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04年2月29日(日) 鳥インフルエンザ感染農場出荷の鶏肉が既に流通

ピンク・フロイドについてのサイトをお持ちの今井壮之助さんという方(本もお書きのようですが,有名な方なのでしょうか?)からメールを頂いたのですが,ウチを「《ピンク・フロイド・バレエ》鑑賞記をネットツアーしよう 」というコーナーの推薦鑑賞記に選定してリンクを張ってくださったということでした。

あんなにノリの悪いレビューを推薦していいのかいな? と余計なお世話で心配になったりするわけですが・・・ま,それはそれとして,リンク元である「バレエとピンク・フロイド」というページが有益だったので,こちらからもご紹介いたしますー。

78年にローラン・プティ・バレエ団(マルセイユ・バレエのことだと思います)が初来日したときのちらしとか新聞評の写真が載っているのですが,そのときミックス・プロで『ピンク・フロイド・バレエ』(の一部?)が上演されていたのですねえ。ほほー,初めて知りました。
あと,『コッペリア』も上演されたようですが,フランツはデュニイ(デニス)・ガニオとなっています。あ,彼は,パリ・オペラ座の期待の新人,マチュー・ガニオのお父さんです。(←念のため) お母さんのドミニク・カルフーニは名前がないですが・・・この時期はまだパリオペのエトワールだったのかな?

・・・というように,ピンク・フロイドとはあまり関係ないところに反応してしまいましたが,よかったら皆さんもどうぞ〜。

☆本日のキーロフ 『ライモンダ』 テリオキシナ/シショフ

 

04年2月28日(土) 京都府丹波町の養鶏産卵場で鳥インフルエンザ大量死事件,1万5千羽を出荷済み。

症状が悪化してしまったので休みます。

えー,あと,ウイルスメールがまた活躍中の感じです。皆さま,気をつけてくださいね〜。

 

04年2月27日(金) オウム真理教事件,松本被告(麻原教祖)に死刑判決

えーと・・・ダンスマガジン4月号が届いて,小嶋さんの『シンデレラ』の写真が1枚あって,出ていないから当然のことですが『こうもり』の写真はなくて,おとといの事件もあって,その結果,王子休演症候群が発症いたしました。

ファルフさんの写真が山ほどあって,ダンスマガジン・インタビューまであるのに,読む気が全然しない。こりゃ重症だ,と自覚しましたので,本日は以上。

あ,メールのお返事もさらに滞っております。事情ご賢察の上,ご了解くださいませ〜。

☆本日のキーロフ 『ライモンダ』 パヴレンコ/イワンチェンコ

 

04年2月26日(木) 6か国協議,北朝鮮が核兵器の凍結を提案

あのー,わざわざ説明するのも非常に妙だとは思うのですが,ウチは小嶋直也さんのファンサイトではありませんし,私は全く関係者ではないのです。

私の気分についてのお見舞いメールはありがたくお受けしますが,小嶋さんご本人へのお見舞いや質問その他は,新国立劇場にメールをするなどの方法のほうが適切なのではないでしょーか。
いや,その,例えば「早くよくなってください」と書いていただいてもですね,私にはご本人に伝える手段がありませんので,その辺はよろしくご理解を〜。

 

04年2月25日(水) 北朝鮮問題6か国協議,半年ぶりに開催

小嶋直也さんが,4月の『ロミジュリ』と6月の『眠り』を降板しました。しくしく。

『眠り』のほうは新国立のサイトにも出ていますが,ファンサイトさんのほうに両方出ているから,そっちのほうがいいみたい。

まず,事務的な話というか。

『ロミジュリ』の代役はトレウバエフというか,小嶋さんの代役は吉本さんで吉本さんの予定の日はトレウバエフが踊るというか,そういう感じ。トレウバエフはベンヴォーリオも踊るので,今度は彼が故障してしまうんじゃないかと心配なようですが・・・まあ,内部でなんとかなってよかったですー。
主役ではないから,たぶん払い戻しはないんじゃないかしらん。

『眠り』も払い戻しはないと書いてありますが,チケット発売前だからそりゃそうでしょうな。(うん,劇場に迷惑かけないように早めに決断するなんて誠実な人だわね〜。←彼のことはなんでも誉める
代役はおなじみマトヴィエンコだそうです。なるほど。

それにしてもマトヴィエンコというのは,重宝というか頼りになるというか,腰が軽くてありがたい方ですねー。森田さんがロメオを下りれば3連投も厭わず代役を引き受ける,小嶋さんが休演すれば,2幕からしか出ない役を1日だけ踊るために来日してくれる。(早めに日本に来て,さいとうさんとちゃんとお稽古してあげてねっ)

で,私の気分の話というか。

私は不信心者なので,初詣なんか行かないし,自分の財布から1円たりともお賽銭を出したことはないし,自分の受験でも家族の病気でも神頼みをしたことはないですが・・・さすがに神仏にすがりたい気分になってきてしまいましたよ。
ううむ・・・この際どこでもいいから,どこかの神様が彼の膝を万全の状態に戻してくれないものだろうか・・・。

ま,でも,やめときます。神様とか仏様がいるなんて信じていない者が拝んでみても効果はなさそうですもんね。替わりに(というのも変だが)彼を信じるのですわ〜。

前に1年休んだとき,復帰の舞台をどきどきしながら見にいったら,「いや〜ん,休む前よりもっと上手できれいになったじゃないの〜」だった人だから,うん,今度ももっとすてきになって戻ってきてくれると思いますよん♪ (そうでないと私が困るのよっ)

 

04年2月24日(火) ヤフーBBの顧客個人情報460万人分が流出

今日も休みますー。

 

04年2月23日(月) 小泉首相,来日中の国連アナン事務総長と会談。イラク国連積極関与で一致。

仕事がちょっと忙しい時期なのでお休みしますね〜。あ,メールのお返事も滞っております。すみませんー。

☆本日のキーロフ ポノマリョフ版『バヤデルカ』 パヴレンコ,ルジマトフ,タラソワ

 

04年2月22日(日) 

