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KANAYAMA’S ASTRONOMY HANDBOOK.
カナヤマ 天文学 辞典
日本語版
見出し語 『 う 』
No.1784。
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□ 天文学 辞典 (総合)。
□ う ● 事柄順。
〇 うち 宇宙開発。
(うちゅうかいはつ)。
○ 現在から21・22世紀の
未来へ。
● 事柄順。
■ 上位のWEBサイト。
□ (KOH) カナヤマ オフィシャル >
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◆ 天文学 辞典
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■ 宇宙開発
(うちゅうかいはつ)。
■ 宇宙開発。
■ 名称 : 宇宙開発 (うちゅうかいはつ)。
■ 時期 : 現在から21・22世紀の未来へ。
● 英名 : SPACE EXPLORATION.
● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典 52231。
□ 人類の、火星有人探査。
□ 地球外生命(生物)探査。
□ 宇宙開発関連機関。
□ 有人宇宙飛行。
◆ 人類の、火星有人探査。
■ アメリカ火星有人探査計
画の概要。
● 米NASAの火星有人探査計画。
■ 火星有人探査 (英:THE HUMAN
EXPLORATION OF MARS).
■ 火星有人探査 (かせいゆうじんたんさ)は、
最短で、約5600万KMもかかる火星への長
旅である。
■ 米NASAの火星有人探査計画では、 米政
府の予算の都合で、 火星有人探査を2035
〜2040年頃に行い、 2038年2月頃に人
類が火星に立つことを目標に、計画をすすめ
ている。
■ 火星有人探査の英語名は、THE HUMAN
EXPLORATION OF MARS ; THE
HUMAN MISSION TO MARS ;
THE MANNED MISSION TO MARS
である。
■ 米・オバマ大統領が2010年に発表した、20
30年代半ばまでに有人宇宙船を火星に送る、
アメリカ合衆国政府の火星有人探査計画があ
る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 米NASAの火星有人探査計画は、 2004年
の米ブッシュ大統領の宇宙開発方針の発表を
受けて、 2005年から、米NASAのオリオン
計画(火星向有人宇宙船開発計画)として始ま
った。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 火星は、 地球から 最短距離・約5600万KM
離れた場所にあり、 赤い大地で、 表面温度
は平均マイナス55度、 直径は地球の半分で
あり、 自転約24時間、 2年で太陽を一周し、
過去に海があったが現在は地下に氷で水があ
る惑星 である。
■ 今回は、アメリカ政府は、地球外生命の発見を
めざし、火星の微生物の生命体の調査を主目
的に、 計画が進められている。
アメリカ政府は、予算の都合で、火星向 宇
宙船群を建造し、203 8年頃に、人類を火星
に立たせる予定である。
米NASAが中心となり、 欧州、日本、ロ
シアの宇宙機関の協力を得て、火星有人探査
用の宇宙船群を建造し、 火星向有人宇宙船
を出発させ、人類を火星に送り、2038年2月
頃に、人類を火星に立たせる予定である。
有人火星探査は、 地球から火星まで最
短距離・約5600万KM(キロメートル)もかか
る火星への長旅であり、 地球より片道約11
ヶ月もかかる。
有人火星探査のクルーは、約6人で、 船
長(機長)・アメリカ人をはじめ、欧州人、 日本
人、ロシア人などが選ばれる見込みである。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 米NASAは、 火星向有人宇宙船の「火星有
人往復船」には、現在の化学燃料エンジンを
改良した、熱核エンジンを使う予定である。
火星向有人宇宙船の「火星有人往復船」
は、 地球から火星までの最短距離・約5600
万KMを、 熱核エンジンを使って、平均・時速
8万9000KMで走っても、約11ヶ月はかかる。
一方、火星への往復日数を短くするため、
