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 マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙/The IRON LADY 
[HUMAN DRAMA]
2012 アカデミー賞[主演女優賞:メリル・ストリープ]
2012 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ドラマ部門):メリル・ストリープ] 
2011:イギリス作品/2012.03日本公開(GAGA)
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープジム・ブロードベントオリヴィア・コールマン
アレクサンドラ・ローチハリー・ロイドイアン・グレン
ニコラス・ファレルリチャード・E・グラントアンソニー・ヘッド
フィービー・ウォーラー=ブリッジアンガス・ライト/他
どうした?春休みシーズンだというのに全く観たい映画がない!エアポケット状態に入っていた3月後半!
出かけついで、いきあたりばったりで、時間が嵌った映画を観よう!という博打状態
ということで「マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙」…まあまあの線かな!
公開3週目だし、ガラガラを予想していたら、悪天候だったせいか、それなりの入りに驚いたしだい点

STORYは…(全部書いてるので注意!!!)
夫デニスは他界、双子の子供達は独立、一人静かに晩年を送るマーガレット・サッチャー(86歳)
夫の遺品を整理する決心がつかず、先送りにして8年
夫は今もマーガレットの(認知症の中の)幻想の中に存在…彼はいつもそばにいる
自叙伝へのサインをしながら…ふと過去を振り返る

マーガレット・ロバーツ、食料品店を営むアルフレッド・ロバーツの娘、父は市議&市長…その演説を見て育つ
高い政治思想、オックスフォード大学を卒業、政治家を目指すマーガレット
下院議員選挙に立候補するも落選、落胆するマーガレットを励ます青年デニス・サッチャー、突然のプロポーズ!
「料理や育児や掃除だけじゃなく、人生にはもっと大切なことがある… 私は食器を洗って一生を送りたくない」
デニスに好意を持つも…専業主婦にはならないことを告げるマーガレット
「だから君と結婚したいんだよ」と微笑むデニス
まずは男の子と女の子の双子に恵まれ、幸せな家庭を築くマーガレット
政治家としても、ついに下院議員に当選を果たす、国会議事堂に向かうマーガレットを泣いて追いかける子供達
国会議事堂内は完全なる男社会、差別と蔑む目(食料品店)
トレードマークの青いスーツと帽子…戦闘服?
決して負けないマーガレット、ついに教育科学相として国会答弁の場に立つ!
ヒース内閣が総選挙で破れたとき…マーガレットは決心する!保守党党首選の出馬を決意
驚く夫デニス&娘キャロル、複雑な思い
「私はたぶん当選しない…でも立候補することで党に揺さぶりをかけたい!」
そう決意したマーガレットを本気でバックアップするエアリー・ニープ議員達
帽子を外し髪型の変えてのイメージチェンジ、甲高い声を発声練習で落ち着いた威厳のあるものへ!
成果は実を結び…党首に当選
1979年には保守党を率いて総選挙で勝利へ導き…ついに英国史上初の女性首相が誕生する!
だが彼女を待ち受けていたのは…容易い道ではなかった1934年以来の高い失業率と不況に続発するスト!
反感を買いながらも支出削減政策を推進、ストライキ活動の即刻停止を命じる
(断固とした反共産主義に…ソ連が「鉄の女」と命名)
一方でIRA(アイルランド独立闘争)がテロ攻撃を仕掛けてくる…政情不安、有能な支援者を失う…
そんなとき英国領フォークランド諸島にアルゼンチンが侵攻!
国内外の慎重派を押し切って英国軍を出動させる
戦死者の家族に直筆の手紙を書くマーガレット、母でもある彼女、子供を失った親の気持ちを理解…
ついに英国軍が勝利を収め…豪腕ゆえ?嫌われ者だったマーガレットはカリスマ的リーダとして人気を博す
(が、IRAの標的となって爆弾テロには遭遇…無事)
軌道に乗る経済の立て直し!3度の総選挙に勝利する
ところが…いつまでも順風満帆な状況が続くわけではなかった
恐いものなしで提案した「人頭税」が国民の怒りと党の分裂を招く…彼女の理解者ジェフリー・ハウ副首相が辞任
まだまだ続投する気であったマーガレットに…「あなたは勝てない」と告げる大臣達
ただ世界を良くしたかった〈鉄の女〉にも…引き時がやってきたのだ


マーガレット・サッチャーという特異で魅力あるキャラクターを映画化
前年の「英国王のスピーチ」の2匹目のどじょう狙いで映画を作製したのでしょうが…
史実の切り張りに終始、ベタベタと!ただただメリル・ストリープに頼り切った映画でした
で、この作品で第84回アカデミー賞の「主演女優賞」ですか…力入ってたのは理解できますが…
申し訳ないが他の映画で頑張られた方に渡されるべきだったでしょうね
それから前述のとおり編集が上手くないし、実映像が粗くて…見せ方を工夫すべきであったな
主題は「マーガレット・サッチャー英国首相伝」なのか?「夫デニスとの回顧」なのか?どっちつかず…
ストーリー的にも、もっと膨らませるとこもあっただろうに…レーガンとダンスなんかは失笑だな!
まあいろいろと不満あり!映画自体は…それほど面白いもんでもなく?
「2匹目のどじょう」はいなかったということで…
メリル・ストリープのメリル・ストリープによるメリル・ストリープのための映画ってかな?

実は…最初から期待してなかったので
TOHOシネマズのポイントを使って、タダで見ようと思って窓口に並んだんだけど
「ポイント1点足りません」と…あああああっ失策!であった!
公開16日目の第3回(16:00)、646席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズSCREEN 7)、嵐の中…みんな避難してきたかな?
2011.09format



 マーキュリー・ライジング/MERCURY RISING 
[ACTION]
1999 ゴールデンラズベリー賞[最低主演男優賞]:ブルース・ウィリス
1998:アメリカ作品/1998.10日本公開(UIP)
監督:ハロルド・ベッカー
CAST-1:ブルース・ウィリスアレックス・ボールドウィンマイコ・ヒューズチー・マクブライト
     キム・ディケンズ
CAST-2:ロバート・スタントンボッジ・パイン・エルフマンキャリー・プレストンカムリン・マンハイム
CAST-3:ピーター・ストーメアジャック・コンレイジェームズ・マクドナルド/他
解けない(解読できない)ことを実証するため、国家安全保障局(NSA)が実体を隠し一般誌に掲載したパズル…解いてしまった少年、彼を殺そうとする男、理不尽な行動から少年守る男…という映画です

STORYは…
FBIの囮捜査官、任務失敗の全責任を取らされ配属替え、死ななくてもよい少年を目の前で殺され…落胆、一方、精神に問題を抱える少年、地図とパズルが好き、絶対解かれるはずのない(NSA)自信の暗号が少年に解かれた…、驚愕のNSA…全世界のスパイ活動を保護するコードなのに、命を狙われる少年、両親は死、捜査を行う主人公、隠れていた少年を保護、病院、魔の手、脱出、心を開かない少年との逃亡生活、追跡、逃亡、目を離せない少年、少ないながらも協力者、少年を守り続けながらNSAとの全面対決へ…


ブルース・ウィリスが出ているからって「ダイハード」を期待してはいけません。この人、まあいろんな役をやりますから…、この映画で意表をついたのはアレックス・ボールドウィンの敵役、何か変な面白さが…しかし、太ったな、役作りか?子役のマイコ・ヒューズは何かすごいものがあるが…将来は? ちなみにストーリーは読めまくり、内容なんて上の2行も読めば、分かっちゃうでしょう、それでも、そこそこ面白かったのはなぜでしょうか
(新宿ミラノ座)
-1999format



 マーシェンカ/MASCHENKA 
[HUMAN DRAMA]
1987:イギリス・フランス・西ドイツ作品/1987.12日本公開(俳優座シネマテン)
監督:ジョン・ゴールドシュミット
CAST-1:イリーナ・ブルックケイリー・エルウィズ
CAST-2:ズニー・メレスジョナサン・コイフレディ・ジョーンズジャン=クロード・ブリアリ
     リヒャルト・トーマス・ファイナーレナ・シュトルツェエーファ・リザ
CAST-3:マイケル・ガフ/他
一生懸命に記憶を辿ってはみたものの…なんで見たのか?不明、どんな内容だったか…パンフを読み返すまで不明、読み返してなんとなく記憶に引っ掛かりはあるものの、やっぱり何でみたのだろうか?

STORYは…
■1924年、ベルリン、小さくて古いペンション〈ドルン〉に住むロシア移民の若者ガーニン…ロシア上流階級(特権階級)の家庭の出、自由主義者であった政治家の父が革命により射殺…この地へ辿り着く ■過去の記憶と郷愁に悩まされながら…南へ旅し、フランスに住むことに思いを馳せるガーニン、それには…ベルリンでの孤独で退屈な日々を過ごすうちに関係を結んだリリーという名のドイツ娘の存在、彼女と手を切ることに対し面倒で臆病、それはガーニンに限ったことではなく…ペンションの住人達を縛っている呪文 ◇新妻の到着を待ち焦れている数学者のアルフョーロフ ◇夢想の中に生きがいを求め、衰弱してゆく肉体を横たえているロシア人の詩人ポドチャーギン ◇夢に生き…その世界から抜け出せずにいる若い娘クララ ◇次の仕事が決まるまでの間を冗談のごとくに暮らしているホモのバレー・ダンサーのカップル…コリンとアレック ◇こんな面々がペンションを去る決心もつけられぬままに集まっている、あたかも暗い部屋でのみ…彼らの記憶を育み&追憶の世界に“生きている”という確かな感覚を得ることができるとでもいうように… ■ガーニンにとってこれら全てが変わる日…、アルフョーロフが見せた到着を待つ妻の写真、その女性こそガーニンの初恋の人!で…人生唯一の恋人“マーシェンカ”、2人で過ごしたロシアでの夏の日々を思い出すガーニン、初めてのくちづけ、初めての愛の感動、高なる鼓動、秘密の逢い引き、つかの間の優しさ、彼の心を一杯に満たした心の昂まり…、マーシェンカの来訪が人生に新たな光を与えてくれるに違いないと信じる…ガーニン、無気力な今の生活から脱するためにも…ロシアから来るマーシェンカをアルフョーロフから奪い&共に別の地へ旅立とうと決意!まずはリリーとの関係を清算、出国手続きに頭を悩ませるポドチャーギンを助けながら…マーシェンカを連れて逃げる準備をするガーニン…


冒頭文を再掲しますが…一生懸命に記憶を辿ってはみたものの…なんで見たのか?不明、どんな内容だったか…パンフを読み返すまで不明、読み返してなんとなく記憶に引っ掛かりはあるものの、やっぱり何でみたのだろうか?不明、面白かったかも…不明です (2008.12)
-1999format



 マーシャル・ロー/MARTIAL LAW/THE SIEGE 
[ACTION]
1999 ゴールデンラズベリー賞[最低主演男優賞]:ブルース・ウィリス
1998:アメリカ作品/2000.04日本公開(20世紀フォックス映画会社)
監督:エドワード・ズウィック
CAST-1:デンゼル・ワシントンアネット・ベニングブルース・ウィリス
CAST-2:トニー・シャルホウブサミ・ボージラランス・レディック/他
マーシャル・ロー=戒厳令、テロリズムに対するFBI、CIA、軍、3者の対応、軍国主義の恐さを描くアクション映画

