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湿原38:長英新道 不明湿原

燧ヶ岳登山道:長英新道  不明湿原
'03.07.20 '03.09.07
'02.09.20 直ぐ近くでは尾瀬沼東岸・大江湿原などが見えます
尾瀬沼北岸(大江湿原と浅湖湿原の間)から燧ヶ岳に登る登山道は長英新道(燧新道)と呼ばれ、5本の登山道の中でも一番楽なコースです。登り始めて暫くの間はなかなか標高を上げず、展望が効かない面白みに欠けるコースですが、長英新道にある唯一の湿原、名称は無いようなのですが、その辺りから尾瀬沼が眼下に見える個所が増えてきます。

湿原そのものは小さく、中に立ち入ることは出来ませんが、それまでの林下植物以外に、湿原植物も見えてきますので、変化があって楽しくなります。

コバイケイソウオオバミゾホオズキツボスミレ(ミヤマツボスミレの可能性あり)、ヒロハユキザサミヤマアキノキリンソウマルバダケブキなどがあり、ハリブキオオバタケシマランオヤマリンドウも増えてきます。

湿原から登山道を横切って水が流れ出ておりますので、
携帯用の簡易浄水器を持参すると、水場の殆ど無い火山の燧ヶ岳登山には良いでしょう。

湿原内には入れず、付近のもベンチは設置されておりません。