠景、大船団等々)がチープで迫力なし、大量投入されたエキストラも生かしきれず…同じ映像を何回も見せられているような単調さ、カット割も変?不必要と思われるシーン多数、編集にも疑問?3時間の大作にしたかっただけ?ブラッド・ピットも浮いた感じ、さらに音楽も単調で盛り上がりに欠けていた…
多少は期待して行ったのに…あ〜あ、の状態、硬い座席で3時間、腰が痛い、ケッコウ苦痛、知人に感想を聞かれた際に…慌てて見に行くほどではないと答えときました(見に行くのは自由とも)
それでも…公開22日目、第2回(昼〜夕方)、232席の映画館はほぼ満席でした(渋谷ジョイシネマ)
2000-2009format



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 永遠に美しく…/DEATH BECOMES HER 
[COMEDY]
1993 アカデミー賞[視覚効果賞]
1992:アメリカ作品/1992.12日本公開(UIP)
監督:ロバート・ゼメキス
CAST-1:ゴールディ・ホーンメリル・ストリープブルース・ウィリスイザベラ・ロッセリーニ
CAST-2:シドニー・ポラックジョン・エノス・Vチャールズ・マクゴワン
     キャメロン・イングリッシュ/他
いつまでも美しくいられる方法があったとしたら…あなたならどうしますか?ライバルが自分より美しく変身したとしたら…どうしますか?成果はでているようだし…ただ、それがかなり妖しげな秘薬を利用するものだとして…

STORYは…
1978年、ブロードウェイ、往年の人気女優マデリーン…落ち目、年齢を隠しきれない。学生時代からのライバルのヘレン、有名な美容整形医アーネストと婚約、自慢に現れる…が…数ヶ月後、アーネストと結婚したのはマデリーンだった…7年後、婚約者を横取りされたヘレン、過食症、デブ、療養所行き…さらに7年後、50代に突入したマデリーンはオバサン化、アーネストは死化粧をする葬儀屋に落ちぶれていた…ヘレンの出版記念パーティへの招待、あんなデブより私の方が美しい…しかしヘレンの姿に愕然、別人のようにスリムに美しく変身していた…さらに若い愛人に振られダブルパンチ…本当に美しくなりたかったら…エステ会社社長に渡された1枚の名刺…


笑った、笑った…最後には疲れたけど…
しかし、ゴールディ・ホーンの年齢不詳ぶりは凄い、秘薬を飲まなくっても、もしかして飲んでたりしてなどと思いながら…この映画の時点で彼女は47歳、50前には絶対に見えない、ちなみにメリル・ストリープの43歳より若く見える…しかし、これを書いている現在(2000年)、彼女を見られる映画が来ない…55歳になる彼女はあのままなのだろうか?この映画は彼女あっての映画であろう…
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 ドント・ウォーリー/DON’T WORRY,HE WON’T GET FAR ON FOOT 
[HUMAN DRAMA]
2018:アメリカ作品/2019.05:日本公開(東宝東和/東京テアトル)
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ホアキン・フェニックスルーニー・マーラージョナ・ヒル
ジャック・ブラックトニー・グリーンハンドキャリー・ブラウンスタイン
ベス・ディットーマーク・ウェバーロニー・エイドリアンキム・ゴードンウド・キア
オリヴィア・ハミルトンダニエラ・ガルシア/他
単館系復活!を勝手に宣言して…ここんとこそういう映画を観てるんですけど
1度行き始めると、チラシもたくさん集まり、情報も入ってきます
なかなか面白そうなものもあります
この映画もその中の一つ
GW10連休の仕上げとして観てまいります!

STORYは…
カリフォルニア、酒に頼りながら生活しているジョン・キャラハン
その朝、珍しく二日酔いではない目覚め…それは彼が自分の足で歩くことができた最後の朝
その夜、ワイルドなパーティーで知り合ったおしゃべりな酒飲みデクスター
パーティーを渡り歩き…泥酔、同じくらいご機嫌なデクスターの運転する車
居眠り運転、車は猛スピードで電柱に激突
気付いた時は、胸から下が麻痺した状態で病院のベッドに(デクスターは軽傷、さっさと帰宅)!
一命は取り留めたものの、麻痺は一生続くことを告げられる、人生激変、ショックと恐怖
その絶望に光をもたらしたのがセラピストの女性アヌー
リハビリセンターに定期的にやって来るアヌーとの穏やかな会話によって…
キャラハンは持ち前のユーモアと笑顔を取り戻す
やがて、体力的な回復を経て、電動車椅子を与えられたキャラハン、街を走り…小さな自由を満喫
リハビリセンター退院後、ポートランドのアパート
排泄から風呂まで住み込みの介護人ティムに頼るしかない生活を始める
再び酒に溺れ、不自由な身体への苛立ちから周囲の人々に怒りをぶつける自暴自棄な日々
そんな彼は、ある行為に執着、自分を産んで捨てた母親への憎しみと愛着、彼女を探し続けていた
散らかり放題のアパート、落ちた酒瓶すら拾えぬ自分を嫌悪、酒まみれの生活を号泣
何かに助けを求めたある日、母親の幻影を見る、禁酒の決意!
自らも依存症と向き合った過去のある禁酒会の裕福なスポンサーで主催者のドニーに会いに行く
彼は、人生経験を積んだ、皮肉交じりユーモアが魅力の穏やかな男
初めて参加したグループトーク
メンバーの1人から、事故憐憫をストレートに笑い飛ばされ激怒するも…
辛いのは自分だけじゃないこと、そして自分が歓迎されて言ことを知り、集まりを気に入る
やがてキャラハンは、不自由な手でイラストを描き始めると、絵をを学ぶため大学にも通い出す
そんな時、偶然、図書館でアヌーに出会う
スウェーデン出身の彼女、スカンジナビア航空の客室乗務員に転身していた!
2人は再会を喜び、フライトのない時間を共にするうちに、恋人同士となる
禁酒のステップは徐々に上がり、彼を導くドニーとは、辛辣な冗談を交わしながら本音で話せる関係
だが今なお、キャラハンは自分の運命に苛立っていた
ドニーとの対話、幼い頃から「誰にも愛されていない感覚をごまかしてきた」ことを認める
これまでの人生で憎んできた人々を許す旅の始まり…


