行・ 作品・海外






 ARGYLLE/アーガイル 
[COMEDY & ACTION]
2023:アメリカ・イギリス作品/2024.03:日本公開(東宝東和)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ブライス・ダラス・ハワードサム・ロックウェル
ブライアン・クランストンダニエル・シンキャサリン・オハラ
ヘンリー・カヴィルジョン・シナアリアナ・デボーズデュア・リパソフィア・ブテラジン・ルージー
サミュエル・L・ジャクソン/他
最近あまりスクリーンに掛からなくなった「冒険&スパイ&アクション&コメディー」のゴッタ煮映画!
手掛けるは「キックアス」「キングスマン」のマシュー・ヴォーン監督
人気スパイ&アクション作「アーガイル」が大ヒットした作家、作風とは裏腹に…愛猫と暮らす平和な生活!
まさかの実在スパイ組織と偶然の一致?小説の続きを巡って追われる身に!という多分ドタバタコメディ…かかな?
笑えるだろうと思い観に行く!
直前に予約状況調べたら「9割」程度の大入り!
だが… パンフちっちゃい!お値段そのまま(880円)手のひらサイズ!

STORYは…
作家のエリー・コンウェイ、スパイ小説「アーガイル」シリーズで人気を博する売れっ子!
(シリーズ4作目の発表会(書店イベント)も盛況)
世界を股にかけて活躍している小説の主人公「アーガイル」の派手な日常とは裏腹…
彼女は愛猫アルフィーと共にアメリカの田舎町で静かに暮らしている!
(第5作の初稿、母親にして大ファンの母親が…ここで切るの?もう1章追加しては?の意見)
執筆に行き詰まったエリーはアルフィーを連れて列車に乗り(実家へ)気分転換の旅!
ところが車内 には彼女の命を狙う刺客達!向かいの座席に座っていた男…自称スパイが暗殺者達を撃退
訳も分からぬままエリーは巻き込まれ、この男エイダンと共に逃げ続けることになる
彼の話によると「アーガイル」シリーズの未刊原稿が…
現実の諜報世界で起きている陰謀を細部に至るまで正確に言い当てている!
そのため諜報組織“ディヴィジョン”が“予言者”である彼女を消そうとしているという!俄かには信じがたいエリーだが…
命の危険に追い込まれていることは疑いようがない
猫アレルギーだが戦闘スキルは抜群のエイダンに守られながらエリーは真相を探り始める
その先には、彼女の運命を一変さ せる事実が待ち受けていた!
現実の世界にも存在していたアーガイルの正体とは!?
(この後の展開を書き表すのは不可能)

これは面白い!よくぞこんな展開を組み込んだものだ!拍手!
予想外の展開が繰り広げられる!
誰が味方で誰が敵?何が真実で何が嘘?
ああ〜恋愛モノでもあり、なんか「インド映画」的でもある!
バカバカしいほど面白い!これぞ「エンタメ作品」!マシュー・ヴォーンは判っている!楽しいよ!
何も情報を入れずに観に行くべし!この展開笑うしかないぞ!スマッシュヒット・・・か!
ブライス・ダラス・ハワードの起用は狙ってか?重量級ゆえの?
ストーリーを書き残したいが無理!
それだけ展開が急すぎるし、意表を突かれすぎるので…書き起こし不可能!
ラスト、俺も忘れるな!は笑い!
エンディングロールで帰りだした客、サービスカットが流れているのに帰る?不思議!
そこまで込みの作品だったのにね!
おや?IMDBの評価が意外と低い不思議?
公開2日目の第4回(15:30)、388席の映画館で9割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN5)
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 earth/アース 
[FANTASY]
2007:ドイツ・イギリス作品/2008.01日本公開(GAGAコミュニケーションズ)
監督:アラステア・フォザーギルマーク・リンフィールド
CAST:ホッキョクグマ/アフリカゾウ/ザトウクジラ/アムールヒョウ/ホッキョクギツネ/
    ニシバショウカジキ/ヒヒ/ゴクラクチョウ/ケープバッファロー/ミナミアフリカオットセイ/
    トナカイ/チーター/チンパンジー/マイルカ/アネハヅル/ゲムズポック/キリン/
    ムナグロ/ホオジロザメ/タンビカンザシフウチョウ/ライオン/コオリガモ/オオヤマネコ/
    キンミノフウチョウ/オオウロコフウチョウ/オシドリ/アカカザリフウチョウ/コウヨウチョウ/
    アカシカ/アカギツネ/アビ/カナダヅル/ユキドリ/カタカケフウチョウ/トムソンガゼル/
    ツグミ/セイウチ/ウィルドビースト/ホッキョクオオカミ/シマウマ/他
[日本版コンダクター]:渡辺謙     ([イギリス版コンダクター]:パトリック・スチュワート
この映画に付けられた宣伝コピーは…「主演 地球、46億歳−」 「ドキュメンタリー史上最大のスケールと臨場感で贈る、壮大なる映像プロジェクト」 「これまでにカメラに収められたことのない、地球上で最も美しいものを目にする、これが最後のチャンスである」…監督

■50億年ほど昔(46億?)、まだ若かった地球に巨大小惑星が衝突、地球の地軸を23.5度傾ける、この事態は…我々が知る “生命の星・地球”の誕生に大きな役割を果す、この傾斜なくして…今のような驚くほど多様な地形や四季の移ろいもなく、生命が生息するための完璧な条件は揃わなかった… ■北極圏、太陽の昇らない冬…エサを求め歩くホッキョクグマのオス、春…ホッキョクグマのメスと子供達、エサを求め海へと向かう… ■動物達の移動と共に地球上に生息する生命の旅が始まる… 北極から南へ南へ、赤道を通過、南極へ、そして再び北極圏へ、ホッキョクグマの体重を支えられない氷、最後の賭け?セイウチに挑むホッキョクグマ…


で?…「なんだかな〜、ツマランな〜、眠たかったよ〜、これじゃー感動も何もないよ〜、TV内容だよ〜!」が私の第一声!
子供の受験も終わり前々から約束の「earth」を家族で見てきましたが、見終わって…全員(4人)不満気な顔、「ウー…ン…」沈黙する長男、「TVで見たことあるヤツばっかリだった…」と妻&次男、これなら正直…映画館で見なくてもよかった感じです、現在の地球上で行われている生命の営みを“あるがまま”に撮影した「ドキュメンタリー映画」ですが、内容的にスケールが小さく、映画館スクリーンに乗せるだけの内容ではありませんでした、好意的に言い換えれば…「TV番組向けの内容、大型TV画面用の映像」です、見入るほどの内容ではないためか、映画館中央より少し前、やや左寄りの好位置なのに入り込めない、スクリーンが…遠く、遠く…感じられ、普通は気にならなくなるはずのスクリーン周囲の枠がいつまでも見えてました、製作が「BBC」なので…TV内容で当たり前なのかな!?
(ツアー)コンダクター役の渡辺謙が語る…「温暖化の進行で環境が変化し、危機に瀕している動物達がいる…、そのことを一番深く受け止めなければいけないのは人間、そしてどうにかできるのも人間だけである」…と(素晴らしい映像を…大きなスクリーンで、是非体感してみてください…とも)、どうにかしようとセッセと省エネだとかリサイクル活動だとかして…無関心ではないが、この映像から特にどうにかしなければ…という危機感は感じられなかったが?如何が?何でも結びつければ良いというものではないと思う、確かに冒頭のシロクマは大変だ!が…それ以外は…映画の主旨通り、長距離移動する生物と共に地球を動きまわり、美しい映像や生物達の営みを描くドキュメンタリー映画なわけで (もしかしたら今この時何らかのアクシデントが発生し…監督の言うように、これが本当に最後の映像になってるかもしれないが)…映像自体にメッセージ性はなく、どう見るかは個人の問題、私は「ドキュメンタリー史上最大のスケールと臨場感で贈る、壮大なる映像プロジェクト」を見に行きました(とてもそんなレベルじゃなかったんだが)、やはり “この映画としては”…「温暖化問題」は一部の方による後付けでしょう、コレに感動して、温暖化防止活動に積極的に参加しようと思った方がおられたらスイマセンが…ともかく、そんな高度な次元ではなく、子供に見せられる「地球のお話」ということで…私的には決着させました
子供500円キャンペーンなので…(入場料:500円×2人+前売券1,300円×2人)+600円(パンフ)+1,750円(ポップコーン&ジュース)+600円(交通費)…合計 6,550円の出費!…この内容に対しては高額の支出、少し待って、近所のレンタル・ショップで新作で借りてくれば…500円以下で済んでたと思うと…ちょっとキツイかもしれない…
※なんか嫌なのだが…海外作品の「あ」のページ・トップは、あまり良い映画が出て来ない、偶然でしょうが…
公開30日目の第1回(10:20〜)、610席の映画館は2割弱程度の入り(渋東シネタワー1:渋谷)
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 アイ・アム・レジェンド/I AM LEGEND 
[SF]
2007:アメリカ作品/2007.12日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:フランシス・ローレンス     原作:リチャード・マンスン 「アイ・アム・レジェンド」
CAST-1:ウィル・スミス
CAST-2:アリシー・ブラガチャーリー・ターハンサリー・リチャードソンウィロー・スミス
CAST-3:ダッシュ・ミホクジョアンナ・ヌマタエマ・トンプソンエイプリル・グレイス/他
リチャード・マシスン原作の3度目の映画化作品、主演はウィル・スミスです…

■2009年、TV、インタビューに答える女性科学者Dr.クリピン、全ての病原菌に対する抗体の発見、ガン患者への人体投与、1万余、全て治療に成功と… ■2012年、廃墟と化し静まり返るN.Y. 無人の通りを駆け抜ける1台の真っ赤なマスタング、運転するロバート・ネビル、愛犬サムと共に食料調達、無人の街を駆ける鹿を狙うも…ライオンの邪魔、あきらめ帰還 ■自宅、玄関に撒かれる液体(何?)、食事&サムの入浴、唯一の話し相手、日没間近、アラーム音、厳重な戸締り、銃を抱え…サムと共にバスタブに身を隠す、外から不気味な音…強張る体 ■朝、朝食、トレーニング、サムと外出、レンタルビデオショップ、配置されたマネキンに挨拶、DVDを交換、空母上からゴルフの打ち放し、正午にはサウスポート(埠頭)、AM波で流されるメッセージ、生存者がいれば待っていると ■研究室、対クリピン・ウイルス用ワクチンのマウス実験、失敗の連続、白化し…凶暴化するか死んでいるものばかり、その中に落ち着いた様子のマウス1匹、皮膚の色も戻りつつある…希望の光、いつ終わるともしれない究極の孤独、生存者捜索と共に人類再生への研究が…生きる支え ■朝食時、過去のニュース番組…件の抗体に問題、患者の半数が狂犬病に似た症状が発生と… ■鹿狩り、ビルに駆込む鹿、追って突入するサム、必死に呼び戻すネビル、恐る恐る中へ、引き摺られた血の跡、サムを呼びながら奥へ、上階へ、鹿の死体、何かの気配、机の下に隠れているサム、その前には…


今回の年末年始のいわゆる「正月映画」には…あまり見たいものがないのが実情でした、せっかくの3連休だし何か1本ぐらい見ようと…何か見るとしたらどれにするか?「ベオウルフ」か「アイ・アム・レジェンド」か「ナショナル・トレジャー」か?悩んだうえで…「アイ・アム・レジェンド」に決定、2度目のリメイクだからソコソコ見られるものなのでは…と予想、ストーリーも単純で出演者も少ないからハズレても…HP投入作業の負担が軽いと…最後は凄く消極的な理由で選択!
公開8日目、30分前に劇場到着、久しぶりに入場の列…かなり前の方で一安心、続々と長くなっていく列…少ばかりし映画の内容についての不安解消、上映間際、407席の映画館は8割程の入り…もしかして大丈夫かも…
しかし直ぐに不安がつのり始める…、あるウィルスにより滅びる人類、地球最後の男になってしまったかもしれない男、N.Y.にただ1人…軍所属だった科学者、サバイバル生活…日々の鍛錬、食糧確保、外敵との戦い(ライオンだの…)、僅かな希望…生存者への呼掛け、全ての元凶に対する研究、そして長い長い暇つぶし、途中までは良かったのだが…○ー○・○ー○ー○でスッカリ醒め…こんなのかよ!
更には、どうやって生き延びた…アナ達!?寒いっていうなら…冬のN.Y.だって寒いんだけどな…、それから最後の血清は…どこから採取した?それでもって…結論が「アナタハカミヲシンジマスカ?」「シンジルモノハスクワレル!」「カミニイドミシモノハホロビル?」ですか?はぁー………、で…タイトルどおり男は伝説になれるのでしょうか?本気で全てを託したの?半ばヤケ気味の強引な理由付けで自らの身を処した?アマリな世界に身の置場がないので…せめて伝説にでも?※情報によれば…映画会社がラストを気に入らず上映のものに差し替えられたとのこと、まあ全体的に中途半端な内容でツッコミ所満載にして、あのラスト、HPデータ投入…負担だな
映画を見終わっての周囲の反応も芳しくない声・声・声…、隣のカップルの「なんだ泣ける映画じゃないのか」…には笑った
しかし前の席に座った男が巨漢で字幕読むのが辛かった…
ちなみに、公開8日目の第3回(15:15〜)、407席の映画館は8割程度の入り(渋谷TOEI 1)
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アイアン・スカイ                  は、別ページとなります
アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲    は、別ページとなります



アイアンマン3      は、別ページとなります



 アイ・イン・ザ・スカイ/世界一安全な戦場/EYE IN THE SKY 
[SUSPENSU]
2015:イギリス作品/2016.12:日本公開(ファントム・フィルム)
監督:ギャヴィン・フッド     製作:コリン・ファース
出演:ヘレン・ミレンアラン・リックマンバボー・シーセイジェレミー・ノーサムモニカ・ドラン
イアン・グレン
アーロン・ポールフィービー・フォックスキム・エンゲルブレヒトマイケル・オキーフライラ・ロビンズ
バーカッド・アブディアイシャ・タコウレックス・キング
レモハン・ツィパ/他
今年観に行くラストになるかな!?
なかなか興味深げな内容
ドローンに監視カメラ、顔認証システムを駆使した会議室で行われる戦争
テロリストの殺害任務実行の前に立ちはだかる問題
ロケットの射程内にパン売りの少女の姿が…

STORYは…
ロンドン、軍の諜報機関、将校キャサリン・パウエル大佐は国防相・副参謀長フランク・ベンソン中将と協力
アメリカ軍の最新鋭ドローン偵察機を使い、英米合同テロリスト捕獲作戦を指揮している
上空6000mを飛んでいる空の目であるリーパー無人航空機が…
ケニアはナイロビの隠れ家に潜んでいるアル・ジャバブの凶悪なテロリスト達を突き止める
その映像がイギリス、アメリカ、ケニアの司令官達がいる会議室のスクリーンに映し出されているが
彼らが大規模な自爆テロを決行しようとしていることが発覚、任務は殺害作戦へとエスカレートする
アメリカ・ネバダ州、米軍基地では新人のドローン・パイロットのスティーブ・ワッツが
キャサリン・パウエル大佐からの指令を受け、強力なヘルファイアミサイルの発射準備に入る
だが、破壊準備に入ったその時、殺傷圏内にパン売りの幼い少女がいることがわかる
予期せぬ民間人の巻き添え被害の可能性が生じたため
軍人や政治家達の間で議論が勃発、少女の命の行方がたらい回しにされる
キャサリン大佐は少女を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先しようとするが…


なかなか見応えのある映画でした
今見えている1人の少女の命か、これから死んでしまうかもしれない80人の命か、どちらを選ぶ
テロリストを捕らえたかった英国の女性大佐、自爆テロの恐れから殺害作戦を強行を主張
悩みながらも足並みを揃える国防副参謀長、大佐に従うしかない伍長
遠く離れたアフリカの地での作戦、ネットでつながる映像、現実感に乏しく…
自らの身は安全な中で自己主張する政治家、責任のたらいまわし
目前の少女を見殺しにする責任、自爆テロを知っていて何もできない責任
なかなか捉まらない責任者達
しかも出てくる答えはグレーのものばかり
募るイライラ
本当の戦場に行き、悲惨な目にあっている兵士達の存在
まだ任に着いたばかりの若造の責任回避と現実に対するショック
自国をどうにかしたい現地工作員の必死の働き
自分が標的のそばにいると知らず、けなげにパンを売る少女
果たして誰が正しいのか?
それから、現在の戦争ってこんな風に行われているんだなと知らされた
指揮官を始め、みんな安全な場所にいて…遠隔操作しているのだな
しかしキャサリン・パウエル大佐を演じるヘレン・ミレンはかっこよい、凄いキャリアの持ち主の役なんだろうな
今年の1月に亡くなられたアラン・リックマンが出てきて驚きました
公開5日目の第1回(10:30)、202席の映画館で90人程の入り(TOHOシネマズシャンテ CHANTER2)
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 アイス・ロード/THE ICE ROAD 
[ACTION]
2020:アメリカ作品/2021.11:日本公開(GAGA)
監督:ジョナサンヘンズリー
出演:リーアム・ニーソンマーカス・トーマスアンバー・ミッドサンダーローレンス・フィッシュバーン
ベンジャミン・ウォーカーマット・マッコイ
ホルト・マッキャラニーマーティン・センスマイヤーマット・サリンジャー/他
映画枯れシーズン
まあ観ても良いかなという映画を選択しました
リーアム・ニーソンなので展開は大体読めますがね!

STORYは…
カナダ北部のカトカ ダイヤモンド鉱山でメタンガスが爆発、崩れ落ちる坑道、26人の作業員が閉じ込められてしまう
酸素が切れるまでの30時間、それまでに救出に必要な坑口装置を取り寄せなければならない
バカでかい装置の輸送、飛行機気もヘリコプターも無理、トラックしかできないと判明
しかも4月になった今は閉鎖されている最短コース、氷の道“アイス・ロード”を通らなければ間に合わない
そんな難しい〈死のミッション〉を空軍から依頼された運送会社の経営者ジム・ゴールデンロッドの元に
集められるトラッカー達
彼らの中からジムは、ベテランでアイス・ロード経験者でもあるマイク・マッキャンと彼の弟で整備士ガーティを指名
ガーディが戦地での負傷から失語症が原因で…職場を転々、今も会社を首になったばかり
ジムはカーディの凄腕(自動車整備)を高く買ってくれた
さらにもう1人、ジムの元部下タントゥーがチームに加わる
先住民としての誇りと怒りから、何かとトラブルを起こしているが、ドライブテクニックは一流
彼女の兄コーディ・マントゥースは安否不明の作業員の1人だった
救出装置が3基用意され、3台のトラックに載せられる
総重量30tの巨大トラックが1台でも到着すればOK、成功者のみで分配される20万ドルの条件
社の命で同行する保険会社のトム・バルネイがタントゥーのトラックに乗り込み、スタート
夜通し走り、やがて明るくなった視界には、美しい氷の世界が広がる
トム・バルネイは「絶景だね!それほど危険に見えない」とタントゥーに話しかける
だが彼女の答えは、トラックの速度が速いと圧力波で氷が割れて水没!遅いとタイヤに掛かる重みでやはり水没!
さらに太陽が上昇し、水温が上がり始めたそのとき、ジムのトラックが異音を発して急停止
すぐにバックして助けに行くマイク、タントゥーは「突き進むんでしょ!」と不満を唱えるが、渋々と従う
ガーティがトラックを調べる間、牽引の準備に掛かるマイク
トラックの重みに氷が負け、あっという間に後輪が沈んでしまう
だが、それは、この命懸けのミッションに立ち塞がる、膨大な試練への序章に過ぎなかった
自然の猛威、ドライバー同志の対立、さらに鉱山の爆発事故に隠された危険な陰謀までが彼らを待ち受けていた…


特に目新しさはないが、あっという間の2時間ではあった
まあアッチコッチで観たことのあるシーンの連続ではある
なんかタンタンと観てしまったな
困ったときのリーアム・ニーソンもそろそろ神通力が切れてきたか?
そうは言いつつ、まだリーアム・ニーソン作品はまだまだラインナップされている
もしかしたら観に行くことになるかもしれない
そうそう…
久しぶりのローレンス・フィッシュバーンだったが、あっという間の退場だったな、惜しい!
公開9日目の第1回(10:50)、100席の映画館で3〜4割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN2)
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 アイズ・ワイド・シャット/EYES WIDE SHUT 
[DRAMA]
1999:アメリカ作品/1999.07日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:スタンリー・キューブリック
CAST-1:トム・クルーズニコール・キッドマン
CAST-2:シドニー・ポラックマリー・リチャードソントーマス・ギブソンリーリー・ソビエンスキー
     ヴィネッサ・ショウトッド・フィールドレイド・セルベッジアスカイ・デュモン
     アラン・カミングサム・ダグラス
CAST-3:ジョン・パトリック・アメドリ/他
スタンリー・キューブリック監督の遺作、この映画…他の監督ならボロクソ状態の内容?