米NASAは、 より早い大型宇宙船推進エンジ
ンの開発も進めている。
■ 火星有人探査には、 多くの危険がともなうが、
人命が尊重されるため、 片道切符にしないた
めに、 米NASAは、 最善の準備を行ってい
る。
米政府のオバマ大統領は、当初の2030
年の火星有人探査計画を、2035年に変更した。
米・NASAは、 人命の安全を優先すれば
するほど、 火星向の宇宙船や探査物資の経費
がかさみ(お金がかかり)、 宇宙船や探査物資
の開発で手間取り、 出発の時期が遅れるとい
うジレンマをかかえている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 米NASAは、 火星向宇宙船を2回に分けて、
火星に向かわせる。 即ち、2035年火星向
宇宙船飛行 (英:THE 2035 CARGO
MISSION) と、 2037年火星向宇宙船飛
行 (英:THE 2037 CREW MISSION)
である。
● 米NASAは、 2035年に、4機のロケットを
打ち上げ、2隻の火星向無人宇宙船の「火星
周回・着陸船」や「火星基地船」を地球周回軌
道で組み立てて完成し、出発させ、 2037年
には、 4機のロケットを打ち上げて、1隻の火
星向有人宇宙船の「火星有人往復船」を地球
周回軌道で組み立てて完成し、出発させる予
定である。
● オリオン(英:ORION)は、 3隻の火星向宇
宙船の指令船である。 オリオンは、3隻の1
隻の火星向有人宇宙船 (英:CREWED
MTV)の「火星有人往復船」 の先頭部に設置
される。
● 3隻の火星向宇宙船。
3隻の火星向宇宙船 (英:MTV) では、
2隻の火星向無人宇宙船 (英:CARGO
MTV)の 「火星周回・着陸船」(英:HABITAT
LANDER)や 「火星基地船」 (英:CARGO
LANDER) と、 火星向有人宇宙船 (英:
CREWED MTV)の「火星有人往復船」 は、
大型宇宙船のため、 地球上空 の地球周回軌
道の宇宙空間で組み立てて完成させる予定で
ある。
● 8機のロケット。
米NASAは、 7機の無人ロケット(英:
ARES-V CARGO ROCKET) と、1機
の有人ロケット (英:ARES-I CREW
ROCKET)の計8機の火星有人探査用ロ
ケット (英:ARES ROCKET) を用意す
る予定である。
火星向宇宙船では、大量の積荷を運ぶ
必要から、大型宇宙船となり、 地球から大型
宇宙船(完成品)をロケットで発射せず、 米
NASAは、 火星向大型宇宙船の部品を8機
のロケット(英:ARES ROCKET)で、4機ず
つ、2回に分けて地球より発射し、 地球上空
の地球周回軌道上の宇宙空間で、 部品を組
み立てて、 火星向大型宇宙船(英:MTV)を
完成させる予定である。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ アメリカ火星有人探査計画のスケジュール。
● アメリカNASAの計画では、 2035年6月頃
から2040年2月頃まで、 約4年半をかけて、
火星有人探査を行う予定である。
● 地球から3隻の火星向宇宙船(英:MTV)が、
2回に分けて、火星に送られる予定である。
2035年6月頃に、米NASAは、 火星向
有人宇宙船の「火星有人往復船」の出発の約
2年前に (約2年に1度地球が火星に近づくた
め)、 2隻の火星向無人宇宙船(英:CARGO
MTV)の「火星周回 ・着陸船」や「火星基地船」
を火星に向けて出発させ、 その後、2037年
8月頃、米NASAは、荷を軽くして、1隻の火星
向有人宇宙船(英:CREWED MTV)の「火星
有人往復船」を出発させる予定である。
● 2035年6月頃に、米NASAは、 地球から無
人ロケット4機 (英:ARES-V CARGO
ROCKET)を打ち上げて、 地球周回軌道で、
火星向無人宇宙船 (英:CARGO MTV)の
「火星周回・着陸船」や「火星基地船」の2隻の
宇宙船を組み立てて、 「火星周回・着陸船
や 「火星基地船 (貨物船、工場船、火星探査
車・火星離陸船・飲食品・資材・燃料など積載)」
の2隻の火星向無人宇宙船を、 火星に向かわ
せる予定である。
火星向無人宇宙船の「火星周回・着陸船や
火星基地船」は、約半年以上をかけて、2036
年1月頃に、火星に到着したら、 約2年後に
「火星有人往復船」が来るまで、 「火星周回・着
陸船」 (英:HABITAT LANDER)は、火星の
