トピックス(2001年以前)

日付は、トピックの発生日です。・・・ケナフな情報 ・・・アンチケナフな情報 ・・・どちらでもなし

2001/11/11 「地球にいいことしよう!ケナフで環境を考える」全国ツアー
講演:釜野徳明、神奈川大教授/荒井進、NPO循環型地球環境保全機構理事長
2001/11/09 「そのケナフ、植えすぎに要注意」 BE-PAL
 河川敷のカヤ原を刈り取ってのケナフ栽培について、「カヤ原の喪失は、(河川敷に生息する)こうした生き物の食物連鎖をドミノ倒しのように脅かすだろう」と指摘。帰化論議にもふれ、「ケナフの扱い方が、いま問われている。」と結んでいる。(「BE-PAL」、 2001年12月号、p86-87、小学館)*文中()内は補足。
2001/11/05 「ケナフ」と「ビオトープ」についての問題提起本
「ちょっと待ってケナフ!これでいいのビオトープ?」(上赤博文著、地人書館)
  ケナフを初めとする移入種が抱える問題点を、教育者の立場からわかりやすく解説されている、良書だと思います。<は>
2001/09/30 「広島ケナフの会」木崎代表、当サイトに寄稿 詳細情報
2001/07/25 予告!釜野教授、ジュンク堂のケナフトーク・セッションで講演
日時:2001年8月25日 18:30〜(店内配布チラシより)
○講演:釜野徳明 歌:渋谷よしあき「地球にいいことしよう!〜ケナフで環境を考える」
*会場が遠いので、つっこみにいけなくて残念です(笑)<は>
2001/07/18 ケナフが人を救う、地球環境を保全する!? ソトコト
当サイトの紹介を主として、「そもそも外来の植物を極端に多く栽培してしまうこと自体、生態系には大きく影響する。ケナフであれ何であれ、それが自然界の原則なのだ」と結んでいる。(「ソトコト」2000年8月号、p92、木楽舎)
2001/07/18 当サイトが、AERA Mook『植物学がわかる。』(朝日新聞社)の「植物学関連のホームページ」(p121)のコーナーで紹介されました。
*コメントがちょっとズレてますけど・・・(苦笑)<は>
2001/06/23 速報:ケナフ、静岡県で2例目の自生確認 地球クラブ
 「地球クラブ」の報告によれば、静岡県清水市で、昨年に引き続き、2例目のケナフの自生(露地栽培での種子の成熟→自然落下→越冬→翌年発芽)が確認されたとのこと。*この件については、もう少し経過を見てからコメントしたいと思います。<は>
2001/06/06 ケナフは地球に優しいか(佐賀新聞) 記事詳細
2001/03/10 モスバーガー、「ケナフ栽培セット」配布の件で回答 詳細情報
2001/03/06 モスバーガー、3/12に「ケナフ栽培セット」を無料配布
2001/02/18 ケナフは本当に日本で帰化しないのか?
−程舟氏(高知大学)のケナフ協議会ニュース第91号記事への反論− 詳細情報
2001/02/17 東南アジア・インド・アフリカでケナフがエスケープや害草化 詳細情報
2001/02/09 横浜市、3000万円投じ「ケナフで大気浄化」事業化 関連トピックス1 関連トピックス2
 2/7付神奈川新聞記事(「ケナフで排ガス対策 全国初横浜市内で事業開始へ」)によれば、横浜市は昨年のケナフによるCO2、NO2削減実験に効果があったとして、新年度から本格的に事業を開始する。「大気浄化研究事業費として新年度当初予算案に3000万円を計上、中心市街地3カ所の幹線道路の中央分離帯に植栽していく」とのこと。植栽場所と規模は、西区浅間下交差点約160m区間と道路沿いの公園に800株、JR新横浜駅近くの環状2号線に2,400株、山下長津田線150m区間に1,100株
2001/01/25 「生活と環境」、温暖化防止・森林パルプの代替えとしてのケナフ利用に否定的記事掲載
 表題の他に、ケナフ推進団体による種子の無料配布にも触れ、かつて、日本のクズが米国で流行した歴史との類似を指摘。「スーパー緑化植物として国家事業のTVA計画にも用いられたクズが、今や生態系を荒らす第一級の害草として有名」「ケナフの栽培と紙作りを否定するものではありませんが、趣味の範囲とされることをお願いします。」と述べている。また、学校教育の場においても、「何かを体験させることも必要でしょうが、正しい知識を前提とすることが不可欠」と指摘。指導者への注意を促している。 (「ケナフは森林を救うか?」. 垰田宏(農林水産省森林総合研究所). 「生活と環境」平成12年11月号. pp41−45. 財団法人日本環境衛生センター.)
