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| ●関西精機製作所をふりかえって
寺町：この業界にかかわられてきて･･･ 髙橋：嫌なことはもう！･･･あ？よかったこと？ 寺町：今、「嫌なこと」に反応されましたね？(笑) 髙橋：嫌なことは大分改善されてきたけれど、この業界を理解していない人達から、何か裏の社会の人間のように見られてきたり、扱いをされてきたこと。これが簡単に言えば8号。風俗営業法ですよ。僕らは8号8号というんだけれど。 寺町：ピンク産業といっしょにされてしまって。 髙橋（富）：おかしいよねえ。 髙橋：僕は未だに理解できません。僕は最後まで反対したけどね。そういう目で見られるというのは実に辛かったね。今は大分変わってきたよ。また、僕らの業界にも上場企業が生まれてきたということがあるために金融機関からも出資して頂いて、自分たちの事業がのばせていけるといった時代にきたということはありがたいよね。 寺町：では業界に携われてよかったことは？ 髙橋：すべてよかったと思う。こういう生活ができるという、また自分の心のどこかに「遊び」という夢、遊びとは健全な肉体と精神をつくっていく方法論であろうと僕は思っているし。遊びというものはどの時代も変化していくとは思うけれど。そうした仕事にたずさわってこれたということは非常にありがたいことだと思う。 まあ、一応僕の時代は僕で終わりですよ。50代半ばの人は、もう業界には数名しかいないから、もう二世の時代。後10年したら変わると思いますよ。暗い業界のイメージも払拭されていって、もっともっと素晴らしい業界に発展していくのかなと思いますよ。 寺町：最後に・・・関西精機製作所という会社を一言でいうと。 異口同音に全員：夢を売る会社 髙橋：遊びの夢ですよ。 水田：な？みんないっしょだろ?(笑) 髙橋（富）：だからへんなことできないのよ。時代が変わったと言われても。  |