『スペインの燦き』の感想を書きましたので〜。一欄表英語版にも追加。

なんというか,全体としては失敗作だと思いますが,まあ,バレエ団のほうは悪くもなかったです。
そんなによい振付ではなかったと思いますが,ひどくもなかったし,昨日書いたように,コンテンポラリーだと輝くダンサーの発見もありましたし。ただ,それは私が新国立のファンだから言えることで,同じモノを別のバレエ団に見せられたらもっと文句を言っているような気はしますけどー。

えーと,それから,↓の15日の日記でロパートキナの『イン・ザ・ナイト』の衣裳はパリ・オペラ座と「ちょっと違うみたい」と書いたのですが,「ダウエルのデザインによく似ているのではないか?」というメールを頂きました。で,パリオペで見た当時のプログラムを出してきて見たら,あらま,それもダウエルのデザインで,ロパートキナが着ていたものにそっくりでした。
結論としては,パリオペもキーロフもダウエルデザインの同じ衣裳であるようです。

いいかげんなコトを書いて失礼いたしました。

☆本日のキーロフ マチネ『ジゼル』 (出演者の表記なし)

 

04年2月21日(土) 市町村合併に伴う交付税優遇措置を09年度まで延長へ(総務省方針)

新国立劇場『スペインの燦き』を見てきました。

第1部がオペラ。第2部がバレエ,というよりコンテンポラリーダンスとパントマイムのようなもの。詳しくは明日にします。(←つまり,絶賛して皆さんに勧める心境ではない)
今回は王子はそもそも出ない予定だったから「その種の症状」は出なかった替わり(?),「現代モノで山本さんがいないのは痛いなー」と強く思いました。

よかったのは,女性では湯川麻美子さんと遠藤睦子さん。男性では,コンテンポラリー専門登録ダンサー(?)の白石貴之さん。あと,クラシックでは,村人の後ろのほうとか周りで立っている役とかを担当している井口裕之さんと桑原文生さんが活躍していたし「いいねえ♪」でもありました。きっとコンテンポラリーが得意なのね〜。

☆本日のキーロフ 『ショピニアーナ/シェヘラザード/火の鳥』
ソログープ,アモソワ,トカチェンコ,コルスンツェフ,ゼレンスキー,ヤコブレフ

 

04年2月20日(金) 韓国が北朝鮮に重油提供の方向(6か国協議で提案へ)

ちらしの類を整理していて発見したことというか,森田健太郎さんのファンの方のためにというか。

森田さんは,4月の新国立『ロミジュリ』のパリスで舞台復帰するのかと思っていたら,その前にこういうモノがあるのですね〜。

バレエシアターねりま 『白鳥の湖』ほか

2月28日(土)18時00分・29日(日)15時00分
練馬文化センター こぶしホール

オデット/オディール:下村由理恵   王子ジークフリート:森田健太郎

ほかにモダンバレエの作品も上演されるようなので全幕かどうか判然としませんし,「バレエシアターねりま」とはいかなる団体かそれとも団体ではないのか全然知らないのですが,オーケストラ(練馬交響楽団)付きのようですね。

それから,新国立のファンサイトさんによると,今度のマックナイトは酒井/山本の『眠り』だそうです。
マックナイトのチケットを田舎(?)のぴあで買うときは,気をつけたほうがよいですよ。(←まだ根に持っている) 単に「新国立劇場の『眠れる森の美女』のチケット」と申し込むと,操作を間違われる恐れがある。「マクドナルド・スペシャルナイトの」と限定しないと,危ないですー。詳しくは,去年の11月10日の日記をご覧くださいね〜。

 

04年2月19日(木) 宮城県浅野知事,知的障害者施設解体を宣言

『バヤデルカ』から『ピンク・フロイド・バレエ』までを一覧表に追加。英語版も。

しかしさー,この英語版というのも手間がかかるわりに実りのない作業ですわ。今さらやめるのも惜しいから続けてはいるものの,カウンター見る度に憮然としちゃうわよ。たぶん,ほとんど私しか見ていないわね。

と思っていると,たまに見る方があるみたいで,質問メールが来たりします。
でも,サイトの内容とは関係なくて・・・「12月に東京に行くことになったが,『くるみ割り人形』の上演予定を知っていたら教えてくれ」とか「世界バレエフェスティバルという催しにローホが出演するそうだが,何を踊るか知っているか?」とか「ザハロワとイレールがパリで『ジゼル』を踊ることになったが,以前日本でも共演したというのは事実か?」とか・・・。

まあ,そこまではいいのよ。でもさー,英語で質問してくる方は日本語が読めないでしょうからココで堂々と悪口を書きますが,日本語のメールのやりとりと違って「教えてもらってありがとう」を言ってこない方が非常に多い。いったいなぜなんですかねー? 日本人の礼儀正しさというのはグローバルスタンダードと違っているのだろうか??

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 パヴレンコ/サラファーノフ

 

04年2月18日(水) イラン最大級アザデガン油田,日本企業連合が権益獲得

《深酒したので休みました》

表紙のカウンター18万超え。いつもどうも〜。

 

04年2月17日(火) 自民党の児童虐待防止法改正案で警察に強制立入り権限

ダンスマガジン04年3月号の話の続き

踊る男たち 8回 パトリック・デュポン
そう。91年の世界バレエフェス『ドン・キホーテ』パ・ド・ドゥはすごかった♪ 思い出すと血が騒ぐわ〜♪♪

ベルリン国立歌劇場バレエ『オネーギン』
あれ? マラーホフがついにオネーギンを踊るのではなかったのでしたっけ? ま,私が見られるわけではないからレンスキーでもいいのですが(というか,レンスキーももちろん見たことないけど),このページのアラベスクの写真なんか見ると,確かにそろそろオネーギンもいけそうな感じですねー。

シュツットガルト・バレエ 『ルル』
ははー,『ルル』ですか。うーむ,これをバレエにしたと聞くだけですごい気がする。振付のクリスティアン・シュプックという名前を覚えておこう。

金森穣インタビュー
新潟市民芸術文化会館は偉い!

