行・ 作品・海外






 M3GAN 
[SF?HORROR?COMEDY?]
2023:アメリカ作品/2023.06:日本公開(エンタテインメント)
監督:ジェラルド・ジョンストーン   製作:ジェイソン・ブラム/ジェームズ・ワン
出演:アリソン・ウィリアムズヴァイオレット・マッグロウアミー・ドナルドジェナ・デイヴィス
ロニー・チェンステファン・ガノー=モンテンブライアン・ジョーダン・アルヴァレスジェン・ヴァン・エップス
エイミー・アッシャーウッドロリ・ダンジー/他
先週公開で観たい映画リスト入りしていた「M3GAN」ですが、先週は「宇宙人のあいつ」に譲ったので…今週こそ!
あのジェームズ・ワンが仕掛ける(製作)ので、領域的にはホラー映画なのかもしれないが…
基本【恐ろしく一途な狂気のお友達AI人形】の「暴走劇」!
おそらく「チャイルド・プレイ」の「チャッキー」と勘違いされておられる方もいるみたいなので?
なんか違うと言う意見もあるにはあるよう!だが、まあ恐いのを期待!
でもだ・・・CM量の割に、スクリーン数が少なく、かつ小規模スクリーン!時間帯も午後始まりなどの制約あり!
ホラーだから爆発的な伸びがないと踏んだか?それなりの内容なのか?
ちなみに今回はどうしても秋津に行く用事があるために映画館を池袋で設定!
で、えっ!TOHOシネマズ池袋で「パンフレット完売」って何?まだ公開8日目だぞ!
こりゃますますもって「劇場での興行収入」を期待してない映画のようだ!ねっ、東宝東和さん?
観る前から萎える・・・帰りに別の映画館に寄ってみようかな?

STORYは…
視界の悪い雪道、スリップを繰り返す車、親娘3人でのスキー旅行
後部座席…9歳の少女ケイディ、タブレットで操作できるおもちゃ「ペッツ(叔母が開発)」に夢中(1日30分の約束)
道路のど真ん中で停車、夫婦の諍い、突如前方から現れた除雪車と激突!
おもちゃメーカー「ファンキ社」
自社開発の「ペッツ」のパクリ&廉価版を他社に作られ売上激減!
激怒するCEOのデヴィッドが「ペッツ」の「半値版」を週内に開発せよ!と命じられるの命令!戦々恐々の中…
病院に向かうジェマ、姉夫婦が死亡、軽症で済んだケイディを引き取る
仕事一途の生活が一変、飾ってあるおもちゃを触らないで!本を読み聞かせないと寝むれない?
ついついタブレットでも見てて!(時間制限なし!?逆に戸惑うケイディ)
しかし仕事の忙しさから、心の傷が癒えないケイディと向き合う時間が取れないジェマ
(カウンセラーのリディから親として適任か疑問視される始末)
彼女の作業室に入ってきたケイディに…大学時代に作ったロボットを操作してみせると…興味津々の様子
閃き!
CEOの命令で開発中断中の「M3GAN」のプロジェクトを内緒で再開するジェマ達チーム
「ペッツ廉価版」の説明会の筈が…出てきたのは、「1万ドル」のAI搭載人形「M3GAN」
実験的にケイディに与えられたその様子を見るCEOが驚愕!
ケイディを守るようプログラム!優れた学習能力を持つM3GAN!
共に過ごせば過ごすほど、持ち主ケイディ(第一認証者)のことを理解する画期的なお友達AI人形
(ちなみに第二認証者はジェマ…プログラム制御のため)
話しかけ&一緒に遊んでいるうちに、閉ざしがちだったケイディの心もほぐれていく
(驚くべき学習能力&情報収集能力)
CEOは即刻M3GANの商品化に乗り気になる!役員のプレゼンも好評のうちに終了!
M3GANが大々的に売り出されることが決定(市販化に向けた最終調整に入るチーム)
M3GANのおかげで笑顔を取り戻したケイディなのだが、M3GANに依存し過ぎではないかと少々心配
(カウンセラーのリディも同じ意見)
姉夫婦の教育方針で学校に通ったことのなかったケイディを体験入学キャンプに連れ出してみたりするが
M3GANが一緒でないと嫌だと…(自分はおもちゃ置き場から見守るだけだからと提案するM3GAN)
この頃から周囲で、奇妙な出来事が起こり出す
犬を放し飼いする隣家、ケイディとM3GANを噛んだその犬が失踪
小学校の体験入学キャンプでケイディを虐めていた男の子が…通り掛りの車による交通事故死
犬が行方不明になったのをジェマ、ケイディ、M3GAN(人間だと誤認している)のせいだと警察に通報した隣人
彼女が惨殺されるに至り…全てにM3GANの関与の可能性?ジェマはM3GAN危険性を察知!
(プログラム更新中の強制シャットダウン!もあり)
泣き叫ぶケイディだが、修理を理由にM3GANを会社に持ち帰る!チェックを始めるチーム!
だが事件はこれで終わらなかった!
新商品「M3GAN」の発表会場となるファンキ社において、想像を絶する惨劇が起ころうとしていた…


何はともあれ「M3GAN」とは、「Model 3 Generation ANdroid」の頭文字!

基本フォーマットは「怪奇系ホラー映画」ですが、いわゆる「悪霊」的なものが「AI」に置き換わっています!
なので来るぞ来るぞと思わせてスカしたり、突然背後に現れたりするのは「ホラー映画」のノリ!
絶叫してるシーンも出てきますが
基本「お笑い系SF」と「可愛い」ではないでしょうか?
「あのちゃん」の「M3GAN」やってみたYouTubeの再生回数が回っているとかの…
ツッコミどころ満載で、笑っちゃいました
確かに何かが違うと言えば「チャイルド・プレイ」ではなく「コメディ要素多目」という点でしょうか?
暴走する「M3GAN」吊るしてどうするの?とか
ケルヒャーの高圧洗浄機で人が殺せるのかよ!だし
おいおい伏線はそんなことのために張られてたのかよ!のツッコミ!
お笑い要素で得点稼いだ?
映画館で観る必要性あったか?
でも最後の最後だけは…「そうだよな!そう終わらせないと、クズだよな!」という着地
まあギリギリセーフの映画でした!
あっ!
結局、「TOHOシネマズ池袋」から「秋津市(埼玉県所沢市の1駅手前)」で所用を済ませて
まあ渋谷「シネクイント」でパンフを購入しての帰宅!
公開8日目の第1回(11:20)、121席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ池袋 SCREEN9)
2011.09format



 ミケランジェロ・プロジェクト/MICHELANGELO PROJECT 
THE MONUMENTS MEN
[COMEDY & ACTION]
2013:アメリカ作品/2015.10:日本公開(プレシディオ)
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニーマット・デイモンビル・マーレイ
ジョン・グッドマンジャン・デュジャルダンヒュー・ボネヴィルボブ・バラバン
ケイト・ブランシェット
 ディアミッド・マルタディミトリー・レオニダス/他
いやー、最初に情報キャッチしてから待ちに待ちましたね
社会情勢ゆえ?2度公開が流れたんじゃなかったかな…
ようやく観られますね!

STORYは…
第二次世界大戦終結間際
ヒトラーの命により侵攻した各地で美術品などの重要文化財を略奪していたドイツ軍
ダ・ヴィンチ、ラファエロ、フェルメール、ピカソ、モネ、そしてミケランジェロなどの歴史的な傑作も
ヒトラーが目論むのは世界最大の“総統美術館”の建造
そんな蛮行に立ち向かうべく立ち上がったのはハーバード大学付属美術館の館長ストークス
彼はルーズベルト大統領を説得、ナチスに奪われた美術品奪還のミッションに動き出す
最初に行ったこと…ミッションの鍵となる芸術に精通した専門家達を集めること
ニューヨークのメトロポリタン美術館の学芸員のジェームズ・グレンジャー
酒に溺れていたイギリスの元歴史家ドナルド・ジェフリー
シカゴの建築家リチャード・キャンベル
フランス人美術商のジャン=クロード・クレルモン
美術史学者で舞台興行主のプレストン・サビィッツ
彫刻家のウォルター・ガーフィールド
美術品を救い出すという強い使命感で結ばれた7人、特殊部隊「モニュメンツ・メン」の結成
そんな彼等は戦争経験ゼロの中年男達
1944年7月、モニュメンツ・メンはフランスのノルマンディーに上陸
戦争の最前線で「美術品を救う」という彼等の任務に協力的な者はほぼゼロ
それでも様々な困難を乗り越えながら、手分けしてヨーロッパ各地の戦場へ飛んで美術品の捜索
しかし彼等の奮闘も空しく、美術品の大部分はナチスに略奪された後だった…
一方グレンジャーはクレール・シモーヌというある秘密を握った女性を訪ねる
ヒトラーの腹心ヘルマン・ゲーリングによって奪われた美術品の貯蔵庫として使用されていた…
ジュ・ド・ポーム国立美術館で学芸員として働いていた彼女
芸術を愛する心を胸に美術品の行方を細かに記録し続けていた重要な人物だった
やがて、ドイツ軍の権勢が危うくなっていき…戦争の敗北を悟ったヒトラー
「ネロ命令」…ドイツが敗北した際には敵国に何一つ渡さず、全て破壊すること!
もはや一刻の猶予もなくなったモニュメンツ・メン
慣れない戦場を駆け巡りながら、必死に敵地に隠された宝の奪還任務を遂行していく
ナチス残党、ソ連など他国軍の動き・思惑、様々な壁が彼等の前に立ちはだかった時
誰も知らなかった実在の英雄達が辿り着いた結末とは?


