Web-Suopei  生きているうちに 謝罪と賠償を!

最新情報

記事紹介 イベント情報 署名などの呼びかけ


 

戦後補償問題に関連する集会などのイベント情報を逐次掲載します。

掲載順序は原則として情報入手順です。日付の新しいものが下になっている場合がありますので、ご注意ください。

    

 

●日中戦争から平和憲法へ (集会のお誘い)

 今年は日中戦争80年の歴史的な節目にあたります。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面しています。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしています。私たち主権者は、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために憲法をとりもどさなくてはなりません。
 今回の集会は第1部が参加団体9団体による「日中戦争80年共同キャンペーン」集会、 第2部が『週刊金曜日』主催の集会というこれまでにない共同の企画です。第1部で加害の歴史に光をあて、第2部ではその光をもって憲法をいかす道筋を浮かび上らせます。どうかお誘いあわせのうえご参加ください。お待ちしています。
 ◆2017年12月17日(日)  14時〜20時20分(開場13時30分)
 ◆東京千代田区  日本教育会館一ツ橋ホール (地下鉄神保町駅)
 <第1部>
 トークセッション:「若者から若者への手紙 1945−2017」  落合由利子(写真家)・室田元美(ライター)ほか
 構成劇:「砕かれた花たちへのレクイエム」 詩 /石川逸子 出演/有馬理恵・加瀬頼(劇団俳優座)
 パネル討論:「同じ過ちを繰り返さないために」  笠原十九司(都留文科大学名誉教授)・森達也(映画監督・作家)・雨宮処凛(作家)
 −休憩ー (休憩中にDVD「泥にまみれた靴で」上映)
 <第2部>
 ビデオメッセージ:本多勝一・中島岳志・田中優子
 基調講演:蘇生する「戦争国家」日本の現段階  「戦後レジームへの回帰」を阻むために  綾瀬 厚(山口大学名誉教授)
 スタンダップコメディ:松元ヒロ
 ミニ講演:石坂啓(漫画家)
 座談会:「兵役拒否と憲法」  佐高信(評論家)・雨宮処凛(作家)・宇都宮健児(弁護士)・韓国兵役拒否者
 ミニ講演:落合恵子(作家)
 <主催>

 【第1部】日中戦争80年キャンペーン実行委員会
  参加団体(順不同)市民意見30の会・東京/週刊金曜日/
  日中戦争80年市民フォーラム/日中友好協会/日本戦没学生記念会
  (わだつみ会)/撫順の奇蹟を受け継ぐ会/不戦兵士・市民の会/
  日中友好「8.15」の会(日中友好元軍人の会)/平和の棚の会
 【第2部】「週刊金曜日」
 <チケット販売>
  購入申し込み時のPコード:637−552
  ❶全国の「チケットぴあ」カウンター、セブンイレブン、サークルKサンクスで。
  ❷または電話申し込み:TEL0570−02−9999(自動音声)
  ❸PC、スマートフォンからは:http://pia.jp/
 <問合せ>
 (株)金曜日 TEL:03−3221−8521 FAX:03−3221−8552 gyomubu@kinyobi.co.jp

    

     

●第19回東京科学シンポジウム 日本科学者会議 東京支部 50周年記念企画
開催日時: 2017年12月9日(土)〜10日(日)
会場: 中央大学多摩キャンパス
テーマ:理性と希望の平和な時代を拓く   ―反知性主義・分断・不公正とたたかう―
<特別報告> <9日(土)13:00 ~>
T.「世界史のなかの『いま』を生きる
   ― 中東・世界・日本のゆくえと『平和憲法革命』の課題」(仮題)
  栗田禎子さん(千葉大学大学院人文科学研究院教授、歴史学・中東研究)
U.「自衛隊加憲・9 条 2 項削除改憲論と政府解釈――平和で公正な社会を考える」
  浦田一郎さん(一橋大学名誉教授、憲法学)
分科会 − 23の分科会で発表と討論−
1:国連平和への権利宣言とわたしたち
2:リニア中央新幹線問題の検討と運動・経験交流
3:原発問題を考える文学サロン
4:院生・若手小さな冬の学校
5:パリ協定とエネルギー基本計画
6:首都圏の防災・減災を考える
7:「復興」を考える
8:核兵器禁止条約の意義と今後の課題―市民社会の役割に焦点をあてて
9:次世代につなぐ平和と女性研究者・技術者
10:科学・技術の現状批判−日本の科学技術の健全な発展のための課題
11:軍学共同への抵抗の現段階とこれから−日本学術会議の新声明を受けて−
12:「安倍改憲」,その本質・波及追究と改憲阻止運動の課題
13:科学・技術サロン−日本の科学・技術の現状とロマンを語る
14:支部活動の拡大強化・活動活性化のために〜日本科学者会議50年の歴史から教訓を求めて〜
15:サイバー空間の平和利用のために
16:IT技術と教育・労働・社会生活
17:暴走する安倍教育行政ストップ、憲法を基本にした教育再生を!
18:築地市場の豊洲移転築地市場存続の意義と豊洲市場移転のデメリット
19:国民生活向上の経済運営はいかにあるべきか
20:非正規雇用問題を考える
21:暴走する大学「改革」の諸問題
22:若手活動の取り組みから見る支部活動―JSA内外の交流をいっそうの活性化へ―
23:トランプ政権とアメリカ社会

   

   

●改憲発議をさせない運動を! 憲法9条を守る緊急学習講演会 改憲NO! 3000万署名の推進!
日 時 2017年12月18日(月)午後2時〜4時
場 所 エデュカス東京(全国教育文化会館)7階 大会議室
講 演 「改憲を発議させない運動を!」
講 師 中野 晃一 上智大学教授(市民連合呼びかけ人)
資料代 前売券 500円 (当日券 800円)
中野晃一さん
 総選挙後の衆議院は改憲勢力が8割を占めることになり、安倍首相は9条改憲への動きを強めています。自民党の憲法改正推進本部は改憲案を年内にまとめて、来年の通常国会で発議する予定です。改憲勢力が発議に必要な多数となった今、草の根からの市民運動の発展が不可欠です。3000万署名をはじめ、9条改憲反対の世論を急速に広げなければなりません。市民連合の呼びかけ人として、立憲主義を守り、安保法制、共謀罪法などに反対する運動に携わってきた中野晃一さんの講演に学び、運動を広げていきましょう。
主催 日本中国友好協会 & 同東京都連合会
東京都連合会 〒101-0065 千代田区西神田2-4-1東方学会ビル4F
TEL 03-3261-0433 FAX 03-3261-1788 Mail Tokyo@jcfa.net.gr.jp
 

 

●12.17シンポジウム 待ったなし!!元徴用工・女子勤労挺身隊問題−その解決の道を探る
 2012年5月24日、韓国大法院は元徴用工らが起こした訴訟で下級審判決を破棄、実質的に被害者の訴えを認める判決を出しました。それから5年、被害者の請求を認め加害企業(新日鐵住金、三菱重工、不二越)に賠償を命じる判決は11件も積み上がっています。
 5月30日に韓国国会図書館内の会議室で開かれた「日帝強制動員問題の総合的解決を模索する国際会議」で、被害者らは「これ以上時間がありません」と声をあげ、大法院の最終確定判決と、日帝強制動員被害問題の総合的解決案を求めました。
 そして8月15日の光復節、文在寅大統領は、「慰安婦」、強制徴用問題に関して、「人類の普遍的価値と国民的合意に基づく被害者の名誉回復と補償、真相究明と再発防止の約束という国際社会の原則」に基づいて解決していくとの立場を表明しました。「1965年に解決済み」とただ繰り返すだけでは問題解決には至りません。
 今こそ、元徴用工・女子勤労挺身隊員らの訴えを受けとめ、解決の道を探るときです。そのための議論の場として、12月17日にシンポジウムを企画しました。年末のお忙しい時期ではありますが、ぜひご参加ください。
1 日時 12月17日(日)午後2時〜5時(開場:1時半)
2 場所 東京しごとセンター地下講堂