小林紀子バレエシアター 『バレエの情景』ほか

以上

えーと,あと,For Ballet Lovers Only さんからお知らせメールが来ました。
インタビューのページにボリショイのアレクサンドロワを追加。さらに,このページからDanceview さんのインタビューページにリンクを張った結果,コジョカル,ルグリ,ゲラン,ルテスチュなどのインタビューも読めるようになったとのことです。最近のものではないようですし,もちろん英語ですが,多くの皆さんにはフランス語よりはマシでしょうから一応ご紹介。
新しい写真としては,ボリショイのクラスとリハーサルの写真。こちらのページね。さて,このトウシューズの足だけ写っているのはどなたでしょう? パートナーもすてきな方ですのよ。 

◇読み終えた本 財政学から見た日本経済 土井丈朗 光文社新書
きわめて明快。読みやすいし理解しやすい。第6章「破局を避ける道」=処方箋も明快。ただ,そう単純にいくかという疑問は強く感じますけどー。

 

04年2月16日(月) ホンダ航空機産業に進出。米GE者とエンジン共同事業化で基本合意

今日は,電話予約したチケットをコンビニで受け取るという初めての体験をしました。

普段は,主催者から郵送してもらうかぴあの店頭で即決で買うかだし,公演が近いときは電話予約+当日会場受け取りにするから,ぴあ店頭での受け取りでさえこの10年くらいしたことがなかったの。

その10年くらい前の記憶に従って,予約番号その他をメモした紙をカウンターで差し出したら,アルバイトらしいお兄さんが「?」という顔をしている。こちらも「??」と思いながら事情を説明したところ,「???」という表情でレジを操作して,すぐに行き詰まってしまいました。結局,その時店内にいたお兄さん4人の衆知を結集して「こちらはコピー機になります」という結論。
「へ? コピー機??」ととまどっていたら,よっぽど世間に疎いおばさんと思われたらしく(いや,実際疎いけどさー)親切に代行操作してくれました。

おお,コピー機が端末になっているわけね。なるほどー。
でも,この機械にはコピー用の10円玉しか入らないみたいで,数千円のチケット代金を全部10円玉で払うのかしらん? と不思議に思っていたら,あら,そうですか,この機械で払込票が出てきて,結局レジで支払いをするわけですか。
一つ賢くなったけれど,ちょっと面倒でもありますね。

さて,引き取ったのは,あさってから始まる新国立劇場『スペインの燦き』のチケット。あ,詳しくは新国立劇場こちらね。
半分オペラだしなー,小嶋さんは出ないしなー,どうしよーかなー,と悩んでいるうちに土日が売り切れてしまっていたのですが,おととい新国立のサイト(からリンクしている@ぴあのページ)を見たら表記が「残席わずか」に戻っていたので,いそいそと電話して買ってしまいました。

今回の注目&期待は,なんといっても,小嶋・山本不在の中で男性の真ん中を一人で引き受ける市川透さん。細身の長身で脚も長く,踊りはさておきシルエットだけ見たら,小嶋さんより上だと思いますわ〜。(←誉めてるんだか貶してるんだか)
酒井さんと初顔合わせの『ダフニスとクロエ』はどんなかしら〜。『ボレロ』も楽しめる作品だといいなあ。・・・というか,『ボレロ』って,どうしようもなくどうしようもない振付けで閉口頓首することがあるから,少し心配だったりするのよね。

そして,『ピンク・フロイド・バレエ』よりは盛り上がって帰ってこられるよう切に願っております。いや,こっちは最初から小嶋さんは出ない予定だったからマイナス効果から始まるわけではなくて平常心で見られるとは思うけれど,ムシンってどういう作品を作る人か全然知らないから少々不安が・・・。

経歴的には,パリ・オペラ座バレエ学校とかバレエ団とか,モンテカルロ・バレエとかハンブルク・バレエとか並んでいて,おお,マイヨーとノイマイヤー♪ なんて思うけれど,とにかく知らない人なんだもん。ま,だから楽しみでもあるけどー。
そうそう,振付家としては,キーロフにも招かれて,ルジマトフを主役にした作品を作っているそうです。たぶん見たことないと思うけれど,どんな作品だったのかしら〜?

・・・とかなんとか書いているうちに,あら,なんだかとっても楽しみになってきたわ〜。

☆本日のキーロフ 『ドン・キホーテ』 

 

04年2月15日(日) 北朝鮮日本人拉致問題交渉は進展なし

おとといの夜中にNHKBSで放送された「ロシア・バレエのスターたち」についてのメモ

制作年次が1997年・1999年と二つ書いてあったのですが,TVの連続番組の1回目と2回目のようでもあり・・・よくわからなかったです。司会というかインタビュアーはガリーナ・ムシャンスカヤという方。
いや,それにしても貴重な映像のオンパレードでした。あるなら売り出してくれよぉ,という感じですねー。

 

ウリヤーナ・ロパートキナ

『白鳥の湖』 グラン・アダージオ(後半) 王子:たぶんイワンチェンコ
感想: 見事 

『ジゼル』 1幕,友人たちの中心での踊り アルベルト: もしかしてクルコフ?
感想: 優雅で繊細で美しいです。そして,少し意外だったのですが,薄幸そうなジゼルに見えました。是非舞台で見てみたい。

『バヤデルカ』 影の王国,アダージオの後半というか ワガノワバレエ学校の卒業公演? ソロル:誰だろう?

『ハムレット』 オフィーリアが発狂する場らしい。 振付:コンスタンチン・セルゲーエフ,音楽:チェルヴィンスキー

『シェヘラザード』 金の奴隷:バタロフ・・・かなぁ?
感想: 色気が足りないのではないでしょーか?

