行・ち・ぢ 作品・海外






チェ/28歳の革命       は、別ページになります
チェ/39歳 別れの手紙    は、別ページになります



 チェーン・リアクション/CHAIN REACTION 
[ACTION]
1996:アメリカ作品/1996.11日本公開(20世紀フォックス極東映画)
監督:アンドリュー・デイヴィス
CAST-1:キアヌ・リーブスモーガン・フリーマンレイチェル・ワイズフレッド・ウォード
CAST-2:ケヴィン・ダンブライアン・コックスジョアンナ・キャシディツィ・マー
     マイケル・シャノン/他
パンフに書かれていたコメント…「わかりやすいので、頭を悩ます必要なし…凝った映画の多い中、この映画の単純さ、体感アトラクションのようなハデさ…キアヌの魅力とドカーンバカーンとハデハデなアクション…」と、まあそのような映画です

STORYは…
シカゴ大学、バークレー博士率いるチーム…新しいエネルギー資源発生装置「ソノ・ルミネセンス」原料は水。スタッフのエディ。実験成功、パーティー。メンバーの物理学者リリーを送るエディ。バイクを取りに戻った研究施設にバークレー博士の死体。直後に始まる爆発、決死の避難、行方不明になったメンバーのチェン。FBIの捜査、容疑者となったエディ…別の大学で爆発事故を起こした過去、家宅捜査…身に覚えの無い25万ドルの大金と起爆装置。逃走…旧友マギーの元、天文台。味方と信じるシャノン…プロジェクトへ出資していたムーア基金の派遣員への連絡。盗聴されていた電話、追いつく警察、謎の集団の急襲…ヘリから警官を一掃。森に逃げ込むエディとリリー、警官殺しの容疑、山狩り、追ってくる謎の組織、凍った湖、ホバークラフトのチェイス…。そのころ、シャノンはバージニア州、厳重警備の施設C−システム、プロジェクトのコリアーとの口論中… FBIに目をつけられたシャノン…謎の施設C−システム、ムーア基金の資金の不透明さ…、爆破現場のモニターに写る自動車、天文台で撃たれた警官はライフル銃での狙撃と判明…エディは無実?


迫力あるCMに引かれて見に行きました、でもCMで使用された以上のシーンは有りませんでした、そしてバカバカしいストーリー…、結果としてレイチェル・ワイズを見てきたってところでしょうか
しかし、改めてパンフレットを読んで笑ってしまった…褒めすぎですよ、褒めすぎ…それでもって、最後には「わかりやすいので、頭を悩ます必要なし…凝った映画の多い中、この映画の単純さ、体感アトラクションのようなハデさ…キアヌの魅力とドカーンバカーンとハデハデなアクション…」 このコメントを書いた方、ご苦労様です
2003.06追記…HPを作製しながらTVでチラチラと見ている分には、まあ面白かったりして…などと思っていたら、真剣に見ていた妻が突っ込み入れまくってました…ハハハ
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 チェチェンへようこそ/ゲイの粛清/WELCOME TO CHECHNYA 
[DOCUMENTARY]
2020:アメリカ作品/2022.02:日本公開(MadeGood)
監督:デヴィッド・フランス
出演:被害者と彼等の亡命を支援する活動家、及び「フェイスダブル」に協力したN.Y.のLGBTQ活動家22人
被害者の中で1人だけ…ロシアの人権裁判所に提訴し、実名と姿を現した方がおられます!
“この国(チェチェン共和国)にゲイ(LGBTQ)は存在しない…”
“国による「血の浄化政策」が始まった…逃げるしか道はない”
2月26日公開、気にはなっていたんだけど…ロシアのウクライナ侵攻を受け、改めて観ようかなと思ったら
なんと3月25日までの上映じゃないかということで
3連休の3日目も映画館へ急ぎました!

STORYは…
ロシア支配下のチェチェン共和国(ロシアのプーチン大統領による傀儡政権)
国家主導の“ゲイ(LGBTQ)狩り”
独裁者ラムザン・カディロフ首長が掲げる「血の浄化」政策により…(ロシアのお墨付き)
“この国にゲイは存在しない”
同性愛者達は国家警察や自身の家族から拷問を受け、殺害され、社会から抹消されている!
決死の国外脱出(亡命)を試みる彼等と、救出に奔走する活動家達を追うドキュメンタリー

