|
||||||||
![]() 米軍普天間飛行場移設先が決まりつつある。日本の基地の7割が沖縄にある という。 2月10日、11日平和センター正副議長と平和市民の会議員団とで基地視察に 行った。 朝6時に自宅を出たが朝靄で予定の飛行機が福岡に着陸できず、2時間遅れの出発となった。到着するなり普天間基地が一望できる公園の展望台へ。宜野湾市の退職市職員の方が丁寧に沖縄地上戦の話をしてくれた。 先の戦争で子供、お年寄り,女性など市民も巻き込み20万人の死者をだしたのは沖縄だけと。続いて嘉手納基地に行った。 ここでは地元の町議さんが説明をしてくれた。毎日爆音が110回、生きた心地がしない、飛行場面積が町域の2倍。翌日は辺野古の海岸に行った。 米軍からすれば沖縄の基地それぞれの戦略的意味があるようだが、住民は戦後65年経った今も軍に脅かされての暮らしのどこが平和かという怒りは納得できる。 戦争を二度としないために日本の戦後政治が始まったのではなかったか。 壕のなかで自害したり、殺されたりした人々の無言の呻きが記憶に残った。 国外が一番だが私は鹿児島県の滑走路のある無人島である馬毛島を希望するが困難なのか。私も被爆二世として沖縄県民の65年間の苦しみを忘れるなと言いたい。 |
||||||||
Copyright c Suga Rumiko All Rights Reserved | ||||||||