STORYは…
砂漠を疾走する1台の自動車、待伏せ、拉致された首長(シーク)… ニューヨーク、バスジャック、ペンキ爆弾…要求無し、反抗声明無し、人騒がせ…誰が、何の目的で? アンソニー・ハバード、FBIテロリズム対策本部長、パートナーはアラブ系アメリカ人のフランク… ブルックリンで再度のバスジャック、説得を試みるハバード…子供を助けた後の大爆発、多くの犠牲者。証拠収集の作業場に潜り込んでいたCIA局員エリース、何者?謎だらけの女性、CIAがどこまでテロ事件の調査に関係?追出し。捜査、テロリストのアジトを急襲するFBI、有力容疑者として逮捕されるアラブ人サミール…?何故アジトにエリースがいるのか?彼女がアラブ系アメリカ人社会に重要な情報源を持ち、秘密諜報活動をしていることを察知するハバード、共同戦線を…、エリースは情報源サミールの釈放要求。次の標的、テロリズム対策本部の入居するビル、多くの仲間を失ったハバード。そして小学校も…不安に陥る市民。検討される戒厳令(マーシャル・ロー)、軍部でも激しい議論、ダブロー将軍も軍の介入の危険性を主張…、大統領の決断、戒厳令の発令、軍人として引き受けた以上、絶対的な服従と目的遂行への協力を全市民に求める。出動する軍隊、空にはヘリコプター、地上には戦車、アラブ系住民の強制収容、弾圧に対するデモ…、それぞれの人間に課せられた責任、果たして事態収拾はなるか…


良い!気にはなっていた映画だが、期待以上であった。戒厳令が発令されると何が起きるのか、国、国民を守るそれぞれの立場、任務、論理、思惑…、民族と宗教、国民と国家の関係、他国に対する行き過ぎた内政干渉がもたらすもの…、テロリズムの恐怖、自国の軍隊が自国民に銃を向けること(他国であろうと…)の恐怖。背筋がゾーっとしてしまった…
原題:THE SIEGE…包囲の意
(新宿東急)
2000-2009format



 マーズ・アタック!/MARS ATTACKS! 
[SF&COMEDY]
1996:アメリカ作品/1997.03日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ティム・バートン
CAST-1:ジャック・ニコルソングレン・クローズアネット・ベニングピアース・ブロスナン
     ダニー・デヴィートマーティン・ショートサラ・ジェシカ・パーカー
     マイケル・J・フォックスロッド・スタイガー
CAST-2:トム・ジョーンズルーカス・ハースナタリー・ポートマンジム・ブラウンリサ・マリー
     シルヴィア・シドニーパム・グリアーバーベット・シュローダーポール・ウィンフィールド
CAST-3:ジョー・ドン・ベイカージャック・ブラックイエジー・スコリモフスキ/他
SF&ドタバタ・コメディ、まずは火星からボコボコと湧き出る円盤で大笑い、私利私欲に走る人々、とんでもな姿の火星人!豪華な出演者達を惜しげも無く○○まくる、デタラメさ加減が笑える… だけど…もしかして、それだけか?

STORYは…
火星からボコボコと涌き出る円盤群、地球を覆い尽くす程の数…火星からの訪問者を歓迎するか否か、注目を浴びるアメリカ大統領ジェームズ・デイル…科学者ケスラー教授、報道官ロス、タカ派のデッカー将軍、ハト派のケイシー将軍との協議の日々。ホワイトハウスの改装にしか興味の無いファースト・レディのデイル夫人、何事にも無関心の娘タフィー。ラスベガス…火星人来訪で大金を稼ごうとする不動産王アート・ランド、アル中の妻バーバラは火星人を救世主と思い込み、コンタクトを試みる。カジノ…家族との連絡に四苦八苦の元プロボクサーのバイロン、大騒動の中でも勝負中のギャンブラー、ショーを続けるトム・ジョーンズ。トレーラー・ハウスで平穏な生活を営むノリス一家…兵隊に志願する長男、我関せずの次男、ちょっとボケたおばあちゃん。リポーターのナタリー・ウエスト、ボーイフレンドでGNNの記者ジェイソン・ストーン…スクープをものにすべく躍起。火星人の降り立つ地アリゾナに大集合。人々の思惑にはお構いなし、傍若無人の火星人…バカデカ露出脳みそ&ギョロ目、オモチャのような光線銃、そして謎の火星美人…いったいどうなる?

もう何でもあり、笑うしかない!?出演者は豪華ですが、余りに簡単に○○○○○○○○○…良いんでしょうか?贅沢な使い方だ!
ストーリーのバカバカしさもここまでくれば…許します
(新宿ピカデリー1)
-1999format



 マイ・インターン/THE INTERN 
[COMEDY]
2015:アメリカ作品/2015.10:日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロアン・ハサウェイ
レネ・ルッソアンダーズ・ホームジョジョ・クシュナーリンダ・ラヴィン
クリスティーナ・シェラーアダム・ディヴァインアンドリュー・ラネルズジェイソン・オーリー
ザック・パールマン/他
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロによるコメディ映画
楽しみにしておりました…
本当は公開初日に行きたかったんだけど、子供達とラーメン食べに行く約束しちゃったから…1日遅れです

STORYは…
N.Y.のオシャレなオフィスの中を颯爽と自転車で駆け抜けるジュールズ
ファッション・サイトの社長として多忙な日々を送る彼女、時間を無駄にすることが大嫌い
1年半前に自ら立ち上げた会社は急成長、今では220人のスタッフを抱えている
そんな彼女の部下に…
会社の福祉事業としてシニア・インターンが雇われるトラッドなスーツにネクタイを締めた70歳の新人のベン
若いスタッフの中で明らかに浮いている様子も…直ぐに人の心を開く才能を発揮
しかし40歳年上の部下など迷惑(あざとい)だと考えるジュールズ
ボスから無視され続けたベンに最初に与えられた仕事…彼女が醤油をこぼしたジャケットの回収…
指定されたフォトスタジオでジュールズと重役のキャメロンの会話を聞いてしまうベン
ジュールズは大学で経営学を学んだわけでもない…限界?
キャメロンもジュールズの過密スケジュールと深夜まで働くスタッフを心配、このままでは会社を維持できない?
2人は株主を納得させるためにもベテランのCEOをヘッドハンティングすることを考えていた
次々と手柄を立てていくベン、社内のマッサージ師フィオナのマッサージ・サービス、ビビビッと来たベン
教えられた電話番号に即電話、デートの誘いが…葬式につき合わせることに
ジュールズの専属運転手が酒を飲んでいるのを目撃したベン、交代を申し出る
ある時、運転手を務めるベン、車中でのジュールズの奮闘に目を見張る
仕事の電話とメールを同時進行でこなしながら、母親からの無駄話の電話にキレながら付き合う
その合間に実は…何かと気を遣うベンに自身の全てを見透かされそうな気がしたジュールズ
キャメロンにベンを違う部署に回して欲しいとメール
翌朝、ジュールズを迎えに行ったベン
娘のペイジと夫のマットと直ぐに打ち解ける、専業主夫のマットを褒めたたえるベン
ジュールズは前世紀の遺物だと思っていたベンの柔軟さに驚く、運転一つも最善を尽くす姿勢
思いやりに溢れた言葉にすっかり彼を見直す
ベンと夜食を共にしたジュールズ、電話帳製作会社に40年も勤めたベンの誠実な人となりを知る
顧客の購入パターンと広告効果をまとめるなど、堅実な働きぶりを発揮するベン
しかしジュールズの激務は変わらず、夫婦の擦れ違いも深刻に…
いつものように朝のお出迎え
マットが不調、1人娘ペイジの友達のお誕生日パーティー!行けない?
付き添い役を買って出るベン、ペイジの様子も変、帰り道
ベンは見知らぬ女性とキスしているマットを目撃
ついに大物CEO候補との面会が決まりベンを伴ってサンフランシスコへと旅立つジュールズ
果たしてジュールズは、会社と家庭の危機を救えるのか?


多分混むんだろうなと思っていたら、案の定…ネット予約ページはだいぶ埋まってましたね
こういう時には1人の身軽さ、ベストポジションにポッカリと空いた空席をゲット
「プラダを着た悪魔」の逆ヴァージョンとでも言いましょうか?
限界一杯働くカリスマ社長を助けるのは、人生経験豊かな70歳のインターン生
この70歳はただの70歳ではない、ちゃんと勃○するし…恋もする
痒い所に手が届きまくり、若い社長は公私共々に頼りに…
育メン旦那も最後は…反省して
メデタシメデタシ
しかし、こんな上司がいれば会社生活も楽しいだろうな…なんてね
ところで、原題は「THE INTERN」、邦題は何故に「マイ・インターン」なのだろうか?
まんまで良かったのではないだろうか?まあいいか…
何はともあれ、面白かったのでとりあえずニコちゃんマークにしておきました!
公開2日目の第1回(10:00)、292席の映画館で満員(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN8)
2011.09format



 マイウェイ/12,000キロの真実 
[ DRAMA ]
2012:韓国作品/2012.01日本公開(CJ Entertainment Japan/東映)
監督:カン・ジェギュ
出演:オダギリジョーチャン・ドンゴン
夏八木勲鶴見辰吾山本太郎佐野史郎浜田学ファン・ビンビンキム・イングォンイ・ヨニ/他
映画の予告CMだとか、チラシだとかをサラッと観てて…ストーリーとしては良さそうだと思い観ることとしました…
しかし第二次世界大戦時の朝鮮半島からスタートするお話ゆえ、ある程度は覚悟が必要だな!
欧米列強の植民地支配に抵抗せんがためという大義名分のもとに狂ってしまった…あの時代
翻弄されるように日本軍・ソ連軍・ドイツ軍の軍服を着て転戦…ノルマンディーで連合軍の捕虜となった1人の東洋人
そんな人物がいたこと…それを元に作られたストーリーです

STORYは…
日本に併合された朝鮮半島は京城
両親と共に憲兵隊司令官である祖父のもとに引っ越してきた11歳の少年・長谷川辰雄
使用人の朝鮮人一家の少年キム・ジュンシクとの出会い、対照的な境遇、走ることが好きという共通点
2人は陸上大会でトップを争うライバルとして成長だが…
2人の戦いは日本対朝鮮という国同士の戦いの様相、次第に対立、憎しみ合う関係
1938年、次期開催の東京オリンピックのマラソン代表選手選考会(最終的には中止になるけど)
1位でゴールするジュンシク…失格判定!暴動発生!
ジュンシクたち朝鮮人青年達…日本軍に強制徴用!走る事をやめた辰雄
モンゴル国境地帯、ノモンハンの戦場、過酷な戦闘の日々
ジュンシクの部隊に現れた新たな守備隊長(大佐)…辰雄!冷徹な軍人に変貌
お国のため!名誉ある死を求める辰雄、いまだオリンピックに出る夢…連兵場を走るジュンシクが目障り!
(捕らえられる中国人女性スナイパー)
ソ連軍への特攻隊に任命、激しく反対するジュンシク、当然作戦決行!逃亡を図るジュンシク達
ソ連軍の奇襲に遭遇、仲間を逃がし、連兵場に駆け戻るジュンシク…奇襲の報!
戦車VS歩兵の接近戦、累々と積み上がる死体、圧倒的な敗退
ソ連軍の捕虜として軍用列車で運ばれる辰雄とジュンシクを含む日本兵達
険しい大山脈に位置する捕虜収容所、国籍も人種も関係なし
(いつのまにやら逃げたはずの朝鮮人が、ロシア名で収容所内の責任者…失笑ポイント)
未だ上官の権威をかざす辰雄…役に立たず!プライドずたずた、自身の存在価値を見失う辰雄
収容所内のトラブル、銃殺寸前の辰雄とジュンシク
ドイツ軍のソ連侵攻の報、急遽ソ連軍兵として戦うことを強要される捕虜達、歯向かうものは即 銃殺
ソ連軍の軍服に袖を通す屈辱か?誇りの死か?究極の選択…生きる道を選んだ辰雄、さげすみの目
ろくな武器も無いまま最前線、降り注ぐ銃弾、初めて「生きる」ことを実感した辰雄
後退を許さない!後方からも銃を乱射するソ連軍将校…かつての自分の姿
全滅?広場を埋め尽くす死体の山、奇跡的に生き残ったジュンシクと深手を負った辰雄
ドイツ兵の軍服を剥ぎ取り羽織るジュンシク…ドイツへの亡命を選択、辰雄をかばいながら山越え
無人の村、薬を探すジュンシク、ドイツ兵との遭遇、連行、かたや気を失う辰雄、離れ離れになる2人…


