行・て・で 作品・海外






 デアデビル/DAREDEVIL 
[AMERICAN HERO&COMEDY?]
2004 ゴールデンラズベリー賞[最低主演男優賞]:ベン・アフレック 
2003:アメリカ作品/2003.04日本公開(20世紀フォックス 極東)
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
CAST-1:ベン・アフレックジェニファー・ガーナーマイケル・クラーク・ダンカンコリン・ファレル
CAST-2:ジョン・ファヴロージョー・パントリアーノデヴィッド・キーススコット・テラ
     リーランド・オーサーエレン・ポンピオレニー・ロフティン/他
アメコミ・ヒーロー物の映画化作品です、比較的地味目のヒーローですがケッコウ面白い…かなり笑いを盛り込んでますし楽しめますが、格闘技シーンにおける「止め」が弱く締まらない感じがする

STORYは…
■教会の尖塔部分に血まみれの人影、教会内へ、物音に気付き現れた神父… ■N.Y.マンハッタンのヘルズ・キッチン地区、父と2人暮しのマット・マードック少年(12歳)、父ジャック…元ボクサー(「デビル」と呼ばれる強さ)、現在は落ちぶれ酒浸りでも…父を敬愛するマット、そんな父を“マフィアの手下”と罵る悪ガキ達、マットの怪我に気付いた父が問いただす、マフィアとの関連を否定…ある日、ジャックが恐喝をしている現場を目撃してしまったマット、ショック!工場内を駆抜けるマット…を回避したフォークリフトが事故、噴出す産業廃液を顔面に浴び…視神経に障害、視カを失ってしまったマット、謝るジャック、親子で再起を目指す…ジャック(42歳)はボクサー復帰のためのトレーニング、マットは悪と戦う弁護士になるための勉強…聴覚にまず異変、残された聴覚・嗅覚・触覚・味覚が超人的に鋭くなり…超感覚で物事を感知する「レーダーセンス(脳内で映像を構成する能力)」を手にしたマット、と同時に格閾技・体操の特訓…身体能カも極限まで鍛え上げる…イジメっ子もボコボコ ■ボクサーに復帰したジャック、連戦連勝、大きな(賭け)試合に出場決定…だが興行主から八百長で負けるよう迫られるが…マットの声援に応えて勝利、興行主の怒り、マットが待つ表玄関に急ぐジャック…何者かの襲撃、路地で父の死体を発見したマット、死体に飾られた一輪の赤いバラを握り潰し…絶対に悪を許さないと決意 ■弁護士となったマット、親友フランクリン・ネルソンと共にヘルズ・キッチンに事務所を構える、貧しい依頼人達…大した弁護料を貰わない(現物ばかり)マットに呆れ気味のネルソン、マットが手掛けるレイプ事件の裁判、被告の心音…犯人と確信しながら敗訴、N.Y.の犯罪王キングピン(正体不明)が裏で暗躍、怒り鎮まらないマット ■深夜、マットのもう一つの姿「デアデビル」、深紅のコスチュームにステッキ状の武器「ビリー・クラブ」、バーで騒ぐレイプ犯を急襲・攻撃、銃で反撃する男達、銃弾の軌道を感知しアクロバティックに避けるデアデビル、逃げるレイプ犯、地下鉄駅で一撃…線路に落下、入線してきた地下鉄…死 ■自宅、超人的能力の持ち主でも…傷も苦痛も受ける生身の肉体、鎮痛剤の服用、留守電には彼女からの別れの言葉(夜の行方不明が原因)、リラクゼーション装置に身を沈めるマット ■警察、駅の現場検証、新聞記者ユーリック…デアデビルとの関連性を問う、その存在自体を否定する警察、マッチの火に引火…現れた「DD」の文字 ■高層ビル内、海運王ナチオス、企業家ウィルソン・フィスクにプロジェクトを降りたいとの相談(全てを譲る条件の提示) ■教会で懺悔するマット…戦いは何事も解決しないと忠告しながら、彼を心配する神父…デアデビルの正体を知る唯一の存在、事務所に届いたパーティの案内状…優良な顧客が欲しいフランクリン、興味を示さないマット、食事…入店してきた女性にマットが反応、彼女を追う…ストーカー扱い、彼女の攻撃…格闘技の達人、対するマット…本当に盲目?戦いながら興味を示す彼女…エレクトラとの出会い、恋に落ちる2人、マットの家…屋上、彼女に降り注ぐ雨の音、彼女の顔を感知するマット…美人(?) ■翌朝、ベッドから消えていたエレクトラ、残されていた海運王ナチオス主催するパーティの案内状、ナチオス…エレクトラの父 ■高層ビル、自分と縁を切る行動に出たナチオスを許さないフィスク、殺し屋ブルズアイ(大当りの意)に暗殺命令(賭けダーツ中…百発百中の腕)…キングピンとして死んでもらう ■パーティ会場、営業活動に勤しむフランクリン、ドレスアップしたエレクトラに近づくマット、ナチオスに何事かを告げるフィスクの姿、退席するナチオスの様子がおかしい…慌てて追うエレクトラ、車に乗車、対向車線のバイク…ブルズアイ、バックルから取出した手裏剣が投じられる、フロントガラスを破り運転手のを直撃、衝突事故、投げ出されるナチオスとエレクトラ、Uターンしてきたブルズアイの前にデアデビル…手裏剣を回避、初めて避けられたブルズアイの驚き、バイクからも蹴り落とされる、が抜き取った「ビリー・クラブ」をナチオス目掛け投じる、キャッチを試みるデアデビル、バイクの爆発音に混乱する聴覚、見失った「ビリー・クラブ」はナチオスの胸に突き刺さる、デアデビルが犯人と誤解したエレクトラ(ナチオスの葬儀、復讐心に燃えるエレクトラ)、教会の懺悔室、戦いは何も解決させない…あなたが正しかったと語るマット、デアデビルを殺人犯として追う警察、そして新聞記者ユーリックが掴んだ情報とは…


アメコミ物の映画化作品です、相変わらず好きでして…、前売り券を持っていながら年度末・年始の忙しさで公開3週目にしてやっと見られました、実はこのヒーローのことを全く知らなかったのですが、映画予告・雑誌記事を読んで…盲目のヒーローの「レーダー・センス」はどのように映像化されるのか興味津々、ナカナカの出来の映画かと思いました、暗くなりがちな設定ですが、お笑いもチリバメられておりケッコウ楽しめました、それからエンディング・スクロールが始まったら半数のお客さんが帰っちゃったけど、途中に「おまけシーン」有り、笑えるので慌てて帰らないように…
それから個人的な好みだが、ジェニファー・ガーナーって美人か?
先に書いたように公開3週目にして見に行けたわけですが、映画館は午前中は「戦場のピアニスト」、午後から「デアデビル」のスケジュール、見た目70歳OVERの御夫婦が「戦場のピアニスト」を見るつもりでやってきて(エレベータ内の会話より)、やむなく上映している映画「デアデビル」を…オイオイ!大丈夫か?映画を見ている間中、気になって気になってしかたなかった、自分が映画館を出るときにはいなかったけど、どうしたのだろう…楽しめたかな、心配
(渋東シネタワー1:渋谷)
2000-2009format



 デイ・アフター・トゥモロー/THE DAY AFTER TOMORROW 
[DISASTER]
2004:アメリカ作品/2004.06日本公開(東宝)
監督:ローランド・エメリッヒ
CAST-1:デニス・クエイドジェイク・ギレンホールセラ・ウォードエミー・ロッサムイアン・ホルム
CAST-2:ダッシュ・ミホクジェイ・O・サンダースアージェイ・スミスオースティン・ニコルズ
     タムリン・トミタ
CAST-3:ケネス・ウェルシュペリー・キング
CAST-4:マット・アドラーシーラ・マッカーシー/ネスター・セラーノ/サーシャ・ロイス/他
地球・人類滅亡系の映画、地球温暖化が…氷河期を招く!?一見相反するような自然現象が…関連付けられる、言われてみれば、なるほどと思わせるが…冷静に考えれば破綻個所も… エンターテインメントとしてご覧ください

STORYは…
■アメリカ海洋大気管理局(NOAA)研究員ジャック・ホール、専門は古代気象、南極のラルセンB棚氷で標本採取、巨大棚氷の崩壊に遭遇、命がけで守ったサンプル ■ニューデリー、地球温暖化会議、急激な地球温暖化が氷河期を招くとの説を発表したジャック、数十年後?早急に手を打つよう警告、米国ベッカー副大統領は経済的な観点からジャックを批判、スコットランドのヘドラン研究所(海流研究)ラプソン博士が興味、接触 ■異常気象?事態は予想を上回る速度で進行、寒波に襲われたニューデリーで降雪、東京にソフトボール大の雹、アメリカでは観測史上最大のハリケーン ■ヘドラン研究所、海面水温の低下を示す観測ブイ、故障? ■アメリカ、研究室に篭るジャック…別居状態、妻ルーシー(医師)から電話、息子サムの成績低下の話!?高校クイズ対校試合に出場のためN.Y.へ向かうサムを送る約束、久しぶりの(短い)会話、成績低下は頭が良すぎるがゆえの失策と判明、空港、チームメイトのローラとブライアンと合流、荒れる大気、激しく揺れる飛行機、悪天候のN.Y.、鳥の大群が飛び去り…セントラルパークの動物園では動物達が異常な興奮状態 ■クイズ対校試合…順調に勝ち進むサム達、喜ぶローラ…サムの本当の目当てはローラ!彼女に視線を送る他校の生徒J.D.…パーティで声を掛けてくる、ライバル出現?外は悪天候 ■ジャックに送られたラプソン博士のデータ…北大西洋の数ヵ所で海面温度の急激な低下、ジャックのシュミレーション・モデルでの現象の解析&今後の予測を依頼、作業にはメイン・サーバの優先的な使用が必要、申し出るも…却下 ■発達を続けるハリケーンの影響…ロサンザルスを襲う巨大竜巻群、壊滅的な被害、サーバーの使用許可、NASAのハリケーン専門家ジャネット・タカダの協力、徹夜の末に出された結果…氷河期到来まで6〜8週間!ベッカー副大統領へ報告も…無視、その間にも世界規模で広がる異常気象、北半球で発達する低気圧 ■イギリス…雪に閉じ込められた王室、救助に向かった英空軍ヘリ、燃料凍結で墜落、氷河期が迫っている? ■悪天候のN.Y.、TVニュースに釘付けの高校生達、飛行機の欠航!帰る手段? ■研究所、サムを心配するルーシーが来所、当人からの電話連絡、帰る手段を摸索中との報告 ■宿泊に自宅提供を申し出るJ.D.、移動…J.D.宅、カナダで幾つもの低気圧が合体…巨大ハリケーンとなり南下を開始、状況悪化…駅に向かうと言うサム、弟を迎えに行くJ.D.の車に同乗、道路は水没、渋滞に下車、公立図書館に避難する人々(サム達も)、トラブっている母子を助けるローラ(足に怪我)、振返るサム…大津波!ローラの手をとり必死に逃げるサム、図書館(高い場所)に駆込みセーフ ■研究所、サムの安否を心配するジャック、各地で気温の急激な低下…巨大低気圧が上空(成層圏近く)の寒気を引き込んでいると予測、24〜48時間後…数秒間で凍死するような吹雪(冷気)が北半球を覆う!と結論、突然…大統領からの呼出し、危機的状況の説明、止めることは不可能、今できること…米国地図を南北に二分する線を記入、南側の住民に避難命令を!訝しがる高官達、北側は…もう間に合わない、決断する大統領、南部に避難命令、北部には(暖を取り)外出禁止命令、悪態をつく副大統領…自分(ジャック)の身は安全だから何とでも言える!彼の息子はN.Y.(北側)にいると告げるジャックの上司、失言を恥じる副大統領 ■図書館、水没寸前の公衆電話、冷水に浸りながら父へ連絡、事態の説明、暖を取り絶対に外に出るな!必ず助けに行く!との言葉、水没、途切れた電話、あの子は利口…大丈夫、ルーシーを励ますジャック