      (東京都千代田区飯田橋3-10-3、TEL03-5211-1571)※JR飯田橋駅から徒歩6〜7分、ホテル・エドモント隣
3 参加費 800円(+資料代200円)
4 シンポジウム次第
 (1)開会・来賓あいさつ―日韓の国会議員(予定)
 (2)基調発言―朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動
 (3)シンポジウム「待ったなし!!元徴用工・女子勤労挺身隊問題−その解決の道を探る」
 (4)質疑応答・まとめ
 (5)閉会
5 パネリスト紹介
・吉澤文寿さん(新潟国際情報大学教授) 著書に『[新装新版]戦後日韓関係国交正常化交渉をめぐって』(クレイン)、『 日韓会談1965 戦後日韓関係の原点を検証する』(高文研)など。
・五味洋治さん(東京新聞論説委員) 著書に『生前退位をめぐる安倍首相の策謀』(宝島社)、『女が動かす北朝鮮金王朝三代「大奥」秘録』(文藝春秋)、『父・金正日と私 金正男独占告白』(文藝春秋)など。
・張完翼さん(韓国・弁護士)法務法人「ヘマル」代表。 新日鉄住金、三菱重工元徴用工訴訟原告代理人。日帝強制占領下強制動員被害真相究明委員会委員、「民主社会のための弁護士会過去事清算委員会」委員長などを歴任。
・川上詩郎さん(弁護士) 日本弁護士連合会人権擁護委員会副委員長、東京弁護士会人権擁護委員会委員長、日本弁護士連合会人権救済調査室員を歴任。平頂山事件弁護団や中国人「慰安婦」訴訟弁護団など、中国人の戦争被害者に関する訴訟を担当。
主催・連絡先 朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動  (rippousuishin.blog.fc2.com/)、
  090-2466-5184(矢野)、 Mail:qqq568d9k@extra.ocn.ne.jp 郵便振替口座番号・加入者名:00140-1-322811・立法推進日韓共同行動
   

   

●重慶大爆撃裁判 判決日のおしらせ
  12月14日(木)11時20分   東京高裁101号法廷-傍聴を!
【12月14日判決当日の予定】
10時〜   裁判所前小集会(9時〜東京高等裁判所前宣伝活動)
10時50分 傍聴券の抽選
11時20分 判決言い渡し
12時   霞が関デモ(11時50分に日比谷公園霞門集合、誰でも参加できます)
14時〜  判決報告集会・交流会(衆議院第2議員会館地下1階第1会議室)
      講演「11年間の重慶大爆撃被害者の闘いの意義」
      講師 前田哲男(軍事ジャーナリスト)
18時〜  歓迎交流会西新橋1-21-8弁護士ビル1階「長安刀削麺」3502-6881
 重慶、成都、楽山などの原告団・支援者ら30名以上が来日!
 2017年3月17日、早朝から三菱重工・品川本社前で宣伝活動を行い(写真左)、控訴審第2回裁判前に日比谷公園霞門からデモ行進をする重慶、成都、楽山の原告団と支援者ら(写真右)
●日本軍は1938年から1943年まで200回以上重慶大爆撃を敢行。重慶大爆撃の被害者は日本国に謝罪と賠償を求めて、2006年3月に東京地裁に提訴。その後2009年10月までに3回追加提訴し原告総数は188名。
●2015年2月25日、東京地裁判決は、日本軍の重慶市と四川省の成都・楽山・自貢・松潘などに対する無差別爆撃を証拠に基づいて事実認定しました。裁判所が、歴史教育で日本人が殆ど学んでいない重慶大爆撃の事実を詳細に認定した事は重要です。しかし判決が原告の謝罪と賠償の請求を退けた事は全く不当です。
●重慶大爆撃は、重慶・四川省の無辜の民衆に対する意図的な虐殺行為であり、紛れもない日本の中国侵略戦争です。憲法違反の戦争法が施行された現在、私達は改めて日本による重慶大爆撃を含む中国侵略戦争を検証し、過去の誤った国策を徹底的に反省する必要があります。
●「連帯する会・東京」は2017年10月25日から10月27日まで写真展第3弾「絵と写真展:重慶大爆撃を知ってますか?」を行いました。重慶大爆撃を巡る日中交流の輪にご参加下さい。
「重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京」代表・前田哲男            重慶大爆撃訴訟弁護団(団長・田代博之弁護士)
 連絡先:弁護団事務局(一瀬法律事務所・元永/もとなが)
 〒105-0003東京都港区西新橋1-21-5
 TEL03-3501-5558 FAX03-3501-5565
  Email:info@ichinoselaw.com
◆Webサイトhttp://www.anti-bombing.net
 ブログ『重慶大爆撃とは?』http://blog.goo.ne.jp/dublin-ki
   

   

●12・6 議員と空襲被害者の集い 新しい土俵(国会)で、何としても法案を実現させよう
日時 2017年12月6日(水)10:30〜12:30
会場 衆議院第2議員会館 地下・第2会議室
*お話
 河村建夫(超党派議員連盟 会長、衆議院予算委員長)
 三井義廣(日本弁護士連合会 副会長、立法対策センター委員長)
*発言 民間空襲被災者の方たち
*挨拶 国会議員の皆さん
 総選挙結果はご存知のとおりです。
 「空襲被害者救済法案」もいよいよ正念場。
 超党派議員連盟も、あらたな決意で臨まれることでしょう。
 国会の動向に注目です。
 誘い合ってご参加ください。
主催 全国空襲被害者連絡協議会   〒131-0045 東京都墨田区押上1-33-4 中村ビル102
    TEL/FAX 03-5631-3922   http://www.zenkuren.com/index.html
       

 

●改憲問題対策法律家6団体連絡会主催 院内集会
 衆院選挙で改憲勢力が3分の2の議席数を維持したことを受け、安倍内閣は来年の通常国会において、自衛隊の明記を柱とする改憲案を提案すると報じられています。集団的自衛権の行使容認と海外での無限定な武力行使に途を開く「憲法改悪」に反対するため、緊急の院内集会を開催いたします。
 本集会では、法律家6団体と立憲フォーラムの共同制作によるブックレット「解説 安倍改憲は許さん!」のお披露目も行います。
日時 11月29日(水曜日)18時開会
場所 参議院議員会館1階101会議室(定員140名)
   当日17時20分から、参議院議員会館1階で、通行証を配ります。

  

   

●UPR(普遍的・定期的審査) 日本審査 インターネット中継のお知らせ
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=3&newsid=23915
民団 2017年11月12日 11:07:19
 日本時間の2017年11月14日(火)17時(ジュネーブ時間午前9時)から、ジュネーブの国連人権理事会において日本政府に対する第3回UPR審査(普遍的定期的審査)が実施され、UN WEB TV(http://webtv.un.org)を通じてインターネット中継されます。UPRの生中継が放送されるウェブサイトはこちら(ただし、日本政府の答弁以外は英語です。)
http://webtv.un.org/live-now/watch/28th-session-of-universal-periodic-review/4473498400001
 UPRとは国連における人権理事会の創設に伴い、国連に加盟する193カ国すべての国の人権状況を普遍的に審査する枠組みとして盛り込まれた制度です。審査の場では、事前に申請を行った国から審査対象国の人権問題に対して様々な勧告が出されます。2012年に行われた日本政府に対する第2回UPR審査では、79カ国から、174の勧告が出されました(第2回審査の際に出された勧告はこちら)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken_r/upr_gai.html
 11月14日に行われる第3回のUPR審査においても、日本における人種差別、女性差別、死刑、個人通報制度多くの勧告が出されることが予想されます。

 また、民団の人権擁護委員会は、UPR審査のための情報提供として「在日コリアンへの差別に関する報告書」を提出し、人権擁護委員をスイス・ジュネーブに派遣するなど今回のUPR審査に高い関心を寄せています。
 民団人権擁護委員会は、UPR審査の事前準備のための情報提供として、マイノリティの権利、人種差別、ヘイトスピーチ・ヘイトクライム、永住外国人の地方参政権、公務就任権などの在日コリアンが直面する問題に関する報告書を2017年3月に提出したほか、民団人権擁護委員会委員をジュネーヴ現地に派遣する等して、第3回UPR審査に高い関心を寄せてきました。
 なるべく多くの方々にぜひ審査をご視聴していただきたくお知らせいたします。

  

  

●南京・史実を守る映画祭 http://johnrabe.jp/
 南京への道・史実を守る会は、「南京・史実を守る映画祭」と題し、2007年の南京事件70周年を期して制作された映画の上映会を行って来ましたが、この度、東京・四谷の四谷区民ホールへ場所を移し開催します。上映内容は、陸川監督『南京!南京!』、F・ガレンベルガー『ジョン・ラーベ 〜南京のシンドラー〜』。いずれも数々の映画賞を受賞し世界的に注目を集めた作品です。また、それぞれの映画上映の後にアフタートークとして戦後責任研究会 神子島健さんと大阪府立大学の永田喜嗣さんにご登壇いただきます。是非とも、皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
 ※戦後責任研究会は、日本の戦争における加害や、植民地支配について関心を持つ市民、ジャーナリスト、研究者が集まって2007年から活動しています。

