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 ドクター・ストレンジ/Doctor Strange 
[ACTION]
2016:アメリカ作品/2017.01:日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:スコット・デリクソン
出演:ベネディクト・カンバーバッチティルダ・スウィントンキウェテル・イジョフォー
ベネディクト・ウォン
マッツ・ミケルセンスコット・アドキンス
レイチェル・マクアダムスマイケル・スタールバーグベンジャミン・ブラット
クリス・ヘムズワース/他
どうしようかと悩む「ドクター・ストレンジ」
なぜ?マーベル・スタジオ作品だから
続編が続いたり、アベンジャーズが絡んでくるのが大変だから
でも、映像的に凄そうなので「3D」で観ておかねば…と思わせるCM
いろいろと覚悟の上、観に行きます

STORYは…
男の名は、スティーヴン・ストレンジ、ニューヨークの病院に君臨する天才外科医
音楽をかけ、ジョーク連発しながらの手術はもはや神の領域、誰もが彼の技術にひれ伏す
端正なルックスとスタイリッシュなたたずまい、溢れる知性と深い教養
パーフェクトな彼に欠点などない、ただ一つ、鼻持ちならない傲慢さを除いては…
だが、彼の輝かしいキャリアは、突然終わりを告げる
交通事故で“神の手”と崇められていた両手の機能を失ったのだ
外科医として復帰するため、あの手この手の高額な手術を繰り返すも、全ては無駄だった
完治することにこだわり続け、荒廃していく心、寄り添ってくれた元恋人で同僚医師クリスティーンも立ち去る
医学に見放され、財産も底をついたドクター・ストレンジ、絶望のどん底
そんな時、カトマンズにあるという謎の治療施設カマー・タージの噂を聞きつける
下半身不随のパンクポーンなる人物がそこに行って…歩き出したという
だが苦労して辿り着いたところは、治療施設などではなく、人智をを超えた神秘の力を修行する場所だった
彼は神秘なるものに懐疑心を隠そうともせず、科学的治療の望みを絶たれた怒りをぶつける
謎めいた指導者エンシェント・ワンは、そんな彼に静かに向き合い、瞬時にして見たことのない世界を体験させる
異次元世界を次々と体験、全てを知っているといった傲慢な自分を思い知り、未知なるものへの畏敬の念に震えた
その日から、想像を絶する修行が始まった、何事もうまくいかず、経験したことのなかった“挫折”を味わう
エゴを捨てるよう諭すエンシェント・ワン
ドクター・ストレンジは死に直面する厳しい修行の末に魔術を体得し、魔術師となった
古文書を読破し、兄弟子の修行者モルドを相手に神秘の技を磨く月日が流れる
ある日、エンシェント・ワンの蔵書から、あるページが破り取られていることに気付き
好奇心に駆られ、時間を巻き戻す術を操ってページを出現させてしまう
驚くべきことに、そこには、闇の魔術からパワーを得るための禁断の儀式が記されていた
そして彼は知る!カマー・タージが、闇の魔術から人類を守るための聖なる砦てあり
ロンドン、ニューヨーク、香港の3つの聖域に繋がっていること
つぎの瞬間、爆発、ドクター・ストレンジはニューヨークの見知らぬ館(サンクタム・サンクトラム)に瞬間移動
そこにゲートウェイを通って出現したのは…弟子を率いた1人の魔術師カエシリウス
あの禁断のページを奪い取ったのは彼だった
かつてカマー・タージで修行を積んだ身ながら、死をも超越した闇の魔術に魅せられた彼は…
その“存在”に、この世界を捧げようとしていた
襲い来るカエシリウスの弟子達に抗戦するドクター・ストレンジ
不思議なことに、部屋に飾られていた赤いマントが、意志がある?浮遊してまといつき、激しい攻撃から彼を守る
世界は破滅への序曲を奏でていた、既にロンドン聖域は崩壊され、ニューヨークも危機にあった
カエシリウスによる闇の魔術のパワーによって、歪み、万華鏡のように変貌していく高層ビル街“ミラー次元”で…
ドクター・ストレンジはモルドと共に、魔術が使える場を目指してひた走る
絶体絶命となったその時、現れたエンシェント・ワン、時間を超越した謎めいた師のた真意は
ドクター・ストレンジの思いを遥かに超えたものだった…
遂に…失った栄光を取り戻す筈の修行が、自分に新たな運命を与えようとしていることを悟る
神の手を失った彼を甦らせたのは…魔術
厳しい修行により魔術師となった彼は、“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく
だが医師である彼に、敵の命を奪うことはできるのか…?
大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる…


TCXスクリーン・3D・DOLBY−ATMOSという高(好)環境で観に行ってまいりました
TOHOシネマズのシネマイレージデイ1400円+3D他500円の1900円での鑑賞です
グルグルグリングリン凄いことになってました
プラス・IMAXだとか、プラス・MX4Dだと、もっと凄いことになってただろうが
時間的に合わずに観られなかった、惜しいことをした
但し、3Dに注目すると字幕を読みそこなう、字幕を追っかけていると3Dを見逃す
ちょうどいい加減に視点を合わせてみるのが大変である
まあ3Dの致し方ない悩み事であるが…
しかしマーヴェル・コミックは多彩なヒーローを抱えているものだ
魔術を使う元天才外科医!?
時空間をグリグリ操るのはしつこいが笑えるし、映画向きかもしれない
ニューヨークの街が折ってたたんで、グニュグニュ、グリグリ、ズリズリ、ヒュー、ズドン
敵の親玉との戦い方も笑いである、実にしつこい
特殊なヒーローである
それをベネディクト・カンバーバッチが好演している
魔術修行の指導者のティルダ・スウィントンは意外なキャスティングであったが、良い!
それでマーヴェルものの毎度のお約束なんだけど
エンドロールと共に帰ってはいけない
今回は2段構えなので、なお注意が必要、最後まで座ってましょう
やはり恐れていた通り…アベンジャーズが絡んでくるし
ドクター・ストレンジ単体での続編もあるみたいなことが分かるし
ついでに新たな敵も分かるので
途中退場無きように!
ちなみに公開5日目の第1回(10:00)、292席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN8)
2011.09format



ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス  ( 2022.02 )