『ゴヤ・ディベルティスマン』 振付:ホセ・アントニオ 「死」の役だそうです。ルジマトフも映っておりました♪
感想: とてもよいですね。彼女の硬質な美しさが生きていると思います。

『白鳥の湖』 3幕,白鳥たちのもとに戻ってきての場。
感想: ご本人も崇高さを感じさせ,周りのコール・ドも美しい。

『海賊』 2幕 パ・ド・トロワのヴァリアシオン
感想: 回転系はやはり苦手そう。上体の使い方でカバーして魅力的に見せているのはさすが。

『イン・ザ・ナイト』 第3カップル(?) パートナー:バラノフかな?
感想: (ご本人は「情熱的」と語っていますが)静的で詩的な雰囲気がすばらしい♪ 是非見てみたい。衣裳もすてき。(パリオペとはちょっと違うみたい←間違いでした。同じようです。詳しくは22日の日記を

『バヤデルカ』 1幕1場のヴァリアシオン
感想: よいです。宗教的な感じがあります。

『瀕死の白鳥』

『ジゼル』 2幕(登場シーン) ミルタ:誰だろう? アモソワ? 
感想: 話は全然それますし,しつこくて恐縮ですが・・・これを見て,ザハロワのこのシーンはやっぱりなんかヘンだったよなあ,とまた思いました。どうも「形」が違ったような気がしてしかたないのよ。

『シンフォニー・イン・C』 第2楽章,第4楽章(第2楽章のカップルとして登場する場面とラスト) パートナー:誰だろう? 見たことある気はするんだけど・・・。 
感想:  キーロフの『イン・C』の衣裳は,反則なのかもしれないけれど,とってもすてきだと思います。『水晶宮』は4楽章になると色の洪水にすぎるし,普通の『イン・C』は地味すぎてつまんないんだもん。(舞台で見たときはほんとにすてきだったわ〜)

ほかに,ドゥジンスカヤの話,クルガプキナの話,文化人(ガエフスキーほか)の賛辞,学校時代の映像,舞台稽古,『ゴヤ』を見にきたお母さんが一瞬映るとお顔がよく似ている,和風の楽屋着がとてもすてき,子どもの頃の写真,海,将来の夫や子どもを持つことについての夢,番組からティーセットをもらって大喜びする,等々。

『白鳥』のカーテンコールにドゥジンスカヤが登場して「黄金のマスク」賞を渡していました。いったいどういう経緯によるものだろうか?

 

ヴィヤチェスラフ・サモドゥーロフ

『海賊』 2幕のパ・ド・トロワのヴァリアシオン

プリセツカヤ国際コンクールでのゴールドメダル受賞の映像

『懺悔』 そのコンクールで踊った作品らしい。 振付:不明,音楽:プロコフィエフ
感想: ロシアの現代作品というのは困りますなー。周りの参加者の衣裳を見ても妙なモノが多そう。

『追伸』 上に同じ。 振付:不明,音楽:シチェドリン
感想: こっちの作品はよいですね。彼の「なにか」を見せてくれる感じ。

『バヤデルカ』 2幕のグラン・パでのヴァリアシオン
感想: いいですね〜。テクニシャンだしきれいだし「踊る歓び」もある。虚飾の婚約式でのヴァリアシオンにしては明るすぎる気はしますが,逆に,どういうソロルなのか興味がわきます。全幕で見てみたい。

おじさんのバレエ学校卒業公演の映像。ヴィヤチェスラフ・マイムーソフというエストニア国立バレエのプリンシパルで,ワガノワでバリシニコフと同級生だったというダンサー。
驚いたことに演目は『テーマとヴァリエーション』だそうで。1967年にワガノワバレエ学校でバランシンを上演していたとはっ!!

『アルレキナーダ』 ヴァリアシオン
感想: そうそう,この作品の彼,よかったのよね。

『よう精の口づけ』 振付:不明 ロパートキナと
感想: 魅力的でした。

『アルレキナーダ』 コーダから

『シンフォニー・イン・C』 第3楽章のカップルとして第4楽章後半に登場している場面・・・じゃないかな,たぶん。 パートナー:ヴィシニョーワ

『若者と死』 リハーサルを含めてかなり長く見られました。 パートナー:ロパートキナ
感想: いいねえ♪ エキセントリックすぎず一般的な「青年」の雰囲気があって,普遍的な物語になっている感じというか。是非見てみたい。
しかし,なぜストップモーションなんか使うかなあ。普通に見せてくれたほうが嬉しいのに。 

ラトマンスキーの作品(タイトル等は不明) 舞台裏のシーンにはロパートキナやグメローワも登場。(皆とっても楽しそうですー)
感想: 踊っている姿が楽しそうなので見ているほうも楽しくなれます。

『ジゼル』 2幕から ジゼル:誰だろう?
感想: ううむ・・・紫のタイツが似合わないのがつらいなあ・・・。踊りも表現も悪くないと思うけれど,舞台で見てみたいとは思えない・・・。

ヴィシニョーワとのリハーサル 新しそうな作品でした。

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
感想: 若々しく元気のいい雰囲気はよいけれど,踊りはあまりよくないと思いました。音楽に合わせるのでいっぱいになっていて細部までは行き届いていない感じ。

タンゴで踊るなにか

『ドン・キホーテ』 3幕のグラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン
感想: うううむ・・・白いタイツも似合わないようですね・・・。

お母さんがたいそう熱心そうでした。セリュツキーがたくさん出てきてたくさん語っていたのが嬉しい。(彼はルジマトフの学校時代の先生でもあるの。コムリョワの『バヤデルカ』の大僧正とかメゼンツェワの『ジゼル』のヒラリオンを踊っている方です) あと,ドゥジンスカヤとワジーエフもなにか語っておりました。チェンチコワもちょっと映っていたような。

全体として,たいへん魅力的なダンサーなのはわかりますが・・・そうか,身長が高くないだけでなくタイツが似合わないプロポーションだからキーロフではダンスールノーブルになれなかったのだろうなー,だからコンクールで道を開く必要があったのかもしれないなー,とも思いました。(呼んでもらえば全国どこへでも踊りにいくなどと語って営業までしているしー)

あれだけ跳べるし回れるし,チャーミングだし,お顔もかわいいし,表現力もありそうなのに,バレエというのは難しいですねえ。いや,むしろ,ダンスールノーブル以外も踊れるダンサーだからキーロフの外で活躍できた,と考えるべきなのかもしれませんが。

 