2001/01/17 ケナフ協議会、フロリダのケナフ帰化情報を公式否定 詳細情報
2001/01/17 CO2吸収するケナフを栽培 市民団体が企業と代行契約
(00/01/04、朝日新聞)
2001/01/17 埼玉県吉川市、休耕田の景観植物としてケナフに補助金 朝日新聞
 2000年10月30日付記事(「ケナフ普及に挑む 磨砕機で容易にパルプ化 」)によれば、「吉川市休耕田に植える景観植物にケナフを加え、1平方メートル当たり50円の補助金を出している。」とのこと。
2000/12/14 <続>ケナフサミットでの稲垣発言に言及する
−フロリダ州政府筋からの文書−
 詳細情報
2000/12/13 「地球温暖化を抑制する」ケナフで炭焼き?? 読売新聞
 12/11付記事(「氷上町の児童がケナフで炭作り」)によると、兵庫県氷上町立中央小学校(谷口康博校長)児童が、氷上子午線ケナフの会(尾花敦美代表)とともにケナフの炭作りをした。記事によれば、「大量に二酸化炭素を吸収することから地球温暖化を抑制するといわれている。同校では環境教育の一環として、昨年度から地元ライオンズクラブの協力を得て栽培。」とのこと。
2000/12/05 ケナフよりCO2削減<特集記事>
 「CO2の吸収と固定は意味が異なるし、植物の役割はCO2吸収だけではない」「ケナフと樹木、それぞれの特徴に応じた役割分担が大切」と指摘。「NECはホームページ上でケナフについて『成長が速い分、CO2をたくさん吸って地球温暖化の防止に役立つ。紙の原料にすればその分、森林伐採を減らせる』と紹介してきたが、7月に削除した。」とのこと。(「地球を救うか『植物頼み』」、00/11/15、朝日新聞)
2000/12/04 ケナフ利用の前に紙資源の節約を 岐阜新聞
 日本で使われる紙の量が、年間3054万tにもなることに触れ、紙の原料としてケナフが注目を集めていることを紹介。しかし、「セイタカアワダチソウや放流されたブラックバスを見るまでもなく、外来植物ケナフの帰化が生態系に影響を与える懸念がある。まず紙の使用量を減らし、再生紙を使うことが先ではないか。」と指摘。(00/11/01、岐阜新聞)
2000/12/04 香川県直島町でケナフパーティー 四国新聞
 環境重視の町づくりを進める直島町のケナフの会(大谷智子会長)が、同町の町営つつじ荘でケナフパーティーを開催。ケナフの歌「クリーン・リターン ケナフ」も披露。歌詞には「『よごれた空気を浄化して 住み良い地球をつくります』とケナフ栽培を進める同会の思いを伝えている。」(「ケナフ栽培に知識を深める−直島」00/11/20、四国新聞)
2000/11/20 ケナフサミットでの稲垣発言に言及する
−本当に「アメリカ南部で帰化の事実はない」のか?−
 詳細情報
2000/11/20 「ケナフ栽培指針を」
 当サイト及び岩波の「科学」6、9月号(下記トピック参照)に掲載された安易なケナフ栽培を疑問視する記事を紹介。静岡県での種子の自然発芽(下記トピック参照)にもふれ、「日本生態学会や環境庁はケナフ栽培の功罪について検証し、早急にガイドラインを示すべきではないだろうか」と指摘。
(00/11/04、朝日新聞)
2000/10/28 ”検証・ケナフ論争”(上・中・下)(苫小牧民報)<特集記事>

”検証・ケナフ論争”(上) 栽培めぐりホットな議論 外来植物移入、もたらす波紋
