行・と・ど 作品・海外










 トロン/TRON 
[SF]
1982:アメリカ作品/1982.09日本公開(東宝)
監督:スティーヴン・リズバーガー
CAST-1:ジェフ・ブリッジスブルース・ボックスライトナーデヴィッド・ワーナーシンディ・モーガン
     バーナード・ヒューズダン・ショアピーター・ジュラシック/他

STORYは…
■コンピューターが網の目のように張りめぐらされたアメリカ、巨大なネットワークを誇るコンピューター会社“ENCOM”、そこで将来を嘱望された天才的なソフト・エンジニアのフリン、彼が創案したゲーム・プログラムが後輩デリンジャーに盗まれた事件をキッカケに退職、今は場末のゲームセンターを経営、フリンのプログラムで出世を果たしたデリンジャー…今やENCOMの社長!デリンジャーの盗作の証拠をつかもうととするフリン、“クルー”というプログラムを作って検索、デリンジャーのマスター・コントロール・プログラム(MCP)の妨害、消滅するクルー、事態に不安を感じたMCP、アクセス7を閉鎖 ■MCPは他のプログラムを吸収&自己増殖する恐るべき存在、ペンタゴンやクレムリンの情報をも要求、人聞社会を自己の完全な支配下におこうとするMCPの意志には…MCPをプログラムしたデリンジャーすら逆らえない状態 ■アクセス7の閉鎖に不信を感じたENCOMのアランとローラ、アランがプログラム相互の関係をチェックするために作り出したプログラム“トロン”、MCP監視も可能なトロン…行方不明、フリンを訪問、一緒にENCOMに侵入、デリンジャーの悪事の証拠を掴むこと & “トロン”の行方を探すのが目的 ■フリンが端末機に座ってコンピュータを起動した時、強烈な衝撃がフリンの身体の中を通り抜ける!研究所内にあった物質転換のレイザー光線の照射、朦朧とする意識から目覚めたフリン、まもなく自分が恐るべき異様な空間に投げ出されているのに気付く、薄明かりの中で何ものかがカチカチと光り輝く世界、探索する間もなく1人の赤い戦士に捕まり…監房送り、そこでアランに会う…「アラン、君もか」と叫ぶフリン、相手は怪訝な顔つきで答える「君はどうして僕のユーザの名前を知っているんだ?」、ユーザー?それはプログラマーの名、彼らは人間ではなく…プログラム達、自分の置かれている状況を理解…エレクトロ人間になりすますフリン、アランの作ったプログラム“トロン”からコノ世界についての重要事項を聞き出す…コンピュータ内のMCPにより全てのプログラムが支配されていること、その執行官がサークと呼ぱれること、その下に赤い戦士と呼ばれる数多くの兵土がいること、そしてサークがトロンにユーザに対する忠誠心を捨てるよう命令していること…など ■忠誠心が試される時、電子闘技場に連れ出されるフリン、トロンともう1人の囚人ラム、3人の赤い戦士とともに死を賭けたライト・サイクル・ゲームを争う、現実の世界では遊びでしかないゲーム、ここでは生死にかかわる恐ろしい殺人ゲーム!ゲーム開始、走り出す電子バイク、トロンが赤い戦士の1人を闘技場を囲む壁に激突させる、衝撃に揺らめく壁…穴が開く、この隙を狙って闘技場から脱出する3人、エレクトロニクス世界の陰気な峡谷へ、トロン達のバイクを追うレーザータンク、激しい追撃、離れ離れになる3人…


既にスター・ウォーズやエイリアンなどの超大作が世に出て数年のところ、この映画…どちらかといえばチャチッイ部類に属すると思うのですが、妙に記憶に残っている映画でもあります、まあTVゲームの世界を描くCGの世界(ゲーム好きとしてはライト・サイクル・ゲームはやってみたいと思うしだい)と、人間が演じる部分では…いかにもいかにものコンピュータ・グラフィックというか蛍光ラインの書き足しによるチープな画像とが視覚的に成功したとでも言いましょうか、単純明快なストーリーとあいまって?それはそれなりに?嫌々そんなに凄いものではないが…まあ一回に限り面白く見られたというところでしょうか…  (2009.07)
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 トロン:レガシー/TRON:LEGACY 
[SF]
2010:アメリカ作品/2010.12日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ジェフ・ブリッジスギャレット・ヘドランドブルース・ボックスレイトナー
オリヴィア・ワイルドマイケル・シーンボー・ガレットキリアン・マーフィー/他
前作見てから28年!そんなに昔だったか…やだな〜歳取ったものだ(まあそんなことはさておき)
それが突然の「トロン:レガシー」の情報、前売券販売開始と共に購入しました
あの時代のチープながら綺麗で斬新だった映像期待でした…あの世界を最新VFXと3D映像で!
ところが…
時間と距離で選んだ映画館の3Dメガネ(偏光式)が良くなくて…
メガネの外周部に白くモヤがかかっており(拭いてもダメ)見ずらいったらありゃしない
ギュウギュウ詰めの席列だったため、外に出てメガネの交換を試みることも叶わず
また全体的に暗いトーンとハイスピードの映像で3D効果が半減?
突然まぶしい光でレンズ全体に光と残像…
どうしようもなさに…チョットがっかり
他の方式だったらどうだったのだろうか?
しかし…
3D抜きに語れば…映像的には綺麗だ!

STORYは…

映画の内容としては…
デジタルゲーム業界のカリスマ、エンコム社CEOのケヴィン・フリン、謎の失踪から20年
息子サムに届いた不思議なメッセージ
導かれたのは一切の不完全性を排した美しい世界(人間の姿をしたプログラム達)
父ケヴィンがコンピュータ内に創造した理想郷
ところが…
不完全プログラム、ウイルスとして攻撃を受けることとなるサム
ディスク、ライト・サイクルでのバトル
若き日の父の姿をした独裁者クルー
命がけの逃走を図るサム、彼を助ける謎の女性クオラ
本物の父との再会…サムの前に人類存亡の鍵を握る究極の秘密が明かされる

さてDVDが出たら2Dでみることとしよう!
いや…3D方式違いの映画館に行って見ようかな…悩む!
ちなみに公開2日目の第3回(16:30〜)、296席の映画館は半分程度の入りでした(渋谷TOEI A)
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