N.Y.やり手の医者とその妻、娘一人、友人主催のX’mas Partyに夫婦で出席。ピアノ演奏者に同級生…別行動、人妻と知りつつ口説いてくる男、ダンス、女性2人と歩いている夫…主催者の呼出し…薬物中毒の全裸女性、覚醒、優しい対応、帰宅、マリファナ、妻の詰問と告白…Partyで一人にされたこと、2人の女性、旅先で目にした男性のこと…誘われれば全てを捨て着いて行った…、治療中に半裸の女性に欲情しないのか?薬の勢い?…日常生活、電話、往診…既に死んでいる患者、その娘(結婚間近)から愛の告白、逃げるように夜の街、妄想、声をかけてくる娼婦、彼女の部屋、妻からの電話、言い訳、お金を渡し再び街、同級生が出演しているバー、会話、不思議な仕事の話、興味、強引に参加…仮装が必要…深夜、昔の患者の店、店主の娘が男を連れこんでいる現場…、タクシーで会場へ、合言葉、入館、半裸の女性による儀式、選ばれる男達…


この映画の試写会の数日後にスタンリー・キューブリックは彼岸の方となられました。合掌…
様々な愛の形を見させていただきました…が、キューブリックはエロボケしたかと戸惑う!キューブリック作品?ディテールが破綻しまくっている…、他の人が監督ならボロクソ状態…
公開初日、「パンフレットの印刷が間に合いませんでしたので…」?まだ隠すつもり?それとも、秘密主義を徹底しすぎて本当に間に合わなかった?(後日、買ってみて一言:全作品紹介…時間かかるわ確かに)、実は、「ヨーロッパ版」「日本版」「アメリカ版」の異なるバージョンが存在するらしい(未確認)、HARD:ヨーロッパ版>日本版>アメリカ版:SOFT、と、言うことらしい
(渋谷パンテオン)
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 愛と哀しみの果て/OUT OF AFRICA 
[HUMAN DRAMA]
1986 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[美術賞]・[撮影賞]・[脚色賞]・[録音賞]・[作曲賞]
1986 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]・[助演男優賞:クラウス・マリア・ブランダウアー]
1985:アメリカ作品/1986.03日本公開(UIP)
監督:シドニー・ポラック     原作:アイザック・ディネーセン自伝 「アフリカの日々」
CAST-1:メリル・ストリープロバート・レッドフォード
CAST-2:クラウス・マリア・ブランダウアーマイケル・キッチンスザンナ・ハミルトン
CAST-3:マリック・ボーウェンズシェーン・リマーマイク・ブガラ
CAST-4:マイケル・ガフ/他
アイザック・ディネーセンの自伝「アフリカの日々」、実話の映画化作品です、なんで見たのだろう?

■カレンのアフリカの記憶、熱く雄大な大地より…デニス・ハットン、今もタ陽に染り立つその姿、永遠に忘れ得ぬ男 ■デンマークに住むカレン、莫大な財産を所有する独身女性、深い考えなく…友人のスウェーデン貴族プロア・プリクセン男爵に結婚話、浪費家プリクセンに…カレンの財産は魅力!即OK ■1813年、デンマークでの生活に飽き…夢と希望を抱いてケニアヘ、所有するンゴングの農園に新居を建設、ナイロビに向かう列車、砂漠のど真ん中、突然の停車、冒険家デニス・ハットン…強引に象牙を積み込む姿、威厳を持って男爵夫人と名乗るカレン、全く意に介さず…友人バークレー・コールに渡してくれと告げ…サファリに姿を消す ■ナイロビ駅、召使ファラー・アデンの出迎え、ブリクセンの待つ英国人クラブ「ムセイガ」、女人禁制の忠告を無視、周囲唖然の中…ブリクセンの胸に飛び込むカレン ■1時間後…慌しく結婚式を挙げる2人、再びクラブへ ■部屋に戻る途中…開け放しのドア、多くの蔵書に興味、入室するカレン、部屋に現れたのはバークレー・コール!部屋の借主はデニス!依頼を思い出し…告げるカレン、物腰の柔らかなコール&彼の語るデニスに興味を抱くカレン ■クラプから馬車で2時間、新天地の農園、バークレーから農園管理人のベルナップ&ハウスボーイのジュマ達の紹介&ショッキングな発言…カレンの計画した酪農の中止&コーヒー栽培へ変更!口論となる2人 ■翌朝,、目覚め、ブリクセンは狩りに出かけ&雨が降るまで帰らないとの伝言、いつ降るやら?残されたカレン、コーヒー収穫まで4年と知らされるも…気落ちせず、酋長と直談判…正当な報酬でキクユ族を雇用、高地でのコーヒー栽培…厳し<絶望的な夢に挑戦&精力的に動くカレン ■ある日の草原、馬から降りたカレン、近くにライオン!偶然通りかかったデニス、ライオンを撃ち殺してと叫ぶカレン、猛獣の習慣を熟知するデニス…ライオンが去るのを待つだけ、そんな態度に腹を立てながら…デニスとコールを夕食に招待するカレン、象牙の飾りのプレゼント!久しぶりの語らい、楽しい時、お返し…カレンの創作した物語の披露、ロマンチックな話、デニス達の心に優しく&深く滲みいるもの ■狩りから帰ったブリクセン、奔放だが正直で優しい夫、子供を欲しいと思うカレン、しかし幸せな日々は長<続かず、第一次世界大戦の戦禍がアフリカにも拡大、農園から320km南…独領との境界線、情報収集!英国人を中心に偵察隊編成を決定、立候補するブリクセン、カレンの反対も…出発! ■膠着状態…熱病流行のニュース&ネトロン湖の英軍へ300人分の缶詰の提供を!受けるカレン、英軍大尉の忠告を無視、自ら運搬に旅立つカレン、苛酷を極める旅、道に迷ったカレン、窮地を救ったのは…デニス、女性には無理!というデニス達、聞き入れないカレン…そっと方位磁石を差し出すデニス ■ある夜、引き連れていた牛を…ライオンの群れが襲う!鞭1本で立向うカレン…満身創痍、それでも前進、幾多の苦難を乗り越え…キャンプに到着、ブリクセン!彼女を自分のテントに迎え入れる ■3ヵ月後、梅毒と診断されるカレン、サルバルサン(砒素)の治療…一時帰国、デニス達には何も告げず… ■長引く戦争、カレンの治療も長期に…完治の可能性は五分五分、苦しみながら病魔を退けるカレン ■再びアフリカの大地を踏むカレン、子供を産めない悲しみを…学校作りで忘れようとするカレン、キクユ族の酋長を根気強く説得、開校、精魂こめて教育に取り組むカレン…


なんで見に行っちゃったのだろうか…当時の私は!多分ロバート・レッドフォードなんだろうな?
私向きではない内容なのに、上映時間は2時間41分…耐えたんだな〜、下の「愛と野望のナイル」にも書いてますが、私にとっては乱立した「愛と○○の○○」の一つです  (2008.08)
(新宿プラザ劇場)
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愛と宿命の泉[PARTT] フロレット家のジャン は、別ページとなります
愛と宿命の泉[PARTU] 泉のマノン       は、別ページとなります



 愛と追憶の日々/Terms of Endearment XXX 
[DRAMA]
1984 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[脚色賞]
1984 アカデミー賞[主演女優賞:シャーリー・マクレーン]・[助演男優賞:ジャック・ニコルソン]
1984 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]
1984 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ドラマ部門):シャーリー・マクレーン]・[助演男優賞:ジャック・ニコルソン]
1983:アメリカ作品/1984.02日本公開(CIC)
監督:ジェームズ・L・ブルックス
CAST-1:シャーリー・マクレーンデブラ・ウィンガー
CAST-2:ジャック・ニコルソンダニー・デヴィートジェフ・ダニエルズジョン・リスゴー
     ケイト・チャールソン
     リサ・ハート・キャロル
CAST-3:トロイ・ビショップハックルベリー・フォックスミーガン・モーリス/他
なんでこの映画を見たのでしょうか?のうちの1本、よっぽど暇だったのでしょうね、当時の私は…

■1948年、ヒューストン、生後1週間のエマ、母オーロラ・グリーンウェイと父ラドヤード、娘を溺愛する両親 ■1956年、夫ラドヤードの死、エマの成長が生き甲斐となるオーロラ ■1964年、16歳になったエマ、隣り越して来た元宇宙飛行士ギャレット・ブリードラブの荷物…親友パッツィと興奮した面持ちで見守る ■1969年、ウェディングドレスを試着するエマ、綺麗だが…嬉しそうな表情を見せないオーロラ ■結婚式前日、自室でパッツィーと共にマリファナをふかすエマ、母が気に入らない結婚相手フラップ・ホートン、大学教師、母いわく…先が知れている!娘の人生台無し!結婚式に出席しないと宣言、ショックのエマ ■結婚式の夜、オーロラと話をしないようエマに命じる夫 ■翌朝、オーロラから電話、「フラップに謝って欲しい」と母親に頼むエマ、耳を貸さず&電話を切るオーロラ ■丁度その時…ギャレットが2人のグラマーな美女を連れて家に入るのを目撃、頭に血が上るオーロラ ■オーロラの家で内輸のパーティが開かれることに…、パーティの席上…妊娠を告げるエマ、祖母になる?喜ばないオーロラ、席を立ち&外へ、そこへ酔っ払ったギャレットが帰宅、連れの女達に冷たくあしらわれ…ゴミ缶の上に大の字になって倒れる… ■1973年、フラップがアイオワ州デ=モインの大学に迎えられることが決定、夫の決断に満足するエマ、激怒するオーロラ ■出発の日、エマを抱きしめ…なかなか抱擁の手をゆるめないオーロラ ■アイオワ州デ=モイン、母親から解放されたエマとフラップ、激しいSEX ■ヒューストン、娘が去った後…意気消沈のオーロラ、1人庭に座る、垣根越しに声を掛けてくるギャレット、昼食の誘い&SEXをほのめかす言葉、キッパリと断るオーロラ ■半年後、エマとフラップの間には…生後5ヵ月になる次男テディ ■1978年、エマ30歳、オーロラとは離れて暮らしているものの…相変わらず電話で互いの近況を報告、エマのお腹には3人目の子、苦しい家計…何かとお金が必要、手を貸す気はないオーロラ…娘の妊娠にも不満の意、エマ達の夫婦生活はシックリ行っておらず,オーロラと男友達との関係にも秋風が立ち始めていた… ■半年後、連日朝帰りのフラップ…図書館で居眠りとの言い訳、夫婦喧嘩、子供達を連れ家を飛び出すエマ、次から次へと衝動買い!…レジでお金が足りず、その場を助けてくれた銀行員(貸付係)サム・バーンズ、エマは夫以外の男と楽しいひと時を過ごす ■オーロラの50回目の誕生パーティ、雰囲気が気に喰わず、客を残して外へ、ギャレットの家の呼び鈴を押すと…以前(8年前)昼食の約束をしていたことをほのめかす ■翌日オーロラをデートに誘うギャレット、急激に関係を深めていく2人、そしてエマとサムの関係も…、母と娘は互いの充実した生活を電話で語り合う…


なんでこの映画を見たのでしょうか?のうちの1本、よっぽど暇だったのでしょうね、当時の私は…
四半世紀たった現在、この映画については「パンフがあるからには見に行ったのに違いない」というレベルでして、本当に何も覚えていません、ダメならダメの記憶が残るものなのですが…評価は悩んだ結果の末です
下の「愛と野望のナイル」にも書いてますが、私にとっては乱立した「愛と○○の○○」の一つです  (2009.02)
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 愛と野望のナイル/MOUNTAINS of the MOON 
[HUMAN DRAMA]
1989:アメリカ作品/1990.03日本公開(東宝東和)
監督:ボブ・ラフェルソン
CAST-1:パトリック・バージンイアン・グレンフィオナ・ショーリチャード・E・グラント
CAST-2:ロシャン・セスマシュー・マーシュバーナード・ヒルエイドリアン・ローリンス
CAST-3:アンナ・マッセイピーター・ヴォーンロジャー・アシュトン=グリフィス
     フランシス・キューカデルロイ・リンド/他
実話ベース : 世界中に未踏の地が残る19世紀半ば、伝説のキリマンジャロと2つの湖(ナイルの水源)探し、冒険家リチャード・バートンとジョン・スピーク(正反対のタイプ)、名誉と権威、競争と協力、友情、そして愛の物語?

アフリカ、絶えることなく流れるナイル川…19世紀半ば、見つからない水源…ただ、2世紀の地理学者プトレマイオスの残した記録〈伝説〉が残るのみ…「赤道直下の2つの丸き湖よりナイル発す。その湖に注ぎし水は、山頂に雪を頂く〈月の山〉のふもとより流れ出づる…」 1847年、英王立地理学協会、宣教師の報告…”キリマンジャロ”という雪山を見たと…赤道直下に雪?一笑…、翌年、別の宣教師から同様の報告、内陸地を通商するアラビア商人は2つの湖の存在を認める…紛糾する議論… 〈月の山〉と〈ナイルの水源)を求め幾多の人間が南へ旅立って行った…その中に”冒険家”リチャード・バートンの姿も… 1854年、ザンジバル、運命的な出会い、ジョン・スピーク(栄光と権威欲、正反対の2人)が同行、原住民の攻撃、探検は失敗に終わるが…2人の友情と結束&行動力に援助を申し出た地理学協会、その間、イザベルと恋に落ちたバートン、一方のスピークに近付く出版社のローレンス…「ナイル紀行の独占手記を…富も名声も手中にできる」と…出版者の野心が2人の仲に影響を… 1858年、前人未到の地、精神的極限状態、バートンが重傷…、一人旅立つスピーク、遂に源流とおぼしき湖を発見…何の計測器も持たなかったスピーク、裏付けとなる確証なし… ナイル水源を主張するスピーク、確証を得るまで断定てきないと友人を気付かうバートン… そして大英帝国が裁定を行う日が…

上の内容を見ると面白そうと思う方もおられるでしょう… 現に予告CMを見て、面白そうと思って見に行ったワケですが…つまらなかった、実話にしても…もタンタンと実話追っかけ過ぎという感じです
それから「愛と青春の旅立ち(82)」の成功後に乱立する「愛と○○の○○○」パターンの”邦題”映画には…あまり面白いものが無いとおもう
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 I,ROBOT 
[SF &SUSPENSE、ACTION]
2004:アメリカ作品/2004.09日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:アレックス・プロヤス
CAST-1:ウィル・スミスブリジッド・モイナハン
CAST-2:ブルース・グリーンウッドジェームズ・クロムウェルチー・マクブライドアラン・デュディック
CAST-3:シャイア・ラブーフジェリー・ワッサーマン/他
ロボット三原則ネタのSF映画であり、犯人探しのサスペンス・アクション映画、ロボットの造形以外は途中まで順調だが…後半は使い古しネタ?全ての元凶が………なんて×××だ
■ロボット三原則…1.ロボットは、人間に危害を加えてはならない
        2.ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない
        3.ロボットは、前掲第一条および第二条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない

■出勤途中のシカゴ警察デル・スプーナー刑事、群衆の中から悲鳴、バッグを抱えて走り抜けてくるロボット、ヒッタクリ?追跡、騒ぎ、主人に忘れ物を届けるため急いでいただけのロボット…、過去の体験からロボットに不信感を抱いているスプーナー ■西暦2035年シカゴ、人間の日常生活に溶け込んでいる家庭用ロボット、その開発で大発展したU.S.ロボティックス社(U.S.R.)、次世代家庭用ロボットNS-5型…出荷体制、数日後には2億体が世界各国へ、その直前…U.S.R.本社ビルで事件発生、スプーナー刑事…旧知のロボット工学・第一人者ラニング博士からのメッセージ、U.S.R.に急行、ロビーに博士のホログラム「自分は殺された」と告げる、博士の遺体&現場を見る限り…吹抜けの上階にある研究室からの飛び降り自殺だが…疑問、U.S.R.最高責任者ロバートソンに研究室の現場検証を求める、案内を命じられる主任ロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士、ビルを管理するメインフレーム・コンピュータ “V.I.K.I.”(吹抜け上空に設置)…ビル内全て(トイレ内を除く)の監視映像を保存しているはずも…博士の研究室の映像に不具合、内側から鍵が掛かっている研究室、犯人は内部に潜んでいる?慎重な捜査…隠れていた1体のNS-5型、逃走、機能停止を命じるカルヴィン博士、一旦は停止も…再び逃走開始、発砲、片脚に命中も吹抜けをダイブ…逃走、オイル漏れの跡を追う2人…U.S.R.の修理工場、夥しい数のNS-5型、隠れていた件のロボット、格闘…捕獲に成功 ■警察へ連行されるロボット、渋る上司バーギン警部補を説得、対面、博士殺しと決め付けたスプーナーの尋問、感情(怒り)や知性を現す…自分は「サニー」と名乗り無実を主張、状況証拠ではサニーが犯人、でもロボットに殺人罪は適用できない、そしてU.S.R.がサニーの返還要求…廃棄処分のため ■何故?サニーが博士を殺したか?思い悩むスプーナー、独断で捜査続行…博士の(解体処分前夜の)自宅へ侵入、突然に起動する解体工事ロボット、突き崩される家、生埋め寸前で脱出したスプーナー、人間に危害?誰が?何のために?どうやって?