うーん、どうだろう、重たい2時間半であり、振り返ればあっという間の2時間半!
戦争という異常事態の中で変貌・豹変する人間の姿・狂気、生きることへの執着、突然現れる殺意そして良心
たった1人では12,000キロの旅はできなかったであろう…
時に対立する立場、時に手を取り合う仲の2人(日本人&朝鮮人)の物語となっている
しかしな〜、3ヶ国を渡り歩いたんだけど、なんか12,000キロが軽く感じられる!
日韓俳優陣熱演してるのに何故だろう?ラストもそう悪くないのに(韓国サイドからならそうしたいだろう…)
主軸であるマラソンが本当っぽくないせいかな?いや…そんな簡単なことではないな
ソ連、ドイツと離れ…距離と空間が広がるに従い&多くの人が命を失い…人間関係の密度が希薄になっていく!
それに伴いドラマ部分が上っ面で滑っていく感じがする(偶然の再会シーンは失笑もの)
(別れたばかりの仲間が、ソ連の捕虜収容所では権力者…失笑)
なんか勿体ないな…と思うな
ドイツあたりで、何かストーリーが作れれば、または重鎮的役者さんがキャスティングされてるとか…
何か手はあっただろうな

それから覚悟はしてましたが、ヤッパリ日本軍の描かれよう、いたしかたない…かな
映画を貫く戦時の狂気ですし…それはソ連もドイツも同様
“韓国映画の中の日本人”として責任を感じたというオダギリジョー
日本人の感性としておかしい所は直させてもらったと…、そうだね、それはしてもらわねば
日本が悪くて、韓国が偉いって訳じゃないから…(比較が変だがそんな感じ)

まあ、「濃」→「淡」、「重」→「軽」と極端で、評価が難しいから…強引ですが「中間」に配しておきます
雪降る公開7日目の第2回(13:05〜)、406席の映画館は1割弱の入りでした(渋谷TOEI @)
2011.09format



 マイノリティ・リポート/MINORITY REPORT 
[SF&SUSPENSE]
2002:アメリカ作品/2002.12日本公開(20世紀フォックス(極東))
監督:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:トム・クルーズコリン・ファレルサマンサ・モートン
CAST-2:マックス・フォン・シド−キャスリン・モリスピーター・ストーメア
     ティム・ブレイク・ネルソンロイス・スミススティーヴ・ハリスマイク・バインダー
     ドミニク・スコット・カイタイラー・パトリック・ジョーンズ
CAST-3:ダニエル・ロンドンニール・マクドノージェシカ・キャプショー
     パトリック・キルパトリックジェシカ・ハーパーアシュレー・クロウアリー・グロス
     キース・キャンベル
CAST-4:デヴィッド・シュティーフルジョエル・グレッチ/他
近未来SF映画、監督:スティーヴン・スピルバーグ、主演:トム・クルーズ、宣伝コピー「犯罪が予知できる近未来 殺人は回避され、犯罪前に犯人は捕らえられる そのシステムは完璧のはずだった…」「12/7誰でも逃げる」

STORYは…
2054年、ワシントンD.C.、6年前に設置された犯罪予防局、殺人事件"0”、犯罪自体90%減少、それを可能にした…未来の映像が見えるプリコグ(予知能力者)達3名…アガサ&双子、殺人の映像、システム起動、削られる木片…ボール、書き込まれる名前、チューブを転がり落ちる赤玉…[衝動]殺人!記された被害者の名、2つ目…加害者の名、事件発生時間の判明、捜査の許可を求める主任刑事ジョン・アンダートン、スクリーン上で殺人シーンの確認と分析、現場の特定、妻の浮気現場に出くわした男が衝動的に妻と男を殺すと…出動、「事件が起きる前に“犯人”逮捕」、未然に防がれる事件、システムの全国展開の賛否を問う国民投票が目前、司法省から派遣されたウィットワー捜査官達の査察、協力を指示する上司… 夜、アンダートンの自宅、昼間とは異なる顔、旧知の売人から入手したドラッグ、息子と妻のホロ・フィルム、6年前に自分の目前で誘拐された息子ショーン、それが原因で別居した妻ララ、家族を崩壊させた犯罪…精力的捜査の原動力… 翌日、メインルームに乗込んできたウィットワー、査察の目的…システムに疑問はないが、犯罪予防局が合法的に活動しているか?人為的ミスがないかを確認したいと… プリコグを間近に見たい、立入禁止区域(プリコグの世話役以外)へ、案内と説明、突然アンダートンに抱きついたアガサ…「あれが見える?」、天井のプリ・ビジョンに映る過去の事件…防げなかったアン・ライブリー殺し(溺死)の映像(犯人は逮捕)、半覚醒状態のまま“未来”に生きるプリコグが“現在”と接触する異常事態、疑問?犯罪者収容所へ、管理人ギデオンに依頼、取り出される冷凍カプセル…アン殺しの身元不明犯ジョン・ドゥ、調査、アガサの記録がない?不審…違法を承知で残るデータをダウンロード、様々な問題を相談すべく彼の父親的存在…ラマー・バージェス局長宅を訪問、司法省が犯罪予防局を指揮下に置こうとしていると語るバージェス… そのころ、アンダートンの部屋に忍び込むウィットワー、ドラッグ常習の証拠を見つけていた… 局に戻ったアンダートン、プリコグの動き、赤玉…殺人の予告、36時間後、被害者はリオ・クロウ、加害者の名前を見て愕然とするアンダートン、そこには「自分の名前」が…


スティーヴン・スピルバーグとトム・クルーズのビッグネームが並んだSF映画&「驚愕の映像」の宣伝、ということで見に行きましたが…なんともな状態、日頃、あまり細かいことにツッコミ入れないのですが、多過ぎ!ケッコウ面白いところもあるのに、いちいち引っかかる、落ち着いて映画が楽しめない、こうなれば久々に列挙でもしたくもなります、“犯罪予知システム”自体は映画の前提であるので問題としませんが(細部設定は別)…
[ここから下はネタバレ状態ですのでご注意ください]
指揮者のごとく操作する大型ディスプレイ…これでは疲れるだけです、やたらとプレート(ディスク?)の出し入れの多いシステムも面倒なだけです、あれなら私が会社で使用しているスペック落ちも甚だしいマシンの方がデータアクセスが早いと思われます、立体映像…画像が乱れ過ぎです、あの程度での商品化は企業の恥です、網膜IDによるセキュリティ…せめて生体反応のチェックくらいは組込んでおきましょう…杜撰過ぎです、開眼状態の眼球ですが…1〜2時間で角膜が混濁(白濁)、眼球奥の網膜認知は不可能と思われます、街中いたるところにある壁面ディスプレイ型の広告ですが…ウザッタ過ぎです、3本足のスパイダーですが…歩けないと思います、システムの中心部…セキュリティが甘過ぎです、せめて強化ガラスを使いましょう、6年間も溶液に浸っていた人…いくら支えられても歩けません、またはあれだけの時間を歩くことはできません、電流等で筋肉に刺激を与え続ける方法も考えてみましたが…水の中では危険なので却下、他に方法は?特殊能力の持ち主…あれだけの能力があれば…あんなに窮地に追いやられることはありません、木製ボールの説明がなんか変?…木目が全て異なるから偽造不能…って、偽造した物だって異なる木目だ、正しくは、切り出した段階の木目の記録があり、「すりかえ不可能」ということだろう… まてよ?そもそも人間の手にボールを渡すから問題なのであって、渡さなければ木目の必要はないわけだ…映画に集中できない、あれ?未来の映像だけしか見えない(音声は聞こえない)のに、何故に被害者と加害者の名前がわかるの?担当者が必死に事件を分析して、犯罪と場所を特定するのに…どうせだったら場所も特定して上げましょう、2対1でも、それも最強能力側の「1」の場合でもマイノリティ[少数派・少数側]・リポートというのでしょうか?この強力かつ有能な「1」がいなければシステムが成立しないと説明しているのに、いったいどんな基準で判断をするのでしょうか?なんかよく分からない、その他もろもろです
先着30,000名(全国)にトム・クルーズの生写真をプレゼント中ですと呼び込んでいたが…もらえませんでした、私の行った映画館の割り当て枚数はどのくらいあったのだろうか…別に欲しかったわけではないが、事実として知りたい、ちなみに映画館は満員でした… やはりビッグネームの効果?辛辣な言い方をすれば…ハリー・ポッター2に入れなかった人の受け皿?

※マイノリティ・リポート→少数側の報告(意見)
※当ページ作成中に気付いたこと→パンフのキャストに間違い?…アンダートンの息子「ショーン(9歳)」役の名前が、「スペンサー・トリート・クラーク」となっているが、「アンブレイカブル(2000)」「隣人は静かに笑う(1998)」の子役の彼には無理があると思われる、不思議に思って海外サイト等で確認したところ、ホロ・フィルムに映る幼少時のショーンは「ドミニク・スコット・カイ:7歳」、誘拐されたショーンは「タイラー・パトリック・ジョーンズ:8歳」と判明したのですが…なんで「スペンサー・トリート・クラーク」の名前が出ているのだろうか?
※最近思うこと(2002・秋)→字幕が必ずしも正しいとは限らないこと、映像で映し出されているものは製作側の問題だが、もし字幕が間違っていて、内容に齟齬をきたした場合の責任は○○○○○?どうなるの?今回の×××の説明箇所の???な字幕、あれは元々?それとも…
(渋東シネタワー2)
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 マシニスト/THE MACHINIST 
[SUSPENSE]
2004:スペイン・アメリカ作品/2005.02日本公開(東芝エンタテインメント)
監督:ブラッド・アンダーソン
CAST-1:クリスチャン・ベイルジェニファー・ジェイソン・リーアイタナ・サンチェス=ギヨン
     ジョン・シャリアン
CAST-2:マイケル・アイアンサイドローレンス・ギリアード・Jr.アンナ・マッセイ
     マシュー・ロメロ・ムーアクレイグ・スティーヴンソンナンシー・クレーン/他
1年の長きにわたり不眠症に苦しむ男の…身の回りに起きる不可解な出来事、出没する赤い車の大男、冷蔵庫に貼られるハングマン・ゲームは何を示すのか?そして…彼は何故に不眠症に陥ったのか…? うーん、まずは「ハングマン・ゲーム」が一体どういうものかを理解していないと…イマイチのりきれないのかな?