周回軌道で待機し、 火星基地船(英:CARGO
LANDER)は、 火星に着陸して、 火星基地
船から下ろされた機械が、火星にあるもので燃
料、酸素、水、その他の物資の生産を行う予定
である。
● 2037年8月頃に、 米NASAは、 地球から
3機の無人ロケット(英:ARES-V CARGO
ROCKET) と 1機の有人ロケット(英:ARES
-I CREW ROCKET) のロケット4機を打ち
上げて、 地球の周回軌道で、 1隻の火星向
有人宇宙船(英:CREWED MTV)の「火星有
人往復船(オリオン搭載)」を組み立てて、 「火
星有人往復船」が火星に向かう予定である。
火星有人往復船は、半年以上をかけて、
2038年2月頃に、火星の周回軌道に到着す
る。 火星の周回軌道に到着したら、 火星有
人往復船が、 既に先着している火星周回・着
陸船とドッキングし、 6人の宇宙飛行士は、火
星周回・着陸船(英:HABITAT LANDER)に
移動し、その後、火星周回・着陸船で、火星に
着陸する予定である。
6人の宇宙飛行士は、 約1年半を火星で
滞在したあと、 2039年7年頃に、 火星周回・
着陸船の一部が分離した、火星離陸船 (英:
MAV,MARS ASCENT VEHICLE) を使
って、火星を離陸し、 火星周回軌道にある、火
星有人往復船と出会い、ドッキングし、 火星有
人往復船に移動する。
火星有人往復船は、 半年以上をかけて、
2040年2月頃に、 地球に戻る予定である。
地球に近づいたら、 火星有人往復船の先頭
部の指令船のオリオンが、切り離されて、地球
の大気圏に突入し、 6人の宇宙飛行士は、無
事に地球に帰る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
◆ 火星有人探査関連ドキュメン
タリー番組。
■ コズミックフロント 『 出現! 新型宇
宙船オリオン〜アメリカ火星有人探査
の最前線〜 』。
(NHKテレビ・2014年11月20日・
本放送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ サイエンス・シミュレーション 人類
火星にたつ 第2集 『 ドキュメント 火
星への挑戦 』
(NHKテレビ・2008年・本放送・科学ド
キュメンタリー番組)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ サイエンス・シミュレーション 人類
火星にたつ 第1集 『 ドラマ 2030年
史上最も過酷な旅 』
(NHKテレビ・2008年・本放送・ドキュ
メンタリー・ドラマ)。
国際共同制作作品。
(Discovery Channel Canada,
a Galafilm Production, Arte
France and 13 Production)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ 『 人類は火星に行けるか!? 〜高速
ロケット・宇宙服・宇宙食開発最前線〜 』
(英語題名 ‘‘ CAN WE MAKE IT
TO MARS ? ’’)。
(アメリカ・2011年・WGBH Boston
制作ドキュメンタリー)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ 火星に行くための問題 (メテオライト、
宇宙線、宇宙服の軽量化、プラズマエン
ジン・ロケットへの切り替え、宇宙飛行士
の骨・筋肉減少を防ぐロケット内重力回
転小部屋の開発、長期保存宇宙食の開
発など) を述べている。
■ 宇宙 未知への大紀行
● 第3集 『 火星へのはるかな旅 』。
(NHKテレビ・2001年・本放送・科学
ドキュメンタリー番組)。
◆ 地球外生命(生物)探査。
■ 1977年よりの米・宇宙探査
衛星ボイジャーの活躍。
■ 1977年に、 アメリカが打ち上げた宇宙探査
衛星 ボイジャー1号と2号が、太陽系の色々な
惑星を探査し、 現在、太陽系の外側をめざし
て、飛行中である。 ボイジャーが今まで各惑星
で撮影したデータ は 膨大で、 色々な発見が
なされ、 人類に多大な貢献をしている。
(探査機)。
■ 火星の生命(生物)。
■ 火星の赤い大地に生命が存在する可能性 が
ある。 火星では、地表よりは環境がはるかに
よい(生命にとり生存しやすい)火星の地下に、
生命(微生物)が存在する可能 性が指摘されて
