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 トゥームレイダー 
LARA CROFT
TOMB RAIDER
[ACTION&ADVENTURE]
2001:アメリカ作品/2001.10日本公開(東宝東和)
監督:サイモン・ウエスト
CAST-1:アンジェリーナ・ジョリー
CAST-2:ノア・テイラーダニエル・クレイグイアン・グレンクリス・バリージョン・ヴォイト
CAST-3:グレアム・マクタヴィッシュ/他
RPG(ロールプレイング・ゲーム)のヒット作の映画化作品、攻略本を見ながらやっているRPGを更にその後ろから見せられているような感じ、前半のアクション・シーンが良かったのに…もったいないアクション・アドベンチャー映画

STORYは…
古代遺跡?1人の女性、目指す宝?戦闘用ロボットの出現、壮絶なバトル…停止するロボット、入替えられたスティク・メモリー、U2の曲…ロボットを引きずり出した部屋、屋敷の巨大なロビー空間、実戦的戦闘訓練、イギリス貴族の令嬢ララ・クロフト、名うてのトレジャーハンター、ボロボロにされたロボットを嘆く男・居候の天才プログラマーにしてララの片腕・ブライス…、5月15日、仕事のファイルを持ち込む執事のヒラリー、沈んでいるララ、父クロフト卿失踪の日…会いたい…、疑問に思うこと全てを教えてくれた父との過去を思い出すララ、天体観測、惑星直列現象第1段、天王星、海王星、冥王星の3つ、不審な音、階段下の隠し部屋で見付けた時計、破壊、隠されていた謎の時計(星座盤〉、幼い頃に父が語っていた話、イルミナーティ=”光の人々”(秘密結社)を思い出すララ、父の旧友に相談、紹介された男パウエル、弁護士にして時計コレクター、写真判定も不明… その夜、バンジー・バレーに興じるララ、武装集団の強襲、バトルの末に奪われた時計、翌朝、期日指定で届いた父からの手紙、この手紙が届く頃にはこの世にいないとの出だし、一遍の詩、対応する父の蔵書から見付けた資料、イルミナーティが探している「時空の扉を開ける鍵」〈Holly Triangle〉…古代高度文明が隕石の水晶物質から作ったもの、5000年に一度のグランド・クロス(惑星直列現象)により力を発揮、クレーター内に築かれた都市スパイラル・シティ、繁栄、内戦…ただ一度の使用で滅亡した都市、その強大な力を恐れた人々、2つに割り封印、時計はその場所を記す鍵、誰よりも早く〈Holly Triangle〉を探し出そうという父の意思を継ぐ決意のララ…


前半のアンジェリーナ・ジョリーのアクションはナカナカ見事でしたが…コレが全て、もしコレが中途半端だったりしたらは確実、なにせ壊滅的なストーリー、攻略本を読みながらやっているRPGを、更にその後ろから見せられている状態、正解し続けるララ、ダレまくりの後半、 グランド・クロス・ネタにはあまりに無理があるし、時間の逆行に関しての破綻(ナイフのこと)は目も当てられない… 面白そうだと思って前売り券まで買って、ずーっと待っていたのに、悲しい、主人公やその設定は良いのだから(一応、RPGのヒット作の映画化なのですから当然か?)、是非、監督と脚本家を変えて「2」をやってもらいたいものだ…(追記:パンフに「2」の話あり)、どうでもよいことですが、ララの父親クロフト卿役のジョン・ボイトはアンジェリーナ・ジョリーの実の父です、それから映画館を出たら久しぶりのピア・アンケート部隊が二重三重に待ち構えていた、回避…

公開初日第1回(9:35)…(新宿プラザ劇場)
2000-2009format



 トゥームレイダー2 
LARA CROFT
TOMB RAIDER/THE CRADLE OF LIFE
[ACTION&ADVENTURE]
2003:アメリカ作品/2003.09日本公開(東宝東和)
監督:ヤン・デ・ボン
CAST-1:アンジェリーナ・ジョリージェラルド・バトラーキアラン・ハインズ
CAST-2:ノア・テイラークリス・バリーサイモン・ヤムテレンス・インジャイモン・フンスー
CAST-3:ティル・シュヴァイガー/他
前作でのコメント…「主人公やその設定は良いのだから…監督と脚本家を変えて「2」をやってもらいたい…」 で、脚本家の変更、そして監督ヤン・デ・ボン!大掛かりになること請け合い?