STORYは…
■港、巻かれたカーペットを担ぐ痩せた男、懐中電灯の明り…「誰だ?」、急ぎ投棄、開いて行くカーペットに慌てる男 ■自宅の洗面所、鏡に映るメモ「Who are you?」の文字 ■工場、機械工として働くトレバー、原因不明&強度の不眠症…既に1年間眠れない生活、体重も半減…生きた屍?痩せ細った姿、気持ち悪がる同僚、彼を煙たがる上司タッカー ■ベッドの中、トレバーの体を気遣う娼婦スティービー ■毎夜訪れる空港のカフェ…一杯のコーヒーとウェイトレスのマリアとの会話、1:30を示す時計 ■ある日…冷蔵庫に貼られているメモ紙、「ハングマン・ゲーム」と呼ばれる単語当てゲーム、紙には6本のアンダーバー、既に何本かの線、末尾には「ER」の文字、単語の類推…「MOTHER」?「TUCKER(上司の名)」?そもそも誰が貼ったのか?家賃を払いに家主宅へ、誰か部屋に入らなかったか? ■工場の駐車場、話し掛けてきた赤い車の男、アイバンと名乗る大男、見知らぬ顔、同僚が逮捕され…代役 ■工場内、旋盤機を調整する同僚ミラー、手伝いを頼まれる…安全装置は掛かっているとの言葉、溶接ラインにいるアイバンを発見、彼に気を取られ…スイッチに触れる、ロックされているはずが起動、片腕を失うミラー、消えたアイバン、事情聴取、アイバンという工員は存在しない!? ■退職の挨拶に来たミラー、謝罪するトレバー、充分な補償金を得た&気にするなとミラー、同僚から完全に嫌われたトレバー ■工場、旋盤作業を言い渡されるトレバー、動かない機械、調整、突然起動、歯車に挟まれる服、とどかないスイッチ、周りに誰もいない、絶叫、間一髪、電源を切る同僚、これは復讐か! ■娼婦の家、安心して話せる相手、携帯が鳴る…元夫からだとスティービー ■深夜のカフェ、母の日…母の墓参りに行くと言うトレバー、シングルマザーのマリアは息子ニコラスと遊園地に行く約束、一緒に行こうとの誘い…OK、深夜の1:30 ■遊園地、記念撮影、歪む風景、マリアの携帯に着信…元夫から、離れるマリア、ニコラスと「666」という名前の乗り物に乗る、おどろおどろしい光景、現代の地獄を進む乗り物、「天国と地獄の別れ道」…「天国」を指示するトレバー、「地獄」に向けてしまうニコラス…持病の癲癇の発作、慌てるトレバー ■工場をクビにされるトレバー、信号待ち、隣の赤い車にアイバン、追跡 ■バーの一角、会話するトレバーとアイバン、トイレに立つアイバン、テーブルに置かれた財布、彼の正体を知るべく…中身を探る、一枚の写真…釣りの成果を誇るアイバンとミラーの2人 ■スティービーの部屋、ベッドの中、もし娼婦をやめろと言ってくれるなら違う仕事を探すと言う、そうしろ…とトレバー、一緒に暮す夢を語る彼女 ■電気を止められ暗闇の自室、絵が先行するハングマン・ゲーム、玄関の鍵を開ける音、留守だと思ったと大家、下階から漏水の苦情、何も無いと追い返すトレバー ■ハングマン・ゲームに新たな文字「_IL_ER」、MILLER!?ミラー宅へ急行、復讐か!身に覚えのないミラー、写真紛失、遠方に赤い車!追いかけるトレバー、ナンバーを確認「743CRN」、身元を掴むため役所へ、教えてもらえず、犯罪・事故ならともかく!?わざと車に飛び込み…満身創痍で警察へ、「743CRN」の車に轢き逃げされたと…嘘、車の意外な持ち主…


雑誌等でいろいろと書いてあるほどの出来ではないな…と思うな、30kgも減量したクリスチャン・ベールは凄いものがあり…単体でも充分に気持ち悪いのだが、ストーリー展開では…サスペンス好き、ミステリー好きには、バレバレの展開かと思われる、序盤でラストまでの展開がほぼ読めてしまう人が多かったのではないかと思われる、(さすがに事件の根幹となる部分は、ラストまでは分からないが)、もう少しヒネリが欲しいものだ
※マシニスト/MACHINIST…「機械工」の意、何と言うタイトルだろうか?
※ハングマン・ゲーム…※首吊り人形の絵が完成する前に、指定した単語の「つづり」を当てるゲーム、
            子供が文字を覚える際にも使用されるアメリカではポピュラーなもの
            遊ぴ方…出題者は単語の文字数分のアンダーバーを引く、解答者は使用されていると
            思われるアルファベットを指定、当たっていれば…アンダーパーに文字が入り、
            ハズレなら…1本ずつ線が引かれていく…首が吊られるまえに単語をあてれば勝ち
公開初日の第2回(12:30〜)を見てきました、227席の映画館に5〜6割程度の入り(シネクイント:渋谷)
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 魔女がいっぱい 
[COMEDY]
2020:アメリカ作品/2020.12:日本公開(ワーナーブラザース映画)
監督:ロバート・ゼメキス     製作:ギレルモ・デル・トロ
出演:アン・ハサウェイオクタビア・スペンサージャジール・ブルーノ
スタンリー・トゥッチ
クリスティン・チェノウェスコーディ=レイ・イースティック/他
どうにかコロナウイルスからの映画枯渇状況から脱出したようだ
年末〜正月映画の公開ラインナップはなかなか派手だ!
今度は、密集し過ぎで選ぶのが大変な感じ?
で、とりあえず…
ロバート・ゼメキス監督でアン・ハサウェイ主演のコメディなら面白そうだぞと…
座席予約をポチっとな!

STORYは…
自動車事故で両親を亡くした少年、おばあちゃんと一緒の生活に…
食べ物でご機嫌取りをしようとするおばあちゃん、食欲ないと少年
プレゼントされた白いメスのネズミ
買い物に行った先で、説明のつかないおかしなものを見てしまう少年
それって魔女!
魔女と何らかの縁があるおばあちゃん、直ぐに家を出ることに…
1969年、アメリカ南部の保養地に建つゴージャスなリゾートホテルに身を隠す2人
そこに続々と集まってきたのは、子供のための慈善団体「国際児童愛護協会」に所属する…
おしゃれで優雅な御婦人たち
中でもグループのリーダーは非の打ちどころのない絶世の美女
美しく着飾ったご婦人達はホテルの一室に集まって、大規模な集会を開始した
おばあちゃんと一緒にホテルに滞在していた主人公の少年
チョットした悪戯心からその部屋に紛れ込み、とんでもないものを見聞きしてしまう!
そこにいたのは、全員魔女、世界中の子供を一人残らず消し去ってしまおう…
という恐ろしい企ての真っ最中だったのだ
リーダーの美女は、祖母と因縁があるあるらしい“大魔女(グランド・ハイ・ウィッチ)”
逃げ出そうとする少年を襲う邪悪な魔の手!
魔女達の計画は、このまま実行されてしまうのか?
そして少年の運命は!?


うーん、思っていたより派手さがない!笑いも少ないし…
アン・ハサウェイを使ったのに、こじんまりとした作品となってしまった、惜しい!
どうしたロバート・ゼメキス?
怖いと思ったのは、ネズミにされてしまった息子をアッサリと見捨てる両親くらいか?
しかしタイトル「魔女がいっぱい」としながら…大魔女1人との戦い
どこが「いっぱい」だ?無理がある!まあこれは邦題を付けた配給会社のせいなのだがね!
まあコロナ禍のメジャー作品公開の様子見?
配給会社の方と思われる人々が沢山おられましたね!
結論はたぶん、失敗なんだろうな?
これ以上ダラダラと書いても意味ないので止めときましょう!
公開初日の第2回(10:50)、289席の映画館で45人程度の入り(新宿ピカデリー シアター3)
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 マダム・フローレンス!夢見るふたり 
FLORENCE FOSTER JENKINS
[NON FICTION]
2016:イギリス作品/2016.12:日本公開(GAGA)
監督:スティーブン・フリアーズ
出演:メリル・ストリープヒュー・グラントサイモン・ヘルバーグ
レベッカ・ファーガソンニナ・アリアンダスタンリー・タウンゼントクリスチャン・マッケイ
デヴィッド・ヘイグ/他
いつどこで聞いたか私も自信がないが、実話として知っているお話
予告CMを見る限り、面白そう
TOHOシネマズの「シネマイレージデイズ」で1,400円だし
ちょっと観てみようかなと…

STORYは…
1944年、NY、“ヴェルディ・クラブ”で「音楽は私の人生そのものです」と、拍手喝采の応える…
フローレンス・フォスター・ジェンキンス
資産家のフローレンス…音楽家を支援するために、このクラブを創設、様々な公演を催していた
観客席には貴族達が詰めかけ、クラブは社交界の華麗なる舞台でもあった
そんなフローレンスを甲斐甲斐しくサポートしているのが、彼女の夫シンクレア・ベイフィールド
連れ添って25年、彼女の全てのマネージャーとして仕切っていたが
事情があり法的に結婚はしていない
「どんな気分かしら?観客3、000人の心をワシ掴みにするって」
マエストロ・トスカニーニが指揮するコンサートに出掛け、リリー・ポンスの歌声に感動するフローレンス
歌手になりたかった夢を揺り起こされたフローレンス
会場にいたメトロポリタン・オペラで歌手を指導しているカルロ・エドワーズのレッスンを受けたい!
シンクレアに相談
翌日には、早速伴走者の面接も手配、演奏も性格も穏やかなコズメ・マクムーンを採用
直ぐに彼を気に入ったフローレンス
かつて音楽を禁じる父に勘当された時、自分も子供にピアノを教えていたのだと打ち明ける
ただし…前の夫の女遊び、うつされた梅毒、上手く動かない左手
(病気のわりに長く生きていること、現在の夫とは没交渉?)

約束の朝9時、著名なエドワーズに紹介され、有頂天になるコズメ
だがそれもフローレンスが第一声を発するまで
彼女の破壊的なまでに音痴な歌声に唖然とするコズメ
エドワーズは「いいぞ」「その調子」と合いの手、「こんな逸材はいない」と褒めちぎる
傍らではシンクレアが満面の笑みを湛えている
1ヶ月のレッスン期間中、フローレンスの歌声が正確な音を捉えることはなかった
最終日、「コンサートやれるかしら」と問うフローレンス、太鼓判をを押すエドワーズ
高額な小切手を手に帰っていく
コズメは、人前で歌うにはもっと準備が必要だと遠回しに訴え、伴奏を辞退すると告げるが…聞き入れられず
シンクレアには秘策があった…フローレンスはクラブで何度もコンサートを開いている
友人達は彼女の音痴を知っている、むしろその自由さを本気で愛している人々も少なからずいる
そんなフローレンスの親衛隊を“本当の音楽愛好家”と名付けたシンクレア
彼ら以外にチケットを売るつもりはなかった
NYポストの記者には賄賂を握らせようとしたら、向こうから「お断りだ」と拒否してくれた
コンサートの日、“音楽愛好家”の同伴者の中に初めての観客もいて…
笑いが止まらなくなる者もいたが、シンクレアの素早い処置で事なきを得る
「ブラボー!」の歓声のなか、フローレンスは具合が悪くなり、シンクレアに連れられて帰宅する
実は重い病を抱えているフローレンス、駆け付けた医師も驚くほど
今や音楽への情熱だけが、彼女を生かしているのだった
フローレンスのリサイタルを終えると、身の回りの世話をしては、別宅に帰っていくシンクレア
キャサリンという女性の元へ、フローレンスも了承済みとシンクレア、事実を知り驚くコズメ

翌朝、リサイタルを絶賛する新聞記事を見て、喜び勇んでシンクレアの元に駆けつけるフローレンス
「優美で華やか」「鍛え抜かれた美声」…賛辞で埋め尽くされた新聞
キャサリンとベッドを共にしていたシンクレアの驚き、キャサリンンをクローゼットへ(笑)
身だしなみを整えフローレンスと対応するシンクレア
すっかり興奮したフローレンスは、シンクレアとコズメを引き連れて…
会員へのクリスマス・プレゼントにレコードを作るとスタジオに繰り出す
渋い顔をしながらレコーディングに付き合うスタジオのエンジニア
日陰の身を泣きわめくキャサリン
ゴルフ旅行に出るシンクレアとキャサリン
フローレンスはラジオで息子を亡くした女性を励ますつもりでレコードをラジオ会社に送る
ラジオで流れるフローレンスの声
キャサリンと食事中のシンクレア、フローレンスのレコードを嘲笑する若者達の騒ぎ
激動し止めに入るフローレンス、消え去ってしまうキャサリン