いる。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 火星は、 地球から 最短距離・約5600万km
も離れた場所にあり、 赤い大地で、 表面温度
は平均約マイナス55度であり、 直径はおよそ
地球の半分であり、 自転約24時間、 2年で
太陽を一周し、 過去に海があったが現在は地
下に氷で水がある惑星 である。
■ 火星の表面にある、強い紫外線や活性酸素
は、 生命の基(もと)となる、タンパク質のア
ミノ酸を分解する。 よって、 現在の火星の
表面では、生物は生きられない。
しかし、現在の火星の地下では、生物が
生きている可能性がある。
● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。
■ 地球では生物(微生物や家畜など)が生み
出している物質である、メタンガスが、 火星
でも、少しある(検出されている)。
■ 地球型生命(生物)の誕生(出現)には、3
つの条件が必要である と言われている。
地球型生命(生物)の存在に必要なもので
ある。
その3つの条件とは、 「液体の水」 (英:
Liquid Water)、 「エネルギー源」 (英:
Energy)、 「有機物」 (英:Organic Sub-
stance(s)) である。
有機物は、 生命(生物)の部品であり、生
命(生物)の体(からだ)をつくる材料であり、
過去に生きた生物の破片でもある。 有機物
には、 クロロメタンのような単純な構造の有
機物 と、 複雑な構造の有機物 がある。
● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。
■ 火星以外の生命。
■ 太陽系の全体については、 『 太陽系 』
を参照して下さい。
■ 太陽系では、 かって海のあった火星の地下
に、 木星の衛星のエウロパの地下の地底海
に、 土星の衛星のタイタンの地表の湖(海)
に、 土星の衛星のエンケラドスの地下の地
底海に、 微生物等の生物がいる可能性があ
る。
火星、エウロパ、エンケラドスには、 地
球型生命(生物)がいる可能性があり、 タイ
タンには、 非地球型生命(生物)がいる可能
性がある。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典 。
も参照してください。
◆ 地球外(生物)関連ドキュメン タ
リー 番組。
■ サイエンスZERO 『 火星は灰色だっ
た!? 火星生命と人類移住計画 』
(NHKテレビ・2013年10月6日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
● 火星探査が詳しく述べられている。
● 火星生命、 火星探査車「キュリオシティ」
の生命探査の成果、 火星改造・移住計
画などついて述べている。
● 熱水噴出孔周辺に生息する、チューブワ
ームの体内(お腹)にいる、化学合成微生
物について述べている。
■ 宇宙 未知への大紀行
● 第2集 『 地球外生命を探せ 』。
● 第6集 『 〜もうひとつの地球を探せ〜 』。
● 第9集 『 〜エピローグ〜宇宙は生命に
満ちているか 』。
(NHKテレビ・2001年・本放送・科学
ドキュメンタリー番組)。
◆ 他の惑星・衛星の改造と
移住。
■ 火星の改造と火星への
移住。
■ テラ・フォーミング
Terra Forming。
■ 火星改造計画と火星移住計画。
■ 21世紀に、人類は、 他の惑星へ移住した
り、 他の惑星を改造したりすることになる で
あろう。
環境破壊や核戦争汚染などで、地球環 境
が悪化し、未来に、人類が地球に住めなくな
る時期がいつか訪れる可能性がある。 その
ときのために、人類が他の惑星に居住できる
ように今から準備をしておく。
■ 火星は、 地球から 最短距離・約5600万KM
離れた場所にあり、 赤い大地で、 表面温度
は平均マイナス55度、 直径は地球の半分で
あり、 自転約24時間、 2年で太陽を一周し、
過去に海があったが現在は地下に氷で水があ
る惑星 である。
■ 移住と改造の有力な候補の星が、 火星
である。
火星は、地球と同じ時期に出来て、あ
る時期までは、同じ変化をとげ、 水や大
気も存在した。 月を除き、地球から一番
近い天体(惑星)である。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 100年から数100年かけて、火星を改造し、
地球と同じようにし、 多数の人類が移住す