ロボットが気色悪い、あのタイプが自宅にいると思うと寒気がする、そして、全ての元凶がアイツだという展開もナンダカナ状態、確かに途中で出てくるけど、伏線が張られているとは言い難い、タネ明かしシーンでは脱力、ウィル・スミスも全開状態にはほど遠く(コメディではないからか?)&ブリジッド・モイナハンはヒロイン…なのかな?あまり多くを語りたくない気分…ゆえに短文です
公開初日、初回、794席の映画館…どのくらい入っていたかは忘れました(渋東シネタワー2:渋谷)
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 アウトブレイク/OUTBREAK 
[SUSPENSE]
1995:アメリカ作品/1995.04日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ウォルフガング・ペーターセン
CAST-1:ダスティン・ホフマンレネ・ルッソモーガン・フリーマン
CAST-2:キューバ・グッディング・Jr.パトリック・デンプシードナルド・サザーランド
     ケヴィン・スペイシーJ.T.ウォルシュマリック・ボーウェンズ/他
アフリカで猛威を振るうウィルス、警戒体制に入るアメリカ、直後カリフォルニアで同一の症例報告…急がれる血清、研究・調査に携わる人々、明らかになっていくウィルスの謎?侵入ルート?そして…

米国陸軍伝染病医学研究所のレベル4研究チームのリーダ、サム・ダニエルズ大佐…部下だった妻ロビーとの離婚で意気消沈中…指揮官フォード推将の命令、アフリカのモタバ川流域の小さな村へ派遣。体中の皮膚を赤黒く膨れ上がらせ苦痛にうめき死んでいく住民達…未知のウィルス、アメリカまで広がる可能性、警戒体制。その直後からカリフォルニア州シーダー・クリーフの住民達の間に広がる病気、インフルエンザ?発熱、咳、斑点、膨れ上がる皮膚、全身から出血、そして死…サムがアフリカで見た光景と同じもの…シーダー・クリークに向かうサム…疾病管理予防センタで働くロビーとの再会、ウィルス制圧に努力する2人、判明したこと…風邪より感染しやすく、ペストより確実に死をもたらす絶望的な事実だった…


この時期、エボラ・ウィルス等の情報が流されており、タイムリーな企画と思いましたが、まだまだ突込みが甘い、エンターテインメントに走っているかと言えば徹しきれていない感じ、どっち着かずという中途半端な感じがする作品であった。全くつまらなかったかといえば、そうでもない…煮え切らない
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 悪の法則/THE COUNSELOR 
[SUSPENSE]
2013:アメリカ作品/2013.11日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダーペネロペ・クルスキャメロン・ディアスハヴィエル・バルデム
ブラッド・ピット
ロージー・ペレスリチャード・カブラルサム・スプルエルルーベン・ブラデスディーン・ノリス
ナタリー・ドーマーゴラン・ヴィシュニックブルーノ・ガンツ
 ジョン・レグイザモエドガー・ラミレス/他
リドリー・スコット監督が、豪華キャストで描く、悪い奴らの映画!
なんか興味を惹かれて…前売券(ムビチケ)購入しました!
さて一番悪いのは誰だ?

STORYは…
メキシコ国境に近いテキサス州のとある町、“カウンセラー”と呼ばれるその男、今まさに幸福の絶頂へ
心から愛する恋人ローラ(フライト・アテンダント)との結婚を決意
友人ライナーが営むレストラン、大事な話!アムステルダムで購入した高価なダイヤの指輪、プロポーズ
感激するローラ、永遠の愛を誓う2人…
実業家として成功を収めたライナー、派手好き、ガラス張りで純白の豪邸、彼女…元ダンサーのマルキナ
純真なローラとは対照的でミステリアスかつ妖艶な美女であるマルキナ
(いや…危険とすら思うライナー、ポルシェとやっちゃう女、フロントガラスに開脚、なまずがピクピク)
ライナーと共にしばしば草原へ、飼っている2匹のチーターが獲物を追いかける姿を眺めるのが楽しみ
ライナーのビジネス…裏社会のブローカーであるウェストリーと手を組んでの麻薬売買
カウンセラー、ローラには内緒、将来のため&幸せのため…金、一度きりのつもりで手を染めたビジネス
そのウェストリーを紹介してもらうカウンセラー
この商売の危険性を説くライナー、特殊なワイヤー殺人機械の説明、自分は大丈夫だと考えるカウンセラー
メキシコのバー、極端に用心深いウェストリー
今回のビジネスがいかに巨額の利益を生み出すかを説明する一方で…
クライアント(メキシコの麻薬組織)の残虐さの説明、スナッフフィルムを知ってるか?、やめておけと繰り返す
「奴らは人間とは別の種族だ、俺は金を持って一瞬で消えるよ!」とウェストリー
忠告が耳に入らないカウンセラー、まだ組織の恐ろしさを理解していない…
(メキシコのどこか、2、000万ドル相当のドラッグ入りドラム缶を隠し積んだ改造下水処理車両が動き出す)
カウンセラーの本業、裁判所命令、刑務所に殺人罪で服役中の女性ルースの弁護人
ルースからの依頼…(自分に会いに来るはずだったのに)スピード違反で拘留されてしまった息子の保釈
気軽に引き受けた仕事だったが…
息子グリーンホーネットもメキシコの麻薬カルテルの一員だった
保釈されたグリーンホーネット、麻薬取引、件の車両の鍵の受渡し役、監視者、ヘルメットに入れた物、報告
バイクの高さを計測する謎の男、道路にワイヤーを張る…
女性からの電話(聞いたことある声)、バイクの疾走音、ライト点灯、首を上げるグリーンホーネット
ワイヤーで切断される首、ヘルメットから物を取り出す男、消えたドラッグ輸送車
ドラッグ輸送車を追うニセ警官…メキシコの麻薬組織のメンバー
銃撃戦の末にマルキナの配下ハイメを射殺、輸送車を奪回

カウンセラーをホテルに呼び出すウェストリー
事態を知ったクライアント…カウンセラーが裏切ったと見なした!?報復行動へ
全く身に覚えのないカウンセラー、青天の霹靂、“話せば分かる”連中ではないとウェストリー
「もう打つ手はない!」、カウンセラーに関わる全ての者の破滅を予告、足早に立ち去るウェストリー
マルキナ…麻薬取引に関する電話、交渉?輸送車の行方なら知っていると…
激しい動揺を隠せないカウンセラー、ライナーに状況を伝える
どこか情緒不安定なライナー…「俺には何も分からない」と呟く、そしてマルキナも姿を消す
ローラに電話、待ち合わせの約束をするカウンセラー、最愛のローラだけは命に代えて守るつもり
そんなカウンセラーの切ない願いも虚しく…クライアントの手がローラに伸びる
カウンセラーの人生、なぜ取り返しのつかない悪夢に変わったのか?いったい誰が、何のために?どうやって?
カウンセラー達を手玉に取り、思うがままに操る黒幕の正体は?


邦題に「悪の法則」などと付けて、誰が黒幕?などとを宣伝してしまったのは失敗だな!
(だからと言って“カウンセラー”で良かったかと言われれば、そうではない)
映画はそのようにできていない…誰が黒幕って?バレバレ!そういう観方じゃないんだなコノ映画
悪事に手を染めることに対する警鐘!言い逃れなんてできない、命で償うしかない!
自分は利口だと思ってる奴、自分は慎重だと思ってる奴、自分は上から一目置かれてると思ってる奴…ダメだ!
悪事は最先端にいる奴らが一番危険、本当の悪は、既に金と権力を手にしていて…外部から操ってる奴らだ!
もう一つの可能性…嗅覚に優れ、冷酷で、悪事の世界を泳ぎ切る能力のある…床上手な美女!(峰不二子も該当)
ちゃんと、そういう風に観られれば、面白いかも!?
でもね…始まりから3/4はネタ振りかもしれない…最後の1/4で回収かな?
でも強烈だから…インパクト大だよ!
殺人兵器だとか、スナッフ・フィルムに関する知識があると…恐怖が増すね!
この辺が分からないとツマラナイかも!
賛否が分かれるだろうな!
しかしポスター、チラシ、パンフ用の写真、修整が過ぎて、誰か分からなくなってたりして…
公開初日(金)の第4回(18:15)、199席の映画館で5割程の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN2)
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 悪魔のような女/DIABOLIQUE 
[SUSPENSE]
1996:アメリカ作品/1996.07日本公開(東宝東和)
監督:ジェレマイア・チェチック
CAST-1:シャロン・ストーンイザベル・アジャーニチャズ・パルミンテリキャシー・ベイツ
CAST-2:スポルディング・グレイアレン・ガーフィールドアダム・ハン=ビアードクレア・ルイス/他
傍若無人な男、三角関係の解消を望んだ女2人、巨額の資産、無謀な殺人計画、予定外の出来事、消えた死体、乗込んで来た怪しげな女探偵、手掛り、男は本当に死んだのか?不可解な出来事の裏に暗躍するのは?

全寮制・聖アンセルム男子校、理事長ガイ・ブラン(野心家)…ミアと結婚して手にした地位と財産、妻ミア・ブラン…元尼僧の学校長、心臓が弱い、夫の不貞と残酷な仕打ちと傲慢な性的欲求に自殺を考える、ニコル・ホーナー…教師、ガイの公然の愛人、ガイとのセックスに溺れながらミアを庇護する、男のワガママに嫌気も、離れられない…  いつも2人で行動する女達、周囲の人間には不可解…歪んだ三角関係、女達の我慢の頂点、ガイを殺すためのシナリオの実行、酒&薬、バスタブ、溺死…死体をプールに沈める…酒を飲んで足を滑らせプールで死んだ男を…早く発見して!キッカケ、抜かれるプールの水、???消えた死体、何故?誰が?ガイは死んだはず!?誰?探偵を名乗る女シャーリー、白日の元に晒される手掛りが指し示すものは?

確か面白かったと記憶しています…しかし彼女達が犯した初歩的ミスが頭を離れない…「水」、普通ならすぐに…イライラ!まあ、どうでもいい事だけど、シャロン・ストーンよりイザベル・アジャーニの方が年上とは知らなかった
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 アサシン・クリード/ASSASSIN’S CREED 
[ACTION]
2016:アメリカ作品/2017.03:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダーブレンダン・グリーソンエシー・デイヴィス
マイケル・K・ウィリアムズカラム・ターナーミッシェル・H・リンアリアーヌ・ラベド
マリオン・コティヤールジェレミー・アイアンズシャーロット・ランプリングホヴィク・ケウチケリアン
ハヴィエル・グティエレス
ドゥニ・メノーシェ/他
CMガンガン打ってまして、なんか面白そうな感じ
テンプル騎士団にアサシン教団!秘密めいていてよいな
他にも観たい映画もあったが、こっちにしてみた

STORYは…
長きに渡り人間の自由意思を守ろうとするアサシン教団、自由を制限し人類を支配しようとするテンプル騎士団
両者の間では伝説の秘宝“エデンの果実”を巡る戦いが繰り広げられていた…
1988年、メキシコのバハ・カリフォルニア、カラム・リンチ少年は父親が母親を殺した現場を目撃
父親に「奴らが来る、逃げろ!」と警告され逃走するカラム、父親は何者かに連れれ去られる
2016年、殺人を犯したカラムの死刑が執行された
しかし実際に彼は死んでおらず、ソフィア・リッキン博士によりアブスターゴ財団のリハビリ棟に連行されていた
有史以来、アサシン教団と戦い続けてきたテンプル騎士団は“エデンの果実”を探し出し…
人間の自由意思をコントロールするために、最先端の科学技術を持つ組織アブスターゴ財団を現代に作り上げた
彼らが開発した“アニムス”という装置、カラムはDNAの記憶を呼び覚まされ、ルネサンス期のスペインで…
アサシン教団の一員として活動していたアギラール・デ・ネルハの人生を追体験することで
歴史の闇に隠された“エデンの果実”の真実を解き明かすことになる
1491年のスペイン
アギラールと相棒のマリアらアサシン教団、テンプル騎士団に誘拐されたスルタンの王子を救出しようとしていた
その後も、異端審問で火刑に処せられそうになるなどアギラールとマリアは窮地を迎えながら…
“エデンの果実”を巡ってテンプル騎士団と激しい攻防を繰り広げる
アニムスを使って何度もアギラールの視点に入り込むカラム
肉体の限界が近づくと同時に、彼の精神はどんどんアギラールとシンクロしていく
しかし“エデンの果実”の秘密を解き明かせるのか?アサシンの子孫に託された選択とは?


なんだろう、やたらと眠たかった、あくび連発、涙ふきふき
派手なんだけどね、ワンパターン、ストーリー展開もノロノロというか、たいしたネタではない
それの引き延ばし、楽しくない
字幕もイマイチ、読みづらい、頭に入らない感じ
マイケル・ファスベンダーにマリオン・コティヤールなど有名どころを使いながら、もったいない感じ
こんなんだったら、別の映画の方を観に行けば良かったな
公開2日目の第1回(10:30)、217席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
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 アステロイド・シティ/Asteroid City 
[COMEDY]
2023:アメリカ作品/2023.09:日本公開(PARCO)
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジェイソン・シュワルツマンスカーレット・ヨハンソントム・ハンクス
ティルダ・スウィントンジェイク・ライアングレイス・エドワーズ
ブライアン・クランストンエドワート・ノートンエイドリアン・ブロディウィレム・デフォーホン・チャウ
ジェフ・ゴールドブラムマーゴット・ロビー
ジェフリー・ライトトニー・レヴォロリマヤ・ホークルパート・フレンド
リーヴ・シュレイバーホープ・デイヴィススティーヴ・パークスティーヴ・カレルマット・ディロン/他
ウェス・アンダーソン監督の最新作品!公開決定から観るリストの太字(観る決定)から
先週は緊急の従姉妹案件(「私たちの声」を急ぎ観に行かなきゃ!)
公開9日目で観に行けます!
ともかく群像劇的な作品が多く、爆笑取るというより地味に笑える奴だと…今回も思う!
ともかくハリウッドにもウェス・アンダーソン監督ファン多い証拠?出演陣豪華過ぎ!
1955年、アメリカは砂漠の街アステロイド・シティでの「宇宙人コンタクト騒ぎ」を描く!
宣伝文句は「ウェス・アンダーソン監督の最高傑作のひとつ」だそうな!
もしかして「最高傑作!」と言い切ってくれないとこが微妙か?

STORYは…
時は1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街、アステロ イド・シティ(住人87人)
ここは紀元前3007年9月23日に隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所
隕石が落ちた日“アステロイド・デイ”を祝う日
ジュニア宇宙科学賞の栄誉に輝いた5人の超天才的な子供達とその家族が招待される!
14歳のウッドロウ(表彰対象)は、戦場カメラマンの父オーギーと幼い3人の妹(アンドロメダ、パンドラ、カシオペア)と
レッカー車に牽引された車で街に到着する!
本当はこの街の近くに住むオーギーの妻の父スタンリーの邸宅へ娘達を連れて行く予定だったのだが…
何故か車が故障してしまい、公衆電話からスタンリーに送迎を依頼する!
実はオーギーの妻は3週間前に亡くなり、スタンリーの元で暮らすこととなったのだが…
オーギーは妻が亡くなったことを子供達に伝えられずにいた!
スタンリーに言われたこともあり、やっとこの街で打ち明けるオーギー
そして街に到着したスタンリーは孫娘達の心の傷を癒そうとする
街にはマリリン・モンローを彷彿とさせるグラマラスな映画スターのミッジの姿もあった
シングルマザーの役割を果たすため娘のダイナ(表彰対象)に付き添ってきたのだが…空いた時間は演技の練習に没頭
それぞれの想いが交錯する中“アステロイド・デイー”の授賞式の真っ最中にまさかの宇宙人到来!?
この予想もしなかった大事件によって人々は大混乱に陥る
街は封鎖され、軍は宇宙人出現の事実を隠蔽しようとし、超天才の子供達は外部へ情報を伝えようと企てる
果たしてアステロイド・シティと、閉じ込められた人々の運命の行方は!?
というアメリカで上演される新作劇の創作過程がTV番組で紹介されている(という設定)
これは劇作家のコンラッド・アーブによって作り上げられた舞台「アステロイド・シティ」なのだ!
しかし芝居の意味が分からなくなった俳優達は、演出家のシューベルト・グリーンに詰め寄るのだが…


こりゃいい感じにウェス・アンダーソンだ!
好きな人は大好き!良く知らない人でも少し笑える!嫌いな方はダメだろうな!
ともかく宇宙人ファースト・コンタクトをとても馬鹿馬鹿しくも真面目に可笑しく描いている!
完全にウェス・アンダーソン監督ワールドだ!
まあ爆発的な大爆笑(ウンコチンチン的な)を求めていくと違うと思うが…
高尚ともちがうし?上品とも違う?が世界を構築しているんだよな!
どうしても事前に知りたければ、小難しい解説が得意な方のサイトを見られると良い!
ともかくウェス・アンダーソン監督の入門編としては良いかもしれない!
しかしウェス・アンダーソン信奉者は多いか?
出演する俳優陣が豪華すぎるのだよ!
で、驚いたのが
ユマ・サーマンそっくりの女優さんが出てる?
誰だ?誰だ?誰だ?
映画観終わってパンフレットをめくる!
やっぱりユマ・サーマンの娘だ!マヤ・ホーク!(イーサン・ホークの娘でもある)
今後は彼女も追っかけるぞ!
公開9日目の第2回(11:25)、108席の映画館で60人程度の入り(WHITO CINE QUINTO)
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 アダプテーション/Adaptation. 
[COMEDY]
2003 ゴールデングローブ賞[助演女優賞:メリル・ストリープ]・[助演男優賞]:クリス・クーパー]
2002:アメリカ作品/2003.08日本公開(コロンビア トライスター映画)
監督:スパイク・ジョーンズ
CAST-1:ニコラス・ケイジメリル・ストリープクリス・クーパー
CAST-2:ティルダ・スウィントンカーラ・セイモアマギー・ギレンホールブライアン・コックス
CAST-3:ロン・リヴィングストンジュディ・グリアデヴィッド・O・ラッセルカーティス・ハンソン
CAST-4[マルコヴィッチの穴]:ジョン・マルコヴィッチジョン・キューザックキャサリン・キーナー/他
Adaptation:名詞 @(…への)適合、適用、適応 A(…向きの)脚色((for…))、(…の)改作物、翻案物((from,of…)) B2002年アメリカ映画、監督スパイク・ジョーンズ C狙いすぎ?

■「マルコヴィッチの穴」の脚本で成功したチャーリー・カウマン、有名になった気がしない、撮影現場…有名人に声を掛けても無視、なんかガッカリ、美人プロデューサーのヴァレリーから依頼された新たな仕事…スーザン・オーリアン著「蘭に魅せられた男/驚くべき蘭コレクターの世界」の映画脚本、フロリダで蘭を不法採集した栽培家ジョン・ラロシュを追いながら、「人々を掻き立てる(何らかの)“情熱”を体験したい」という著者自身の願望を描いたベストセラー作品、一読して悩みまくるチャーリー、その内容に悪戦苦闘、山となる関連文献…アイディアがまとまらない、完全に行き詰まり、気が付けば…「蘭」に関する膨大な無駄知識…美人プロデューサーからカフェのウェイトレスにまで薀蓄を語りまくる ■チャーリーの双子の弟ドナルド、母のアドバイスのもと…兄同様に脚本家を目指す…オリジナル・ストーリー構想中、兄に相談…脳天気にして破綻したプロット、苛立つチャーリー ■相変わらず悪戦苦闘中のチャーリー、彼女アメリアとの関係も破綻、パーティーも楽しめない…のに、ドナルドはモテモテ、いつの間にか「マルコヴィッチの穴」のメイクアップ・アーティストのキャロラインといい関係 ■思い悩むチャーリーのデスク前、ドナルドが通うロバート・マッキー脚本家養成講座の資料、怒るチャーリー ■悩みつづけるチャーリー、まだ1行も書けず ■彼女を泊めたドナルド、兄にストーリーを披露、サイコ的にして犯人と加害者と刑事が同一人物?くだらないと思うチャーリー、大絶賛の彼女 ■書けないチャーリー ■予想外に評価が高い弟の脚本…完成、新進気鋭の脚本家誕生、あせるチャーリー、ともかく書き始めねば…、自身を鼓舞、自己陶酔・ナルシシズム・独善的・自己憐憫…、ついに「進化論」をベースとした大袈裟なオープニングを書き出す、続き…思いつくイメージを録音し続ける ■秘密裏にロバート・マッキー脚本家養成講座を受講、感銘、バーの一角、ロバートに熱き思いを&仕事の悩みをブチマケル ■姿を現し始めたチャーリーの脚本、掟破り?「蘭に魅せられた男」の映画用脚本執筆に悪戦苦闘する自分を登場させる…というより主役?