なんだろうこの切って貼りました的な映画は?編集が下手くそすぎないか?
パタパタというかカラカラという音が聞こえてくる感じ、なんかもったいない
豪華な顔ぶれだというのにね…
待たされに待たされて…これはないよな、残念であった
ああ〜監督は…ジョージ・クルーニーだったのね、今後は注意しとこう(笑)
そうそうダイエットしすぎじゃないかジョージ・クルーニー、ちょっと貧相に見える
しかし題材が中高年に受けたのか?日比谷の映画館は満員でした
あっ、私も中高年か…
公開9日目の第1回(11:30)、225席の映画館で満員(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 
/MISS PEREGRIN’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN
[DARK FANTASY]
2016:アメリカ作品/2017.02:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ティム・バートン
出演:エヴァ・グリーンエイサ・バターフィールドエラ・パーネル
テレンス・スタンプクリス・オダウド
サミュエル・L・ジャクソンアリソン・ジャネイルパート・エヴェレット
フィンレー・マクミランローレン・マクロスティラフィエラ・チャップマン
ヘイデン・キーラー=ストーンジョージア・ペンバートンマイロ・パーカーピクシー・デイヴィス
キャメロン・キングジョセフ・オッドウェルトーマス・オッドウェルルイス・デイヴィソン
ジュディ・デンチ/他
ティム・バートンの新作がやって来る
ダーク・ファンタジーだそうである、お得意分野のはず
面白いに違いないということで観に行ってみます

STORYは…
フロリダで生まれ育ったジェイク・ポートマン、周囲に馴染めない内気な少年
ジェイクの唯一の理解者は、幼い頃から冒険話を聞かせてくれた変わり者の祖父エイプだった
ある日、エイプが電話の向こうで激しく取り乱していることを心配したジェイク
エイプが自宅裏の森で倒れているのを発見する(目玉がない)
「早くここから離れろ…島へ行くんだ、ワシの言う通りにしろ!…」
エイプは愛する孫にそう呟いて息途絶え、ジェイクはその森でこの世のものとは思えない巨大で不気味な影を目撃
大好きな祖父の死にショックを受けたジェイク、それ以来、祖父から聞かされたイギリス・ウェールズの小島の…
児童保護施設にまつわる不思議な話に取りつかれるようになる
保護施設には特異な能力を持った“奇妙なこどもたち”とその母親のような存在のミス・ペレグリン
かつてエイプもそこでモンスター達と戦ったというのだ
誰もその話を信用してくれなかったが、誕生日に祖父の遺品の詩集を受け取ったジェイク
その中にはミス・ペレグリンからのメッセージを発見する
精神科医ゴランの勧めもあり、エイプがかつて暮らしていたイギリス・ウェールズのケルン島を訪ねることにした
父のフランクリンに連れられてケルン島へ、さっそく現地で探検を開始する、荒廃した屋敷
そして偶然にも別世界への入口を通り、美しい庭園に辿り着くジェイク
エイプの話通り、宙に浮く少女、怪力の持ち主の少女、透明人間の少年、奇妙な子供達が幸せそうに暮らしていた
この屋敷の主人ミス・ペレグリンと対面したジェイク、驚くべき秘密を聞かされる
鳥に変身することができ、時間を自由に操れる“インプリン”という種族であるミス・ペレグリン
戦争による爆撃から子供達を守るため1943年9月3日を繰り返す“ループ”を作り、永遠の平和を保っている
しかしジェイクが屋敷で奇妙な子供達と過ごす夢のような時間は長く続かなかった
不死のパワーを得るため子供達の命を狙う邪悪な敵バロンと…
祖父が話していたモンスター、ホローガストが屋敷に忍び寄る
刻一刻と危険が迫る中、ジェイクは屋敷に留まるべきか、現実世界に戻るか選択を迫られる
だがやがて、自分には、エイプと同様の秘められた特殊な能力があり…
ミス・ペレグリンや子供達が、その力を必要としていることに気付くのだった
そんな時、バロン達によって、ミス・ペレグリンは捕らわれの身となってしまう
ジェイクと子供達、そしてもう1人のインプリンであるミス・アヴォセットらは、各々の能力を駆使して…
想像を絶する過酷な試練に立ち向かっていく…


ティム・バートンである
かつ、ダーク・ファンタジーである
面白くないはずがない、安定のである
不思議な能力を持つ子供達、彼らを守る…鳥に変身し、時間を自由に操れるミス・ペレグリン
1943年9月3日を繰り返し生きている、不思議な時空間“ループ”
時空間を超えて彼らに関わっていくジェイクと祖父のエイプ
そんな彼らを狙う敵の存在
変幻自在な親玉、見えない敵ホローガストとの戦い、子供達の特殊能力の発揮
そして恋物語まで描かれる、過去を取るか、現代を取るか…悩むジェイク最後の選択は?
2時間後超えながら、そんな長さを全く感じさせない出来である
但し、観ていて理解した時間軸がちょっとおかしくないかい?
敵を倒したのは過去でなくて現代でないかい?
祖父?何故に?
謎なのか?分かりにくいのか?理解不足なのか?
ちょっとだけ、グレー部分を作ってしまったかな!?
公開2日目の第1回(10:10)、228席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN5)
2011.09format



 Mr.&Mrs.スミス/Mr.&Mrs.Smith 
[ACTION & COMEDY]
2005:アメリカ作品/2005.12日本公開(東宝東和)
監督:ダグ・ライマン
CAST-1:ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリー
CAST-2:ヴィンス・ヴォーンアダム・ブロディケリー・ワシントンウィリアム・フィクトナー
CAST-3:キース・デヴィッドミシェル・モナハンクリス・ワイツアンジェラ・バセット/他
ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーの豪華共演、互いが殺し屋だと知らずに結婚、しかも仕事でニアミスしたことから起こる、壮絶な戦い…夫婦喧嘩?途中ダレなければ…問題なしなのに

STORYは…
■カウンセリング中の夫婦、結婚5〜6年目、すれ違い、夫婦生活に不満、2人の出会いは… ■内戦(革命)中の南米コロンビア…首都ボゴタのホテルのロビーに建築業者のジョン、要人殺害のニュース、犯人情報…個人旅行者の尋問に現れる警官&へ兵士、面倒事、駆け込んで来る女性…コンピューター・プログラマーのジェーン、運命的な出会い、尋問を逃れるため…どちらからともな<…自分達がカップルであると装う、重ねる会話、夜…街のバー、特別な感情の芽生え、情熟的なサルサを踊った2人、互いに相手が“運命の人”であると確信、ベッド ■帰国後、結婚を決意する2人、早過ぎる!友人達の猛反対にも耳を貸さず、永遠の愛を誓う…Mr.&Mrs.スミス(スミス夫妻)へ、互いに重大な秘密を抱えたまま ■5〜6年後(ジョンの記憶は5年、ジェーンは6年)、郊外の一軒家に2人、互いを愛する気持ちは変わりないハズだが…事務的会話(&退屈な隣人達との付き合い)…倦怠期、すれ違いは無理もなし、2人ともが“裏の顔”を持つ、「ジョン」…建築設計会社を隠れ蓑、天性のカンを頼りに…数々の修羅場を潜り抜けてきた“一匹狼の殺し屋”、「ジェーン」…ウォール街のIT企業を隠れ蓑、最新テクノロジーを駆使する“暗殺エージェントのエース”、2人とも“プロの暗殺者”、敵対する組織の任務を引き受ける“商売敵”、互いに知らないことだが…平穏無事な結婚生活など元々無理? ■酔払いのフリ、チンピラとポーカー、取入りボスを殺すジョン、そしてSMの派遣女王様に扮し…標的を殺害するジェーン、ハイテク装置で逃亡、何食わぬ顔で自宅に戻っている2人、隣家のパーティーへ ■ある日…ガレージ地下の秘密部屋、武器を準備、出張に出るジョン、見送るジェーン、キッチンに隠された武器…夫の出張中に仕事へ! ■砂漠のド真ん中、準備万端のジェーン、南米から護送されてくる重要犯ベンジャミン・ダンズ(通称タンク)、唯一のヒットポイント…中継点を見下ろすジェーン、向い来る護送車、別方向からオフロード車!仕掛けたセンサーが感知…慌てて装置解除、立ち小便中の男、近付く護送車…別センサー感知、件の男が取り出したロケットランチャー!同業者!?狙撃、不意打ち…倒れる男、護送車の周囲で爆発、防弾服を着ていた男、反撃のロケット弾、逃げるジェーン、残された黒焦げの機器、確認する男…ジョン、2人のターゲットが同一人物、殺害に失敗 ■自分の任務を邪魔した相手は誰?調査を始める2人、現場映像から男がジョンだと知るジェーン、黒焦げ機器内の情報からジェーンの会社に辿り着くジョン、電話…夕食は7時に! ■自宅、ディナー、探り合い、ナイフの取り合い、ワインボトルを落すジョン、反応…キャッチしてしまうジェーン…車で逃げるジェーン、追うジョン、転んで誤発砲、車のフロントガラスに着弾、ジョンに突っ込む車、カーチェイス ■エディ宅に向かうジョン、ダミー会社へ向かうジェーン、互いのパートナーが殺し屋だった!と、組織の指令、48時間以内に相手を殺害せよ!問答無用 ■自宅へ、一足早く到着するジェーンとスタッフ、ジョンの武器を処分 ■隣家の主人を招き“盾代り”…自宅内を調べるジョン、処分されている武器 ■ダミー会社、ジョンに関する分析を開始、彼の居場所は?このビル内!?侵入していたジョン、向かいのビルへ逃走するジェーン&スタッフ、見送るジョン ■ジョンを匿うエディも危険? ■ジョンの仕事現場…高層ビルのエレベータ内、仕掛けを施していたジェーン達、街を出て行くよう警告、従わない…エレベータを爆破!策を講じていたジョン…回避 ■2人が結婚を決めたレストラン、食事中のジェーン、ジョン出現、互いの正体を語る2人、武装解除しあいながらのダンス、別れの言葉…宣戦布告!爆破、逃げるジェーンを追うジョン ■自宅、待ち受けるジェーン、侵入するジョン、壮絶なる夫婦喧嘩の開幕…