ロシアのプーチン大統領、チェチェンのカディロフ首長…あちらの独裁者の考えは理解しがたい!
「血の純潔」「血の浄化」とは何だ?力強き“ソ連”の亡霊が跋扈!
いやそれこそユダヤ人の大虐殺を行ったナチスと同様ではないか?
国民の大半がイスラム教徒であることも問題を複雑化させている
そもそもの始まりは麻薬組織の摘発
その中に1人のスマホにゲイに関するキワドイ映像があったこと
徹底的にゲイが狙われ始めたのが…2017年
ゲイ狩りをする国家警察・市民…暴行・拷問・殺害は暗黙の了承(監視カメラ等の証拠映像)
国外脱出(亡命)する以外に救いの手がない
そんな彼等を支援する活動家達、ネットで情報を拡散、緊急事態で電話してきた人を総力戦でピックアップ
シェルターと呼ばれる隠れ家を用意、亡命についてのレクチャー、亡命先探し!
まだ男性(見た目の話ネ、以後同じ)は空港の検問を抜けられれば亡命は可能なのだが…
問題は女性!女性が1人で行動できない国、家族の監視も厳しい!
(今回はパンフなし、ストーリーは宣伝チラシによる!よって詳細は下記伏字にて)
連絡してきた21歳女性、おじからの脅迫、肉体関係を断れば、政府高官である彼女の父親に報告するぞ!
2〜3時間の勝負、総力戦で彼女をピックアップ、買い物を装い…変装、GPS監視されているスマホの破壊・廃棄
即刻、空港から第3国へ逃走、隠れ家へ、亡命先を懸命に探す活動家達
(しかし彼女はお嬢様ゆえに不満が多いのが悩み、狭い部屋は嫌だ!外に出たい!等々)
芸能界からも突然消えたスター歌手(警察に連行されたとの目撃談)…ゲイの噂
そして男性でも要注意人物とされた男性…国家警察から家族に対しての脅迫、家に火をつける、子供の命…
家族とパートナーの男性まとめて亡命させる作戦の実行、突破して安堵!
始めは息子がゲイだと知って戸惑っていた母親も…息子を抱きしめてくれる!
何もできない自分?ロシアの人権裁判所に訴訟を起こし、顔出しで状況を証言
急ぎ追手を撒きながら…逃走、無事家族とパートナーの元に帰り着く
今後の生活について真剣に語り合う2人…浜辺でじゃれ合う
活動家にも迫る国家警察の手、已む無く子供を連れて亡命する女性
ロシアの裁判所への提訴は…棄却
某国の隠れ家から21歳の女性が逃げ出し…そのまま行方不明
いまだに見つからないスター歌手
現在までに活動家達が亡命させた人数は約150人!
(約40名を受け入れてくれたカナダ、トランプ政権下のアメリカは“0”)
(日本は話題にもなっていないな…)
まだ多くのLGBTQの人達が救出を待ち、チェチェン国内で息を潜めている…と

ロシア連邦内チェチェン共和国で、とんでもない事態が発生しているが
日本には知らされていない事実
ウクライナも支援しなければならないが、こちらも緊急事態である!
残り僅かな上映期間だが皆さんにも知って欲しいと思う
(全国で18館のみの上映ですがチェックしてみてください)
私自身がどうするかは、冷静になって、もっと情報収集してみたいと思う

ちなみに今回の撮影において、亡命者や活動家達は、顔と音声がバレると命の危険があるため
ネットやスマホのアプリ、AV等で使われるディープフェイクを進化させた「フェイスダブル」を使用
協力を申し出たN.Y.のLGBTQ活動家22人の顔画像と入れ替え(声も同様)ている!
もっと早く観て、発信できれば良かったなと思う次第です!

でだ…話は変わるが
私の予約した席の隣に座った男!
ガタガタと貧乏ゆすりが酷いんだよ!こっちの席までガタガタ揺れるんだよ〜!
昔からのミニシアターゆえ、椅子が固いせいか?
体を右に左にドッタンバッタンと入れ替えてせわしない!
席の前後もそれほど余裕がないので、前の席を大分蹴っていたと思う!
あなたにはこのような劇場は向いてないかもしれませんね!?
最後に、エンドロールと共にスマホ操作が始まった…んんんんん、迷惑だな!
おそらく本人は周りに迷惑なことをしていると気付いていないんだろうな…

2022/3/22追記
2013年、ロシアではLGBTQへの差別・抑圧に繋がる「同性愛宣伝禁止法(通称)」が成立している
また、2020年の憲法改正により、同性愛者の結婚を禁じることが明文化された
なんか問題はより進行しているようだ…
今のところ、Twitterでこの事態について拡散をお願いしたところだが
私のフォロワー数では限界がある…残念
公開24日目の第1回(11:15)、144席の映画館で3〜4割程度の入り(ユーロスペース2:渋谷)
2011.09format



 地球が静止する日/THE DAY THE EARTH STOOD STILL 
[SF]
2008:アメリカ作品/2008.12日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:スコット・デリクソン
CAST-1:キアヌ・リーブスジェニファー・コネリージェイデン・スミス
CAST-2:キャシー・ベイツジョン・クリーズジョン・ハムデヴィッド・リッチモンド・ペック
CAST-3:ジェームズ・ホンカイル・チャンドラー/他
2008年12月公開映画の中でメインとなる映画だと思ってましたが…期待の割りに内容がなくガッカリの映画でした…