「マルコヴィッチの穴」という映画をご存知ですか?知らないと分かりにくい面ありですが、まあ、そういう映画があったんだということでも一応は見ることが出来ます…、期待しているほどではないマルコヴッチ・ネタ込みで、辛うじてのため、未見の方は、チョット損した気分になられるかも…、チャーリー(&ドナルド)を演じるニコラス・ケイジ…デブでハゲ(悪意なし)、しかもTWIN、ケッコウ気持ち悪いのは救いと言うか、気持ち悪くてよいと言うか、やっぱりニコラス・ケイジはこういう変な役に向いていると再確認したりして
公開初日・第2回、6〜7割程度の入りでした(シネマライズ:渋谷)
2000-2009format



アダムス・ファミリー     (1992)  は、別ページとなります
アダムス・ファミリー     (2020)  は、別ページとなります



 アタメ/ATAME! 
[LOVE STORY]
1990:アメリカ作品/1991.01日本公開(松竹富士)
監督:ペドロ・アルモドバル
CAST-1:ヴィクトリア・アブリルアントニオ・バンデラス
CAST-2:ローレス・レオンフランシスコ・ラバルフリエタ・セラーノ/マリア・バランコ/
     ロシー・デ・パルマ/他
危ない愛の物語、愛した女を拉致、ベッドに縛って拘束、勝手に結婚宣言!始めは暴れていた女、でも意外と優しい男、縛られている以外は…平穏な日々、今までの生活を見直す女、手段は問題だが純粋な愛の結末は…

23歳の青年、リッキー…3歳で孤児、食べるために凶暴を装い、精神病院の入退院を繰返す。社会に出て行く決断…まずは仕事が必要、そして結婚し子供を持とう…と、花嫁として白羽の矢を立てたのは、かつて一夜を共にしたマリーナ(元娼婦、ポルノ女優)、プレゼントを用意、彼女のいる撮影スタジオへ…巨匠マキシモ最後の作品となるB級ホラーに出演中、相手にされず…アパートを急襲、「俺はお前と結婚する!」と宣言、「俺は23歳、5万ペセタ持っていて、ひとりぼっちだ、俺はお前の良き夫、子供の良き父親になりたい!」…あきれ、怒るマリーナ、激しいもみ合い、ベッドに縛り付けられた彼女は、リッキーが本気だと知る… リッキーの外出時は縛られたまま、それ以外の時は意外と優しい、SEXを強要されるわけでもなし、奇妙な2人の生活、リッキーはマリーナがより快適であるように、痛くなく縛れるロープ、呼吸しやすい(穴明き)口止めテープを購入してくる… 最初は怒っていたマリーナも、不思議な平穏の中、今までの生活を見つめなおす…言い寄ってくる男はたくさんいた…表現方法・手段こそ問題だが誰よりも純粋に自分を求めているのではないか? そんな中、自分のためにリッキーがチンピラに半殺しの目にあい、ボロボロになって帰ってきた時、マリーナの思いは確かなものに…


公開時、その内容にビックリ、一途過ぎる愛、純粋、だけど犯罪、おかしな行動…危ないけど、面白い…と、しかし、これを書いている時点(2000年)で、この映画はその表面上の内容ゆえ…絶賛しようものならボコボコにされるかも…でもあえて”赤丸” 純粋過ぎるがゆえに社会から除外されてきた男が一念発起、彼の考える社会生活を実現させようとする、手段はヤバイけど…そして虚飾の世界に生きる女性は本当の愛に気づかされる…自ら「アタメ!」と…ただそのキッカケが犯罪的行為であり、この映画の面白いところであるのだが… しかし、必ずいるだろうな映画狩りする人間が…このような映画で”一方的な愛”で拉致・監禁を肯定するのか!結果が相思相愛なら良いのか!などと言う人達がいるんだろうな…
ちなみに…「アタメ」とはスペイン語で「私を縛って」です
しかしヴィクトリア・アブリルはいい!そしてアントニオ・バンデラスだったのか…彼は!
-1999format



 アデル/ファラオと復活の秘薬 
/THE EXTRAORDINARY ADVENTURES OFAdele BLANC-SEC
 
[COMEDY & ACTION]
2010:フランス作品/2010.07日本公開(アスミック・エース エンタテインメント)
監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:ルイーズ・ブルゴワン
ロール・ド・クレルモン=トネールマチュー・アマルリックジル・ルルーシュフィリップ・ナオン
ニコラ・ジロージャッキー・ネルセシアンジャン=ポール・ルーヴムーサ・マースクリ
フランソワ・シャトー/他
リュック・ベッソン監督作…13作目、もう10作品しか監督しないのネタは遠く過去の事かな?
ちなみに…新たな女性ヒロインのアデル役はルイーズ・ブルゴワン
痛快冒険謎解きアクション映画!と思いきや…なんでもありのコメディ映画
舞台は1911年のパリ&エジプト
女性版「インディ・ジョーンス」ではなく…「ナイト・ミュージアム」のノリ
あまり派手な宣伝もなく…お客はチラホラといったところ

STORYは…
1911年パリ、夜空に輝く妖しげな光、ルーブル美術館で発生する事件…謎の怪鳥!
時を同じく…エジプト、王家の谷、発掘現場に到着する冒険家&女性ジャーナリストのアデル・ブラン=セック
盗賊の魔の手!常に彼女の行く手を阻むマッド・サイエンティストのデュールヴー!
邪魔を掻い潜り、次々と謎を解いて…ラムセス2世のミイラを発見するアデル
不慮の事故で死に瀕している妹アガットを救う〈復活の秘薬〉を手に入れるため!
一体のミイラを奪取!パリへ
秘薬を手にするためにはミイラの復活が必要…エスペランデュー教授を訪ねるアデル
しかし教授は謎の怪鳥〈プテロダクティルス〉事件で投獄、死刑を待つ身に!
あの手この手と打って出るアデルだが…
果たして教授救出は?ミイラ復活は?怪鳥事件の結末は?
そして妹の命を救うことはできるのか?

冒険アクションはオープニング・シーンのみ、あとの大部分はパリ市内で物語が進む
新たな女性ヒロインのアデル、クールビューティーというより…ちょっとユルメ
好みかといえば…好みのタイプではなかった
(ポスターはかっこよさそうだったのに…)
それから、宜しかったのは怪しいキャラクターの数々と意味不明&お下品なコメディ
フランス映画であり…ありえないことかもしれないが…モンティ・パイソン思い出した
しかし…全体としてアクション度もコメディ度も低調
あまり面白くはなかったと言うのが正直なところ
続編ありありの展開だが…多分見に行かないと思う
ちなみに公開初日の第2回(14:00)、140席の映画館で3割程度の入りでした(渋谷シネパレス1)
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 アド・アストラ/AD ASTRA 
[SF]
2019:アメリカ作品/2019.09:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ジェームズ・グレイ
出演:ブラッド・ピットトミー・リー・ジョーンズ
ドナルド・サザーランドジョン・オーティス
ルース・ネッガリヴ・タイラー/他
年に1本あるかないかのハード系SF映画が公開されます!
地球外生命体の存在を証明するため太陽系の奥深くに挑み…消息を絶った博士!
地球を襲う電気嵐?発生源は海王星?極秘任務として地球を飛び立つ博士の息子!
地球から月、火星、そして海王星へ!そこに待ち受けているものは何?
スイマセン、映像が本格的なので…余計な情報をシャットダウンしてます!
久しぶりのハード系SF映画じゃないか?しかもブラッド・ビッドがマジで!
かなり楽しみにしてます!
3つ先の駅まで足を延ばして「IMAX」を選択しました!力入ります!

STORYは…
時は少し先の未来!
人類は地球外生命体との出会いや資源を求めて、宇宙へと旅立っていた
ある時、巨大な“サージ(電気嵐)”が地球を襲う!各地で大小様々な被害が発生
国際宇宙アンテナの製造チームを率いていた宇宙飛行士ロイ・マクブライド少佐も…
巻き込まれて…施設から落下、死?冷静沈着な対応から奇跡の生還
回復したロイに呼び出し!
アメリカ宇宙軍の上官から、信じがたい極秘情報が告げられる
初の太陽系外有人探査計画の通称“リマ計画”の司令官で…
探索に出発してから16年後に消息を絶った父クリフォード・マクブライドが生きている!という事実
しかも軍は、世界中を混乱に陥れたサージが
父が海王星付近で行っている実験によるものだと断言
このままでは太陽系のあらゆる生命体が滅びてしまう!
英雄だった父と同じ道を選んだ息子ロイ
仕事に人生を捧げる父親を崇拝すらしていた!
その一方で父は家族によそよそしく、ロイはいつも孤独であった
突然父親が消えたショックから心を閉ざししたロイ
うまく人間関係を築けない大人となり…深く愛し合っていたはずの恋人イヴも彼の元を去って行く!
そんなロイに「父を探し出すのに協力せよ」とのミッションがくだる
父親の旧友だと言うプルイット大佐(お目付け役?)と、まずは月面基地へ!
そこは地球各国から移住した人々が、資源の争奪戦を行う地、国境も法律も届かない世界
ロイ一行も略奪者に襲われ、プルイット大佐は重傷を負う
火星行のロケット搭乗を目前に、任務を離れる大佐、「軍は君を信用していない」の警告!
火星へ向かうロイ
波乱に満ちた飛行、救難信号を出す宇宙船でのトラブルで船長が死亡
危機回避として、強制的に指揮権を把握するロイ
火星に辿り着いたロイ
基地の責任者ヘレン・ラントスの案内で施設へ、そして軍の極秘任務に渡される
用意されたメッセージを読み上げるだけ?父親がいると見られる海王星方向へ送信される
しかし何の応答もなし
意を決したロイ、自分の言葉でメッセージを発信!
一体、父親に何があったのか?この任務の本当の目的は?
果たしてロイは父親を見つけ、人類を救うことができるのか?


観入ってしまいました!
何か凄い箇所があるんじゃなくて、全部が(チョット誇張してますが)凄かったです!
かなりのハード系SF映画好き向け!若しくはブラピ・ファン向け?
実はかなり突っ込みどころ満載なのだが!
近年これだけ商売っ気のないほどのハード系SFなんて観たことないよ!
一体誰に向けての映画なのか?多分、私の様な人間向けなのでしょう!
CINEMANI屋らしい映画です!
一瞬「ゼロ・グラビティ」の映像がよぎったが…それも捨て置こう!
どうしても宇宙という閉鎖空間を描くと似ているシーンは出てきてしまうだろうしね…
結構、重厚で丁寧に描かれているシーンと雑なシーンの対比は激しいが
まあ全体としては、IMAXで観たこともあり…映像美が勝ちましたかね!
ところでフィンランドだったかノルウェーだったかの宇宙船(研究施設)だとか…
月面の盗賊団とか…描く必要はあったのだろうか?
まああ、それだけ宇宙空間は無法地帯と言うことなんだろうか!?
そうだ…ネタとして書いておこう…
父親達は何年かかって海王星まで到着したんだろう?
息子は10数年後に、父の後を追うことになるが…月から火星まで19日、火星から海王星まで79日!
都合100日弱で到達してるんだよね!ヒゲもそんなに伸びてないしね(笑)
帰りたくても変えれない距離(時間)どゃないよね?という最大のツッコミ入れときます!
で、ブラッド・ピットの迫真の演技!
あの薄緑色の瞳が見つめる宇宙空間って!凄いよ!
なんか賞に結びつく感じはしないが…記憶には残る映画です!
ちなみにブラッド・ピットの率いる製作会社PLAN Bがプロデュースしてます!
凄い博士というのとは違和感があったトミー・リー・ジョーンズだったが…
家族を捨ててまで調査してきた、もう抜け殻なんだろうけど、もう戻れない父親役としては適役だったな!
しかし、久しぶりにリヴ・タイラーが出てていたが…
やはり、いつまでも若く美しくはいられない?そうか42歳か!
演技するほど出番もなかったしね…
ちなみに「アド・アストラ」とは…ラテン語の「困難を克服して栄光を掴む」の意とのこと!
ところで、公開2日目の初回(10:10)に観に行ったんだけど、映画館がガラガラ
IMAXで観たんだけど、半分の入りは少々寂しいなと思った…
まあ内容に満足してスクリーンを離れてホールに出てきたら、本気で人(客)がいない!
何が起きている?いや!何も起きていない?
お客は何処へ?
公開2日目の第1回(10:10)、313席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN10)
2011.09format



 アトミック・ブロンド/ATOMIC BLONDE 
[ACTION]
2017:アメリカ作品/2017.10:日本公開(エンタテインメント)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:シャーリーズ・セロンジェームズ・マカヴォイ
トビー・ジョーンズジョン・グッドマンジェームズ・フォークナー
ローランド・モラーソフィア・ブテラエディ・マーサンヨハネス・ヨハネッソン
ティル・シュヴァイガービル・スカルスガルドサム・ハーグレイヴ/他
シャーリーズ・セロン主演作とは相性が悪い(私にとってハズレが多い)のだが…
予告編がなかなか迫力あって良さそうなアクション映画
観に行ってみることとしました
一応、保険をを掛けて、TOHOシネマズ6ポイントで無料鑑賞!です

STORYは…
東西冷戦末期、1989年、秋のロンドン、MI6のオフィス
体中に傷を負った女性、身支度を整え、ブロンドの髪をなびかせたロレーン・ブロートン、MI6最強のスパイ
上司の諜報局主任グレイ、CIAの大物エージェントのカーツフェルド、マジックミラー裏にMI6のチーフC
彼女が関わったベルリンのミッションの報告を要求、複雑怪奇&壮絶なミッションの全貌を語り始めるローレン
全ての事の始まりは10日前…
ベルリンに潜入していたMI6の諜報員ガスコインが、KGBの殺し屋ユーリ・バクティンに殺害され…
世界中で暗躍する各国機関のスパイの名前が記された“リスト”を奪われてしまう
もしもこのスパイ・リストが敵の手に渡れば、国際情勢を揺るがす事態に!
KGBを裏切ってリストを闇マーケットに売りさばこうとしているバクティン、今もベルリンのどこかに潜伏中
何としてもリストを奪い返したいMI6、並外れた情報収集力と戦闘能力を持つロレーンに任務を委ねた
かくしてロレーンは断じて失敗が許されない使命を背負い、西ドイツに入国
なぜか待ち伏せしていたKGBの手荒い襲撃、窮地を脱したロレーン
MI6ベルリン支局の敏腕エージェント、デヴィッド・パーシヴァルと合流
東西ベルリンの裏表も知り尽くしたパーシヴァル、捜査に協力どころか、不審な行動を連発、混乱するロレーン
実はロレーンには、もう一つの任務、ガスコインを裏切った二重スパイ“サッチェル”を探し出して始末すること
ロレーンはパーシヴァルと微妙な距離を保ちながら、裏社会の仕事を請け負う“時計屋”に東ベルリン入りを依頼
単独で現地に赴くロレーン、アレクサンダー広場近くの映画館、再びKGBの襲撃
ブレモヴィッチ率いるKGBも血眼になってリストの持ち主バクティンを探していた
そんな異国の地での孤独で危険なスパイ活動のさなか
ロレーンはバーで出会った若く可憐なフランス人スパイ、デルフィーヌとホテルで情熱的な一夜
翌日、上司のグレイと連携しているCIAのカーツフェルドと接触、任務遂行の念押しをされる
何者かに抹殺されたバクティンの死体が発見される、しかしリストの行方は不明のまま
そんな時、ロレーンはパーシヴァルに呼び出され、東ドイツ国家保安省シュタージの職員スパイグラスを…
西ベルリンへ脱出させる作戦を実行することになる
KGBに狙われているスパイグラス、例のリストの名前を全て暗記している重要人物
東ベルリン市民による大規模な反体制デモの混乱に乗じて…
ロレーンがスパイグラスを、パーシヴァルがスパイグラスの妻子を護送することが決定した
しかし、その護送作戦はまたしてもKGBに筒抜け…


殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ、撃つ、リストは何処じゃ
殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ、撃つ、裏切者は誰じゃ
殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ、撃つ、殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ、撃つ、殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ…
チョットだけカーアクション、チョットだけエロチック
シャーリーズ・セロンが体張ってやってるのは分かるが、なんて単調なんだ
ストーリーもあるにはあるが、目新しさは全くない
致命傷なのが…KGB!リストは欲しいのに、リストを暗記している男の命は狙うというのは如何なものか?
ニヤッとしたのは、ラスト数分の大どんでん返し&80年代の音楽がバンバン掛かっているとこかな
やはりシャーリーズ・セロン主役ものは相性悪いのかな!?
話は変わるが…
今回のパンフは、ストーリーが全部書いてある!ので楽だ!
そうでなきゃ…
「殴る、殴る、蹴る、蹴る、撃つ、撃つ」の連続になるとこだった…セーフです
公開11日目の第2回(12:40)、184席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズみゆき座)
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 ANNA/アナ 
[ACTION]
2019:フランス/アメリカ作品/2020.06:日本公開(キノフィルムズ)
監督:リュック・ベッソン
出演:サッシャ・ルス
ルーク・エヴァンスキリアン・マーフィヘレン・ミレンアレクサンドル・ペトロフ/他
2020年の新型コロナウイルスの蔓延から緊急事態宣言
やっと第1派収束からの行動制限の段階的解除
先週から大型スクリーンの代表格であるTOHOシネマズの再開
ただ様子見!?
大作は夏以降に一旦延期?
よって取り合えずそこそこの作品で様子見か?
早く元に戻って欲しいものだ!

STORYは…
1990年モスクワ
露店でマトリョーシカを売っていた大学生のアナ、パリのモデル事務所にスカウトされる
デビュー後、直ぐに売れっ子となったアナ
モデル事務所の共同経営者オレグと付き合い始める、華やかな暮らし
ある日、貿易商だと自称するオレグに…本業は何かと尋ねるアナ
彼から武器商人という裏の顔を打ち明けられたアナ
トイレに隠していた銃で…容赦なくオレグの頭を打ち抜く!
実は彼女の真の姿は、ソ連の情報機関KGBの殺し屋
3年前
アナはモスクワで恋人のピョートルと“クソみたいな人生”を過ごしていた
そんな生活に終止符を打つべく海軍に志願すると…
見知らぬ男が現れる
「軍事訓練1年、現場勤務4年、その後自由」と持ち掛けられる…男の名は“アレクセイ”
KGBの捜査官でアナの陸軍士官学校時代の優秀な成績に目を付けて…(中退だけど)
1年後
過酷な訓練を全うしたアナ、アレクセイは上官のオルガに紹介、オルガはアナに…
“”レストランで食事中のマフィアのボスから5分で携帯電話を奪う”という過酷なテスト
店に踏み込んだアナ
オルガから渡された銃をボスに向けるが、弾倉は空
已む無くワインボトルにグラス、皿にフォークを駆使して…
何十人もの屈強なボディガードを倒していく
時間は超過したが、「2度とヘマはしない」と誓うアナ
オルガは「されちゃ困る」と言い合いに合格
そう、オレグはアナの最初の標的だった…
モデルにスカウトされるように仕向けたのも、全てオルガのシナリオ
成功したアナは長官の面接を受け、正式採用
今では秘密の恋人でもあるアレクセイの言った「5年で自由」が無理だと分かりショック!
それでもオルガの指示の下、次々と国家の邪魔者を消していく
やがてその美貌と魅力的なオーラからトップモデルへと昇り詰める一方でてな
明瞭な頭脳によって国家間の争いさえ左右できる一流の殺し屋となる
だかある夜、アメリカのCIAの罠に嵌り、捜査官のレナードから…
死か寝返るかの選択を迫られる
アナは「1年で自由、ハワイで保護」を条件に従う
アナに惹かれていくレナードのスマートな対応で、二重スパイとしての任務は問題なく進んでいく
そんな中、アナはレナードから、KGB壊滅を狙う“KGB長官暗殺作戦”への参加を迫られる
果たして、成功率0%の究極のミッションを前に…
必ず生き抜くと誓ったアナが見つけた、2大組織を出し抜く道とは?