かなり早い段階で前売りを購入した映画、当時は「何の映画?」「知らない」との周りの反応、その後の集中的なCM、大量のポスター攻勢で知名度を上げたディザスター・ムービー、ようやく公開、映画館は指定席を除きほぼ満員の状態
地球温暖化が…氷河期を招く!?一見相反するような自然現象だが…関連付けられる事象、言われてみれば(見せられてみれば?)、なるほどと思わせる、温暖化で南極の氷が溶け…水位の上昇、海中に没する都市などはよく語られますが、忘れてました…地上の氷が溶ければ、極端に冷えた真水が海に入り込むのは当然の事態、もしもそれが一気に進めば…海流の温度が極端に下がり→気候が激変、巨大ハリケーンの発生→大気圏外周部の冷気を一気に地上へと運び下ろす、急速に冷え込む地球→氷河期への突入…(風が吹けば桶屋が儲かる風の展開?)、まあこの激変ぶりが映画であり、恐怖感を煽り、世界に引き込まれる、やはり現在の温暖化スピードについて知ると怖い物がある、映画の中でも…気象学者が危機を唱えても誰も信じない、あまりの激変ぶりに当の気象学者も困惑一方、大自然の脅威に成すスベがない人類、ともかく生き延びるために、各自が選択を迫られる
どうにかして氷河期の進行を止めようなって無茶な展開にはなっていない(SF映画ではない)、超人的な主人公が多くの人を助けるアクション&ヒーロー映画でもない、人類は、大自然にやられっぱなしなのである、ともかく、生き延びる方法を摸索するしかないのだ、ただ、それでは映画にならない、各自の選択が招く悲喜交々の結果が描かれていく
映像的には申し分なし、よく出来てます、ただし、一気にストーリーを展開させるために、かなりの無理が発生している、氷河期を発生させる大量の冷水、N.Y.をあの規模で水没させるだけの水量についてである、地上部の氷を一気に溶かすほど、極地で気温が上がったか?最後まで疑問が頭を離れずに、ラスト辺りでもこれに伴うであろう事象が無視されているようで非常に気持ちが悪いのだ、でも、それなりには楽しめたので良しとしようかな…の状態、深く考えないのが、楽しむコツか???
公開初日の第3回、794席の映画館は満席状態でした(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 ディアボロス/悪魔の扉/DIABOLOS 
[MYSTERY]
1997:アメリカ作品/1998.04日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:テイラー・ハックフォード
CAST-1:キアヌ・リーブスアル・パチーノシャーリズ・セロンジェフリー・ジョーンズ
CAST-2:ジュディス・アイビークレイグ・T・ネルソンコニー・ニールセン
     ルーベン・サンチアゴ・ハドソン
CAST-3:ヘザー・マタラッツォデルロイ・リンドレオ・バーメスター/他
望みを適える代わりに命を代償として求める悪魔、20世紀に現れた悪魔の仕事とは?

STORYは…
フロリダで連勝記録を延ばす弁護士ケヴィン、初めての負け?煽る新聞、正義感を降りきり勝ちに出る。後悔の念。N.Y.のミルトン法律事務所から依頼。破格の提示。妻のメアリーとN.Y.へ。妻の母親の不安。やる気に燃える…早速の成果。役員待遇の雇用。高級マンション、仕事に没頭するケヴィン、散財に明け暮れる同僚の妻達、孤独なメアリーに見えるもの、訴えても相手にされない。さらに大きな仕事…マスコミの注目。メアリーの状態に母親がN.Y.へ。ミルトンと会ったとたんに帰ってしまう。ノイローゼのメアリー…ケヴィンに休養を進めるミルトン。聞き入れずに仕事へ。事件、ミルトンの怒りをかった幹部がホームレスに撲殺。メアリーは恐怖の知覚体験…正気を失う。負けそうな裁判、黒星でもいいとミルトン。偽証をもって裁判に勝つ、やりきれない気持ち、帰宅した彼の前に狂乱状態のメアリー、傷だらけの体、ミルトンに乱暴されたと…入院、ふたたびの錯乱状態のなか自殺。駆け付ける彼女の母親、ミルトンについての秘密を知る。自分は操つられていた?ミルトンの元へ、扉は開かれた。現れたミルトンが語る事実とは?ケヴィンはどうなる?


何だかなー、いま一つってとこでしょうか、内容もそれなりですし、キアヌ・リーブス・ファンには失礼ですが、パンフが誉めまくるほどだったでしょうか?GOの評価が多少甘いのは、現代の○○の仕事先が法曹界という設定、ぶちきれた○○役のアル・パチーノのおかげでしょうか
(新宿ピカデリー1)
-1999format



 ディープ・インパクト/DEEP IMPACT 
[SF]
1998:アメリカ作品/1998.06日本公開(UIP)
監督:ミミ・レダー     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:ロバート・デュバルティア・レオーニイライジャ・ウッドモーガン・フリーマン
CAST-2:ヴァネッサ・レッドグレイヴマクシミリアン・シェルリーリー・ソビエスキー
     ジェームズ・クロムウェルローラ・イネスダグレイ・スコットメアリー・マコーマック
     ロン・エルダードジョン・ファヴローアレクサンダー・バルエフブレア・アンダーウッド
     チャールズ・マーティン・スミス
CAST-3:W・アール・ブラウンカートウッド・スミスリチャード・シフ/他
巨大隕石が地球に衝突?系のSF映画です、様々な対策を講じる人類…、でもこの映画、全ての策が失敗して隕石が大西洋に落下してしまう…大津波の発生、繰り広げられる人間ドラマ、そして…、ラストはチョット、バカヤローが入ります

STORYは…
14歳のビーダーマン、天文部。クラスメーとのサラに片想い。撮った写真。天文学者の観測。地球に向う彗星の発見。あわてる天文学者。事故。ニュース・レポーターのジェニー。「エリー」?大統領のセックス・スキャンダルと勘違い。連行、大統領、取引、チャンス。大統領の会見、1年後に彗星が地球へ、エリーは彗星による種の絶滅の略称。キャスターに昇進するジェニー。アメリカ・ロシア共同計画「メサイア号」、彗星表面での核爆発、破壊、軌道変更。犠牲者。失敗?大小に2分断。メサイア号音信不通。メサイア号内、決断、大型彗星での自爆。破壊。依然、小彗星は地球へ。津波のシュミレーション。地下シェルター計画。100万人。ランダム抽選。それぞれの別れ。特権、ジェニーは報道チーム枠を同僚に。家族の思い出の浜辺。父、長年の確執が解ける。ビーダーマンは特権でシェルターへ、サラを救うために結婚、しかし彼女は入れない。年齢制限で親とも別れが…、小彗星は頭上を通過、大西洋へ、全てを飲みこむ大津波


この手の映画は、見ていて先々が読めますね。ハラハラするより、落着いて見てしまった…実際に起きたら大変だろうな…とか、考えながら見ていた。しかし、彗星落下からそんなに遠くない高地で助かるなら、第2段計画は何???アメリカ(世界)は広いんだから、どうにでもなったでしょうに、危険はあるが第3段計画あたりにしておけば、少しは現実味も増すでしょうに…  SFXはお手のもの、相変らず見事です。でも、力はいってたのは津波のシーン位かな?
(新宿ミラノ座)
-1999format



 ティエリー・トグルドーの憂鬱 
[DRAMA]
2015:フランス作品/2016.08:日本公開(熱帯美術館)
監督:ステファヌ・ブリゼ
出演:ヴァンサン・ランドンカリーヌ・ドゥ・ミルベックマチュー・シャレール/他
久しぶりのフランス映画
「フランスで100万人が観た圧巻の大ヒット社会はドラマ!」だそうである
100万人が多いのかどうか分からないが、大ヒットではあるらしい
観に行ってみよう!

STORYは…
「研修を受けたのに仕事がない」…ハローワークで職員に訴えるティエリー・トグルドー、51歳
失業して1年半、慣れないクレーン操縦士の研修、資格まで取ったのに…建築現場の経験ゼロという理由で不採用
職に就けないような研修をなぜ勧めるのか?
受給中の失業保険が減額される9ヶ月後にはローンの支払いで暮らせなくなる…死ねというのか?と声を荒げる
履歴書作成のお手伝いと募集企業リストの作成しかしていませんと言い放つ職員
ティエリーには障害者の高校生の息子と、夫に何一つ不満を言わない妻がいる
先が見えないティエリーにとって、家族と食卓を囲んでいる時がせめてもの憩いだった
工作機械の操作員として勤めていた会社に、不当解雇を訴えようと元同僚達が集まり話し合いを重ねてきたが…
ティエリーには裁判と職探しを両立させる気力はもうなかった
「失業したことで心が裂けちまった」と言って仲間から去ってく
次の就職活動はスカイプを使う面接、人事担当から採用の確率は低いと言い渡され…
そのうえ履歴書に書かれた自己PR力が足りないと指摘される
集まった人達に模擬面接の映像を見てもらい、意見を聞くグループコーチングに仕方なく参加
「笑顔がなく冷たい」「おどおどして心を閉ざしているよう」「答え方がおざなり」…
様々な人生経験を重ねてきた中高年のティエリーにとっては、人格を否定されるように厳しい意見だった
銀行の借入れ相談、住んでいるアパルトマンの売却を勧められる…あと5年でローン返済終了、唯一の財産、NO
すると…女性銀行員からは、今より状況が悪くなるような…つまり彼が死ぬことがあっても…
遺された家族が将来に不安を抱かずにすむ生命保険加入こそ、有益な支出と熱心に進められる
アパルトマンは売らず、所有していたトレーラー・ハウスを売りに出してみる
早速反応あり、ところが物件を見に来た夫婦は合意済みだった売却価格から…値引き要求
結局16年の思い出が詰まったトレーラー・ハウスを安売りしたくないティエリーは売却を止めてしまう
やっとのことで得た仕事…スーパーマーケットの監視員、売り場を巡回したり、監視カメラで万引きチェック
家では妻とダンスを踊ったり、家庭が笑い声に包まれるようになった
しかし「誰でも疑ってかかれ」という監視の仕事、精神的な負担大
捕まえた客…携帯の充電器を盗む若者は開き直り、肉を盗んだ老人は無一文、金を借りる宛もなく…警察に通報
一方、障害児でも普通校に通っている息子、生物工学の専門学校が志望校だった
しかし親子3人で受けた進路相談、3年になってから成績が落ち、このままでは志望校に行けないと告げられる
そんなある日、スーパー裏手の一室に連れてこられたのは、勤続20年以上のベテランのレジ係
割引クーポン券の不正収集を咎められ…謝罪したが、店長は即座に解雇した
ほどなくして彼女は店内で自殺、店長が呼んだ本社の人事部長は…
「自殺した彼女は…退職後の自殺なので、皆さんには死の責任は全くありません」と話す
葬儀が終わってしばらくして…またしてもレジ係の女性が部屋に連れてこられた
自分のポイントカードをスキャンさせていたことが発覚したからだ
ティエリーと2人きりになった時に彼女は言う、「あなたも上司に報告するの?」
その言葉を聞いたティエリーが取った行動とは…