□日時 2017年12月2日(土)
▽第1回(映画+アフタートーク)
 12:30開場 | 13:00上映 | 15:30アフタートーク  『南京!南京!』(陸川監督、2009年、中国、133分)
▽第2回(映画+アフタートーク)
 16:30開場 | 17:00上映 | 19:30アフタートーク 『ジョン・ラーベ 南京のシンドラー』(F・ガレンベルガー、2009年、独・仏・中、134分)
▽アフタートーク
 神子島 健 (戦後責任研究会・成蹊大学)
 永田 喜嗣 (大阪府立大学)
□料金一上映1000円  全席自由席(前売り券無し、予約致しません)
□場所 四谷区民ホール(9階)
□交通 地下鉄:東京メトロ丸ノ内線 「新宿御苑前」2番出口(大木戸門)より徒歩5分
     都バス:品97 新宿駅西口〜品川車庫「新宿一丁目」下車
□お問合せ 戦後責任研究会・「南京・史実を守る映画祭」実行委員会  info@jijitu.com http://johnrabe.jp/

 

  

●中国人強制連行に関する院内集会

日時 2017年11月27日(月)午後2時〜4時
場所 衆議院第一議員会館 地下1階の部屋(変更になりました) (会館入口で通行証をお渡しします)
・国会議員の挨拶
・弁護団と支援団体の報告
・三菱マテリアル和解当事者中国人被害者が来日・出席!
講演 強制連行事件の全体解決と歴史的意味 ―ドイツとの比較で―(仮題)
講師 石田 勇治 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
 1942年11月27日、当時の東条内閣による「華人労務者内地移入に関する件」という閣議決定がなされてから今年で75年になります。この決定による日本軍の武力による中国人の連行は38,939人におよびました。
 日本各地の35企業、135ヶ所の事業場で奴隷労働を強いられ、過酷な労働と劣悪な待遇の中で6,834人の中国人が命を失いました。
 被害者中国人は10年に及ぶ日本での裁判を闘い、請求は退けられましたが、事実認定と当事者による解決を促す「付言」つき判決を勝取り、西松建設につづき昨年は三菱マテリアル(旧三菱鉱業)事件の画期的な和解も成立させました。
 しかし、強制労働を強いた他の企業は未だに事件解決に向きあおうとせず、日本政府は国策で行ったのに、全く解決に動こうとしていません。
 75年の節目の年に、中国人強制連行事件の全面解決に向けた運動を前進させるための院内集会を開催いたします。
 みなさまのご参加をお願いいたします。
主 催:中国人強制連行事件の解決をめざす全国連絡会
     中国人強制連行事件全国弁護団
連絡先:わかばの風法律事務所 FAX :: 03-3357-1788

 

  

●国産枯れ葉剤とその後始末  化学兵器被害解決ネットワーク主催  NO MORE 化学兵器2017
講師:原田和明さん (北九州市立大学)  略暦▶1959年大分県生まれ。公害が続発する九州で青少年期を過ごす。1984年九州大学工学部大学院修了。民間化学企業を経て、現在大学職員。『真相 日本の枯葉剤 日米同盟が隠した化学兵器の正体』著者
11月11日(土)18時半〜
文京区民センター2A室(都営三田線春日駅A2出口すぐ/東京メトロ南北線後楽園駅5番出口徒歩6分)
予約不要/資料代¥500
 戦前、日本軍は中国戦線で国際法違反の毒ガス兵器を使用しました。その毒ガスの原料として中間剤を製造していたのは、三井化学などの化学メーカーでした。戦後もこれらのメーカーは民需などとして農薬、殺虫剤と称して同種の化学製品を製造していました。戦前の毒ガス製造のノウハウを継続使用していたのです。その製品の一部は、ニュージーランドなどのメーカーを通じてアメリカ軍に提供されていました。枯れ葉剤としてアメリカのベトナム戦争において、ベトナムで大量にまかれたのです。アメリカの枯れ葉剤の三分の一は日本製だと言われています。ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の実態、今も続くその影響、残された枯れ葉剤の行方はどうなったのでしょうか。
 これらの事実をしっかり学び、その責任を追求する必要があると考えるため、この問題について長年追求・調査をしてこられた北九州市立大学の原田和明先生をお招きし、お話をお伺いします。なかなかない貴重な機会です。ぜひお越し下さい☆
   

  

●東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会 第8回公開シンポジウム  中国・北朝鮮脅威論の虚構性を問う  −東アジアに再び戦火を招かないために!
【期日】2017年11月4日(土)14:00~17:30(開13:30)
【会場】青山学院大学総研ビル12階、大会議室
【資料代】500円(非会員ノミ)  ※事前申シ込ミハ不要デス。
【プログラム】
共同代表からの開会の挨拶(14:00〜14:10) 司会者:木村 朗(鹿児島大学)
T 開会のご挨拶(14:10〜14:20)  西川 潤(早稲田大学名誉教授、本研究会顧問)
U 基調講演と個別報告(14:20〜15:20) 
【基調講演】※40分 孫崎 享(元外務省情報局長、本研究会顧問)  「東アジアの危機:制裁・軍事・対話の選択」
【第一報告】※20分 矢吹 晋(横浜市立大学名誉教授) 「南シナ海領土紛争と米中関係」
 〜〜〜休憩(15:20〜15:30)〜〜〜
【第二報告】※20分 岡田 充(ジャーナリスト、元共同通信記者) 「“敵”(「脅威」)はいかにしてつくられるか 〜権力監視やめ政府と一体化するメディア」
【第三報告】※20分 伊波洋一(参議院議員) 「中国・北朝鮮脅威論の内実を問う  −沖縄を再び戦場にしないために」
V 質疑討論(16:10〜17:00)フロアから 
W 閉会のご挨拶とアピール(17:10〜17:25) 羽場久美子(青山学院大学)
【趣旨】
 今年2017年1月20日のトランプ政権の登場は、パックス・アメリカーナ(米国中心の世界平和)の衰退を意味しており、日本にとっては対米自立の好機でもあります。いま日本がなすべきことは、対米従属を深めることによる日米同盟の強化ではなく、対米自立による主体的な平和外交の実践、すなわち東アジア諸国との連帯と共生の実現です。海兵隊をはじめとする在日米軍の撤退を中長期に見据えた上で、力によらない新たな安全保障構想が求められています。
 パックス・アメリカーナの衰退は、衰退世界的規模で資本主義が行き詰まり、民主主義との両立がきわめて困難になってきていることを示しています。こうして民主主義が危機に直面する中で、安倍政権は民主主義からファシズムへの移行、平和・民主国家から戦争・警察国家への転換という戦前回帰の危うい選択をしようとしています。それを物語っているのが、三権分立を否定する秘密保護法や集団的自衛権行使を可能とする「戦争法」の制定、さらに「共謀罪」創設法案の強行採決や緊急事態条項を含む憲法改正への動きです。
 中国や北朝鮮を敵視する安倍流の価値観外交は、アジア諸国との緊張をいたずらに高め、この地域に再び戦火を招きかねない性格を秘めています。近年の東アジア地域では、尖閣諸島のめぐる日中間の対立や南シナ海をめぐる中国と周辺諸国の摩擦などが生じ、北朝鮮の相次ぐ核開発・ミサイル発射実験への日米両国の強硬姿勢もあって緊張が次第に高まりつつあります。特に米韓両国で高まっている対北朝鮮先制攻撃論に同調するように日本国内で急浮上している対敵基地攻撃能力保有論は、最悪の場合に朝鮮半島を中心に数百万人の犠牲者が出るような悪夢を再び現実にする恐れがあります。ところが、このような被害が予想されるにもかわらず、テロ対策を口実とした共謀罪新設に続いて緊急事態条項を最優先した改憲を一挙に実現するチャンスとして朝鮮半島危機を政治的に利用しようとしているのがいまの安倍政権です。
 一方、日中関係に目を転じれば、これも緊張をはらんだ不安定な関係になっています。従来から両国関係の懸案であった靖国公式参拝や歴史認識問題に加えて、尖閣諸島問題や南シナ海問題をめぐる緊張や対立が表面化しているからです。ある意味で戦後最悪の関係になっているといえます。米国のトランプ政権も南シナ海問題をめぐって「航行の自由」作戦を再開したばかりでなく、対北朝鮮制裁問題での商況的対応を理由とした経済制裁を示唆する動きを見せており、米中関係にも新たな摩擦と対立が生じているからです。
 最も喫緊の課題は、東アジア地域で現在起きつつある異常事態の冷静な把握と最悪の事態である戦争を避けるための具体的方策を実行していくことです。日本がいまなすべきことは、安倍政権が行っているような「圧迫外交」ではなく外交平和外交に徹することです。軍事的威嚇を繰り返して緊張をいたずらに激化させるのではなく、あくまでも対話を重視して緊張緩和と信頼醸成を関係各国の間に築かなければなりません。
 こうして戦争とファシズムが足元に迫る緊迫した時代状況の中で、沖縄は平和と民主主義を守る戦いの最前線となっています。いま沖縄では、安倍政権によって民意を踏みにじるかたちで高江でのヘリパッド建設や辺野古新基地建設が強行されようとしています。それに対して、沖縄内外の人々がそれこそ身体を賭けた命がけの闘いを続けています。本土の大手メディアは沖縄での抗議行動をそのまま伝えず、「土人」発言や沖縄ヘイトスピーチを許容する空気まで生まれています。山城博治議長らの不当逮捕・長期拘束にみられる高江や辺野古で起きている異常な事態は、まさに緊急事態条項導入と共謀罪創設の先取りといってよいと思います。
 そのような状況にある沖縄では、自己決定権を求める声がますます高まっています。またこの沖縄の自己決定権との関連で全国的な注目を集めているのが、特に最近沖縄で急速に波及しはじめている琉球(沖縄)独立論です。このことは沖縄の忍耐もぎりぎりのところまで来ていることを示しています。その一方で、沖縄は、その非武の島としての歴史・伝統、開放的な文化と豊かな自然などから、21世紀のおける東アジアの連帯と共生、あるいは東アジア地域における平和と安定を実現するために不可欠な不戦共同体の構築を進めていく上での平和創造の拠点として重要な役割をはたしていく可能性を秘めています。
 今回のシンポジウムでは日本内外で高まる中国・北朝鮮脅威論の内実を多角的視点から問うことにしたい。また、そうした閉塞状況からの脱出の糸口を求めるために、特に沖縄の視座と東アジア不戦共同体の構築を重視して考えてみたいと思っています。
 多くの市民の皆様方のご来場を心からお待ちしています。
=========================
東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会事務局
池上大祐(琉球大学)
TEL・FAX 098-895-8296(研究室直通)※FAXがつながりました!
east.asian.community.okinawa@gmail.com
http://east-asian-community-okinawa.hatenablog.com/
    