STORYは…
■冬山、吹雪の夜、テントの中に1人の男、外部に光?尾根越え、光を放つ不思議な球体、ピッケルで穴を開けてみる…強烈な光、気がつけば…消えた球体、手の甲に四角い傷跡 ■プリンストン大学、地球外生物の研究者ヘレン・ベンソン博士、講義後…夜、自宅にアメリカ政府のエージェント、半ば強制的な協力要請、1年前に他界した夫の連れ子ジェイコブを隣人に預け…出発、既に軍が出動…厳戒態勢の街、何が起きた? ■事態の説明を受けるヘレン達…核物理学、天文学、地質学などの権威、木星軌道の外側で観測された小惑星、想定外の軌道と速度で移動、落下地点…マンハッタン!衝突まで残り数時間、何ができるか? ■ヘリで上空へ、衝突時間、何も起きず、遅れて…まばゆい光を放つ巨大な球体出現、セントラルパークに舞い降りる、取り囲む軍と警察、防護服を着たヘレンらが接近、現れる生命体と大きなロボット、動揺した兵士が発砲!銃弾を浴びた生命体、抱きかかえるヘレン ■医療施設、懸命の治療、ヘレンも参加、生命体の体にメス…灰色の有機物質の外皮がズルリと剥がれ落ちる、その下から人間の男性(冬山の男)が出現、サンプル採集、3つの異なる形態のDNAで成り立っていることが判明、驚き! ■地球上のさまざまな場所に球体が出現、世界中大混乱! ■米国国防長官レジーナへ…生命体が衛星の防衛システムにアクセス&軍事機密データをダウンロードしたとの報告、生命体が…人類の到底及ばない高度な知性とテクノロジーを有していることは明白、意識を取り戻した生命体と面会へ ■クラトゥと名乗る生命体、地球外文明の代表!地球の状況を視かねて…人類ではなく「地球を救いに来た」と言う、生命体が友好的ならよし、もし攻撃的なら…人類は圧倒的に不利!と国防長官、詳細を知るためポリグラフの使用を指示…準備するヘレン、薬品庫でアンプルと注射器を用意、一緒に生理食塩水と灰色外皮のサンプルを隠し持つ、クラトゥに…生理食塩水を注射、“逃げるように”耳打ち、部屋を出るヘレン、尋問開始、逆に特殊なパワーで尋問官の意識を操作、スーツを奪うと…厳重な警備網を破り姿を消す ■人込みの中…苦しげな顔のクラトゥ、右胸に滲みでる血液、昏倒 ■ヘレン宅、ペンシルベニア駅から電話…ヘレンの担当患者がいる?理解、ジェイコブを伴って駅に急行、クラトゥと合流、ヘレンが自分を敵視していないこと&灰色外皮を持ち出したことを察しているクラトゥ、彼女から灰色外皮を受取ると…左胸の傷に塗り込む、閉じる傷口、「地球を救うため」にここにいるというクラトゥの言葉…事情を飲み込めないジェイコブ、警戒心を抱く ■クラトゥが指示したファーストフード・ショップ、現れる中国系の老人…斥候役、「人類は破壊的な生き物だ」と報告、さらに「私はここに残る、人類には別の側面がある」と告げる、クラトゥには理解不能、散会、パトロール中の保安官、手配中のクラトゥを確認、ヘレン共々車外へ…不利な状況、特殊能力で車を移動、サンドイッチにされる保安官…死亡、強烈な拒否反応を示すジェイコブ、戸惑うクラトゥ、能力で…保安官を復活、今度は…人類を滅ぼしに来たのに助けるのか?ヘレンが戸惑う ■ニュージャージーの森、光り輝く物体との接触、再びヘレンに語りかける「この星は死にかけている、人類が殺そうとしている!人類が死ねば、地球は生き残ることができる」「人類の責任者に告げた」と…クラトゥがまもなく人類を絶滅させることに衝撃を受けたヘレン、彼女が厚い信頼を寄せるノーベル賞学者のバーンハート教授の許へ、教授の必死の説得、人類の本覧は変わらないと…クラトゥの主張は揺るがず、別室でTVを見ていたジェイコブ、クラトゥ指名手配のニュース、電話を…、クラトゥ捜索のヘリが出現、逃げ散るも…捕まり&連れ去られるヘレン…


上映時期および宣伝量、映画内容、出演者、イベント等を含め、2009年正月映画の代表として思っていた映画です、公開初日が12/19の「金曜日」というパターンであり…いつもと違うぞ!?という感じを持たせてます、またキアヌ・リーヴス主演のSF映画であり、地球を救いに来たという宇宙人役となると…否が応でも…マトリックス3部作みたいなスケールの大きなものを期待してしまいます、妻もそのような映画が好きなので前売券2枚用意して公開を待っていたしだいです(本当は次男も見たがってましたがドタキャン…)、個人的にはジェニファー・コネリーも好きなもので、さらに楽しみに…
で、諸事情により(お休み)、公開初日の初回を見に行ったのですが…なんでしょうか?この見終わったときの寒々しい感じは?たいしたストーリーではないし、どこもかしこも盛り上がらない…メリハリなしの展開、一体何をしたかったのか?何を見せたかったのか?キャスティングだって…ジェニファー・コネリーの博士役はチョット無理っぽいが、キャシー・ベイツの国務長官は顔が怖くていいが…体型で笑わせてどうする?次こそ何かあると思いつつ、どうにか眠らずに見終えはしましたが、妻ともども…ガックリでした
帰宅後すぐにデータ投入用にストーリーの荒打ちをしましたが…パンフに9割方のストーリーは掲載されてはいますが、残り1割だというのに…だいぶ苦労しました…なんと記憶に残らない内容かと…
この映画突っ込みどころも多いというか、凡ミスが多いというのか?まあ例を挙げると…シャツに染み出た血(右胸)と治療箇所(左胸)だとか、敵・味方が不明なまま狙撃しちゃうような低レベルの軍隊だとか、動物達が収集されてノアの箱舟だとかいうが…植物はどうする気なのか?だとか、あんな原始的な方法で容易に捕まっちゃうロボットだとか、なんか考えれば考えるほど…出てきそうなので、このへんで止めときます
それから…映画館!スピーカーが音割れしていて聞きづらいゾ!
どうしても見たい人は…極力安く見られる方法でどうぞ!&あと音割れしていない映画館でどうぞ!
公開初日の初回(10:30〜)、794席の映画館は70〜80人程度の入り(渋東シネタワー2:渋谷)
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 チキン・リトル/chicken littie 
[FULL CG ANIMATION]
2005:アメリカ作品/2005.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:マーク・ディンダル
CAST-1:ザック・ブラフゲイリー・マーシャルジョーン・キューザックスティーヴ・ザーン
     エイミー・セダリスキャサリン・オハラアダム・ウェスト/他
CAST-2(吹替):山本圭子中村雅俊小島幸子朝倉栄介深見梨加/他
ディズニー映画初のフルCGアニメーション、なかなか見事ではありますが…内容的にはオコチャマ向き、予告編で流れた…チキン・リトルの「恋のマイアヒ」のダンスが可愛くて見ることとしたが…映画館ではついに上映されなかったのは残念

