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残雪の山
peak 2 peak

▲上:2000m級の山頂を結ぶ迫力満点のゴンドラ
▼下:滝公園で遭遇した観光列車 観光列車ウイスラーリゾートのレストラン

▲上:ウイスラーリゾートでランチ
▼下:雪が残る山頂付近
この冷たい雪解け水が皮を流れて海まで続く

残雪の山

▼下:オリンピックで有名になった山頂のオブジェ

山頂のオブジェホテルの窓からの夜景

▲上:ホテルの部屋から見える夜景

 月曜日の朝は少し早起きしてウイスラーまでドライブ。
 本格的に遠出するのはこの旅行中で初めてだ。ガイドブックによると片道約2時間半くらい。知っているのはオリンピックも開催された有名なスキー場だということくらいで、夏には何があるのか良くわからないまま出発する。

おいしいバンクーバー2010 その5

[8/16 ウイスラーにドライブ] 

 北海道もハワイ島も広いが、カナダは比べ物にならないくらい広い。バンクーバーから車で日帰りドライブ圏観光地というと、ウイスラー(Whistler)くらいしか思いつかない。
 地図も手に入れたので少し安心して出発する。

 バンクーバーの街中を少し抜けると片側は切り立った崖のような岩山、もう片方は海になっているフィヨルド地形。このあたりはどこも山の間に奥細く海が入り込む日本ではほとんど見られない地形が続く。海からの奥深い湾になっているので、波もほとんどなく穏やか。海というより湖のようだ。
  8月だというのに岩山の上のほうには残雪が見える。一部は氷河になっているのかもしれない。バンクーバーを抜けると時折集落はあるがそのほかは家も信号もなく、しばらく自然の中を進んでいく。

 ウイスラー到着の少し前にブランデーワイン滝(Brandywine Falls)州立公園の表示を地図に見つけたので寄り道してみる。駐車場からそれほど歩かなくても見にいけるようだ。途中、単線の線路を渡るが、踏み切りの表示だけで警報も何もない。
滝が見えるところに到達してしばらくすると向こうから妙な音が聞こえる。線路に列車が走っているようだと気がついて急いで戻ってみると、観光列車がゆっくりと通り過ぎていく。列車の乗客も、なぜか人が集まっているその場所を興味深く見ているし、滝を見に来た10数人ほどの観光客も珍しそうに列車を眺めている。お互いに手を振って通り過ぎるのを見つめていた。列車はゆっくりと踏切を通り過ぎるが、そこを過ぎるとスピードアップして走り去っていった。そしてまた静寂。

 ウイスラーに近づくと、それまで何もなかった森の中に瀟洒な建物が増えていく。夏は緑の針葉樹の中に点々と存在する建物は、冬になると真っ白の中に映えることだろう。道路からのエントランスを入っていくと大きなホテルも立ち並ぶ国際的なリゾート地。日帰りの観光客のパーキングもスキーシーズンに合わせてかなり大型。

 車を降りてリゾートの中心部に足を踏み入れると中央の歩行者道とその両側にはレストランやお店が立ち並ぶリゾートの街。ここのレストランも店の外にテーブルが並び、やはり外の席が人気だ。
 賑わいを見せているレストランに席を取る。怖いもの見たさで(笑)パスタを注文したら、案の定、ゆですぎで、伸びたうどんの様。おまけにリゾート価格で非常に高価!

 冬はスキー客が乗るリフトやゴンドラも一部は夏にも営業中。スキー場のスロープを利用したダイナミックなマウンテンバイクのコースがある。北海道ならニセコのスキー場の山頂から降りてくるくらいの長いコースがすべてマウンテンバイクのコースとなっていて、途中でダイナミックなジャンプをしている自転車の子供も見かける。自転車運搬占用のリフトがあって、小学生くらいの子供から大人までリフトに自転車をセットして次々と乗り込んでいく。

 私たちは山頂までのゴンドラ。2000mを超える高い山が二つ並び、ふもとで両方の山にいくことができる。スキーのコースとしては200くらいあるらしいので、おそらく1週間滞在しても全部は無理だろうし、途中で迷ってしまいそうだ。
 先の冬季オリンピックも開催され、そのために近年、その二つの山頂を結ぶ非常に高所でダイナミックなゴンドラが営業を始めたらしい。中間部には支柱もなく、その間の長さと高さは世界一を誇っているらしい。
 ウイスラーの山頂へはゴンドラからさらにリフトに乗っていくことができる。冬になるとヘリスキーで行くようなところまで到達できるというリフトだ。
 このあたりに来ると8月中旬というのに残雪が残っているが、この日は2000mを超える高度だというのに半そででも大丈夫という非常に気温が高い状態だったので、雪解けの水が勢いよく流れている。
このあたりはカナディアンロッキーの末端で、周りがまだまだ高い山に囲まれているのが見える。

 ウイスラー山からダイナミックなゴンドラ、PEAK 2 PEAK でブラックコム山に向かう。迫力がありすぎて距離感覚が狂ってしまう。
 ブラックコム山からの帰り道は別路線でリフトを乗り継いで下に戻る。山頂でも暑かったが降りてくるとすごい暑さになっていたことに気がついた。

 帰り道は運転も少し慣れて順調に走ってくるが、ハイウエイを降りてバンクーバーに近づいたらものすごい渋滞!
 北側からライオンズゲートブリッジを通ってダウンタウンに入るのだが、その前の合流点で渋滞し、さらに橋の前では非常に交通量が多い2車線×2がなんと1車線にされてしまうので、渋滞するのが当たり前。構造的に無理がある。渋滞を抜けるのに30分以上かかり、スーパーに立ち寄ってからようやくホテルに戻る。

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