    

●11.11. NO MORE 化学兵器2017「国産枯れ葉剤とその後の後始末」
https://crdcw.jimdo.com/2017/10/09/no-more-%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A82017-%E5%9B%BD%E7%94%A3%E6%9E%AF%E3%82%8C%E8%91%89%E5%89%A4%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%BE%8C%E5%A7%8B%E6%9C%AB/
 今年のNO MORE化学兵器では、『真相 日本の枯れ葉剤—日米同盟が隠した化学兵器の正体』の著者・原田和明さん(北九州私立大学)にお話を伺います。 貴重な機会ですので、ぜひお誘いの上、ご参集下さい。
テーマ:「国産枯れ葉剤とその後の後始末」
講 師:原田和明先生(北九州私立大学)
日時:11月11日(土)18時半〜
場所:文京区民センター2A室 ※文京シビックセンターではありません。
   http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html
   東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅4b / 5番出口から徒歩6分
   東京メトロ南北線  後楽園駅5番出口から徒歩6分
   都営地下鉄三田線/大江戸線 春日駅A2出口から徒歩2分
資料代:¥500
 戦前、日本軍は中国戦線で国際法違反の毒ガス兵器を使用しました。その毒ガスの原料として中間剤を製造していたのは、三井化学などの化学メーカーでした。戦後もこれらのメーカーは民需などとして農薬、殺虫剤と称して同種の化学製品を製造していました。戦前の毒ガス製造のノウハウを継続使用していたのです。その製品の一部は、ニュージーランドなどのメーカーを通じてアメリカ軍に提供されていました。枯れ葉剤としてアメリカのベトナム戦争において、ベトナムで大量にまかれたのです。アメリカの枯れ葉剤の三分の一は日本製だと言われています。ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の実態、今も続くその影響、残された枯れ葉剤の行方はどうなったのでしょうか。
 これらの事実をしっかり学び、その責任を追求する必要があるため、この問題について長年追求・調査をしてこられた北九州私立大学の原田和明先生をお招きし、お話をお伺いします。
 

 

●憲法を考える映画の会

隠された爪痕−関東大震災朝鮮人虐殺記録英語
払い下げられた朝鮮人−関東大震災と習志野収容所
日 時:10月14日 13:30〜16:30
場 所:千駄ヶ谷区民会館 集会室
参加費:1000円(学生500円)

 

 

●中国人強制連行の閣議決定75周年  今こそ全面解決の実現を!  三菱マテリアル事件の画期的な和解成立!  院内集会
日時 2017年11月27日(月) 午後2時〜4時
場所 衆議院又は参議院議員会館(予定〉 (後日お知らせいたします)
・国会議員の挨拶
・弁護団と支援団体の報告
・被害者家族の挨拶(来日予定)
【講演】強制連行事件の全体解決と歴史的意味 −ドイツとの比較で− (仮題)
    講師 石田勇治氏 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
 1942年11月27日、当時の東条内閣による「華人労務者内地移入に関する件」という閣議決定がなされてから今年で75年になります。この決定による日本軍の武力による中国人の連行は38.939人におよびました。
 日本各地の35企業、135ヶ所の事業場で奴隷労働を強いられ、過酷な労働と劣悪な待遇の中で6.834人の中国人が命を失いました。
 被害者中国人は10年に及ぶ日本の裁判を闘い、敗訴とはなりましたが、事実認定と当事者による解決を促す判決の成果にもとづき、西松建設につづき三菱マテリアル(旧三菱鉱山)事件の画期的な和解も成立させました。
 しかし、強制労働を強いた他の企業は未だに事件解決に向きあおうとせず、日本政府は全く動こうとしていません。75年の節目の年に、中国人強制連行事件の全面解決に向けた運動を前進させるための院内集会を開催いたします。みなさまのご参加をお願いいたします。
主 催:中国人強制連行事件の解決をめざす全国連絡会
    中国人強制連行事件全国弁護団
連絡先:わかぱの風法律事務所  FAX:03-3357-1788

 

 

●中国人強制連行事件の解決をめざす全国連絡会  第3回総会のお知らせ
日時:11月26日(日)午後2:00〜5:00
場所:東方学会2階会議室(日本中国友好協会東京都連の所在地)
 今年は1942年11月27日に中国人強制連行の閣議決定が出されてから75年という節目の年になります。私たちは、10年に及ぶ中国人原告による日本での裁判を支援し、裁判では敗訴になりましたが司法に事実の認定をさせるなど大きな成果を上げました。
 このたたかいの上に立って、西松建設さらに昨年は三菱マテリアルとの画期的な和解も成立させました。しかし、未だ全面解決には至っておりませんが、私たちの運動は新しい段階に入りました。
 全国連絡会に加入している団体のみなさまに呼びかけます。今年も総会に参加して各地での活動を話し合い、共同のたたかいで全面解決を実現する道を進みましょう。
議事の内容
 1.弁護団の特別報告 「三菱マテリアルとの和解成立を全面解決へ」 中国人強制連行事件全国弁護団長 森田太三弁護士
 2.前総会以後の経過報告 経過報告と11.27院内集会について 事務局代表
 3.諸課題の問題提起と討議
   ・各地の活動の報告(できるだけこの1年の活動報告書をご用意下さい)
   ・弁護団との連携
   ・被害者・遺族との交流
   ・事件現場の現状と調査、記録化
   ・加害企業への要請
   ・日本政府への要請
   ・記念碑建立、慰霊祭(追悼式典)の取り組
   ・当面する大江山、大府の年末からのたたかいの支援について
 4.全国連絡会のメーリングリストと事務局体制について
*参加者には旅費の一部、翌日の院内集会への出席者には宿泊費の一部の補助を予定しています。
*11月10日までに出欠のご連絡を下記にお願いします。
   事務局担当連絡先:FAX  :  04−7184−8780   email : h-shibuya@msc.biglobe.ne.jp 
   中国人強制連行事件の解決をめざす全国連絡会事務局

  

  