STORYは…
■まずはあの日にさかのぼろう、何もかもが悪い方へ転がっていったあの日に… ■平凡な町オーキー・オークス、有名な物…色艶共に最高のドングリ、「宇宙一のドングリの里」の観光看板 ■警報の鐘を鳴り響かせるチキン・リトル、早く逃げて!空のカケラが落ちてきた!パニック発生、2次災害…、ん?何も落ちてこない?群がるマスコミ、六角形の空のカケラがカシの木に落ちてきた!必死の説明、カケラは見当たらず…あるのはドングリのみ、口篭もるチキン・リトル、標識と見間違え?頭にドングリが当たったか?怒り出す大人達、謝るばかりの父バック・クラック、「違うよ父さん…本当に空のカケラだったんだ」、聞いてもくれない父 ■1年後、事件は忘れられるどころか…メディアを騒がし、映画化の騒ぎ、絶対に目立つなと父、イジメッ子フォクシー・ロクシー達…スクールバスに乗せてもらえず、走って学校へ、交差点内で踏んだガム、必死の脱出も…脱げて無くなるズボン、遅刻!炭酸ジュースで学校へ突入、テスト用紙で作ったズボン、ロッカーに閉じ込められて…大遅刻 ■体育の授業、ドッヂボール、チキン・リトルの理解者…仲良しの3人(アビー…“醜いアヒルの子”の仇名、デブのラント、そしてフィッシュ)、父と話し合うべきとアビーのアドバイス、怪我人発生…先生不在中のイジメ、投げ飛ばされたチキン・リトル…スプリンクラーの起動装置に衝突、噴出す水、パニック ■校長に呼び出される父(かつて野球部のエース)…背を丸め謝るばかり、息子の話も聞かず、名誉挽回のため…野球部に入って父のように活躍するんだと言うチキン・リトル、「無理だ」&「これ以上、問題を起こさないでくれ」と言うばかりの父 ■自宅の屋根、星に願うチキン・リトル…一度でいいからチャンスを! ■野球部入部、体が小さく非力なチキン・リトル、僕だってやれば出来る!個人練習に付き合ってくれる仲間達、父親とは話し合ったかとアビー、NO! ■野球の大会、フォクシー・ロクシーの活躍で連戦連勝の「ドングリーズ」、監督へのアピールもベンチウォーマーのチキン・リトル ■決勝戦、ずーっと勝てていない宿敵ポテトーズ、激戦に怪我人続出、最終回1点のビハインド、2アウト&ランナー1塁、最後の代打…チキン・リトル、ファーボール狙い…絶対にバットを振るなと監督、命令を無視、2度の完全振り遅れ、見てられない父、遊びだす外野手、最後の一振り…目を瞑る観衆、打撃音、打上がるボール、無人の外野、打った本人もビックリ…3塁へ走る始末、急ぎ1塁、そして2塁、ボール扱いを誤る外野手、止めるコーチ、3塁を蹴るチキン・リトル、間一髪…セーフ、代打逆転サヨナラ・ランニング・ホームラン、ドングリーズの逆転優勝!ヒーローに生まれ変わったとチキン・リトル、もう「空が落ちてきた事件」のことは完全に忘れ去られるだろうと大興奮の父、和解? ■自室、興奮のチキン・リトル…お星様に感謝、その時!空に異常、彼の部屋に落下してきた「空のカケラ」…1年前と同じ物、背後の物を前面に投影(背面は機械)、まるで透明物体、だから見つからなかったんだ…、父に話せない、カラオケ・パーティー中の仲間へ連絡、確認された物体、父と話し合ったかとアビー、首を振るチキン・リトル、物体の背面を触れたフィッシュ…を乗せて飛立つ、「空の欠けた」部分にハマル、その中に消えたフィッシュ、行方を示す蛍光棒、追いかけるチキン・リトル達 ■野球場、新たに降下して来る「空のカケラ」…宇宙船、頂部にフィッシュの姿、探索にでる2体のマシン、入替り…宇宙船へ、捜索、太陽系の惑星地図…×印、次の標的は「地球」!フィッシュ発見、脱出!興味深げな小さなオレンジの影が着いて行く、帰って来たマシン、必死の攻防で脱出成功 ■船内、いない!チキン・リトル達を追うマシン、トウモロコシ畑を切り倒すマシン…ミステリー・サークル、宇宙人の攻撃…地球侵略!?皆に知らせなければ…、あの公会堂の鐘!悪夢がよぎる、決心の末…警報用の鐘を叩くチキン・リトル…