 ケナフの帰化がもたらす生態系への影響を懸念する声を紹介。記事によれば、「米国フロリダ州政府関係者によると、同州最南端の2、3カ所で、大規模に栽培する畑の外部で野生化したケースがあるという。現地では帰化を懸念し、ケナフの大規模栽培を疑問視する声が出ている」とのこと。(00/10/16)

”検証・ケナフ論争”(中)栽培で生態系回復へ 環境教育の大切な教材にも
 帰化の懸念に対し、推進派の反論を紹介。神奈川大学理学部の釜野教授は「ケナフを植えれば、それを中心とした緑が形成され、生態系の回復にもつながる」とコメント。学校関係者は、異口同音に「反対意見の存在は授業で伝えている。プラス、マイナス両面を比較し、十分に環境に優しい存在だと判断した」と回答。(00/10/17)

”検証・ケナフ論争”(下) 環境教育に貢献するか? 推進側からの警鐘も
 ケナフを環境教育に取り入れることの「教育効果」について、東大大学院総合文化研究科の嶋田教授は、「ケナフには一面的価値しかなく、生態系をトータルとしてとらえるような教育はできない」と指摘。また、釜野教授ケナフを食べることについて、「吸収するのは二酸化炭素だけではない。葉に重金属がたまることも考えられるとコメント。
(00/10/18)
2000/10/22 「地球にやさしい」ケナフで温暖化防止+「和紙」づくり? 毎日新聞
 都留市立谷村第一小は、「地球にやさしい紙や繊維の原料のケナフ」から手漉きのはがき作りをする。和紙職人が手すき道具を持参して指導。「地球温暖化の元になる二酸化炭素の吸収力が普通の植物の7倍もある」ことに目をつけた市政策形成課が、市ネーチャーセンターに栽培研究を依頼。同小を含め7小中学校にケナフ栽培を広める。指導教諭は「社会科で和紙づくりを学んだ際にケナフ紙づくりを体験し、全国の都道府県教委にはがきでケナフの普及を呼び掛けたら、ほとんどの教委から絶賛の返事がありました」とコメント。(「ケナフ収穫 年賀はがき作り--都留・谷村一小」、00/10/20、毎日新聞山梨版)
2000/10/13 日本宇宙少年団、国道沿いにケナフ植栽 岩手日日
 日本宇宙少年団(理事長:松本零士、団長:毛利衛)水沢Z分団(横山紘一分団長)が今年6月、岩手県水沢市佐倉の国道4号中央分離帯に設置されたフラワーロードにケナフを植栽。建設省岩手工事事務所水沢国道維持出張所が整地した約130m2の用地に、約1000本を植えた。東北電力水沢営業所が栽培支援活動を積極的に展開しており、今年は、県民運動として県内各小学校で取り組んでいる。」 (00/10/11、岩手日日新聞)
2000/10/05 函館市教委、各校にケナフ情報提供へ
 市教委は、照会がある学校には資料提供と栽培に関するアドバイスを行っていく方針。新たな環境教材として広がりに期待している。栽培時の問題点としては背丈が3m程度に成長することから、校舎内での栽培スペースの確保などが挙げられている。 (00/10/03、函館新聞)
2000/10/05 ケナフ栽培広がる 神戸新聞
 神戸市内で本年度栽培を始めた小学校は、市内全172校のうち、50校以上。 (00/10/03、神戸新聞)
2000/10/02 「ケナフの山」は環境保全の象徴? 京都新聞
 滋賀県立水口文化芸術会館で「地球の調和」をテーマにした深田充夫現代美術展を開催。ウレタン樹脂製のクロオオアリが、「空き缶の山」から、「ケナフの山」へ缶をくわえて移動する様子を描写。3000個の空き缶は、賛同のビール会社などが新品を寄贈。深田氏は「地球の全生命体をアリに例え、環境への問題提起になれば」とコメントしている。(00/09/26、京都新聞)