●2017年度連続講演会 日朝関係から問う「明治150年」
http://www.arirang.or.jp/uploads/2017/02/9e35fdac37577137f801356ff9163ef3.pdf
文化センター・アリラン 各回午後2時〜4時30分 会費1,000円です。
 「明治150年」にあたる今年、日本では大々的に明治期の歴史を礼賛する雰囲気が醸成されつつあります。例えば、内閣官房は「明治150年関連施策推進室」を設け、そこでは「明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識する」ことが謳われています。「明治以降の歩み」とは、立憲政治・議会政治の導入、技術革新と産業化の推進、教育の充実などであり、「明治の精神」とは、和魂洋才の精神によって、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化であるとしています。
 このような「明治日本」を礼賛する政治的、社会的風潮は今にはじまったことではなく、司馬遼太郎の作品に代表される、幕末志士や明治の人々の「大国への坂を駆け上がろうとする」姿を英雄化し、日本がアジアで唯一の近代化への成功国である、という歴史像は今や社会に広く浸透しています。また、現在の天皇のみならず、明治以降の天皇に対しても、平和志向の卓越した指導者であったかのような認識が広く見られます。
 しかし、こうした近代日本の歴史像は、アジアへの侵略戦争や朝鮮植民地支配の歴史をふまえたものになっていません。「明治日本」を礼賛すればするほど、アジアへの侵略思想と国内・帝国内の差別・抑圧のイデオロギー的根幹となった天皇制の問題は後方に隠され、朝鮮植民地支配の暴力を不可視化するか、あるいはそれを正当化する歴史修正主義的な主張に結びつく傾向があるのではないでしょうか。日朝関係の近代史をふりかえることで、改めて「明治150年」を真摯に歴史から学ぶことが必要であると私たちは考えます。

第5回 9月16日(土) 「朝鮮社会から見た伊藤博文」 小川原宏幸 同志社大学教員
 明治の元勲である伊藤博文が朝鮮植民地化を推進したことは周知のとおりであるが、その伊藤を当時の朝鮮社会はどのようにとらえていたのであろうか。政治過程と合わせながら、知識人ばかりでなく庶民のとらえ方も併せ考えたい。

第6回 10月14日(土)   「日本民衆による朝鮮人虐殺を考える」  藤野祐子  東京女子大学教員
 1923年9月に起きた関東大震災時に、官民双方によって流されたデマをもとに、数千人の朝鮮人が虐殺されたことはよく知られています。さらに重要なことは、日本民衆による朝鮮人の殺害は災害直後だけにとどまらず、日常の労働現場においても起こっていたことです。加害の当事者をふくむ裁判記録を検証し、虐殺の実態や日本民衆の意識、国家権力の関与などを、具体的な事例に即して考えていきます。

第7回 11月25日(土)   「19世紀の蝦夷地・琉球と植民地主義」  檜皮瑞樹 東京経済大学史料室嘱託
 明治維新を前後して、蝦夷地と琉球という二つの地域と人々は日本に強制的に編入されました。両地域の編入が近代国家日本における植民地主義の嚆矢であること、両地域の内包化とその際に行使された暴力性、さらには19世紀後半の植民地支配を展望する。

第8回 2018年1月21日(日)   「朝鮮植民地支配と天皇制」  加藤圭木  一橋大学教員
 朝鮮植民地支配について考えようとするとき、天皇制の問題を避けては通れません。朝鮮を侵略し、植民地化したのは近代天皇制国家でした。そして、日本の支配は、朝鮮人に対して、天皇に服従し、天皇のために死ぬことを強要しました。本講演は、朝鮮植民地支配の苛酷な歴史の視座から、天皇制を問い直してみたいと思います。

 

【参考】「明治150年」に向けた関連施策の推進について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/meiji150/
「明治150年」関連施策各府省庁連絡会議/内閣官房「明治150年」関連施策推進室 平成28年11月4日
 平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年に当たります。明治150年をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです。このため、「明治150年」に向けた関連施策を推進することとなりました。

   

     

●【日本軍遺棄毒ガス被害を考える京都シンポジウム】
日時:9月18日(月・祝) 13:30〜16:00
場所:京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホールI

    京都市左京区吉田本町 京都大学吉田キャンパス  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/    (京都市バス 京大正門前)
内容
・開会挨拶
・遺棄毒ガス被害問題の概要  富永由紀子(弁護団)
・毒ガス被害の実態についての報告   藤井正實(内科医)、曽維民(神経内科医師)、 磯野理(神経内科医師)
・被害者の訴え  牛海英(チチハル遺棄毒ガス被害事件被害者)
・質疑応答
・まとめ
資料代 500円
 戦時中、日本は毒ガス兵器を製造し、中国の戦場で使用しました。
 敗戦時にはそれらの毒ガス兵器を中国の河川や山野に国際法違反を逃れるために遺棄・隠蔽しました。戦後中国と日本では工事現場で知らずに掘削した人など多くの市民が被害を受けています。各地で重篤な障害だけでなく死亡者も出ています。
毒ガスの被害は呼吸器疾患、皮膚疾患だけでなく、神経被害やガンの発生など深刻であることが明らかにされてきました。
 9月16日から京都で世界神経学会議が開催され、日本の医学者が毒ガス被害について報告します。
これを機会に公開シンポジウムを行い、被害の実態を多くの皆さんに知っていただきたいと思います。
 中国からは2003年に起きたチチハル事件の被害者牛海英さんと、曽維民医師が来日し、被害の実態について特別報告をします。多くの皆様のご参加をお願いいたします。
主  催:日本軍遺棄毒ガス被害を考える京都シンポジウム実行委員会
参加団体:全日本民医連、京都民医連、京都府保険医協会、
     日本中国友好協会、日本中国友好協会京都府連合会、
     日本中国友好協会大阪府連合会、
     日本中国友好協会兵庫県連合会、
     中国人戦争被害者の要求を支える京都の会、
     NPO化学兵器被害者支援日中未来平和基金、
     遺棄毒ガス被害事件弁護団連絡会、
     化学兵器被害解決ネットワーク
連 絡 先:京都民医連 075−314−5011
シンポジウム開催カンパのお願い
 この度のシンポジウムの開催には、曽維民医師と牛海英さんの渡航費用、宿泊費用などの費用がかかっております。
 皆様カンパでご支援ください。  カンパは下記口座までお願いします。
 郵便振替  口座番号 00170−0−650194  チチハル8・4 被害者を支援する会
 ※振込用紙に「京都シンポジウムカンパ」と明記ください。

 

 

●東アジア文化フェスタ

 この秋、日・中・韓・朝のすばらしい芸術家たちが一堂に集い、文化による相互理解をめざします。

 とき 2017年11月4日(土) 13:00開場 14:30開演

 ところ 北とぴあ さくらホール

 入場料 前売り3000円(当日3500円)、小中高生・障がい者1000円

 主催 東アジア文化フェスタ実行委員会

 連絡先 日中友好協会東京都連合会 電話03-3261-0433 メールtokyo@jcfa-net.gr.jp

 

 

●班忠義監督3作品特集上映会&トークのお知らせ 〜日・中・韓を結ぶ25年の記録〜

 『チョンおばさんのクニ』  『亡命』  『太陽がほしい』
▼ 2017年8月5日(土)※開場各30分前
●午前10:00〜『チョンおばさんのクニ』上映 アフタートーク [内海愛子さん]
●午後2:00〜 『太陽がほしい』上映 アフタートーク [班忠義監督]
  ※各回班監督のご挨拶があります。
▼ 2017年8月6日(日)※開場各30分前
●午前10:00〜『亡命』上映 アフタートーク [土屋昌明さん]
●午後2:00〜 『太陽がほしい』上映 アフタートーク [内田知行さん]
 ※各回班監督のご挨拶があります。
◇会場:専修大学 神田キャンパス5号館542教室 (千代田区神田神保町3−8)
 地下鉄九段下車5番出口より徒歩3分、地下鉄神保町駅下車A2出口より徒歩3分、JR水道橋駅西口より徒歩7分
◇資料代:1000円
◇主催:ドキュメンタリー映画舎 人間の手
◇後援:専修大学土屋昌明研究室
◇お問合せ:TEL: 090−9374−1294(ドキュメンタリー映画舎 人間の手) E-mail :info@human-hands.com