次男のリクエストと予告編「恋のマイアヒ」ダンスが可愛かったので…家族そろって見に行きました
内容的には…単純明快、せいぜい10歳位まで向き、あと10分長かったら眠っていたと…妻の弁(確かに…)、次男は喜んでいたので、まあ良しとしよう
ちなみに…「恋のマイアヒ」ダンスを期待していたが…本編の中では、ついにやらなかった、チョットがっかり…已む無くというか…帰ってきてから映画の公式サイトが楽しみました…なんか変!?
公開2日目、第2回(10:40〜)、吹替版、300席の映画館に、20人程度の入り(渋谷)←滅茶苦茶寂しかったりして!
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チケット・トゥ・パラダイス               (2023.03)ANA国際便機中にて



 TITANE/チタン 
[MONSTER MOVIE?]
2021:フランス作品/2022.04:日本公開(GAGA)
監督:ジュリア・デクルノー
出演:アガト・ルセルヴァンサン・ランドン
ギャランス・マリリエミリエム・アケディウベルトラン・ボネロセリーヌ・カレーレアデル・グイグエ/他
映画館での予告CM観て…衝撃波!なんか来るものがあった!
これは追跡してみよう!観たいものリストに上げておこう!ってことで…
チラシの収集、ネット検索を行う…おっとフランス映画か…嵌れば嵌るな!
第74回カンヌ国際映画祭[最高賞]パルムドール受賞
「映画史を破壊し、新時代を告げる圧倒的【怪作】」
頭蓋骨に埋め込まれたチタンプレートが引き起こす「突然変異」
常識を逸脱した先にある映画の〈未来〉を受け止められるか!?
だと!
ジェンダーレスというか、生物と非生物との垣根をも吹っ飛ばすらしい!
楽しみである!
しかし、私の中では「大怪獣のあとしまつ」で東映・松竹に対しての不信感が強くて…
今作が「東映系シネコン」を中心に公開されることで不安がよぎるのであった!
あっ!配給は「GAGA」さんなんだ!ちょっと安心です!

STORYは…
“壊して、生まれる”
幼い頃、エキセントリックな少女、交通事故による頭部への負傷
頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア
彼女はそれ以来〈自動車〉に対して異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる
ダンサーとして自動車ショーでセクシーに踊るアレクシア
サインを求めに群がるファン、言い寄る男・女!排除(しかし生物の命に対する価値観が希薄)
衝撃的な〈自動車〉とのSEX、妊娠!?
自らが犯した大量殺人の罪により逃走!行き場を失った彼女
髪を切り、顔をボコボコに変形、胸とお腹をテープで締め付け…男性の行方不明者アドリアンに成りすます
(10年前に行方知れずとなっていた)息子を探していた消防隊長ヴァンサンとの出会い
喜ぶヴァンサン、全く口を利かないし、まあまあそこそこ不審なアドリアンを受け入れる
奇妙な共同生活を始める2人、消防隊員として働くアドリアンだが…
(息子のことは自分が守ると宣言するヴァンサン)
体の変化を隠すことが出来なくなりつつあった…


あああ〜もう〜何て言っていいのか分からないけど、凄過ぎる!衝撃的過ぎる!
美しくも、圧倒的な破壊力と狂気的な世界による恐怖感!
ジェンダーレスどころではない!生物と非生物の違いって何?あらゆるポーターを破壊しつくす!
もう出だしから、体を鷲掴みにされる!
事故により、頭に埋め込まれたチタンプレート!
自動車への異常なる執着心、人の命をも命とも思わないサイコパス、自動車との性交!
全編を通して“総毛立ち”の“全身鳥肌”、“背筋ゾクゾク”
ハウリング寸前の暴力的なまでの“ボリューム”と“振動”が体を強引に揺する!
歯を噛みしめ、ううううーっと漏れる悲鳴、組んだ腕&体が硬直する!
108分の上映時間中、一度も息を抜かせてくれない!
ただのダンスシーンなのに恐怖感を抱えている!
抱きしめ合っているのに…次に来るであろう恐怖に脅えている!
見た目は男に変容するも、体は母になっていくモンスター?
子宮内で成長していく“恐怖”、男の肉体を持つ私ですら“痛み”を感じ…顔が引きつる!
そんな中でも何かにすがらなければ生きていけない人達の心痛!
頼む、助けてくれ!
今まで観てきたホラー映画でもここまで恐怖したことがあったか?
(なんか途中で2人位退席していったような気がする)
観終わっても全身が震えて立てない!
直後に、映画終わりからのランチ…とは行かず、ちょっと心を落ち着ける時間が必要でした!
フランスよ!なんて映画を作ってしまったんだ!
しかも「第74回カンヌ国際映画祭[最高賞]パルムドール賞」に選んだ!
フランスでしか作れない!フランス凄過ぎる!
ジュリア・デュクノール監督(脚本)に拍手!
アガト・ルセル怪演です!
シネコンのホール、「おそ松さん」に大行列に…“ため息”である!
GO的には“お勧め映画”なのだが、無理強いはできない!
特に心臓の弱い人は観られないだろうな!