長回しの編集、憂鬱になるほど…疲れる!
みんな辛抱強いな
あっ、面白くないという意味ではないですよ
機械工場をクビになって、ハローワークのいい加減な対応に翻弄、障害を持つ息子を持ち…
それでも愚痴の一つも言わずについてきてくれる妻!泣ける…、ただダンス・シーンはだらだらと長い
51歳になって新たな世界へ出ていかなけばならない主人公、次々と立ち上がる問題
トレーラーハウスの売買のシーンも無意味に長い…フランスだと笑いのネタなのか?
ようやく職を得たものの、自分の仕事が…他人を不幸にしていく?それでも自分の生活は守らねばならない
考え落ちのラスト
うーん
本当に大ヒットだったの?憂鬱…
公開8日目の第1回(11:45)、173席の映画館で2〜3割り程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター2)
2011.09format



 ティコ・ムーン/TYKHO MOON 
[SF?]
1996:フランス・ドイツ・イタリア作品/1997.08日本公開(パルコ=ザナドゥ)
監督:エンキ・ビラル
CAST-1:ジュリー・デルピーヨハン・レイゼンミシェル・ピコリマリー・ラフォレ
     リシャール・ポーランジェ
CAST-2:ヤン・コレット/ピーター・ベルリング/フレデリック・ゴルニー
     スヴェトザル・ツヴェトコヴィチロジェ・デュマジャン=ルイ・トランティニャン
     ピエール・マルト/マリー・カリエ/他
けだるい雰囲気のフランス(他)のSF映画?というか近未来映画、月面が舞台、大気汚染と重力状態の悪化、都市を支配する一族を蝕む奇病、適合臓器を持つ「ティコ・ムーン」を探して…

STORYは…
月のどこか…パリに似た都市、大気汚染と重力状態の悪化する植民地、支配者のマクビー一族、血統に遺伝的欠陥…青いシミに組織細胞を蝕まれていく奇病…彼らが生き延びるために必要な臓器提供者。マクビーに最も適合するドナー「ティコ・ムーン」、20年前の移植手術の前日、病院の火事で行方不明。それ以来,豚の臓器移植。ある日マクビーの双子の弟が暗殺される。地球からマクビー一族殲滅のため送りこまれた殺し屋…死に怯えるマクビー。世界各国で「ティコ・ムーン」の本が話題…彼は生きている?弟と双子の息子の組織した秘密警察トリプラクスに捜索を!そしてマクビーの妻エヴァと末息子コンスタンティンからの依頼を請け、ティコ・ムーン救助に向かう娼婦のレナ…秘密警察に養成された殺し屋、エヴァはかつて反体制派活動家だったティコ・ムーンを愛している。コンスタンティンも青いシミのできない自分を母とティコ・ムーンの子ではと疑っている。更にもう一人、ティコ・ムーンを追うジャーナリストのグレンバー。そして現れるアニクスト・ソロコ、正体不明、20年分の記憶喪失の男。ティコ・ムーンとはいったい何者?それぞれの想いを胸に、運命の糸は一点に結ばれていく。

退廃的?とでも申しましょうか…けだるい感じのSF映画です、それはそれで何とも言いがたい雰囲気を醸し出してます、ハラハラドキドキではありません、タンタンと話は進んでいきます、絶対に21:00台でのTVではやらないでしょう。テーマ曲?「MISTER SUN」がもうちょっとノリのいい曲だったら…例えば「未来世紀ブラジル」の「交響曲ブラジル」みたいに…もっと違う感じで良かったかなと思うしだいです
(SPACE PART 3:渋谷)
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 デイズ・オブ・サンダー 
[CAR ACTION]
1990:アメリカ作品/1990.06日本公開(UIP)
監督:トニー・スコット
CAST-1:トム・クルーズロバート・デュバルランディ・クエイドニコール・キッドマン
     ケイリー・エルウィズマイケル・ルーカーニック・サーシー/他
CAST-2:レイラーニ・ソレル/他
デイトナを舞台にしたカー・アクション映画、走りは早いがレース・テクニック皆無の男をトム・クルーズ、そして彼の怪我の治療を担当し、恋に落ちる女医役をニコール・キッドマン、この映画がもとで結婚、それくらいかな?

STORYは…
ノース・カロライナ、シボレーのディーラー、ティム・ダランドの夢、NASCARレーシング・チームのスポンサー、現役を引退したレースカー・ビルダーのハリー・ホッジを口説き落とすことに成功、但し、トップクラスのレーサーのためにしか改造をしないと… ”いいのがいるんだ…” レース場に現れたコール・トリックル…とてもレーサーには見えない、落胆するハリーだが…トップ・レーサーのローディの車、トライアルのトップ・タイム、チーム結成、デイトナ優勝を!が、コールの弱点判明、レース・ドライビング未熟、言うことを聞かないコール、ハリーが勝負を…ハリーの圧勝、従わざるを得なくなったコール、ローディと互角に戦えるまでに上達…ライバル関係、数々のレースで優勝、有頂天のティムは2人目のドライバー、ドーラン・ジョリーを迎える。そんな中、ウィンストン・カップで事故に巻き込まれるコール、ヘリで病院へ…女医クレアとの出会い、口説きまくるコール、根負けしたクレア…、レース復帰後、今度はローディとクラッシュ、無傷のコール、重傷のローディ…レースの記憶と視力を失っていた…コールへの悪影響、同僚ドーランに敗北、怒ったコールはドーランの車に突っ込む、大破した2台、ハリー共々クビ、”恐怖心と戦うべき”と助言するクレアに八つ当り…離れて行くクレア。ハリーの元を訪れるコール、改造車の組立てがしたいと…レーサーとして”デイトナで優勝の夢はどうなるんだ!” ローディを訪ねたコールは自分の責任感の無さに気付く、クレアとの話合い…和解、2人でハリーを説得、コールの変化を感じたハリー、新しい車の組立てに取りかかる… しかし、デイトナ寸前の悪夢、バイク事故、負傷、レースに出られる体でないと判断するNASCARオフィシャル、自分を認めさせる最後のチャンスなのに…


トム・クルーズ…トップガン以降、作品にも恵まれていました、この映画のCMもかなり流されていました…でも一休み状態でしょうか?
ストーリーもお粗末ですし(ツマラナイが本音ですが)… トム・クルーズにとってはニコール・キッドマン(美人女医役?と…)と共演→恋愛→結婚…ということで個人的には良かったんでしょうが…(のちに離婚してます:追記)
-1999format



 ディック・トレイシー/DICK TRACY 
[AMERICAN HERO&ACTION]
1991 アカデミー賞[美術賞][歌曲賞:スーナー・オア・レーター][メイクアップ&ヘアスタイリング賞]
1990:アメリカ作品/1990.12日本公開(東宝)
監督:ウォーレン・ベイティ
CAST-1:ウォーレン・ベイティチャーリー・コースモマドンナアル・パチーノダスティン・ホフマン
CAST-2:グレン・ヘドリーポール・ソルヴィノジェームズ・カーンジェームズ・キーン
     チャールズ・ダーニングマンディ・パティンキンR・G・アームストロング
     ディック・ヴァン・ダイクウィリアム・フォーサイスヘンリー・シルヴァ
     エステル・パーソンズマイケル・J・ポラード
CAST-3:マーシャル・ベルシーモア・カッセルエド・オーロスアレン・ガーフィールド
     キャシー・ベイツマイケル・アイアンサイドミシェル・ジョンストンコーム・ミーニー/他
アメコミの映画化作品、アメリカでの人気を窺わせる出演者達、でも原作をよっぽと知らないと楽しめそうもない…?

STORYは…
悪の盛んな1930年代、正義を守る男、クリーム色のソフト帽とコートに身を包む刑事ディック・トレイシー、彼の片腕パット・パットンとサム・カッチェ、そして最愛の恋人テス・トゥルーハート(結婚の一言が言えない)、ひょんな事からトレイシーに引取られた孤児”キッド”少年…、ギャングのボス、ビッグ・ボーイ・キャブリス、クラブ・リッツ・オーナーのリップスを殺害、妖艶な看板歌手ブレスレス・マホニーを手中に収める、ライバル粛清を続けるキャブリス、彼を追うトレイシー、密告屋マンブルに揺さぶり、リップスの元愛人ブレスレスに証言を依頼、しかし証言と引換えにトレイシーの愛を求めるブレスレス、女性に対すると丸っきりダメなトレイシー… 彼の暗殺を指示するキャブレス、しかし失敗続き、正体不明の人物に救われるトレイシー、誘拐&札束攻撃も無駄、ボイラー爆発事故に見せかけて葬りさろうと…、危機一髪、彼を救い出した”キッド少年”、警察署長の表彰、お墨付でトレイシーの仲間となる。 トレイシーの忙しい日々、彼の言葉を待ちつづけたテスが、母の元へ帰ってしまった…彼にまとわりつくブレスレスを憎らしいと思いつつ… 寂しさ、傷ついたトレイシーにテスから1通の手紙、「会いたい」と…


私はこの映画を楽しめませんでした、コアなアメコミ(原作)ファンだと反応のしようもあるのでしょうが…私程度では太刀打ちできませんでした…というか内容自体ツマラナイものでした
まあ、アメリカでは人気のコミックでして、実にいろんな方が出演されている(出演したいとのオファー多数だったとか)のを見るくらいでしたでしょうか!?それから映像面…アメコミそのままの原色使いは目を引きました…
-1999format



 ディック・ロングは なぜ死んだのか? 
THE DEATH OF DICK LONG
[COMEDY]
2019:アメリカ作品/2020.08:日本公開(ファントム・フィルム)
監督:ダニエル・シャイナート
出演:マイケル・アボット・Jr.ヴァージニア・ニューコムアンドレ・ハイランド
ジャネル・コクランサラ・ベイカーロイ・ウッド・Jr.
スニータ・マニジェス・ワイクスラー/他
コロナ禍の上映映画は、相変わらず「ジブリ映画」ばかり
または夏休みシーズンゆえに、子供向けの映画
大人が観る映画は極少ない数
単館系ミニシアターをググりまくりました結果
「ディック・ロングは なぜ死んだのか?」を選んだ
実話ベースのブラック・コメディらしい
面白いといいのだがな!

STORYは…
ジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間
ある晩、練習と称してガレージに集まりバカ騒ぎしていたが
あることが原因でディックが突然死んでしまう
やがて殺人事件として警察の捜査が進む中
唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし
自分達の痕跡を揉み消そうとする
誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる…驚きの“ディックの死の真相”とは?

コロナ禍の映画館上映時間の変更?
午前中の回がない!
已む無くも昼食後の回を予約するんだが…これがとても眠い
やっちまったよ!途中途中を大分寝ちゃったので何が何だか分かりません!
というわけで、感想は書けません、評価も「普通」にしておきます
(それから…この映画パンフがないので、書くためのネタもない)
ああ〜早く普通の状況に戻ってくれないかな!
(3日後)
デパートのカード提示で300円引きになる映画館がありましたので
まあ、観ておきましょう
今度は眠らずにいられましたが
ブラック・コメディというほどコメディではなし
ただ単なるおバカさんがその場限りの嘘をついて…周囲を混乱に陥れる
まあ、なぜ死んだかは「武士の情け」…それだけは言わないでってか
実話ベースらしいので、それほど滅茶苦茶はできなかったかな?
公開初日の第1回(12:45)、173席の映画館で25人程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン2)
2011.09format



 ディナーラッシュ/dinnerrush 
[SUSPENSE?]
2000:アメリカ作品/2002.09日本公開(シネマパリジャン)
監督:ボブ・ジラルディ
CAST-1:ダニー・アイエロエドアルド・バレリーニカーク・アセヴェドヴィヴィアン・ウー
CAST-2:サマー・フェニックスジョン・コルベットマーク・マーゴリスマイク・マッグローン
     サンドラ・バーンハードポリー・ドレイバージェイミー・ハリスアジェイ・ナイドゥ
     フランク・ボンジョーノレキシー・スパードゥト/他
どんな料理がサーブされるかは、お席についてからのお楽しみ…との宣伝コピー、まあ色々な要素が盛り込まれたイタリア料理?戦争さながらのレストランで起きる数々の出来事・事件、メインには殺人、どのような決着が待っている?