■詳細
●5日午前10:00   『チョンおばさんのクニ』  シグロ/2000/90分
中国に住む朝鮮人で、旧日本軍の「慰安婦」とされたチョンおばさん。遥か遠い故郷への断ち切れぬ想い。痛切な魂の叫びは、やがてその
海を越えた。国とは何か?民族とは何か?
☆トーク [内海愛子さん] 恵泉女学園大名誉教授。専門は日本アジア関係史、戦後補償論。著書に「日本軍の捕虜政策」「朝鮮人BC級戦犯の記録」など
●5日 午後2:00  『太陽がほしい』  ドキュメンタリー映画舎人間の手/2016/120分
あの日から太陽が消えた。闇に閉ざされた彼女たちの人生に寄り添いながら光をあてつづけた20年。いま彼女たちのそして歴史の闇に太陽の光がさしこむ斑忠義監督20年に及ぶ渾身のドキュメンタリー
☆トーク [班忠義監督]1958年、撫順市に生まれ。日本人残留婦人問題に取り組み「曾おばさんの海」(朝日新聞社)出版、第7回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。1992年、中国人性暴力被害者の万愛花さんと出会い、中国人元「慰安婦」を支援する会を発足。『ガイサンシーとその姉妹たち』(シグロ製作)他上映3作品監督。
●6日午前10:00    『亡命』 シグロ/2010/118分
亡命者とは何か?彼らは中国に限らず世界中の国に存在しており、決して忘れられてはならない人々である。亡命者の存在は、政治や文化の寛容さについて考えること、行動することを常に私たちに求め続けている。
☆ トーク [土屋昌明さん] 専修大学教授。中国文学専攻。著書に「神仙幻想」、編著に「東アジアにおける儒教の変容」「目撃!文化大革命」「道教の聖地と地方神」など。
●6日午後2:00   『太陽がほしい』 ドキュメンタリー映画舎人間の手/2016/120分
☆ トークゲスト [内田知行さん]  大東文化大学教授。アジア地域研究。専門は中国近現代史。 著書に「黄土の村の性暴力」(石田米子と共編、2004年度山川菊枝賞受賞)など。

■お知らせ 『太陽がほしい』は750余名の支援を得て誕生した映画です。
●【映画を上映しませんか】 DVD貸出料30,000円
●【製作支援金について】 1口 2000円 ご希望により 1口以上でホームページなどにお名前の掲載
●【振込先】 郵便口座: 00160−1−633706 名義:ドキュメンタリー映画舎 人間の手
●【関連本販売】
1、「太陽がほしい」公式パンフレット(班忠義著)合同出版 定価=本体1,000円+税
2、「声なき人たちに光を」(班忠義著)いのちのことば社 定価=本体1,300円+税
━━━━━━━
ドキュメンタリー映画舎「人間の手」 TEL:080-9374-1294 FAX:03‐3929-7047 Email:info@human-hands.com
映画の詳細は公式サイトをご覧ください。 http://human-hands.com/

 

●全国空襲連のつどい

と き  8月14日(月) 13:30〜16:00

ところ  すみだ女性センター

内容  あいさつ 柿沢未途さん(超党派空襲議連事務局長)

     経過報告 黒岩哲彦さん(東京大空襲訴訟弁護団事務局長)

     講演 「空襲被災者運動史の現段階〜給付・追悼・実態調査」 山辺昌彦さん(東京大空襲・戦災資料センター主任研究員)

     講演 「杉山千佐子の人と生涯」 岩崎建弥さん(元全国戦災傷害者連絡会事務局長)

     報告 「沖縄戦・南洋戦裁判が目指すもの」 瑞慶覧茂さん(沖縄戦・南洋戦国賠訴訟弁護団長)

主催  全国空襲被害者連絡協議会 電話03−5631−3922

 

 

●祝!憲法施行70年企画 憲法こそ たからもの! もっと知ろう 憲法のこと
【講 演】弁護士 伊藤真さん 日本国憲法の理念を伝える道師 (プロフィール ・弁護士、法学館法律事務所所長 ・伊藤塾(法律資格の受験指導校)塾長 ・法学館憲法研究所所長 ・日弁連 憲法問題対策本部 副本部長)
【スペシャルライブ】 「憲法くん」がやってくる 松元ヒロさん
【日 時】2017年8月6日(日)14:00〜16:00(13:30開場)
【会 場】大田区民ホール・アプリコ大ホール ※地下駐車場・輪は有料です。
【入場券】500 円
【主 催】東京南部法律事務所 城南保健生活協同組合 東京南部生活協同組合
チケット販売・お問い合わせ先:東京南部法律事務所 東京都大田区蒲田5-15-8 蒲田月村ビル4階
TEL 03-3736-1141 Email:kenpokosotakara@gmail.com
<弁護士 伊藤真さん>
 「憲法を知ってしまったものの責任」から、日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。夢は世界の幸せの総量を増やすこと。日本を人権先進国、優しさ先進国、平和先進国にすること。NHK「日曜討論」や「仕事学のすすめ」、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」などにも出演。著書は多数あり、2014年「やっぱり九条が戦争を止めていた」(毎日新聞社)、2015年「けんぽうのえほん あなたこそたからもの」(大月書店、絵 垂石眞子)、2016年「赤ペンチェック 自民党憲法改正草案 増補版」(大月書店)、他法律専門書多数。
<松元ヒロさん>
 1975年よりパントマイムを始める。1985年「お笑いスター誕生」で優勝。1988年コント集団〈ザ・ニュースペーパー〉の結成に参加。1999年渋谷ジァンにて46歳のソロデビュー。マイムやトーク、一人コンをフューチャーした“スタンダップコミック”での公演活動に入る。2005年「立川談志 日本の笑芸百選」(NHK BS2)に選ばれる。2013年から「週刊金曜日」に『写記』(エッセイ)を隔週で掲載中。2015年、角川新書から、対談本「安倍政権を笑い倒す」出版(佐高 信・松元ヒロ著)。2016年講談社から絵本「憲法くん」(作 松元ヒロ・絵 武田美穂)を出版。井上ひさし、立川談志、永六輔が絶賛した著者の、話題のひとり芝居が絵本に 。
       

     

●知ってほしい 空襲被害者救済法案の「到達点」 全国空襲連のつどい
日時:8月14日(月)13時30分〜16時
場所:すみだ女性センター
 ・あいさつ 柿沢未途さん(超党派空襲議連事務局長)予定
 ・経過報告 黒岩哲彦さん(東京大空襲訴訟弁護団事務局長)
 ・講  演 「空襲被災者運動史の現段階―給付・追悼・実態調査」 山辺昌彦さん(東京大空襲・戦災資料センター主任研究員)
       「杉山千佐子の人と生涯」 岩崎建弥さん(元全国戦災傷害者連絡会事務局長)
 ・報  告 「沖縄戦・南洋戦裁判が目指すもの」 瑞鹿山茂さん(沖縄戦・南洋戦国賠訴訟弁護団長)
主催:全国空襲被害者連絡協議会 〒131-0045 東京都墨田区押上1-334-l02
<今秋の臨時国会で法案実現を目指して>
 全国空襲被害者連絡協議会(略称・全国空襲連)が早期実現を目指し取り組んできた空襲被害者救済法の制定は、先ごろ閉会した通常国会で超党派空襲議員連盟による立法化にはこぎ着けず、骨子素案の段階で幕切れと怒りました。この救済法の実現は一連の戦後補償の中で置き去りにされてきた民間の空襲被害者の悲願です。これまで、軍人・軍属には50兆円以上の補償が行われながら、民間人の空襲被害者には一切の補償がありませんでした。
 この冷酷な国の仕打ちに対し、立ち上がったのが全国空襲連です。全国戦災傷害者連絡会の会長を務めた杉山千佐子さん(101歳で昨年9月死去)の戦時災害援護法制定運動を含め、今回の民間空襲被害者を救済する特別給付金支給法案(仮称)提出の取り組みは15回目の挑戦です。支給法案といっても、その対象は戦災障害者に限定され、支給額もわずか怠金額です(1人当たり50万円)。しかも空襲による戦災孤児や精神障害を負った民間人などは支給対象からはずされています。それでもその法制定を実現し、そこを突彼口にさらに救済対象を広げていこうというのが、全国空襲連の方針です。
 しかし、あの空襲を生き延びた空襲被害者はいずれも高齢化し、時闘がもうわずかしか残されていません。今秋の臨時国会では、ぜひとも悲顕である法案を成立させようと決意を新たにしています。私たちにとってこれが最後の最後の機会になるかもしれません。この運動にどうかご理解とご支援をお願いします。

  

  