ホームページにデータ投入なんですが
ストーリーを書こうにも、恐怖感が全く伝えられそうもないので
パンフからの引用+αで許してください!
ちなみに感想を書いている今も、思い出すと“鳥肌”です!
あと…
950円もしますが、パンフがオシャレです!情報量は少ないです…
公開2日目の第1回(10:15)、228席の映画館で60人程度の入り(新宿バルト9 シアター5)
2011.09format



 チャーリー・モルデカイ/華麗なる名画の秘密/MORTDECAI 
[COMEDY & ACTION]
2015:アメリカ作品/2015.02日本公開(エンタテインメント)
監督:デヴィッド・コープ
出演:ジョニー・デップグウィネス・パルトローポール・ベタニーユアン・マクレガー
ジェフ・ゴールドブラムジョニー・パスヴォルスキーオリヴィア・マンマイケル・カルキン
ポール・ホワイトハウスウルリク・トムセンマイケル・バーン/他
「ジョニー・デップの“ちょびヒゲ”新キャラクターが登場!?」だと…
その言い方…当たれば続編も出るのか???
「この“ちょびヒゲ”に、気を付けろ」「“ちょびヒゲ”が世界を救う!?」
「全てのカギを握るのは、この“インチキ美術商”」
なんか笑えそうだし、コレは観ておこう!

STORYは…
香港のナイトクラブ、ヤバそうな男たちを相手に壺を売り込むチャーリー・モルデカイ、インチキ美術商
客をカモにしようとして…怒らせ、命の危機、頼もしい用心棒ジョックのおかげで逃げ出すのがお決まり
(ジョック、優秀な執事にしてボディガード、但し性豪…いつでもどこでも誰とでも)
ロンドン郊外の豪勢な自宅に戻ったモルデカイ、最愛の妻ジョアンナとの再会に心躍らせるが…
(実は家計は火の車、税金滞納800万ポンド、今月中の支払いの必要…絵画をオークションに?)
彼女は夫の生やしたての“ちょびヒゲ”を酷く嫌がる(アレルギー?)、吐き気、もらい吐き気
ベッドも一緒にしたくないと!ショック、落ち込むモルデカイ
その頃、オックスフォード大学のキャンパスにあるアトリエ、美術修復家の女が殺され、一枚の絵が盗まれた
その絵は、3ヶ月前にスペインの美術館が預けたゴヤの作品
なぜか?世界的テロを目論む原理主義者エミル・ストラーゴが狙っているという噂
MI5の警部補マートランド(モルデカイの友人で、ジョアンナが大好き)から絵の協力を依頼される
絵に掛けられた保険金の10%を報酬として受け取ることを条件に承諾
(話を聞いてしまったジョアンナも単身動き出す)
早速、ゴヤのスペシャリストでセジウィック競売所の取締役グラハム・アーチャー卿の元へ
簡単な手入れにベテラン修復家が、なぜに3ヶ月も時間を要したのか見当がつかないと…
オックスフォードの現場で見つかった作業を記録した写真
被害者が幻の名画「ウェリントン公爵夫人」を見つけたことを示していた
その絵は1792年にスペイン国王の注文で描かれ、200年もの間、様々なコレクターが探し求めていた傑作
1943年、フランスの城からナチス将校によって持ち出され、裏に隠し財産の銀行口座番号が記されたとの伝説
エミルが狙っているのは…その財産!
ロンドンの図書館で見知らぬ男に誘拐されたモルデカイ、目覚めたらモスクワ、美術品で飾られた部屋
絵を狙っていたのはエミルだけではなかった…謎のロシア人、ロマン・ロマノフ
グラハムの顧客で17年間も「ウェリントン公爵夫人」を探していると言う
絵のありかを知りたいロマノフ、殴りつけ、ズボンを降ろして電気ショックの準備
窓下にはバイクに跨ったジョックの姿、飛び降りろ!?
ロマノフの部下をクッション代わりに飛び降りるモルデカイ、ジョックの運転するバイクのサイドカーへ
赤の広場を突っ切り激しいカーチェイス、追手を巻くことに成功、英国大使館へ
ロンドンはヒースロー空港、泥酔したモルデカイ到着、待機していたマートランドの出迎え
モルデカイのロールスロイスを購入したミルトン・クランプに直接会って…周辺を探れ!今すぐ!
(ジョアンナと2人きりになりたいがため?)
L.A.、太陽がまぶしく、人々が陽気なカリフォルニアに行く?心情的に許せないが、強引に乗せられた飛行機
貨物便で運ばれたロールスロイスに乗って、敷地内に牧場のあるクランプの豪邸へ
思いもよらぬところから「ウェリントン公爵夫人」を取り出したクランプ
モルデカイは驚きつつも、すかさず絵の裏を確認、幻の絵は実在した!?
ここから本当の争奪戦が始まっていく
クランプの娘ジョージナ(ヒゲ好き)の誘惑、てんやわんやの騒ぎ
その間にジョアンナは探偵もどきの行動、マートランドは彼女の気を引こうと頑張り出す…


あれれれれれ!?何だこれは?誰が笑うののコメディ映画?もしかしてアクション映画だったのか?
やたらとナレーションでの説明での展開、端折りまくり、テンポは良いが…
お笑いを狙ったと思われるシーンは本気でシーン!せいぜいがクスクス程度、滑りまくり!?
下品で幼い…もらいゲロ頼み、どうにかならんもんだろうか?ともかく劇場は静かだったな
満員だったけどね…
どうも期待してているモノと違ったようだ
宣伝用チラシ、予告CM含めてコメディ映画だったよね?
コメディ映画だとしたら対象年齢が低いと言うか、幼い!
勝手にハードル上げといて言うのもなんだけど、そんなに面白くないよね!?
しかもエンディングロールの無駄に長かったこと長かったこと…3曲分、早く終れ終れでしたね
公開2日目の第3回(16:00)、217席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
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 チョコレートドーナツ/Any Day Now 
[DRAMA]
2012:アメリカ作品/2014.04日本公開(ビターズ・エンド)
監督:トラヴィス・ファイン
出演:アラン・カミングギャレット・ディラハントアイザック・レイヴァジェイミー・アン・オールマン
フランシス・フィッシャーグレッグ・ヘンリークリス・マルケイドン・フランクリンアラン・レイチェンス
ダグ・スピアマンランディ・ロバーツミンディ・スターリングジェフリー・ピアース
ケリー・ウィリアムズミラクル・ローリー/他
情報番組の映画コーナでLilLiCoが涙しながら紹介してたのが気になって…観に行くこととしましたが
ネットでの事前は不可、混雑状況表を頼りに…会社帰りに映画館へ寄ってみました!