数々の女性ヒロインを世に送り出してきたリュック・ベッソンが描く女スパイもの
二重スパイとして生き残れるかが肝なんだけど…
ちっとも新しさがない、どこかで観てきたシーンの焼き直しの感が強い
前半は眠気との戦い(やっぱり映画前の昼食は止めといたほうが良いな)
二重スパイものの定番の展開だし
ラストも、まあ読める内容だったしね・・・
リュック・ベッソンのキャスティングで独特だよね!
凄い美人を使わない!一癖ある方が多いよね
まあ掘り出してきて生き残っているのはナタリー・ポートマンとミラ・ジョヴォヴィッチくらいか?
果たしてサッシャ・ルス…無理っぽいな
何はともあれ、全てヘレン・ミレンが持って行ってしまっております!
そこ頼みの映画だったか!
この分野に未来はないか???
ところで話は変わるが…
映画館の市松模様座席発券というのは…ハッキリ言って守られていない
どうせ真っ暗になるし、カップルは隣同士でポップコーン摘まみながら見たいだろうしね!
まあ217席規模のスクリーンで25人だし、まあいいか?
良くないだろう!
決まりは決まりだよな!
公開9日目の第2回(13:15)、217席の映画館で25人程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN6)
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アナと雪の女王/家族の思い出   は、別ページとなります



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 アネット/ANNETTE 
[DARK FANTASY & ROCK OPERA]
2021:フランス/ドイツ/ベルギー/日本作品/2022.04:日本公開(ユーロスペース)
監督:レオス・カラック     原案・音楽:スパークス
出演:アダム・ドライヴァーマリオン・コティヤールサイモン・ヘルバーグ
デヴィン・マクダウェルスパークス(ロン・メイル&ラッセル・メイル)
古舘寛治福島リラ水原希子/他
2022年4月1日は観たい映画の公開ラッシュ!
昔なら1日3本とか平気で観られたけれど、HPを作製するようになってから
情報量を脳に保存できることの限界を悟り、1日に観られるのは1本だと思った次第
さて、そういうわけでやっと「アネット」まで辿り着いた!
原案・音楽がスパークスというこの映画
アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールを主演とした
ダーク・ファンタジーにしてロック・オペラ
予告CMがなかなかに印象的
観に行きたいリストにずっーと留まっていました!
が、なかなかスケジュールが合わず…このままでは終わってしまう!
ということで、慌てて観に行くこととしました!
今から行ってきます!

STORYは…
(オープニング:スパークスと出演者達の歌、ロック・オペラの始まり始まり!)
ロサンゼルス…現代
攻撃的なユーモアセンスを持つスタンダップコメディアンのヘンリー・マクヘンリーと…
国際的に有名な(オペラ)ソプラノ歌手アン・ドゥフラヌー
“美女と野獣”と書かれるほど、かけ離れた2人が恋に落ち…結婚が発表される!世間の注目!
やがてアンは娘のアネットを出産!しかしアネットはミステリアスな赤子
アンのオペラ歌手としてのキャリアは成功を極める
彼女が舞台に出ている間は、ヘンリーがアネットの世話
派手に生きてきたヘンリー、だんだんと結婚生活が不安定に…
アンは車の中で悪夢を見る
6人の女性がヘンリーの過去の虐待・暴力を告発!妻に警告するというもの
アンは自分が殺される夢にうなされる
一方のヘンリー、ラスベガスのステージでの悪態と不快なジョークで不評を買う
急激に転落し始める…アンの成功に嫉妬
2人は関係修復のため、アネットを連れてヨットで旅に出る
だが嵐の夜、酔っぱらったヘンリー、嫌がるアンを無理矢理甲板に引き摺りだし…ワルツを踊りだす
揺れる船体、打ち付ける波!船外に放り出されるアン…救助もできぬまま沈んでいくアン
ヘンリーは救命ボートでアネットと共に島に流れ着く
2人が眠るとアンの亡霊が出現
彼に付き纏い復讐するため…幼児のアネットに“彼女の声”を与える!
アンの死の法的嫌疑は晴れたが、ヘンリーの収入は断たれる
アネットの非凡な歌声に気付いたヘンリー
今や指揮者となったアンの元伴奏者に連絡
類まれなるアネットの歌声を世界中に聴かせたいと迫られ…
金目当ての見世物と反対するものの…遂には同意してしまう伴奏者
反面で夜毎アンの幻影に悩まされるヘンリーは、酒に溺れていく!
ツアーが始まると“ベビー・アネット”はたちまち人気者になり…世界中を飛び回ることに!
ある夜、指揮者にアネットを伴奏者に預け、飲み歩いたヘンリーが帰宅すると…
アネットが“アンとヘンリー”の歌「深く愛し合う2人」を歌っている
なぜ教えたのか?と問い詰められた伴奏者は「アネットの本当の父親は自分だ」と言い始める!
アネットを失うことを恐れたヘンリーは思いがけない行動に出る…


最近何かと出てくる兄弟バンド「スパークス」の原案・音楽による…
ロック・オペラ!にしてダーク・ファンタジー!である
(監督はレオス・カラック…スイマセン、名前は知っていましたが作品を観るのは初めてです)
先を行き過ぎて理解不能?ロック界の異端児にして牽引車!?既に50年のキャリアのメイル兄弟
なんとキャリア50年、77歳と74歳である
この年齢にして新たなチャレンジをしていることに感心!
映画自体に最先端の新しさは感じられないが、それでも長年音楽業界の遥かTOPを走っていただけあると思う
新たな切り口だったんじゃないかな?セリフの9割以上は歌っているとか!
SEXシーンまで、裸で絡みながら歌ってる!出産シーンまで歌っている!
嵐の中のヨットのかんぱ甲板で歌って踊っている!
(かなりぶっ飛んでいるが…見応えはある)
ベイビー・アネットも歌っている!
そもそもアネットは人形だし…だんだん大きくなっていくけどね!最後は人間に…なかなか面白い試み!
主演のアダム・ドライヴァーの歌が上手いかは多少疑問点があるのだが
まあ壮大なロック・オペラから目が離せませんでした!
ちょっとだけ中だるみをしていて…少しだけ眠くなりましたが…直ぐに復活出来ました!
ラストシーンはなかなか!自己中心的成功者の行きつく先ってこんなものなのかな?
またロック・オペラだけに、音量も大分頑張っているので迫力ありますね!
やはり映画館で観た方が良いと思いました!
右耳の補聴器をハウリング寸前までボリュームアップしてみました!
そこそこに楽しめたと思います!
実は事前準備で「IMDB」のデータベースを眺めていたら…
出演者の中に「Kiko Mizuhara」と「Rila Fukushima」「Kanji Furutachi」の文字!
何処で出てくるか?目を皿のようにして観てました!
古舘寛治さん、福島リラさんはセリフがありましたが、水原希子さんは一瞬です!
ラッキー!
あれっ?今更の疑問だけど…
日本も共同製作なのに何でこんなに宣伝されていないのかな?
不思議?
ちなみにパンフにストーリーが全部書いてある!(但し1200円)
これでストーリー書くのが楽になるな!
公開17日目の第1回(11:15)、145席の映画館で24人程度の入り(ユーロスペース2)
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アバター                              は、別ページとなります
アバター/ウェイ・オブ・ウォーター   は、別ページとなります



 アビス/THE ABYSS 
[SF&ADVENTURE]
1990 アカデミー賞[視覚効果賞]
1989:アメリカ作品/1990.03日本公開(エンターテインメント)
監督:ジェームズ・キャメロン
CAST-1:エド・ハリスメアリー・エリザベス・マストラントニオマイケル・ビーン
[DEEP CORE]:キャプテン・キッド・ブリューワー・ジュニアレオ・バーメスタートッド・グラフ
      ジョン・ベッドフォード・ロイドJ・C・クィンキンバリー・スコット
[SEAL]:ジョージ・ロバート・クレッククリストファー・マーフィーアダム・ネルソン
CAST-4:クリス・エリオットケン・ジェンキンストーマス・F・ダフィ/他
「深淵をのぞきこむと、深淵があなたをのぞきこむ…ニーチェ」、海底油田の実験基地を襲う事件、不思議な生命体との遭遇、暴走する軍との戦い、基地を救うため一人深海に挑む男、途切れる意識の中、男が目撃したもの…

米潜水艦モンタナ、海中を高速移動する物体を探知、接近と透過、機能停止、座礁、救助ブイ… 近海の海底油田基地(主任バッド他8名)&試験中の海底住居〈ディープコア〉…前線基地にしたいNAVI、会社からも協力要請、乗込んで来たコフィ大尉&ダイバー・チーム〈SEAL〉、そして〈ディープコア〉の設計者にしてバッドの妻(離婚寸前)リンジー、口論、バッドの判断で移動開始…座礁地点、海面下300m、ケイマン海溝の縁、小型潜水艇、カメラロボ〈リトルギグ〉、〈フラットベッド〉にSEAL、液体呼吸装置、調査、浸水、放射能漏れ無し、核弾頭異常なし、全員死亡、SEALの単独行動、キー&暗号文? 艦尾に謎の発光体、移動、パニックに陥ったSEALの1人、深海に消える発光体、核弾頭を持ちかえったSEAL…キューバ近海での作業、沈没にソ連が関係?米ソ間の緊張… 嵐の到来、海上基地を繋ぐケーブルに引きずられる〈ディープコア〉、海溝落下寸前、ケーブル切断、海上基地のクレーン落下、直撃回避、海溝上部でギリギリのバランス…浸水、犠牲者、指輪に助けられたバッド…、船外修理に向うリンジー、発光体との遭遇、6000mの海底に何かが…地球外生命体を主張するリンジー、任務の緊張感+潜水病の兆候を見せるコフィ大尉…ソ連が何かしている、核弾頭の組立て… 訪問者、船内を興味深げに移動する生命体、接触、核弾頭の方向へ…パニックしたコフィが扉を遮断、分断、帰っていく半身… コフィの暴走、核搭載の潜水艇、人質、〈ディープコア〉占拠、コフィを止める必要、味方するSEAL隊員… 氷点下の海を進むバッド、キャットフィッシュが加勢するが… コフィは核弾頭搭載の潜水艦を発進させる…


名作である、但し、当時の日本では、あまり話題にもならなかったと記憶している…その後、突然評価が上がり(日本だけではなく)、〈完全版〉として復活、評価が遅かった大作だと思う…実に様々な要素を盛り込んでおり飽きさせない映画だと思います、但し…浮上しきったものはチョットばかりチャチィ…感じがする
TVを含め何回見たろう?なんだかんだで片手位の数はいっているだろうな…多分
-1999format



 アベンジャーズ/THE AVENGERS 
[ACTION]
1999 ゴールデンラズベリー賞[最低リメイク賞]
1998:アメリカ作品/1998.10日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ジェレマイア・チェチック
CAST-1:ユマ・サーマンレイフ・ファインズショーン・コネリー
CAST-2:ジム・ブロードベントフィオナ・ショーエディ・イザードアイリーン・アトキンズ
     ジョン・ウッド
CAST-3:キーリー・ホーズ/他
ユマ・サーマンのファン必見、但し、おバカなコメディ&アクション、天候を操り世界征服を企てる科学者、対する英国極秘諜報機関、反物質、気球、テディ・ベア、格闘技、ハイテク、ローテク入り乱れ、後はユマ!ユマ!ユマ!

英国極秘諜報機関エージェントのジョン、(組織のトップ(男)の通称がマザー、NO.2(女)がファーザー)、あまりに異常な異常気象、気象学者エマ、武芸の達人、彼女と共同調査、エマの研究所、外界からの攻撃を防ぐ反物質研究、研究所爆破、監視カメラにエマ…?何?科学者グループ「ブロリー」の会長サー・オーガスト、追跡、秘密会議、計画全容、テディ・ベア、もう一人のエマ?エマの不当逮捕、単独調査、敵の拠点、諜報機関内の確執とサー・オーガストの関係?豪雪のイギリス、サー・オーガストの陰謀…天候を操っての世界制覇、ジョンとエマは彼の野望を食い止められるか…


イギリス・ドラマ「アペンジャーズ」の映画版、アベンジャーズのTV版知らないと、何だこれ的な映画かも(私も見てないけど)…イギリスの生活慣習等をパロディにしながら、まあ、そこそこってとこでしょうか
私は、ユマ・サーマンのファンでもあるので、彼女のファッション・ショー&アクションで十分元は取れてますが、そうでない人は…テディ・ベアのぬいぐるみを着ての秘密会議等のシーンで笑ってください!
(渋谷東急)
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AMSTERDAM                     (2023.03)ANA国際便機中にて



 アメリカン・スナイパー 
[NON FICTION]
2015 アカデミー賞[音響編集賞]
2014:アメリカ作品/2015.02日本公開(エンタテインメント)
監督:クリント・イーストウッド
出演:ブラッドリー・クーパーシエナ・ミラー
ルーク・グライムスジェイク・マクドーマンケヴィン・ラーチコリー・ハードリクトキーア・オドネル
ナヴィド・ネガーバンサミー・シーク/他
観るか観ないか…悩んでいたんだけど
所用を終えて帰ろうと思ったら、目の前に上映館、しかも30分後のスタート
急いで食事を取って、映画館に駆け込みました

STORYは…
「人間には3種類ある…“羊・狼・番犬だ”」
テキサス州生まれのクリス・カイル、厳格な父から“番犬”であれと育てられた
やがてカウボーイとして(弟共々)ロデオの名手となったクリスだったが…
アフリカのアメリカ大使館爆破事件の惨状を目にした時、自分が本当にすべきことを確信する
軍の訓練生となったクリス、難関を突破、海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊
一方私生活では運命の女性タヤとの出会い、幸せな家庭を築いていた
そんな矢先…アメリカ同時多発テロを機にイラク戦争が勃発
同胞の、そして愛する者の命を守りたい…その一心から、激しい戦闘が続く最前線へと向かうクリス
2003年、戦禍に巻き込まれたイラクの街中、アメリカ軍の狙撃手クリス
友軍の戦車に近づくイラク人の少年とその母親らしき女性の姿を捕捉
彼等は敵か?それともただの歩行者なのか?
その手に対戦車手榴弾を見つけたクリス、冷静に2人を射殺
これが後に“レジェンド”と呼ばれる米軍史上最強の狙撃手の初仕事であった…


アカデミー賞6部門にノミネートされたけど、蓋を開ければ「音響編集賞」ただ一つ、あれれ
映画館の入口で「アカデミー賞、何部門受賞したんですか?」と聞いているおじいさんがいたのは微笑ましい
さてと、クリント・イーストウッド監督の描く戦争映画だが、さすがに手馴れた感じ?
暴力的な戦闘シーンと対比する筈の家族の幸せなシーンが蝕まれていく…
死と隣り合わせの戦地でこそ生きていることを感じること
ライバルとなる敵スナイパーとの戦い、2000m弱の攻防
濃密な時間、まだまだ助けたい命がある!と…
戦地から帰還しても、異常事態から抜け出せない、心ここにあらず、暴力的行動…
悲鳴をあげる妻、ようやく取り戻した家族との平穏な生活も…唖然の終わり方
無音のエンディングロール
戦争の虚しさを思い知らされる…
しかし「音響編集賞」だけとは寂しい限りだな…
公開7日目の第2回(12:10)、299席の映画館で7〜8割程の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
2011.09format



 アメリカン・ハッスル/AMERICAN HUSTLE 
[COMEDY & NON FICTION]
 2014 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):エイミー・アダムス]
2013:アメリカ作品/2014.01日本公開(ファントム・フィルム)
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベイルブラッドリー・クーパーエイミー・アダムスジェニファー・ローレンス
ジェレミー・レナー
ルイス・C・Kアレッサンドロ・ニヴォラマイケル・ペーニャコリーン・キャンプ
ロバート・デ・ニーロジャック・ヒューストンシェー・ウィガムポール・ハーマン
ダニー・コルボソニー・コルボエリザベス・ロームパッツィー・メックアビー・レヴィン
エイドリアン・マルティネスサイード・タグマウイ/他
2013年のアカデミー賞に10部門ノミネートされた作品が日本公開(1月31日(金))となった!
2月1日(土)は映画の日ゆえ、興味に駆られて観に行くこととしました
なんか役作りでクリスチャン・ベールが無茶苦茶やってるらしいのも大いに興味ありです!
ただし松葉杖生活なので、端っこの席を事前に予約(松葉杖を立て掛けておけるように…)
さて如何なもんでしょうか?

STORYは…
プラザ・ホテル、禿げ頭に接着剤、髪の毛を盛って&整えて…必死に整える男
準備万端!会談の場、何を焦ったかチリチリ頭の男、必死に相手にスーツケースを渡そうとする!
いぶかしがる相手、怒って席を立つ!自分の失態の責任を転嫁、怒鳴り散らす、禿げ頭が走り出す…
(時はさかのぼる…)
「騙されるより、騙す側になる」!
子供の頃に父親がカモにされるのを見て決意したアーヴィン・ローゼンフィールド、詐欺師の道をまっしぐら!
表向きは5軒のクリーニング店を経営、裏(本業)では盗品や贋作アートを売っていた
一方シドニー・ブロッサー、田舎のストリップ・クラブで踊っていたが野心を抱きN.Y.へ、出版社に潜り込む
パーティーで知り合った2人
シドニーのセクシーで個性的、何より頭脳明晰な点に惹かれたアーヴィン
身体はぶよぶよ、頭は悲惨な一九分けだけど…「余裕に満ちたところがステキ」…恋に落ちる2人
引き取り手のないクリーニング、中には高級品の山、シドニーへ提供するアーヴィン
シドニーこそ運命の女と信じたアーヴィン、彼女に本業を打ち明ける…パートナーにならないか?
銀行融資をエサに手数料を騙し取るのだ…1件5,000ドルなり
シドニーはロンドンの銀行にコネがある王族に成りすます…見事な英国訛の英語を披露
商売は大繁盛、豪華なオフィスに移転、贅沢な日々を楽しむのだが…
SEXしても、そそくさと出ていくアーヴィン
アーヴィンには妻ロザリンと子供(連れ子・養子)ダニーがあったのだ!特にダニーを溺愛
うつ病持ちとは知らず…かなりの気分屋、無思慮、でも読書家、自由奔放な言動に振り回される
毎日喧嘩ばかり、だけど彼女に離婚する気はなし
ある日…いつものように引っ掛けた冴えないチリチリ頭の男(こだわり?)、小切手を受け取るシドニー
突然乗り込んできた警官達に囲まれる、いきなり逮捕されるシドニー、男はFBI捜査官リッチー・ディマーソ
詐欺の全貌を明らかにすることはできなかったが…
無茶苦茶な捜査官、4人の同業者を売れば無罪放免にしてやるという条件!仮釈放!
即、アーヴィンと逃げるつもりだったシドニー、だけど息子ダニーに類が及ぶことを心配するアーヴィン
リッチーの取引に応じる決心
家族を優先したアーヴィンの自身への愛を疑うシドニー、アーヴィンへの当てつけで…リッチーに接近
アーヴィンが考えた作戦、偽者のアラブの大富豪シークを用意、詐欺師仲間を引っ掛けるというもの
すぐにカールという詐欺師が引っ掛かるが…彼はもっと大きな話を持ちかける
ニュージャージー州カムデン市のカーマイン市長をシークに紹介するというもの
カーマイン市長は市民の生活を豊かにするためアトランティック・シティにカジノ建設の計画を進行中
ただライセンス購入の資金が圧倒的に足りなくて困っていた…
詐欺師を囮捜査で逮捕するというチンケなミッションが…大事に
一度でいいから汚職政治家を逮捕したかったというリッチーの願望に火がつく!
上司を脅してでも用意したプラザホテルのスイート・ルーム、隠しカメラ設置
FBIと詐欺師の合同チームによる囮捜査開始
招き入れられたカーマイン市長、功を焦った捜査官リッチーが早々と脈絡もなくスーツケースを渡そうとする
怪しむカーマイン市長、怒って退席、作戦失敗を取り繕えとアーヴィンに命令するリッチー
走り出すアーヴィン、ホテル前の道路でカーマイン市長に詫びる、必死の弁明、その中で…
彼らの出身地が一緒だったことが幸い、意気投合、各々の妻を連れてのディナーに出かける約束までに発展!
すっかり打ち解ける両夫婦、面白くないシドニー、リッチーを誘う、2人の距離も近づく…
カーマインが建設中のカジノ(金が無いので既存建物の改装で間に合わせる計画)でパーティを開催
強行される作戦、その場には全米1のカジノ経営者達のグループ…つまりマフィア
そしてフロリダでは伝説のマフィアのドン、テレジオまでが現れる
嫉妬と欲望とそれぞれの目的を秘めた嘘つき達が顔を揃えた、果たして最後に勝つのは誰か?