それから,今見たばかりの芸術劇場(NHK教育TV)トピックス『ピンク・フロイド・バレエ』について

ほほー,と思ったこと。
1 プティは牧で振り付けるときは英語を使うらしい。(ま,そりゃそうだよね。日本語はできないだろうし,フランス語はわからないダンサーが多いでしょう)
2 コール・ドに振り付けるときは,上手な人たち(平塚,逸見,相羽)をモデルに直接指示して,それを見て他のダンサーは理解するらしい。なるほどー。

 

04年2月14日(土) イラク中部ファルージャで市街戦

レニングラード国立バレエ『バヤデルカ』の感想を書きました。

副題は「私はザハロワのニキヤは嫌いだわっ」ですので,その辺はよろしく〜。

 

04年2月13日(金) 4月から小児時間外診療報酬引き上げへ。

メールのお返事書きで忙しいので休みますー。

 

04年2月12日(木) 辻元元代議士秘書給与詐欺事件,懲役2年執行猶予5年の判決

ダンスマガジン3月号の記録。(今ごろになってちゃんと読んだので)

表紙:アダム・クーパー
これは私服ですか? それとも『オン・ユア・トウズ』の衣裳なの?

Kバレエ 「トリプル・ビル」
半ページ大の『ライモンダ』大団円の写真を見て思ったのですが,この写真での熊川さんの雰囲気こそが,彼が今日の成功に至った理由なのかもしれませんねえ。(私は頭を抱えるけどー)
ほかに,『ファサード』と『フー・ケアーズ』

マリインスキー・バレエ(←と書いてある。キーロフの名前で公演してませんでしたっけ?)
おお,ファジェーエフのロミオの美しさ♪♪
インタビューはロパートキナ,オブラスツォーワ(かわいい♪),ゼレンスキー

特別企画:アダム・クーパー
あ,なるほど。雑誌の撮影用の服なわけね。

英ロイヤル・バレエ
03年12月のコンテンポラリー4作品の話。ウィリアム・タケット『プロヴァーブ』,ラッセル・マリファント『ブロークン・フォール』,ウェイン・マグレガー『クワーリア』。あれ? 3作品しかない??

New File on Dancers93 さいとう美帆

男性ダンサーへの10の質問 佐々木大(1)
中学生のころほぼ同じ年の小嶋さんの踊りを見て刺激を受けて練習に熱が入った,と。
うん,佐々木さんのファンの方は小嶋さんに感謝するようにね。(笑)  あ,雑誌掲載記録のページに載せておきました(←更新記録)

ボリショイ・バレエ アナニアシヴィリの『白鳥の湖』
・・・とは書いてあるが,それは写真だけで,実際は来日直前インタビューでありました。素晴らしいパートナーとしてファジェーチェフと並んでボッカを上げておりますね。
『白鳥』のパートナーはルスラン・スフォルツォフ。ボリショイの期待の若手の方ですよね。写真を見た限りでは,「真面目そうな王子」という感じですが,どんなダンサーなのかなー?

ダンスマガジン・インタビュー 「舞踊教育のあけぼの」 松本千代栄
ふむふむ。日本の学校舞踊教育の礎を築き,日本の大学に舞踊関連講座を初めて作った方である,と。なるほど。

今日はここまで。あとは明日読もうっと。

あと,マリインスキー国際フェスティバルの出演者が変更になっていたので,修正しておきました。

 

04年2月11日(水) 北朝鮮日本人拉致問題で外務省田中審議官・藪中局長ら訪朝 

おととい来た新国立の来シーズン案内の冊子とシーズンセット券の案内をじっくりと研究。

はあ,なるほど,席種がS〜Cでなく1〜8に細かく分けられたわけですね。前より納得がいくような気もしますが,うう,リピーターの味方,2階センター最後列のB席が一番高いランクになってしまった。とほほ,悲しいなー。

セット券は,事前のキャスト発表は今回はないみたいですが,まあ,去年やってみたけれど・・・という感じなのでしょうか。それとも,今月来る会員誌で教えてくれるのかしらん?
ま,しかたないかも。決まっているなら早期に情報公開するのはよいことですが,1年以上先のキャストまで今から決めるのはちょっと無理があるから,全部は発表できなくて,去年みたいに中途半端になってしまいますもんね。
うん,個人的には,中途半端はいかんと思います。(←小嶋さんの『眠り』の日程が最初から発表されなかったので,この1年間怒り続けている)

 

さて,『ピンク・フロイド・バレエ』の感想を書きました。

関連して,プログラムに載っていた牧の今後の公演予定

5月22日(土)・23日(日) ダンス・ヴァンテアンX 『セレナーデ』,『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』

10月30日(土)・31日(日) 『リーズの結婚』

12月10日(金)・11日(土)・12日(日) 『くるみ割り人形』

05年3月4日(金)・5日(土)・6日(日) 『三銃士』

わーい,『リーズの結婚』は嬉しいなー。あ,これは,おととい書いた『ラ・フィーユ・マル・ガルテ』のことね。アシュトン版です。ボリショイに装置を貸したという話で,いつ返してくれるのかなー,と思っていたの。あと,『三銃士』も大好き。
小嶋さんは新国立のダンサーだから牧では主演しない人だし,もう脇でも出ないかもしれないけれど,そういう意味ではなくて,純粋に好きな演目なの。
両方ともとっても楽しいのよん。楽しみだわ〜。

☆本日のキーロフ 結婚,春の祭典,オイディプス王(←オラトリオだったかな。バレエではないです) マハリナほか

 

04年2月10日(火) 刑法97年ぶり改正を法制審議会諮問。有期刑上限を30年に延長など。

NBSからモーリス・ベジャールバレエ団,ヴィシニョーワ/マラーホフの『ジゼル』などのお知らせDMが到着しました。

ベジャール・バレエの『魔笛』は,ドメニコ・ルブレがすてきな胸板を披露している写真が写っていて非常に心惹かれるのですが・・・ファルフさんの『シェヘラザード』の時期なのはこっちの都合だから置いておくにしても,あらまー,東京公演は平日ばかりだわ。(←もちろん地元や近所には期待していない)
特に,6月24日(木)の15時開演というのが解せない。ベジャールのファンは専業主婦の方が多いとか? それにしたって,午後3時開演では小学生の下校時刻や晩ご飯の支度に間に合わないと思うんですけどー?? まさか,関東地方限定の祝日だとかではないですよね???

