暇人のカメラと写真
写真展ー鑑賞した写真展についての寸評
<最近観た写真展>
フジフィルムスクエア
フジフィルム・フォトコレクション展 日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」
日本新聞博物館
田沼武能/
戦後を生きた子どもたち
南良和/
秩父三十年 ―1957~1991―
立木義浩/
PIECE OF CAKE
<写真展寸評>
写真家順
<テレビ番組>
Hello!フォト☆ラバーズ
ミル・トル・アルク
キャノンはキャノンギャラリー S 10周年記念展「時代に応えた写真家たち~Through the eyes of times~」のトップバッターとして、3/21〜4/22、同ギャラリーにて立木義浩の写真展「PIECE OF CAKE」を開催した。写真展は立木の写真を網羅したものではなく、”ある時期。ある時代の熱情”を拾い上げた、という。
私はこの写真展をBS朝日の番組”フォトラバーズ”で知った。その紹介において、彼が20代において撮ったボロの外車の写真に注目した。彼は未だ学生であり、メジャーになっていない時期の写真であったが、とても雰囲気があって良かった。それが見たくて品川まで行った。
正直、私は立木がこれまでどのような写真を撮ってきたかを殆ど知らなかった。山口百恵などのタレントを撮った写真家程度の認識しかなかった。
だから今回の写真展で見たロンドン、パリ、ニューヨーク、日本でのスナップなどを見て意外に思った。すれ違いざまの瞬間が捉えられている。都会や地方が見せる一面が切り取られている。勿論、”EVES"や”寺山修司結婚式”、”MY AMERICA"、”花景色”の夏目雅子、”東寺”の記録写真などにも感激した。
写真というものは本当に面白いと思った。
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