2000/10/02 天竜市でケナフまつり 中国新聞
 静岡県天竜市の「くんまケナフの会」が企画。「環境浄化に役立つとともに繊維の材料として注目が集まる植物ケナフの一層の普及を図る目的で計画した」。現在2000株を栽培、高さ3-5mに成長、9月には開花したとのこと。(00/09/26、中日新聞)
2000/09/26 鵡川町花岡小学校でケナフ収穫 苫小牧民報
 9/25付苫小牧民報によると、鵡川町花岡小学校(北海道)でケナフを収穫。高さ2、3m、直径約5cmにまで成長。「残した大半のケナフは、これから一層大きくなる。」とのこと。
2000/09/26 ケナフで特大紙すき、ギネスに挑戦 中国新聞
 9/24付中国新聞によると、広島県賀茂郡福富町で23日、福富ケナフまつり(同町環境保健推進協議会主催)があり、2.4m×2mのケナフの紙すきを試みた。「仕上げる二日前後の間に、巨大ケナフ紙の使い道を煮詰める。」とのこと。
2000/09/22 速報:ケナフ、静岡県で自生確認 地球クラブ
「地球クラブ」の報告によると、学校の軒下に植えたケナフの種が自然落下し、翌年、数百本のケナフが発芽したとのこと。「日本の気候に順化、野生化するのは時間の問題だろう」と指摘している。
2000/08/30 生協の機関誌が温暖化防止目的のケナフ栽培に否定的記事を掲載 記事全文
 「ケナフが温暖化を救う」は本当なのか?(「生活と自治」2000年9月号、p10、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)
2000/08/28 大きく育つケナフの木、河原小中学校で栽培 白糠町 釧路新聞
 冷涼な釧路管内での栽培には当初、同校でも半信半疑だったという。現在では最も大きく成長したもので、3mを超えるまでに成長した。(00/08/26、釧路新聞)
2000/08/26 岩波「科学」、環境教育としてのケナフ栽培を疑問視する記事を掲載「ケナフと環境教育―本当の環境教育とは」(「科学」9月号、p756)
 記事では、「学校ではまずケナフを”環境保全に役立つ植物”として紹介している」と指摘。地球規模の環境問題が生じる原因を掘り下げずに、ケナフ栽培に取り組むことは、「環境教育が新たな自然破壊の温床になりかねない」と懸念している。
2000/08/26 「教職員共済だより」、環境教育としてのケナフ栽培に肯定的記事を掲載
 「教職員共済だより94号」(00/9/1、教職員生活協同組合)誌上で、 「いまや環境教育のシンボル『ケナフ』を学校教育に取り入れる」 と題して、「二酸化炭素の処理能力が高い」「土壌改良に役立つ」「環境にやさしい」などの語句と共に、ケナフを栽培する学校を紹介。
2000/08/21 地域おこしにケナフタオル/城端/10月には商品化も
 8月17付の北日本新聞によると、富山県城端町「自遊の森」の中田修館長が、同町出身のタオル問屋経営、篠原外次郎さんと共同でケナフ繊維を使ったタオルを開発。ケナフの持つ環境に優しいイメージを活用した地域おこしを目指し、10月のとやま国体秋季大会までに商品化、自遊の森などで販売の予定とのこと。
2000/08/08 釜野徳明神奈川大理学部教授、著作中でアンチ・ケナフ批判 詳細情報
2000/08/07 「ケナフは温暖化防止に役立たない むしろ自然環境を破壊する」サイアス9月号)
