行・ 作品・海外






 モーニング・アフター/THE MORNING AFTER 
[SUSPENSE]
1986:アメリカ作品/1987.04日本公開(東宝東和)
監督:シドニー・ルメット
CAST-1:ジェーン・フォンダラウル・ジュリアジェフ・ブリッジスジェフリー・スコット
CAST-2:ダイアナ・サリンジャーリチャード・フォロンジージェームズ・ハーク
     キャスリーン・ウィルホイト
CAST-3:リック・ロソヴィッチ/他
ジェーン・フォンダ主演のサスペンス映画ですが…内容と実年齢のギャップの方が怖い(?)というサスペンス映画、内容的には…なんとも…です

STORYは…
■既に陽は高く昇ったロサンゼルス、いつもと同じ朝の筈が…、ハリウッドの中堅女優アレックス・スターンバーゲン、深い陶酔からの目覚め、不快な感触、血、ベッドの隣に見知らぬ男の死体、心臓部に突き立つナイフ、ここは何処?いつ・どうして・この男とベッドを共に?昨晩は酒に酔い…途中から記憶なし、誰が男を殺したのか?もしかして自分?パニック!無我夢中で…部屋を離れるアレックス ■タクシーで自宅アパートへ、自分自身への疑惑を拭い去れず、絶えず襲い掛かる怯え、別居中の夫ジャッキーに電話、助けを乞うが…ただ逃げろと言うだけ ■空港へ向かうアレックス、何処か遠くへ!満席でキャンセル待ち、そこで知りあい&彼女に興味を示す男ターナー、元警官 ■死んでいた男が「いかがわしい写真家」ボビー・コーシャックと知るアレックス、証拠隠滅のため…あの部屋(ボビーの住まい兼スタジオ)へと戻るが、死体がない!何者かがいた形跡 ■コーシャック殺しの犯人として指名手配されるアレックス、彼女の部屋で発見された死体、錯乱して逃げ惑うアレックス、そんな彼女を助けたのは…彼女の無実を信じるターナー、追いつめられる2人、芽生える恋、だが…小さな争い、ターナーと別れるアレックス、ジャッキーのもとに身を隠す、そこで…知らされる意外な事実!


特になんということはないのですが、一度ジェーン・フォンダを見てみようくらいの気持ちで見にいって…腰砕けで帰ってきた映画です、昔はキレイだったのでしょうが…(当時)49歳の彼女にコノ主役を振ったのは失敗でしょう!?当時20代だった私には…シワが目立ち過ぎ&老け顔、とてもお色気シーンには絶えられない、無理!無理!無理!ある意味怖かったくらい…と、記憶してます、実際に彼女のアップ写真のパンフ表紙は…ケッコウ怖い!ファンの方にはスミマセンが
そしてストーリーは陳腐でツマランという感じ (2006.12)
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 モールス/LET ME IN 
[THRILLER]
2010:アメリカ作品/2011.08日本公開(アスミック・エース エンタテインメント)
監督:マット・リーヴス
出演:クロエ・グレース・モレッツコディ・スミット=マクフィー
リチャード・ジェンキンスイライアス・コティーズカーラ・ブオノ
ジミー・“ジャックス”・ビンカクディラン・ミネットリッチー・コスター/他
どーしようかな?観ようかな?止めようかな?のギリギリ線上にあった映画「モールス」なんだけど…
主演が、あの「キック・アス」の「クロエ・グレース・モレッツ」なのは観たい!
監督は「クローバーフィールド/HAKAISHA」の「マット・リーヴス」は興味あり
全世界60の映画賞を受賞したスウェーデン映画のハリウッド版リメイク(タイトル書く事自体ネタバレ)ゆえ…
内容はシッカリしてるだろうな(見てない)けど、ただ予告CMでストーリーは、ほぼ分かっちゃってます
「この20年のアメリカでNo.1スリラー…」 ちょっとスティーヴン・キングが褒めすぎなのが気がかり?
で、「イノセントスリラー」?なんかあまり怖くなさそうだな
でもスリラー映画!土日の朝だの昼だのに見に行きたくない映画だな、PASSかな?…と思ったら
金曜日公開!会社帰りに観られるじゃないの…、それじゃあ観てみようかな?
ということで急遽観ること決定です

STORYは…
雪に閉ざされた町、12歳の少年オーウェン、学校ではイジメにあう孤独な少年
離婚協議中の両親、精神的に不安定な母親と2人暮らし、団地の中庭で時間潰し、この町を出る事を夢見る日々
ある夜…隣に引っ越してきたアビーという少女、裸足で雪の上を歩く彼女、自分の誕生日も知らない謎めいた少女
古い団地の中庭、夜毎会ううちに…孤独を抱える2人は徐々に惹かれあう
お互いにしか分からない壁越しのモールス信号、絆を強めていく2人だが…
オーウェンはアビーの隠された、哀しくも恐ろしい秘密を知ることになる
時を同じくして、町では残虐な連続猟奇殺人事件が起こり始める!
事件を捜査する刑事、真相を追い続けるうちに2人の住む団地へと辿り着く
そして、全てが明らかになった時、オーウェンが下す衝撃の決断とは…

