流動資産 17年 18年
現金及び預金 2,778,758 4,452,209
受取手形及び
売掛金
2,843,164 5,920,161
たな卸資産 3,052,280 6,433,176
繰延税金資産  38,195 95,451
その他  28,857  84,156
貸倒引当金 △2,800 △5,400
流動資産合計 8,738,456 16,989,756

 当ホームページの趣旨からすれば、すぐにでも事業用資産と非事業用資産に分けたいところですが、勘定科目の簡単な説明から。

 現金及び預金・・・企業価値評価の教科書では、売上高の2%が本業で使う現金とのこと。売上高の2%を上回る現金はすべて余ったお金。

 受取手形及び売掛金・・・売上債権。売れたけどお金はまだもらっていない。売上高成長率以上にここの数字が膨らみ始めると投資家たちはツッコまなければいけません。

 たな卸資産・・・費用性資産。行き先は売上原価だったり、次期に繰り越されるたな卸資産だったり、評価損として売上原価や営業外費用に費用計上したりと様々。金額だけで商品がないときもある。

 貸付金・・・1年以内に返済されるお金。

 有価証券・・・売る機会を常に窺っている株式、債券。1年以内に満期を迎える債券も含む。

 繰延税金資産・・・将来の税負担を減らしてくれる資産。税効果会計が絡んできて避けたいところ.....ですが、固定資産のところでなんとか....。

 その他・・・....。

 貸倒引当金・・・評価性引当金。売上債権、貸付金が取引先から回収不能になったときのために、あらかじめ一定割合を損失と見込んで計上したもの。

 上記を踏まえて数字をいじってみます。

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財務諸表を読む術

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