子供リクエスト以外で、自分が見ようと思っていた映画を見るのは本当に久しぶりです、最初に予告編を見た夏頃から、早々と見に行くと決めておりました、Mr.スミスが「ブラッド・ピット」、Mrs.スミスが「アンジェリーナ・ジョリー」の豪華共演で、設定・ストーリーともに面白いと思うし、実際に楽しめましたが、問題はカーチェイスあたりでダレてしまう点でしょう…もったいない、どうにか終盤で盛り返せて…良かったかなの感想(前売り券1300円の入場)、まあ評価の個人差はイロイロとあると思います…隣の女子高生?2人は終始笑い転げてました、なんか羨ましくも思ったしだいです
続編の噂もありますが…もしやるなら見に行くと思います
ところで…2005年12月現在、アンジェリーナ・ジョリーの養子2人をブラッド・ピットも養子縁組と発表、2人は直接結婚せず…「4人『家族』状態」にあるとのこと…なぜそのような選択を?
公開26日目、第1回(10:30〜)、794席の映画館に120〜130人程度の入り(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 Mr.インクレディブル/THE INCREDIBLES 
[ANIMATION]
2005 アカデミー賞[音響編集賞]・[長編アニメ賞]
2004:アメリカ作品/2004.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ブラッド・バード     製作総指揮:ジョン・ラセター
CAST-1:クレイグ・T・ネルソンホリー・ハンターサラ・ヴァウェルスペンサー・フォックス
     ジェイソン・リーサミュエル・L・ジャクソンブラッド・バードウォーレス・ショーン
     エリザベス・ペーニャ/他
CAST-2:三浦友和黒木瞳綾瀬はるか海鋒拓也宮迫博之斎藤志郎後藤哲夫小倉智昭渡辺美佐/他
ディズニー映画にして、ピクサー・スタジオが手掛けるアニメーション映画、スーパー・ヒーロー一家を通して「家族愛」を語る?バカさ加減に笑えるけど…考えると怖いものあり…かな!?

STORYは…
■かつて…スーパー・ヒーロー達が活躍した時代、その中の1人…Mr.インクレディブル(スーパー・パワー)、事件を伝える警察無線を傍受、変身、現場へ急行、途中…木の枝から降りられない猫を救出、車に戻れば…助手席に彼の熱狂的ファンの少年バディ、相棒になりたい!断り、不満な少年、再び事件、ビルの屋上…スーパー・ヒーローのイラスティガール(伸縮自在のボディ)と遭遇…仕事で組まないか&今夜はお暇?の誘いを断るMr.インクレディブル、再び街へ、飛降り自殺者を救助…勢いでビルに突入、爆弾魔と遭遇、件の少年が乱入、発明グッズで空を飛ぶ?役に立つから相棒にして!ダイブ、慌て飛び出し(逃げる犯人)少年救出…壊れた高架線路、迫り来る列車…力尽くで停止、時間!後を警察に託すMr.インクレディブル、スーツ姿(ボブ・パーとして)、開かれる扉、結婚式、新婦はヘレン…イラスティガール!私生活ではパートナー、祝福する仲間フロゾン、幸せの絶頂も…いきなり暗転、飛降り自殺男がMr.インクレディブルを訴える、死ねなかった…生きる苦痛+怪我に対する慰謝料!鉄道破壊も問題化…損害賠償!今までの功績と相殺…スーパー・ヒーローとしての活動を禁じる政府 ■15年後…保険会社で働くサラリーマンのボブ・パー、窮屈なブース、過去の栄光が忘れられず、再び世界を救う日を夢みる ■引越しの荷物を片付けるヘレン…3人の子持ち、学校から呼出し、長男ダッシュ(驚異的スピードで走る)のイタズラ疑惑、教師が提出したビデオ?何かが高速で動いたと主張、そんなバカなと…校長、解放、悔しがる教師、力を使うな!ダッシュを叱るヘレン、校内…好きな男子を盗み見る長女ヴァイオレット(姿を消せる&バリア)…力を隠すあまり引込思案、(赤ん坊のジャック・ジャック…能力不明) ■一般市民の生活に馴染もうとするヘレン、彼女の悩み…家族全員が自分の持つ力を隠す生活に不満、ボブはフロゾンと外出しては…警察無線を傍受、隠れてヒーロー、最近…元スーパー・ヒーローが次々と行方不明になる事件が発生、嫌な胸騒ぎ ■会社、保険金支払いに渋い上司ハフの呼出し、意見対立…解雇!妻に言えない、持ち帰った荷物の整理…見慣れぬパネル、映像、ミラージュと名乗る女性…政府の極秘部門のスタッフ、スーパー・ヒーローとしての仕事の依頼、喜ぶボブ、自動消滅するパネル ■出張の言訳、ミラージュの依頼…ある検査施設から逃亡した高性能ロボットを取り押さえること、太った体に無理矢理スーパー・スーツを着用 ■絶海の孤島、目標は戦闘ロボット「オムニロイド9000」、人工知能搭載、戦うほどに相手の戦略を学習、短時間勝負、但し全壊はダメ!ポッドで目標地点に着地、戦闘開始、機転を利かした戦いでロボットを自己停止に追い込む、高額報酬 ■仕事をやり終えたボブ、現役時代の体形と体力を取り戻すべく(会社へ行くフリ)トレーニングを開始、スーパー・スーツの修理…スーパー・ヒーロー御用達のトップ・デザイナー、エドナ・モードを訪ねる、勘違い?カムバックを祝し…強引にスーツの新調を決めさせる、ボブのマント案は却下…ろくな目に会わない? ■日増しに表情が明るく&シェイプアップされていくボブ、喜ぶヘレン ■ミラージュから新たな依頼、漏れ聞こえた電話…相手は女?出張と告げるボブ、再びあの島へ(新スーツ持参)、夫の行動を不審に思うレン、書斎…ボブのスーパー・スーツに補修跡を発見、何故?やはりエドナを訪ねる ■一方的に喋るエドナ、新スーツ?家族全員分(能力別)のスーパー・スーツ?ボブがスーパー・ヒーローにカムバック?会社へ連絡も…夫は解雇されていた!いま何処に?スーツの発信機を使用、探知…絶海の孤島!渡されたスーパー・スーツに戸惑うヘレン、帰宅…夫に真相を質す決心、過去のヨシミでジェット機を借用、島へ向かうが…留守番の筈のヴァイオレットとダッシュが乗ってる!ジャック・ジャックは友人に預けてきたと ■島内、隠し扉から出てくるミラージュを目撃、秘密めいたもの感じるMr.インクレディブル、「改良オムニロイド9000」の能力テストの依頼、戦闘力アップ、全く歯がたたず…追詰められ崖から転落していくMr.インクレディブル…


家族のリクエストがあり、一家で見てまいりました、妻も子供達も面白かったと…満足そうでなによりでした、ケッコウ笑える内容なのですが、考えると恐ろしいものもあります、死体こそ1度しか出てきませんが…アメリカのスーパー・ヒーローは、ほとんど「殺されちゃってる」わけですし、マントで自爆されたスーパー・ヒーローも、その後のシーンを想像すると…ミンチ状態なわけで、ケッコウ怖い物があります、でもDisneyならではといいましょうか? それともPIXERの映像力?でスルリと…滑り抜け、結果館内には笑い渦、まあ良かった良かった…
また、この映画「家族愛」がテーマらしいのですが、それを語るのもケッコウですが、語り過ぎで…鼻についてきます、そのことを妻に言ったら怒られました、そういう人だったのと…
それから、日本版タイトルは「Mr.インクレディブル」なのですが…内容は「Mrs.インクレディブル」ですし(能力、パワーともに笑えるし&凄すぎます)、原題からも「THE INCREDIBLES」なので…「インクレディブル家」か「インクレディブル・ファミリー」あたりが妥当であり、パワーのみの「Mr.インクレディブル」が一番遠いかもしれないと思われます、どれでもいいけど…「インクレディブル」は言いにくく、覚え辛い…3回連続早口言葉?舌を噛みそうである
公開8日目、昼またぎの第2回(11:00〜)、300席の映画館に3割程度の入り(渋谷東急)
2000-2009format