クリスチャン・ベールを始めとした役者さんは超熱演なんですが…
これって本当にアカデミー賞10部門もノミネートされた作品なんですか?
実話の映画化なので、ラストに大逆転がある訳ではなく、だんだんとショボクなっていく?
多少の脚色は無いんですかね?悩ましいな?コメディとして観ればそこそこ笑えたけど…大笑いではない!
ネットではラストが大評判だけど、ほとんど提灯記事じゃない?本気であのラストが面白いの?信じられない…
「自分の手柄の為に事件を捏造!善人を犯人にして大喜びのFBIと協力したことを反省する詐欺師」の映画!
たぶん病んだアメリカを描いてアメリカ人が理解している映画、日本人には理解度低いだろうな!
一度でいいから汚職政治家を逮捕したかったという願望だけで…
事件をでっち上げ、市民のことをよく考える善良な市長を悪人に仕立てて…逮捕!で大喜び
(可哀想な市長…だけどそそのかされて悪事に手を染めちゃったんだよね)
なのにウロウロとしている巨悪は全く捕まえないという皮肉!
詐欺師が上手く立ち振る舞ってくれなきゃ〜更に一大事だったろうにね…FBIをコケにした映画なのだろうか?
崩壊していく家族、結婚と離婚の現実、そして醜いまでの親権の奪い合い!金の威力!
日本人は無理しなくて良いよ!そこそこ笑って済まそう!まああその程度と思う!
ただし、クリスチャン・ベイルの役作りは相変わらず特筆すべきものがある!これは凄い!
それから…ロバート・デ・ニーロがハマり役で現れて、何ら疑問なく観ていたのだが…
ここは驚くところだったのね!?アンクレジットの出演とは知りませんでした…調査不足過ぎ!(笑)
一つ悔しいのが、シドニーが英国訛の英語からアメリカで使われる英語を使い分けるシーンが全く理解できない事
分かったなら楽しかっただろうな!
しかしラストが妻は
マフィアの元へ、詐欺師達は真っ当な生活に付きました…では、あまりに陳腐じゃねえか?
しかし映画の日で1,000円で観ましたので、打撃は少なかったですかね?
ちなみに足を疲労骨折で松葉杖生活のため、松葉杖を立て掛けることが出来る端っこの席になってしまいました!
公開2日目の第1回(9:30)、371席の映画館でほぼ満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN2)
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 アリー/スター誕生 
[SONG & LOVE STORY]
2019 アカデミー賞[歌曲賞(主題歌賞)]:SHALLOW
2019 ゴールデングローブ賞[主題歌賞]:SHALLOW
2018:アメリカ作品/2018.12:日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ブラッドリー・クーパー
出演:レディー・ガガブラッドリー・クーパー
アンドリュー・ダイス・クレイサム・エリオットデイヴ・シャペルアンソニー・ラモスラフィ・ガヴロン
アレック・ボールドウィン/他
妻がこの映画を観たいと言ったので…一緒に出かけました
今はTOHOシネマズの「1ケ月フリーパスポート」が使える期間だが…
無料枠の制限のため全く使えない状況
まあ、妻も一緒なので、普通にチケット購入して行くこととしました
まあ「夫婦50割」で2200円だけどね!
ちなみに映画館は、妻が行ったことのない東京ミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズ日比谷にしました

STORYは…
父と2人で暮らすアリーの夢…世界中を魅了する歌手になること
昼はウェイトレス、夜は小さなバーで歌う生活
自分自身に自信を持てないまま、いつしか30代、夢を諦めそうになったその時…
1人の男性がアリーの歌うドラッグ・バー(ブルー・ブルー)を訪れる
彼は世界的ミュージシャンのジャクソン・メイン
アリーの天性の歌声に惹かれた彼、パフォーマンスを終えたアリーを連れ出す
まるでティーンエージャーのようにはしゃぐ2人
深夜のだだっ広いパーキング、アリーの美しい歌声が響く
スター歌手との夢の様な一夜
だがそれは夢で終わらなかった
アリーの歌声に惚れたジャクソン、自身のコンサートに無名のアリーを招待
いきなりステージに上げる!緊張に震えながらも大観衆の前で歌うアリー
その歌声は直ぐに話題に!ジャクソンに導かれるままスターの階段を駆け上がっていく
エキサイティングな日々、2人が激しい恋に落ちるのに時間はかからなかった
一方でジャクソンは難聴とアルコール依存という深刻な問題を抱えていた
常に酒を切らさず、ギリギリの状態でステージに上がり続けるジャクソンに…
兄でありマネージャーでもあるボビーは大きな不安を覚え始める
そんな彼の不安をよそに、恋心燃え上がる2人、メンフィスで結婚
アリーは今最も勢いのある新人歌手となり、、サタデー・ナイト・ライブにも出演する
売れっ子ゆえの葛藤に苦しみながらも、いつもそばで支えてくれるジャクソン
だがジャクソンの状態は目に見えて悪化!
そしてついにアリーはアーティストとして最高の栄誉、グラミー賞にノミネートされる
そのハレの日、最悪な事件が起きてしまう!


アリー役はレディー・ガガである!
歌はホンマモノである
レディー・ガガ好きなので、楽しめました!
(どちらかと言えばラブストーリーは苦手としてますが…)
自分で監督するだけに、ブラッドリー・クーパーの歌も本格的でした
最近、歌物の映画が多い
クイーン、エリック・クラプトン、ホイットニー・ヒューストン…
なんか流行りかな?今後も続くだろうな!?
今回はドラマだけどね、レディー・ガガ全開ですね!
しかし元々肉付きのよいレディー・ガガだが
デビュー後の髪を染めた頃のシーン、ハッキリ言ってデブってますね
そのあとまたスッキリするんだけど
撮影にどれだけ時間がかかったのだろう?
映画的には…アリーの才能を認め、世に出す助力するジャクソン…意外と繊細でしたね
アルコールに頼っていたのだな、まあ芸術家を描く場合によく使われるシチュエーション
てっきり事●死するもんだと思ったら…、まあ悲しいな
そうそう、ちなみに妻は泣いたそうです!
まあ妻の評価で今回はとしました
まあそんなとこ!
公開3日目の第1回(9:30)、459席の映画館で8割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1)
2011.09format



 アリータ/バトル・エンジェル/ALITA/BATTLE ANGEL 
[SF & ACTION]
2019:アメリカ作品/2019.02:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ロバート・ロドリゲス  製作・脚本:ジェームズ・キャメロン  原作:木城ゆきと
出演:ローサ・サラザールクリストフ・ヴァルツキーアン・ジョンソン
ジェニファー・コネリーマハーシャラ・アリエド・スクライン
ジャッキー・アール・ヘイリーエイザ・ゴンザレスエドワード・ノートンラナ・コンドール/他
日本のSFコミック「銃夢〈ガンム〉(木城ゆきと・作)」の映画化!
すげえ!何が起きてるのか?ジェームズ・キャメロンは何処まで触手を伸ばしてるんだ!
急ぎ持っていた原作コミック〈新装版・全7巻〉の読み直しだ!
あれ?1巻の帯見て驚いた!
ジェームズ・キャメロン絶賛!の文字
2010年6月発行の本、ほぼ9年前から…目を付けていたか!
ちなみに「ビジネス・ジャンプ」に掲載されていたのが1991年だけどね!
さてと、せっかくだし「3D」以上は確保したいな!
TOHOシネマズの劇場を調べる!
IMAXは時間が合わない、4DMXは吹替版か…
やむなくTOHOシネマズ新宿の「3D+DOLBY ATMOS」を確保!
ムビチケ(1400円)持ってたけどた、+500円(3Dメガネは持参ね!)
さあ原作の何巻まで対応かな?
まあ予告にも映っているMB(モーターボール)の4巻頭までかな!
さあ楽しんできましょう!

STORYは…
26世紀の未来、天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”
そのザレムから排出された廃棄物が堆積する…クズ鉄町“アイアンシティ”
大戦後の未来…支配する者とされる者に分断されていた
“アイアンシティ”に暮らすサイバー医師イド
クズ鉄の山から…少女の頭部を発見、なんと300年前のサイボーグ
奇跡的に脳は生きていたものの、長い休眠状態により過去の記憶を失っていた
イドによって新しい機械の体を手に入れたサイボーグ少女、“アリータ”と名付けられた
ある日、アリータとイドを襲ってきた敵、闘いの中、自分の中のコントロールできない戦闘能力に気付く
実は彼女、300年前の大戦中に失われたテクノロジーで作られた“最強兵器”!
果たしてアリータの分断された…過去に隠された秘密とは?
人々の温かさに触れ、感情が芽生えたアリータ、自分の命の意味を見つける
そして大切な人達を守るため、2つに分断された世界の秩序に立ち向かう!

どうした!ガラガラだぞー!
ジェームズ・キャメロンの最新作だぞ〜!
単純明快なストーリー、大迫力映像(3D)を楽しめるぞ!
しかし、501席の劇場(3D+DOLBY AYMOS)で100人程度の入り!
IMAX 3Dの方の劇場は7〜8割入り、やっぱそっちだったか!でも時間が合わなかったんだけどね!
予想通り、MBを中心に1〜4巻頭の範囲で描かれてたけど…
(ノヴァが出てきたので、もっと先まで取り込まれているか?)
ちょっとガリー…
ガリーってのは、アリータの原作の方の彼女の名です!
ちなみに300年前の火星時代の名前が陽子(映画の中では“99号”だったな)
(まあ99号に関しては、コミックで別エピソードがあるんだけどね…深いのだ)
マッド・サイエンティストのディスティ・ノヴァの夢の中の(文学少女の)彼女の名がアリタ
なんでアリータとしたんだ、何でだろう?それはさておき…
タコ口のガリーが可愛いのにな!?アリータは直球過ぎるな!ギャップがない!
カッコよすぎるのだな、まああまり幼いと…それはそれで問題か?
しかし映像は凄い!マシン系が実に滑らかに動いてます
何ら違和感はございません、見事です!
更に、空中都市ザレムとか、クズ鉄町とかの再現度は半端ない
何を書いても凄いとなってしまうな
ただ人間?ドラマより、もっとバトルを観たかったな!我儘?
ああ忘れていた!ガリーじゃなかつたアリータの実写化に流されていたが
クリストフ・ヴァルツ他の出演陣も豪華です
なかなかコミックに寄せているキャスティングは見事です
中でもまさかのジェニファー・コネリー!コミックに出てこない唯一のキャラですが…
いいですね!
ともかく生きているうちに「銃夢」の実写版が観られるとは思わなかった!のは事実
これだけで最高ポイントですね!
ちなみに今回は3Dで観たけど、3Dも良く効果が出てた!
アカデミー賞とは縁遠いかもしれないけれど、映画好きなら…観といて損はないと思います
で…続編?随分と勿体付けたラスト、ディスティ・ノヴァとの対決は?
だってノヴァ役に、エドワード・ノートンまで引っ張り出してるんだよ!?
でも…4巻以降は難しいかな?
公開2日目の第1回(10:10)、501席の映画館で100人程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN9)
2011.09format



アリス・イン・ワンダーランド               は、別ページとなります
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅      は、別ページとなります



 ある少年の告白 
[HUMAN DRAMA]
2018:アメリカ作品/2019.04:日本公開(ビターズ・エンド・パルコ)
監督:ジョエル・エドガートン
出演:ルーカス・ヘッジズニコール・キッドマンラッセル・クロウ
ジョエル・エドガートンフリーデヴィッド・ジョセフ・クレイグ
トロイ・シヴァンブリットン・シアーグザヴィエ・ドランジェシー・ラトゥーレット
ジョー・アルウィンテオドール・ペルランマデリン・クライン/他
メジャーな映画ばかり観てたら…単館系が懐かしくなってきた
ネットでいろいろと検索していて見つけた作品!
これは面白そうだと思って…
ネット版のムビチケ購入しようとしたら、TOHOシネマズシャンテだった(笑)
ちなみに初めてネット版のムビチケ買ったんだけど
これは利用しない手はない!
公開前なら、たとえ前日に思い立っても、ムビチケ価格で購入できるからね!
まあそんなことは置いといて…
今年限りの10連休の初日、観てきます!

STORYは…
ホームビデオに映る…無邪気に笑う幼いジャレッド…
牧師の父マーシャル、意気揚々と自慢の妻と息子について語る!
大学生になったジャレッド、無言の食卓、荷物を持って母ナンシーの運転する車に乗り込む
とある施設に到着、名残惜しそうに別れる母、迎えは夕方5時に…
飲酒や喫煙、日記を書くこと、入所者同士の接触…読み上げられる禁止事項
そして「治療内容は全て内密にすること…」
白いシャツを着た若者達が集められる、カウンセラーで牧師のヴィクター・サイクスがプログラムを開始
「“同性愛者に生まれる”というが違う!それは選択の結果なんだ…救済プログラムへようこそ!」
家系図を書かせ、問題のある親族の名前の横に“烙印”を押させるサイクス
「君は牧師の息子か、一家にはツライ問題だな」と…
翌日、サイクスが職員のブランドンを紹介する
「私は神を深く信じるが、以前は違った…」、ここにいる指導員達も克服したメンバーだと告げる
ブランドンによるプログラムは“男らしさ”を徹底的に叩き込むものだった
「できるまで“フリ”をしろ!別人になれ!」と激しく入所者達を追い込む
サイクスの講義も続く…「自分の罪を一覧にし、神に赦しを求めよ」
そして、これまでの問題とされる行為を皆の前で懺悔することを課す
夜、ノートを開きペンをとるジャレッド、心の清算“ヘンリー”

…大学で出会ったヘンリーと仲良くなったジャレッド
部屋で寝ていたジャレッドを襲うヘンリー、なんとか抵抗
ヘンリーは詫びながら、自分が通う教会の少年にも同じことをしていると言う
「頼む、秘密にしてくれ」
その一件からヘンリーと距離を置くジャレッド
ある日、家に大学のカウンセラーだと名乗る男から電話
取り乱した父がジャレッドを一方的に問い詰める、「男が言ったことは本当か、お前は同性愛者か?」
おそらく電話の主は警察への通報を恐れたヘンリーだろう
ジャレッドは意を決して両親に語る…「男のことを考えてしまう、理由は分からない、ごめんなさい」
突然の告白に言葉を失う両親
マーシャルの牧師仲間が助言のために家を訪ねてくる、呼ばれるジャレッド
「お母さんと私は認められない、この先も我々の信念に反し、神に逆らうなら…
心の底から変わりたいと思うか?」 頷くジャレッド…

サイクスに呼び出されるジャレッド
両親から大学での話を聞いたと言う
「君はまだ全てを話していない、治療に成功するのは正直な人々だ!」
夜、再びノートを開く、心の清算“ゼイヴィア”

…ある日、ジャレッドは不思議な魅力がある青年ゼイヴィアと出会う
彼の部屋に招かれるジャレッド、思いがけず気持ちを吐露してしまう
「神と悪魔が僕を巡って賭けをしている、僕を試すため、ツライ思いをさせるんだ」
ゼイヴィアは「神は僕達の中にいる」と真摯に言う
さらに「何もしないから一緒にいて欲しい」とも
2人はベッドに横たわり、手を握りながら目を閉じた…

入所者のキャメロンが小さな声で発表…「父さんが、僕の問題を知り…」
「違う!“僕の同性愛の罪”だろ!そう言え!」 サイクスがきつく詰め寄る
翌日、施設には蝋燭が灯され、棺が置かれていた
「キャメロンが悪魔の餌食になった」と宣告される
「悪魔を倒せ!」と、分厚い聖書で代わる代わる叩かれる
施設の実態を徐々に理解し始め、ジャレッドは戸惑いを隠せない
そして“心の清算”はジャレッドの番に…
「男を想った、大学で男性と手を握り朝までベッドに、後悔している…」
「嘘をつくな!他には?」 詰め寄るサイクス!


えーつ?
LGBTについて最も寛大だと思っていたアメリカがこんな状況だったの?
酷い!完全なる人権無視!かなりショッキングな実話の映画である
牧師の息子だったから?神の祝福を得られない?
いや彼だけが特別だったわけじゃない
70万人もの人が、怪しげなセラピーに通わせられているらしい
これが本当に無茶苦茶な内容、悲しくさえなってくる
やはり宗教は怖い
で、日本はどうだ?
あまりニュースにもなっていない?あえて触れない?表立っていないだけ?
一説には日本人の13人に1人はLGBTとのこと
偏見、差別に苦しんでいる方々は多数おられるのだろう
LGBTに関する活動は始まったばかり
やっぱり話的に重いのかな?
劇場の入りは2割程度でした
公開9日目の第1回(11:00)、225席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



  アルマゲドン/ARMAGEDDON 
[SF]
1999 ゴールデンラズベリー賞[最低主演男優賞]:ブルース・ウィリス
1998:アメリカ作品/1998.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:マイケル・ベイ
CAST-1:ブルース・ウィリスビリー・ボブ・ソーントンベン・アフレックリヴ・タイラー
CAST-2:ウィル・パットンスティーヴ・ブシェミケン・キャンベルウィリアム・フィクトナー
     ジェシカ・スティーンオーウェン・ウィルソンクラーク・ブローリー
     マイケル・クラーク・ダンカンピーター・ストーメアマーシャル・ティーグ
     アンソニー・ギデラキース・デヴィッド/クリス・エリス/ ジェイソン・アイザックス
     チャールトン・ヘストン(ナレーション)
CAST-3:ウド・キアグーギー・グレースクリスチャン・クレメンソンエディ・グリフィン
     マーク・ボーン・Jr.グレイス・ザブリスキー/他
地球を襲う小隕石群、向かってくる小惑星、NASAの選択…小惑星に核爆弾を埋設、爆発で軌道変更…選ばれた石油採掘のプロ達… 科学的裏付けも怪しい無謀な内容!お涙頂戴のドラマ!音楽!コレでもか…の炸裂!