●班忠義監督3作品特集上映会&トークのお知らせ

 〜日・中・韓を結ぶ25年の記録〜 『チョンおばさんのクニ』  『亡命』  『太陽がほしい』
▼ 2017年8月5日(土) ※開場各30分前
 午前10:00〜『チョンおばさんのクニ』上映 アフタートーク [内海愛子さん]
 午後2:00〜 『太陽がほしい』上映 アフタートーク [班忠義監督]
 ※各回班監督のご挨拶があります。
▼ 2017年8月6日(日) ※開場各30分前
 午前10:00〜『亡命』上映 アフタートーク [土屋昌明さん]
 午後2:00〜 『太陽がほしい』上映 アフタートーク [内田知行さん]
 ※各回班監督のご挨拶があります。
▼概要

◇会場:専修大学 神田キャンパス5号館542教室(千代田区神田神保町3−8)
 地下鉄九段下車5番出口より徒歩3分、地下鉄神保町駅下車A2出口より徒歩3分、JR水道橋駅西口より徒歩7分
◇資料代:1000円
◇主催:ドキュメンタリー映画舎 人間の手
◇後援:専修大学土屋昌明研究室
◇お問合せ:TEL: 090−9374−1294(ドキュメンタリー映画舎 人間の手) E-mail :info@human-hands.com
▼詳細
 5日午前10:00 『チョンおばさんのクニ』  シグロ/2000/90分 中国に住む朝鮮人で、旧日本軍の「慰安婦」とされたチョンおばさん。遥か遠い故郷への断ち切れぬ想い。痛切な魂の叫びは、やがてその海を越えた。国とは何か?民族とは何か?
  トーク [内海愛子さん] 恵泉女学園大名誉教授。専門は日本アジア関係史、戦後補償論。著書に「日本軍の捕虜政策」「朝鮮人BC級戦犯の記録」など
 5日 午後2:00 『太陽がほしい』  ドキュメンタリー映画舎人間の手/2016/120分 あの日から太陽が消えた。闇に閉ざされた彼女たちの人生に寄り添いながら光をあてつづけた20年。いま彼女たちのそして歴史の闇に太陽の光がさしこむ斑忠義監督20年に及ぶ渾身のドキュメンタリー
 トーク [班忠義監督] 1958年、撫順市に生まれ。日本人残留婦人問題に取り組み「曾おばさんの海」(朝日新聞社)出版、第7回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。1992年、中国人性暴力被害者の万愛花さんと出会い、中国人元「慰安婦」を支援する会を発足。『ガイサンシーとその姉妹たち』(シグロ製作)他上映3作品監督。
 6日午前10;00 『亡命』 シグロ/2010/118分 亡命者とは何か 彼らは中国に限らず世界中の国に存在しており、決して忘れられてはならない人々である。亡命者の存在は、政治や文化の寛容さについて考えること、行動することを常に私たちに求め続けている。
 トーク [土屋昌明さん] 専修大学教授。     中国文学専攻。著書に「神仙幻想」、編著に「東アジアにおける儒教の変容」「目撃!文化大革命」「道教の聖地と地方神」など。
 6日午後2:00 『太陽がほしい』 ドキュメンタリー映画舎人間の手/2016/120分
 トークゲスト [内田知行さん]  大東文化大学教授。アジア地域研究。専門は中国近現代史。 著書に「黄土の村の性暴力」(石田米子と共編、2004年度山川菊枝賞受賞)など。
▼ お知らせ 『太陽がほしい』は750余名の支援を得て誕生した映画です。
◇【映画を上映しませんか】 DVD貸出料30,000円
◇【製作支援金について】 1口 2000円 ご希望により 1口以上でホームページなどにお名前の掲載
◇【振込先】 郵便口座: 00160−1−633706 名義:ドキュメンタリー映画舎 人間の手
◇【関連本販売】
1、「太陽がほしい」公式パンフレット(班忠義著)合同出版 定価=本体1,000円+税
2、「声なき人たちに光を」(班忠義著)いのちのことば社 定価=本体1,300円+税
◇ドキュメンタリー映画舎「人間の手」 TEL:080-9374-1294 FAX:03‐3929-7047 Email:info@human-hands.com
映画の詳細は公式サイトをご覧ください。http://human-hands.com/

   

   

●法律家6団体主催講演会(7月13日)
私たちは、9条に自衛隊を明記する安倍首相の提案とどう向き合うべきか ―憲法改正要否の基本ルールとの関連で―
本年5月3日、安倍首相は「憲法9条3項で自衛隊の存在を明記する」「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と9条改憲へのアクセルを踏み込む発言を行い、自民党は、今年の臨時国会の終了までに憲法審査会に改憲案を提出するとしています。9条1項2項をそのまま残して、「今の」自衛隊を憲法に明記するだけなら、何か、問題ありますか?という市民の声も多いと思います。しかし、本当にそうでしょうか。 安倍首相の9条改憲提案の狙いは何か、これが通ると日本はどなるのか。私たちは、主権者としてこれにどう向き合うべきか、この学習会で考えたいと思います。ふるってご参加くださいますようお願いいたします。

【主 催】 改憲問題対策法律家6団体連絡会(社会文化法律センター、自由法曹団、青年法律家協会弁護士学者合同部会、日本国際法律家協会、日本反核法律家協会、日本民主法律家協会)
【日 時】 7月13日(木)18時30分〜20時30分終了予定
【場 所】 文京区民センター(2階・2−A)  http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
【講 演】 高見勝利氏  (上智大学名誉教授、北海道大学名誉教授 憲法)
【参加費】無料 →チラシはこちら http://www.seihokyo.jp/gakusyuukai-chirashi/2017/20170713-honbu.pdf
 

 

●オール連帯10周年記念集会NO1
内閣官房、「慰安婦」強制連行を示す文書を受領。 政府は「慰安婦」強制・強制連行の事実を認めよ!!
 今年2月、市民の度重なる情報公開と「慰安婦」資料認定の要求によって、政府の「慰安婦」担当部署である内閣官房副長官補室は、新たに公文書19件182点を、「慰安婦」資料として受領し収集した。それは国立公文書館から提出された東京裁判やBC級裁判の公文書である。その中には、2007年来の安倍政権の、「軍・官憲による強制連行を直接示す記述はない」という政府見解を見直すような、まさに、「軍・官憲による強制連行を直接示す記述」を含め、「慰安婦」を強制した明白な記述が多数含まれている。
 しかし、内閣官房の鳥井参事官は、「個別の資料の評価はしていない。全体として見ると、強制連行を直接示すような記述は見当たらない」、「強制連行を直接示す記述はないという政府認識は変わらない」という。(東京新聞4・17)
 (1例)バタビヤ106号文書能崎中将への判決文中、部下の岡田少佐(死刑)、池田大佐(15年)等々に、「ら致」、「売春強制」が事実認定。(原文の一部)
 もとより、「慰安婦」問題の本質は、日本軍・政府が組織的に女性の性を戦争に利用する「慰安婦」制度を自ら創設し、本人の意思に反して連行し、性奴隷を強制した人権侵害の戦争犯罪である。
 強制連行はその一端に過ぎないが、政府が、河野談話時からその資料を持ち、今回の公文書を受領してもなお「強制連行の記述はない」という政府見解を死守して、日本軍・政府の責任回避(「慰安婦」商行為論、強制連行業者責任論)の根拠として、教科書に載せ、世界に発信している以上、私たちはこれを看過することはできない。
 では、公文書にはどんな記述があるのでしょうか?
 集会では、その発見者でもある林先生に、全般的、個別的に分かりやすく解説していただき、私たちの評価を行い、また小林さんには情報公開の裏話や得られた「想定問答」等資料を読み解き、政府の意図を明らかにしていただきます。今こそ、政府に、「慰安婦」強制、強制連行の事実を認めさせ、一刻も早く韓国に限らない被害者に、正しい事実認識に基づいた真の解決を要求しましょう!!
日時:2017年6月20日(火)4:30〜6:40(開場4:00 通行証配布)
場所:参議院議員会館101号室  (永田町駅1番出口、国会議事堂前駅1番出口)
講演:「文書の全体的・個別的解説とその意義」   林 博史さん(関東学院大学教授、現代史・戦争論。著書多数)
講演:「情報公開・河野談話・閣議決定・ヒヤリング等から見えてきた政府の意思」 小林久公さん(「慰安婦」問題解決全国行動資料担当他)
 他に報告、質疑応答も予定しています。
資料代:700円(資料も充実させます)
主 催:「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク  (連絡:03−3363−7561ピースボート担当:野平)

 

 