ミスター・ガラス                      は、別ページとなります



 Mr.ノーバディ/NOBODY 
[ACTION]
2021:アメリカ作品/2021.06:日本公開(東宝東和)
監督:イリヤ・ナイシュラー   製作総指揮:トビー・マグワイア   製作:デヴィッド・リーチ
出演:ボブ・オデンカークアレクセイ・セレブリャコフ
コニー・ニールセンビリー・マクレランクリストファー・ロイドRZA
ゲイジ・マンローペイズリー・カドラス/他
平日にお休みいただいて、所要を済ませての、映画!
突然決めたので、慌ててネットでググる!
なんか勢いありそうで、面白そうだったので「Mr.ノーバディ」に決めた!
なんて安直な…
TOHOシネマズのマイレージディ(火曜日)で1200円で観られるしね!
まあ外しても仕方ない位の気持ちで…

STORYは…
ハッチ・マンセルの朝のルーティーン
4人家族のハッチは共働きの妻ベッカを助けて朝食づくり
息子のブレイクとまだ幼い娘アビーを送り出す
自家用車は妻の出勤と子供達の通学のために使っているので…
彼は路線バスで職場へ!(妻の家族が経営する工場でデスクワーク)
外見は至って地味、目立った特徴も無し、火曜日はゴミ出し係だが、収集時間に間に合わないことも多い
この世は、理不尽なことだらけ、でも甘んじて受け入れる、世間から見れば何処にでもいる…
何者でもない男=NOBODY!それがハッチ・マンセルである
ある晩、ハッチは自宅に侵入した男女2人組の強盗と遭遇する
これ以上事態を悪化させたくないハッチは抵抗しなかった
しかし息子が援護のため突入!捕まえることもできず、見逃してしまう
捜査に来た警官達は「強盗相手にゴルフクラブを使わずに正解」と言いつつも…
ハッチの行動を見下す…父親なのに、家族を守ろうとしなかったなんて
勤め先、事件を知った妻の弟チャーリーに、これで家族を守れと銃を渡される
身内でも誰も危険を避けたハッチの振舞いをリスペクトすることはなかった!
会社のハッチの部屋、無線機、とある周波数
「おまえは公式には死人、暇らしいな」とと呼びかける声
「案外、厳しい」と答えるハッチ
彼は強盗の男女が酷く怯えていたこと、彼らの銃に弾丸が入っていないことを伝える
一瞬の出来事で、全てをとらえていたハッチ、そのままハッチは父親の入居する老人ホームへ向かう
父デヴィッドは彼に告げる「昔の我々を思い出せ、俺は忘れん!」
幼い娘の宝物を強盗に持ち去られたことを確信したとき、彼の中で何かが目覚める!
ハッチの目は強盗の手に刻まれたタトゥーの柄を記憶していた
まるで些細な動きも見逃さない、鋭敏な獣のように…
ハッチの父親のIDを借りる!IDには“FBIデヴィッド・マンセル”の名前
「やらなきゃならない」というハッチ、「だったらやれ!」と告げるデヴィッド
夜の街へバスで出かけるハッチ、街中のタトゥー屋を巡り、手掛かりの柄を刻んだ人間を探す
いわくありげな店で、金を見せて情報を得ようとしたハッチ
店主は「何者だ?」と問う、何者でもないハズのハッチはこう答える
「金をチラつかせる人間は3種類!世間知らずか、威圧する気か、金を餌に相手が掛かってくるのを待っているか」
その場にいた老いた男は、ハッチの手首に刻まれたタトゥーに気付き…
「兵役どうも」と声をかけて、別室に逃げ込む、厳重に施錠!
一体ハッチはは何者なのか?
薄汚れた貧しいアパートの一室に住む男女の家に乗り込むハッチ
鍛錬された暴力の力で2人をねじ伏せたハッチ…
盗まれたはずの娘のブレスレットを探そうとするが…
生まれたばかりの赤ん坊を守ろうとする男女を見て、ハッチはブレスレットを諦める
娘の宝物を取り返せないまま帰途に就くハッチ、しかしハッチはそのまま家に辿り着くことは出来なかった
過去を捨てたはずのが昔の自分に戻って開けた扉は閉じたが、別の扉を開いてしまった
ハッチの乗ったバスが、暴力の匂いを漂わせる
一目で普通でないと若い男達のグループに乗っ取られる
彼らは知らなかった、そのバスに死んだはずの伝説の男が乗っていると…
テディら男達と大乱闘となったハッチ、この事件を発端に…
狡猾で冷酷なロシアンマフィアのユリアン・クズネツォフに狙われることとなる
ハッチの自宅と父親デヴィッドががマフィアに襲われ、更に禍の本能は覚醒する
戦いは素手から銃撃戦へ
何者でもなかった男の本性が今、明らかになる!


これは当たりだった!1200円なので更に倍増!
1900円だと勿体ない気がするかもしれないので、なるべく安くみられる方法でどうぞ!
ストーリーは単純明快、ともかく敵が全滅するまで戦うのだ
肉弾戦、銃撃戦、カーチェイス
(パット・ベネターのハートブレイカーは良いな!)
昔の仲間1人と父親だけが味方にして、殺して殺して殺しまくる
焼いて焼いて焼き尽くす!
もうこれもでかというくらいやっつける
シーンも短いので単純明快、いい感じのスピード感
特に謎はないので(伏線拾うとかないし)結構見ていて、爽快である
最後には妻も理解してくれるし、お父さんも笑える…
お父さん役のクリストファー・ロイドも良いね!
バック・トゥ・ザ・フューチャー以来?そんなはずないか(「アダムス・ファミリー」がありましたね)
繰り返しになりますが、憂さ晴らしにはもってこいの映画です!
できるだけ安く観ようね!
公開5日目の第1回(11:20)、122席の映画館で40人程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN11)
2011.09format



Mr.ホームズ/名探偵最後の事件     は、別ページとなります



 ミスト/THE MIST 
[MONSTER PANIC]
2007:アメリカ作品/2008.05日本公開(ブロードメディア・スタジオ)
監督:フランク・ダラボン     原作:スティーブン・キング 「霧」
CAST-1:トーマス・ジェーンマーシャ・ゲイ・ハーデンアンドレ・ブラウアー
CAST-2:ロバート・C・トレヴァイラートビー・ジョーンズアレクサ・ダヴァロス
     ウィリアム・サドラーデヴィッド・ジェンセンクリス・オーウェン
CAST-3:ローリー・ホールデンフランシス・スターンハーゲンジェフリー・デマン
CAST-4:ネイサン・ギャンブルケリー・コリンズ・リンツ
CAST-5:サム・ウィットワーアミン・ジョセフメリッサ・スザンヌ・マクブライド/他
スティーブン・キング原作「霧」の映画化作品、救いのなさが好みではあるものの…なんか中途半端な感じが残念、注意深き人は…途中でオチが分かっちゃうんだな、そこが特に惜しい…

STORYは…
■湖のほとりの家、映画用ポスターを製作するデヴィッド・ドレイトン、外は激しい風雨&雷鳴! ■翌朝、地下室を出た一家、妻ステファニーと5歳の息子ビリー、晴天、祖父が植え&育った巨木が倒れ…家を破壊、描きかけのポスターも無残、駆け回るビリー、ボートハウスの損壊状況を報告、隣家の木が倒れ…破壊、敷地境界で揉めた因縁の相手…やり手の黒人弁護士ブレント・ノートン、保険について確認するとデヴィッド、湖の向こう岸に発生した霧の壁を目撃!コチラに流れ来る霧、不自然さ…不安な気持ちを振り払い…隣家へ ■ノートンとの会話、友好的な対応、巨木の下敷きとなった車、街に出るかの問い ■インフラ壊滅、とりあえず…息子とノートンを連れて買出し、話題…山頂にある軍の基地…何のためにアソコに? ■大型店舗の並ぶ一角、妻に連絡…携帯も公衆電話も不通、マーケットは混雑中、顔見知りの店長のバド、副店長のオリー、レジ係のサリー達は大忙し、レジに長蛇の列、老女教師レプラーが話し掛けまくる…新任女性教師アマンダの紹介、マーケットに場違いな軍服姿の若者3人…長期休暇に出かけるバス待ち!外部では…軍&警察車両が往復、MP入店、若者3人に帰還命令! ■突然鳴り始める町のサイレン!鼻血を流した中年男ダンが駆込んで来る、必死の形相「霧の中に何かがいるっ!」、扉にロック、何?窓ガラスへ群がる人々、迫り来る霧、やがてマーケット全体を包む、数m先も見えない霧、突然大きな衝撃音!壁や天井にひび割れ、落下、幼い子供を家に残してきた女性、どうしても帰る!止めるダン、それでも霧の中へ、悲鳴?骨董品店の女主人カーモディの独り言「外は死、この世の終りよ!」…狂信的なキリスト教信者 ■一向に消えない濃霧、ビリーの発熱、毛布を求める…奥の倉庫!向かうデヴィッド、煙を上げる発電機をOFF!突然…外からシャッターを押し&揺する何か?店員に訴えるも信じて貰えず、失笑、でも…発電機のチェックへ向かう副店長オリー、倉庫係ジム達、不審な様子なし、発電機の排気口が塞がっている?開きに行くと店員ノーム、電動シャッターが開く、濃霧、突然…彼を引張りだしていくモノ、助けようとするデヴィッド達、抗えず…、叫び声と共に霧の中へ消える若者…


