パスタでホームパーティーを
Happiness Mari先日、久しぶりにパスタとデザートのお店に行ってきました。
相変わらず女性客で店内は満席。平日の午後3時なのにですよ!
皆さんお好きなんですねイタリアン。
そこでクリスマス・新年会・お誕生日などなどのホームパーティーを企画したら、おしゃれにイタリアンスタイルでパスタでおもてなしもいいかなって。
では私なりにパスタを中心としたパーティーメニューを考えてみました。
*食前酒:プロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)
*前菜各種盛り合わせ(生ハム、野菜のマリネなど)
*シーザーサラダを乗せた地鶏の胸肉のカルパッチョ
*ナスとエリンギとモツァレラのスパゲティ
*黒トリュフのカルボナーラ
*アマレット風味のチョコレートムース
(アマレットとは、イタリアのリキュールの名前です)
私が配慮しているのは、イタリアンの雰囲気を出すこと。
また、黒トリュフなど、普段はあまり使わないちょっと贅沢なものを使用することです。印象深いメニューにしたいからです。
その他にも、パーティーメニューを作る時に配慮すると良い点を以下にあげてみました。
前菜は沢山あった方がいい。肉や魚は無くてもいい。
なんだか八代亜紀さんの舟歌みたいですが、パスタを中心としたパーティーメニューの場合、前菜に力を入れると良いと思います。
幸いなことに、イタリアンには簡単で美味しい前菜がたくさんあります。
パスタをゆでている間に食べていてもらう前菜を、お客様の到着前にいくつか仕込んでおけば安心です。
ホームパーティーとなると、張り切って沢山料理を作りたくなってしまうことかと思います。
しかし時間がなくなったり、お腹いっぱいになってしまったりで、最後まで辿りつかないこともあります。
また、最近は多くの方が小食だとも思います。
メインの肉や魚はなくても、前菜に力をいれるのがお勧めです。
メニューは普段より少しだけ背伸びしてみよう!
パスタは普段の食卓にも登場するメニューです。
お客様に出すパスタがシンプルな「トマトソースのスパゲティ」では、ちょっと寂しいかもしれません。
しかしそれをちょっと手をかけて変えるだけで、とても印象的で、喜ばれるかと思います。
家庭の食卓ではあまり作られないような、レストランで名前を聞いたことがある、ぐらいの、ちょっと背伸びをしたものが喜ばれるかと思います。
ではいくつか私なりのポイントを。
☆対照的なパスタを2種類作る
パスタを中心としたメニューなら、できれば2種類ぐらい提供してみたいですね。それも、対照的なものを組み合わせると印象的かと思います。
例えば、ショートパスタとロングパスタ。(ペンネ・アラビアータとカルボナーラなど)
さっぱりした味のパスタとコッテリした味のパスタ(ボンゴレ・ビアンコとボロネーゼなど)
普段の食事で、パスタ2種類以上を一度に作る人はあまりいないと思います。お客様の印象に残ると思います。
☆パスタの量は少なめに
パスタの分量は、レシピよりもかなり少な目がよいでしょう。
パスタのレシピは、それ一皿だけ食べる時を目安に書かれていることが多いと思います。
パーティーで前菜を沢山食べた後では、その通りに作ると多すぎてしまうのです。
一般的に、一人当たりパスタ100g前後のレシピが多いと思います。
パーティーでは、一人当たり50gもあれば十分でしょう。
☆飲み物はイタリアワインがベスト?
ワインにカクテル、ウイスキーに日本酒といろいろありますがワインはとても多くの方が好んでお飲みになるようです。
先日解禁の「ボジョレ・ヌーボ」なんてのも。
私の個人的好みとしては、イタリアのワインや飲み物を用意するのが一番かと思います。雰囲気に合います。
お酒の弱い方が多い場合は「アスティ」という、やや甘口のアルコール度数の低いスパークリングワインなどいいですね。
「ソアヴェ」という白ワインなら魚介類のパスタにピッタリ。
「キャンティクラシコ」などの赤ワインなら、トマトソースから、ややしっかりした味のソースのパスタまで、幅広く合うでしょう。
その他、アルコール以外でも、イタリアン気分を盛り上げる飲み物として、サンペレグリノなどの発泡性ミネラルウォーターや真っ赤なブラッドオレンジジュースがあります。お酒の飲めない方がいる時は用意しておくと喜ばれることでしょう。
お茶については、イタリアで食後に飲まれるという「カモミールティー」はティーバッグの物が手軽に入手できますのでお勧めです。
☆ラストは デザートで!
やはりデザートがあると、食事の最後を印象的に締めくくることが出来ます。作る時間がない場合は買ってくるのもいいですし、参加者にお願いして買ってきてもらうのもよいでしょう。
ホームパーティーはアットホームでなければ楽しくありません。
招待側がいつまでも厨房ばかりではお客様も気になります。
市販の物を上手に交えたり、前もって作り置きできるものは仕込んでしまい、家庭的な味わいを出せるよう心配りをし、みんな一緒に歓談しながらわいわいがやがや楽しいホームパーティーでひとときを楽しめたら最高です。
最近は外食がほとんどですがたまにはお家でホームパーティーもいいもんです。