STORYは…
1979年、カリフォルニア州ウエストハリウッド
ショーパブ、シンガーを夢見てダンサーとして働くルディ(ドラッグクイーン)、カウンターにいい男ポール
ふたりは直ぐに惹かれあい、恋に落ちる!路上駐車の車、警官と一悶着、ポールは弁護士!電話番号のメモを!
ルディが暮らしているアパート、隣室の女…大音量で音楽を掛ける薬物依存症!大家へ文句も…まずは家賃を!
翌朝、大轟音、怒り心頭、隣室へ、男と消えていた母親、1人取り残されていた息子マルコ、ダウン症患者
不憫に思ったルディ、ポールに助言を貰おう!と考える、繋いでもらえない電話、直談判へ
自分の趣味を知られたくないポール、「家庭局に連絡して、マルコを施設に入れろ」と突き放す…失望したルディ
マルコを連れてアパートに帰宅、待ち受けていた捜査員と家庭局の職員、マルコの母親は薬物所持で逮捕
お気に入りの人形アシュリーを抱きしめたまま、強制的に施設に連れて行かれるマルコ
翌日、詫びに現れたポール、これまでの人生を語り合う(ルディは歌で!)…深い結びつきを感じる、帰り道…
夜の街を一人歩くマルコを発見…施設を脱走、思わず彼を保護するルディ
マルコを引き取りたいと相談するルディ…薬物依存症の母親もダウン症に生まれたこともマルコのせいじゃない!
ポールとルディ、ゲイへの偏見、互いを“いとこ”と関係を偽り、生活環境の整うポールの家が拠点として…
マルコと合法的に生活する手続き、刑務所暮らしの母親から一時的親権放棄、2人に託すとの書類、“無償”で…
極度の近視と判明…初めてのメガネ、初めて自分の部屋を持ち、初めての学校に通い始める、偏見を持たない教師
そして初めての…両親!?両親を描いたマルコの絵、2人のパパかもしれないけど…
ルディは毎朝昼食を作り、眠る前にはハッピーエンドの捜索話(魔法使いマルコが主人公)を語り聞かせる!
まるで本当の両親のように、2人はマルコを愛し、大切に育てた…
充実した日々、ポールからルディへの提案、歌声の素晴らしさを売り込むべき!用意された録音機材!
3人が暮らし始めて1年が経過、ポールの上司、彼の腕を買っての仕事上の抜擢
家族を伴ってのホームパーティーへの招待、ついにポールとルディがゲイのカップルであることが知れてしまう
2人の関係は“いとこ”でないことが問題、家庭局に連れ去られるマルコ!しかも解雇されるポール
絶望にくれる2人…しかし「今こそ法律で世界を変えるチャンス」というルディの言葉、奮起するポール
(かつて世界を変えるべく法を学んだ時の情熱を思い出す)
差別と偏見で奪われたマルコを取り戻すための裁判に挑む決心!
審理開始、証言者達は2人を…“マルコを心から愛し、大切に育てる良き親”だと証言するも…
ノラリクラリの当番弁護士ランバートが突然 力を入れ始めると…局面は急展開
ルディのゲイ・パブにマルコを連れて行ったこと、彼の前で女装したこと、彼の前でキスしたこと…
結局は“ゲイ”だろう!?偏見が足かせ、再会は却下されてしまう!
(面会できるはずが…施設を移されてしまったマルコ)
マルコと3人の生活を記録した8mmを再生、涙するルディ、励ますポール
ルディ売り込みのデモテープに反応、オーナー面談、キチンとした職場で歌う環境、シンガーの夢を掴む
元気づいた2人、差別問題に詳しい黒人弁護士ドン・フランクリンに弁護を依頼、控訴!
州法の抜け道を見つけての戦い、ようやくマルコと再び暮らせる日が近づいたかに見えたころ…
余裕綽々のランバート弁護士、まさかの一手を打ってくる…