2010年に59歳で他界した、世界で一番皮肉な風刺漫画家ジョン・キャラハンの実話
アルコール依存から、交通事故、胸から下が麻痺した生活
天をも恨む日々から…、アルコール依存脱却のための禁酒会!
本来彼が持つ人柄か?そんな彼を愛し、支えてくれる人々!
(辛辣な風刺漫画家としても賛否両論)
変わっていく彼、禁酒会の主催者は彼を新たなステージへと導く
全ての人を許せ!と…
自分を捨てた生みの母、泥酔して交通事故を起こした男、喧嘩ばかりしている福祉事務所の担当
果たして彼らを許せるのか?そして自分自身を救うことが出来るのか?
(なんかアメリカっていうか、キリスト教世界って、こういうの大好きだよな…)
実話の映画化
物凄く面白いとか、手放しで褒めまくるとか、お勧めしまくるほどではないが
良い話だと思うし、必死に懸命に生きた人なんだなと思う
で、彼を支えてくれる人達が良い人過ぎる…チョットね
更に子供達に囲まれて…出来過ぎというか、やり過ぎかな?
今回、ジョン・キャラハン役のホアキン・フェニックスがなかなか好演してます
ルーニー・マーラーやジナ・ヒル、ジャック・ブラックなんかも良いです
ちなみに令和元年GW10連休公開!も…
200人規模のスクリーンで2割の入りでした!
公開3日目の第1回(12:15)、200席の映画館で2割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 SCREEN1)
2011.09format



 ドント・ブリーズ 
[THRILLER]
2016:アメリカ作品/2016.12:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテイチンメント)
監督:フェデ・アルヴァレス
出演:ジェーン・レヴィディラン・ミネットダニエル・ゾヴァットスティーブン・ラング
クリスチャン・ザジアフランシスカ・テレーチクエマ・ベルコヴィッチ/他
劇場数は少ないんだけど…
物凄く怖そうな映画だ
気になって仕方ないので
シネマイレージデー(1,400円)を使って観に行ってみる

STORYは…
かつて自動車産業で盛んだったデトロイト、今は失業者の山
この街で暮らすティーンエイジャーのロッキー、まだ幼い妹がいるが、暴力的な母親には生活能力なし
デトロイトを脱出し、妹とカリフォルニアで暮らすのが彼女の夢、だがそのための資金はない
そこで男友達のアレックス、恋人のマネーと共にケチな押し入り強盗を繰り返していた
頭の切れるアレックスは大学進学のための資金が必要だったが…
警備員の父親にはそれ程の収入がなかった
そんなアレックスが緻密な強盗計画を立て(父親の警備会社のコンピュータをハッキング)
裏社会とのコネクションを持つマネーが盗品を売りさばく
稼ぎをあげるとともに、強盗計画は毎回それなりのスリルもあり、うってつけの憂さ晴らしのようでもあった
そんな時、マネーが盗品買い付け人のラウルからある情報を仕入れる
街外れの寂れた通りの奥にある一軒家に、盲目の老人が大金を持って暮らしていると…
聞けば老人は、湾岸戦争で視力を失って帰国したものの、妻に先立たれ
しかも、愛する1人娘を交通事故で失い、たった1人で家に引き籠って暮らしているという
「相手は盲目の老人だ、簡単に大金が得られるチャンスだぞ」というマネー、心が揺れるロッキーとアレックス
老人の家は警戒が厳重で侵入が難しそうだったが、これが成功すればロッキーもアレックスも夢が叶う
3人はこれを“最後のミッション”と決め、強盗計画を決行するのだった
だが、元軍人だった“盲目の老人”は一筋縄ではいかない強者
しかもその家には思いもかけない「敵」や「秘密」が待ち受けていた
楽に終わるはずだった3人のミッションは、やがて狂気の沙汰と化していく…


まあ1,400円なら良いか!という感じ…
なかなか相手は手強い、目が見えないとはいえ、無敵の退役軍人
何度殺したと思っても、復活する
かつて知ったる自分の家、真っ暗闇の中を神出鬼没、どこへでも出現
息をしちゃいけない、気付かれるぞ
足元に注意、音を出すものがないか?気を付けろ!
殺す時にはちゃんと殺さねばダメだぞ、中途半端は厳禁
生きながらえている理由が理由だけにしぶといんだから
しかし本当の真っ暗闇は地下のみ、何も見えない恐怖感は限定的
地上は外光が入って来るので、漆黒の暗闇というわけにはいかない、まあ真っ暗闇ばっかりじゃ
何が何だか面白みがなくなっちゃうんだろうな
しかしよく考えてみれば、追われているのは強盗団3人組なんだよね
追われて当然なんだよね!なんか逆転しちゃってるのが面白いかもしれない
しかし追う側には更に強烈な秘密があったりするんだけどね
しかしラストは何故に金を…ネタバレになるかな
続編作るのだろうか
まあドタバタするけど、面白かったかな…1,400円だったし…
公開5日目の第1回(10:30)、184席の映画館で45人程度の入り(TOHOシネマズみゆき座)
2011.09format