あ,詳しくは,NBSこちらのページへ。

更新記録: 小嶋さんの出演予定のページとファルフさんの日本公演記録のページ

 

04年2月9日(月) 仙台市北陵クリニック筋史弛緩剤点滴事件最終弁論。冤罪を主張。

『ピンク・フロイド・バレエ』のカーテンコールの話。

普通にコール・ドがそろって,ソリストが出てきて何回かレベランスがあったあと,One of These Days」という物量作戦集団ダンス(20組のカップルというか40人の男女による結構元気のよいもの)が再度踊られました。ここまでは打ち合わせ済みだったのしょう。
で,この曲は今回の上演の中では確かにアンコール向きではあるのですが,ソリストが参加していないし,きちんと振り付けられていてダンサーが遊べる部分がないという点で『デューク・エリントン・バレエ』での「Take the ATrain」に比べると客席の盛り上がりに難があるという印象。

その後再びソリストたちが登場し,プティも登場し,ボニーノとダブルのスーツの外国人(←照明担当の方?)が呼び出され,前に進み出てのごあいさつが何回も続き・・・またOne of These Days」の音楽がかかりました。ダンサーたちの戸惑った様子を見ると,これは予定外で,プティがその場でやったことのように見えました。

で,踊りの進行上前のスペースが空いたところで,プティに下手から押し出された男性ソリストの一人(リエンツ・チャンだったかな。それともストリートダンサーの方だったかも)が登場,即興でなにかちょっと踊りました。
プティは次に菊地さんを無理やり引っ張り出し・・・うーむ,彼はそういうコトをするにはまだ若輩なんですよね・・・踊っているコール・ドの皆さんに遠慮しながらおずおず出てきて,結局コール・ドの後ろで作品中で踊ったソロの一部(←たぶん)を再度披露。わはは,見えないじゃん。
次はドゥガラーで,こちらは菊地さんよりはタイミングの捉え方がうまく,コール・ドの前を優しげなグラン・ジュテの連続で横切って,上手に去っていきました。
その次に登場したのがストリートダンサーの辻本知彦さん(←たぶん)。いやー,これはうまかった。どういう技を披露したかは忘れましたが,「なるほど,ストリート・ダンスだわ」でもあり,音楽にも合っていて,かつ,フォーメーションを変えながら踊るコール・ドにも合っていて,見事だなー,と。

その後もカーテンコールは続いたのですが,この辺りになると,「どうなったら終わりにするのか打ち合わせてないんかい?」という感じで,結局,たぶんボニーノが指示して舞台背景の映像というか照明というかが「これで終わりです。ありがとうございました」の感じになって,やっと(←というのもなんだが)終わりました。
ううむ・・・舞台芸術としては,かなり計画性に欠けるというか効果的でないエンディングだったような。

ところで,プログラムにリハーサル風景の写真がたくさん載っていました。(牧のプログラムは,特に初演のときはこれがあることが多くてなかなか楽しいのですわ。話が全然それますが,10年以上前の『ラ・フィーユ・マル・ガルテ』初演のプログラムなんか見ると,主役のアンダースタディで後ろのほうでお稽古している小嶋さんが写っていたりするの。いやん,かわいい♪)

で,それらの写真の中に「これ誰だっけ? なんか見たことあるけど,はて,牧にこんな人いたかなー?」という方が登場していて悩んでしまったのですが・・・もしかしたら,もしかして,この方,去年4月の「ローラン・プティ・グラン・ガラ」でルグリのソロ版『カルメン』の黒子をやっていて,カーテンコールでブレイクダンスを披露していた方なのでは? 今回出演の4人のストリートダンサーの方の一人なのでは?? 違うかなー,気のせいかなー???

☆本日のキーロフ 『エチュード/結婚/春の祭典/ナイチンゲール』 アモソワ,サラファーノフ

 

04年2月8日(日) 陸自本隊イラク南部サマワに到着

昨日の日記

王子が出ない公演だけのために交通費&宿泊費を使うのももったいないわね〜,ということで,上野駅で途中下車して,日本バレエ協会『眠れる森の美女』を見ました。(西田佑子/李波)

この公演は,出演者の方々の後輩や生徒さんとその父兄を主たる観客にしているわけで,いつもの公演会場とは違った趣の客席でありました。
ちょっと驚いたのは,カラボス役のアクリが登場したら拍手がわいたこと。カラボスに拍手とは珍しいですなー。優秀なお弟子さんのいる教室を経営しているようですから,人気のある先生なのでしょうか。あと,会場に出店しているのがフェアリーでなくチャコットなのも公演の性質を現しておりますね。お子さん用のレオタードなどがたくさん並んでいて,楽しく見物しました。

さて,舞台ですが・・・西田さんは愛らしいオーロラでよかったです。
あと,恵谷彰さんの青い鳥がエレガントですばらしかった。李さんがサポートと雰囲気はいいけれどソロが私の許容範囲外だったこともあり,この方の王子で見たかったかも〜,と思うくらい気に入りました。(うーん,実際には身長が足りないのかな・・・? 目測で170センチくらいに見えましたが,どうなのだろう・・・)

詳しくは,感想を書いておきましたので,こちらへ。

 

その後NHKホールで『ピンク・フロイド・バレエ』を見たのですが,こちらもいつものバレエ公演とは違った趣の客席で・・・ピンク・フロイドのファンの方などがたくさんいらしていたのでしょうね。

で,舞台はですね・・・私には特に面白いものではなかったです。
あちこちにきれいだったり楽しかったり心動かされたりする部分はあるのですが,全体としては,楽しめなかった感じ。

衣裳が女性はベジャール『春の祭典』風(ジロだけは白のレオタード),男性は白タイツで,『デューク・エリントン・バレエ』のときよりいっそうストーリー性が排除されたモダン・バレエの雰囲気なので,私向きではなかったのかもしれません。
「王子が出なくてつまんないなー」という心的要因もなかったとは言いませんが,でも「この作品の中で踊る彼を見たかった」とはほとんど思わないで,むしろ「こんな散漫な作品に出ないで休んでくれてよかったわ〜」と思ってしまいましたよ。すみません。