る計画がある。
火星を地球のように改造することは、地球
のしくみが良くわからなければならず、 地球
をより知ることにもなる。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典 。
■ 火星改造計画。火星地球化計画。
火星のテラ・フォーミング。
■ 地球以外の他の惑星、衛星を人類が住める
ように改造することを、 テラフォーミング(英:
Terra Forming) という。
他の惑星、衛星を地球のように変えること
をテラ・フォーミング (テラは地球、フォーミン
グは作ることの意) という。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 火星を、地球のように変えることを、火星の
テラ・フォーミングという。
■ 火星改造計画。火星地球化計画。
テラフォーミングをめざす科学者の団体
で、 火星を改造する計画が進行中である。
火星は、 大気は薄く地球の約100分の
1であり、 表面の平均温度は約マイナス55
度(−55℃)で あり、 酸素も水も、緑もない、
太陽系の惑星 である。
火星の環境を変える計画がある。 火星に
地球のような環境をつくる計画であり、 火星
に地球に似た環境をつくる計画であり、人類
にとって火星を住み易くする計画である。 昔
の火星の環境を取り戻す計画とも言える。
まず、 火星に分厚い大気をつくり、火星
を温暖化する。 そのために、 温室効果ガス
のフロンガスの工場を火星上につくる。 そし
て、その温室効果ガスのフロンガスを大量に
火星の大気中に放出する。 火星の温度が上
昇し、火星の南極、北極にあるドライアイス
(二酸化炭素の個体)が溶(と)ける。 温室
効果ガスのフロンガスと二酸化炭素の増加
により、 更に、火星の温度が上昇する。
火星が温暖となり、火星の地下にある永
久凍土の氷が溶け出し、水となり、川や湖を
つくる。 地球から持ち込んだ微生物(シアノ
バクテリア等酸素発生型独立栄養生物) や
植物 が、 火星の大気中の二酸化炭素と太
陽光で光合成を始め、 酸素を火星の大気中
に放出する。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 火星に設置予定の宇宙基地や火星のテラ・
フォーミング(地球化改造)で利用するために、
食料や原材料用資源を、地球から火星に持っ
ていくには年月もコストもかかるので、火星で
食料や原材料用資源を現地調達するために、
現在、米NASAは、火星で食料や原材料をつ
くる合成DNA微生物を考案し、つくっている。
例えば、 酸化鉄の豊富な赤い火星の大
地から効率的に鉄を取り出す合成DNA微生
物をつくる実験を重ねている。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 火星移住計画。
人類にとって住み易い環境を火星につく
った後、 多くの人類が、火星に移住し、火星
各所にコロニーをつくる計画 がある。
オランダの民間団体が、 火星入植計画
のマーズ・ワン(Mars One)計画をつくり、
火星入植者を募集し、 希望者が、2013年
8月末の時点で、約20万人にもなった。
■ テラ・フォーミング関連ドキュメン
タリー 番組。
■ コズミックフロント 『 火星改造!テラフ
ォーミング最前線 』。
(NHKテレビ・2014年2月13日・本
放送・科学ドキュメンタリー番組)。
● テラフォーミング(他惑星・衛星の地球
化)が詳しく述べられている。
● 火星改造計画、火星地球化計画が詳
しく述べられている。
■ サイエンスZERO 『 火星は灰色だっ
た!? 火星生命と人類移住計画 』
(NHKテレビ・2013年10月6日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
● 火星探査が詳しく述べられている。
● 火星生命、 火星探査車「キュリオシティ」
の生命探査の成果、 火星改造・移住計
画などついて述べている。
● 熱水噴出孔周辺に生息する、チューブワ
ームの体内(お腹)にいる、化学合成微生
物について述べている。
■ 宇宙 未知への大紀行
● 第4集 『 惑星改造〜もうひとつの地球
が生まれる〜 』。
(NHKテレビ・2001年・本放送・科学
ドキュメンタリー番組)。
◆ 宇宙開発関連機関。
■ 世界の主要な宇宙開発機関。
● THE MAIN ORGANIZATIONS OF
SPACE EXPLORATION.