STORYは…
N.Y.トライベッカ、イタリア・レストラン《ジジーノ》、オーナーのルイス、裏の家業…賭博の胴元、もう潮時?長年のビジネスパートナーのエンリコの「胴元家業も[.COM]」の主張、孫の出迎え時…新興マフィア(チンピラ)に射殺される… とある夜、準備の始まる店内、慌しくなる厨房、店外には行列…イタリア修行から帰ってきた息子ウード、天才肌の料理人、ヌーヴェル・キュイジーヌの旗手、そして野心家、料理評論家を利用、大流行店へと変身、気に入らないルイス、昔ながらの料理を!ルイスの食事番…ウードのライバルにしてアシスタント・シェフのダンカン、昔ながらの庶民的料理が得意、ルイスのお気に入り、ラフ、賭博で件のチンピラに多大な借金、忠告も無駄?ウードと正反対のキャラ、2人が恋するフロント係(中国系)の二コール、いつもの席に座るルイス、同席する客人との会話、バスケの賭けで一発逆転を狙うダンカン(ラジオ中継)、店内を走り指示を出すウード、父の席…経営参加を!色よい返事なし、オープンの時間、持ち場に散るスタッフ、案内開始、喜ぶ客、待たされたと怒る客…様々、アーティスト兼ウエイトレスのマルティ…口やかましい客でギャラリー・オーナーのフィッツジェラルドの対応、雑学博士のショーンが仕切るバー・カウンター…客の出題に答えてチップをせしめる、カウンターに座った男ケンとのやり取り、走り回るウエイター、戦場と化した厨房、ラジオに聞き入るダンカン…負け!借金倍増、二コールへの電話、裏口、逃げるつもり…止める二コール、励まし、キス… エンリコの娘ナタリーとその娘ルーシーが早々の帰宅、ナタリーに気があるルイスは残念がる、乗込んできたマフィア、強引に席を確保、ルイスに話…地下トイレ前の廊下に誘うルイス(内密な話に適していると?)、ダンカンの借金額をネタに…胴元を明け渡すよう迫るカーメン、そして繁盛する店まで要求、考える時間を…、料理を貪り食うチンピラ、料理評論家ジェニファーの登場、彼女と寝たウード、彼の料理を絶賛するジェニファー、斬新な料理をお任せ、そして喧騒の店内を突然の停電が襲う…


見に行こうかどうか、少々悩んでおりました…見ようと思っても上映時間がナカナカ合わなくて…、子供達が朝早くに出かけるのに便乗して”シネスイッチ銀座” 10:30の回へ、ディナーラッシュをブランチタイムに見る?まあ、しょうがないかなどと思いつつ…映画館へ、早い回のせいかガラガラの状態、でもナカナカ面白い!配役も決まっているし、ウード役のエドアルド・バレリーニはカッコよいは…、ナンダカンダと言いつつも百戦錬磨の父は全てを承知しての行動、いかに世代交代するか、画策なのです、最近(2002年秋)良いというか面白い映画が少なくて、少々ダレていたのですが… また、頑張って映画を見に行こうと思う…


※2019/11/15:この映画、時折思い出しては、レンタルで観ていたが、回数が重なってきたのでDVDを購入してしまった!評価も
に格上げだな!
(シネスイッチ銀座)
2000-2009format



 デイライト/DAYLIGHT 
[DISASTER]
1996:アメリカ作品/1996.12日本公開(UIP)
監督:ロブ・コーエン
CAST-1:シルヴェスター・スタローンエイミー・ブレネマン
CAST-2:スタン・ショーヴィッゴ・モーテンセンコリン・フォックスクレア・ブルーム
     ジェイ・O・サンダースカレン・ヤングダニエル・アンドレア・ハリスバリー・ニューマン
     ヴァネッサ・ベル・キャロウェイマーク・ロルストンダン・ヘダヤセイジ・スタローン
     トリナ・マクギー=デイヴィスレナリー・サンティアゴマルセロ・セッドフォード
CAST-3:エド・ウィーラー/他
N.Y.の海底トンネルで事故発生、爆発で閉ざされた両出入口、火災、閉じ込められた人々 + 居合わせたのはシルヴェスター・スタローン演じる… と言えば、内容はご理解いただけるかと…

STORYは…
N.Y.マンハッタン島…交通路は橋か海底トンネル。一台の暴走車が起こした事故、トンネル内の車を巻込む大惨事、飛び火、爆発…出口は塞がれ、数百名の人間が閉じ込められる。広がる火災、煙、ガス、犠牲者多数。爆発でもろくなった海底トンネルに崩落の危機。残された生存者達…漏れ出す川の水、炎、窒息の心配…E.M.S(緊急医療班)の出動も状況は悪化する一方。現場に居合わせてしまった男、タクシードライバーのキット・ラトゥーラ…元E.M.Sチーフ、数年前に立ち会った防災訓練…トンネルの構造を熟知している…、過去の過ち、決断、事故現場に一人飛び込んでいくキット。外界との連絡不能、E.M.Sが安全な通路を確保できるまで7時間、トンネル内の酸素がもつのは3時間…困難な状況を切り抜け、生存者の集まる地点へと辿り着く。様々な立場の生存者を励ましながら活路を切り開いて行くが…

ストーリーは特に目新しい物ではありません、事故現場の違い!今回は「海底トンネル」で映画作っちゃいました!って?
そこに居合せる訳有りの人物が…しかもスタローン、プラス表向きは滅法気の強いお姉さん、これで映画の全容はお判りかと思いますが、見てしまうと、それなりに面白かったりして…まあ、そんなとこです
(渋東シネタワー2:渋谷)
-1999format



 デジャヴ/DEJAVU 
[SF & SUSPENSE]
2006:アメリカ作品/2007.03日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:トニー・スコット     製作:ジェリー・ブラッカイマー
CAST-1:デンゼル・ワシントンポーラ・パットンジム・カヴィーゼル
CAST-2:ヴァル・キルマーアダム・ゴールドバーグブルース・グリーンウッドエルデン・ヘンソン
     エリカ・アレキサンダーマット・クレイヴン
CAST-3:エル・ファニングデヴィッド・ジェンセン/他
タイトルは「デジャヴ」なんだけど、「デジャヴ」らしい「デジャヴ」があるわけではなし、タイトル&CMから…単純なサスペンス映画と思っていたら、だいぶSF的要素の濃いサスペンス映画だったのね…お粗末な

STORYは…
■2006年2月28日、ニューオリンズ、全米最大のカーニバル“マルディグラ(謝肉祭)”、海軍基地の500名余りの水兵&その家族、ミシシッピー川に浮かぶフェリー“スタンプ号”へ乗船、陽気な音楽と笑顔、出航、車両デッキを埋める車、カーラジオからビーチボーイスの「Don't Worry Baby」のメロディー、音源を捜す乗員、1台の怪しい車…ツートンカラーのフォード・ブロンコ、外されているナンバー・プレート、車内を確認、差されたままの鍵、後部座席に…爆弾!次の瞬間…大爆発、吹飛ぶ甲板、乗員・乗客、車、大火災、立ち上る黒煙 ■事件現場に到着する男…ダグ・カーリン、ATF(アルコール・タバコ・火器局)の優秀な捜査官、捜査、橋を見上げるダグ、橋桁の鉄骨に付着した物体…爆薬を特定、次々と証拠品を発見するダグに関心を示すFBI捜査官プライズワーラ ■ATFの事務所、相棒ラリーは今日から休暇で不在…どうせ携帯を切っている!別の同僚と監視カメラ映像をチェックするダグ、橋上で…フェリーを眺める不審人物(バイクで去る)を発見、粗い映像…詳細は不明、突然 同僚が「女性から電話があった…君のことを色々と聞いてきた…コレがその番号」と…渡されるメモ、見覚えのない番号、電話するも…応答なし、留守電にメッセージ ■現場付近の川岸に…若い女性の他殺死体の情報、発見時刻は爆発1時間前、事件との関連性を疑う…ダグ ■検死室、女性の遺体確認、局部的に激しく焼け焦げた体、全て切断されている左手の指、悲惨な姿、何か気になる死体(パンフのストーリーとしては…『ダグの人生とは全く接点のなかった女性であるにも関わらず、彼女見た瞬間、彼は奇妙なデジャヴの感覚に襲われた、「私は彼女を知っている…?」』…だとさ!)、丹念な観察、口をダクトテープで塞がれていた痕跡、行方不明者の届出…クレア・クチヴァーと判明 ■クレアの自宅へ向かうダグ、手袋を装着、家宅捜査、目に入った冷蔵庫、「ツートン・カラーのフォード・ブロンコ」の新聞広告、彼女が自分の車を売ろうとしていたことが判明、件の車種!更に…もう一つ興味を引く物…アルファベットのマグネットで作られた「U CAN SAVE HER(君は彼女を救える)」の文章…何?留守録の再生、キッチンやゴミ箱に血まみれの布、無造作に置かれた拳銃、何が起きていたのか?何件目かの留守電メッセージ…驚愕、名前と携帯番号を告げる自分の声!事務所に電話してきた女性が…クレア?呆然 ■夜、爆発現場、ダグに同行を求めるプライズワーラ、特別捜査班?特殊な才能が必要!「犯行現場を一目見ただけで何がおかしいのか…何を追うべきなのかを瞬時に見抜けるような人物が必要」…と ■物々しい警備の施設、モニターだらけの監視室?チームの一員デニーの指示、メイン・モニターに…スタンプ号の映像、《スノーホワイト》と呼ばれる監視システム、7基の監視衛星のデータを処理、ターゲット・エリア内を自由に見ることが可能、但し…画像処理に膨大な時間が必要、《タイム・ウィンドウ》で見られるのは《1ヶ所》《4日と6時間前》の映像のみ、チャンスは一度限り、だからこそ…何処を見るべきか!判断が重要…ダグが呼ばれた理由 ■ダグの選択、クレアの自宅映像、犯人が彼女と接触していると確信、アメリカの俯瞰映像、ズームアップ、クレアの家、部屋の中!ワイヤーフレームから…リアルな着替え中のクレアの映像へ…?