映画が進むにつれ、周囲の暗闇からすすり泣く声
チョット過剰反応じゃないかと思う段階から涙、あ〜泣ける映画の評判、これが“涙活(るいかつ)”ってやつ?
みんな泣きに来ているの?いや、放っておいても涙するかも知れないが早過ぎる!
そもそも売店には、ティッシュボックスお貸しします!と、煽ってますしね…チョットやり過ぎ
実際のところ、本当に涙できるか?
感受性の高い方ならあり得るだろう…私もジーンと感動してましたが涙までは到達できそうもありませんでしたね
ただし、それが悪い映画ということではなく、良い映画だけど泣くには至らないというだけです
チョットばかり、愛を浅く描いていて、戦いのシーンに主眼、愛を詳細に描くと…主旨と違う方向に行っちゃう?
めくるめく愛の世界を描いちゃ倒錯と思われる?ダウン症を描き過ぎれば…それはそれで本筋から離れちゃう?
結果、深い愛は描けないジレンマ、イマジネーションがどれだけ豊かが問われる感じ
その上で、その愛を勝ち取ろうとする物語、どれだけ多くの好意的意見があろうとも…
偏見と差別に翻弄される3人…やはり悲しいな!でも涙できるかな?
好みはあるだろうが、アラン・カミングが切々と愛を歌うシーン、ジーンと鳥肌立ったな
(ちなみにアラン・カミングは、本当にゲイだとカミング・アウトしてます!)
ハマり役でございましたね!ポールはチョット浮き気味?
マルコ役のアイザック・レイヴァは本当のダウン症患者…役者希望!ガンバレ!
彼のチョコレートドーナツを食す笑顔がとても良い!あの笑顔がもう一度見たかったけど…まさかのラストです
やはり悲しい気持ちになりましたね!アラン・カミングの歌が響きます…

ちなみに公開2週間目の金曜夕方、上映1時間前にして最後の席をゲット!
私の後ろから「立見」となりました!
観に行かれる方は時間帯と券の購入時間を考えて行ってみてくださいね!
ちなみに公開14日目の第4回(17:10)、273席の映画館は満員・立見あり!(シネスイッチ銀座1)
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 沈黙/サイレンス/Silence 
[HUMAN DRAMA]
2016:アメリカ作品/2017.01:日本公開(KADOKAWA)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールドアダム・ドライヴァーリーアム・ニーソンキアラン・ハインズ
窪塚洋介塚本晋也小松菜奈加瀬亮笈田ヨシ片桐はいり
浅野忠信イッセー尾形
斎藤歩菅田俊青木崇高佐藤玲藤原季節/他
マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の「沈黙」を映画化!
なんてこったい!(驚)
観に行かねばならない気になってきた
出演者も豪華布陣である
興味津々!

STORYは…
1640年、江戸時代初期
日本で布教活動のイエズス会の高名な宣教師フェレイラが捕らえられ
激しいキリシタン弾圧に屈して棄教したという手紙がヴァリニャーノ神父の元に届けられる
信じられない弟子のセバスチャン・ロドリゴ神父とフランシス・ガルペ神父、真実を確かめるため…
棄教した日本人キチジローの手引きで、マカオから長崎へ潜入を図る
日本に辿り着いた彼等、弾圧を逃れた隠れキリシタンと呼ばれる日本人のモキチやイチゾウと出会う
ロドリゴとガルペは潜伏しながら布教活動を行うが
幕府の取り締まりにより、モキチ等は、ロドリゴ等を匿い最後まで信仰を捨てなかったために処刑されてしまう
しかし、キチジローはアッサリと踏み絵を踏み、裏切って逃げてしまう
ロドリゴは、ガルペとも離れ離れになり、一人五島列島の山中をさ迷う
疲労と空腹で意識が朦朧とする中、再びキチジローが現れ彼を救う
ロドリゴは川面に映った自分の顔がキリストのそれと重なる
その時、侍達が現れ、ロドリゴは捕らえられる、キチジローの密告であった
モニカやジュアンら他の隠れキリシタンとともに長崎奉行所に連行・投獄されたロドリゴの元に
キチジローが許しを乞いに現れる、自分はキリシタンだと申告して、同じ牢に投獄される
ロドリゴはキチジローをまるでユダのように見るのだった
キリシタンを厳しく取り締まる井上筑後守と彼に仕える通訳はロドリゴに棄教を迫る、頑なに拒否するロドリゴ
ロドリゴは、沢野忠庵と改名したフェレイラに再会させられる
彼の棄教を激しく非難するロドリゴに対し
フェレイラは先人達がこの国で布教してきたキリスト教の、信じられない事実を語るのだった
ロドリゴのせいで、棄教してもなお残酷な拷問にあう信徒達を目の当たりにし
ロドリゴは、神はなぜ沈黙するのかと嘆く
信徒の命を守るのか?信仰を守るのか?最後の選択を迫られる
追い詰められたロドリゴの決断とは…?


重厚感のある映画てあった
切支丹弾圧の時代、棄教を迫る徳川幕府
棄教してしまったという情報の先輩神父の行方と実態を探りに日本入国を果たした若き神父の物語
基督教に対する信仰の自由を訴えるも、日本には根付かないものと拒絶される…
目の前で繰り返される拷問、神は何故に沈黙したままなのか?
刊行から50年の原作、作者没後20年、マーティン・スコセッシが原作と出会ってから28年目の映画化
苦悶の表情のアンドリュー・カーフィールド、アダム・ドライヴァー、リーアム・ニーソン
優しい顔してえげつないイッセー尾形、浅野忠信
信仰に殉じる塚本晋也、笈田ヨシ、小松菜奈、加瀬亮、そしてユダ役の窪塚洋介
豪華な俳優陣だな〜
私もキリスト教系某派で育てられた過去を持ち、実際に迫害(?)のような事態を受けた身
学校退学寸前まで追い込まれたのだな…
神に助けを求めても、何の救いもなかったと感じた
その後、教えに疑問を持ち教えを捨て、某派から排斥処分をくらっている
信仰の自由とは言われているが、毛色の違う宗教色が強いものに抵抗を示す日本人
経験しているだけに、我が身と比較して観てきましたが
命懸けの迫力には勝てませんね
公開初日の第1回(10:15)、533席の映画館で140人程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
2011.09format