2013.5.8〜11   JPS絵画切手部会主催  於 切手の博物館
 今年の小型印のテーマ、アルテミジア・ジェンティレスキ(Artemisia Lomi Gentileschi 、1593年7月8日 - 1652年)は17世紀イタリア、カラヴァッジオ派の女性画家です。
当時、女性が男性と対等に仕事をすることは大変困難なことでした。
ありあまる才能と意志の強さで、彼女がこの仕事を貫き通したことは、驚嘆に値します。
この30代後半から40代初めに描かれたとされる自画像を観たとき、ひたむきに全身で絵に打ち込む力強い姿に深く感動しました。
パレットと筆を持っている姿にも大きな寓意があるとのことで、今回の小型印はその姿の全貌をぜひ入れたいと思いました。

「わたしは絵を描いてゆく」との思いを、この小さな消印で感じていただくことは難しいとは思いますが… そういう女性がいたことを覚えていていただきたいと願います。

2013.4.28記

中国郵政が発行している絵葉書。
実際の絵はこのように背景が暗い絵です。
第11回絵画切手部会展 記念カバー
「ミネルヴァ」は強く、たくましく美しい女神で、1640年に描いたとされています。上の自画像よりも後になるわけですが、彼女の姿に重なるので選びました。
全作品を収めたCDは1000円(送料200円)で頒布しています。
お申し込みはメールにて受け付けていますので、どうぞご利用ください。


「絵筆をとったレディ」  江村清 1F
「聖マグダラのマリア物語」  奥村利昭  4F
「聖母子の画家ラファエロ」 湯浅一成  1F
「ティツィアーノ・ヴェチェリオ」  杉山博隆 3F
「日本洋画壇の系譜」 山本暁夫  1F
「最近の日本シリーズ 手製のMC」 中野晶 5F
「印象派時代館 フランス絵画史を辿る」 江村清 5F
「フランス絵画
  ーーロマン主義絵画から象徴派絵画」 中野晶 2F
「ピエール=オーギュスト・ルノワール」 長島隆久 2F
「パブロ・ピカソの作品」 長島隆久 1F
「スペイン絵画史1」   中野晶 5F
「人物画」 久米直 3F
「西洋絵画のアトリビュート」 小谷泰司 2F
「キューバの絵画切手」  江花 達郎  2F
「謎の浮世絵師 写楽」  山主富士彦 3F
「幻想の画家・ダリ」 橋本洋 1F
「絵画切手部会報」  橋本洋 1F

 2012.5.11〜13
  2011.5.13〜15
  2010.5.14〜16 
  2009.5.15〜17
  2008.5.9〜11
  2007.5.25〜27
  2006.5.19〜21
絵画切手部会展'052005.10.14〜16
2004.10.22〜24
2003.9.19〜21


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