あれっ!?なんかチョット?えっ?うーん?タイトルは確か「デジャヴ」ですよね…、タイトルやCMからして、少々オカルト掛った…サスペンス映画と思いきや、SF的サスペンス映画だったのね…、勝手にタイトルで判断したのが悪いのかと言えば、そうとも言い切れない、そもそも…この映画の中に本来の意味合いでの「デジャヴ」が無いと思われるのですが?
ちなみに「デジャヴ」って…日本語にすれば「既視感」であり、意味としては「一度も体験してないのに、既にどこかで体験したことのように感じる」ことで、「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」といったとこでしょ!?でもこの映画の場合…「そんなことが起きたかも知らない&判らないことを、あとでリアルに確認できる」 「過去の体験に合わせて行動する」 「何故にあなたは、私のそんなこと知っているの?」、ともかく「過去の事実の再確認とそれに対する行動」であり、やはり「デジャヴ」とは全く関係ないのである、こんなところで「違和感」を感じさせてどうするの?ストーリー的にも、そんなに面白いネタではないし…、特にハラハラドキドキするほどのものでもないし…なんかタンタンとしている、まあカーチェイス・シーンは面白かったかな…、パンフでストーリーを書かれた方も苦労しただろうなと思う…“おそらく製作サイドがデジャヴだとしているであろう”と筆者が考える部分を無理矢理「デジャヴ」という言葉を使用して…強引に書いている、ところが…そのシーンを思い出しても、私にはそうは思えない、確かにソコをそうでも言わない限り「デジャヴ」の文字を使う場所が無くなっちゃうからでしょうね…、好き勝手書く私とは違い、仕事ですから…ご苦労様です
この映画を見る前に次男の要望で「ケロロ軍曹2」を見に行って…結果熟睡したあとに見たのに、眠くて眠くて…仕方なかった、まあ本当のところ少し眠ってしまったんですが…、まあ、見に行かれる方は、あまり期待しすぎないほうが良いかもしれませんね、余計なことは考えずに眺めるということで…
そうそう、TVのCMは見ない方が良いと思う…ただでさえ上記のようなのに、根幹の大ネタを暴露してしまっている…それをCMで言っちゃダメでしょう!?ですから…オンエアされたら目と耳を塞いだ方が無難でしょう
それから、この映画は前売券を購入しましたが、オマケは「ボイスレコーダ&ライト付キーホルダ」です…、映画館での「海賊版DVD」作成を目的とした録画・録音の禁止のCMを行っているのに?箱を見れば…「録音時間は『6秒』」、なんともなオマケでした
公開初日の第2回(13:10〜)、794席の映画館は…1〜2割程度の入り(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 デス&コンパス/DEATH AND COMPASS 
[SUSPENSE]
1996:メキシコ・日本・アメリカ作品/1997.09日本公開(CABLE + PSC)
監督:アレックス・コックス
CAST-1:ピーター・ボイルミゲル・サンドヴァルクリストファー・エクルストンカール・H・ブラウン
CAST-2:ペドロ・アルメンダリス・Jrサイデ・シルヴィア・グティエレスアレックス・コックス/他
宗教に、数字、図形…なんの関連性があるのかというもまで動員し、小難しくいじり倒して、犯人を探す敏腕警部、いったい何故そのようになって、そうなる?まあなんとも難解なサスペンス映画

STORYは…
近未来、邪悪と犯罪の街。敏腕警部エリック・ランロット…メディアの注目、敵も多く、同僚の嫉妬。ダウン・タウンのホテル、ユダヤ人学者殺人事件、トレヴィラヌス署長達は、同じホテルに泊まる宝石商に間違われたと判断、ランロット「推理するならもっと面白い方が良い」と独自捜査…タイプライター「御名の第一の文字は語られた」。第一発見者ユダヤ系新聞の記者ズンズの尋問、現場に残されたカバラ(ユダヤ教聖典)…徹底的解明…協力させられるズンズ。一ヶ月後、悪徳政治家アゼベートが殺される。現場の壁「第二の文字は語られた」。容疑者の推定、スカーラック…ランロットの宿敵。署長の忠告に耳も貸さずカバラ解読に走るランロット達。さらに一ヶ月後、オフィス街の殺人「第三の文字は語られた」、ズンズの電話「神の言葉は四つある」。情報と地図、三角形に結ばれる現場、コンパスを手にするランロット達、最後の方角「南」。制止の声も聞かず飛び出すランロットとズンズ。目的地の古屋敷へ
「悟りの道を往くものには、後悔も期待もなく、ただ判然と来るものを待つ」「真実は面白くなくてもよいが、仮定は別だ」「殺人犯を割り出すために…神の名前を研究」「人はひとつの場所にいて、全てを見ることが出来る。どこから始めようと所詮は同じ点で終わるのだ」「人間は輪廻すると信じているのか?」「正三角形は完全であることの象徴」「生贄が行われるのは、三角形の頂点ではなく、菱形」「物事に囚われる必要はない。存在するものに固執するものは、存在しないものに固執するごとく愚かなことだ」「ただ一本の直線。不可視で。永遠に続く」「ランロットの眼力を狂わせた…あの一連の事件ほど奇妙なものはなく、それはトリスト・ル・ロイで頂点に達した」

数字の持つ意味、面白さ&大半の日本人には理解できないであろうユダヤ教、キリスト教の違い、+東洋的な宗教感、最終的には「∞」、を近未来の世界を舞台に再現した、何とも難解そうに見える映画です、少々でも歴史や世界観に興味の有る人には「うんうん」の映画かも、但し、それをエンターテインメントである映画でやってますので、必要以上の期待しないように!結構、何が何だか、どうしてこうしてと悩みつつだったことを、今、思い出しながら書いてます
(ユーロスペース2:渋谷)
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デス・プルーフ in グラインドハウス                  は、別ページとなります



 テッセラクト/THE TESSERACT 
[SUSPENSE]
2003:イギリス・タイ・日本作品/2004.06日本公開(アーティストフィルム)
監督:オキサイド・パン
CAST-1:ジョナサン・リス=マイヤーズサスキア・リーヴスアレクサンダー・レンデル
     レナ・クリステンセン
CAST-2:カルロ・モンニ/他
一次元は二次元の展開図である、二次元は三次元の展開図である、ならば、三次元は四次元の展開図(テッセラクト)となる、視覚化(ビジュアライズ)せよ!…って

【映画のチラシより】 “テッセラクト”…数学用語で“四次元立方体”の意味、“超立方体”の展開図。“超立方体”は、四次元の物体である。三次元の立方体(キューブ)にもう一次元を加えたらどういう形になるだろうか?答えは、図にしてみせることは不可能。なぜなら、我々には四次元を視覚化することはできないから。
“テッセラクト”と名付けられたこの映画、三次元の映像の断片を組み立てることで、四次元を視覚化しようとする全く新しい挑戦てある。そして、その断片を組み立てるのは、観客の頭脳なのだ。この映画を観る時、観客は頭の中で四次元を視覚化することとなる。そして、それは“神の視点”から世界を目撃することにほかならない。
私たちが住む世界は三次元で構成されており、四次元という自分の運命や未来をを知ることはできない。だが、未知のはずの未来や運命が、単なる“断片の組み合わせ”に過ぎなかったとしたら・・・・。運命は未知なる直線ではなく、すでに組み立てられたものの展開図なのである。我々映画を見るものだけが四次元の視点、いわば 「神の視点」から運命のからくりを見破ることになるのだ。

STORYは…
■暗殺に失敗した殺し屋(女)、腹部を撃たれ重傷、逃亡 ■心理学者、少年に「夢&将来の夢」の質問と撮影 ■バンコクの朽ち果てたホテル…303号室、英国人のショーン、取引相手…タイ・マフィアのボス、シア・トウの到着を緊張しながら待つ、突然の停電、5:45p.m.で停止する時計、パニックになるショーン、幻覚?耐えきれず外出 ■襲撃で顔にカスリ傷のシア・トウ ■203号室、息も絶え絶えの殺し屋リタ(シア・トウと対立する組織)、携帯、今日の取引が中止、待機の指示 ■ベルボーイの少年ウィット、13歳、部屋掃除のついでに…客の持ち物を物色、デジカメ、退室 ■203から「お湯」を頼まれるフロント ■階段で擦違うショーンとウィット ■新たな宿泊客(後方を出て行くショーン)、心理学者のローザ、205号室、ポット片手に案内するウィット、その後203の客へポットを渡す…客から消毒薬と鎮痛剤の購入依頼、ついでにデジカメを売り飛ばす、彼の行いを心配する女友達 ■外出するローザ、205に忍び込むウィット、忘れ物で戻ってきたローザ、警察を呼ばない代わり…例の質問と撮影、辛い日々を繁栄した夢?倉庫が寝室代り、夜中にやって来る男の話…性的虐待?同情 ■繁華街のバー、酒を飲むショーン、いつでも呼んで…娼婦フォンに手渡されたメモ(電話番号)、ホテル…ドアの下にシア・トウからのメモ…「明朝、ここで待て」と、アルコールの所為で深い眠り ■早朝、動き出すシア・トウ、見送りの男ジョジョ…どこかに電話、一方的に指示、切断 ■ホテルに現れたシア・トウ一味、階段を上がる ■203、一方的な指示を伝えた携帯、タイミングを計り扉を開くリタ、発砲、シア・トウ一味を皆殺し ■303にシア・トウ一味、束縛されるショーン、取上げられるパスポート、未精製のドラッグ、[※この辺が一部意味不明、精製を指示したように取れたが?]、翌日正午に港の船へ…金と帰る手段 ■シア・トウからの電話に一瞬ビビるジョジョ…バレていない様子 ■203、掃除に入るウィット、死んでいる(死に際に幻覚を見た)女性客を発見 ■303、緊張で何も手が付かないショーン、外出…ホテルは警官だらけ、躊躇、警官の質問、何も知らないとショーン、ホテル外へ、慌てるショーンの見張り役、食事だと言うショーンに付きっきり ■新たな暗殺者を呼出す対立組織 ■ローザの質問に答えているウィット、死体の夢 ■夜になってホテルへ戻るショーン、娼婦に電話、SEX、彼氏とイギリスに行くと言うフォン、タバコを吸うショーン…灰皿はどこだ? ■昼前の303、寝坊したショーン、既に帰っていたフォン、早くしないと帰れない!慌てて外出、警官の制止、荷物検査、プレゼントだと言う箱に興味を持つ警官、万事休す?中身は…灰皿、笑う警官、解放も…パニック状態のショーン


うわー!ダメダコレハ状態、止めときゃよかった、宣伝文句に引っかかってしまったようだ…後悔である
『 進化を続ける映画の最終形態 』?…一体どこが?視点の変わるブツギリ・シーンを、軽くシャッフルしただけでは?かなり一般的な手法の一つでないかと思うが?(「メメント」の「ブツギリ、時間を逆行」ぐらいでないと驚かない)、また時間軸を微妙にずらしながら…複数のストーリーが交錯…「神の視点」だという批評だが、映画でいくつかのストーリーを同時進行で見ているのはいつものこと、お客様は…「神様」です!?実は…序盤に、おやっ?と思わせるシーンが一つあり、期待したのだが、その後は何も起きない、逆に、あのシーンだけが謎になってしまい、気持ちが悪い!
『 「CUBE」 「π」を越えた、過激にインテリジェントなビジュアル・ショック!』?…これで?そこまで言うかな?足元にも…と思うが、過激?ビジュアル・ショック?どこが?
『 脳髄直撃!五感震撼!』?…ブツギリ、シャッフルだが、ストーリーはいたって単純、どちらかというとドタバタ・コメディーに近い内容あまりの展開に睡魔との戦い 『 誰も見たことのない刺激的な映像体験がここにある!!』?…どこに???数学用語で “四次元立方体”を意味し、“超立方体”の展開図であると…、“超立方体”は、四次元の物体、図にしてみせることは不可能、三次元に住むものに四次元を視覚化することはできないから、三次元映像の断片を組み立てることで、四次元を視覚化しようとする挑戦てあると…、そして、その断片を組み立てるのは、観客の頭脳なのだ、この映画を観る時、観客は頭の中で四次元を視覚化することとなる、そして、それは“神の視点”から世界を目撃することにほかならない。…って、オイオイ!難しそうなことを言って(やってるのはブツギリ映像で…)、後は観客の頭脳頼みか?四次元をビジュアル化できないのは観客(私)の頭の性能が低いと言うのか?想像力が足りないとでも言うのか?パンフを読んでいたら、また頭にきた!そもそもスクリーン上に映される二次元映像を見て…三次元映像として捉えられるのが人間の想像力、しかし、こんなにベタ な二次元映像を見せられて、“四次元を視覚化しろ”などとは随分と無理な注文だ、これで「四次元を視覚化できるのは」…ドラッグの力?そうか、そう解釈すればよいのか…映画の人物達と●●●は全員ラリッているか、酔っ払っているのだ
そうだ、ポスターの宣伝文句もあった… 『 解けるか!?運命の映像〈パズル〉』…解くものなど何もない!そのまんまだ!
褒めるところなし!見終わった後の客席の脱力感、みんな無口、ぴあのアンケート部隊を避けて通る人々、年配の方が捕まってました、まあ見たいと思う方は、それなりの覚悟と安く見られる手段を選択してください