スペース・シャトルの爆発、N.Yへの小隕石群落下、小惑星が地球に…人類の滅亡、NASAの対策は、小惑星の軌道変更(小惑星地下240mでの核爆発)、選ばれたのは「石油う掘削のプロ達」、それぞれの思惑により計画へ参加、トレーニング、それぞれの別れ、2機のシャトル、ロシアのステーション、隕石群をかいくぐって小惑星へ、未知の物質による岩盤の掘削、トラブル、軍の別プログラムの阻止、援軍?、トラブル、起爆装置は手動操作しかない、果たして…


バレバレ、無理無理のストーリー展開、しかし、特撮、人物設定、スピード感、(単純な)お涙頂戴シーン、ちりばめられた笑いが大当たりの要因でしょう、隕石落下シーン、シャトル発射以降の特撮は相変らず凄いと言うかお手のものって感じですか、見ているときはケッコウ盛り上がっても、あとになって…突込み入れたくなったりして…うーん、評価は両極端でしょう、ちなみに、ナレーションは「チャールトン・ヘストン」です、聖書もの?
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 哀れなるものたち/POOR THINGS 
[FANTASY]
2024アカデミー賞[主演女優賞]:エマ・ストーン
2024アカデミー賞[美術賞][衣装デザイン賞][メイクアップ&ヘアスタイリング賞]
2023:アメリカ作品/2024.01:日本公開(サーチライト・ピクチャーズ)
監督:ヨルゴス・ランティモス   製作:エマ・ストーン
出演:エマ・ストーン
ウィレム・デフォーラミー・ユセフマーク・ラファロクリストファー・アボット
ハンナ・シグラジェロッド・カーマイケル
キャスリン・ハンタースージー・ベンバ
ヴィッキー・ペッパーダインマーガレット・クアリー/他
長らく待ちました!初めて情報を掴んだと瞬間から「観に行くこと決定」した映画!
第80回ヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」受賞作!
ゴールデングローブ賞「6部門7ノミネート」 &アカデミー賞「8部門8ノミネート」アカデミー賞最有力と書かれてるが…
多分そもそも日本では上映されないだろう「あの映画」が総ナメ?もしくは日本では興業成績伸びなかった「あの映画」?
だろうけど…是非この映画にも頑張ってもらいたい!
「映画史上最も大胆で空前絶後の“冒険”」
自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医の手によって奇跡的に蘇生!
赤ん坊の状況(ロボットの様)から日々発達、それも急速に…追いつかない倫理観!
「世界を自分の目で見たい」という強い願望に駆られ(誘惑者)ヨーロッパ横断の旅に出る!
急速に世界を吸収!時代の偏見から解き放たれ、自分の力で“真の自由と平等”を…
監督は「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモスの映像美!
主演のエマ・ストーンがコミカル&美しい!
映画館で予告編観る度に早く公開しないかな?の待ちから漸くの解放! 楽しんできます!

STORYは…
真の自由と平等を見つけるまで…波乱万丈なベラの航海日誌!
London/ロンドン
天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生したベラ
(彼女の胎児の脳を移された彼女)
ゴッドウインを父(ゴッドと呼ぶ)として育つベラ、家政婦ミセス・プリム、ベラの観察者(医学生)マックス
食べ物を投げつけたり、皿を割ったり、オシッコもらしたり…といった幼児期を通過、急激に成長していく!
やがて「世界を見たい」 と知識欲を持ち始めたペラ
ゴッドの策略?婚約者となったマックスの制止を振り切り…
(ベラの服に大金を隠すゴッドウィン)
(ベラの結婚に関する誓書を作製)ハンサムを自称する弁護士のダンカンと旅に出る…
Lisbon/リスボン
リスポンに到着した2人は快楽に溺れSEX=“(ベラ曰く)熱烈ジャンプ”に明け暮れる!
初めてのエッグタルトに感動したり、素敵な音楽に聴き入ったり、ダンスの楽しさに目覚めたり…
また「面倒な人付き合い」や「恐ろしい暴力」も目の当たりにし…様々なことを学んでいく
(誰かと間違われるベラ)
(ゴッドに届いたベラの手紙…リスボンにいることの確認)
(ゴッド&マックスは新たな“脳移植患者フェリシティ”の事で忙しい)
(フェリシティはベラほど早期発達が見られない)
そんな自由奔放なペラにダンカンは気が気でない様子のダンカン
その冒険心から何処かに行ってしまうのでは?冒険ついでに箱に入ってみて!
The Ship/船
箱から出てきたベラ、まさかの客船、海の真っ只中(逃げようがない)
ダンカンに強制的に乗船させられたベラは機嫌を損ねるが、そこで老婦人マーサと黒人青年ハリーと出会う!
(老婦人相手にSEXしないの?オナニーは?と公衆の面前で問うベラ、ハラハラのダンカン)
自分と異なる思考を持つ2人に刺激され、哲学や読書の魅力を学んでいくベラ
しかし知識を身につけていく彼女に対しダンカンは「おまえの可愛い喋り方が失われていく」と憤慨するが、ベラは無視
Alexandria/アレクサンドリア(寄港地)
世間知らずのベラに対して偏屈なハリーが…貧困に喘ぐ貧民街を見せる(赤ん坊の死体の山)
ショックを受けるベラ、自分が恵まれていることを知り、貧富の差に絶望
ダンカンがカジノで稼いだ全財産を彼等に(渡してくれるという男達に)与えてしまうベラ
財産を失い次の寄港地(マルセイユ)で降ろされることが決定する2人
Paris/パリ
無一文になったダンカンとペラはパリへ!自暴自棄で怒鳴るだけのダンカン
お金はないがホテルを探しにいくベラ(世間知らず)
娼館をホテルと思い話すベラ、訳ありと見た女主人が客を取ってみるか?ともかくあの男が入った部屋へ行け!
身体を差出し(たった3突きで終わったSEX)「初めて自分の力で報酬」を得るベラ
それで食べ物を購入したベラ、身体を売ったことに激怒したダンカン
でもダンカンのSEXと3突きのSEXに何の違いがあるのか?臭い男だったけど…
ダンカンとの別離(自分の人生滅茶苦茶にしてと怒鳴るダンカン)
洋服に隠されていた大金を渡すベラ、これでお帰り!
生きるため娼婦として働くことにしたベラ、そこで社会を知り、様々な人間に出会う
娼婦・娼館の制度に疑問を持つベラだが…
やがて得たお金でベラは大学で医学を学び、社会主義の思想を深めていく(そういう娼婦仲間トワネット)
帰らず付きまとうダンカン
London/ロンドン
ヨーロッパを横断しながらも手紙を出していた?(居場所は知らせていたベラ?)
ベラに届いた1通の手紙、急遽ロンドンに帰郷!
余命わずかとなったゴッドウィンと再会したベラ、自分の本当の出自を知ることになる
マックスは、旅で様々な経験を重ねて自立したベラを受け入れる(まあ性病検査だけはしてね!)
ベラもマックスとの穏やかな夫婦生活を望み、結婚式が開かれるが…
そこにダンカンに連れられた元夫であるブレシントン(軍人)が現れる
(リスボンでの人違いから判明)


エマ・ストーンが体当たり過ぎ!全裸・オナニー・SEX・FUCK・FUCK・FUCK!にして「高貴」!
この映画に賭ける意気込みの凄さ!
確かに「18禁」!
だが…これはとんでもなく凄く深い人類の物語!
「(平等な)世界を知りたい」彼女、それに付け入る金と権力の亡者たる男達!
でもどんどんと知識を吸収していく彼女にとって彼等は「哀れなるものたち」
更なる知識を得るため&生活のため…そんな「男達」に自らの身体を売って稼ぐ!が…
彼女の世界の「ゴッド」たる…神の元へ!
ああ〜なんたる圧倒的映像美!
終盤の展開は久しぶりの「背筋ゾクゾク」!凄すぎるは!
衝撃のラスト!
日本で公開できない原爆映画「オッペンハイマー」やワチャワチャ「バービー」ではなく…
アカデミー賞はこの映画に取ってもらいたい!
当然最優秀主演女優賞はエマ・ストーンでしょう?
で、内容というか全裸&SEXシーンが多目なので、これはサブスク配信はされないだろうと思うので
興味のある方は劇場へどうぞ…
んっ?もしかして今のご時世、配信しちゃうのかな?映像美なのにボカシ入れまくり?
公開3日目の第1回(8:30)、388席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN5)
2011.09format



  アンジェラ/ANGEL-A 
[LOVE STORY]
2005:フランス作品/2006.05日本公開(アスミック・エース エンタテインメント)
監督:リュック・ベッソン
CAST-1:ジャメル・ドゥブーズリー・ラスムッセン
CAST-2:ジルベール・メルキ/他
リュック・ベッソン監督、6年ぶりの新作にして…問題の監督10作目(本当に引退するのか?)、全編モノクロームの世界、今までとは作風の異なる「愛の物語」

■パリ、モノクロームの世界 ■ビル・アケム橋、借金取り(チンピラ)に追い立てられる冴えない小男…アンドレ、一旗あげようとアメリカ(ブルックリン)からパリへ、借金まみれ、グリーンカードも盗まれ(?)、どうにもこうにも…、言い訳、みえみえの嘘、返済リミット…午前0時、指でも手でも折ってやる! ■エッフェル塔、第2展望台から宙吊り状態、マフィア(フランクの手下)の荒っぽい借金取り立て、返済リミット…午前0時、命が無いものと思え! ■街をウロツキ…無駄に過ぎる時間、アメリカ大使館&警察も相手にしてくれず、死ぬしかない!アレクサンドル3世橋の欄干を越える、天に恨み言、川へ飛び込もうとした時…少し離れた場所に自分と同じ状況の女性!制止も空しく…先に飛び込まれる、死ぬつもりが…必死の救助(実は泳げないのに)、助け上げた女…娼婦のような衣装、身長180cm、アンドレより頭一つ高い!美貌と抜群のスタイル!なんとでもやり直しが効くではないか!自分はダメだけど…落ち込み&立ち去るアンドレ、急遽Uターン、このまま置いていったらまた死ぬか?悩むアンドレ、そんな彼の役に立とう(恩返し)と言う女の名…“アンジェラ”


リュックベッソンの6年ぶりとなる監督作品 (「ジャンヌ・ダルク」以来)、ここ暫くは自身の映画製作会社ヨーロッパ・コープでプロデューサー業に専念(?)してたようです、そして…構想10年と言われるコノ映画、今までの作品群とはかなり異なる映画…知らずに見れば驚くだろう (まあ見に行かれる方は知らないわけはないだろうが…)、全編モノクロで映し出されるバリの街で語られる不思議な愛の物語…
自分に自信が持てず…繰返し語られる嘘、逃げ腰の姿勢、借金まみれ、容姿も冴えない男…アンドレ、借金取り達から最後通告…リミットは深夜0時!殺される!?返済の充てなどないアンドレ、自ら命を絶とうと…アレクサンドル3世橋の欄干を越える、天に恨み言し、今まさに川へ飛び込もうとしたとき…、少し離れた場所に…自分と同じ状況の“若く美しい女性”を発見、制止も空しく…先に飛び込んでしまう女、元々死ぬつもりが…助けに飛び込むアンドレ、必死の救助、美貌とスタイル抜群の女性…なんとでもやり直しが効くではないか!説得、自分はダメだけど…落ち込むアンドレ、そんなアンドレの役に立とうと言う女の名は…アンジェラ
公開されたばかりの現段階では、これ以上は語るのはかなり気が引けます、パンフにもリュック・ベッソンのコメントとして…「決してエンディングの秘密を明かさないで下さい」とのお願い、まあ暫くは伏せておくこととします、しかし…感の良い方には分かっちゃうと思いますよ、アレコレ言いながら…露骨にヒントが提示されていますから…
で…この映画ですが、今までの作品とは大分異なるものの特に違和感はなし、ほぼ予想通りの展開で進むものの…、ケッコウ良かったかなと思います(最近あまり面白い映画を見てなかっただけに…)、私は前売券(1300円)購入してましたが、見られる方はなるべく安く見られる方法でどうぞ!
ところで…かつて「10本撮ったら(映画)監督引退」と発言していたリュック・ベッソン、この「アンジェラ」で10本目!ですが…本当に、もう監督しないの?自身に緊張感を持たせるための発言だったというようなコメントもあるようですが…?
公開初日の第2回(13:15〜)、333席の映画館に、僅か30人程度の入り、ちなみに…天気は“雨”でした(渋谷ピカデリー)
2000-2009format



 アンチャーテッド/UNCHARTED 
[ACTION]
2022:アメリカ作品/2022.02:日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督・製作総指揮:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ホランドマーク・ウォールバーグ
アントニオ・バンデラスソフィア・アリタティ・ガブリエル/他
予告CMが流れ出したのは、つい最近!?宣伝チラシも先日漸く手に入れた感じ!
映画&TV予告…結構面白そうじゃないですか!
大ヒットゲームの映画化らしい!
(ゲーム好き子供1号が知らなかったので眉唾かもしれないが…)
最近、お宝探し系のアドベンチャーってなかった気がする!
なんか単純に楽しめそうなので…観に行くこととします!
しかし、公式HPの予告編は大分ネタバレしまくっている…大丈夫だろうか?
それ以上のものがあるのか?ちょっと不安…
最近、私の時間に合う映画館は「TOHOシネマズ日比谷」…ばかりのような気がする!
本当はTOHOシネマズ渋谷が最寄りなんだけど…この頃縁がない
(地下2階の蒙古タンメン中本渋谷店は頻繁に(毎週?)行くけどね)

STORYは…
N.Y.でバーテンダーとして働くネイサン・ドレイク(通称:ネイト)…海洋冒険家フランシス・ドレイクの末裔
幼い頃、唯一の肉親である兄サムと生き別れ(冒険家として世界を駆け巡る兄…いつしか音信不通)
ボトルを扱っうその器用な手さばき、そして類まれなるスリの能力
それを見込んで接近してきた男、トレジャーハンターのヴィクター・サリヴァン(通称:サリー)
50億ドルの財宝を一緒に探さないか?彼の部屋に飾られている地図…マゼランの世界一周の航路地図
(マゼランの世界一周の航海は、金銀財宝の発見とその隠し場所探しの旅!と…)
かつて兄と共に博物館に盗みに入って手にしようとした地図そのもの!驚き!
信用の置けないサリーだが、消息を絶った兄サムのことを知っていることを匂わせる
トレジャーハンターとなることを決意するネイト、マゼランが隠した50億ドルのお宝探し!
早速のミッション、オークションに出品される黄金の十字架を手に入れること!財宝に辿り着くための重要な“鍵”
(鍵は2つ必要、1つはサリーが既に持っているとのこと)
もちろん金はないので…盗む!会場を停電させるのがネイトの仕事
会場に乗り込むネイトとサリー、場内には同じ財宝を狙うトレジャーハンター、そしてモンカーダ率いる巨大組織
始まるオークション、分電盤に取り付くネイト、敵対する女トレジャーハンターのブラドックの手下が邪魔
加熱するオークション、場を混乱させろ!とサリーの指示!シャンデリアに飛びつくネイト、飛び散る破片
混乱に乗じて、黄金の十字架を手にするサリー、追うブラドックをまき…出し抜こうとしたサリーに追いつくネイト!
やっぱり信用してはいけない?
ヨーロッパへ移動
接近してきた別の女トレジャーハンターのクロエ
もう一つの鍵の持ち主…サリー所持は嘘
財宝探しの為には、手を組まねばならない相手
兄から届いていた絵葉書とメッセージを頼りに進んでいくネイト、二手に別れる必要
地下を進むネイトとクロエ(十字架)、地上を進むサリー(十字架)…互いに位置確認アプリを確認しながら進行・協力
邪魔するブラドック、実はモンカーダに雇われている…最悪な展開!

辿り着いた先…地上のサリーから託された十字架、2つの十字架で開かれた扉、そびえ立つ4つの壺、中身を確認…塩!
崩れる壺…塩の山から“新たな地図”を発見したネイト、最終目的地はアジア(インドネシア?)
銃を向けているクロエ、殴られ意識を失うネイト、奪われる地図!
地上から助けに来たサリー
クロエもモンカーダに雇われていた!財宝探しの指揮権はブラドックからクロエへ!
モンカーダの輸送機でアジア(インドネシア?)に向かうモンカーダ達

飛行機に紛れ込んでいた(車のトランク)ネイトとサリー
果たして2人は50億ドルの財宝を手に入れることができるのか?
そしてネイトは兄サムと再会できるのか…!?


なんだなんだ!?これって結構 面白いよ!
私的には1分間に1回何かが発生する(チョット盛り過ぎかな?)…ジェットコースター・ムービー!
にして、お宝探し・謎解きアドベンチャー(ゲーム)!
裏切りに続く裏切り、一体誰を信じたらいいの?目まぐるしく代わる力関係!
それでもって、まさかの海賊船での空中チェイス&バトル…笑うしかないゾ!
トム・ホランド!そこは手首から「蜘蛛の糸」出せ!と思って笑ってしまう!(スパイダーマンじゃねーよ!)
なんか過激なアトラクションにでも乗っているかのような感じである!
予告CMの映像を回収してなお、あり余るストーリーと映像でした!
4MDとかじゃなくても十分に体感できる!IMAXならなお良いのだろうかな!?
まあそのような効果を狙ったため…デメリットもあるはある
アクションを先行するため説明不足、まあストーリーは単純だけどね
どうして主人公は初めてのトレジャーハントで、そんなに謎を解き続けることができるのか?
何故にそんなに戦闘能力値が高いのか?フルスペックで挑むRPG!ってか?
故に…笑うしかないほどの展開の早さ
そして突っ込みどころは満載!簡単な一例として…キーは左回しの筈が、最後は逆に回してるとか!
あれっ?私の記憶違い?地図って何枚あるの?あれっ?
羅針盤の強引な寄せ方、グラグラ…いくらでも誤差の範疇に含まれてしまいそうな位置情報!だとか
言い出せばキリがないので止めときましょう!
この映画を鑑賞するのに注意いただきたいのは…エンディングロールと共に帰らないこと!
直ぐに、結構重要なシーンが映し出されます!
で、これを観たからって安心して退席してはいけません!
エンディングロールの途中に、突如とした、その後の物語が語られる
かなりの人がこのトラップに引っ掛かってました!残念でしたね!映画は最後まで観ましょうね!
まあゲームやアトラクション好きのスカッとしたい人やデート向けの映画でしょうね!
決して「大怪獣のあとしまつ」で演劇手法について語るような人にはお勧めできません!
で、困ったこと
日本中でたくさんのスクリーンに掛かる規模の映画なのに「パンフは作成されてません」と!
えっ?これはデータ投入作業が難航しそうだ!(チラシがあるのが唯一の救いと言えば救いではある)
困ったことと言えばもう一つ
シネコンでは、映画のお供にコーク&ポップコーンというのが定番であるが
(まあ子供映画で大分慣らされましたが…)
チュロスって如何なものか?結構シナモンの臭いがキツイ!早く食べ終わってくれよと思う次第
しかもチュロスの女性、映画上映中も彼氏と思われる男性に話しかける話しかける…迷惑だな!
公開2日目の第1回(10:20)、122席の映画館で5〜6割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN8)
2011.09format



  アンナ・オズ/ANNA OZ 
[SUSPENSE]
1996:フランス・スイス・イタリア作品/1997.07日本公開(GAGAコミュニケーションズ/ファザーSCI)
監督:エリック・ロシャン
CAST-1:シャルロット・ゲンズブールジェラール・ランヴァンサミ・ボージラ
     エマニュエル・ドゥヴォスグレゴリ・ドランジェール
CAST-2:アリーチェ・キミッリ/ジマディ・リマ/イレーヌ・トッセンベド/ジャン=ミシェル・フェット/
     リシャール・ザメル/ヴァニル・アッティ/マチルド・ヴィトリ/アラン・オリヴィエ/
     カトリーヌ・フェラン/パスカリーヌ・ジラルド/カミーユ・ジャピ/他
平凡な現実と危険な夢?平凡な夢と危険な現実?曖昧な境界、夢と現実の交錯、トラウマ?心配する周囲、平凡な生活になだれ込む危険な世界、互いの存在を掛けた戦いの末に待つもの… のフランス映画版です