さらに数日後、フローレンスは世界で一番好きな場所であるカーネギーホールを予約する
「いつ死んでもおかしくなかった、絶対にココで歌うは!」と、かつてない強い口調で宣言
シンクレアも決意を固める
自分のキャリアを守るため拒絶するコズメ、愛するフローレンスの夢を実現するため説得
友を助けて欲しいと請われ
遂に、今やフローレンスの信奉者となったコズメも心を決める
遂にその日がやってきた…チケットは完売
期待に胸を膨らませる人々の熱狂に包まれ、今、運命のリサイタルが幕を開ける…


まあまあ面白かったかな…ところどころで笑えたし
まあ実話ベースで、史実に忠実であればあるほど制約を受けるわけで
大きく逸脱することはできないんでね!
あまりに盛るわけにはいかない
しかし本当にこんな人(自分の音痴に気付かない人)が存在したこと、存在を許容した世界は楽しい
今はそんな余裕がない世界ですからね
メリル・ストリープの演技も良かった、本当は歌が上手いんじゃないかななどと思ったりして…
やはりパンフによれば、もともと歌手を目指していたそうですので、上手いのでしょう
そうでしたミュージカル映画(「マンマ・ミーア!」)にも出演しているほどですからね!
しかし音痴役っていうのも大変でしょうね
実際ののところ上手に歌っているように聞こえているシーンもありましたね
まあそんな音痴の彼女を支える男達がいいじゃありませんか
いつのまにか味方になっちゃった大笑い女性とか…もね
ただもう少し脚色があっても良かったのにね!
何かがチョット足りない感じでした
ちなみに公開初日の第2回(11:20)、124席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN11)
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 マッチスティック・メン/MATCHSTICK MEN 
[COMEDY]
2002:アメリカ作品/2002.12日本公開(20世紀フォックス(極東))
監督:リドリー・スコット
CAST-1:ニコラス・ケイジサム・ロックウェルアリソン・ローマン
CAST-2:ブルース・アルトマンブルース・マクギルシーラ・ケリーベス・グラント
     メローラ・ウォルターズ/他
宣伝文句「騙されるか。見破るか」「115分22秒間の、頭脳勝負!」って…、チョット大袈裟過ぎないか?内容は悪くないのに、それを期待させすぎたため見る人によっては腰砕け状態に陥る可能性あり、もったいない

STORYは…
■起床、神経質そうな男ロイ、缶詰の朝食、薬、扉を開ける際の不思議な行動…癖、出勤 ■胡散臭い電話をする男フランク、「あなたが当選、賞品…車、貴金属、旅行から1つを!」、ロイに交代、税法の問題、商品を購入してもらう必要…数倍の値段で浄水器を売りつける、宅配の着払い、現金回収、詐欺事件を追う刑事を装ってフォロー、もっと高額の被害者がいる(まだマシ)、犯人追跡を依頼する書類にサイン(安心させる)、騒ぐ犬を外へ、開け放なしのサッシ、舞う埃、様子がおかしくなるロイ ■詐欺稼業を営むロイ、確実に稼ぐ、騙しのアーティストを自負、相棒のフランク…早急に大金が欲しい(女のため)…大きな仕事がしたい ■ロイの問題?「病的な潔癖症」、@日用品からオフィスの備品まで毎日除菌 A食器が汚れるのが嫌い…ほぼ毎日、ツナだけを缶詰から食す Bパニック時にヘビースモーカー C完壁に整理された棚 D小刻みに開閉を繰返し3度目でドアを開く癖 E「広場恐怖症」併発の場合あり Fいつものスーパー、いつもの買い物、いつものレジ、いつもの店員(キャシー)、縁起担ぎ? ■食後、誤って精神安定剤を排水口へ、いつもの医者…家賃滞納で夜逃げ、潔癖症に火…気になりだすカーペットのゴミ、ガラス等の汚れ、大掃除開始、電話も無視、夜…清掃終了、やって来たフランク、土足厳禁!事情説明、知合いの精神分析医を紹介するフランク、已む無く病院、薬だけのつもり、診察が必要、自分のコトを語らされるロイ、古物商、仕事の話ばかり、渡される薬 ■幾度かの診察、古物商は嘘とバレバレ、仕事以外に何か興味を持たせようとするDr.クライン、過去を語り思い出したこと…離婚時の妻は妊娠中、自分には子供がいるかも?いるなら会ってみたい(できたら娘)、Dr.クラインに電話を依頼 ■電話の結果、診療行為と説明、妻には断られたが、娘が会いたいと…有頂天のロイ ■待合せの公園、娘のアンジェラ(14歳)と対面…会話、自分専用の電話番号を教えるアンジェラ ■ロイ宅に家出してきたアンジェラ、叱るロイ…母に電話を!宿泊の許可、サマースクールまでの約束、迷惑?…土足でカーペット、食べ散らかしのピザ、脱ぎっ放しの服、引っ掻き回される家(お金&拳銃の隠し場所まで発見)、ロイが守っていた無意味な取決めの崩壊、不思議と…薄らいでいく苦悩、なんか楽しい ■娘との生活、フランクの訪問、父の職業?古物商と信じない娘、仕事の小道具を見つけられ…詐欺師(アーティスト)と告白、「私もやってみたい!」…せがむ娘に逆らえず、困惑&自分の腕前を披露できる快感、「3つのルール」 @近所ではやらないAメモはとらない… ■コインランドリー、ロトを使った寸借詐欺、お人好し主婦を騙すアンジェラの腕前…父親譲り?あくまで体験、騙した金を返させるロイ ■週末、度々訪れるようになったアンジェラ、いつものスーパー、娘と一緒、いつもと違う買い物、いつものレジ、微笑むキャシー ■再度の薬トラブル…足りない、Dr.クライン不在、薬局…持参した一錠から割出し…更年期障害の薬?後日Dr.クラインの診察、薬の件を認める、娘を受入れて回復の兆候、娘に詐欺をやらせた事を猛省するロイ、詐欺師を辞めるべきとDr.クライン、決断…最後に大仕事!フランクの話に乗るロイ


宣伝文句は…「騙されるか。見破るか」「115分22秒間の、頭脳勝負!」…って?一体ナニに?最初の10分でネタは見破れるでしょう、115分22秒はその確認時間?内容は悪くないのに…過剰な期待感を持たせて落胆させられて…NEWのページでは、思わずにしてしまいました、日本での宣伝文句に問題があるのですが…もうチョット考えて欲しいものです(毎度のことですが)、もしこのような過剰な宣伝文句でなければ、騙されたかもしれないのに…もったいない、でも?このままでいいわけないので…映画自体の評価を含めてとりあえずに変更しておきます(2003.10.13)
それとは別に、最近のニコラス・ケイジは変な役が多くてよい、それから、詐欺師ロイの娘アンジェラ役のアリソン・ローマン…設定は14歳、実際の年齢は24歳、確かに童顔ではあるが…
公開初日の第2回、すいてました(渋谷にて)

※それから、こちらのページを記入しながらですが…「マチスティック・メン」ではなく「マッチスティック・メン」だと気付きました、失礼しました…「ッ」が抜けてました
(渋谷エルミタージュ)
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 MAD GOD/マッドゴッド 
[DARK FANTASY]
2021:アメリカ作品/2022.12:日本公開(ロングライド)
監督:フィル・ティペット
出演:アレックス・コックスニキータ・ローマン/他
「スター・ウォーズ」「ロボコップ」「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ等の
特殊効果を手掛けた(アカデミー賞2度受賞)巨匠フィル・ティペットが
30年前にコツコツと地道に作成していた「ストップモーションアニメ(一部、実写)」によるDARK FANTASY!
途中、CG全盛の世に絶望して…中断した仕事
そのセットを20年後、ティペット・スタジオの若きスタッフが発見!プロジェクト再始動を熱望!
クラウドファンディングも成立!
遂に2021年に完成、スペインの「シッチェス・カタロニア国際映画祭(国際映画祭)」で公開
《ファンタジー系(SF・ホラー・スリラー・サスペンス)映画祭》
狂喜乱舞(と宣伝されている)
2022年夏頃単館系ミニシアター繋がりの映画館で「チラシ」ゲット!
彼がいなければ「スター・ウォーズ」も「ジュラシック・パーク」は存在しなかった
制作期間30年、巨匠が挑んだ驚異のストップモーションアニメ
地獄の映画体験!
悪夢の深淵を巡るダークファンタジー
〈裏側の世界〉へ扉が開く…

待ちに待っての…2022年12月に日本公開に漕ぎつけた!
ムビチケ購入、予約開始日に席を確保(私より早い同士がたくさんいるみたいだ!)
「84分」を楽しんできます!
今回は時間の都合が最も良かった「新宿武蔵野館(スクリーン1)」へ

STORYは…
人類最後の男に派遣され、地中深くの荒廃した暗黒世界に降りて行った孤高のアサシンは…
無残な化け物たちの巣窟と化した この世の終わりを目撃する!

これは本当にSF映画・ホラー映画のクリーチャー(宇宙人・怪物・ロボット)大好きな人間には垂涎の映画
パンフに「ストーリー」として書かれているのは上記のみ
パンフ中の「フィル・ティペット」インタビューにも、(当初)12ページの脚本は存在したが曖昧だと!
多分「説明不要」だし「特殊効果への情熱を体感」する映画
ともかく好きな人は「大好き」!ストーリーを求める人には「謎の映画」になるんだろうな!?
どうしても内容が欲しい?とすれば
〈表〉世界の繁栄を支える〈裏〉世界の…無駄に生命を消費する〈地獄〉の仕組み
地獄世界におけるクリーチャーのグチャグチャ破壊活動に基づく生命のバトンリレー
30年を費やした無駄に凄いセット
(一体どんだけセットがあるんだ?)
ともかく30年に渡る執念の映画!を体感してくれ!
私は大好きだ!
(パンフは1,300円だぞ!)
ちなみに監督(本来は特殊効果専門)のフィル・ティペットは
「クリーチャー・デザイナーズ/ハリウッド特殊効果の魔術師たち(15)」にも
クリーチャー・デザイナーの本人役として出演しているので、そっちもチェックください!
でだ!
日本には…7年がかり、堀貴秀の「JUNK HEAD/ジャンク・ヘッド」がある!
Amazon Primeで観られるので、こういうの好きな方はコチラもどうぞ!
公開2日目の第1回(10:00)、129席の映画館で6割程度の入り(新宿武蔵野館 スクリーン1)
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 マッド・ナース/Nurse 
[HORROR & COMEDY]
2013:アメリカ作品/2015.02日本公開(ポニー・キャニオン)
監督:ダグラス・アーニオコスキー
出演:パス・デ・ラ・ウエルタカトリーナ・ボウデン
コービン・ブルージャド・ネルソンメラニー・スクロファーノマーティン・ドノヴァン
キャスリーン・ターナーニーナ・ナッシュ
マイケル・エクランド/他
宣伝チラシが置かれたのは半年は前じゃなかろうか?
「悪い男たちに、キツいお仕置きを。噂のエロコワ看護婦がやってくる!」
「お注射死ましょ。」
「エロ美しき、ゲスの極み」
「天使か?悪魔か?彼女が白衣を脱ぐとき、悪夢のお医者さんごっこが始まる…」
ネタはバレバレである、観終わったら「くだらね〜」と言いそうだけど
どんだけやっちゃってくれてるのか興味も…、怖いもの観たさ?
タダ券があるので、半年分の興味津々を解消に行ってきます!