スティーブン・キング原作の短編小説「霧(邦題)」の映画化作品で…少々悩んだ末に前売券購入しました、一時スティーブン・キングにハマってまして大量に本を読んだので…もしかして原作は読んだかもしれないし、読んでないかもしれない、覚えが無いので…やはり読んでいないか!?まあどうでもよいこと…
プロット的にはよくある内容だと思いつつ…劇場予告の映像を見いていて、スティーブン・キングだし…ヤッパリ見てみようかなと?思ったしだい…、「霧〈ミスト〉の中には “何” が待っていたのか…映画史上かつてない、震撼のラスト15分」の宣伝コピー…さあどういうことになるか映画館へ
おーっ!実に唐突に「霧」が発生、一気に確信に突入、何かから必死に逃げてきた男…入口を封鎖、スーパーマーケットに閉じ込められた人々、出て行こうとする女、そして男、絶叫!目撃してしまった人々…この世のものではなし?それでも状況を受け入れ前後策を考える者達、説明されても信じない超現実的な弁護士と同調者のグループ、そして…普段は邪魔者扱いだったキリスト教の熱烈信者の女がアジり始める…「終わりの時」だの「神の与えたもう試練」だの…爆発的に増える同調者、ついには神に「生贄」をと叫びだす!混乱の始まり…
えーっと、パンフ情報だと原作ラストは考えオチらしいが、映画は映画版のラストあり…これが「震撼のラスト15分」ということでしょう、ゆえに多くは語れません、チョット強引なラストですが…あえて、あえて書くならば…
〈ネタバレ・ギリギリ!?〉…地上と上空の…!気が付けば…!〈これ以上は無理だ!〉まあなんというか…救いのない映画って好きです、しかし全体として面白いかとすれば…なんか描ききれてない感じが残り、不満あり、エンディング・スクロール中の音に期待も…ラストのラストには特に何もなし、うーん…、です
公開初日の第3回(16:10〜)、267席の映画館は、ほぼ満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 5)
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 ミッション:8ミニッツ/SOURCE CODE 
[ SF & SUSPENSE]
2011:アメリカ作品/2011.10日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:ジェイク・ギレンホールミシェル・モナハンヴェラ・ファーミガジェフリー・ライト/他
何やら怪しげで、気になって仕方なかった映画、観たいリスト入りしてた映画、SF&サスペンス映画!
パラレル・ワールド系の映画!救いのある「ラン・ローラ・ラン」系?救われない「バタフライ・エフェクト」系?
最近ケッコウTV・CMも流れるのだが…「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」がウザイ!
どうしよう?「想像を超えるバカバカしいラスト」だったらどうしよう?不安が募る…でも観てみたい
この際だ…滅多に事前に見ないツィッター・サイトをチラ見、なんか評判良さそう!
よし安心して座席をキープ!映画館に突入です!
(ちなみに金曜日・夜の回です)

STORYは…(全部分かってると長くなりますネ…)
いきなりシカゴ行きの列車内で目を覚ましたコルター・スティーヴンス大尉、ココは?
親しげに話しかけてくる女性、自分のことをショーンと呼ぶ?コレからの新たな生活の話?元彼からの電話
コーヒーを溢す女、列車の10分遅れで車掌を責める客、停車したグレンブルック駅に降りてみる…見覚えなし
財布を座席に忘れていった男…財布を届けてやる学生、目前の大都市はどこ?と問うスティーヴンス、シカゴ!?
自分は戦場にいたのでは?どうしてシカゴ?何かのミッション…だったか?パニック!
列車内のトイレへ飛び込むと…鏡に映った知らない顔、身分証明書には“ショーン・フォレスト”、“教員”?
心配そうな彼女、状況を説明、貨物列車とすれ違った瞬間、大爆発!高速の記憶の走馬灯!
「コルター・スティーヴンス大尉。こちら“包囲された城”応答せよ」の声!
目を開けると…薄暗いコクピットの中…モニターに軍服の女性グッドウィン、求められる報告?記憶の復元作業
パニックしたままのスティーヴンス、「父と話をさせて!」と頼むが…「誰が爆弾を!犯人は誰?」と問うばかり
突然モニター現れた…杖の男「もう一度戻って、今回も8分間!爆弾を探してくれ!」
遠のく意識…気が付けばシカゴ行きの車内、微笑む彼女!仮想空間(軍事訓練)にしてはリアル過ぎる!
目の前の女性は気を逸らすための美人キャラ?時間を気にしてるのはサラリーマンとコメディアン
グレンブルック駅に到着、爆発が起きた車両後部を点検、押し上げたトイレの換気口…爆弾発見!
解除方法不明のままタイムオーバー寸前、客席へターン、交通保安員を装い電子機器の停止を命じるも…大爆発!
高速の記憶の走馬灯!気が付けば再びカプセルの中!モニターからグッドウィンが問い掛ける「爆弾は?」
責任者を呼べと…スティーヴンス
「俺の任地はアフガンだ!昨日は2度出動した!」
「ここへ来て2ヶ月よ…」とグッドウィン、責任者と話したい&情報をくれというスティーヴンスの願い
戸惑い、困った様子のグッドウィル、杖の男の了承!

最低限の情報を提供するグッドウィン
「中部時間・午前7時48分、通勤列車がシカゴ郊外で爆発、全員死亡、今のあなたショーン・フォレストも同乗
連続テロの第1弾、次は…、説明している間にも民間人の命が危険に!」
繰り返されるミッション!
爆弾の位置報告…起爆装置は携帯電話と報告
爆発時の通話記録照合…1812、最寄駅基地局中継が52!
自分の隊と父の事が気がかりのまま…再び列車へと送り返されるスティーヴンス
以前の記憶をもとに、無駄を省き捜査を開始、目の前の女性の名はクリスティーヌ!と判明
トイレから出てきた男を追跡、強引に彼女もグレンブルック駅で下車させる…が、男に怪しい所なし!
遠方で大爆発の爆音・爆炎!線路上、突っ込んできた列車に引き殺されるスディーヴンス、高速の記憶の走馬灯!
再び…カプセル内
乗客(1人)の救出は任務と無関係と言う

杖の男・責任者ラトレッジ博士…説明
量子力学に基づくプログラム、死後も活動する脳の神経回路…死ぬ直前の8分間の記憶を記録する脳
2つの一体化、列車爆発で死亡した人物との適合性…ミッションに選ばれたスティーヴンス
列車爆発の次の爆発予告はシカゴ中心街!爆弾犯を見つければ大惨事を防げる、ともかく時間がない!
死んでは甦りを繰り返すを続けながら…次第に犯人像に近づいていくスティーブンスだが、次第に疑惑が膨らむ
過去を変えて乗客(クリスティーナ)を救うことは可能か?


さあて何度でも過去に戻れるが結果は同じ(予定調和)、変えられるのは未来だけだと信じる博士
過去に送られ続け、どうやっても列車の爆発を止められないまでも…
次々と真実に迫り…犯人に近づいていく確信から、必ず爆発を止められると信じるスティーヴンス
(クリスティーナを救いたい、父に謝りたい!)
板ばさみになって苦悩するグッドウィン
中身がスティーヴンスに入れ替わったショーン・フォレストに惹かれるクリスティーナ
もう結果は見えていながらも…ついつい力が入る!頑張れっ!
決断してくれグッドウィン!
で…あんな宣伝文句考えたのは誰だ!?
「警告:このラスト、映画通ほどダマされる」は逆効果だ!単純に面白かったぞ!
たまたまSF&パラレルワールド系好きで、凄く気になっていて…
ちなみに監督のダンカン・ジョーンズは、あの…デヴィッド・ボウイの息子さんで、メジャー2作目
1作目の「月に囚われた男」も低予算映画ながら面白かった(スイマセンDVDです)ので…期待してました
ジェイク・ギレンホールは好きな役者さんだし、ミシェル・モナハンも出るし
たまたま見た映画評のサイトで評判が良いので…一安心!
ヘタすれば、違う映画に流れて見逃すところだったじゃないか!危ない、危ない!
(それを騙されたというなら首絞めてやりたくなるな)
確かに超大作じゃないし、金掛けましたって感じじゃないし、スピルバーグ関係ないし…
B級括りで…レンタル店に営業して
後々…DVDレンタルで稼ぐ算段だったか?
映画通も多種多様!甘く見てもらっちゃ困るってなもんだ!
SF好き、パラレル系好き、タイムトラベル好き、鉄道もの好き、恋愛もの好き…いろいろいるぞ!
「映画通ほどダマされる」と言われてムキになって、映画通自認者達がコゾッテ映画を観に行くとでも思ったか?
あーあ!面白い映画1本潰しちゃった!もったいない…
広報の失策は無視して、少しでも興味と時間と安く見られる手段のある方は、スクリーンで見た方が良いよ!
映画終わる頃には、周囲からすすり泣きが聞こえたぞ!