ジロもねー,「はあ。これを踊るだけのためにわざわざ日本までいらしたわけですか。ご苦労さまです」という感じ。美しく輝いていましたが,振付がフェッテばかりで「ありきたり」,場の雰囲気(美しいお姐さんとそれを取り巻く4人の男)も「ありきたり」なのですわ。せっかく呼ぶなら,なんかもう少し使いようがあったような気がするんですけれどねえ。

ええと・・・少しは誉めよう。

ストリート・ダンサーの方が4人出演していたのですが,珍しく,また,かっこよくて楽しかったです。その分野に全く疎いのでわからないですが,高名な方々なのでしょうかね? コール・ドといっしょに踊っているときに違和感がないので「ほほー,そういうものか」と感心しつつ首を捻ったりもしましたが。特に,平塚由紀子さんと組んでいた方(←名前わからず。もしかして,牧のダンサーだったりして)の筋肉質の上半身と辻本知彦さん(←たぶん)の即興性に感心しました。

あと,やっぱりドゥガラーはいいです!
ナチュラルメイクのためお顔の純朴さが強調されて少々困りましたが(少年ぽくてかわいくはある),素の肉体でのソロで音楽を表現することができる優れたダンサーだと思いますし,踊りも美しいです。好きだわ〜♪

 

今日の日記

で,帰ってきたら,新国立バレエ団ファンサイトさんに,4月の『ロミジュリ』の主役以外のキャストが載っていました。(ありがとうございます〜)

あらま,奥田さんは今回はベンヴォーリオを踊らないんですか,そりゃトレウバエフのほうが上手だとは思いますがなにもシングルキャストにしなくても・・・とか,楠元さんのキャピュレット夫人が楽しみ〜,とかもあるのですが,わははは,まいったね,王子が出るのはゲストの日ばかりじゃないのよ。うーーーむ,私に全日見にこいというのか? (あ,ヴィシニョーワとマラーホフの『ジゼル』をどうしよう) 

いや,そんな自分の都合でぶつくさ言っていないで,まず,元気に4日踊って『眠り』も大丈夫なよう膝の回復を祈るのが正しいファンのあり方かしら〜。 

 

04年2月7日(土) 政府は6か国協議で「核凍結」案の先行を容認の方針

《お休み》

 

04年2月6日(金) モスクワ地下鉄で通勤時間帯に自爆テロ。死者40人以上。

休みますー。明日も『ピンク・フロイド・バレエ』に行くので休みますね。

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 グメロワ/イワンチェンコ

 

04年2月5日(木) 宮城県来年度予算は補助金削減の影響当で300億円財源不足

新国立劇場こちらのページに『眠れる森の美女』の未定だったキャストも載ったのを,ファンサイトさんが発見なさいました。
いつもは会員誌に出てからなのに妙なタイミングだと思いますが,さいとう美帆さんがオーロラを踊るのがダンスマガジンに載って問い合わせがいったので対応したのかもしれませんねー。

で,どうなったかというと・・・

もともと発表されていた前半は
6月4日(金) ザハロワ/ゼレンスキー
6月5日(土) 酒井はな/山本隆之
6月6日(日) ザハロワ/ゼレンスキー

今回判明した後半は
6月12日(土) 厚木三杏/逸見智彦
6月13日(日) さいとう美帆/小嶋直也

です。おお,びっくり。そう来たか。
この時期まで発表しないで引っ張る以上,志賀さんや宮内さんは主演しないのだろうとは思っていて,どなたのオーロラが見られるのかな〜,とあれこれ想像していたのですが,うーむ,かなり驚きました。 

いや,さいとう/小嶋には全然驚かないです。というか,新国立のファンは皆さん,そうだろうと予測していたのではないかしらん。
だから,そんな先の話より,4月の『ロミジュリ』で小嶋さんがいつ出演するのか早く決めて教えてくれ,と。(しつこくてすみません)

驚いたのは,厚木さんがオーロラを踊るということです。
スターダンサーズ・バレエ団で実績のある方ですし主演することについては驚きません。例えば『ライモンダ』なら,なるほどー,と思ったでしょう。でも,『眠り』ですもん。厚木さんって『ジゼル』ならジゼルでなくてミルタ,『ドラゴン・クエスト』なら王女でなくて女戦士。シャープで硬質な美しさのバレリーナですよね。

・・・・・・・・・・オーロラ・・・・・・・・・・??? 

まあ,リラやフロリナはもっと向いていないかもしれませんが,そういう理由で主役を決めるわけではないでしょうし。まして,相手役が柔弱をきわめたような(←誉めてます)逸見王子だから,どういう舞台になるか全くイメージがわきませんー。

あ,すみません。不満だと言っているわけではないです。こういう形で意表をついてくれるのは大歓迎。予想ができないだけに,とっても楽しみです〜。
でも,どうせなら,王子も逸見さんじゃなくて,契約ソリストのどなたかをデビューさせればいいのにー。

更新記録:小嶋さんの出演予定のページ。あと,表紙を原状復旧。

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 ロパートキナ,コルスンツェフ

 

04年2月4日(水) 山口県の鳥インフルエンザは中国広東省が発端か。

《深酒したので休みました》

 

04年2月3日(火) 北朝鮮核問題6か国今月25日に開催へ(半年ぶり,北京で)

レニングラード国立バレエ『ジゼル』の感想を書きました。長いです。ああ,疲れた。
あとで手直しするかもしれませんが,とにかく書いたから載せてしまえっ,と。キャストとかは後日補足します。

ザハロワのファンの方とルジマトフのファンの方はご注意ください。ザハロワについては何に重きを置くかの見解の相違だと思いますが,ルジマトフのファンには怒られそうな気がしないでもない。うーん,まあ,そうでもないかなぁ・・・。

 

04年2月2日(月) イスラエルシャロン首相ガザ地区全入植地撤去の方針

リンクのページに「Yuki's Web Page」さんを追加しました。

97年から続けていらっしゃるサイトさんで,とにかく内容が膨大多岐なのですわ。
F1とか,私には「・・・理解困難」のコーナーもあるのですが,あみぐるみのように「こういうの実は好きなの〜」もあり,ガーデニングなど「決して自分ではやらないだけにひたすら感心する」もあり・・・皆さまもいろいろご覧になると発見があるかも。

バレエのほうは,2年前くらいからご覧になっているということですが,舞台の感想のほか映像,書籍なども取り上げていらっしゃって,おお,わずか2年でこうなるのかっ(私もそうだったのだろーか?),と感心。
たぶん,ABTが特にお気に入りなんじゃないかな。5月から7月のシーズンの演目とキャストなどもあって,便利そうですー。

最近では,ザハロワ/ルジマトフの『バヤデルカ』・『ジゼル』をご覧になっていて,その前は東京バレエ団の『白鳥の湖』をはさんで,高橋/小嶋の『シンデレラ』。

ね,私がリンクしたくなる気持ちがわかるでしょ?