STORYは…
N.Y.巨大総合病院オール・セインツ記念病院のベテラン看護師アビゲイル・ラッセル
最優秀看護師として表彰された経歴、評判の“白衣の天使”
彼女には恐ろしい裏の顔、夜な夜な抜群のプロポーションに煽情的なドレスでバーやクラブに出掛け…
女好きの最低男達を誘っては…熟練の医療テクニックで猟奇的殺人を繰り返す…連続快楽殺人鬼
新人看護師ダニー・ロジャース、アビゲイルの指導の下で研修終了、晴れて正看護師
若く美しい彼女、セクハラ&パワハラの常習犯である医療部長ロバート・モリスに目を付けられる
ある日、緊急搬送されてきた重傷患者に呆然と立ち尽くすダニー、サディスティックに怒鳴りつけるモリス部長
落ち込むダニーを慰め、仕事終わりにクラブに誘うアビゲイル
ダニーは…浮気を繰り返しては母を悩ませる義父の存在、緊急救命士の恋人スティーブとの関係を語る
偏執的なバイセクシャルでもあるアビゲイル、研修時代からダニーを気に入っていた
彼女の相談に乗るふりをして…彼女をものにしようと罠を仕掛ける
ダニーに大量のアルコールと媚薬(?)、酩酊状態
クラブで知り合った見知らぬ男たちと自分の部屋へ、激しい一夜、その痴態を写真に収めたアビゲイル
その写真を使ってダニーを心理的に追い詰め、孤立化させようとしていた
さらにアビゲイルは精神科医として有名なダニーの義父ラリー・クックの患者になり…
診療中に彼を誘惑、筋弛緩剤を注射、事故死させる
病院に新たな人事部長レイチェルが着任
レイチェルはアビゲイルが幼馴染の女性に似ていることが気になり、彼女の経歴を調べようとしていた
その頃、アビゲイルのダニーへの執着はエスカレート
それが受け入れられないと見るや、警察を巻き込んで、ラリー殺害の濡れ衣をダニーに着せようと…逆襲
やがてアビゲイルの知られざる驚愕の過去が次々と明らかになっていく
そしてついにその凶暴で残虐な本性を現した殺人鬼アビゲイル
聖なる病院を鮮血の修羅場へと変えていくのだった…


うーん、宣伝チラシに書かれていることと映画の内容は乖離しているな…
悪い男たちにキツいおしおき?引っ掛かった奴と、自分にとって邪魔な者は全部消していくサイコ女
エロコワ看護師っていうか、殺しても死なない神出鬼没のホラー看護師
エロ美しき?ひとっつも美しくない…むすっとしたブスだったし、ゆるくてエロくない(好みの問題?)
しっかりボカシも入ってるし…目障り
彼女が白衣を脱ぐときって、意味もなく脱いでないか?または脱いだも同然の露出具合だし
内容が内容だけに、ストーリーは最低限、スプラッターに終始
その割にチラシのような血まみれのシーンは無い!それがツボだろ!
終始ブスコワ女の仏頂面を拝まされる84分間でした!
コメディならコメディで徹底しようよ!
そうだ医療現場を舞台にして…背後から首を刺したハサミが喉元に突き抜けるシーン、骨はどうした?
そんなパワーある?しかもチョキチョキと…
医療品の受渡しも杜撰だな…もっと厳重な世界でやろうよ、嘘くさい…あっ、アメリカってその程度なのかな?
職場でのSEXにも随分と理解があるのには笑ったが…、アメリカはいいのかね?まさかね!
あと役者が大根揃いで観ていて辛かったな
やはり「くだらね〜」と言いたい、タダ券で良かったなっと…
金を払っていたらもっと怒り狂っていたかもしれない
しかし劇場は結構の埋まり具合でしたね…
ここ数年で、ホラー系の掛る単館系ミニシアターも無くなりましたからね
中には怒り狂っていた方も居られるのではなかっただろうか?
公開8日目の第1回(14:20)、60席の映画館で8割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 SCREEN 3)
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マトリックス                 は、別ページとなります
マトリックス リローデッド          は、別ページとなります
マトリックス レボリューションズ       は、別ページとなります
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 マネー・ショート/華麗なる大逆転/THE BIG SHORT 
[DRAMA]
2016 ゴールデングローブ賞[脚色賞]
2015:アメリカ作品/2016.03:日本公開(東和ピクチャーズ)
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイルスティーヴ・カレルライアン・ゴズリング
フィン・ウィットロックジョン・マガロブラッド・ピット
 カレン・ギラン/他
「マネー・ショート/華麗なる大逆転」
「ウォール街を出し抜け!」
「ウォール街 VS アウトロー」
「これがリーマンショックの真実だ」
センセーショナルなコピーが続く
どんなドラマが観られるのか、楽しみにして、観に行ってまいります!

STORYは…
2005年、サンノゼに拠点を置くエキセントリックな投資家でへヴィメタル愛好家のマイケル・バーリ
格付けの高い不動産抵当証券の何千もの事例を調べていた時、驚くべき発見をする
ムーディーズなどの権威の高い格付け会社からトリプルAという国債並みの格付けをされ
保険会社など世界中の機関投資家が買っているにも関わらず
サブプライム(低所得者向けの住宅ローン)などの返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品
数年以内に必ずデフォルト(債務不履行)に陥るだろう
ウォール街の銀行家や政府の金融監督機関が無視する中、バーリは高騰する住宅ローン証券の「空売り」を目指す
バーリが目を付けたのは「CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)」というデリバティブ取引
これが当たれば(住宅バブル崩壊)投資金の何十倍の利益を一気に手に入れることができる
これには彼のヘッジファンドのオーナーや投資家達を動揺させた
頭のキレるウォール街の若き銀行家ジャレド・ベネットはバーリの戦略を察知
ぐらつくジェンガの例えを使って短気なヘッジファンド・マネジャーのマーク・バウムを説得
CDSに大金を投じるべきと勧める
バウムや口達者な若き分析家ダニエル・コリンズ、モーゼスは彼の提案に懐疑的
独自調査、フロリダの住宅市場を調査、信用力の低い自由拓購入者、頭金なしでローンを組んでいる実態
一方、20代の投資家ジェイミー・シプリーとチャーリー・ゲラーも、この住宅バブルに目を付けていた
彼等は金融大手としてウォール街参入を目論んでいた
ただしウォール街で地位を確立するには手元の3000万ドルどころか、15億ドル足りないと行き詰まる
そこで彼等は元銀行家で今は一線を退いたベン・リカートに師事
ベンは自らのコネクションを使って彼等のウォール街への挑戦を後押し
2008年、住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が現れる
マイケル、マーク、ジャレド、ベンの大勝負が始まる…

何だかな〜
事実ベースでタンタンとしてて、しかも3つのストーリーが交錯してて分かり辛い、特に説明もないし…
劇的なストーリー展開ってわけでもなく、見えてるまんま?
華麗なる大逆転というより、ドロドロの逆転劇
まあサブプライム・ローンの破綻、リーマン・ショックはまあまあ理解しているつもりだけど、おさらいした感じ
サブプライム・ローンの危険性を説いていた人達がいる
まあそれで儲けることの正当性と罪悪感
特に盛り上がるでもなしだな、分散しちゃった感じ
しかし平日の公開初日に限らず3割程度の入り、そこそこ入ってましたね
みなさん楽しめましたか?私は眠気との戦いでした!
ちなみに公開初日の第2回(12:30)、299席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
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 マネートレイン/MONEY TRAIN 
[ACTION&COMEDY]
1995:アメリカ作品/1996.04日本公開(東宝)
監督:ジョゼフ・ルーベン
CAST-1:ウェズリー・スナイプスウディ・ハレルソンジェニファー・ロペス
CAST-2:ロバート・ブレイクスコット・サワーズ
CAST-3:スキップ・サダスローレンス・ギリアード・Jr.クリス・クーパービル・ナン/他
N.Y.地下鉄警察・囮捜査官2人(乳兄弟)と売上金を運ぶマネートレインを巡るアクション・コメディ映画

STORYは…
NY地下鉄警察の囮捜査官、ジョン(黒人)とチャーリー(白人)、一緒に育った(乳)兄弟、息の合った抜群のコンビネーション。熱くなり易いチャーリーを抑えるクールな兄貴分のジョン、但し、勤務内容はかなり荒っぽい…上司の市交通局局長パターソン、超マニュアル人間、2人の行動を苦々しく思っている。そんな彼の誇り…各駅の売上を回収する秘密の列車”マネートレイン”の無事故無盗犯での運行… そんな2人を襲う問題の数々、チャーリーが賭博に熱中し15000ドルの借金を作ってしまったこと(ジョンに借りたのに紛失)。新任の美人捜査官グレースとチームを組むこと(ジョンと恋仲に?チャーリーは恋敵?)、放火魔強盗を逃してしまったこと、マネートレイン警護の日に集金袋が一つ紛失してしまったこと…罵詈雑言を浴びせ掛けるパターソン、怒りが収まらないチャーリー。再び現れた放火強盗を追い詰めるも、目前で焼身自殺、パターソンによりクビを言い渡される2人、初の兄弟喧嘩、借金返済を迫られるチャーリーが行動を起こす…

ハラハラドキドキというよりは笑えます、設定も無茶ですし…でもラストは爽快?ちなみに上映期間の短かったこと短かったこと…
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 マネー・ピット/THE MONEY PIT 
[COMEDY]
1986:アメリカ作品/1986.12日本公開(UIP)
監督:リチャード・ベンジャミン     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:トム・ハンクスシェリー・ロングアレクサンダー・ゴドノフ
CAST-2:ジョシュ・モステルモーリン・スティプルトン/他
買った家が欠陥物、使うその場から崩壊していくドタバタ・コメディ、一応は製作総指揮スティーヴン・スピルバーグだけど…

STORYは…
■ロック・グループ専門の弁護士のウォルターとヴィオラ奏者のアンナ…音楽のジャンルを超えて熱愛中、お金のない2人、アンナの前夫で世界的な名指揮者マックスの留守中のアパートで同棲生活(再婚の決心はまだのアンナ)、マックスが一年間の予定で演奏旅行している間の約束 ■予定より早く帰国したマックス、追い出される2人、必死で家探し&借金のあて探し、できる限りマックスから離れた場所に住みたいウォルター、家探しを通して…さらに深まる愛情、これで…マックスを含めた奇妙な三角関係解消!?ウォルターの友人の不動産業者ジャックの紹介物件、信じられない好条件!森の小道のはずれ、美しい緑に囲まれた好環境、白い洒落た2階建の一軒家、本来なら絶対に手の届かない物件…売値が破格の安値!所有者エステル…早急に売却を希望してのこと、これを逃せば2度と手にすることができない家、多少修理が必要と思われるものの…まずは申し分なしと判断、飛びつき契約する2人 ■ウォルターがアンナを抱きかかえ玄関に入った直後…ドアが外れる、レンジを使うと電気がショート、水道の蛇口からは泥水!さらに2階に通じる階段が崩れ落ちる、バスタブにお湯を張れば…バスタブごと地下へ落下…とんでもない欠陥住宅!この家に住むために…2人は大金を工面して大修理を行わなければならない事態に!