但し!隣の男女!
ラストの良いシーンになってから…慌ててポップコーンをガサガサ・ムシャムシャ食ってんじゃねぇーよ!
「うるさいですよ!」と言ったら…男は食べるのを止めたが…
女は止まらず…ガサガサ・ムシャムシャ!
90分の映画にLサイズは無理があるだろう!って思ったら…エンディングロールまでに…
女はポップコーンを食い終えた!
お前らさえいなければ…もっと楽しめたのに!
公開7日目の第3回(17:15〜)、150席の映画館は4割の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 3)
2011.09format



ミッション:インポッシブル                   は、別ページとなります
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 ミッション・クレオパトラ 
[COMEDY]
2002:フランス作品/2003.12日本公開(GAGA)
監督:アラン・シャバ
CAST-1:モニカ・ベルッチジェラール・ドパルデュークリスチャン・クラヴィエクロード・リッシュ
CAST-2:ジャメル・ドゥブーズジェラール・ダルモンアラン・シャバ/他
フランスの人気コミック「アステリックスとオベリックス」シリーズ内のストーリー「ミッション・クレオパトラ」の映画化作品で…ドタバタ・コメディ!モニカ・ベルッチがクレオパトラはともかく、ジェラール・ドパルデューがオベリックスだと!?

STORYは…
■紀元前52年、ローマ帝国に支配されていたエジプト、自己中心的で高慢でワガママで新しい物好き&激しい気性だが…容姿端麗でSEXYな女王クレオパトラ、エジプト滞在中のローマ皇帝シーザー、2人は恋仲…でも彼のエジプトを見下した発言…ローマこそ偉大、ピラミッドは過去の遺物…今のエジプトにそれを造る力はない!…クレオパトラの怒り!シーザーのための宮殿を(勢い)3ヶ月で建ててみせると宣言、驚く侍女達、無理だ! ■街の建築現場で怒る施主、納期は守れない、2階の外壁に扉、配管前に仕上げ…滅茶苦茶?の前衛建築家ニュメロビス…兵隊に連行、女王の面前、暇な建築家はお前だけ!3ヶ月で宮殿完成の命令!完成すれば巨額の富、失敗=ワニのエサ!慌てて建設地の砂漠へ、不満顔の王宮専属建築家アモンボーフィス、女王から保守的でツマラナイ建築との酷評、プライドが… ■建設予定地、測量を開始するニュメロビス、魔法でも使わなければ無理と言う弟子、魔法があった!父から聞いた魔法の薬を調合する知人…ガリア(フランス内)にいるドルイド僧・パノラミックス!適当に建物配置を弟子に説明、ガリアへ向かうニュメロビス ■ヨーロッパを制圧中のローマ軍、残る抵抗勢力はガリア人のみ、雪の中を見回る新参兵、現れた凸凹コンビ…アステリックス(薬を飲む)とオベリックス(子供の頃に薬の鍋に落下)が圧倒的パワーで一蹴、目撃したニュメロビス、薬の力!パノラミックスの住居、旧友の息子…歓迎、事情説明、薬が欲しいと懇願…拒否、殺されるしかないとの独り言に…、薬だけはダメ…一緒にエジプトに行こうとパノラミックス、同行するアステリックスとオベリックス&犬のイデフィックス、船でエジプトへ ■海上、ガリア人の船だけは襲わないと言う海賊(過去に痛い目に…)、エジプト船を発見・急襲も…アステリックスとオベリックスの姿を発見…自ら沈没の道を選択 ■エジプト、女王の宮殿、ガリア人の協力を得ることの許可(侍女とアステリックスが一目惚れ)、建設現場…優秀な弟子?僅かな期間で基礎まで完了、本格的な工事に着手するニュメロビス、執拗なアモンボーフィスの妨害工作の中、宮殿は完成するのか?はたまたワニの餌となるのか?


2003年12月27日という…なんともな時期に公開したフランスのドタバタ・コメディ映画、上でも書いたけど、原作はフランスのコミック「アステリックスとオベリックス」シリーズ(どこかで見たような記憶はあるのだが…定かではない)、その中のストーリー「ミッション・クレオパトラ」の映画化作品、フランスでは「タイタニック」に次ぐ興行収入をあげたらしい、2分に1回、笑わせるとは言うものの…言葉の障害、それでも、4分に1回くらいは、バカ丸出しの内容・展開に…思わず「バカかこいつら!」「くだらねー!」などと言いながら笑い、GO的には…ケッコウ楽しまさせていただきました、一番の驚きはジェラール・ドパルデュー…今までに出演作を数本見てきましたが、あまりのギャップに思わず笑ってしまいました、で、もしかして上映中に笑っていたのは自分だけと思っていたら…勘違いで入ってきてしまったような御家族が一番面白がっていたのは、おばあちゃん!上映終了後…他の御家族がアレコレ言っいるなか、「ケッコウ面白かったわネ!」とのお言葉でした
※フランス映画を見たことない方には…笑えるかは疑問もあり、決してお勧めはいたしませんが、まあモニカ・ベルッチのSEXY衣装をというか…ハチキレンばかりの胸を見たい方、コメディ映画における他映画のパクリ部分探しが好きな方、単純にコメディが好きな方、モンティ・パイソン的不条理展開が好きな方は…もしかしたら、見たほうが良いかな?
ちなみに「ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ」での単館上映、公開10日目、第2回、182席に10人程度の入りでした
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 ミッション・トゥ・マーズ/MISSION TO MARS 
[SF]
2000:アメリカ作品/2000.05日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ブライアン・デ・パルマ
CAST-1:ゲイリー・シニーズティム・ロビンスドン・チードルコニー・ニールセン
     ジェリー・オコンネル
CAST-2:アーミン・ミューラー・スタールキム・デラニーピーター・アウターブリッジ
     カヴァン・スミスジル・ティードエリゼ・ニール/他
ブライアン・デ・パルマ監督のSF映画、“人類初の有人火星ミッション”を扱ったもの、無理・破綻・バカ設定が多くツッコミ多数、そして謎のCM、意味不明…

STORYは…
2020年、人類初の有人火星ミッション、(ガーデンパーティー…語り合うジム、ウッディ、ルークの3人)、マーズ1号、ルーク達4人…6ヶ月の航海、火星探査、送信されてくる(火星移住に関する)データ…地球軌道上の宇宙ステーション、タイム・ラグ20分の間の出来事、地質学上の発見と調査、何らかの力、嵐、巻き込まれる3人、ルークからの緊急通信…以後音信不通。救助(2号の繰上げ発進)を進言するウッディ、(妻の死をキッカケに一度は火星行きを降りた)ジムを操縦士に…178日後、火星接近…一体、火星で何が起きたのか?そしてルークの生存は?


”2001年宇宙の旅”の分りやすすぎるリメイク版のような(比較してはいけないか…)、デ・パルマ監督作品ということで見に行きましたが…意図した訳ではないでしょうが、笑える作品に仕上がっています…無人探査機、宇宙遊泳(オイオイ!)、人面石、●●●、読める謎(謎か?)、ウソくさ過ぎる、緊迫するシーンの排除は何故?パンフでも同じ事に触れていた…その筆者は良しとしているが、納得いかない…もったいない。
それから「そのとき人類は…祈った!」っていうCMは一体、何だったのだろうか?全くの意味不明状態、どこで祈るのだ?
(新宿プラザ劇場)
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 ミッション・マンガル/崖っぷちチームの火星打上げ計画 
/MISSION MANGAL
 
[NON FICTION]
2019:インド作品/2021.01:日本公開(アット エンタテインメント)
監督:ジャガン・シャクティ
出演:アクシャイ・クマールヴィディヤ・バラン
タープシー・パンヌーソーナークシー・シンハーシャルマン・ジョシニティヤ・メネン
キールティ・クルハーリー/他
新型コロナウイルス第3波の影響で、またもや映画のスケジュールが乱れている
シネコンは「鬼滅の刃」と「エヴァンゲリオン」だらけになっている
単館系ミニシアターで映画を探すしかない
ということでインド映画の「ミッション・マンガル」を発見
アジア初の火星軌道上の衛星打ち上げの実話ベースの映画
流石に歌って踊る映画ではないだろう
まあ、観に行きます!