[20040620追記]:
ストーリーを思い出しながら書いていて、映像の整合が取れなかった個所を自分ながらに確認する、これをして、時間軸の微妙なズレと言うのだろうか?別のパラレル・ワールド映像が数点、混じってしまったくらいでは?別にズレたり、混じったところで、何ら話の展開が変わっていくわけではない、結局、ある原因により事件が発生し、通るべき道に大差はなく、たどり着くべき結果に収束してしまうようなので、(多分、不整合点を無視しても多少の違和感のみで、ストーリーは繋がってしまうでしょう)、やはり、騒ぐほどではないと思われるが、いかがか?
後悔(←偶然この字に変換された)初日の初回、221席の映画館、3〜4割の入り(シネセゾン渋谷)
2000-2009format



 テッド・バンディ 
/Extremely Wicked Shockingly Evil and Vile
[SERIAL KILLER]
2019:アメリカ作品/2019.12:日本公開(ファントム・フィルム)
監督:ジョー・バーリンジャー
出演:ザック・エフロンリリー・コリンズカヤ・スコデラーリオ
ジョン・マルコビッチハーレイ・ジョエル・オスメント/他
働き方改革?長めの年末年始です!
さてと大物の正月映画は出そろってしまいました!
なんかおみ白いのやってないかなと、検索サイトをウロウロしていたら
自分で「今後観たい」リストにアップしている映画がありました
「シリアル・キラー」の語源となった
連続殺人犯の物語だそうな!
まあ期待するのは正月明けに始まる正月映画第2弾でしょう…いつものことながら!

STORYは…
とある刑務所の面会室、訪ねてきた女性、ガラス越しの男に話しかける
「出逢いを覚えている?」
男は答える「ああ、一目見て恋に落ちた…
1969年、ワシントン州シアトル
夫と別れてこの地に引っ越してきたばかりのリズ」、親友ジョアンナと共に訪れたカレッジ・バー
そんな中で知り合ったハンサムな男性テッド・バンディ
瞬時に急接近する2人、シングルマザーのリズ、幼い子供がいることで新しい恋愛関係に逡巡
テッドは娘モリーのことも直ぐに優しく受け入れてくれた
素晴らしい出会いから始まり、テッドとリズと幼い娘モリーの3人
幸福を絵に描いたような家庭生活
しかし1975年、その運命は一変
ロースクールの学生として講義を受けるためにユタ州にいたテッドが…
信号無視で警官に止められる、車の後部座席に積まれていた道具袋を疑われて逮捕される
マレーという町で起きた誘拐未遂事件の容疑だった
またその前年、1974年、シアトルで女性の誘拐事件が起きていた
キング郡警察の発表によると、目撃された犯人の車がフォルクスワーゲン・ビートル
(テッドの車とは色違いなんだけど)、公表された似顔絵はテッドにソックリ
突然の事態に混乱するリズ
テッドは全て全くの誤解だと説明する、汚名返上のため法廷で決着をつける覚悟
1976年2月23日
ソルトレイク郡の裁判所、初期の裁判が開廷
有罪の判定を受けるテッド、ユタ州立刑務所に送られる
収監まもなく、テッドはコロラドから来た殺人課のフィッシャー刑事の訪問を受ける
刑事は別の未解決事件の犯人としてもテッドを疑っていた
やがてテッドは殺人事件の容疑者としてコロラド州アスペンの裁判所へ移送される
複数の残忍な事件の容疑者が重なっていくテッドに対して
離れて暮らすリズは彼への疑いと愛情の葛藤から次第に酒量が増加、鬱病に!
テッドはあくまで無罪を主張、リズに「大丈夫だ」と何度も電話を掛け続ける
またテッドは、自由を追い求めた元囚人のノンフィクション小説「パピヨン」を希望のシンボルとし…
裁判所や刑務所から脱走を繰り返す(その度ごとに刑が重くなっていく)
モリーが描いてくれたオナガザメの絵を独房に飾るテッド
そんな折、脱走中のフロリダ警察から逃げようとして取り押さえられたテッド
新たな女子大生2名の殺害容疑を掛けられる
「ゲームは終わりだ、テッド!」と宣戦布告するカツァリス保安官
ワシントン州は君を見過ごし、ユタは手放し、コロラドは逃がした!私は仕留める!
1979年7月8日、フロリダ州で異例の公開裁判が開廷する、裁判官はカワート判事
法廷にしTVカメラが入り、今や全米一の指名手配犯となった男の運命をめぐる…
全国でTV中継される歴史上初めての裁判
ハンサムで冷静で頭の切れるテッド
マスコミを通して妙な人気を集め、傍聴席にはファンを集める
相次ぐ証言や証拠に追い詰められていくテッド
旧知の女性キャロルが新たな恋人として親身のサポート
ついに彼女も証言台に…生中継中に結婚を申し出る暴挙のテッド
しかし、それでもリズのことを思い続けているテッド
一方のリズ、同じワシントン大学医学部職員を務める優しい同僚ジェリーと親密に…
少しずつ落ち着きを取り戻していく
しかしそれでも夜遅くまで裁判のTV中継に見入っている
テッドと暮らした甘い日々を回想し、彼のことが忘れられない
まだリズの心には「テッドを信じたい」という気持ちが残っていた
但し、かつてフィッシャー刑事から受け取った「極秘資料」の恐ろしい中身を見るまでは…


実話ベースの映画です!
分かっていることしか描いていない、ドキュメンタリー・タッチの映画です!
殺人シーンがあるわけじゃない
ただ検問に引っ掛かっただけだが…犯人扱い
犯人の乗っていたフォルクス・ワーゲン・ビートルとは…色違いなのにね!
本当にこの男は犯人だったんだろうか?疑わしき状況証拠の積み重ねで…
金がないので、有能な弁護士を雇えず…それでも優秀な公選弁護人が戦ってくれるも
意見の衝突!自らが弁護人として法廷に臨む
リズとキャロルの間で揺れるテッド(でもまあリズなんだろうな)
法廷を取り仕切るジョン・マルコヴィッチが投げやりだがいい味出してます
有罪・死刑判決!
法廷物でもないし、サイコパス物でもないし
一体誰が犯人なのかの描写も一切なし
全て映画を観た側に投げられています
スッキリしない映画が苦手な方は観ない方が良いでしょう!
人間ドラマとして観られる方はどうぞ!
ところで、邦題は「テッド・バンディ」なんだけど…
原題は「Extremely Wicked Shockingly Evil and Vile」です…
和訳すると「極端に不道徳で、ショッキングなほど悪で卑劣」となるらしい
まあどっちを選んでもヒットしそうにないな!
どうでもよいことだがリズの同僚のおデブちゃんにどうしても見覚えがあったんだけど分からずじまい
家に帰ってぱんふを見て驚いた!ハーレイ・ジョエル・オスメント君じゃないですが!
老けたし、太りましたね!
公開10日目の第1回(11:40)、191席の映画館で8〜9割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN3)
2011.09format



DEADPOOL   は、別ページとなります
DEADPOOL2 は、別ページとなります



 TENET 
[SF& ACTION]
2021 アカデミー賞[視覚効果賞]
2020:アメリカ作品/2020.09:日本公開(ワーナーブラザース映画)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソンエリザベス・デビッキケネス・プラナー
クレマンス・ポエジーディンプル・カパディアヒメーシュ・パテル
アーロン・テイラー=ジョンソン/他
やっと上映作品が元に戻りつつある
ジブリでもなく、子供向けでもなく、青春ラブコメでもない…大作が出てきた!
クリストファー・ノーラン監督の「TENET」を選択する
時間逆行モノで予告編もド派手なので
期待して観に行きました!
えっ、パンフ900円するの!

STORYは…
満席の観客で賑わうウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発
罪もない人々の大量虐殺を阻止するべく…部隊に参加していた名もなき男
仲間を救うため身代わりとなって捕らえられ、毒薬を飲まされてしまう
しかし、その薬は何故か鎮痛剤にすり替えられていた
昏睡状態から目覚めた名もなき男
フェイと名乗る男から“あるミッション”を命じられる
それは未来からやって来た敵と戦い。世界を救うというもの
未来では“時間の逆行”と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになった
ミッションのキーワードは〈TENET〉、「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」
謎のキーワード〈TENET〉を使い、第三次世界大戦を防ぐのだ!
突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男
彼は任務を追行することができるのか?
そして、彼の名前が明らかになる時、大いなる謎が解き明かされる!

なんだこの難解さ!?
時間の正しい流れと時間逆行シーンは分かれているものだと思ったら
現実と過去とある視点からすれば未来?がゴッチャ!
初見の方には、もう誰が何のため誰のために何をしているのか分からないでしょう!私も全く分かりません!
これはマニア同士で観に行って、酒でも飲みながら、ネタについて話し合わないと?
個人で全て理解するには、3回は観ないと分かりそうもありませんね!
ストーリーが入ってこないんですが、映像は凄いです…
うーん!ストーリーどうしよう?後半どころか、前半ですら怪しい!
もうパンフのストーリーに助けてもらおうと思ったんだが…
〈TENET〉なる単語がそんな頻繁に使われたか?
分からない、不安だな…3回観ても分からないかもしれないな…
誰か解説してくれる人がいないかな?
公開2日目の第1回(10:20)、217席/2の映画館で8〜9割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
2011.09format




 デビル/THE DEVIL'S OWN 
[SUSPENSE]
1997:アメリカ作品/1997.04日本公開(東宝)
監督:アラン・J・パクラ
CAST-1:ハリソン・フォードブラッド・ピット
CAST-2:マーガレット・コリンルーベン・プラデストリート・ウィリアムズジョージ・ハーン
     ミッチェル・ライアンナターシャ・マケルホーンポール・ローナンジュリア・スタイルズ
     アシュレイ・キャリンケリー・シンガー
CAST-3:デヴィッド・パトリック・オハラ/他
ハリソン・フォード&ブラッド・ピッ主演のサスペンス映画、トN.Y.市警察官の家に下宿?することとなった男の正体は?信頼してたのに…何故?敵対しなければならないの?

