尾瀬の花 コース案内033
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 尾瀬沼:尾瀬沼東岸起点
  


033尾瀬沼東岸三平下

このコースの見所・撮影ポイントは、

テラスでの尾瀬沼&燧ヶ岳バックの記念撮影と
尾瀬ヶ原ではあまり見付けられないオオレイジンソウと尾瀬では珍しいバイケイソウです。

このコースには、起点と終点に公衆トイレ・ベンチ群が、途中に一ヶ所テラスがあります。

尾瀬沼東岸の長蔵小屋の前を通り、昔の沼田街道(会津若松〜桧枝岐村〜七入〜沼山峠〜尾瀬沼東岸〜尾瀬沼三平下〜三平峠〜大清水〜戸倉〜沼田)を使って尾瀬沼を時計回りで進みます。

長蔵小屋

直ぐに土の箇所は終わり、ミズバショウとヨシの多い低層湿原に下りますが、右からの道を合流して先に進むと、そこが福島県と群馬県の県境が走るカマッポリ田代となります。

ここは以前にクマが毎日出没したので、ヨシが刈り取れていますが、雨が降ると直ぐに木道が水没する箇所となりますので、

降雨時には直ぐに水没します

大雨の時には長蔵小屋前ではなく、平行して走っている尾瀬沼ヒュッテ前の道を通った方が良いでしょう。

尾瀬沼東岸は複雑に道が走っています。

やがてまた湿原から土の箇所に木道は上りますが、

尾瀬沼ヒュッテからの合流点

そこが尾瀬沼ヒュッテ前からの道との合流点で、そこから三平下までは1kmです。

人の右下はミズバショウ

合流点から先は緩やかな複線の木道が続き、シーズンにはミズバショウが小川の中に、命名の言われを説明すると誰もが納得するオオレイジンソウ、地味ながらも可愛らしいズダヤクシュ、清楚な花を咲かすサンカヨウ、葉に特徴のあるオオハンゴンソウ、変わった形の花と美しい実が人気のオオバタケシマラン、白いガクアジサイ(萼紫陽花)に似たオオカメノキなどが咲いています。

やがて前方が開けてくると右手に尾瀬沼と燧ヶ岳が望めるようになり、

湿原・尾瀬沼・燧ヶ岳が見えます。

直ぐにテラスが見えてみます。ここのテラスは他では見られない変わった形状をしていて、私には記念撮影用に設けられている感じがします(^^♪

テラスだけ。記念撮影中の人も(^^♪

やがて前方に、大清水登山口から三平峠を越えて来た人、尾瀬沼西岸の沼尻から来た人、その逆に進む人たちで賑わう三平下が見えてきます。ここには、尾瀬沼山荘と無料休憩所・公衆トイレと数多くのベンチがあります。

休日の三平下の賑わい

三平下のトイレ横にはテングクワガタナナカマドが多く生え、ベンチ群の足元には市販のイチゴにソックリなノウゴウイチゴが生えています。

そして三平下の尾瀬沼側には、私が尾瀬でここでしか見かけていないバイケイソウが生えておりますが、詳細は花図鑑の記載をご覧下さい。


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