映画を見終えて…さてと困った!
これは、いわゆるホラーやスリラー映画とは違うぞ!クロエだからって当然アクションではない
恋愛物でもない…表現難しいな
語れば語るほどネタバレになるな…バレバレゆえにネタ明かしたくないな、単純だし
ともかくネタは悪くないが…想像通りの展開
12歳の少年少女の残酷な運命の物語、表現の限界?私としては、もっと哀しくなる位が良かったな…
まあ、まあまあかな(以上観覧直後)

いや待て…!ちょっと時間が経ってみたら…揺り戻しあり!
愛なんて分からない12歳、孤独ゆえ惹かれあう2人、互いに守りあわなければならない必要
徐々に徐々に…魔性に取り込まれていく少年(無意識な少女)、誰にも助けも求められず、1人決断を迫られる
その過程が哀しいのだな…ウン
でも、もっと哀しく切なくして欲しかったな…12歳の恋の限界かな?

ちなみに原題は「LET ME IN」…まあ「招き入れて」ってとこかな?映画の中に出てくるシーン
吸血鬼は「招き入れる言葉を言わなければ中に入れない」ルールのことと思われる
意味合い的には「LET ME IN」なんだけど、営業的に「モールス」としたのも理解できなくもないが
「LET ME IN」は捨てがたいな…

それから…最近、土日にやりたい事が増えてきたもので…
金曜日に公開初日が増えてきたのは助かるな!いろんな時間の使い方ができる!良いな!

そうだ…全席指定の映画館になのにフラフラと席を移動する怪しげな女性が1名
キョロキョロ周囲を見回す姿、なんか行っちゃってる感じ
空いてる席を渡り歩く(本当はチケットなしで潜り込んだか?)
上映前には私の左隣の席に来た!でも…まだまだキョロキョロ!なぜか上映直前に私の右隣の席に移動…
なんか危ない雰囲気の女性が隣にいる恐怖
映画に没入して…忘れてたが
明るくなって退場しようとしても、席を立たず!前を通り抜ける時に…
突然こちらを見上げたかと思うと、お辞儀された…ななななんなんだ???
こっちも怖いぞ!

そうだA!劇場入場時にアンケートを渡された、まあ簡単なのでサラサラと書いて返したが…
そういえばだいぶ前から公開初日の「ぴあのアンケート部隊」を見なくなっていたな…
まさかの廃刊の前段だったのかな…
ちなみに公開初日(金)の第3回(16:00〜)、182席の映画館は4〜5割の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 6)
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 ものすごくうるさくて ありえないほど近い 
EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE
[DRAMA]
2011:アメリカ作品/2012.02日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:スティーブン・ダルドリー
出演:トーマス・ホーンサンドラ・ブロックトム・ハンクスゾーイ・コールドウェル
マックス・フォン・シドー
ジョン・グッドマンヴィオラ・デイヴィスジェフリー・ライト
 ステファニー・カーツバヘイゼル・グッドマンスティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン/他
時節柄か大々的な宣伝はされていません
TVコマーシャルも見かけないし、映画館に宣伝チラシ置いてないし…、唯一映画館の予告CMくらいなもの
アメリカはN.Y.は「9.11」に端を発した内容の映画、大好きだったお父さんをW.T.C.崩壊で失った少年
お父さんの記憶が薄れていく恐怖、お父さんが隠し持っていた「鍵」が残された父との繋がり!
父は何を残してくれていたのか?少年の冒険が始まる…のだが!
主演は久々のトム・ハンクス、ちょっと興味があって観に行きました!

STORYは…
オスカー・シェル、恐いものがたくさんある…生きることに少々不器用な少年
宝石商を営む父トーマス、息子の個性を活かしながら、少しずつ困難に立ち向かえるよう導いていた
調査探検ゲーム!N.Y.に6つ目の区があったことを証明する物を探す!ヒントを求めるオスカー、はぐらかす父
探索のために人と話す恐怖を乗り越えていく…正解に辿り着くまで!
それを見守る母リンダ、祖母(祖父は遥か昔に家族を捨てて出て行ったらしい…)
だが、その日は何かが変だった…突然の授業打ち切り、早々の帰宅…9.11!
突然、いなくなった父、なぜ空っぽの棺おけを埋葬するのか?分からない事だらけのオスカー、母との対立
1年が経過、父との繋がりにすがるオスカー、父の遺品と過ごす毎日、依然母との関係は良くないまま
そんなある日…手付かずの父のクローゼット
父のカメラを手に取ろうとして…落下した青い花瓶、粉々、出てきた小袋…中から「1本の鍵」、何?
父との記憶が希薄になっていく中で見つけた…新たな父との繋がりに傾倒するオスカー
鍵屋が袋に書かれた「ブラック」の文字が名前ではないか?と告げる
ヒントを得たオスカー、マンションのドアマンから借り出した電話帳、N.Y.には472人のブラックさん
これは父が仕掛けた“調査探検ゲーム”なのか?
父から何かメッセージが受け取れるのではないだろうか?と考えるオスカー
母には「出かけてくる」とだけ告げて…週末のブラックさんを訪ねる旅が始まる!
かつて父が新聞で見つけて赤丸した「探すのがやめない」の誤記の記事をお守りに…
橋、電車、見上げること、話すこと…恐い物に立ち向かっていく
帰宅しては…こっそり留守番電話に残された父の声を聞く!再生機を交換したことは母&祖母にも秘密
初対面のブラックさん達は…オスカーの話を聞いては、励まし&自分の話を聞いてもらいたがる
他人の温かさに触れる一方…抜け殻のままの優しかった母!?
そんな母とぶつかり…祖母の家に駆け込んだオスカー、突然現れた間借り人の老人男性と遭遇
口がきけない老人
彼に思いのたけ、秘密をぶつけるオスカー
彼の心の痛みを感じ取った老人は…調査探検ゲームに同行、不思議な絆で結ばれていく2人