 推進団体が挙げているケナフの利点について、「全く的はずれ」と批判。野生生物への影響の懸念にも触れ、「ケナフ栽培は畑のように管理された空間に限り、野外で結実した種子は回収する、という提言は当然である。」と述べられている。
2000/07/25 「環境激論!ケナフは環境問題の改善に貢献しているか」
(「環境会議」2000年9月号)
2000/07/23 [交差点]ケナフより植林
7/13付の毎日新聞ケナフ記事(下記参照)に関して、和歌山ケナフの会関係者からの投書を受けての見解。(00/07/20、毎日新聞)
2000/07/22 「環境にやさしいケナフ」に異論/富山高専グループ/APECフェスで発表へ
 7/21付北日本新聞によると、26日からシンガポールで開かれる「APEC青少年サイエンスフェスティバル」で、富山高専(富山市本郷町)の学生グループが、「ケナフが必ずしも『環境にやさしい』とは言えない」という研究結果を発表するとのこと。
2000/07/13 「温暖化救う」は早計?−学校でのケナフ栽培ブームに警鐘
 ●枯らしたら、またCO2放出
 ●紙パルプ化もコスト高
 ●強い成長力が土地荒らす (00/07/13、毎日新聞)
2000/07/06 地球温暖化防止へケナフの種子を配布 長崎新聞
 地球温暖化防止への興味と理解を深めてもらおうと、島原市は3日、市内小中学校にそれぞれ、マメ科のケナフの種約500粒とプランター、腐葉土を配布した。(00/07/05、長崎新聞)
2000/07/05 「ケナフ栽培の危険性」<コラム>
 三浦知之氏(鹿児島大農学部教授)は、ケナフ栽培について、「一般に外来生物の飼育・栽培はしっかり管理する必要がある。たいていの栽培植物は弱く、田畑でだけで生育する。ところが、ケナフはフロリダで野生化して問題になっており、鹿児島や奄美でもその危険がある。地域に元々いる生物を脅かし始めてからでは手遅れになる。ケナフ栽培もやめるなら今のうちであろう。」と警告。(5/15付南日本新聞夕刊)
2000/07/03 6/30付読売新聞によると、NECがケナフ栽培の冊子を作成、一般に無料配付するとのこと。
2000/07/02 直島町でケナフ栽培を開始 四国新聞
 直島町内の主婦らで組織する「ケナフの会」は同町の休耕田で、二酸化炭素の吸収力が高く地球温暖化防止に役立つとされるケナフの種まきを行った。会の活動は、町が始めた「みんなのまちづくり事業」の適用第1号今後、ケナフを通じて環境重視の町とのイメージを育てる方針。(00/07/01、四国新聞)
2000/06/26 「富田林にケナフの会」
 6/22付の泉北コミュニティ紙によると、大阪府富田林市で5月14日に「富田林ケナフの会」(会長:東勲)が設立。ケナフの会は、「今後はケナフの育成・普及と環境教育に寄与していきたい」。ケナフが周囲の植生に影響を与える可能性が指摘されていることを受け、アフターケアについても今後の課題として検討していく。
2000/06/23 福井ケナフの会、三方五湖周辺でケナフ植栽 福井新聞
 5/26付の福井新聞(「ケナフの会・利用は多岐、環境浄化目指す」)によれば、福井ケナフの会(小林則夫会長)が発足、「同会には130人が参加したほか法人加入も21社(団体)あった。行政関係者の参加もあり、三方五湖周辺では水質浄化のための試験栽培も始まっている。」とのこと。
2000/06/20 「ケナフで大気浄化」??