STORYは…
2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケットの打ち上げに失敗
プロジェクト責任者のタラとラケーシュは火星探査プロジェクトという「閑職」に移動させられる
誰もが火星探査などそもそも実現不可能で、予算を得て始動することなどありえないプロジェクト
しかし研究者であり主婦でもあるタラは、家庭での料理など家事から閃いたアイデアで
小さなロケットでも探査機を火星に送る画期的なアイデアを思いつき
それにより、低予算ながらプロジェクトの指導を承認される
だが花形の月探査プロジェクトに比べれば陰の存在
チームとして集められたスタッフは、トップクラスとは言えない、いわば二軍の寄せ集めだった
そんなマンガルヤーン〈火星の乗り物〉チームだったが
ラケーシュやタラのリーダーシップの下で火星を目指して奮闘する


インド映画ですが歌って踊って賑やかしい映画ではありません
まあクラブで踊るシーンはあるけどね
まじめに実話ベースなので、最初は眠たかったんですけど
途中から、盛り上がってきて、あっという間に観終わってしまった
特に時計が気になることもなく、ハラハラドキドキしながら観られました
いや〜どこの国にも威信というものがあるものです
まさかインドにこんな技術力があると知らなかった方も多いのでは?
インドとはこの手のものの先進国である
原爆だって持っているしね!
話は変わるが、今回はパンフが600円なのですが
ストーリーがほぼ全部書いてあるのだ
しかも詳細にね
えっ、全部書くか?
要約にしよう…
公開2日目の第1回(10:45)、116席の映画館で15人の入り(シネクイント SCREEN2)
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 ミッドナイトクロス/BLOW OUT 
[SUSPENSE]
1981:アメリカ作品/1982.03日本公開(日本ヘラルド)
監督:ブライアン・デ・パルマ
CAST-1:ジョン・トラヴォルタナンシー・アレンジョン・リスゴーデニス・フランツ
CAST-2:ピーター・ボイデンカート・メイモーリス・コープランドジョン・マクマーティン
     ジョン・ホフマイスターデヴィッド・ロバーツクレア・カータージョン・アキノ
     J.パトリック・マクナマラ/他

STORYは…
■ジャック・テリー、B級恐怖映画の効果音の仕事、新作「狂乱の女子学生」…シャワー・シーンで使用する叫び声を検討中、適当な候補なし、気分転換?風の音を録りに郊外へ出るジャック、人目を忍ぶアベックの声、蛙の鳴き声、風の音に混じって様々な音が聞こえくる、新たに高性能マイクを通じて聞こえてくる音…車の近づく音、タイヤの破裂音、ガードレールを突き破り橋上から川へ転落!録音機材を放り出し…川に飛び込むジャック、車内には助けを求める若い女性&既に死体と化した男の姿、ウィンドウを破壊、女性を救出 ■病院、一部始終を警官に説明するジャック、適当なあしらい?死んだ男性…次期大統領候補の知事、スキャンダルを抑えるため…同乗女性のあったことを隠蔽に動く側近 ■車が転落する寸前に銃声を聞いていたジャック、その事実に耳を貸すもの無し、逆に身の危険を感じたジャック、件の女性サリー・ペディナを連れて病院を抜け出す ■繰り返し録音テープを聴くジャック…真相究明に熱心、興味を示さないサリー ■暫くして…TVニュースで紹介された事故の連続写真(タイヤのバーストから川へ転落するまで)、たまたま現場に居合わせた写真家マニー・カープによるもの、掲載雑誌を購入するジャック、アニメーションスタジオへ、切り抜かれる写真、録音テープに合わせてフィルム状に構成、写真に写っている硝煙…銃声にピッタリと合致、写真から消されているサリーの姿 ■サリーに電話、旅行に出ようとする彼女を止めるジャック、真相究明に力を貸して欲しい、真剣な態度に了解するサリー ■テープ&フィルムをコピー、警察に向かうジャック、相手にされず ■写真の撮影者カーネルを追う、オリジナルのネガ見たさ、だが…スタジオで待ち受けていたのは警官、事件写真ではなく…サリーが有名人達とあられもない姿で写っている写真、恐喝写真!?サリーは恐喝の協力者?問い詰めるジャック、それ以上はしていない&知らないと涙ぐむサリー、協力的な言葉を信じるジャック…


四半世紀以上前に見た作品のためコメントの書きようがなくて…スイマセン (2009.07)
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 南の島のラブソング 
[ANIMATION]
2015:アメリカ作品/2015.07日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:ジェームズ・フォード・マーフィー
「インサイド・ヘッド」と同時上映の短編アニメーションです

STORYは…
ハワイの美しい海
ひとりぼっちの火山が何百万年にもわたる壮大かつロマンチックなミュージカル・ラブストーリー

同時上映があるとは知らなかったので、何が始まった?という感じでした
同時上映「インサイド・ヘッド」
ちなみに公開28日目の第1回(11:15)、117席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN4)
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ミニオンズ        は、別ページとなります



 身代金/RANSOM 
[CLAIM & SUSPENSE]
1996:アメリカ作品/1997.02日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ロン・ハワード
CAST-1:メル・ギブソンレネ・ルッソブラウリー・ノルティゲイリー・シニーズデルロイ・リンド
     リリ・テイラー
CAST-2:リーヴ・シュレイバードニー・ウォルバーグエヴァン・ハンドラーナンシー・ティコティン
     マイケル・ガストンポール・ギルフォイルホセ・ズーニガダン・ヘダヤ/他
かなり無茶な設定のサスペンス映画、誘拐された子供の父親が宣戦布告!身代金が賞金と化す…次々に打って出る強攻策と要求、たじろぐ犯人… そんなバカなの展開なのだが…ケッコウ面白い

STORYは…
チャーター専門の航空会社・社長トム・ミューレン、中古小型機からスタート、10年で全米5指に入るまでに成長、やり手、目的のためには手段を選ばない。唯一の安らぎ…家族で過ごす休日、妻ケイト、9歳の息子ショーン。突然の事件…ショーンが姿を消した。電子メール「48時間以内に200万ドルを用意しろ、NY市警にもFBIにも連絡するな…&身柄を拘束されたショーンの姿」、200万ドルは用意可能、早急に解決するため要求に従うつもりのトム、FBIに事件を委ねるよう訴えるケイト…必死の懇願に折れるトム。マニュアル通りに動くFBI…現金引渡しに囮を!拒否するトム。犯人側の緻密な計画…携帯電話に入る指示。移動、着替え、身代金の詰替え、指定される時間…駆け抜けるトムを見失うFBI。とある街、身代金と引換えにショーンの居場所のアドレスを…待っていた男。アドレスは?FBIのヘリコプター、銃声、射殺された男、FBIの失態、トムの疑問、射殺された男の不審な様子、アドレスを要求したときの顔…何も知らない?犯人に取引の意思が無い?…犯人からの再接触、ショーンの生存確認。希望…FBIを振り切る。携帯電話の犯人に宣戦布告「計画変更だ。TVの5チャンネルを見ていろ!」…TV局、特別番組、200万ドルの札束を前に「…お前の要求した200万ドルがある。だが、この金は1ドルたりともお前に渡さない…この金はお前を捕まえた人間への賞金…毎週全世界の新聞に全面広告を掲載…お前の存在を世間に忘れさせない、今この瞬間から、お前は世界中を敵に回す。息子を解放しろ、彼が戻らない限り、一生200万ドルに追われることになるぞ」…誘拐犯人を脅迫する前代未聞の行動。賛美両論、自分の行動こそ唯一の解決作と信じるトム。次々寄せられる情報、慌てる犯人、ケイトに接触、賞金を撤回しなければショーンを殺す…、犯人側の行動に対し、トムは賞金を400万ドルへと吊り上げていく…


おいおい、いくらなんでも設定が凄過ぎないか…こんなヤツは映画の世界にしか…って、映画でも無茶苦茶か?それでも、まあ前半はいいけど、途中でネタばれしちゃうし、後半息切れ状態です。が、ツマラナイワケでもなし…
(渋東シネタワー1:渋谷)
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ミュータント・タートルズ        は、別ページとなります



 未来世紀ブラジル 
[SF]
1985:イギリス作品/1986.10日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:テリー・ギリアム
CAST-1:ジョナサン・プライスロバート・デ・ニーロキム・グライスト
CAST-2:マイケル・ペイリンイアン・ホルムピーター・ヴォーンイアン・リチャードソン
     チャールズ・マッケオンボブ・ホスキンス
CAST-3:キャサリン・ヘルモンドバーバラ・ヒックスキャスリン・ポグソンジム・ブロードベント
CAST-4:ロジャー・アシュトン=グリフィスジャック・パーヴィス/他
監督テリー・ギリアム!!!空飛ぶモンティ・パイソンだ!SF映画でどんな毒を見せてくれるのか…楽しみにして映画館へ、テーマ曲「ブラジル」をバックに…テリー・ギリアムにしか撮れないであろう怪奇なSF映画に満足、私の中のTOP10は確実、同調してくれる人はいる?

