Digital Photo Gallery 八ヶ岳の詩・御柱特集
諏 訪 大 社 ・ 御 柱 祭
七年目毎に、諏訪の人たちは奥山からモミの大木を切り出し
村人総出で崖を下し、川を越して諏訪大社に運ぶ。
諏訪大社の二社四宮、前宮・本宮、春宮・秋宮の境内四角に巨木を押っ立てる。
1200年余、信濃国の叙事詩を秘めた祭りは、2016年丙申の春も継承された。
そして秋、各村の小宮祭へ。諏訪の御柱祭はこの一年続けられる。
[上社山出し祭] 2016(丙申)年 4月 2日、3日、4日
御柱年の皮切り。諏訪地方観光連盟は3日間の人出は52万1千人で、過去最高を記録したという。
[本宮一之御柱 出発]
諏訪市豊田・四賀地区の氏子に曳かれ、朝の陽ざしを背に八ヶ岳山麓を下る本宮一の御柱 原村で 2日8:00
初日 [原村原山ー山の大木曳かれて里へー茅野市安国寺]
4番目に出た前宮二之御柱は茅野市米沢・湖東・北山地区の担当。この頃になって八ヶ岳の西面に陽が当たりだした。
2016.04.02. 09:35
[若れんも 力を合わせて]
風が強かったものの好天気、この日御柱街道には約5万人が集い祭りを楽しんだ。 2016.04.02 午前
[甲斐駒ヶ岳を左に見て]
本宮二之御柱、諏訪市の湖南・中洲地区が原村道を進む頃、雲の切れ目に南ア・甲斐駒の姿が。 2016.04.02. 9:10
[氏子楽しみ彩々]
お神酒 幸運を期待して ラッパ隊に負けじ
[木落とし坂のセレモニー]
茅野市米沢・湖東・北山地区の氏子で埋まった木落とし坂公園 中段から上方と下方を見た。 茅野市宮川3日14:00前
2日目 [木落とし 本宮二]
坂の上から見た木落とし。糸魚川ー静岡構造線の断層を滑り降りる本宮二之御柱。 2016.04.03. 11:47
(後ろに延びた綱は暴走防止用でアンカーピアに巻かれ氏子がコントロールする。使わぬ柱もある)
[木落とし 前宮二之御柱]
後ろメドが最大に上がったスピードアップの瞬間 2016.04.03. 14:04
メドテコを引く命綱係は必死の形相で御柱のバランスを保つ 2016.04.03. 14:04
砂塵の収まらぬ中、隊伍整え木落とし終了へ 2016.04.03. 14:06
3日目 [川越し 本宮三之御柱]
川越の開始。宮川の両岸から富士見町境・本郷・落合地区の声援が湧き上がる。 2016.04.04. 11:37
土手から約4b下の水面に着水。浮ぶかと思いきや・・・ 2016.04.04. 11:42
どんどん沈んで、先端の3人は完全に水没。御幣持ちは水中から懸命に御幣を差し上げる。 2016.04.04. 11:42
長い時間水中に居たように感じたが、2分後には引き上げられこの状態に。ヨイサーッ! 2016.04.04. 11:44
川越終了。御柱屋敷へ曳きつける追っかけ綱係の人たち。心を合わせてヨイテーコショッ! 2016.04.04. 11:57
[里曳き祭を待つ]
樹皮を落とされ磨きあがった御柱。御柱屋敷で五月の里曳き祭を待つ。 茅野市安国寺 2016.04.23.
今回の御柱祭は初日の強風と土埃はあったが、3日目の雨も昼までに上がり、わりあい天候に恵まれたと言える。そのためか、里帰
り組も含めて地元の氏子連の参加者が多く、逆に前回、批判の出た観光客の曳行参加は見られなかった。上社の山出し祭3日間で
52万1千人。前回より1万2千人増えたという。(諏訪地方観光連盟御柱祭情報センター)
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更新 2016.04.23. Ver.02
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