STORYは…
N.Y.に潜伏する男、祖国の復讐を果たす極秘計画、国際的テロリスト、忌まわしい過去…北アイルランド、マグワイアー少年8歳、夕食を囲んだ一家団欒、武装集団の襲撃、撃ち殺された父…十数年後…マグワイアー、コードネーム「エンジェル」、IRAの特殊工作員、プロフェショナル、部隊司令官。英国軍、S I 5、米国務省、FBIから追われる国際的テロリスト。情報漏洩事件で仲間の大半を失う。活動拠点をN.Y.へ。ローリー・ディヴァニーの名前。誰からも愛される好青年として…N.Y.市警察官トム・オミーラ、幸せな家庭、アイリッシュ系のオミーラ家、アイルランドに同情的なフィッシモンズ判事の紹介、正体を隠し住みこむローリー、天涯孤独の彼を暖かく迎えてくれたオミーラ家。同士ショーンと作戦行動、かつて無い計画…英国軍へのミサイル攻撃。マフィアのバークからミサイル買付けの交渉。取引は2ヶ月後。IRA連絡係の女性メーガンとの出逢い…かつての同士の妹…愛情。ミサイル購入情報、英米共同捜査の開始。さらにバークもミサイル購入資金を狙って、オミーラ家に忍び込む…トム夫妻の帰宅、乱闘、侵入者の逃亡、何も盗られていない?不審、ローリーの部屋で大金と銃の発見。一方、金の強奪に失敗したバークはショーンを人質に資金を要求、金を取りに帰宅したローリー、問い詰めるトム、口を割らないローリーを逮捕せざるを得ないトム。連行中の逃走、銃撃戦、同僚で親友の警官ディアスの殉職。自らも負傷したトムの前にS I 5、衝撃の事実、家族同様に信頼していた男が国際的テロリスト…正義感からの怒り、アイルランドの血は彼の過去に同情。米国務省、S I 5、M I 5、英国軍、SAS、FBIそしてマフィア、N.Y.市警から追われることとなったローリー、アイルランドの血で結び付けられたトム、運命に弄ばれるかのように…


北の国アイルランドの空の色?海の色?歴史?重く暗い画面の中、耽々と進むストーリー、全てはラストの2人の対決に向かって進んでいくのです、凄く面白いというわけではありません、ただひたすらラスト・シーンに向けて、長々と作られた作品?というところでしょうか
(新宿プラザ劇場)
-1999format



DUNE/砂の惑星                  は、別ページとなります



 テリー・ギリアムのドン・キホーテ/don Quixote 
[COMEDY? ]
2018:スペイン/ベルギー/フランス/イギリス/ポルトガル作品/2020.01:日本公開(ショウゲート)
監督:テリー・ギリアム
出演:アダム・ドライヴァージョナサン・プライス
ステラン・スカルスガルドオルガ・キュレリンコジョアナ・リベイロオスカル・ハエナダ
ジェイソン・ワトキンスセルジ・ロペスロッシ・デ・パルマホヴィク・ケウチケリアンジョルディ・モリャ/他
空飛ぶモンティ・パイソン!のテリー・ギリアムの新作だ!
(イギリスBBCの空飛ぶモンティパイソンのオン世代なもので!)
(中学生のころ、週末の深夜12時半から1時間番組を楽しみにしてました)
(なんせ当時はビデオもないから、必死で起きているしかなかったんだよね)
で、映画に移行してから構想30年、計画頓挫9回の因縁の作品がいよいよ完成したとのこと
また、やってくれるんだろうな!
凄い期待してます!
しかも日本公開を前にメンバーであったテリー・ジョーンズが死亡
うーん、テリー・ジョーンズに捧ぐか?

STORYは…
CM監督のトビー、ウンザリな状況、新作のCM撮影のために自らの提案でスペインに来たまでは良かったが…
現地のキャストは使いものにならず、撮影が一向に進まず
「失敗だ!全て中止に」と嘆くトビーに、妻のジャッキを連れて陣中見舞いに現れたボス
怪しげな売り子が差し出したDVD!
何かヒントがあるかもしれないと渡す
何という偶然、そのDVDは学生時代にトビーが学生時代に監督した「ドン・キホーテを殺した男」だった
10年ほど前、卒業制作の映画を撮るためにスペインのとある村を訪れたトビー
靴職人のハビエルにドン・キホーテを演じてくれと頼む
撮影隊が入り浸った酒場の主ラウルの娘で、村一番の可憐な美少女アンジェリカを一目で気に入ったトビー!
「君はスターになれる」と口説き落とす、彼女も出演者に!
そんな素人の起用も斬新な効果を生み、完成した作品は大絶賛され栄誉ある賞を受賞
トビーはハリウッドを目指すが、映画監督になるという夢…今では金回りの良いCM監督という現実の前に消えていた
希望に燃えていた日々を思い出したトビーは、あの“夢の村”が程近いと知って…
翌日バイクで出かけていく、ラウルとハビエルの店は健在だったが、何かが変わっていた
何気ない風を装ってアンジェリカの消息を訊ねると
ラウルは苦々しい口調で、トビーのせいで女優になる夢を追ってマドリードへ、今はすっかりと堕落したと…
逃げるように店を出たとトビー、“キホーテは生きている”という看板を見つける
案内役の老女に金を渡すと…掘っ建て小屋の中に、ドン・キホーテの衣装を着たハビエルが閉じ込められていた
ハビエルはトビーをドン・キホーテの忠実な従者サンチョだと思い込み、「戻ってきたのか!」と歓喜、抱き着く
「連れ出してほしい」とトビーに強引に頼むハビエルが、引き留めようとする老女と揉み合ううちにうちに
ランプが倒れて小屋が燃え上がってしまう
慌てて撮影現場へ逃げ帰ったトビーは待機していた警官達に連行される
火事を通報した村人が、バイクのナンバーを知らせていたのだ
そんなトビーに“助け”がやって来る
自分は高潔な騎士の精神を守り抜くドン・キホーテだと信じ込んでいるハビエルが…
愛馬ロシナンテにまたがり、“サンチョ”を救出するために槍で警官を倒す
「2人で壮大な冒険に旅立とう」というハビエルの高らかな宣言を合図に…
トビーとの夢と悪夢に彩られたエキサイティングな冒険が幕を開ける!
自らをドン・キホーテと信じる“夢に生きる”男と、かつての才能と情熱を失い“現実に生きる”
若手監督が冒険の最後に辿り着く…


やってることは単純なのだが、無理矢理難解にしている感じ…
30年間に及ぶ構想期間、9度の撮影挫折…分からないでもない
結構笑いのシーンでは受けているんだけどね!私は笑っている側ですけど…
ちなみに、予告CMでも「賛否両論」の表示
主にヨーロッパが「絶賛」で、北米が「非難」らしい!
「空飛ぶモンティ・パイソン派」としては「絶賛」とまではいかないが「楽しめました」
「空飛ぶモンティ・パイソン」が分からない方は…
観ない方が良いかな?と思われます
まあそんなこともあり、劇場は年配客で溢れていました
若手はいなかったかな!?
実はもっとやってくれていると期待していました!ので
チョットだけ残念でした!
公開2日目の第1回(10:00)、225席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



10 クローバーフィールド・レーン      は、別ページとなります



 天才スピヴェット 
/The Young and Prodigious T.S.SPIVET
 
[COMEDY]
2013:フランス・カナダ作品/2014.11日本公開(GAGA)
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:カイル・キャトレットカラム・キース・レニーヘレナ・ボナム=カータージェイコブ・デイヴィスニーアム・ウィルソン
ジュディ・デイヴィスドミニク・ピノンジュリアン・リッチングスリック・マーサー/他
情報をキャッチしてから待ちに待ちました…どんだけ待たすんじゃ…今年に関しては原因は明確、アナ雪だ
公開日も不明のまま、11月を向かえ、ようやく11月15日公開が確定(競馬の枠じゃないぞ)
大まかなストーリーはバレバレ状態なので…あとは笑って涙するだけかな?
えっ、なんで3Dなの!?

STORYは…
THE WEST〈西部〉
モンタナ州パイオニア山地〈分水嶺〉の谷間にある牧場
カウボーイの生き方を追及する父、昆虫博士の母クレア、アイドルを目指す姉グレーシー
そしてスピヴェット(通称T.S.)
(T.S.SPIVET=TECUMSEH SPARROW SPIVET=酋長・雀・スピヴェット)
8月のある午後、スミソニアン博物館の次長ジプセンからの電話
スピヴェットが発明した永久機関の磁気車輪が栄えあるベアード賞を受賞との連絡、授賞式でのスピーチの依頼
瞬時に…実は口のきけない父親が来たと嘘、スピーチの断り、10歳の子供の発明だとは信じてもらえない!
それでも粘るジプセン、授業があるからと言い訳、モンタナ大学へなら話を通すとジプセン…やはり勘違いしてる
このところずーっと家族の心にポッカリと開いた穴、双子の弟レイトンが銃の事故で死亡
母は幻の甲虫探しに没頭、父はカウボーイ遺伝子を継いだレイトンを心から愛す、そんな弟の代役なんて無理
学校でも先生も理解してくれず、テストの答えで対立、スピヴェットの論文を無視する先生、すっかり孤立
そうだ…やはりワシントンD.C.へ行こう!スミソニアンなら自分を必要としてくれるに違いない
授賞式への参加を表明、家族には自分がいなくなる事に対して「心配しないで」のメッセージ
何を持って行けば良いか悩む大嫌いな荷造り、朝4時に終了
愛犬タピオカに別れ…早朝に近所を通過する貨物列車へ向うスピヴェット、父親の車が追い抜く、やはり無視?
信号に細工、警備員との駆け引き、列車に乗り込むスピヴェット
THE CROSSING〈大陸横断〉
日の出と共に大陸横断の旅、途中停車のワイオミング、捕まりそうになるも…積載されたキャンピングカー
リアルなカップルのマネキンの間に挟まって乗り切る
ネブラスカ州の停車場、貨物車両に住んでいるおじさんトゥー・クラウズの励まし
不健康だからと母に禁じられていた…念願の屋台のホットドッグの初体験!
現れた警官、尋ね人の貼り紙、捜索願が出ているらしい…
家族のことが恋しくなったスピヴェット…出際に持ち出した母の日記を読むことにした
そこには、3姉弟の写真、描いた絵がギッシリ貼ってあった
でも…あの日を境に母の文章は悲しみに満ちていく
「私はもうT.S.の力になれない、私の心はカラッポ…」、母の告白に胸が張り裂けそうなスピヴェット
THE EAST〈東部〉
貨物列車は終点シカゴに到着、警備員に追いかけられるも…ケガをしながらも逃げ切る
ヒッチハイク!止まってくれるトレーラー、眠っているうちにスミソニアン
受付でT.S.スピヴェットを名乗る、10歳だと知って驚く係員&次長ジプセン
とりあえず病院、肋骨骨折、激しい運動&笑ってもダメと…
翌日の授賞式、とうとうスピーチの時、「3つだけお話します」と…まずはお礼の言葉
次に発明品の注釈400年後に磁石の交換が必要、ゆえに完全なる永久機関ではない事
そこで口ごもるスピヴェット…弟の死の真相を話そうと思っていた、うまく話すことができるのか?


映画前の食事に久々の有名店に行ってみた…上映開始2時間前で行列
なぜ?慌ててネット検索、2014年版ミシュランで☆1つ取ったみたい!それで外人さんまで並んでるのね…
並ぶこと1時間、ようやく店内に案内される、忙しくても食べたいものは食べたいのだが…売り切れ続出
是非開店前にお並び下さいの一言、何だかな〜、まあ取りあえず食べるだけ食べたら…映画館にダッシュ!
上映10分前に到着、間に合って良かったね!長い前振りはともかくとして…
公開初日の第3回なんですが…9割ほどの入り、みんな注目していたのですね…
私自身、相当に期待して行ったのですが、割と淡々と展開
飛び跳ねるのも子供サイズですしね…派手さに欠けるのかもしれません
ちなみに天才スピヴェット役のカイル・キャトレット君…
7歳以下の某武道選手権の世界チャンピオンだったり、6か国語を操る本間物の天才だったりする
演技もイイ感じですから
そうか、子供目線で観れば良かったのか…今になって気付くとはチョット惜しい気がします
でも面白かったですよ!
しかし…観客に1人、何でもかんでも馬鹿笑いする人がいて、調子が狂ってしまいました
笑うとこじゃなくても…笑ってるので、こちらは白けてしまったんですね…ある意味迷惑なものです
観に行かれるのであれば、あまりハードルを上げて行かない方が良いと思います
で、やはり3Dである必要性は…良く分からなかったな
3Dということで2、200円ですからね…2Dでも充分かもしれません
公開初日の第3回(14:20)、200席の映画館で9割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1)
2011.09format



 デンジャラス・ラン/SAFE HOUSE 
[ACTION]
2012:アメリカ作品/2012.09日本公開(東宝東和)
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:デンゼル・ワシントンライアン・レイノルズ
ブレンダン・グリーソンヴェラ・ファーミガサム・シェパード
ノラ・アルネゼデールルーベン・ブラデスロバート・パトリック/他
おっ!大々的な宣伝はないものの…デンゼル・ワシントンがまたもや渋そうな映画に出ているじゃないか!
「彼はCIA史上最高のエージェントだった、悪に染まるまでは…」
「トビン・フロスト、世界36ヵ国指名手配、14の国籍を使い分ける、人の心を操る天才、最高機密情報を…」
「世界に狙われる男と逃げる、危険すぎる32時間!」
ポスターのデンゼル・ワシントンの姿もカッコよいじゃないですか、宣伝チラシも煽ってる
これは観に行かねばなるまいな…、ちょうど、かち合う映画もないし!