■ 宇宙開発は、 アメリカのNASA(アメリカ航空
ヨーロッパのESA(ヨーロッパ宇宙機関)、 日本
のJAXA(宇宙航空研究開発機構)、 その他の
宇宙諸機関が行っている。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ NASA(アメリカ航空宇宙局)。
NASA (ナサ、アメリカ航空宇宙局)は、 英名
は、「The National Aeronautics and Space
Administration」 であり、 1958年に設立され、
活動を開始した。 アメリカ合衆国の宇宙開発を担
当する連邦政府機関 である。
NASAは、 アポロ計画で人類初の月面着陸を
成功させ、さらに、宇宙長期滞在、有人宇宙往還機
スペース・シャトルを実現させ、 国際宇宙ステーシ
ョン(= ISS)の建設に貢献し、 ハッブル宇宙望遠
鏡の打ち上げ・修理にも貢献した。
NASAは、現在、 人工衛星を使用しての地球
自体への探査、 無人探査機を使用しての太陽系
の各天体への探査を行い、 ハッブル宇宙望遠鏡な
どを使用しての宇宙全体の探査も行っている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ RFSA(ロシア連邦宇宙局 )。
RFSA (ロシア連邦宇宙局)は、 英名は
「The Russian Federal Space Agency 」
で、 ソ連崩壊後、1992年にロシア宇宙庁として
設立され、 ソ連時代の宇宙開発技術や設備を継
承した。 そして、2004年に、現在の名称に変更
された。
アメリカのスペース・シャトルの2011年引退後、
ロシアのソユーズ宇宙船のみが、 国際宇宙ステー
ションへの有人往還宇宙船となり、 ロシアが、世界
の有人宇宙飛行を主導することとなった。
また、ロシアのプログレス宇宙船は、現在、国際
宇宙ステーションへの物資往還宇宙船として活躍し
ている。
バイコヌール宇宙基地(英:Baikonur Cosmo-
drome、カザフスタン共和国) や プレセック宇宙
基地 (英: Plesetsk Cosmodrome、モスクワの
北約800km、ロシア連邦) が、宇宙船を打ち上げ
るためのロケット発射場となっている。
■ 宇宙開発・間接的関係機関。
● THE INDIRECTLY RELATED ORGAN-
IZATIONS OF SPACE EXPLORATION.
■ 世界の宇宙開発に間接的に関係する機関。
■ 間接的に宇宙開発に関係する組織には、 NOAA
(ノア、アメリカ海洋大気局)、 CERN (セルン、欧
州原子核研究機構) などがある。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ NOAA (ノア、アメリカ海洋大気局) は、 「the
National Oceanic and Atmospheric Admin-
istration」 の略称で、 アメリカ合衆国商務省に属す
る機関で、 海洋と大気を扱う業務を行う専門機関であ
る。 アメリカや世界の気候変動や気象の観測などを行
い、それらのデータを発信している。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ CERN (セルン、欧州原子核研究機構) は、研究
所設立準備時の名称である 「Conseil Européen
pour la Recherche Nucléaire」 (フランス語、
欧州原子核研究理事会)の略称で、 英語名は、「 The
European Organization for Nuclear
Research」 である。
CERN は、世界最大規模の素粒子物理学の研
究所である。 スイスのジュネーブ西方にあり、 実験
施設の1つとして、地下にある全周27kmの円形加速
器 「LHC」 がある。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
◆ 有人宇宙飛行
■ THE MANNED SPACE FLIGHTS.
■ 1961年のロシアのガガーリンの人類初の「有人
宇宙飛行」 (英:manned space flight(s))
以来、人類は、 宇宙への飛行を何度も経験して
きた。
■ 有人宇宙飛行では、 各国の資金難が悩みの種
である。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 1969年の月面着陸
■ アメリカのNASA(米航空宇宙局)は、 1969年
に、アポロ11号による人類初の月面着陸に成功
した。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 国際宇宙ステーション。
■ 現在、 国際宇宙ステーションが、地上400KMの上
空にあり、 90分で地球を1回りしている。 この宇宙
ステーションは、 アメリカ、ロシア、日本、ヨーロッパの
国々(日米ロ欧15カ国) の参加で建設され 完成し、
現在、共同で 運行されている。
国際宇宙ステーションの目的は、宇宙空間で、長期
滞在のノーハウを得、また、科学実験ミッションを行うな
どのためである。
■ 宇宙飛行士の行き来 は、 アメリカのスペースシャト
ル と ロシアのソユーズが行っていたが、 アメリカの
スペース・シャトル が、 2011年に退役し、 その後
は、 国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行の宇宙
往還機 は、 ロシアの、ソユーズなどの有人ロケットの
み である。
■ また、食料、燃料、実験装置の補給、運搬には、3,4
ヵ月のペースで、ロシアの無人 補給宇宙船「プログレ
ス」が、カザフスタンの基地より発射されている。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 国際宇宙ステーションでは、 現在、 乗船者が、色々な
