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![]() 「市議十余年を振り返って」 1月30日金谷の神社社務所で市議になってからの話をする機会を頂いた。私が議員の道を選んだのは医療ボランテアの親しい女性からの要請でした。平和運動や環境保護など身近な課題を自分たちで解決してゆくことを「百円玉市民塾」で企画運営していたからでしょう。 しかし私の周りには政治家がいなかったのでお断りをしました。それでも再度出馬要請があり、当時自主講座で講師をしていただいていた佐賀大学政治学教授に相談をしたところ、既成政党や組織にとらわれない市民派の育てる好機といわれ 立候補を決意しました。選挙運動などしたことがない女性たちが中心となって資金はカンパ、運動はボランテアの応援で開かれた議会、女性生活者の視点で市政改革を訴え無名の私を初当選させてくれました。 市議になってからは年四回の定例議会の度にるみ子ニュースを発行し現在42号となりまた。1期2期は一人会派「市民の会」でした。 三期目からは私の考えに近い「平和市民の会」に所属しています。常任委員会は1期目は文教員会、二期三期は厚生委員会主に厚生委員会です。議員の活動は各自異なりますが、私の場合一ヶ月は調査相談活動に専念し、一ヶ月の議会後は報告ニュース作りと配布であっというまに一年間が過ぎてしまいます。 これまでの主な活動は、一期目に取り上げてきた問題は男女共同参画社会の推進、新設したごみ焼却炉のダイオキシン問題、貴重な生物が棲む中津干潟など環境問題を中心に。 二期目は中心市街地、中津市民病院の救急や医療充実、城北中、合併問題。 三期目は新中津市民病院建て替えや図書館民営化や耶馬渓地区の小学校統廃合問題など。実現できた(計画決定)事業は金谷緊急道路、市民病院建て替えと神経内科(パーキンソン病など難病)の設置、助産師外来、南部京町市営住宅、中津祇園,自性寺お囲い山県指定文化財、城北中、高齢者への配食事業(食の自立支援事業)、童心集いの広場事業など。止めた事業は本耶馬渓落合戸原線。国は政権交代しても中津市議会は28名中18名が自民党系保守で人事なども多数派で決めています。議員の口利き禁止は平成14年3月「中津市議会議員の政治倫理条例」で法整備されています。どれだけ皆さんのお役に立ててきたかは不明ですが、これからも中津市が去年より今年のほうが良い方向に進んでゆくように全力を尽くしてすく決意です。 参加者より「地方議会地方自治の様子がよくわかりました。」の感想や参加者の中には私の中学時代の恩師高茂美代子先生もいて過分のおほめの言葉をいただきました。 固い話のあとは暖かい豚汁や赤飯が新年会らしく用意され皆さんと楽しく歓談しました。 実は1月28日は私の誕生日でこの日は私にとっても還暦記念講話となりました。 |
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