●史実を守る大講演会 「百人斬り事件」と「山田支隊事件」
 南京大虐殺のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界記憶遺産登録、それに対し日本政府はユネスコへの分担金を留保する、または、アパホテルの客室に南京大虐殺否定本が置いてあるとして国内外より大きな批判を受けるなど、南京大虐殺にまつわる話題が少なくありません。そこで、南京大虐殺論争の中でも主要な論点である「百人斬り競争」(※1)と「山田支隊事件」(※2)に関する講演会を開催することに致しました。弁護士で南京事件「百人斬り」訴訟を勝訴に導いた穂積剛さんには同訴訟の顛末を、小野賢二さんには『山田支隊と草鞋峡の虐殺・「○○人斬り」報道』と題して講演をしていただきます。南京大虐殺事件をより深く知ることが出来る機会となると思われますので、是非ともご参加下さいますようご案内申し上げます。
※1 百人斬り競争 
※2 山田支隊事件(幕府山事件)
【講演内容】
南京事件「百人斬り」訴訟の顛末  穂積剛さん(南京事件「百人斬り」訴訟弁護団)
山田支隊と草鞋峡の虐殺・「○○人斬り」報道  小野賢二さん(元労働者)
【日時】5月29日(月) 開場18時 開会18時30分
【場所】文京区民センター 2A会議室 http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html
【資料代】 500円
【主催】南京への道・史実を守る会 info@jijitu.com

    

 

●第5回愛知・大府飛行場中国人強制連行被害者を支援する会・総会へご参加を
日頃のご活躍に敬意を表します。中国人強制連行問題への関心は一段と高まりをみせています。大府飛行場に480名強制連行して130名の死傷罹病者(外務省報告書)を出した重大な事件です。私たちの取り組みは大きく遅れて始めましたが、このたび下記のように第5回「支援する会総会」の開催を呼びかけます。
                記
日時 5月28日(日)2時〜4時半

会場 日本特殊陶業市民会館 第1会議室 (JR・名鉄とも金山駅北側)
第1部     記念講演 内田雅敏弁護士 東京四谷総合法律事務所  テ−マ 三菱マテリアル和解と全面解決について
第2部     支援する会総会議題
◎第9回追悼式 9月9日2時成功めざして 会場 東海市・玄猷寺
◎岩田地崎建設との交渉 ◎生存者訪問 ◎全国連絡会との連携 ◎地元対策
お願い  支援する会への募金を、未入会の方はぜひとも入会を(年会費1000円)
主催 愛知・大府飛行場中国人強制連行被害者を支援する会   代表委員  石川賢作、石川勇吉、伊藤充久
事務局 名古屋市千種区末盛通4-18(日中県連内)  電話052-763-1152  FAX 052-763-1153 

 


●労働者の 労働者による 労働者のためのレイバーネットTV 第118号放送
★本の発見No.2 流言飛語の時代を見つめる  〜加藤直樹著『九月、東京の路上で』〜
・日時  2017年4月26日(水)20:00〜21:00
・視聴サイト http://www.labornetjp.org/tv
・配信スタジオ 竹林閣(バンブースタジオ/新宿三丁目)  http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html
・司会=志真秀弘 アシスタント=佐々木有美
・ゲスト=加藤直樹さん
 好評だった昨年暮れの「2016わたしの一冊ー本の発見」に続き、今回は「流言飛語の時代をみつめる」をお送りします。『九月、東京の路上でー1923年関東大震災ジェノサイドの残響』の著者加藤直樹さんをゲストに招き、歴史の事実を事実として今捉えることの困難と重要性を考えます。加藤さんがこの本を書いたのは、生まれ育った東京・新大久保で起きたヘイトデモがきっかけでした。本書は2014年刊行後、「路上から生まれた歴史ノンフィクション」として大きな反響を呼びました。いま日本政府は朝鮮半島の危機を煽り、マスコミもそれに同調しています。1923年に起きたことを忘れていいのでしょうか。時代をみつめなおし、そして今を考えたいと思います。番組では、虐殺の起きた場所を、加藤さんとスタッフとでたずねたショートビデオも放映。また今回実施したアンケート「わたしを変えた一冊」には、ドイツ、カナダはじめ全国から15人の回答が寄せられています。それをすべて紹介し一緒に「本の発見」をしたいと思います。
★レイバーネットTVは公開放送です。中継スタジオで一緒に盛り上がりましょう。
★ツイッターコメント歓迎。ハッシュタグは#labornettvです。
★連絡先:レイバーネットTV 070-5545-8662

 

 

●シンポジウム「施行70年 問われる憲法の危機〜私たちの平和と自由の今を考える〜」
2017年4月22日(土) 13時00分〜16時30分 (開場12時30分予定)
場所 弁護士会館2階講堂
内容(予定)
第1部 基調講演 講師:廣渡清吾氏(東京大学名誉教授)
第2部 パネルディスカッション
 ◆パネリスト
  廣渡清吾 氏(東京大学名誉教授)
  柳澤協二 氏(元内閣官房副長官補)
  池内 了 氏(名古屋大学名誉教授)
  高山佳奈子 氏(京都大学大学院教授)
 ◆コーディネーター
  川上詩朗 (日弁連憲法問題対策本部事務局長)

 

 

●講演会〜ドイツの戦時性暴力について〜広島

 ドイツのハンブルグ社会研究所が資金を出し、世界中から20名ほどの研究者が参加している「紛争時の性暴力」研究プロジェクトがあります。このプロジェクトの責任者で、研究所の研究員であるレギーナ・ミュールホイザーさんが、一昨年、岩波書店から彼女の本の日本語版『戦場の性:独ソ戦下のドイツ兵と女性たち』を出版しました。彼女は若い頃(1990 年代半ば )に「慰安婦」問題に関心を持つようになり、韓国で慰安婦支援運動に関わりました。それがきっかけで、ドイツの戦時性暴力にも関心を持つようになり、ドイツに帰国してから大学院で本格的に研究するようになりました。彼女の本は、その博士号論文です。
 彼女の本の翻訳者である東大教授の姫岡とし子さんが、東京と京都での彼女の講演を企画し、4月来日されます。
 広島にも来られることになり、急なことですが、講演会を企画しました。
 貴重なドイツの戦時性暴力の研究を聴く機会となります。
 下記のように開催いたします。是非皆さん、ご参加ください。
◆講演タイトル:〜ドイツの戦時性暴力について〜
 日 時:4月22日(土)10:00〜12:30
 場 所:広島市男女共同参画推進センター・ゆいぽーと 5F研修室2
 講 師:レギーナ・ミュールホイザーさん  ドイツハンブルグ社会研究所研究員・「紛争時の性暴力」研究プロジェクト責任者
 著作:『戦場の性:独ソ戦下のドイツ兵と女性たち』(岩波書店)
 通 訳:ウルリケ・ヴェールさん(広島市立大学教授)
 参加費:300円
 主 催:日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク

   

     

●NPO法人化学兵器被害者支援日中未来平和基金(JCCF) 記念講演
 日本・中国の大地には、今なお旧日本軍が遺棄した数多くの化学兵器がねむっています。それらは、戦後、化学兵器であることを知らずに触れるなどした数多くの人々に計り知れない被害を与えてきました。
 私たちは、日中両国の医師らの協力による合同検診を複数回にわたって実施してきましたが、被害者たちの健康状態や生活状態は時を重ねるにしたがって悪化しています。
 一刻も早く具体的な医療支援・生活支援を実現するため、私たちは、「化学兵器被害者支援日中未来平和基金」を2015年に設立し、2016年10月にはNPO法人格を取得。総会にあわせて記念講演を実施することにいたしました。
 多くの方にこの活動について知って頂きたく、会員の方も一般の方も、多数お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。
 当日お会いできるのを楽しみにしております。
2017年3月5日(日)14:00〜15:30 (記念講演終了後、NPO総会開催)
 @ウィズ新宿 (曙橋駅A4出口徒歩3分)  (新宿区立男女共同参画推進センター)
 参加費:(会員)無料/(非会員)500円 ★当日入会して頂いた方は無料。
 申込不要。記念講演にはどなたでもご参加いただけます。
★記念講演★
淡路剛久  (立教大学名誉教授、環境政策法学会顧問・元理事長)  (主著:『公害賠償の理論』(1975)、『企業の損害賠償と法律』(1983)、『公害環境訴訟の新たな展開‐権利救済から政策形成へ』(2012)など)
渡邉知行(成蹊大学教授) (主要業績:「被害救済法」(2012)、「遺棄化学兵器訴訟における国の不作為責任」(2011)など)
主催:NPO法人化学兵器被害者支援日中未来平和基金(JCCF)
お問合せ:090-6029-4339(大谷)

 

 

  

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