 

04年2月1日(日) イラク北部クルド人自治区で自爆テロ。100人死亡か。 

な,な,なぜか,表紙のカウンターが1日で1500くらい進んでしまったんですけどー? 

あ,普段は,300〜400くらいです。世界バレエフェスティバルとか新国立の『マノン』の時期は500を超えて「おお,感動♪」だったので,ファルフさんだとどうかなー,と思って,昨日の朝メモした数字と今朝のを比べてみたのですが,あまりのことにあたふたしてしまいましたよ。
目の迷いかと思って何回見ても,暗算を間違ったのかと筆算してみても,同じなのですわ。いったいなぜ? なにがあったの??(いや,ファルフさんが踊ったけどさー) それとも誤作動かなにかかしら??? 

 

さて,NBSこちらのページによると,4月23日(金)と24日(土)でヴィシニョーワ/マラーホフの『ジゼル』があるそうで。(どこのバレエ団か書かれていないようですが,もちろん東京バレエ団だと思います)

新国立劇場『ロメオとジュリエット』と日程が重なっていて・・・あらまー,また嫌がらせですか。それも,ギエムの『ボレロ』をオスタの日にぶつけたのと同様,互角の勝負になるフェリの日を避けて,コジョカルのほうに持ってくる・・・と。うーむ,さすがはNBS。見事としかいいようがないですねえ。感心するわ〜。

あ,こりゃ失礼。もちろん,そういう意図はなくて,ヴィシニョーワやマラーホフの都合で日程が決まったのだとは思いますよ。でも,似たような事態が多いし,発表はいつもNBSのほうが後のような気がするし,佐々木さんの日ごろの主義主張もあって,ついそういう疑いを抱いてしまうのですわ。

まあ,たとえ万が一私の下司の勘ぐりが当たっていたとしても,選ぶのは観客ですもんね。そのせいで新国立に足を運ぶ観客が減ったとしても,それは要するにその程度のアピール力の公演だったということで,市場での公正な競争ではあります。両方見たい熱心なバレエファンにとっては迷惑千万だとは思いますけれど,十年前の私だったら,1回東京に行けば両方見られてありがたい日程だわ〜,と思ったでしょうし。

・・・で,困っております。
「ボリショイが来ようとギエムが踊ろうと,新国立に行くに決まってるじゃないの」の私といえども,この二人の『ジゼル』と聞けば,非常にそそられます。

マラーホフのアルブレヒトはすばらしいです。(特に1幕は最高♪) ヴィシニョーワの全幕は見たことがないからこれも見たい。(2幕後半の上演は見ました。見事というほどではなかったけれど,ルジマトフ友だちの話によると,1幕がとても可憐なんですって)
それ以上に,この二人の組合せが,世界バレエフェスティバルのとき思ったように「・・・?」なモノなのか,ご本人たちが思っているようにすばらしいパートナーどうしなのか,この目で確かめたいという誘惑は大きい。(そういう趣旨で見るのは邪道というご意見もありましょうが・・・)

でも,でも,『ロミジュリ』がぁ・・・。
ちなみに,23日はコジョカル/マトヴィエンコ,24日は志賀/マトヴェエンコです。で,25日にもう1回コジョカル/マトヴェエンコがある。だから,23日に『ジゼル』を見て24・25に『ロミジュリ』を見れば解決するようにも思うわけですが・・・23日は金曜日。うーむ,無事に早退できるだろーか? それより,もしこの日小嶋さんが『ロミジュリ』に出るんだったら,そっちのほうがずっと大事だしー。

はてさて,どうしたものか・・・。とにかくマキューシオのキャスティングを教えてもらわないことには決めようがないわけで,困ったわ・・・。
などと言っているうちに,『ジゼル』のチケット発売日(2/21)が来てしまいそうです。発売初日に売り切れかねないよね,この公演は。うーむ,うーむ・・・。

あ,ところで,『ロミジュリ』は会員郵送予約が始まっているのですが,フェリ/コレーラの日は16日(金)のSは売り切れ,18日(日)はS〜Bが売り切れだそうです。というわけで,その席種については会員店頭・電話予約はなし。
一般発売(2/28)分は別枠で用意されているから,全席種発売されるそうですが,こちらも激戦になりそうですねー。

それから,同じくNBSのサイトから,「ベジャール・ガラ 首藤康之 最後の『ボレロ』追加公演」のお知らせ。こちらのページ

追加公演はもちろんよいことですが・・・それはそれとして,そもそも,なんだってこういうイベントを年度末〜年度始めの平日にやるんでしょう? 万人に都合のいい時期はないし,土日が休みでない方もあるとはいえ,たぶん困っている方もいらっしゃいますよねえ。
私の場合「ふーん,じゃ無理だわ」ですみますが,もし首藤さんのファンだったら,ものすごーく困って,ものすごーく文句を言っていると思います。そして,結局3日間,(ボレロは最後の演目だからそれには間に合うだろうと)新幹線で3往復すると思う。首藤さんって,たぶんそういうファンもいるくらい人気のあるダンサーでしょう?
「最後の『ボレロ』だから平日でもチケットが売リ切れた。追加公演をしよう」ですませないで,もう少し想像力を働かせて観客のことを考えていただきたいと願います。

 

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