一応は製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、主演は若かりしころ&売出し中のトム・ハンクス…によるドタバタ・コメディ映画です
買ったお家が使う横から崩壊していくのですが、何が起きるか判ってしまう崩壊劇が延々と続き、何ら驚かされることなし、見ているコッチとしてはどんどんとトーン・ダウンしていくありさま、人物設定も滅茶苦茶で救えない、あまり笑えないというか低レベルのコメディ
ちなみに、「マネー・ピット」=「金食い虫」の意   (2008.12)
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 マネーボール/MONEYBALL 
[ DRAMA ]
2011:アメリカ作品/2011.11日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ベネット・ミラー     製作:ブラッド・ピット/他
出演:ブラッド・ピットジョナ・ヒルフィリップ・シーモア・ホフマンケリス・ドーシー
クリス・プラットスティーブン・ビショップロビン・ライト/他
野球というかベースボール好きな私としては…興味ありの題材でして、だいぶ前からチェック入ってました
ただし順番的には、先週の「コンテイジョン」を先に見てしまいましたが…
コメディ路線、とんでもない設定の多かったプラッド・ピットがシリアスというか実話映画!
「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキン&「シンドラーのリスト」のスティーヴン・ザイリアンの脚本
製作は「ソーシャル・ネットワーク」のマイケル・デ・ルカ&スコット・ルーディン
で…主演&製作がブラッド・ピットですから、なんか期待度はコッチの方が高いです
さてと如何なりますか…

STORYは…
アメリカン・リーグの西地区優勝も…ア・リーグ優勝決定戦で敗北したオークランド・アスレチックス…
ここまで来てもメジャー・リーグで優勝しなければ…何の意味もなし、歴史には残らない事実!
過去、ビリー・ビーン…ドラフト会議で高校卒業にニューヨーク・メッツに入団
予想に反して低迷の日々、短気な性格も災い、トレードで数チームを渡り歩き…弱小球団アスレチックスへ
10年のプロ生活に終止符、自らスカウトマンに転身
数年後…アスレチックスの若きGM(ゼネラル・マネージャー)となったビリーだが…
過去の栄光はあったものの貧乏球団の低迷、成績を残した選手は…ヤンキース等に高額で、さらわれていく始末
今年も優秀な選手が多数引き抜かれていく!インディアンスとの球団交渉の場、全く勝ち目なしの会議
そこで目に付いた男は…野球経験も無い(しかし的確な)情報担当の男、イエール大学経済学部卒のピーター!
冷や飯食いの状況の彼を引き抜いたことから始まるチーム球団改革!
後に「マネーボール理論」と呼ばれる「低予算で如何に強いチームを作り上げるか!」に取組む
・ホームランは不要、フォアボールを選べ(出塁率の高さを優先)
・アウトの危険性のある盗塁の禁止、アウト前提のバントの禁止

これらを前提とした補強!年配選手・変則投法の投手、キャッチャーのファースト転向!
古いスカウトマン達、監督、選手の反発…逆に悪化するチーム状況
それでも強引に独自のマネージメントを加速させていくビリー
その揺ぎ無い信念と情熱、少しずつチームに変化…勝利をもたらし始め、やがて20連勝のリーグ記録樹立
誰も認めなかった理論が…ついに認められる結果
選手として果たせなかった成功をGMとして収めることに!?
アスレチックスをブレーオフの常連までに押し上げたビリーの手腕が注目を浴びる
ボストン・レッドソックスから破格の金額でGMの誘い
どうするのか?と問うピーター!自身の評価か?ここまで係わってきたチームをどうするか?悩むビリー!


あれー!?最後の最後まで頑張ってたのに、ラストは…そうなの!?
実話ベースだからいたしかたないのだが…なあ!惜しい!
娘の歌が良いじゃないですか!
素敵な“ショー”を見せて!って(字幕は「素敵な“野球”を見せて」だったが…“ショー”の方が良いな)
その後、夢落ちでいいから何かドラマ欲しかったな!
でも実話だしな…ならば今作るべき映画だったのか疑問に思い出してしまった…
まあそれはさておき…
ブラピは良い役者だと思うが…50歳で俳優を引退するというニュース!驚き!製作サイドに回るらしいと…
あと2年しかないじゃないか!あと何作観られるのかな?カッコよい俳優なのに…
なんかもったいないというか!自分と同世代にして転進ですか…ちょっと考えてしまいますね!

ちなみに…
オークランドとはカリフォルニア州の中央部に位置する都市です
でも元は、フィラデルフィア・アスレチックス…1901-1954
続いては、カンザスシティ・アスレチックス…1955-1967
で、1968-以降がオークランド・アスレチックスです
話の中心となるのは2002年あたりなのですが、オークランド・アスレチックスの成績といえば…
ワールド・シリーズ優勝:(1910・1911・1913・1929・1930)・1972・1973・1974・1989…古豪!
ア・リーグ優勝(1902・1905・1910・1911・1913・1914・1929・1930・1931)・1972・1973・1974・1988・1989・1990
ア・リーグ西地区優勝:1971・1972・1973・1974・1975・1981・1988・1989・1990・1992・
2000・2002・2003・2006
2007…西地区3位、2008…西地区3位、2009…西地区4位、2010…西地区2位
西地区ってどんなチームがあるかといえば…(2011現在)
オークランド・アスレチックス、ロサンゼルス・エンゼルス(松井秀樹)、シアトル・マリナーズ(イチロー)、
テキサス・レンジャース、2013年からはヒューストン・アストロズが移行してくる…
過去に在籍した日本人選手は阪神タイガースから渡米した藪恵壹(2005だけ)投手のみ…役に立たなかったな…
大雨の公開9日目の第1回(15:35〜)、301席の映画館は満員(新宿ピカデリー スクリーン3)
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 マネーモンスター 
[DRAMA]
2016:アメリカ作品/2016.06:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:ジョディ・フォスター
出演:ジョージ・クルーニジュリア・ロバーツジャック・オコンネル
ドミニク・ウェストカトリーナ・バルフデニス・ボウトシカリス
 ジャンカルロ・エスポジートレニー・ヴェニートエミリー・ミード/他
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツで監督がジョディ・フォスター
観ないわけにはいかないでしょ!
本当は公開初日に行きたかったけど、所用で1週間ずれ
えっ?劇場ちっちゃい…

STORYは…
財テク番組「マネーモンスター」、パーソナリティーを務めるリー・ゲイツ…ウォール街の魔術師と称される彼
毎回巧みな話術で株価予想や視聴者へのアドバイス
しかしこの日は思わぬ事態が起こっていた
上場したばかりのアイビス・クリア・キャピタルの株が急落、損出額8億ドル以上
同社のCEOウォルト・キャンビーによると、コンピュータのアルゴリズムによる株取引が暴走した結果だという
以前の番組でアイビス株を勧めたリー、飛行機で移動中だというキャンビー、代理人が必死につなぐ
番組のコントロールルーム、プロデューサー兼ディレクターのパティ・フェンがやきもき
常にアドリブで暴走するリーに今日こそ台本通り進行してもらいたいのだが…
しかし番組が始まると相変わらず暴走するリー
その頃、TV局の搬入口から配達業者を装って侵入する男、「マネーモンスター」のスタジオへ
最初はリーの仕込みだと思ったパティやカメラマン、男は突然、拳銃を出すとリーに突き付けてきた
さらに「このまま放送を続ける」と脅迫、リーの体に起爆装置を巻き付ける、男の名はカイル・バドウェル
「マネーモンスター」でリーが勧めたアイビス株を購入、全財産6万ドルを失ったという
損出分6万ドルを用立てようとするリー、カイルは今回の暴落で失われた8億ドルを用意しろ!と
アイビス株の取引きでのカラクリをTVを通して全て世の中に暴露したいと…
この緊急事態に一部のスタッフはスタジオから退避するも、カメラマンは残り放送は続けられる
警察も駆けつけ、スタジオが包囲される中、パティはイヤフォンを通してリーに時間稼ぎを指示する
同時にスタッフと共にアイビス・クリア・キャピタルの情報を集め始める
アイビス株のアルゴリズムを設計した者と接触できれば、暴落の理由がわかり、事態を収拾できるかも…
今回の暴落の理由がわかるかもしれない
一方スタジオの天井通路まで辿り着いた警察の狙撃手、カイル射殺するべく狙いを定める
しかし射殺した瞬間にリーに巻かれた爆弾も爆発!?
狙撃手は、リーの起爆装置をピンポイントで狙うことに…
上手く的中すればリーは大量出血するものの命母助かるというギリギリの判断
しかし何千万という視聴者の前で、そんな危険な賭けに出ることは可能だろうか
リーはカメラに向かって視聴者に訴え始めた
「今からアイビス株を買ってくれ、そうすれば株価は上がる」と
徐々に冷静さを取り戻してきたカイルも、リーの巧みな話術によって日々の苦悩を吐露し始める
もうすぐ子供が生まれること、わずかな時給で家族を養うことの困難
そして警察から呼ばれたカイルの恋人も説得に加わる
狙撃手はリーの受信機を撃てるのか?弱気になってきたカイルをリーは説得できるのか?
そしてアイビス株の裏に隠された衝撃の事実とは…


すっご〜いってほどじゃないんだけど、面白かった
ジョージ・クルーニーのキレっぷり最高である
人質から…おっと、危ない、ネタバレ・ネタバレ
ジョディ・フォスター4作目の監督作である
派手なアクションではないが、いろいろ仕掛けが良くできている
しかし上映映画館が少なすぎる、しかもちっちやい
結果満員でした
何故だろう、女性監督に対する偏見だろうか
それにしてもジョディ・フォスターだよ…もっと取り上げられていいだろうにと思う
公開9日目の第1回(10:20)、130席の映画館で満員(TOHOシネマズ新宿 SCREEN3)
2011.09format



 真夜中のサバナ/MIDNIGHT IN THE GARDEN OF GOOD AND EVIL 
[MISTERY?]
1997:アメリカ作品/1998.07日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:クリント・イーストウッド
CAST-1:ケヴィン・スペイシージョン・キューザック/レディ・シャブリ/ポール・ヒップ
     アリソン・イーストウッド
CAST-2:ジャック・トンプソンアーマ・P・ホールジュード・ロー
CAST-3:ボブ・ガントン/サバナの町の皆さん/他
実話の映画化、ジャンルはミステリー?実在する奇々怪々な登場人物達(出演もしている)、監督はクリント・イーストウッド、ばら撒かれるが一切解決しない謎、映画なのか?なんなのか…頭を捻ること間違いなし

STORYは…
NYのジャーナリスト、ジョージア州サバナ、南部一華麗なクリスマス・パーティを中心としたルポ。奇奇怪怪な人物達(実在)、パーティの主催は町の富豪ジム・ウィリアムズ。パーティはお開き。銃声。ジムの書斎。住込みの若者の銃殺死体。正当防衛を主張。裁判。帰るに帰れなくなるジャーナリスト。情報集め。奇怪な住人達(レディ・シャブリにはいいように使われるは)とも親しくなる。ブードゥーの女祈祷師、悪魔払い。一審、証人、証拠の有無、明かされる事実とより分からなくなること…有罪。二審…有罪。三審、逆転技?裁判の行方は?真実は?