STORYは…
■近未来のある国、プライバシーは全て政府コンピュータが管理…人々を支配する情報省、反体制派はテロ行為、爆弾騒ぎは日常茶飯事 ■X'mas、情報省の一画で小さなアクシデント、仕事場に迷い込んだハエ…叩き潰す役人、コンピュータの中に落下、打出し中の「TUTTLE」名が「BUTTLE」に…全ての発端 ■ダウンタウン、靴職人バトルの家、突入する情報剥奪局、バトルを逮捕、罪状に…身に覚えのないバトル、件のミス…テロリストの鉛管工タトルとの取違え…知る由もなし、戸惑うバトル夫人に尋問費用の請求書を手渡し去っていく ■上階…一部始終を見ていたトラック運転手の若い娘ジル、天井修理に来ていたセントラル・サービスの男から…誤認逮捕!?と ■“真実は自由をもたらす!情報省は自由の味方”…のメッセージを掲げる情報省、記録局、古い映画に興じサボル役人達、ただ1人…部長のカーツマンが片腕と頼む有能な男サム・ローリー、本当は単調な仕事にウンザリ ■X'masの朝、羽根を持ったナイトとなり大空を自由に飛びかう夢を見るサム、彼を呼ぷ声…薄いベールに包み込まれた天使のように美しい娘、彼女を助けようと飛んでいくサム、電話のベルで目覚め、トラプルに弱り切ったカーツマンから ■出勤したサム、局の玄関、夢で会った女がいたような気が…?窓口…誤認逮捕の申請に来たジル、お役所仕事でタライ回し、怒ったジル…監視用ロボットを叩き壊して出て行く ■トラプルは件のアクシデントに起因するもの、手早くキー・ボードを叩き問題を解決するサム、情報剥奪局への栄転を知らせるカーツマン、サムの母アイダが手を回したものと認識、アイダの亡くなった夫…情報省次官ヘルプマンの旧友、転勤する気のないサム…母へ断わりに向かう ■美容整形中のアイダ…サムの友人ジャックは剥奪局でエリート・コース!サムならそれ以上の昇進ができる!と取り合わず、なおも母を説得すべく高級レストランへ同行、同席したアイダの友人・テレン夫人(若返りの併発症で顔面を包帯巻き)&娘シャーリー、2人の婦人は別々の医師にかかる…ライバル?いい年して歯に矯正ブリッジをしたシャーリー…「塩?コショウ?」しか言えない状態、どうも夫人達はシャーリーとサムを結婚させようとしているらしい、配られるメニュー、ステーキを注文するサム、番号注文しか受け付けないウェイター、運ばれてきた食事…全て同じ丸い形…色違い、突然…レストラン内で爆発、でも…素知らぬ顔で食事は続く ■再び同じ夢を見るサム、あの娘の所へ飛んでいく…突如地中からビルが噴出、娘を取り囲む…目覚め、暖房装置の故障!セントラル・サービスに電話…人員不足を繰返すテープ、電話を傍受…どこからともなく現れた鉛管工タトル、当局がテロリストとして追う人物、気の良いおじさん、修理に着手…本当に悪人?、突如セントラル・サービスから修理工2人が到着、咄嗟に「27-Bの書類を持っているか」尋ねるサム、青くなって帰る2人、修理完了、ビルに渡したロープを伝い…闇の中へ消えていくタトル ■まだ続いていたトラプル…バトルの尋問費用を取り過ぎ!と…バトル夫人に小切手を届けに行く破目になるサム ■荒廃したバトル家の有様、驚くサム、更に衝撃…見かけた女性ジル・トレイン…夢の中の女性!トラックで走り去るジル ■夢の女の名前を知ったサム…コンピュータで検索、情報剥奪局の機密扱い?剥奪局への栄転を密かに握り潰していたカーツマン ■帰宅途中、居眠り、夢の続き…ビルの間、娘を探すサムの前に這い出てくる不気味な仮面の顔・顔・顔(バトル夫人の顔も) ■帰宅、部屋には例の修理工2人、正式書類持参、プライドを傷付けられた復讐!無茶苦茶に壊された部屋、退却、ワイヤーやダクトが散乱する中で眠るサム…彼の前に立ち塞がる鎧武者、戦闘、漸く倒した武者の顔…サム自身! ■歌うメッセージ・ガールの訪問…アイダの手術成功を祝うパーティー、母の家へ向かうサム、ジルのことを知るため…剥奪局への転勤をヘルプマンに頼むサム…


♪心はずむ六月を過こし
♪琥珀色の月の下
♪ふたりで「いつかきっと」と
♪ささやいたプラジル
♪ぼくたちはここでキスし からみあった
♪でもそれは一晩のこと
♪朝がくると
♪君は何マイルも離れ
♪ぽくに言いたいことが山ほどいっぱい
♪今、空は暮れなずみ
♪ふたりの愛のときめきが甦る
♪たしかなことは一つだけ
♪…戻るよ、ぼくは想い出のブラジルに…


監督がテリー・ギリアム!空飛ぶモンティ・パイソンだ!しかもSF映画でどんな毒を見せてくれるのか…楽しみにして映画館へ
軽快なテーマ曲「ブラジル(1939年のサンバ調の曲)」をバックに…テリー・ギリアムにしか撮れないであろう怪奇にして非常に危険な内容のSF映画に満足しました、少々チャチイところもありました、意味不明なシーンもありました、それでも「空飛ぶモンティ・パイソン」ファンとしては、そこがまた良いわけです…な〜んちゃって!(広川太一郎・風で)、多分ネタが古過ぎて理解できないでしょうが
内容的には、個人情報を全てコンピュータ管理した未来社会、情報省のお役人の世界、1人の真面目かつ有能な青年、単調な仕事、彼は…空飛ぶ騎士となった青年…囚われの美しき女性を助ける夢を見る…彼女に恋、他人の起こしたアクシデントが彼に多大な影響、トラブル処理に向かった先、夢の女性!現実世界でも彼女が抱えた問題を解決すべく…という展開、奇々怪々な世界と人物、夢と現実の狭間を行き来するSF映画です、賛否両論はあると思いますが…私が見た映画の中のBEST10入りと思っています
当時の上司から「最近何か面白い映画やってないか?」と問われ…その課長であれば大丈夫と思い「未来世紀ブラジル」を紹介しておきました、数日後に「面白かった!」の声、アレコレと会話が弾みました、受けてて良かった…   (2008.02)
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 ミラクル・ニール!/ABSOLUTELY ANYTHING 
[SF & COMEDY]
2015:イギリス作品/2016.04:日本公開(シンカ)
監督:テリー・ジョーンズ
出演:サイモン・ペッグロビン・ウィリアムズケイト・ベッキンセールサンジーヴ・バスカー
ロブ・リグル
テリー・ジョーンズジョン・クリーズテリー・ギリアムエリック・アイドルマイケル・ペイリン/他
数年に一度のペースで「シネクイント」にやってくるイギリス製のコメディ映画
今回も楽しみにしております
そうそう、モンティ・パイソンの面々が出てるんですね!

STORYは…
遥か銀河の彼方、人類の打ち上げた探査機が宇宙人と遭遇
彼らはすぐさま地球を下等惑星と判断、即時破壊が検討される
だが銀河にも法律がある…地球人に一度だけチャンスを与えなければならない、方法は簡単…
無作為に選ばれた人物に全知全能のパワーを与え、その知性と判断力を観察するのだ
運命のルーレットが回る、ようやくその人物が決定、早速パワーを授ける青白い光が一直線に発射される
その光が今まさに右手に降り注いでいるのをニースは知らない、愛犬デニスと暮らす学校教師
秀でた才能があるでなし、善人でも悪人というわけでもなし
ちなみに叶わぬ恋と知りながら、階下に住むキャサリンに想いを寄せている
今朝も何も変わらぬ日常が始まる、校長は小言ばかり、クラスは荒れ放題
ニールは同僚レイに「宇宙人に俺のクラスを破壊してほしい」と言いながら右手をシュシュと振ってしまう
次の瞬間、閃光が学校を貫く、ニールのクラスは破壊され、生徒は全員死亡
彼は異変に気付く、決定的だったのは愛犬デニスのウンチに「消えろ」と命じると自ら歩いてトイレに流れていた
思わず青ざめるニール、大変だ!大惨事は自分のせい
さっそく「死人よ生き返れ」と手を振ってしまう、あらゆる死人が蘇り、街はゾンビのカーニバル
全知全能って難しい、言葉を慎重に選んで願わなければ、正しく望みが叶わないのだ
それから彼の奮闘が始まる
自分をムキムキボディにしたり、女教師に同僚レイのことを崇拝させたり…
そんな中、ニールはふとキャサリンのことを思い出す…「俺のことを好きになれ」
すると次の瞬間にチャイムが鳴って2人は甘い一夜を過ごす
でも実はこの時だけ、ミラクル・パワーはたまたまメインテナンス中、彼女は自らの意志で来ていたのだった
翌日から事態はさらに紛糾、愛犬デニスに喋る能力と思考力を与えたことで
知らなきゃよかった頭の中が筒抜けとなる
続いてキャサリンのサイコな元カレ、グラント大佐がアメリカからやってきて彼女を執拗に追い回す
さらに女教師によるレイへの信仰は今や一大宗教まで発展しようとしていた…


明らかに低予算映画ながら、爆笑の無茶苦茶なストーリーである、下品・お下劣なのも良い
もっと宇宙人達(パイソンズ)が絡んでくれると嬉しかったのだが…
多分足りなかったのは、マトリックスのセンチネルじゃなくて
デス・スター級の地球攻撃兵器じゃなかっただろうか、笑えたろうに…
しかし故・ロビン・ウィリアムズの声の出演に驚きである
モンティ・パイソン組もTV版のような吹き替えがあったなら…なお良しである
あっ、だめかこっちもエリック・アイドル担当の広川太一郎が死んじゃってるんだった…
ちょっと物足りない感がある
ちなみにパンフは10ページで720円、これも物足りない
公開初日の第1回(10:30)、227席の映画館で3〜4割程度の入り(シネクイント(渋谷))
2011.09format



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