 横浜市7月上旬から、ケナフを使った大気の浄化実験を始める。JR桜木町駅近隣の道路の中央分離帯にケナフを植栽し、CO2の吸収量やCO2濃度などを定期的に観測。市では実験の成果をふまえながら、今後植栽地域を拡大していきたい考え。7月から実験を始めるのは、山下長津田線(桜川新道)の「雪見橋付近」と「ピオシティ付近」の2カ所。植栽するケナフは1200株、植栽の全長は約200m。事業費は約330万円。(00/06/20、日経)
2000/06/18 「呉で子どもサミット ケナフ学習、取り組み披露」ひろしまケナフの会、ケナフネットワークジャパン主催)
中国新聞地域ニュース
2000/06/17 ケナフ国際フォーラム(主催:非木材紙普及協会)
2000年7月25・26日、労働スクエア東京ホールで開催。
共催:東京2000年祭実行委員会
後援:通商産業省、農林水産省、環境庁、(交渉中)
オーストラリアクィーンズランド州政府、米国ミシシッピー州政府
2000/06/11 牟礼村でケナフ栽培始まる
 上水内郡牟礼村川上の飯綱東高原で、ケナフを育て、収穫したパルプで年賀状を作る。同村と八十二文化財団が、環境問題に関心を高めるきっかけにしてもらおうと企画。(00/6/11、信濃毎日) 信濃毎日新聞ニュース
2000/06/07 「ケナフは本当に救世主?」<コラム>
「『環境に優しい』側面ばかりが強調されすぎてはいないだろうか」と、製紙業界や生態学者からの疑問の声を紹介。 (00/06/07、中国新聞朝刊9面;経済欄)
2000/06/05 「東京グラフィックスフェア」(6/22-24、東京ビッグサイト)にて、「注目されるケナフと紙の将来」と題したセミナー(6/24)開催予定。講師:神奈川大学教授釜野徳明氏 公式セミナーガイド
2000/06/01 「ケナフ 地球に優しい?−功罪・賛否・不明点多く」<特集記事>
 ○エノキの5倍[二酸化炭素吸収]×すぐ放出、削減といえぬ
 ○1年草、帰化はない[生態系への影響]×栽培過熱、在来植生を破壊
(00/06/01、大阪朝日新聞)
2000/05/30 小学生と一緒に「ケナフ」を栽培
 
東京都下水道局が2000年記念処理場イベントの一環として、多摩川上流処理場の施設の一部で、5/31にケナフの栽培を実施。 東京都のお知らせ
2000/05/29 どうなる「ケナフ論争」<特集記事>
 ケナフ環境保全に役立つか−<懐疑派>九州大学理学部矢原徹一教授 VS <推進派>非木材紙普及協会門屋卓会長のインタビュー対論(00/05/29、日本農業新聞)
2000/05/29 岩波「科学」、科学時事で「安易なケナフ栽培」を疑問視する記事を掲載
 「ケナフは“植えてはいけない”?−安易な栽培への警鐘」(「科学」、6月号、p548)
2000/05/29 ケナフの種まき―木曽林業女性ネット
 林業に関心のある木曽郡内の主婦でつくる木曽林業女性ネットワーク協議会「木実鳥(きみどり)の会」が28日、同郡木曽福島町新開上小川でケナフの種をまいた。(00/5/29、信濃毎日)
2000/05/27 「エコパートナー21」、ケナフ種子配布の件(下記トピック参照)で回答 詳細情報
2000/05/20 「草津市で児童がケナフの種をまく 環境考える体験学習」
 本年度から試行している「総合的な学習」のテーマ「環境を考える」学習の一環。子どもたちに種まきから収穫までを体験、観察させる。種は、草津ロータリークラブから600袋分(一袋50粒入り)の寄付を受けた。同校では、児童と地域住民とのケナフの種まきも予定。 (00/5/20、中日新聞) 中日WEB PRESS
2000/05/17 「温暖化防止や森林保護に役立つ『ケナフの種もらって』」−市川市立菅野小学校、校庭で育てた4万粒−(00/5/17、朝日千葉版)
2000/05/09 通販生活夏の特大号、ケナフ特集記事掲載「『ケナフが森を救う』は、ウソだ、いやホントだ」
2000/05/06 「ケナフ普及 スーパーが『助っ人』」
  「地球温暖化防止に役立つ植物」と注目されているケナフの栽培の輪を広げようと、環境教育団体の「エコパートナー21」(森正代表、奈良市)と大手スーパーのジャスコ・近畿カンパニー(大阪市福島区)が連携し5日から、近畿、北陸地方の56店舗でケナフのタネを配っている。昨年まで郵送中心で配っていたが、反響が大きく発送作業は限界に。リサイクル活動などで付き合いのあるジャスコに協力を求めた。(00/5/6、朝日大阪版夕刊)
2000/04/28 農林水産省 森林総合研究所 森林環境部 植物生態科、HPにケナフ栽培に否定的記事を掲載 悪のリンクへ
2000/04/25 垂井町で「ケナフ」サミット【岐阜県】
 「ケナフ」の普及を目指して、県内の活動団体が集う「ケナフサミットintarui」が23日、垂井町中央公民館で開かれた。サミットでは、国内に初めてケナフを紹介し、現在、普及のための全国組織会長を務める稲垣寛・神戸女子大名誉教授がケナフの特性を説明。地球温暖化や水質汚濁の原因となる二酸化炭素や水中窒素の吸収力が極めて高いことや、木材パルプと同じ性質を持っていることを解説した。(00/5/20、中日新聞) 中日WEB PRESS
2000/04/20 中村理科工業株式会社、販売用ケナフ種子に「注意書き」添付へ 詳細情報
2000/04/19 「コンビニケナフ」??−ついにコンビニでもケナフ栽培セット販売− 詳細情報募集中!