科学実験ミッションに従事している。
■ 国際宇宙ステーションは、 1998年に建設を開始し、2
011年に、完成した。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 国際宇宙ステーション(= ISS)の、日本の実験棟「きぼ
う」 では、無重力(微少重力)での色々な実験が、行われ
ている。
● その1つに、宇宙農業の、「無重力での植物栽培」があ
る。 実際に、無重力(微少重力)の状態で、植物を栽培
したところ、 地球より重力のストレスが無い分だけ、実際
に大きく成長した。 未来に、宇宙船内や月、火星などの
宇宙基地内で、 食糧を自給する必要があり、 地球外で
の食用植物の育成が急がれている。
◆ 有人宇宙船。
■ アメリカのスペース・シャトル (1981〜2011
年運行) は、2011年に、アトランティス号の飛
行を最後に、運行をやめた。 1981年以来、約
30年間、多くの物資と数百人の宇宙飛行士を運
んだ。
米・スペース・シャトルは、全長約56メートル
で、再利用型有人宇宙船として建造され、外部燃
料タンク以外は再利用された。 しかし、飛行後
の整備費コストが1回約800億円(2011年現在)
もかかるため、ISSの完成後、飛行をやめた。
米NASAは、 現在、次世代有人宇宙船(火
星などへの)を開発中である。
■ 宇宙空間の移動。
■ 人類の宇宙空間の移動には、 現在、化学燃
料推進ロケット、 宇宙ヨット(ソーラーセイル)、
イオン・エンジンなどのプラズマエンジン推進宇
宙船 などがある。
また、米NASAが、火星有人飛行のために、
より高度なプラズマ・エンジン推進ロケットを開
発中である。 また、アメリカで、超高速のレー
ザー光・宇宙ヨット(ソーラーセイル)も開発中で
ある。 近未来に、 この2つの宇宙船もできる
可能性がある。
■ 宇宙空間の移動で、 「光速に近いハイパー
超高速のロケット」 や、 「瞬時移動の出入り
口のあるワームホール」 の問題点。
■ 宇宙空間の移動で、 未来に、光速に近いハ
イパー超高速のロケットができても、 機械の
ロボットは、ハイパー超高速ロケットに乗れる
が、 ヒト(人類)などの生物は、DNAが損傷し、
ハイパー超高速のロケットには乗れない。
もし光に近い速さのロケットがあり、 ロケ
ットが光に近い速さで宇宙空間を進むと、 ロ
ケットの中にいるヒト(人類)は、 ロケットの
進む先にある宇宙空間に沢山(たくさん)ある
水素ガスにぶつかり、水素ガスは放射線とな
り、生物の宇宙飛行士の体(からだ)のDNA
を傷つける。
宇宙空間の移動で、 宇宙空間を一瞬で移
動できる出入り口のある、一般相対性理論で
のワームホールもあるが、 出口のないブラッ
クホールと見分けがつかず、 ホールに入って
みないと、出口があるかどうかはわからない。
よって、生物の人類や宇宙人は、天の川銀
河(= 銀河系)の惑星間を、 何千年も何万年
もかけて旅行することになる。
■ 宇宙開発の有人宇宙飛行
とその犠牲者達。
■ 有人宇宙船に重要な安全航行。
■ 有人飛行で、米アポロ1号、米チャレンジ
ャー号、そして、米コロンビア号と痛ましい
事故が起こっている。
○ コロンビア号事故
米スペースシャトル「コロンビア」が、大気
圏再突入後、2003年に、米東部時間2月
1日午前9時ごろ、アメリカ本土上空で、空
中分解し、7人の乗員全員が死亡した。 と
ても悲しい出来事である。
原因は、スペースシャトルの左翼のトラ
ブル(左翼の耐熱タイルの損傷)または大気
圏突入角度ミスと推定されている。
大気圏再突入時、 時速22,000キロ
(マッハ18)、温度1,500度以上の高温に
耐えられず、空中分解した。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 2003年2月、 アメリカは、当面の、スペー
スシャトルの飛行中止の声明をだした。 スペ
ースシャトルは、ロシアのソユーズと共に、
国際宇宙ステーション(ISS)の有人飛行の宇
宙往還機でもあり、 ISS建設計画に影響が
でた。
■ 2005年7月に、アメリカは、 慎重にシャト
ルを改造し、シャトルの飛行を再開した。
■ 有人宇宙飛行関連ドキュメン タリ
ー 番組。
■ サイエンスZERO 『 UFO!科学的に「あ
り」?「ナシ」? 』
(NHKテレビ・2013年6月9日・本放送)。
● 宇宙空間の移動で、「光速に近いハイパー超
高速のロケット」 や、 「瞬時移動の出入り口
のあるワームホール」 の問題点を述べている。
#thespaceexploration-appearingscenes
♪♪ 宇宙開発 が登場する、興味深
い、関連ドキュメンタリー、ド ラマ、
映画。
★ 宇宙開発 が登場する、興味深い、
関連ドキュメンタリー。
■ コズミックフロント 『 出現! 新
型宇宙船オリオン〜アメリカ火星
有人探査の最前線〜 』。
(NHKテレビ・2014年11月20日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ サイエンス・シミュレーション
人類火星にたつ 第2集
『 ドキュメント 火星への挑戦 』
(NHKテレビ・2008年・本放送・科学ド
キュメンタリー番組)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ サイエンス・シミュレーション
人類火星にたつ 第1集 『 ドラマ
2030年史上最も過酷な旅 』
(NHKテレビ・2008年・本放送・ドキュ
メンタリー・ドラマ)。
国際共同制作作品。
(Discovery Channel Canada,
a Galafilm Production, Arte
France and 13 Production)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ 『 人類は火星に行けるか!?