■水の都ベニス、運河の前に建つ美術館、アンナ・オズ、絵の鑑賞…絵を盗む男を目撃、アンナをつけて来た男、「見てしまったんだろう、味方になるか、敵になるか?」… ■目覚め、パリのアパルトマン、心配そうにのぞき込む恋人マルク…パリの現実生活、現像所で働くアンナ、友人コリンヌは兄トマの元恋人、眠るときに加湿器をつける習慣、眠り… ■ベニスの街、アンナを脅迫した男マルチェロ、盗品売買、アンナを盗品が眠る「アリババの洞窟」に案内(背後に組織の影)、更に豪華な自邸への招待、そこに暮すこととなるアンナ、やがて兄トマも一緒に暮し始める、ただ、マルチェロとトマの折り合いは悪かった… ■パリの現実、事件に巻き込まれる。ホテルで目を突き刺された女性の死体、重要参考人として拘留、厳しい尋問、なぜ?現場にアンナがいたとの目撃証言、そんな記憶は無い… ■目覚める、ベニスの屋敷、トマに悪夢を語るアンナ… ■ある時コリンヌの彼氏が「連続ものの夢は危険。今も夢か現実か疑っているんだろう?」と…ベニスの夢がパリの現実を浸食し始めている「目覚めていればそれが現実、覚めない限り…」、虚ろになっていくアンナを心配するマルク、ある日、二人は覆面の男に襲われる、廃虚となったホテルに逃げ込む。マルクの働きで九死に一生…ただ、その男が、ベニスの夢に出てくる殺し屋であったことが…


夢と現実の交錯…よくある話です、題材的には何ら目新しいものではありませんが、フランス映画(合作)となると、少しばかり雰囲気が変わって面白いものです、境界の曖昧さ加減がいいです、一瞬どちらが現実か?どちらが現実なら面白いか…などと考えながら見てました
(シネ・ヴィヴァン・六本木)
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  unknown/アンノウン 
[SUSPENSE & THRILLER…COMEDY?]
2006:アメリカ作品/2006.11日本公開(ムービーアイ)
監督:サイモン・ブランド
CAST-1:ジム・カヴィーゼルバリー・ペッパーグレッグ・キニアジョー・パントリアーノ
     ジェレミー・シスト
CAST-2:ピーター・ストーメアブリジット・モイナハンクレイン・クロフォード/他

STORYは…
■荒野に建つ廃工場、床から起きあがるデニム・ジャケットの男、周囲に倒れている男達、争った跡、何が起きたのか?1人ずつ確認、椅子に縛りつけられた男、手錠で宙吊りの男…銃創(台を用意)、血溜りにうつ伏せの…鼻が折れた男、全員生きている、突然の電話、応答…「お前はワズか?プロックマンか?」との呼び掛け、適当に調子を合わせ…自分達の置かれている状況をさぐる、相手は…「周囲が讐官だらけだ」と不満の声&「あと数時間で戻る」と、電話の相手…犯罪者らしい様子、ならば…自分も犯罪者の一味?自分自身に対する暗い疑念 ■椅子に縛られた男が覚醒…同じく記憶喪失、ロープを解こうとするが制止の声、上階で覚醒した作業着の男、縛られているのには何か理由がある筈!と…了解、手錠の男を降ろすための鍵探し、暴れる鼻が折れた男、結局5人とも…自分達が記憶を失った事態を思い出せず、それどころか…自分は何者?何故ココにいるのか?という記憶さえも無し ■駅構内を行く女性エリザ・コールズ、大きなバック…大量の紙幣&隠された発信機、誘拐された会社社長(夫)&財務担当の身代金、警察の励まし、52番ロッカーに入れられるバック、ロッカー前に立ち尽くす清掃作業員、動き出す発信機?確認、底抜けのロッカー、地下通路へ、工事中、不審な“蛇皮ブーツの男”を目撃するアンダーソン刑事、許可を得て追跡開始 ■廃工場内、背中合わせの2脚の椅子、ほどけたロープ、ハイテク鍵の掛かった扉、鉄格子の嵌った窓、血のついたスコップ、壊れた携帯電話、異臭を放つ空のボンペ、誘拐事件と推測…人質は2人、逃亡を試みた?時に…ボンベの薬品が漏れ…吸い込んだ5人が一斉に記憶を失う事態が生じたらしい、推論の正しさの証明、リバティ・プラザ・ウエストの制服を着た警備員の死体&ビルで発生した誘拐事件を報じる新聞記事、誘拐されたのは…富豪の実業家コールズと財務担当のマッケインと判明、問題は…5人のうちの誰が人質で&誰が誘拐犯か?敵・味方の判別がつかないまま…募る男達の疑心暗鬼


えー、前回映画を見てから、2ヶ月が経過、本当に久しぶりの映画です、ともかく新しい職場は、無茶苦茶忙しく、連日深夜の帰宅、土日出勤はあたりまえ…休めない、休みたい、体調不良、そして、遂に…ドクター・ストップで入院生活、連日の点滴、コンコンと眠り続ける生活8日間+自宅療養…社会復帰を兼ねて1本見てきました(2006/11)
ストーリーですが…、密室に閉じ込められた5人…全員記憶なしの状況、情報を総合すれば…誘拐グループ3名+人質2名らしいのだが…、突発的《乱闘》が発生して…良からぬガスを吸ってしまった模様、身代金を受取った誘拐グループのボスが戻ってくるという電話、この状況…「人質」としては殺されるかもしれない、「犯人グループ」としては失態に近い状況でヤバイ、自分はどっち側の人間?戻りつつある記憶を頼りに…それぞれが動き出すのだが…
まあ、内容的にはですね…おバカさんな犯人グループによるドタバタ劇の様相、こんな犯人に捕まってしまったら…人質もたまったもんじゃない!とてもじゃないが…某紙の書く「サスペンス・ミステリー」ではありえないと思う、どちらかと言えば脱力系のコメディかもしれません、それにしても大した事は有りませんが、で…ラスト近辺、まさかコレで終わりだったら怒るぞ!と思っていたら、少しだけですが「ヒネリ」もあり…多少は救われたかな!?でも、その程度かな…1800円払ったら損でしょうね!85分でもあるし…
そうだ…映画館がとても寒くて寒くて…体が冷え切り…トイレに行きたい!ガマン・ガマンでした
ちなみに、公開9日目の第1回(11:00〜)、227席の映画館…1〜2割程度の入り(シネクイント(渋谷)
2000-2009format



 アンノウン/UNKNOWN 
[SUSPENSE & ACTION]
2011:アメリカ作品/2011.05日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソンダイアン・クルーガージャニュアリー・ジョーンズエイダン・クイン
ブルーノ・ガンツフランク・ランジェラセバスチャン・コッホライナー・ボック/他
GWも終盤、ゆっくり休むつもりでした、特にどうしても観たい映画があるわけでもなし…
しかし妻の「映画観に行かないの?」の言葉、まあイロイロ考えあっての言葉と思います
それでは何を観に行こうと、アレコレ調べる…「アンノウン」「岳」「八日目の蝉」?
おーっ!新宿ピカデリーならポイント8点で1回タダで観られるじゃないか!
映画館行ってみてから考えよう・・・と
12時に到着して、14時台スタートを確認する…どれもこれも一杯じゃないか!
そもそも今日は何でこんなに人が多いんだ!ああっGWだった&東京は雨だし…それでこの人数か!
悩んだ挙句に「アンノウン」に決定、席は前から2列目(他の映画でも同様)
座席予約後に昼食、調べておいた蕎麦屋へGO!
それはさておき映画です!

STORYは…
植物学者マーティン・ハリス博士、学会に出席するため妻エリザベスと伴に冬のベルリンに降り立つ
ホテル・アドロンに到着した途端、空港に重要なバッグを置き忘れた事に気付いたマーティン
タクシーで空港へUターン(何故か妻にも告げず)、途中で交通事故に遭遇、タクシーごと川へ転落
4日間の昏睡から覚醒…病院のベッドの上、事故周辺の飛び飛びの記憶、一時的かもしれない記憶喪失
TV…バイオテクノロジーの国際学会に出席するため、ベルリンに到着したシャーダ王子のニュース
(かつてテロで殺されそうになった事もあるシャーダ王子)
突然甦った記憶、妻が心配しているはず…強引に退院、ホテルへ急行!
パーティー会場に入る妻を確認して一安心も…身分証明書になるものが何も無い、なかなか入場できず
(所持品は、植物学の本1冊と現金のみ※注意事項↓ずーっと下↓)
ホテルマンを強引に口説き落としてエリザベスの元へ、ところが…
彼女は自分を「知らない人」だと言う、そればかりかマーティン・ハリス博士を名乗る夫が現れる!
どう見ても怪しいのはマーティン、「あの男は偽者だ」と言う言葉は聞き入れられず
タクシー運転手なら何か知っているかも!
ボスニアからの不法移民の女性ジーナ、自分の身を守るだけで精一杯…協力を拒否
大学の同僚ロドニー博士に連絡…留守電
学会参加前に連絡を取り合っていたブレスラー教授なら!?
ブレスラー教授の研究室、マーティン博士を名乗る男と鉢合わせ
言い争い、マーティンが知るブレスラー博士の事は全て知ってる男

自信の身分を証明できるものは何もなし、相手にはパスポート&身分証明書、妻との新婚旅行写真まで!
誰もマーティンの訴えに耳を貸すものなし、自分の正気を疑いさえ始める、いったい私は誰なんだ?
意識を失ったマーティン、再び病院のベッドの上
何か役に立てるかもしれないと看護婦…人探しで有能な男の連絡先のメモ
突然マーティンを拉致しようとする者が侵入、殺される看護婦、必死に逃げ出すマーティン
命を狙われたことから…一連の事態に何か裏があると確信
看護婦の紹介…旧東ドイツの秘密警察シュタージの元メンバーのユルゲン
会話からマーティンの言い分を信じて…捜査に着手
マーティン自身はタクシー運転手ジーナの資金援助で協力を得ることに成功
謎に立ち向うのだが…


※注意:公式サイト、宣伝ビラやパンフ、各種情報に、所持品が「携帯電話」と「一冊の本」としていますが…
「携帯電話」は、映画スタート直後、事故ったタクシーと伴に川に沈んでしまっているので…
主人公の手元にはありません!完全なる誤情報ですので念のため!
(携帯1台でだいぶ身分証明できそうだと思ってたので…)

とりあえずツィッターに書いた感想(映画見た後の速報?)
【映画:ネタバレ注意】「アンノウン」観てきました…シネコンのポイントが貯まったのでタダでした!
あまり深く考えずに観ればそれなりに面白い、よく考えちゃうと…
「プ●●識の欠●した●●集●という●の●で●屋に●●したト●●●と
その●理に●うド●バ●劇、おいおいそんなでOKかよ!」的な映画
↓↓↓
伏字はずすと…
「プロ意識の欠如した暗殺集団という名の何でも屋に発生したトラブルと
その処理に伴うドタバタ劇、おいおいそんなでOKかよ!」的な映画


まあ、そういうわけで…
えーっと、パンフを読むと製作スタッフ・俳優達は原作ベタボメなのですが…
映画にしちゃうと、ベタボメするほどではありませんね、ごく普通のサスペンスです
原作では謎解きのヒントがちりばめられているらしいけど…映像だと分かり過ぎちゃうので無理?
(エリザベスの過去映像が挟まれたりするけど…なんのこっちゃか分からないと思う)
終盤になって謎解きラッシュ!そう〜なんだ!あっ、そういうこと!えっ嘘!の…やっぱり後付け理解
映画で謎解きは難しいと思います、本気でそのように作らない限り…
あっ、この映画がツマラナイと言うわけではありませんが
終盤、ちょっと強引ですね
特にユルゲンが…マーティンが相手にしている組織、同僚の正体を分かってしまっているという部分
何の説明も無く何で分かった?ちょっと無理がないか?それで納得しろと?
しかもツィッター速報どおり、なんのこっちゃの組織!
うーん、まあ、タダで観ているので、私自身のダメージは少ないか…
しかしラストのドンデン返しはr少し面白かったかもしれない
(大ラスは、お遊び)
それから…リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、好きな俳優さん達が出演しているので
そっちでは楽しめました!
観たい方は、なるべく安く観られる方法でどうぞ!
公開初日の第3回(14:10〜)、232席の映画館は ほぼ満員でした(新宿ピカデリー スクリーン6)
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アンブレイカブル               は、別ページとなります



 アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ/監督〈自己検閲〉版 
/Babardeala cu bucluc sau porno balamuc
[COMEDY]
2021:ルーマニア/ルクセンブルク/チェコ/クロアチア作品/2022.04:日本公開(JAIHO)
監督:ラドゥ・ジューデ
出演:カティア・パスカリウクラウディア・イェレミア
オリンピア・マライニコディム・ウングレアーヌアレクサンドル・ポトチェアン/他
2021年ベルリン国際映画祭で金熊賞(コンペティション部門 最優秀作品賞)受賞作品!
2021年度の米国アカデミー賞のルーマニア代表作品に選出された映画
タブーを打ち破る大論争コメディ
「人間の本性は“卑猥”である」との宣伝文句
過激な本番SEXシーンは、日本上映不可のため…「監督〈自己検閲〉版」として公開として公開されるよう
まずはタイトルの過激さに反応したわけだが、予告CMも面白そう…破壊的なラストのコメディ映画!?
時間を捻りだして、観に行ってみます!

STORYは…
突如映し出される…欲情的な裸の女性が男性を誘うホームビデオ映像
(検閲画面に切り替わり)
男女の喘ぎ声、プレイ中の会話が聞こえるのみ、SEXの様子は伝わるが…画面は製作者のコメント!
「殺人シーンはOKで、フェラはNGだって?」「米アカデミー賞に一票!」「見られなくて残念!」「検閲=金」
そして「検閲版だよ!」というコメントと共に映画がスタートする
第1部:一方通行の通り
ルーマニア、コロナ禍のブカレスト、エミは名門(中学)学校の教師
夫とのSEXを撮影したプライベートビデオが意図せずPCから第三者によりネット流出・拡散
その夜にコロナ禍だというのに保護者会の開催要求!
エミは事情説明のために(女性)校長の住むマンションへ向かう
グレイのスーツ、白いシャツ、ブルーの不織布マスクのエミ…ブカレストの街を延々と歩き続ける
(途中途中、映像削除依頼中の夫と連絡、大分進行したよう?)
ドラッグストアでは抗不安薬を購入、SEX中の高揚とした顔とは裏腹にその表情は硬直気味!
マスク姿の市民も怒りや不安、欲求不満を抱えている?罵詈雑言と猥雑さが溢れている
スーパーのレジで文句を言う女、道路に違法駐車して逆ギレする男
暴言を吐くゆるキャラ、エミを誘うインテリ気取りの古本屋店主
「神風特攻隊」を語る若者達、「私のアソコを舐めて」という老女
それ以上に猥雑な印象の街
活気なく風化した風景…亡霊のようにはびこる巨大広告・ポスター
薄汚れた第一次世界大戦終結100年記念の横断幕
風にさらされるコロナで行われなかったイベントのポスター
オーラルセックスを連想させる看板や巨大アイスクリームコーンだけが妙に生々しく卑猥なオーラを放つ
校長のマンションへ辿り着いたエミ、バルコニーで事情説明
(その家の中は寝たきりの老婆の垂れ流す糞尿の臭いに吐き気を催す孫娘)
第2部:逸話 兆候 奇跡の簡易版辞書
(ジューデ監督がチョイスした言葉のエッセイフィルム)
「真実」「軍隊」「先住民」「金髪ジョーク」「ルーマニア人正教会」「子供」「クリスマス」
「効率性」「家族」「地球温暖化」「無意識」「歴史」「フェラチオ」「愛国心」「戦争」「権力」
「人種差別」「ヴァギナ」「リアリズム」「フィクション」「ペニス」「ポルノグラフィー」「フランス革命」
「学校劇」「イエス・キリスト」「映画」「ソーシャル・ディスタンス」「モンタージュ」「自撮り」…「禅」
膨大な言葉とそれにまつわる格言やブラックジョーク
情報がランダムに、ときにSNS的な切り抜き映像のように映し出されていく
第3部:実践とほのめかし
夜の学校の中庭、待ち受ける保護者達20数名と校長
それぞれオシャレでカラフルなマスク、または張りぼてのようなマスク、装飾品?
壇上に上げられたエミ、その前に並び座る保護者…戦闘態勢!
話し合いの前に、問題のビデオが全員の前でさらされる!(わざわざ録画してきた母親)
男性はマスク越しでも、欲望の表情が分かるほど、女性は嫌悪感剥き出しにしつつ…目は釘付け
そしてエミへの弾劾が開始される!


本日午前中に片付けたい所要が2件!
もし12:40の開始時間に間に合えば観に行くつもりで行動開始!
1件目は予約時間制だったので待つことなし、窓口手続き10分程度で終了!
2件目も「待ち時間0」で受付、補聴器の異常が見つかって修理に出す決定!
これなら間に合う!渋谷にUターンしながら、ネットでチケット購入!
軽く昼食を食べて、急ぎ映画館へ!間に合った!
本日、蒸し暑くて、汗かいたのを拭きながら、直ぐに映画が始まる!
本題に戻る!
いきなり「監督〈自己検閲〉版」でスタート!喘ぎ声とプレイ中の会話がなまめかしいが!
検閲画面の文字が笑わせる!(上記ストーリーに記載)
夫婦のプレイをビデオで撮影しながら興奮する性癖…まあ個人のお楽しみの範疇なのだが
まさか、どうしたわけか?それがネット流出してしまうとは!
撮影していたエミは名門(中学校)学校の教師!生徒達も見てしまった!
親への説明会が開かれる!彼女を守ろうとする校長!
エミの不安と苛立ち…精神安定剤が欲しい!
猥雑なブカレストの街…歩道の自動車、マネキン・彫像、新旧入り乱れる街並み
保護者会、荒れる親、好奇の目で見る親、欲望丸出しの親!
過去の偉人の言葉を借り手の舌戦の末…どんな結末が待っているのやら!てな展開
第2部のエッセイフィルムはチョット長めだが…まあ猥雑さを味わってください!
そのうえで、面白かったな!できれば検閲なしで観たかったが日本では無理ってなもの!
それを逆手に取った「監督〈自己検閲〉版」画面は、音声はそのままなので、よりなまめしく卑猥だが…
確実に笑える仕様となっている!
ゆえにコメディ映画の怪作となった…かな!?
面白いというか、時代というか?新型コロナ禍での撮影のため
出演者が全員マスクしているのが、逆に良いかも!
顔を隠しての猥談!より過激になる発言!なんかありそう!
マスクがパンツ?マスクがモザイク?状態…笑いを誘う
このような映画、いくら2021年ベルリン国際映画祭で金熊賞でも大手配給会社は買い付けないだろう
あまり聞いたことない「JAIHO」なる配給会社…配信会社だった!
(てことは…配信もあるのかな?まあ無理だろうと思う)
公開は…
東京・渋谷の「シアターイメージフォーラム」から順次公開です!(全国15館のみですが…)
シアターイメージフォーラムのシアター1は64席のスクリーンですのでご注意を!
公開5日目の第1回(12:40)、64席の映画館で17人の入り(シアターイメージフォーラム シアター1)
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