 サークルK(石川県、滋賀県、静岡県)では、空き缶で育てるタイプ(350円)、サンクス(京都府)では、切手を貼って投函するタイプの商品を販売。
2000/04/18 ケナフの種子販売−川之江市立紙の町資料館− 「一粒一円で地球に優しく」 愛媛県川之江市のケナフエコロジー協議会(三木輝久会長)が,同市立紙の町資料館で地球環境に優しい植物で,紙の原料になるケナフの種子を1粒1円で販売を始めた.中国から約1キロ(3万〜4万粒)の種子を取り寄せ,1袋300粒入りで販売.価格は,輸入の実費負担.購入希望者が多ければ,さらに取り寄せる.(毎日新聞愛媛版、00/04/18)
2000/04/10 「ケナフ2000」HP、希望者にケナフの種無料配布、栽培呼びかけ 
 東京都八丈島八丈町立三原中学校で収穫したケナフの種を、北海道から沖縄までの希望校・個人に配布。
2000/03/?? 「月刊廃棄物」、パルプ代替え資源としてのケナフの利用価値に否定的見解の記事掲載
 「古紙はこうして再生される−木材パルプや今話題のケナフのパルプ繊維を見る−」(大江礼三郎:農工大名誉教授農学博士)(2000年3月号、pp33−39)
2000/03/31 「農業高校にみる『環境にやさしい』の考え方−ケナフを活用したキノコ栽培」(季刊「上州風」VOL. 2、p110)
2000/03/30 フロリダ州政府筋の情報によれば、ケナフがフロリダで帰化していたとのこと 詳細情報
2000/03/17 淡路花博ジャパンフローラ 2000にケナフの花壇
 公式サイトの当該ページ によれば、環境に優しい植物「ケナフ」の花壇、ビオトープ池などで戸外空間を演出するとのこと。
2000/03/09 天草パールマラソン(3/12開催)でケナフの種、参加者3700人に配布
 熊本県大矢野町立大矢野中学校の生徒が、「大量に二酸化炭素を吸収し、環境にやさしい植物の種子」としてケナフの種を全国の参加者3700人に配る。活動は来年以降も続けて配付数を増やす予定。(00/3/9、朝日九州版)
2000/01/28 当サイトの紹介記事が、オンラインマガジン「WebMag」第34号「ウェブ・トラベラーズ」のコーナーに掲載されました。
2000/01/15 「高知県がケナフ事業撤退」(共同通信)
1999/12/17 当サイトの紹介記事が、朝日新聞(99/12/17)に掲載されました。
1999/08/21 サイト立ち上げ後に知りましたが、この時点で植物学者の立花吉茂さんが『警告する自然 どうする人間・どうなる環境』(淡交社)という著書の中で、紙資源としてのケナフの問題点を指摘しておられました。
1999/01/11 サイト立ち上げ後に知りましたが、この時点でノンフィクション作家の田中淳夫さんが「ケナフは二酸化炭素を吸収しない」という題で「農林経済」誌上でケナフの疑問点を指摘しておられました。

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