STORYは…
■ギリシア、サントリー二島沖、大規模な地震(結婚パーティーのパニック)…全ての始まり ■トレジャー・ハンターが集結する海、出遅れたララ?地震後の海流変化、遺跡の場所を的確に指示、それは…紀元前330年、アレクサンダー大王、世界中から集めた財宝を収容する太陽の神殿、そしてもう一つ…秘密にされた月の神殿、火山噴火により海に沈み…2300年ぶりに人を迎えた神殿、財宝には目もくれず…不思議な壁画に見入るララ、〈パンドラの箱〉?アレクサンダー大王像に嵌め込まれたメダリオン…入手、宙吊りの鉄の檻の中…黄金色に輝く珠を発見、珠を取出す寸前、神殿内に侵入者、ララの仲間を殺害、収拾物を奪う、余震…崩壊を始める神殿、必死に応戦も…メダリオン&珠は敵の手に… ■クロフト邸、珠の映像を解析するブライス、ララの剣術相手のヒラリー、MI-6エージェントの訪問、珠を奪った黒幕…科学者ジョナサン・ライス博士、細菌研究でノーベル賞受賞、反面…バイオ・テロ用病原菌を売る生物兵器設計の第一人者、彼が狙う究極のバイオ兵器…アレクサンダー大王、東方遠征時に発見した〈パンドラの箱〉、それがもたらした疫病、王の命で人類起源の地「生命のゆリかご」に封印、珠はその地を示した地図、これがテロリストに渡れば…人類滅亡の危機、女王陛下の依頼!珠の奪還を承諾するララ、珠の在り処の情報…チェン・ローのシンジケート本拠地・中国、MI-6の協力を断り、元英海兵隊将校から傭兵に転じたテリー・シェリダンを要求、難色を示すMI-6、責任を持つ(従わねば殺す)とララ…実は元彼、チェン・ローのアジトを知る唯1人の人間 ■航空機内、顧客にプレゼン中のライス、香港に届いていない珠、大至急持って来い!との指示 ■カザフスタンの刑務所、テリーと交渉中のララ、承諾、解放、トラックが必要だとテリー、微笑むララ、戦闘機から着陸機で…強引な入国、手配済みのバイク ■山奥の洞窟、取囲まれるテリー(かつての裏切り者)、死闘、メダリオン奪還、珠はチェンの弟ジェンが上海に持ち去ったあと、チェンを脅し…手掛りは「上海、花の塔、午後9時」、逃走、逆さの体勢でロープを下りながらの銃撃戦 ■上海、取引現場に潜伏、博士&ジェンの手下達の攻撃を回避しつつ…珠が納められた箱に迫るララ、あと一歩…珠と共に飛立つヘリ、辛うじて箱底に発信機、シグナルが向かう先 ■香港、ショッピングモール内に隠された博士の細菌研究室、メダリオンを手掛りに珠の情報を解読中、出掛けるライス、侵入するララ達…警備室を制覇、警報を利用、逃げる所員、珠の映像をロンドンのブライスに転送、珠の模様は音階?警報に戻ってきたライス、捕まるララ、テリーの攻撃で解放、銃撃戦、解析装置の破壊、珠を奪取…逃走、建設中の超高層ビル、工事用エレベータで最上階、テリーが手配した逃走道具ウィング・スーツの着用、ジャンプ…滑空(ムササビ状態)、お手上げの追手 ■研究室、ララの落し物を拾う博士 ■貨物船、パラシュートで降下、船内、ララにキスするテリー、床に転がる2人、馬乗りになるララ、一瞬…家具に手錠で繋がれるテリー、撃てる位置にいたライスをナゼ殺さなかったか?不審 ■台北の港町、海上住居、TVを借用、装置を接続、ネットでブライスにアクセス(通信装置紛失のため)、何かを伝えたそうなブライスを無視、解析データ転送を指示、再生される音階、光り輝く珠、空中に浮かび上がる映像、見覚えのある景色…


前作でのコメント…「主人公やその設定は良いのだから…監督と脚本家を変えて「2」をやってもらいたい…」…あれから2年…監督と脚本家を変えて「トゥームレイダー2」がやって来ました、監督にまさかの「ヤン・デ・ボン」を起用、「スピード」「ツイスター」みたいに、小さいネタでも大袈裟に、コレでもか!の展開になることを期待、私としては「トゥームレイダー」向きと考える…早々と見に行くことに決定(ちなみに、配給会社・東宝東和の75周年記念としての「提供」作品です)
見に行っての感想…期待通りに滅茶苦茶な設定、やるならココまで徹底してやり抜く姿勢がよい、息つく間もない展開、全編アクションしまくりのアンジェリーナ・ジョリー、ヤン・デ・ボン監督の起用は正解と考える、まあ、薙刀風の剣術稽古で 「剣道の防具」はないだろうが!とか…突っ込みネタも満載、但し、怒涛の展開でイチイチ突っ込んでる暇はないかもしれない(珠の〇〇…その時代に、そんなテクノロジーは無いだろうがなんていうのもあるが…まあ魔術ということで…許す)
どうでもよいネタですが…隣に座った親子、小学校の3〜4年生くらい?受けまくってました、ラブ・シーンでは、スクリーンを見ず…父にココまでの面白かった点を報告、なんか、よくできた子だ…
公開初日、朝からの大雨が祟ったか!?前作で懲りたのか?見に行った時間が遅かったのか?第4回の上映、794席の映画館はガラガラ、2割程度の入りでした(渋東シネタワー2)
2000-2009format