〜高速ロケット・宇宙服・宇宙食
開発最前線〜 』
(英語題名 ‘‘ CAN WE MAKE IT
TO MARS ? ’’)。
(アメリカ・2011年・WGBH Boston
制作ドキュメンタリー)。
■ 火星有人探査が詳しく述べられている。
■ 火星に行くための問題 (メテオライト、
宇宙線、宇宙服の軽量化、より高度なプ
ラズマエンジン・ロケットへの切り替え、
宇宙飛行士の骨・筋肉減少を防ぐロケッ
ト内重力回転小部屋の開発、長期保存宇
宙食の開発など) を述べている。
■ コズミックフロント 『 火星改造!
テラフォーミング最前線 』
(NHKテレビ・2014年2月13日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ テラフォーミング(他惑星・衛星の地球
化)が詳しく述べられている。
■ 火星改造計画、火星地球化計画が詳し
く述べられている。
■ サイエンスZERO 『 火星は灰
色だった!? 火星生命と人類
移住計画 』
(NHKテレビ・2013年10月6日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
● 火星探査が詳しく述べられている。
● 火星生命、 火星探査車「キュリオシティ」
の生命探査の成果、 火星改造・移住計
画などついて述べている。
● 熱水噴出孔周辺に生息する、チューブワ
ームの体内(お腹)にいる、化学合成微生
物について述べている。
■ コズミックフロント 『 発見!赤
くない火星 』
(NHKテレビ・2013年8月29日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
● 火星探査が詳しく述べられている。
● 火星探査車「キュリオシティ」の2012
年8月火星着陸から約1年間の成果。
■ コズミックフロント 『 私たちは
火星人!? 最新探査で迫る生
命の起源 』
(NHKテレビ・2012年4月5日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ コズミックフロント 『 火星探査
車7年の冒険 〜スピリットとオ
ポチュニティー〜 』
(NHKテレビ・2011年5月17日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ コズミックフロント 『 地球外生
命を探せ〜ついに発見?!生
命の星〜 』
(NHKテレビ・2011年4月12日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ 『 宇宙 未知への大紀行 』
(NHKテレビ・科学ドキュメンタリー番組)。
(2001年4〜12月、NHKスペシャル、
全9集(全9話))。
■ 第2集 「地球外生命を探せ」。
■ 第3集 「火星へのはるかな旅」。
■ 第4集 「惑星改造〜もうひとつの地球
が生まれる〜」。
■ 第6集 「〜もうひとつの地球を探せ〜」。
■ 第9集 「〜エピローグ〜宇宙は生命に満ち
ているか」。
■ サイエンスZERO 『 UFO!科学
的に「あり」?「ナシ」? 』
(NHKテレビ・2013年6月9日・本放送)。
● 宇宙空間の移動で、「光速に近いハイパー超
高速のロケット」 や、 「瞬時移動の出入り口
のあるワームホール」 の問題点を述べている。
★ 宇宙開発 が登場する、 興味深い、
関連映画、ドラマ。
■ 『 レッド プラネット 』
(2000年米映画)。
■ 火星のテラ・フォーミング。
□ 天文学 辞典の先頭ページヘ 。
『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上