ひえ〜っ!トム・ハンクスは最初の5分だけか!
後は必死な…と言うよりは、ヒステリックになってしまった少年に引き摺り回されるのだ!
ラスト15〜20分、感動の大どんでん返しまで…それは続く!これはけっこうシンドイのだ
こんなこと書くと怒られるかな?東日本大震災で親を残した子供の気持ちが分からないのかと?
私は父を6歳の時に亡くした
引越しに持ってけないけないと言われた「父の机(父の象徴)」にしがみついて…泣いたことを思い出した!
それでも、この少年のヒステリックさは少しばかり引いてしまう、それだけ父は偉大であったか?
私の父も私にとっては偉大であり、自慢の父であった…
テロ、大災害でなくったって…それぞれの人に「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」経験はあるだろう
それぞれの立場で物言って良いと思う、大変だねとか!だからどうした?とか、迷惑とか、追い払ったりとか?
そうじゃねーだろうが?だとか、俺にどうしろってんだ!だとか、時に手に余ったりして…
しかし…やっぱり映画的には疲れる
が、最後の15〜20分で大どんでん返し的な展開というか事態が連発するとこで、評価が変わる
しかしなんて…、
ものすごくうるさくて、ありえないほど長ったらしい前振り!
通して観れば評価は良いが…中間2時間は大変だ…
観に行く人はそれなりの覚悟が必要かもしれませんね!

話は反れまくるが…
今まさに上映が始まろうって時に、売店で「パンフください」って言ったら
「けいおん!ですね!?」って言われた?そっちは既に始まってるし、「私」はそう見えたか?
若く見えたか?オタクに見えたか?「とんでも…」観るように見えなかったか?
開8日目の第1回(10:00)、183席の映画館で25人の入りでした(渋谷シネパレス1)
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 モンスターハンター 
[ACTION]
2020:アメリカ/ドイツ/日本作品/2021.03:日本公開(東宝/東和ピクチャーズ)
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチトニー・ジャー
ティップ・“T.I.”・ハリスミーガン・グッドディエゴ・ボネータ
ロン・パールマンヤニック・シューマンナンダ・コスタ山崎紘菜/他
コロナの影響で、公開順や期間が滅茶苦茶
いつ上映が終了するか?時間帯が夜遅くになっちゃったりして!
ゲームの映画化ということで、子供狙いの吹替版も併映されているので…
夜の上映になっちゃったりして?
私は午前中の回を観て、ランチしてくるのがルーチンなので…
早く通常状態に戻ってくれないかな?

STORYは…
作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊
その探索に当たったアルテミス率いる特殊部隊!突然の激しい砂嵐
砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と…あり得ないサイズの超巨大モンスター!
近代兵器が通用しないモンスターの猛攻に、小隊は全滅寸前までに追いこまれる
絶体絶命の危機を救ったのは、見慣れぬ装備を身にまとい、巨大な剣を携えた男
彼はモンスターを狩るために戦う者=モンスターハンターであった
アルテミス達はなぜモンスターが跋扈する世界にやってきたのか?
元の世界に戻る方法はあるのか?
全ての真実を知るためには、次々襲来するモンスター達を倒し、生き残るしかない
狩るのは人間か?モンスターか?
究極のサバイバルが始まる!


日本製ゲームの「モンスターハンター」の映画化作品である
ゲームをやっていないので、世界観が良くわからなかったが、まあ問題はないか!?
「モンスターハンター」の言葉、そのままの内容である!
もっと沢山出てくると、なお良かったのにな!
ゲームでもあんなにモンスター強すぎるのかな&大き過ぎないか?
ゲームでもモンスター狩れるのかな?チョット心配になってしまう!
やはり、ゲームをやっていれば、ウケるネタが散りばめられているいるようだが
私には分からないが、料理長オトモアイルー何かなのかな?
あと東宝シンデレラガールの「山崎紘菜」がチョイ役で出ていた!
しかし今回のパンフにはストーリーが書かれていない
まあ書くまでもなかったかのかな?
公開9日目の第1回(10:45)、130席の映画館で7割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN3)
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