STORYは…
南アフリカのケープタウン、諜報活動の最前線から遠く離れ…CIA新米職員マット・ウェストンは退屈な日々
任務は…めったに使われない隠れ家《セーフ・ハウス》の管理人…別名・客室係〈ハウス・キーパー〉
一刻も早く、この仕事から卒業して…工作員として活躍したいマット、でも…そんなチャンスはナカナカない…
(上司デヴィッド・バーローに配転を懇願…できればパリ、彼女が行っちゃうから)
そんなある日、思いがけない大物客が護送されてくる
トビン・フロスト、CIA史上最高と謳われた元エリート工作員
10年前にCIAと訣別、国家機密を密売する危険人物、世界36ヵ国で指名手配!
そんな大物が何故ここに?驚きを隠せないマット
フロストの尋問が開始直後、場所も極秘扱いの隠れ家が武装集団の襲撃を受ける
壊滅状態となる味方、「お前は俺を守る義務がある」というフロスト、無我夢中で隠れ家から連れ出すマット
激しいカーチェイス、どうにか振り切った?フロストと共にモーテルに身を潜める2人
緊張状態の中、フロストが静かに牙を剥く…「なぜ隠れ家がバレたと思う?」
人の心を操る天才と言われるフロストの言動にマットは翻弄される
CIA本部と連絡を取ったマット、上司のデヴィッド・バーローの指示…新たな隠れ家《セーフ・ハウス》へ移動
サッカー・スタジアムに直結する駅のロッカーに隠されたGPSを確認せよ!
追手の気配なし、事は順調に運ぶかと思われたとき、フロストが動く「俺は誘拐された!助けてくれ!」
周囲にパニックを引き起こし、逃走を図る、止めようとして…警備員との撃ち合いに発展、警察に追われる身!
事態をCIA本部に報告、アフリカ支局長キャサリン・リンクレイターから任務解任を申し渡され…
作戦本部副長官ハーラン・ホイットフォードから「君はよくやった、あとは我々に任せろ!」の言葉!
命令に従わないマット、自分の手でフロストを捕える決意!恋人のアナに危害が及ばないようパリへ送る手はず
果たしてフロストはどこへ?


アメリカCIA本部から遠く離れた、南アフリカはケープタウンが舞台
世界を舞台に派手に働けると夢見てた新人職員マットにとっては、退屈で退屈でしょうがない、隠れ家の管理人
上を見ればきりがないが、下があることには気づく由もなし…
初の仕事らしい仕事が、超大物絡み、今にしてみれば不満タラタラで1年間何もしてこなかった?何もできない!
気付けば周囲の工作員は全滅、どうしろって?犯人に急かされて…あわてて身柄保護!
さあて泣き言 言ってられんが、何故にどうして何処までも襲撃者は襲い来るのか?

なかなか面白く始まるし、デンゼル・ワシントンの設定が「らしくて」いいなって感じ!
新人CIA職員の不満タラタラの割に…超美人の彼女をしっかり確保しているのは笑える、展開を楽しみにする!
だが、南アフリカのケープタウンのみと世界を絞っているので、かつ出演者が少ないので…
次々に緊急事態は発生するが、早くにイロイロと読めてしまうのは残念だな…
まあ考え過ぎずに観るのが良いかもしれない、まあまあの作品ってかな?
ちょっと惜しいな!
そうだ…今回はヴェラ・ファーミガは出番が少ないな、ビシバシ仕切っても良いのにな…などと思い
恋人役のノラ・アルネゼデールの出番をもうチョイ要望!攪乱の意味を込めて…

ところで、事前にネットで座席予約、ほとんど無人の地のど真ん中に席を取ったのだが…
当日5〜6割の入りだというのに、隣の席に大汗かいて、扇子バタバタのオッサン!(私もか…)
なんか猛烈に汗臭い…右手に席が空いてたので1つずれたが、こっちもお客が来たので、元の位置に戻る!
どっちも、なんで前後の列にずれないんだよ〜!
公開2日目の第1回(11:35)、120席の映画館で5〜6割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズSCREEN3)
2011.09format



 天地創造/THE BIBLE…in the beginning 
[HISTORY?]
1966:アメリカ・イタリア作品/1966.10日本公開/1976.05(リバイバル)(20世紀フォックス映画)
監督:ジョン・ヒューストン
CAST-1:マイケル・パークスウラ・ベルグリッドリチャード・ハリスフランコ・ネロ
CAST-2:ジョン・ヒューストンプペラ・マッジオ
CAST-3:スティーブン・ボイド
CAST-4:ジョージ・C・スコットエヴァ・ガードナーガブリエル・フェルゼッティ
     エレオノア・ロッシ=ドラゴピーター・オトゥールアルベルト・ルカントーニ
     ゾーイ・サリスルチアーノ・コンヴァーシ/他
昔々、キリスト教の環境で育ったもので(今は違うよ)…、まあ母親に連れて行かれました!
旧約聖書の冒頭、創世記を映像化したものです!

STORYは…
■神は言った「光あれ」 すると光があった 神はその光を闇と分けた 光を昼と名づけ…闇を夜と名付けた 第1日である
■神は言った「水の間に大空があって、水と水とを分けよ」 神は大空を天と名付けた 第2日である
■(第3日についてはパンフに記載なしだが…神は言った「天の下の水は一つに集まれ、乾いた所が現れよ」 神は乾いた所を地と名付け…水の集まった所を海と名付けた、神は言った「地は草を芽生えさせよ…」) 第3日である
■神は言った「天の大空に光ありて…それをしるしとして…季節と、日と年とをあらしめよ」 神は2つの光をつくり…大きい光に昼を司らせ…小さい光に夜を司らせた 第4日である
■神は言った「水は命あって動く生き物の群で満ちよ」「鳥は地の上、天の大空を飛べ」 神はこれらを祝福して言った「産めよ、増えよ」 第5日である
■神は言った「地は種類に従って生き物を生みいだせ…地を這う全ての生き物…さまざまの家畜と様々の獣を生みいだせ」 神はまた言った「我々に象って、我々の形に人をつくろう」 神は土の塵で人をつくり、命の息をその鼻に吹き入れた、そして人は生き物となった 神は言った「人が1人でいるのはよくない」 そしてアダムを深い眠りに落とした、神は女をつくり、人のところに連れてきた 神は自らの形に象って人をつくり…自らの形に象って男と女をつくった 神は東の方 エデンに一つの園をつくって言った「我作りし園に行きてこれを守れ」「どの木からも心のままに取って食べてよいが…《善と悪を知る知識の木》から取って食べてはならぬ…その実を食べると、たちどころに死ぬであろう」 第6日である
■第7日には、神は全ての仕事を休んだ、そして第7日を祝福し、聖なる日とした

■東の方、エデンの園に暮らすアダムとイヴ、蛇〈悪魔〉に誘惑され《善と悪を知る知識の木》の実を食べるイヴ、そしてアダムにも実を与える、羞恥を知る2人、神は怒り…2人を楽園の外へ追放、こうして人間の祖先は、土を耕し&種子を蒔き、労働をしなければならなくなった ■やがてカインとアベルという2人の息子が誕生、カインは農夫、アベルは羊飼い、ある日…神へ供え物をする2人、神は心のこもっていないカインの供物を認めなかった…、怒りと嫉妬から、アベルを殺してしまうカイン、神の裁きを受けて放浪者となる…このカインから罪深い人間の子孫が生まれてくる ■やがてイヴに三男セトが生まれ…この子孫がノア、彼は信仰あつく神に愛された、神は悪徳と暴力と偶像崇拝に満ちた人類を滅ぼす決心!ノアだけにお告げ…箱舟の建造、あらゆる生物と一緒、40日間の豪雨と洪水、約1年の後…アララト山についた箱舟 ■ノアの子孫クシの息子ニムロデは王となる、誇り高いニムロデの思い上がり、民を使役…天にもとどくバベルの塔の建設を始める!神はこれを喜ばず、民に様々な言葉をしゃべらせ、仕事を妨害、彼等を地球上の各地へ四散させた ■カルデアのウルに生まれ…成長したアブラム、神の導き、妻サライ、弟ロトを連れてカナンの地へ!そこで栄えたが、サライには子が生まれない、神に訴えるサライ、神はアブラムの種が地に満ちるだろうと告げる、アブラムは妻の勧めで召使ハガルに子を生ませ…イシマエルと名づける、サライはハガルに蔑まされるが、アブラムはサライへの愛は変わらぬと誓う ■隣国との戦争、捕虜となったロト、アブラムは神の手引きにより敵を破り…ロトを救けた ■神の命…アブラハム、サラと名を改めた2人、子孫は王になると予言しサラに子を授けると約束、それでも一向に子供は生まれない、イシマエルは7歳、それでも神の約束を忘れないアブラハム ■腐敗堕落の極に達したソドムとゴモラを滅ぼすことを決めた神、3人の使者、神はアブラハムのためロトとその家族を助けようとしたが…ロトの妻は神の命令にそむき、塩の桂と化した ■約束どおりサラに息子が誕生、イサクと命名、彼が成長…サラはハガルとイシマエルを捨てるよう勧める、ハガルを追い出すアブラハム、母親について行くイシマエル、荒野を彷徨う母子、パレスチナに近いビールシバの荒野に辿り着く、神の加護を得たイシマエル、この地で繁栄する ■アブラハムは“神の命”に従いイサクを連れ旅立つ、3日目にモリアの国に到着、焼け落ちたソドムとゴモラの町の中を彷徨う、神に生贄を捧げる場所に辿り着く、その時イサクは…生贄が自分であると気づく、アブラハムはナイフでイサクを殺そうとすると…、神が自分の子を犠牲にしてはならぬと告げる、そこでアブラハムは、近くにいた子羊をイサクの代わりにいけにえにするのだった…

常日頃からお勉強していた聖書の世界が映像化されているということでワクワクして観に行ったものでした!
冒頭の「天地創造」はドキュメンタリーっぽくてやや説明調!?だけどやっぱりワクワク…
エデンの園、ノアの箱舟、バベルの塔、ソドムとゴモラ、アブラハムとイサク…次々と知っている話が映像となって現れる、うんうんそうそうという展開、まあ子供の頃なので、この程度でも十分だったかもしれないな、今も記憶に残っているシーンは多いが、今だとインパクトないかもしれない!しかし子供ながらに思ったこと…次は何?って思ってたところに、映画としては、なんて尻切れとんぼな終り方!これにはチョットがっかりした次第!まあ聖書の話だから脚色しようないしね!アブラハムが神への強烈な信仰心を示した点は充分にラストなんだけど…、やっぱり映画的な終り方して欲しかったな!
母の記憶だと…新宿か浅草で観たとのこと
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