実話を元にしたベストセラーの映画化作品。ミステリーのようで、ミステリー映画として成立していない…謎は多いが一つも解決されていない、ブードゥーの祈祷師や、奇怪な登場人物も多いが…ましてや、ホラーでもサイコ系でもない。何だ、これは?実話であり、裁判の結果が出ているからには、このようなストーリーとなるのだろうが、最初は、クリント・イーストウッドが監督して滑ったと思ったけど、時間が経つにつれ分からなくなってきた。これを書いている現在、もう一回見てみたい気もする。(見たら、やっぱりだったりして)
しかし、こんな変な住人が大勢いる町を一度は見てみたいような気もする。登場人物は全て実在だというし、現にそのままの役割で、映画にも出演している人もいる。ちなみに、象徴のように出てくる少女の石造は、ストーリーに全く関係ないのですよ…
(恵比寿ガーデンシネマ1)
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 マリアンヌ/ALLIED 
[LOVE STORY]
2016:アメリカ・イギリス作品/2017.02:日本公開(東和ピクチャーズ)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピットマリオン・コティヤール
ジャレッド・ハリスダニエル・ベッツマシュー・グードサイモン・マクバーニー
リジー・キャプランシャーロット・ホープ
アウグスト・ディール/他
宣伝の始まりが遅かったので、他の映画を予定に入れてしまったが
これは観ておかねばならぬという予告CM
ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが主演で、ロバート・ゼメキス監督ならばなおのことである

STORYは…
1942年、カサブランカで2人は出会った
(砂漠にパラシュート降下してきた男、迎えに来た現地人)
マックス・ヴァタンは自分の“妻”の名前すら、まだ知らない
「紫色のドレス」を着て、目印が「ハチドリ」であること以外
ある重大なミッション、引き合わされた2人、初対面、長年連れ添った仲の良い夫婦を演じなければ…
優秀なエージェントであるマックスは見事に演じ、周囲を騙し、信じ込ませることに成功する
彼はミッションを遂行する上で、ただ一つの信条を持っていた、それはパートナーと決して恋に落ちないこと
それが安全で、冷静に行動する最良の方法であると確信していた
マリアンヌ・ボーセジュールに出会うまでは…
イギリスの特殊作戦執行部(SOE)より緊急任務で派遣されたマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌ
占領下にあるカサブランカに滞在するドイツ大使の暗殺計画を見事に成し遂げる
それと共に真面目で孤独な男だったマックスの抑えきれない感情が、初めて声になる
「一緒にロンドンへ行こう!結婚してほしい」
数週間後、ロンドンの街角にある小さなカフェで、ささやかな結婚式を挙げる2人
マックスの信頼する上司フランクやチェリストのガールフレンドを連れた自由奔放な妹達の前で愛を確かめあう2人
既にマリアンヌのお腹にはマックスとの愛の結晶が宿っていた
やがてアナと名付けられた最愛の娘も生まれ、初めて送る幸せな生活を噛み締めて過ごしていた矢先
マックスは信じられない話を聞かされる…「マリアンヌには、二重スパイの疑いがある」
訓練の一種か悪い冗談にしか思えなかったが、フランクの表情は固まったままだった
そして耳を疑うような恐ろしい指令がマックスに下される
「疑惑は72時間以内に判明する、マリアンヌが二重スパイであればマックスの手で殺すこと…
もし裏切ればマックスが処刑されること」であった
マックスの目に映る日常が一変する、マリアンヌの些細な行動が全て疑わしく思えてくるのだが…
唯一変わらないものが分かった…それはマリアンヌへの愛おしさだった
マックスは彼女の疑惑が偽りであることを証明するために奔走する
どんな逆境においても、愛する妻を信じること
それが不器用なマックスに残されたマリアンヌを「愛する」ことだった
果たしてマリアンヌの正体とは?2人が涙で導き出した運命は、予想もつかない結末へとなだれ込んでいく…


マリアンヌが無罪なのか二重スパイなのか、ハラハラドキドキ
なかなか面白かった
結末がハッピーエンドかバッドエンドかは観てのお楽しみ
言えない書けないって
しかしブラッド・ピットとマリオン・コティヤールのキャスティングは豪華にして大正解
優秀な軍人にして愛する妻を守りたいマックスを演じるブラッド・ピット、いい男の必死さが感じられる
謎の美人マリアンヌを演じるマリオン・コティヤール、謎・謎・謎の美人である、詳しく書けない
諸般の事情というか確定申告で平日に休みを取って…ついでに観てきたので映画館はガラガラ
なのに目の前の席に人がいるのに違和感
ちなみに公開8日目の第1回(10:00)、353席の映画館で24人程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN2)
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 マルコヴィッチの穴/BEING JOHN MALKOVICH 
[???]
1999:アメリカ作品/2000.09日本公開(Asmik Ace)
監督:スパイク・ジョーンズ
CAST-1:ジョン・マルコヴィッチジョン・キューザックキャメロン・ディアスキャサリン・キーナー
CAST-2:オーソン・ビーンメアリー・ケイ・プレイスW・アール・ブラウンチャーリー・シーン
CAST-3:ショーン・ペンブラッド・ピットウィノナ・ライダーオクタヴィア・スペンサー/他
くだらないことでも盛上がれる仲間が集まって、酒でも飲みながらこんなことが有ったら面白いと大騒ぎしたネタを集めて…映画にしてしまいましたといったところ?誰もが楽しめるかは疑問、マジメな方は怒りそう…

STORYは…
才能はあるのに売れない人形使いクレイグ、冷め切った夫婦仲…妻ロッテは店からペットを連れ帰り世話をする毎日… 生活費稼ぎ、新聞の求人情報、「手先の器用な人、求む」、マンハッタンのオフィスビルの”7と1/2階” レスター社、社長に気に入られ”文書整理係”妻と食事に招かれる、マルコヴィッチの部屋?7と1/2階の説明ビデオ、同じ階に勤めるマキシンに一目惚れするクレイグ、相手にされず…イライラ、キャビネットの裏側に落とした書類、封印されたドア、潜り込むと…吸い込まれた先は…俳優マルコヴィッチ、15分間の体験、ハイウェイ脇に放り出されたクレイグ、これならマキシンも興味を持つのでは!?


面白そうと目をつけてから、随分と待たされました(公開無し?の不安)…公開初日(休日出勤後)の18:50の回、雨、各種メディアがここにきて煽ってる、混雑覚悟もすいていた… ”こんなことが有ったら面白いよね”を集めた映画、楽しめます!理解不能に落ち入る方もおられるでしょうが、混乱もまた楽しいと… 今回、0.5秒早く笑う人がいてタイミング崩されたけど… GO的な方は情報がこれ以上漏れる前に見に行きましょう!それから、マルコヴィッチを演じる?マルコヴィッチの怪演に、やっぱり2枚目役は似合わないジョン・キューザック、笑うぞチャーリー・シーン、美人を止めたキャメロン・ディアス(某CMは恐い)、どこが美人なのか?でも美人キャスリーン・キーナーも凄い、もしかして出演者の中で最も美人なのはウィノナ・ライダー?(0.5秒位しか映らないけど…)、ブラピも一瞬です もう一人?トラウマに神経を病む…も仕掛として笑える…で、魅惑的でも、やっぱり”穴”には気を付けよう!思い込みの激しい人&ある種の女性にも…
しかしマルコヴィッチになってみたい…
(新宿東急)
2000-2009format



 マルホランド・ドライブ/MULHOLLAND DRIVE 
[MYSTERY&SUSPENSE]
2001:アメリカ・フランス作品/2002.02日本公開(コムストック)
監督:デヴィッド・リンチ
CAST-1:ナオミ・ワッツローラ・エレナ・ヘリングジャスティン・セローアン・ミラー
CAST-2:マヤ・ボンドメリッサ・ジョージチャド・エヴェレットリタ・タガート
     ミシェル・ヒックスエリザベス・ラッケイブライアン・ビーコックロリ・フーリンス
     ビリー・レイ・サイラス
CAST-3:マイケル・J・アンダーソンアンジェロ・バダラメンティダン・ヘダヤマーク・ペレグリノ
     ヴィンセント・カステラノスレイパエッテ・モンゴメリー
CAST-4:ロバート・フォスターパトリック・フィッシュラーボニー・アーロンズメリッサ・クライダー
CAST-5:リチャード・グリーンジーノ・シルヴァレベッカ・デル・リオコリ・グレイザー
CAST-6:リー・グラントジョアンナ・ステインジャンヌ・ベイツダン・バーンバウム
CAST-7:ロバート・カティムズ/他
はまるとナカナカ抜けられないデヴィッド・リンチ・ワールド…です

STORYは…
ダンス、華やかなステージ、電話、電話、ベッドに横たわる人、暗闇のマルホランド・ドライブ(通り)、疾走するリムジン、後部座席、ブルネットの美女、突然止まる車、運転席から向けられる銃口、坂を下ってくる暴走車2台、事故、大破、這い出る女、怪我、放心状態、光り輝くハリウッドの街…サンセット通り、高級アパート、植込の中、翌朝、アパートに住む有名女優のルース、長期の外出、忍びこむ女… ダイナー、夢の話をする男、正夢?確認、黒い影、恐怖、ショック死? 空港、ブロンドの女性ベティ、女優の叔母ルースを頼り…オンタリオから来た女優志望、憧れのハリウッド、機内で親しくした老夫婦との別れ、異様な笑い、叔母が手配してくれたオーディション、留守中のアパート使用許可、部屋を見回るベティ、シャワー室に女の姿、叔母の友達?名前?思い出せない…目に付くリタ・ヘイワースのポスター、”リタ”と名乗る、事故で怪我…休ませてほしいと、叔母との電話、リタ?を知らない、寝室、何も思い出せないと泣くリタ、彼女のバックの中身…大金と不思議な形の青い鍵、唯一思い出した"マルホランド・ドライブ"という言葉、ベティの同情と好奇心、記憶を取り戻す手助けを決意、アパートの住人ルイーズの訪問、トラブルが見える?翌朝、見慣れぬ女に家主の忠告、トラブルに巻き込まれるな!でも…積極的なベティ、公衆電話、警察への問合せ…”マルホランド・ドライブ”で事故…教えてくれない詳細、レストラン、ウェイトレスの名札…思い出した名前"ダイアン・セルウィン"、電話帳、留守番電話のメッセージ、リタの声ではない、でも聞き覚えが? アパートの一室、ブラック・リスト”全ての記録”を巡りエドを射殺するジョー、連続殺人… オフィス、集まる男達、マフィア?映画監督アダムの目前、勝手に決められる主演女優、反発、拒否、帰宅、妻の浮気現場に遭遇、逆ギレの妻、追出されるアダム、秘書から緊急電話…撤収されるセット、ホテルの一室、マネージャーからカードが使えないと…、”カウボーイ”からの呼出し、忠告と指示、従う? ダイアンの住所、シエラ・ボニータを訪ねることにする。朝、オーディションに向かうベティ、好評、キャスティング・エージェントの目に止まる、この映画ではもったいない…別の場所に彼女を連れて行く…大作映画の主演女優オーディション中の監督アダム、暗く沈んだ顔、目が合ったベティとアダム、惹かれ合うもの、が…指定された女優カミーラ・ローズ、決定の指示… 会場を後にするベティ、リタと向かうダイアンの家、姿を見ないと言うアパートの住人、警察が来た?ノック、返事なし、窓から侵入したベティ、リタを招き入れる、異臭、寝室、腐乱した女の死体…ダイアンとは? そしてリタは一体何者なのか? リタに特別な感情を持ち始めていたベティ…


デヴィッド・リンチ監督作品、絶対に見ると決めてましたが、超多忙状態に突入(映画を見られなかった2ヵ月間)、もう上映していないと諦めてましたが、ぎりぎりセーフ、あと1週間のところで間に合いました、相変らずのリンチ・ワールドです、難解?と言う言葉は適切ではないと、いつも思うが…他に言葉が見つからない、この世界に嵌るとなかなか抜けられない?前々作「ロスト・ハイウェイ」より場面展開が激しく、追いかけるのが多少大変かも、もう1回 見たかった…
この映画、何処から何処までが現実で、何処から何処までが夢なのか…または、何処から何処までが夢で、何処から何処までが現実なのか…、それとも何処から何処までが夢で、何処から何処までが現実で、何処から何処までが夢なのか…、いや何処から何処までが現実で、何処から何処までが夢で、何処から何処までが現実なのか、一体何が現実で何が夢なのか、実は大半が夢の中の出来事だったのか、それとも悪夢の塊の様な現実なのか?、あなたは誰?あなたは何者?あなたの正体は?わたしを何処に連れて行くの?私は一体誰?どうしてここにいるの?誰を信じたらいいの?状態です…
もう一度、デヴィッド・リンチの並べた順番を再確認しながら見てみたい…
(恵比寿ガーデン・シネマ)
2000-2009format



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